オットキャスト対応車種/時期詳細!トヨタ/レクサス/スズキ/日産等

オットキャスト(OTTOCAST)CarPlay AI BOXの対応車種は、

から確認できますが、残念ながらどちらの対応車種情報も日本国内の販売車種に対しては不正確です。その理由は以下の通りです。

  • オットキャスト販売ページ:日本では無く主に中国販売車種のオットキャスト対応状況
  • Apple公式サイト:日本では無く主に米国販売車種のCarPlay対応状況※

※有線CarPlay対応ならオットキャスト対応

オットキャストは中国で開発された製品であり、CarPlayは米国のApple社が開発した接続方式なのでこうなるのも仕方ありません。

例えば、Apple公式サイトのトヨタ車のCarPlay対応車種リストには、ライズ・ハリアー・アルファードなどは掲載されて無いです。それは、ライズ・ハリアー・アルファードは米国では販売されて無いからです。ちなみに、ハリアーだけはVENZA(ヴェンザ)という別の車名で販売れされておりVENZAであれば掲載されています。逆に日本では販売されて無く米国でしか販売されていないタンドラ・グランドハイランダーなども掲載されています。

さらに、日本と中国・米国では販売車種の違いにとどまらず同じ車種でもオットキャスト対応時期(≒有線CarPlay対応時期)が大きく違ってたりします。

オットキャスト対応車種/時期一覧イメージ

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そこでここでは、トヨタ・レクサス・スズキ・ダイハツ・日産・ホンダ・スバル・フォルクスワーゲン・ベンツなど日本市場でシェアの高いメーカーの主要車種についてオットキャスト対応(≒有線CarPlay対応)時期をできるだけ正確にかつ詳しく調査・分析を行った結果を紹介します。

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オットキャストの種類と対応車種

オットキャストとは、車載電子機器メーカーであるカルチザン (Cartizan)社が開発したCarPlay AI BOXやワイヤレスアダプターなどの後付けUSB接続機器です。

まず初めに、オットキャストの種類と対応車種の概要について簡単に解説します。

 

オットキャストの種類

オットキャストの製品には大きく分けて以下2種類の機器があります。

  • CarPlay有線接続経由で動画等のアプリが使えるCarPlay AI BOX(PICASOU2,P3等)
  • CarPlayやAndroid Autoの有線接続を無線接続化するワイヤレスアダプター(U2 Air Pro等)

実は、CarPlay AI BOXとワイヤレスアダプターとは全然違う機器であり、YouTubeなどの動画アプリはAI BOXでのみ利用可能です。

 

オットキャストワイヤレスアダプターの対応車種

まず、オットキャストのCarPlay用ワイヤレスアダプターの対応車種は以下の通りとなります。有線CarPlay対応であることが第1条件ですが、初期設定に画面タッチ操作が必要なので、画面タッチ操作非対応の車種はBluetoothリモコンが必要となります。

【オットキャストワイヤレスアダプター(CarPlay用U2 Air Pro等)の対応車種】
■1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
そのまま使用可能
■2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
Bluetoothリモコンを使えば使用可能

※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW/MINI/一部のスバル等)
使用不可能

次に、オットキャストのAndroid Auto用ワイヤレスアダプターの対応車種は以下の通りとなります。こちらも有線Android Auto対応であることが第1条件ですが、初期設定に画面タッチ操作が必要なので、画面タッチ操作非対応の車種はBluetoothリモコンが必要となります。

【オットキャストワイヤレスアダプター(Android Auto用A2 Air Pro等)の対応車種】
■1)有線Android Auto対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
そのまま使用可能
■2)有線Android Auto対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
Bluetoothリモコンを使えば使用可能

CarPlayのみ対応(トヨタライズ/ダイハツロッキー初期型等)
使用不可能

トヨタライズ/ダイハツロッキー初期型など、CarPlayのみ対応でAndroid Auto非対応の車種ではもちろん使用不可です。

 

オットキャストCarPlay AI BOXの対応車種

最後に、オットキャストのCarPlay AI BOXの対応車種は以下の通りとなります。基本的にUSBケーブル接続による有線CarPlay接続対応車種です。純正ナビじゃ無くても、有線CarPlay接続対応ナビが装着されていれば使用可能です。ただし、無線CarPlayのみ対応車やAndroid Autoのみ対応車には非対応なので注意が必要です。

【オットキャストCarPlay AI BOXの対応車種】
■1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
そのまま使用可能
■2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが現実的には非推奨

※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW/MINI/一部のスバル等)
使用不可能

マツダ車は早くから多くの車種で有線CarPlay対応していますが、現実的にはCarPlay AI BOXの接続はおすすめできないです。

理由は、以下2点です。

  • 画面タッチ操作不可の車種が多く、対策でBluetoothリモコン操作可だが使い辛い
  • CarPlay AI BOX接続との相性が悪い場合が多い

以降の章では、オットキャスト製品の中でも人気が高いCarPlay AI BOXの方の対応車種について、さらに詳しく解説していきます。

 

トヨタのオットキャスト対応車種

トヨタのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

オットキャスト対応ナビなら動画とナビ2画面表示可能

トヨタ車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。だいたい2020年以降のトヨタ車はオットキャスト対応車種です。上図は私が2022年式トヨタクラウンのトヨタコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオにオットキャストPICASOU2を接続してみた例です。

車名
(トヨタ)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
モデル系統
アルファード
ヴェルファイア
2023年6月~ 〇※1 40系
2020年1月~ 30系MC後
2018年1月~ ×
2015年1月~ × 30系MC前
ノア
ヴォクシー
2022年1月~ 〇※1 90系
2014年1月~ × 80系
ハリアー 2022年9月~ 〇※1 80系
2020年6月~
2013年12月~ × 60系
RAV4 2022年10月~ 〇※1 50系MC後
2020年8月~ 〇※2 50系MC前
2019年4月~ ×
カローラ
カローラ
ツーリング
2022年10月~ 〇※1 210系MC後
2019年9月~ 210系MC前
カローラ
クロス
2023年10月~ 〇※1 10系
2021年9月~
カローラ
スポーツ
2022年10月~ 〇※1 210系MC後
2019年9月~ 210系MC前
2018年6月~ ×
ヤリス 2024年1月~ 〇※1 210系
2019年12月~
GRヤリス 2024年3月~ 〇※1 10系
2020年9月~
ヤリス
クロス
2024年1月~ 〇※1 10系
2020年8月~
プリウス 2023年1月~ 〇※1 60系
2021年6月~ 〇※2 50系MC後
2018年12月~ ×
2015年12月~ × 50系MC前
シエンタ 2022年8月~ 〇※1 10系
2015年7月~ × 170系
クラウン
クロスオーバー
2022年7月~ 〇※1 230系
クラウン
スポーツ
2023年10月~ 〇※1 230系
ランクル
300
2021年8月~ 300系
ランクル
200
2015年8月~ × 200系
ランクル
250
2024年4月~ 〇※1 250系
ランクル
プラド
2020年8月~ 〇※2 150系MC後
2017年9月~ ×
ライズ 2021年3月~ 〇※2 200/210系
2019年11月~ 〇※2
ルーミー
タンク
2020年9月~ 〇※2 900系MC後
2016年11月~ × 900系MC前

※1電源補助ケーブル必要

※2メーカーオプションDA装着車のみ

トヨタ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカー標準装着トヨタコネクテッドナビ対応DA:電源補助ケーブルオットキャスト対応
  • メーカー標準装着orOPのT-Connetナビキット対応DA:そのままでオットキャスト対応
  • 販売店OPのナビ:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能

 

オットキャスト対応車種でも一部トヨタ車は電源補助ケーブル必要

オットキャストPICASOU2/P3/Pro用Y字電源ケーブル

2022~2023年以降のコネクテッドナビ対応のトヨタ/レクサス車では、オットキャストAI BOXへの駆動電源量と起動タイミングが合わないようで、うまく接続できない場合があります。

このような場合、上図赤枠の電源補助ケーブルを使い、上図のように通信用USB接続(通信用USBポートへ)に加えて電源供給用USB接続(シガーソケットUSB充電器など)を行うことでオットキャストをうまく接続できるようになります。

レクサスディスプレイオーディオとAI BOXのCarPlayに接続できません状態

実際に私もトヨタ新型クラウンや上図のレクサス新型NX・新型RX・で試してみたところ、電源補助ケーブル無しではオットキャストを接続・起動させられませんでした。よって、トヨタやレクサス車の場合は基本、USB電源補助ケーブルを使うのが間違いなさそうです。

ちなみに、オットキャストには補助電源ケーブルが付属されてる場合が多いですが、もし付属されて無かった場合も以下の汎用品の電源補助ケーブルをお使いいただければ問題ありません。

電源補助ケーブルを使う場合は、下図赤枠の

  • 通信用の太めのケーブル側のUSBコネクタ(下図の上側):通信用のUSBポート
  • 電源用の細めのケーブル側のUSBコネクタ(下図の下側):充電用のUSBポートやシガーソケットUSB電源ポート

に接続して下さい。(少しヤヤコシイので逆に接続しないようお気を付け下さい)

オットキャストPICASOU2/P3/Pro用Y字電源ケーブルのコネクタ表示

もしも電源補助ケーブルで電源供給を行っても接続できない場合は、こちら”CarPlay繋がらない問題へのiPhone/カーナビの7つの対処方法“の記事にCarPlay接続エラー対処方法をまとめてありますので、合わせてご参考にどうぞ。

 

トヨタヤリスクロスのオットキャスト対応時期

ヤリスクロスは、2020年8月の販売開始最初からオットキャスト対応ですが、2024年1月以前のモデルでは電源補助ケーブル不要でしたが、2024年1月以降のモデルでは電源補助ケーブル必要なので要注意です。

  • 10系現行モデルの2024年1月以前:オットキャスト対応、電源補助ケーブル不要
  • 10系現行モデルの2024年1月以降:オットキャスト対応、電源補助ケーブル必要

 

トヨタカローラクロスのオットキャスト対応時期

カローラクロスは、2021年9月の販売開始最初からオットキャスト対応ですが、2023年10月以前のモデルでは電源補助ケーブル不要でしたが、2023年10月以降のモデルでは電源補助ケーブル必要なので要注意です。

  • 10系現行モデルの2023年10月以前:オットキャスト対応、電源補助ケーブル不要
  • 10系現行モデルの2023年10月以降:オットキャスト対応、電源補助ケーブル必要

 

トヨタの一部車種は販売期間途中からオットキャスト対応

アルファード/ヴェルファイア、RAV4、カローラスポーツ、プリウスなど一部のトヨタ車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、ノア/ヴォクシーなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。

 

トヨタノア/ヴォクシーのオットキャスト対応時期

ノア/ヴォクシーのオットキャスト対応は90系へのフルモデルチェンジが行われた2022年1月以降ですが、フルモデルチェンジ前の80系はオットキャスト非対応です。つまり以下の通り、ノア/ヴォクシーはフルモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっておりオットキャスト対応時期が分かりやすいです。

  • 80系(フルモデルチェンジ前):確実にオットキャスト非対応
  • 90系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応

ちなみにノア/ヴォクシーの場合はオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。

以下はヴォクシーでオットキャストPICASOU2を使われてる方のSNSですが、スマホのHDMI接続では見れなかったHuluも問題無く見れるとのことです。実はHDMI接続は著作権保護技術に対応しており、動画アプリの仕様によってはスマホからの映像出力ができないですがオットキャストなら問題無しです。

 

トヨタアルファード/ヴェルファイアのオットキャスト対応時期

アルファード/ヴェルファイアのオットキャスト対応時期の2020年1月~ですが、30系アルファード/ヴェルファイアのマイナーチェンジ時期は2018年1月~です。つまり以下の通り、30系マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 30系マイナーチェンジ前:確実にオットキャスト非対応
  • 30系マイナーチェンジ後の2020年1月以前:オットキャスト非対応
  • 30系マイナーチェンジ後の2020年1月以降:オットキャスト対応
  • 40系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応

ちなみに40系フルモデルチェンジ後の2023年6月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。

 

トヨタRAV4のオットキャスト対応時期

RAV4のオットキャスト対応時期の2020年8月~ですが、50系RAV4がフルモデルチェンジで日本に復活した時期は2019年4月~です。つまり以下の通り、50系フルモデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 50系フルモデルチェンジ後の2020年8月以前:オットキャスト非対応
  • 50系フルモデルチェンジ後の2020年8月以降:オットキャスト対応
  • 50系マイナーチェンジ後:確実にオットキャスト対応

ちなみに50系マイナーチェンジ後の2022年10月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。

 

トヨタカローラスポーツのオットキャスト対応時期

カローラスポーツのオットキャスト対応時期の2019年9月~ですが、210系カローラスポーツがフルモデルチェンジした時期は2018年6月~です。つまり以下の通り、210系フルモデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 210系フルモデルチェンジ後の2019年9月以前:オットキャスト非対応
  • 210系フルモデルチェンジ後の2019年9月以降:オットキャスト対応
  • 210系マイナーチェンジ後:確実にオットキャスト対応

ちなみに210系マイナーチェンジ後の2022年10月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。

また、同じカローラシリーズの中でも、カローラのセダン、カローラツーリング、カローラクロスについては、210系のフルモデルチェンジ後の最初からでオットキャスト対応となっているので安心です。

以下はカローラツーリングでオットキャストOttoAibox P3を使われてる方のSNSですが、YouTubeやアマプラが見れるようになりドライブがとても快適そうです。

 

トヨタプリウスのオットキャスト対応時期

プリウスのオットキャスト対応時期の2021年6月~ですが、50系プリウスのマイナーチェンジ時期は2018年12月~です。つまり以下の通り、50系マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 50系マイナーチェンジ前:確実にオットキャスト非対応
  • 50系マイナーチェンジ後の2021年6月以前:オットキャスト非対応
  • 50系マイナーチェンジ後の2021年6月以降:オットキャスト対応
  • 60系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応

ちなみに60系フルモデルチェンジ後の2023年1月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。

 

トヨタのオットキャスト対応車種の注意点

トヨタ車のオットキャストAI BOX対応車種の注意点をまとめると以下3点です。

  • 最新のコネクテッドナビではAI BOX接続に補助電源ケーブルが必要
  • 一部車種(アルヴェル/RAV4等)はモデル期間途中からオットキャスト対応
  • オーディオレス選択可能車(ライズ/プラド等)はメーカーOPのDA装着車のみ対応

オーディオレス選択可能車種は、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。

 

レクサスのオットキャスト対応車種

レクサスのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

レクサス新型NXディスプレイオーディオのオットキャストOttoAibox P3画面表示

レクサス車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。トヨタより1年半年ほど遅れてだいたい2022年頃以降のレクサス車はオットキャスト対応車種です。上図は私が2021年式レクサス新型NXのコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオにオットキャストOttoAibox P3を接続してみた例です。

車名
(レクサス)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
タッチ
スクリーン
操作
リモート
タッチ
操作
LX 2022年1月~ 〇※1 ×
2015年8月~ × ×
RX 2022年11月~ 〇※1 ×
2019年8月~
2015年10月~ × ×
NX 2021年10月~ 〇※1 ×
2020年7月~ △※2 ×
2017年9月~ × ×
UX 2022年7月~ 〇※1 ×
2020年10月~ △※2 ×
2018年11月~ × ×
LBX 2023年11月~ 〇※1 ×
LS 2022年10月~ 〇※1 ×
2020年11月~
2017年10月~ × ×
ES 2022年7月~ 〇※1 ×
2021年8月~
2020年8月~ △※2 ×
2018年10月~ × ×
IS 2021年9月~
2020年11月~ △※2 ×
2016年10月~ × ×
LC 2023年6月~ 〇※1 ×
2020年6月~ △※2 ×
2017年3月~ × ×
RC 2022年12月~
2019年10月~ △※2 ×
2018年10月~ × ×

※1:電源補助ケーブル必要

※2:Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが非現実的

レクサス車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • 純正コネクテッドナビ:電源補助ケーブルオットキャスト対応
  • 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチ+タッチスクリーン両対応:そのままでオットキャスト対応
  • 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチのみ対応:Bluetoothリモコンオットキャスト対応(使い辛い)
  • 純正ナビ(CarPlay非対応):オットキャスト非対応

 

レクサスの一部車種は販売期間途中からオットキャスト対応

NXなど一部のレクサス車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、LBXなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。

 

レクサスLBXのオットキャスト対応時期

LBXのオットキャスト対応はLBX自体が販売開始された2023年11月以降です。つまり以下の通り、LBXは販売開始と同時にオットキャスト対応となっておりオットキャスト対応時期が分かりやすいです。

  • 全てのLBX:確実にオットキャスト対応

ちなみにLBXの場合はオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。

 

レクサスNXのオットキャスト対応時期

NXのオットキャスト対応時期の2020年7月~ですが、10系初代NXのマイナーチェンジ時期は2017年9月~です。つまり以下の通り、10系マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 10系マイナーチェンジ前:確実にオットキャスト非対応
  • 10系マイナーチェンジ後の2020年7月以前:オットキャスト非対応
  • 10系マイナーチェンジ後の2020年7月以降:オットキャスト対応(Bluetoothリモコン要)
  • 20系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応

ちなみに20系フルモデルチェンジ後の2021年10月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。

 

オットキャスト対応車種でも一部レクサス車はBluetoothリモコン必要

一部レクサス車のオットキャスト操作に必要なBluetoothリモコン

2023年頃以降のコネクテッドナビ対応のレクサス車では、コネクテッドナビ対応のトヨタ車と同じように電源補助ケーブルさえ接続いただければ、オットキャスト対応になります。

一方で、2021年以前の多くのレクサス車ではタッチスクリーン操作に非対応なので、仮にCarPlay対応であってもオットキャストを使うにはBluetoothリモコンでの画面操作が必要です。

これは2021年以前の多くのレクサス車では、タッチスクリーン操作の代わりにリモートタッチと呼ばれる操作系が採用されているためです。リモートタッチとは下図のようなパソコンのタッチパッドのようなものです。お乗りのレクサス車に下図のようなタッチパッドが装備されており、かつ画面タッチ操作非対応の場合は、Bluetoothリモコンを使った操作にチャレンジするかAI Box接続は断念するかの2択となります。

レクサスリモートタッチの例(LC500h)

実はタッチパッドが装備されていても、2022年頃のRX/LS/ES/IS/RCなど一部の車種では、リモートタッチと画面タッチ操作の両方が使える車種も存在してます。この場合はタッチスクリーン操作が可能なためBluetoothリモコンも不要で完全にオットキャスト対応と言えます。

 

レクサスのオットキャスト対応車種の注意点

レクサス車のオットキャストCarPlay AI BOX対応車種の注意点をまとめると以下4点です。

  • 2023年頃以降:最新のコネクテッドナビでは補助電源ケーブルが必要
  • 一部車種(NX等)はモデル期間途中からオットキャスト対応
  • 2021年頃以前:CarPlay対応でもタッチ操作非対応モデルが存在Bluetoothリモコンが必要
  • オーディオレス仕様が無いのでCarPlay対応ナビの後付け装着が不可能

 

スズキのオットキャスト対応車種

スズキのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

スズキの車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。だいたい2021年以降のスズキ車はオットキャスト対応車種です。一方でジムニー・アルト・ラパンのように完全にオーディオレス仕様でオットキャスト非対応の車種もあります。

ジムニー・アルト・ラパンのようなオーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。

車名
(スズキ)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
スペーシア 2021年12月~ 〇※
ハスラー 2020年1月~ 〇※
ワゴンR 2021年9月~ 〇※
ソリオ 2020年12月~ 〇※
スイフト 2023年12月~ 〇※
アルト 2021年12月~ ×
ラパン 2015年6月~ ×
ジムニー 2018年7月~ ×

※メーカーオプションナビ装着車のみ

スズキ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカーOP装着のスズキ純正ナビ:そのままでオットキャスト対応
  • 販売店OPのナビ:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能

 

ホンダのオットキャスト対応車種

ホンダのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

ホンダ車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。ホンダ車のオットキャスト対応時期は車種によって大きく違ってるので注意が必要です。ヴェゼル・ステップワゴン・CR-Vは2018年頃とかなり早くから対応してるのに対し、フリード・シビックはだいぶ遅れて2022年からの対応となってます。

車名
(ホンダ)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
モデル世代
N-BOX 2023年10月~ 〇※1 3代目
2017年8月~ × 2代目
フリード 2022年6月~ 〇※1 2代目MC後
2019年10月~ ×
2017年5月~ × 2代目MC前
ヴェゼル 2021年4月~ 〇※2 RV型
2018年2月~
(ハイブリッド)
2019年1月~
(ガソリン)
〇※3 RU型MC後
2013年10月~ × RU型MC前
WR-V 2024年3月~ 〇※1 初代
ZR-V 2022年11月~ 〇※2 初代
CR-V 2018年8月~ 〇※3 5代目
2011年12月~ × 4代目
フィット 2021年6月~ 〇※2 4代目
2018年5月~ ×
シビック 2021年9月~ 〇※2 FL型
2017年9月~ × FC/FK型
オデッセイ 2023年12月~ 〇※1 5代目
販売再開後
2020年11月~ × 5代目MC後
ステップワゴン 2022年5月~ 〇※1 6代目
2018年10月~ 〇※3 5代目MC後
2017年9月~ ×
2015年4月~ × 5代目MC前

※1ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ

※2Honda CONNECTディスプレイ装着車のみ

※3インターナビ装着車のみ

ホンダ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • ディーラーOP装着の純正9″ナビ(2023年頃以降):そのままでオットキャスト対応
  • メーカーOP装着のHonda CONNECTディスプレイ(2021年頃以降):そのままでオットキャスト対応
  • メーカーOP装着の純正インターナビ(2019年頃以降):そのままでオットキャスト対応
  • 上記以外ディーラーOPのナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能

 

ホンダの一部車種は販売期間途中からオットキャスト対応

フリードなど一部のホンダ車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、ヴェゼルなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。

 

ホンダヴェゼルのオットキャスト対応時期

ヴェゼルのオットキャスト対応は2018年2月のマイナーチェンジ以降のメーカーオプションナビ装着車ですが、RU系の初代ヴェゼルのマイナーチェンジ前はオットキャスト非対応です。つまり以下の通り、初代ヴェゼルはマイナーチェンジと同時にオットキャスト対応となっておりオットキャスト対応時期が分かりやすいです。一方で、マイナーチェンジ後のモデルであってもハイブリッド車とガソリン車で対応時期が違うのでここは注意が必要です。

  • 初代RU系マイナーチェンジ前:オットキャスト非対応
  • 初代RU系ハイブリッド車マイナーチェンジ後の2018年2月以降:オットキャスト対応
  • 初代RU系ガソリン車マイナーチェンジ後の2019年1月以降:オットキャスト対応
  • 2代目RV系:オットキャスト対応

ちなみにRV系の2代目ヴェゼル(2021年4月以降)のメーカーオプションナビ装着車では全てオットキャスト対応です。

 

ホンダフリードのオットキャスト対応時期

フリードのオットキャスト対応は2022年6月以降のディーラーオプション9″ナビ装着車ですが、2代目フリードのマイナーチェンジ時期は2019年10月~です。つまり以下の通り、2代目マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 2代目マイナーチェンジ前:オットキャスト非対応
  • 2代目マイナーチェンジ後の2022年6月以前:オットキャスト非対応
  • 2代目マイナーチェンジ後の2022年6月以降:オットキャスト対応

 

ホンダステップワゴンのオットキャスト対応時期

ステップワゴンのオットキャスト対応は2018年10月以降のインターナビ装着車ですが、5代目ステップワゴンのマイナーチェンジ時期は2017年9月~です。つまり以下の通り、5代目マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 5代目マイナーチェンジ前:オットキャスト非対応
  • 5代目マイナーチェンジ後の2018年10月以前:オットキャスト非対応
  • 5代目マイナーチェンジ後の2018年10月以降:オットキャスト対応

 

スバルのオットキャスト対応車種

スバルのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

スバル車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。スバルのオットキャスト対応は他の日本車メーカーよりも早くだいたい2019年以降のスバル車がオットキャスト対応車種です。

一方で、最新のレイバック・レヴォーグではCarPlayが無線接続のみの対応に変更となっておりオットキャストのAI BOX非対応になってしまってます。

車名
(スバル)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
レイバック 2023年11月~ ×
フォレスター 2019年3月~ 〇※1
2018年7月~ ×
インプレッサ 2019年1月~ 〇※1
2016年10月~ ×
クロストレック 2023年1月~ ×
レヴォーグ 2023年11月~ ×
2020年11月~ 〇※2
2014年6月~ ×
レガシー
レガシー
アウトバック
2021年12月~
2018年5月~ 〇※1
2014年10月~ ×

※1ディーラーオプション8″ナビ装着車のみ

※2メーカーオプション11.6″ナビ装着車のみ

スバル車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • ディーラーOP装着のスバル純正8″ナビ(2019年頃以降):そのままでオットキャスト対応
  • メーカーOP装着のスバル純正11.6″ナビ(2021年頃以降):そのままでオットキャスト対応
  • メーカーOP装着のスバル純正11.6″ナビ(2023年頃以降):オットキャスト非対応※
  • 上記以外のディーラーOPのナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能

スバルの無線CarPlay対応のみ対応車種にオットキャストを接続する方法として、SDカードでINIファイルを読み込ませ内部設定書換することで接続方式をCarPlay→Android Autoに変更する裏技もありますが、少し手間がかかるのと失敗のリスクもあるため、あまりおすすめできません。

 

スバルの一部車種は販売期間途中からオットキャスト非対応

フォレスターなど一部のスバル車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で逆に、レヴォーグなど同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト非対応となっている残念な車種もあります。

 

スバルフォレスターのオットキャスト対応時期

フォレスターのオットキャスト対応は2019年3月発売のディーラーオプション8″ナビ装着車以降ですが、5代目フォレスターのフルモデルチェンジ時期は2018年7月~です。つまり以下の通り、5代目モデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 4代目(フルモデルチェンジ前):オットキャスト非対応
  • 5代目(フルモデルチェンジ後)の2019年3月以前:オットキャスト非対応
  • 5代目(フルモデルチェンジ後)の2019年3月以降:オットキャスト対応

 

スバルレヴォーグのオットキャスト対応時期

レヴォーグのオットキャスト対応は2020年11月の2代目フルモデルチェンジ以降のメーカーオプション11.6″ナビ装着車ですが、残念なこと2023年11月以降の改良モデルでは再びオットキャスト非対応となっています。つまり以下の通り、2代目モデルチェンジ後の途中でオットキャスト非対応となってしまっているので注意が必要です。

  • 初代(フルモデルチェンジ前):オットキャスト非対応
  • 2代目(フルモデルチェンジ後)の2023年11月以前:オットキャスト対応
  • 2代目(フルモデルチェンジ後)の2023年11月以降:オットキャスト非対応

なぜ、新しいモデルにもかかわらずオットキャスト非対応となってしまったかと言うと、CarPlayの無線接続(ワイヤレスCarPlay)に新たに対応同時に有線接続機能が廃止されてしまったからです。機能が進化したのにオットキャスト非対応になってしまうなんて皮肉な話です。

ちなみにトヨタやレクサスの最新モデルでは、CarPlayの無線接続対応時でも有線接続機能が温存されているので、安心してオットキャストを接続することが可能です。オットキャストを接続するには有線のCarPlay接続対応が必ず必要となります。

 

日産のオットキャスト対応車種

日産のオットキャスト対応車種と販売時期一覧

日産車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。だいたい2022年以降の日産車はオットキャスト対応車種です。一方でキックスのように完全にオーディオレス仕様でオットキャスト非対応の車種もあります。

キックスのようなオーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。

車名
(日産)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
ノート 2020年12月~ 〇※1
2018年9月~ ×
セレナ 2023年4月~ 〇※1
2018年3月~ ×
X-Trail 2022年7月~ 〇※1
2013年12月~ ×
ルークス 2022年9月~ 〇※2
2020年3月~ ×
デイズ 2022年9月~ 〇※2
2019年3月~ ×
アリア 2022年1月~ 〇※1
サクラ 2022年6月~ 〇※1
リーフ 2019年1月~ 〇※1
2017年10月~ 〇※1
スカイライン 2019年9月~ 〇※1
2014年6月~ ×
キックス 2020年6月~ ×
エルグランド 2010年8月~ ×

※1メーカーオプションナビ装着車のみ

※2ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ

日産車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカーOP装着の日産純正ナビ(2020年頃以降):そのままでオットキャスト対応
  • ディーラーOP日産純正9″ナビ(2022年頃以降):そのままでオットキャスト対応
  • 上記以外のディーラーOPのナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能

 

ダイハツのオットキャスト対応車種

ダイハツのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

ダイハツの車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。だいたい2021年以降のダイハツ車はオットキャスト対応車種です。一方でコペン・ミライースのように完全にオーディオレス仕様でオットキャスト非対応の車種もあります。

コペン・ミライースのようなオーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。

車名
(ダイハツ)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
モデル系統
タント 2022年10月~ 〇※ 650系MC後
2020年12月~ 〇※ 650系MC前
2019年7月~ ×
タント
ファンクロス
2022年10月~ 〇※ 650系
ムーヴ
キャンバス
2022年7月~ 〇※ 850系
2016年9月~ × 800系
タフト 2022年9月~ 〇※ 900系
2020年6月~ 〇※
ロッキー 2021年3月~ 〇※ 200系
2019年11月~ 〇※
トール 2020年9月~ 〇※ 900系MC後
2016年11月~ × 900系MC前
ハイゼット
アトレー
2021年12月~ 〇※ 700系
ミライース 2017年5月~ × 350系
コペン 2014年6月~ × 400系

※メーカーオプション9″DA装着車のみ

ダイハツ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカーOP装着のダイハツ純正9″DA:そのままでオットキャスト対応
  • 販売店OPのナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能

 

ダイハツの一部車種は販売期間途中からオットキャスト対応

タントなど一部のダイハツ車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、ムーヴキャンバスなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。

ダイハツタントのオットキャスト対応時期

タントのオットキャスト対応は2020年12月以降のメーカーオプション9″ナビ装着車ですが、650系タントのフルモデルチェンジ時期は2019年7月~です。つまり以下の通り、フルモデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。ちなみにマイナーチェンジ後の2022年10月以降であれば確実にオットキャスト対応です。

  • 650系マイナーチェンジ前の2020年12月以前:オットキャスト非対応
  • 650系マイナーチェンジ前の2020年12月以降:オットキャスト対応
  • 650系マイナーチェンジ後(2022年10月以降):オットキャスト対応

 

ダイハツトールのオットキャスト対応時期

トールのオットキャスト対応は2020年9月以降のメーカーオプション9″ナビ装着車ですが、900系トールのフルモデルチェンジ時期は2016年11月~です。つまり以下の通り、モデル途中のマイナーチェンジのタイミングでオットキャスト対応となっているので注意が必要です。

  • 900系マイナーチェンジ前(2020年9月以前):オットキャスト非対応
  • 900系マイナーチェンジ後(2020年9月以降):オットキャスト対応

 

フォルクスワーゲンのオットキャスト対応車種

フォルクスワーゲンのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

オットキャスト Ottobox P3の2画面7:3分割

フォルクスワーゲン車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。フォルクスワーゲンに限らず、輸入車のオットキャスト対応は日本車メーカーよりもかなり対応が早く、だいたい2016年以降のフォルクスワーゲン車がオットキャスト対応車種です。上図は私が2018年式フォルクスワーゲンTiguan(ティグアン)のディスカバープロ(VW純正ナビ)にオットキャストOttoAibox P3を接続してみた例です。

車名
(フォルクスワーゲン)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
Golf/Golf Variant 2016年~
Passat/Passat Variant 2016年~
Polo 2016年~
Arteon 2017年~
T-Cross 2019年~
T-Roc 2020年~
Tiguan 2016年~
ID.4 2022年~

フォルクスワーゲン車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカーOP装着のVW純正Discover Pro/Discover Media(2016年頃以降):そのままでオットキャスト対応

 

メルセデスベンツのオットキャスト対応車種

メルセデスベンツのオットキャスト対応車種と販売時期一覧

メルセデスベンツ車のオットキャストAI BOX(PICASOU2、P3など)対応車種と対応販売時期は、以下の通りです。メルセデスベンツもフォルクスワーゲン同様、日本車メーカーよりもかなり対応が早く、だいたい2016年以降のメルセデスベンツ車がオットキャスト対応車種です。

車名
(メルセデスベンツ)
販売時期 オットキャスト
AI Box対応
A-Class 2016年~
B-Class 2016年~
C-Class 2019年~
E-Class 2017年~
S-Class 2018年~
GLA-Class 2016年~
GLB-Class 2020年~
GLC-Class 2018年~
GLE-Class 2016年~
GLS-Class 2017年~
EQA-Class 2021年~
EQB-Class 2022年~
EQC-Class 2021年~
EQE-Class 2023年~
EQS-Class 2022年~

メルセデスベンツ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカーOP装着の純正MBUX(2016年頃以降):そのままでオットキャスト対応

 

オットキャストAI BOXの最新おすすめ機種

最後に、オットキャストAI BOXの最新おすすめ機種の比較一覧表を以下の通りまとめておきます。

機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
RAM
+ROM
OS You
Tube
Amazon
Prime
SIM
対応
HDMI
対応
オット
キャスト
U2-PLUS
【売切れ】

4.0
万円
△+
Qualcomm
Snapdragon
SDM450/1.8GHz

4+64
GB

Android
9
オット
キャスト
U2-GT
【品薄】

4.0
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

nano
SIM
オット
キャスト
PICASOU2

4.2~
5.3
万円
〇+
Qualcomm
Snapdragon
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

nano
SIM

(出力
のみ)
オット
キャスト
PICASOU2
RAM8 PCS41

4.5
万円
〇+
Qualcomm
Snapdragon
SM6125/2GHz

8+256
GB

Android
10

nano
SIM

(出力
のみ)
オット
キャスト
OttoAibox P3
PICASOU3

6.0
万円
〇+
Qualcomm
Snapdragon
SM6125/2GHz

8+128
GB
〇+
Android
12

nano
SIM

(出力
のみ)
オット
キャスト
PICASOU2
Pro

6.0
万円
〇+
Qualcomm
Snapdragon
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

nano
SIM

(入力

出力)

上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もありますがご了承下さい。

オットキャストAI BOXの主な使い方のパターンおすすめ機種についてまとめると以下の通りです。

【オットキャストおすすめ1位】
オットキャストPICASOU2
家の中で設定やダウンロード作業したい・後席に画面にHDMI出力したい人向け
【オットキャストおすすめ2位】
オットキャストOttoAibox P3
家の中で設定やダウンロード作業したい後席に画面にHDMI出力したい・コスパより使い勝手優先な人向け
【オットキャストおすすめ3位】
オットキャストU2-GT
駐車場で家のWi-Fi電波が受かる後席に画面にHDMI出力不要な人向け

 

オットキャスト対応車種と時期まとめ

最後にオットキャストAI BOXの対応車種について、平均的な対応時期をメーカー毎にまとめると以下の通りとなります。

【オットキャスト対応車種と時期】
■トヨタ:2020年以降~(2023年以降は補助電源線必要)
■レクサス:2022年以降~(2023年以降は補助電源線必要)
■スズキ:2021年以降~(オーディオレスは後付対応可)
■ダイハツ:2021年以降~(オーディオレスは後付対応可)
■日産:2022年以降~(オーディオレスは後付対応可)
■ホンダ:2019年以降~(オーディオレスは後付対応可)
■スバル:2019年以降~(一部車種は2023年以降は対応不可に)
■フォルクスワーゲン:2016年以降~
■メルセデスベンツ:2016年以降~

 

CarPlay AI BOXのメーカーはオットキャスト以外にもいくつかあり、オットキャスト以外も含めた最新のCarPlay AI BOXについて、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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