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CarPlay AI BOXおすすめ4選比較!そもそも何ができる!?

  • 2023年1月6日
  • 2023年1月29日
  • CarPlay
  • 3000View

Apple CarPlay(アップルカープレイ)対応の車は、トヨタのディスプレイオーディオ搭載車(2018年式以降~)など、どんどん増えてきてますが、CarPlayで使えるアプリは限られていて、

  • ナビアプリ:Googleマップ、Yahooカーナビ等
  • 音楽アプリ:Apple Music、Amazon Music、YouTube Music等

利用可能ですが、

  • 動画アプリ:プライムビデオ、YouTube等
  • SNSアプリ:Twitter、Instagram等
  • Webブラウザ:Chrome、FireFox等

利用不可能です。

CarPlay AI BOXおすすめ機種のイメージ

これに対し、CarPlay AI BOX(カープレイ エーアイボックス)と呼ばれる箱をUSBで接続するだけで、動画/SNS/Webブラウザアプリなど、ほぼあらゆるアプリが車の画面で走行中操作の制約も無く使えるようになります。

つまりCarPlay AI BOXを使えば、純正CarPlayの対象アプリ制約から解放され、スマホで使えてるあらゆる好きなアプリをそのまま車の画面で利用でき、同乗者にも喜ばれる快適なドライブができるのです。

そこでここでは、CarPlay/Android Autoを5年以上使い続けてきた私がたどりついたノウハウを元に、「CarPlay AI BOXはどれを選べばよいか?」「CarPlay AI BOXでできることは何か?」について詳しく解説していきます。

  • 車の画面で動画/SNS/Webブラウザアプリを使ってみたいと思われてる
  • 車でCarPlay/Android Auto対応カーナビ/ディスプレイオーディオをお使いの
  • 車でCarPlay/Android Autoを使ってみたいと思われてる

は特に参考になるかと思います。

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CarPlay AI BOX おすすめ4選

CarPlay AI BOXとは

CarPlay AI BOXおすすめ機種のCarlinkit V3

CarPlay AI BOXとは、Android OSが内蔵された小型の電子機器で、ディスプレイオーディオなど画面を持つ機器にCarPlay接続して使う画面無のスマホのようなものです。

また、ほとんどのCarPlay AI BOXには、CarPlay/Android Autoのワイヤレスアダプターが内蔵されており、お使いのスマホを有線(USBケーブル)接続のCarPlay/Android Auto接続から無線接続に切替することもできます。

各機器の接続イメージは以下の通りです。

CarPlay AI BOXの接続イメージ図

以下のようにAmazon等で購入することができ、CarPlay AI BOXの最大手メーカーOTTOCAST(オットキャスト)の量販モデルU2-PLUSの場合、4万円前後です。

最近ではCarPlay AI BOXを開発するメーカーが増え、価格競争の結果として安いものでは2万円前後から購入可能になっています。

 

CarPlay AI BOXの選び方

次に、CarPlay AI BOXの具体的な選び方ですが、注意すべき点として以下3点が考えられます。

  • 発売直後割高な機種を買わないこと(わりとすぐに価格下落や割引開始)
  • 極端に性能不足だと実質使い辛いので安さだけで選ばないこと
  • 無駄に高額にならないよう必要十分な機能/性能を見極めること

CarPlay AI BOXは、スマホと同じように性能進化のスピードが速くハードウェアの性能差による価格幅も大きいのです。

 

CarPlay AI BOX性能/価格比較一覧とおすすめ4選概要

ここからは具体的なCarPlay AI BOXの機種に対し、性能、機能、価格の比較を行い、おすすめ機種はどれか?について書いていきます。

まずは、比較一覧表を以下の通りまとめてみました。

機種名






SoC
(CPU)
RAM
+
ROM
OS You
Tube
Ama-
zon
Prime
SIM

HD
MI

Heri-
lary
C3

1.3


Rockchips
RK3326
1.5GHz

2+8
GB

And-
roid
8.1
Heri-
lary
C6

1.8


Qualcomm
QCM2290
2.0GHz

2+8
GB

And-
roid
11
Heri-
lary
C7

4.0


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665
2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
11
Carlin-
Kit
V3

3.1


Qualcomm
SDM450
Snapdragon
450
1.8GHz

4+64
GB

And-
roid
9
Carlin-
Kit
V3
Plus

3.5


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665
1.8+2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
11
OTTO-
CAST
U2-PLUS

4.0


Qualcomm
SDM450
Snapdragon
450
1.8GHz

4+64
GB

And-
roid
9
OTTO-
CAST
U2-GT

(JP)

4.4


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665
2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
10
OTTO-
CAST
S40
PICASOU
2

5.3


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665
2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
10
OTTO-
CAST
S35
PICASOU
2 Pro

6.0


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665
2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
10

CarPlay AI BOXのおすすめ機種としての結論は、以下の通りです。

  • 最もおすすめで性能と価格のバランスが取れたCarPlay AI BOX:CarlinKit V3
  • 性能重視派におすすめの高性能CarPlay AI BOX:CarlinKit V3 Plus
  • 低価格重視派におすすめの廉価CarPlay AI BOX:Herilary C6
  • 機能全部盛り派におすすめのハイエンドCarPlay AI BOX:OTTOCAST S35 PICASOU2 Pro

次章より各機種のおすすめ理由について詳しく説明致します。

“CarlinKit V3″が最もおすすめのAI BOX

最もおすすめのCarPlay AI BOX CarlinKit V3

最もおすすめのCarPlay AI BOXは、CarlinKit V3(カーリンキット V3)です。

私もこちらの機種を使っていますが、CarPlay AI BOXを初めて使われる方に特におすすめの、性能と価格のバランスの取れた機種です。

CarlinKit V3の良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 CarPlay AI BOXの性能として中堅クラス(スナドラ450+メモリ4GB)でほぼ気にならないレベルの反応速度

 SIM対応で約31,000円はコスパ高い(最大手OTTOCASTのSIM対応U2-GTの約44,000円より1万円以上安い)

 本体64GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能

 最新スマホと比較すると反応に少しもたつきを感じる

 やや古めのAndroid OS 9(’18年発表)搭載で各アプリのサポート終了が数年以内の見込

 HDMI入出力には非対応

CarlinKit V3の最新価格は以下の通りです。

性能重視派には”CarlinKit V3 Plus”がおすすめのAI BOX

先ほどの、CarlinKit V3のハードスペックを高めたモデルがCarlinKit V3 Plus(カーリンキットV3プラス)で、他メーカー含めて現状のCarPlay AI BOXの中で最も高性能なCPUを採用しており、量販クラスのスマホ並みの反応速度を誇る機種です。

パッと見は先ほどのCarlinKit V3とほぼ同じですが、よく見ると色が違います。

先ほどのCarlinKit V3は黒色、こちらのCarlinKit V3 Plusは濃い青色です。

CarlinKit V3 Plusの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 CarPlay AI BOXの性能として最高クラス(スナドラ665+メモリ4GB)で最新量販スマホ並みの反応速度

 SIM対応で約35,000円はコスパ高い(最大手OTTOCASTのSIM対応U2-GTの約44,000円より1万円弱安い)

 本体64GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能

 CarlinKit V3比較で起動時間長い(CPU性能は向上するもOS最新化及びホーム画面読込内容の増加影響と推測)

 CarlinKit V3比較で基本機能は変わらないのに約4,000円高い

 HDMI入出力には非対応

CarlinKit V3 Plusの最新価格は以下の通りです。

低価格重視派には”Herilary C6″がおすすめのAI BOX

低価格重視派におすすめのCarPlay AI BOXは、Herilary C6(ヘリラリ C6)です。

CarPlay AI BOXの量販価格帯が4万円前後であることを考えると約半額の2万円を切る価格の製品です。

かなりの低価格製品だけあってCPUやメモリの性能を極限まで低く抑えているので、正直言って、スマホのサクサクした操作感と比較するとメニュー画面操作や動画の検索などで反応/動作が遅く感じるので心の余裕が必要です。

こちらのAI BOXに採用されてるCPU(SoC)であるQCM2290の性能は、同じクアルコム社製でも、スマホ等にも採用されてる高速な通称スナドラ(スナップドラゴン)シリーズとは違って高速処理が求められないIoT機器に採用される廉価CPU(SoC)のため、やや不安があります。

一方で、YouTube/アマプラ等の動画や、Apple Music/Amazon Music等の音楽の再生自体が始まってしまえば、動作にストレスを感じる場面は減ると思います。

Herilary C6の良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 CarPlay AI BOXの機能が一通り揃って約18,000円はコスパ高い(最大手OTTOCASTU2-PLUSの約40,000円より2万円以上安い)

 ほぼ最新のAndroid OS 11(’20年発表)搭載で各アプリのサポート終了まで長期に利用可能見込

 本体16GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能

 一般的なスマホと比較して反応に明らかなもたつきを感じる

 外形がスーパーカーのような変わった形をしており安っぽいおもちゃのように感じる

 HDMI入出力には非対応

Herilary C6の最新価格は以下の通りです。

ちなみに、価格的にさらに5,000円程度低価格なHerilary C3(ヘリラリ C3)というローエンドモデルもありますが、YouTubeやNetflixには対応しているもののアマゾンプライムビデオに非対応なのと、CPUスペックの低さ、Android OSのバージョンの古さ(Android8.1のリリースは2017年)からこちらはおすすめしにくいと考えました。

 

機能全部盛り派には”OTTOCAST S35 PICASOU2 Pro”がおすすめのAI BOX

機能全部盛り派におすすめのCarPlay AI BOXは、OTTOCAST S35 PICASOU2 Pro(オットキャスト S35 ピカソ2 プロ)です。

多少価格が高くてもよいので高機能・高性能なものが欲しい方におすすめです。

OTTOCAST S35 PICASOU2 Proの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 CarPlay AI BOXの性能として最高クラス(スナドラ665+メモリ4GB)で最新量販スマホ並みの反応速度

 HDMI入出力にも両対応し後席ディスプレイへの出力や外付けDVDプレーヤーからの入力も可能

 本体64GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能

 HDMI入出力機能が存在する以外はCarlinKit V3 Plusと同じ機能なのに約25,000円高い

 消費電力がやや大きく通信用USBのバスパワー駆動では電力不足で追加電源ケーブル接続が必要な場合有

 古くは無いが最上位機種なのにAndroid OS 10(’19年発表)搭載で各アプリのサポート終了が数年以内の見込

OTTOCAST S35 PICASOU2 Proの最新価格は以下の通りです。

 

CarPlay AI BOXでできる3つのこと

CarPlay AI BOXでできる3つのことのイメージ

では実際、CarPlay AI BOXを車にUSB接続すると何ができるのでしょうか?

簡単に言うと以下3つのことができるようになります。

  • YouTube/アマゾンプライム動画が車の画面で見れる
  • CarPlay/Android Auto非対応アプリでも車の画面で使える
  • CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続ができる

 

CarPlay AI BOXではYouTube/アマゾンプライム動画が見れる

Apple CarPlayの純正機能では、対応アプリが非常に少なくYouTube/アマゾンプライム等の動画系アプリは使用不可能です。

しかし、CarPlay AI BOXのを CarPlay接続した場合は、Android OS対応アプリは基本的に全て使用可能です。

私が購入したCarlinKit V3の場合、YouTube動画アプリはプリインストールされており、下図のようにすぐに使用可能でした。

CarPlay AI BOXではYouTube動画が見れる画面イメージ

また、動画アプリはYouTubeに限らずNetflixなど、基本的には何でも見れます。

 

Google Playからインストールできないアプリでもapkで直接インストール可能

ただし私が購入したCarlinKit V3の場合、プライムビデオアプリはなぜかGoogle Playからインストールできませんでした。

このような場合は、パソコン等を活用してapkファイルをダウンロードし、直接インストールすれば解決できます。

apkファイルをダウンロードするには、パソコンのブラウザで以下のAPKファイルダウンロードサイトにアクセスします。

apkpureの方が簡単なので、ここではapkpureで説明します。

旧バージョンのファイルの充実度はAPKMirrorの方が優れているので、旧バージョンを細かく選びたい場合は、APKMirrorもおすすめです。

  1. 下図apkpureのトップページ右上の検索BOXに「アマゾンプライムビデオ」と入力
  2. アマゾンプライムビデオのapkファイルが検索されるのでダウンロードしてmicroSDカードに保存
  3. microSDカードをCarPlay AI BOXのSDスロットに挿入
  4. CarPlay AI BOXのファイルビューワーアプリからapkファイルを探してインストール実行

apkファイルダウンロードサイトの例

プライムビデオのインストールが完了し、アプリを起動すると下図のようにプライムビデオが使用可能となります。

CarPlay AI BOXではプライムビデオ動画が見れる画面イメージ

ちなみに、CarPlay AI BOXを使った動画再生では、停車中や走行中に限らず常に動画が見れてしまいます。

もちろん、安全のために運転者は走行中に動画を見るのはNGですが、助手席の人には喜ばれると思います。

CarPlay AI-BOXでYouTubeやアマゾンプライム動画を車で見るための具体的な方法は、こちら”CarPlayでユーチューブ/アマプラ動画を見る方法基本4ステップ“の記事に詳しく書きましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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動画アプリがあれば純正TVは不要ならキャンセラーキットも不要

ところで、多くの純正ナビ/ディスプレイオーディオでは、走行中にDVDやTVの動画を非表示にする規制が組み込まれており、この規制を解除するキットも販売されています。

以下は、TV KITと呼ばれるデータシステム社から販売されている、アルファード、ハリアー、ヤリス、RAV4、カローラ、カムリ等の一部グレードに適合する走行中の規制解除(キャンセラー)キット(品番:TTA611)の例です。

※TV KITは車種や年式ごとに部品が違う場合があるので、データシステム公式サイトの適合情報にて品番の確認をされるのがおすすめです。

気付かれた方もいるかもしれませんが、「走行中にTVやDVDよりもYouTube動画やアマプラ動画が見れれば十分」という方であれば、こちらのTV KITのような規制解除キットは不要で、ある意味CarPlay AI BOXで規制解除キットの役割も兼ねているとも言えます。

もちろん、CarPlay AI BOXで純正のTVやDVDそのものの規制解除ができるわけでは無いですが・・・。

 

CarPlay/Android Auto非対応アプリが使える

さらにYouTube等の動画アプリに限らず、CarPlay/Android Autoの純正機能では非対応だった様々なアプリが使用可能となります。

例えば下図は、SNSアプリのTwitterをインストールしてみた例です。

CarPlay AI BOXではCarPlay非対応のSNSアプリが使える画面イメージ

続いて下図は、CarPlay/Android Autoの純正機能でも対応済のApple Musicアプリをインストールして表示してみた例です。

純正CarPlayではジャケ写と曲名くらいしか表示されないのに対し、CarPlay AI BOXでは歌詞表示まで可能です。

CarPlay AI BOXではCarPlay非対応の音楽アプリ歌詞表示が使える画面イメージ

ちなみに、ジャケ写と曲名くらいしか表示されない純正CarPlayのイメージは下図の通りです。

純正CarPlayの音楽アプリの画面表示イメージ

 

CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続ができる

動画アプリやSNSアプリなんて不要で、音楽アプリとナビアプリがあれば十分と言う方でも、CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続ができるようになれば、だいぶ便利に使えると思います。

下図はCarPlay AI BOX内蔵のワイヤレスアダプター機能を利用して、純正では有線CarPlayのみ対応のカーナビとワイヤレスCarPlay接続中の様子です。

iPhone最下部のLightningコネクタの位置にケーブルが接続されて無いのがお分かりいただけると思います。

CarPlay AI BOXを使ったワイヤレスCarPlay接続の実例(ポルシェPCM)

ただし、CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続をメインで使われる方は、CarlinKit V3など少なくとも中堅クラス以上の性能を持つ機種がおすすめです。

CarPlay AI BOXの接続イメージ図

CarPlay AI BOX内蔵のワイヤレスアダプターを使った無線通信では、上図の通りスマホと車の間にCarPlay AI BOXが入って通信を中継することになるので、USBケーブルを使って直接接続ができる有線通信と比べると操作の応答速度としては不利になります。

  • CarPlay/Android Autoの有線通信(USBケーブルによる直接接続):[スマホ]⇒[USBケーブル]⇒[車]
  • CarPlay/Android Autoの無線通信(CarPlay AI BOX経由接続):[スマホ]⇒[Wi-Fi]⇒[AI BOX]⇒[USBケーブル]⇒[車]

このようにただでさえ応答が不利な状況の中で、AI BOX内部の処理が性能不足でさらに遅いと、応答遅れが積み重なりストレスを感じるレベルになると考えられるからです。

私が実際に使用した感覚としてCarlinKit V3では、ワイヤレスCarPlayならほぼ普通に使えるものの、ワイヤレスAndroid Autoではギリギリ許容可能我慢できるレベルでした。

ワイヤレスAndroid Autoでも、Apple Music等の音楽アプリ再生時はほぼ問題無いものの、音楽を再生しながら同時にGoogleマップ等の地図アプリでナビ案内をした場合は、時々明らかな応答遅れを感じました。

最終的には、お使いのスマホやお使いの車のナビ・ディスプレイオーディオのハードウェア性能も関係するので、上記の私の環境よりも気にならない場合もあれば、さらに気になる場合もあるかと思います。

ご参考までに私の検証環境は以下の通りです。

  • 使用カーオーディオユニット:
    VW純正 Discover Pro 9インチモデル(CarPlay/Android Auto両対応)
    Porsche純正 PCM 7インチモデル(CarPlayのみ対応)
  • 使用AI BOX(ワイヤレスアダプタ内蔵):CarlinKit V3
  • 使用スマホ:iPhone SE2(iOS 16)、ギャラクシーS20(Android OS 12)
  • 使用アプリ:Amazon MusicApple Music、Googleマップ

ギリギリ我慢できるレベルでは不安な方は、CarlinKit V3よりも4,000円程価格UPしますが、ハードウェア性能がもう1ランク上で応答遅れの改善が期待可能CarlinKit V3 Plusという選択肢もあります。

 

CarPlay AI BOX対応車種

CarPlay AI BOX対応車種は、一言で言うとApple CarPlay対応車です。

最近では、ワイヤレス(無線)のCarPlay対応車が少しずつ増えてきてますが、CarPlay AI BOXを接続するには、有線のCarPlay対応車でないとダメです。

 

トヨタのCarPlay AI BOX対応車種

トヨタの純正ナビは2018年頃からと、わりと早いタイミングで有線のCarPlay対応しています。

よって、2018年頃以降にモデルチェンジした車はCarPlay AI BOXにも対応と考えて問題ありません。

ちなみに、有線+無線両方のCarPlay対応となると、2022年の新型ノア/ヴォクシー以降のコネクテッドナビ対応のディスプレイオーディオ以降となります。

現状の対応車種としては以下の通りです。

  • 有線+無線両方のCarPlay対応(コネクテッドナビ):ノア/ヴォクシー/新型クラウン/新型シエンタ/新型アクア/カローラシリーズ(クロス/ツーリング/スポーツ)/RAV4/ハリアー(2022年式以降)など
  • 有線CarPlay対応のみ(コネクテッド非対応ナビ):ヤリスクロス/ヤリスなど(2019年式以降)

 

レクサスのCarPlay AI BOX対応車種

レクサスの純正ナビもトヨタ同様、2018年頃からと、わりと早いタイミングで有線のCarPlay対応しています。

よって、2018年頃以降にモデルチェンジした車はCarPlay AI BOXにも対応と考えて問題ありません。

ちなみに、有線+無線両方のCarPlay対応となると、2021年の新型NX以降のコネクテッドナビ対応以降のモデルとなります。

現状の対応車種としては以下の通りです。

  • 有線+無線両方のCarPlay対応(コネクテッドナビ):新型RX/新型NX/UX/LS/ES
  • 有線CarPlay対応のみ(コネクテッド非対応ナビ):LX/LC/IS/RC

 

VWのCarPlay AI BOX対応車種

VWの純正ナビは2016年頃からと、トヨタよりさらに早いタイミングで有線のCarPlay対応しています。

よって、2016年頃以降にモデルチェンジした車はCarPlay AI BOXにも対応と考えて問題ありません。

ちなみに、有線+無線両方のCarPlay対応となると、2021年頃の各社イヤーモデル切替以降となります。

現状の対応としては以下の通りです。

  • 有線+無線両方のCarPlay対応(Discover Pro/Discover Media):全車概ね2021年式以降
  • 有線CarPlay対応のみ(Discover Pro/Discover Media):全車概ね2016年式~2021年式

 

CarPlay/Android Auto AI BOXへのUSB追加電源供給

VWやPorscheなど多くの輸入車の場合、通信用のUSBポートに接続するだけで、CarPlay AI BOXを起動出来ます。

これは、通信用のUSBポートに供給されている電流(バスパワー電源)が十分あるからですが、一部のトヨタ/レクサス車のカーナビ/ディスプレイオーディオでは、通信用USBポートのバスパワー電源だけではCarPlay AI BOXの駆動電流が足りないようで、起動できない場合があります。

このような場合、以下のY字分岐ケーブルを使い、上図のように通信用USB接続(通信用USBポートへ)に加えて電源供給用USB接続(シガーソケットUSB充電器等へ)を行うことでCarPlay AI BOXを起動出来るようになります。

実際に、CarPlay AI BOX CarlinKit V3をトヨタ新型クラウンのコネクテッドナビに接続してみた場合、バスパワー駆動では電源ランプは点灯するものの画面が起動できず、以下のY字ケーブルで追加電源供給を行ったところ、無事起動できました。

 

CarPlay AI BOXの注意点とおすすめ機種まとめ

CarPlay AI BOXがあれば、

  • YouTube/アマゾンプライム動画が車の画面で見れる
  • CarPlay/Android Auto非対応アプリでも車の画面で使える
  • CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続ができる

などいろいろできて良いことばかりに感じるかもしれませんが、以下7つの注意点があります。

  • CarPlay非対応カーナビ・カーオーディオでは使えない
  • カーナビ・カーオーディオ・スマホとは別に2万円以上の機器が追加で必要
  • 最新のスマホと比べると反応や動作が遅い
  • オフラインコンテンツ以外の視聴には追加でネット接続環境が必要
  • カーナビの起動時間に加えAI BOXの起動時間(+約5~10秒)待ちが毎回必要
  • 各アプリは現バージョンのAndroid OSのサポートが終了したら使用不可能
    (現在最新のAI BOXはAndroid OS 11だがいつかはサポート終了)
  • 常時USB電源供給車はバッテリー保護のため毎回AI BOXのケーブル抜き差しが必要
    (対象:ポルシェなど、対象外(問題無):トヨタ、レクサス、VWなど)

これらの問題に対しては根本的な対処方法は無いので、CarPlay AI BOXは以下にあてはまる方にだけおすすめです。

  • 車がCarPlay対応である(トヨタのディスプレイオーディオ搭載車など)
  • 動画アプリやSNSアプリが使えるなら2~3万円程度は構わない
  • 反応や動作の遅さに対してイライラせずに気持ちの余裕を持てる
  • 事前ダウンロードを徹底するか、テザリング/格安SIM等を抵抗感無く利用できる
    (オフライン再生可能なコンテンツのみならネット接続環境は不要)
  • エンジン始動後に動画や音楽が始まるタイミングが十数秒遅くても我慢できる
  • 2~3万円程度のCar Play AI-BOXなら数年使用してサポート終了でも納得できる
    (10年以上使い続けるのは難しい)
  • 毎回のケーブル抜き差しは面倒とは言え、数秒なので我慢できる

ちなみに、4つ目に書かせていただいた格安SIMについては、データ通信専用の以下のSIMがわりと低価格でおすすめです。

※楽天モバイルの1GBまで月額0円のプランは2022年にサービス終了したので、現在は上記が最安値です。

月々200~300円程度で、SIM無iPhoneが、困った時だけでもちゃんとつながるスマホになるのであれば、十分お買い得かと思います。

ちなみに私はシンプルに安さで選び、実際にHIS Mobileのビタッ!プラン を利用しています。

 

以上、ここではおすすめのCarPlay AI BOXとして、以下4機種を中心に紹介致しました。

ただし、上記注意点への配慮も含め、上記機種以外にもっと価格が安くて手軽なワイヤレスアダプターの機能に特化した機種もあります。

CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続についての詳細は、こちら”CarPlay/Android Autoのワイヤレス化方法とUSB接続との3つの違い“の記事にまとめてみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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