Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較!CarPlayでYouTubeを

CarlinKit(カーリンキット)のAI BOXと呼ばれるUSB機器をCarPlay対応のカーナビ・ディスプレイオーディオに接続すると、スマホのCarPlay/Android Autoでは使えなかったYouTube動画アプリなどがフルで使えるようになります。

CarlinKit(カーリンキット)最新おすすめ機種比較

つまりCarlinKitのAI BOX使えば、動画や歌詞の表示が車の画面で可能となり、同乗者にも喜ばれる快適なドライブができます。

ただ、CarlinKitはとても多くの種類があり、価格も2~5万円と幅広く、どれを選べばよいか迷われる方も多いです。

そこでここでは、CarlinKit Tbox PlusTbox Ambient・V3など5種類以上のAI BOX自腹購入実際に2年以上使い倒してきた私の実体験を元に、以下の点について詳しく解説していきます。

  • CarlinKitの最新AI BOXはどれがいいのか?
  • CarlinKitの対応車種・できることは何か?
この記事を書いた人 管理人KYOのプロファイル画像

自動車エンジニア KYO(きょー)

 自動車会社で内装開発を20年間担当

 年間30車種以上試乗最新技術を分析中

 開発現場で得た車ノウハウブログ発信中

CarlinKit のAI Boxの中でも最上位機種のCarlinKit Tbox PlusやTbox Ambientについてさらに詳しく知りたい方は、こちら”Carlinkit Tbox Plus/Ambient AI BOXの設定・接続方法“の記事も合わせてご参考にどうぞ。

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CarlinKit(カーリンキット)最新おすすめランキング

まずは、CarlinKit (カーリンキット) AI BOXの最新製品ラインナップの中からおすすめの3機種を厳選し、ランキング形式で紹介していきます。

 

1位:CarlinKit Tbox 128GB

CarlinKit AI BOXのおすすめ1位は、2023年末に発売のSIM対応・クアルコム製CPU(SoC)搭載のCarlinKit Tbox Ambient 128GBモデルです。

このモデルのライバル機種はオットキャスト OttoAibox P3ですが、ハードウェアスペックはHDMI端子が無い以外ほぼ同じなのにOttoAibox P3よりもCarlinKit Tboxの方が2万円も安いです。しかも、アンドロイドOSのバージョンは、OttoAibox P3のAndroid 12に対して、CarlinKit TboxはAndroid 13と、最新スペックでむしろ有利です。

HDMI入出力が欲しい場合はオットキャストや上位モデルのCarlinKit Aibox HDMIもおすすめですが、HDMIが不要な場合はCarlinKit Tbox 128GBモデルがコストパフォーマンス的にも最もおすすめです。

また、ケース外観にイルミネーション機能が無いCarlinKit Tbox Plus 128GBモデルならさらに安く手に入ります。

 

CarlinKit Tbox 128GBの良い点と良くない点

CarlinKit Tbox 128GB モデルの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 ほぼ最高性能(クアルコムSM6225/QCM6125+メモリ8GB)で量販スマホ並の安定した反応速度

ほぼ同スペックのオットキャストOttoAibox P3より2万円も安い

 本体128GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを超大量に保存可能

一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブル付属されておらず別売り

 HDMI出力機能が無い

 ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい

 

CarlinKit Tbox 128GBの最新価格と購入方法

CarlinKit Tbox 128GBの最新価格は以下の通りです。

定価は40,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。同じく購入可能ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。

AI-BOXは安い買い物では無いので、私も最初は価格安めのCarlinKit V3と呼ばれる2万円程度のモデルを購入しました。しかし使ってるうちに操作のモタツキがガマンできなくなり、高性能モデルのCarlinKit Tbox 128GBに買い替え直してる状況です。ある程度長く使う予定であれば、最初から高性能モデルを買っておくのが絶対おすすめです。

私は現在こちらのCarlinKit Tbox Ambinet 128GB(下図)をメインで使ってますが、特にRAM容量8GBの威力が素晴らしく、操作のモタツキが全く無くとても快適です。

レクサスNX純正ナビとCarlinKit Tbox Ambient 128GBモデル

ちなみに、現在世の中で販売されてるAI-BOXの中でRAM容量8GBを搭載してる超高性能モデルは、私が知る限りこちらのCarlinKit TBox 128GBCarlinKit Aibox-HDMIオットキャスト PICASOU3・DRIVIM CPC200 TBox 128GBモデルくらいです。

 

2位:CarlinKit Tbox 64GB

次にCarlinKit AI BOXのおすすめ2位は、同じく2023年末に発売でSIM対応・クアルコム製CPU(SoC)搭載ですが、RAM・ROM容量が実用レベルに抑えられたCarlinKit Tbox Ambient 64GBモデルです。ケース外観にイルミネーション機能が無いCarlinKit Tbox Plus 64GBモデルも選択可能です。

CarlinKit Tbox 128GBモデルと比べて64GBモデルはメモリ容量が、RAM:8→4GB、ROM:128→64GBと必要最小限になっており、その分5,000円も安く買うことができます。RAMの8GBと4GBの違いについて、実際に使い比べてみましたが、正直、実使用で問題を感じるレベル差は無いです。

CarlinKit Tbox RAM容量の違い
機種名 RAM 使ってみた感想
Tbox
64GBモデル
4GB ナビアプリx1+動画アプリx1で
同時起動しても問題無し
(不使用アプリはこまめな終了がおすすめ)
Tbox
128GBモデル
8GB ナビアプリx2+動画アプリx2で
同時起動しても問題無し
(同時起動アプリが多くても重くなりにくい)

また、ROMは必要であればSDカードで+128GBまで増設可能なので、高画質動画やハイレゾ音源を相当大量にダウンロードしない限りは十分な容量です。メモリは多い方が安心感はありますが、その分価格も高くなるので、メモリ容量と価格のバランスにこだわる方は、こちらのCarlinKit Tbox 64GB モデルがおすすめです。

さらに、このモデルのライバル機種であるオットキャストPICASOU2と比べると、ハードウェアスペックはHDMI端子が無い以外ほぼ同じなのに1万円も安いです。またアンドロイドOSのバージョンは、オットキャストPICASOU2のAndroid 10に対して、CarlinKit Tbox PlusはAndroid 13最新スペックでむしろ有利です。

HDMI入出力が欲しい場合はオットキャストCarlinKit Aibox-HDMIなどに選択肢が絞られますが、HDMIが不要な場合はCarlinKit Tbox Plusが圧倒的にコストパフォーマンスが良いです。

 

CarlinKit Tbox 64GBの良い点と良くない点

CarlinKit Tbox 64GB モデルの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 ほぼ最高クラス性能(クアルコムSM6225/QCM6125+メモリ4GB)で量販スマホ並の安定した反応速度

 ほぼ同スペックのオットキャストPICASOU2より1万円も安い

 本体64GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能

一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブル付属されておらず別売り

 HDMI出力機能が無い

 ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい

USB電源補助ケーブルとは以下のようなものです。CarlinKit Tbox 64GBモデルのライバル機種PICASOU2にUSB電源補助ケーブルが付属されてるとしても、価格差の6,000円を考えると、1,000円程度のUSB電源補助ケーブルを追加購入してもまだお釣りがきます。

 

CarlinKit Tbox 64GBの最新価格と購入方法

CarlinKit Tbox 64GBの最新価格は以下の通りです。

定価は35,000円程度ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。購入ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。CarlinKitより有名なOTTOCASTの場合、オートバックスやイエローハットなどの一部の実店舗では取り扱いがありますが、CarlinKitの場合は基本的にネット通販のみの取り扱いです。ただ、一般的にネットの方が価格が安いことや取付作業がUSB端子に挿すだけなので、ネット通販での購入で全く問題無いと思います。

 

3位:CarlinKit Aibox HDMI

最後、おすすめのCarlinKit AI BOXの3位は、2024年に発売のCarlinKit初のHDMI出力ポート搭載モデルCarlinKit Aibox HDMIです。現在、こちらのモデルがCarlinKit AI BOX最上位のハイエンドモデルとなっています。

こちらのモデルもライバル機種は、オットキャスト OttoAibox P3です。HDMI対応含めてハードウェアスペックはほぼ同じなのにOttoAibox P3よりもCarlinKit Aibox HDMIの方が1万円も安いです。しかも、アンドロイドOSのバージョンは、OttoAibox P3のAndroid 12に対して、こちらのAibox HDMI はAndroid 13と、最新のソフトスペックでむしろ有利です。

 

CarlinKit Aibox HDMIの良い点と良くない点

CarlinKit Aibox HDMIの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 最高性能(クアルコムSM6225+メモリ8GB)で量販スマホ並の安定した反応速度

 ほぼ同スペックのオットキャストOttoAibox P3より1万円も安い

 本体64GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能

 一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブル付属されておらず別売り

 HDMI出力機能はある入力機能は無い

 CarlinKitのモデルの中では最も価格が高い

 

CarlinKit Aibox HDMIの最新価格と購入方法

CarlinKit Aibox HDMIの最新価格は以下の通りです。

定価は40,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。同じく購入可能ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。

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CarlinKitの種類と全機種比較一覧

CarlinKitの種類

CarlinKit (カーリンキット) とは、AI BOXのブランド名またはその製品名として使われることが多いですが、CarlinKitブランドの製品には大きく分けて以下2種類の機器があります。

  • CarPlayやAndroid Autoの有線接続を無線接続化するワイヤレスアダプター
  • CarPlay有線接続経由で動画等のアプリが使えるようになるAI BOX

ここで、ワイヤレスアダプターとAI BOXは全然違う機器であり、YouTubeなどの動画アプリはAI BOXじゃないと使えないです。YouTubeなどの動画アプリを使いたい場合は、AI BOXを選択する必要があります。

 

CarlinKit AI BOXの対応アプリ

CarlinKitのAI BOXでは、下表のアプリに対応しています。

CarlinKit(カーリンキット) AI BOX 対応アプリ
動画 YouTube, Amazonプライム, TVer, Netflix等
音楽 Apple Music, Amazon Music, Spotify等
(歌詞/Music Video表示対応)
カーナビ Googleマップ, Yahooカーナビ等
SNS X(旧Twitter), Instagram, Facebook等
ブラウザ Chrome, FireFox等

ちなみに、音楽アプリで再生やアートワーク表示ならスマホのCarPlay/Android Autoでも可能ですが、歌詞やミュージックビデオの表示・再生はAI BOXを使わないと不可能なので注意が必要です。

 

CarlinKit AI BOX全機種比較一覧表

CarlinKit全機種の比較一覧表を以下の通りまとめてみました。各モデルのスペックや機能の違いをご理解いただけると思います。

機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
RAM
+ROM
OS You
Tube
Amazon
Prime
SIM
対応
HDMI
対応
CarlinKit
V3 mini
【売切れ】

2.5
万円

Qualcomm
QCM2290/2GHz

3+32
GB

Android
11

nano
SIM

(なし)
CarlinKit
V3
【売切れ】

3.1
万円

Qualcomm
Snapdragon
SDM450/1.8GHz

4+64
GB

Android
9

nano
SIM

(なし)
CarlinKit
TboxPlus
64GB

2.0
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB
〇++
Android
13

nano
SIM

(なし)
CarlinKit
TboxPlus
128GB

4.1
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13

nano
SIM

(なし)
CarlinKit
Tbox
Ambient
64GB

2.4
万円
〇++
Qualcomm
Snapdragon
SM6225/2.4GHz

4+64
GB
〇++
Android
13

nano
SIM

(なし)
CarlinKit
Tbox
Ambient
SE 64GB

2.6
万円

Qualcomm
Snapdragon
SM6115/2.0GHz

4+64
GB
〇+
Android
13

nano
SIM

(なし)
【数量限定】
CarlinKit
Tbox
Ambient
128GB

4.4
万円
〇++
Qualcomm
Snapdragon
SM6225/2.4GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13

nano
SIM

(なし)
【24年6月発売】
CarlinKit
Aibox
HDMI

4.8
万円
〇++
Qualcomm
Snapdragon
SM6225/2.4GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13

nano
SIM

(出力
のみ)

※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中だと安くなっていて価格が違う場合もあります

改めて、CarlinKitのAI BOXのおすすめ機種3つとそれに当てはまる人は以下の通りです。

【CarlinKitおすすめ1位】
CarlinKit TBoxPlus 128G/ Ambient 128G
操作時の反応は極力速い方がよい人向け
【CarlinKitおすすめ2位】
CarlinKit Tbox Plus 64GB/ Ambient 64GB
価格も抑えたい人向け
【CarlinKitおすすめ3位】
CarlinKit Aibox HDMI
操作時の反応は極力速い方がよく、後席モニターにも映像を映したい人向け

CarlinKit Tbox Plus 128GBモデルとメモリやOSのスペックは全く同じで、CPUとLED照明が新しくなった以下のモデルCarlinKit Tbox Ambient 128GBが発売されました。

Tbox Ambientはまだ新しいので、Tbox Plusより少し価格が高いですが、その分Tbox Plusには装備されて無いイルミネーション機能も搭載されておりTbox Ambientもおすすめです。

CarlinKit TboxはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販からの購入可能ですが、こちらのTbox Ambient含め機種によっては品薄状態が続いているので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。

オットキャストなどはわりと大手ブランドですが、特にCarlinKitはそこまで大きなメーカーでは無いので需給バランスによって品薄になりがちです。このようなモデルは一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか不透明なので、欲しいタイミングで手に入らない場合もあるので注意が必要です。実際、CarlinKit V3は私は運よく2022年に購入できましたが、2023年以降売切れ状態が続いており、もう手に入らない可能性が高いです。

 

CarlinKit以外も含むAI BOX全機種比較一覧表

次にCarlinKit以外のメーカーも含め、ほぼ全種類のAI BOXに対する価格vs性能の比較を行い、おすすめ機種はどれか?について書いていきます。実は、CarlinKitよりさらに多機能な機種、さらに低価格な機種もありますので、ぜひご確認いただきたいです。ちなみに、YouTubeは見れるのにプライムビデオは見れないオットキャストPlay2VideoなどのAI BOXもあるので注意が必要です。

機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
RAM
+ROM
OS You
Tube
Amazon
Prime
2画面
分割
HDMI
対応
オットキャスト
Play2Video
Pro

1.9
万円

非公開

2+16
GB
〇+
Android
12
× × ×
Herilary
C7

2.6
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB

Android
11
○+
5:5
×
CarlinKit
TboxPlus
64GB

3.6
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
DRIVIM
CPC-200
TboxPlus


2.4
万円

Qualcomm
QCM6225/2.0GHz

4+64
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
KEIYO
APPCAST
AN-S109

3.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12
○+
5:5
×
【24年10月発売】
オットキャスト
OttoAibox P3
Lite

3.7
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7
×
CarlinKit
TBoxPlus
128GB

4.1
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
【数量限定】
CarlinKit
Tbox
Ambient

4.4
万円
〇++
Qualcomm
SM6225/2.4GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
【24年6月発売】
CarlinKit
Aibox-HDMI


4.8
万円
〇++
Qualcomm
SM6225/2.4GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13
○+
5:5

(出力
のみ)
オットキャスト
PICASOU2

【品薄】

4.2
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

5:5

(出力
のみ)
DRIVIM
D-BOX 220

4.8
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz
〇+
8+128
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7

(出力
のみ)
オットキャスト
OttoAibox P3
PICASOU3

5.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz
〇+
8+128
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7

(出力
のみ)
KEIYO
APPCAST II 2
AN-S109 II

4.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12
○+
5:5

(入力
出力)
KEIYO
APPCAST III 3
AN-S129

5.0
万円
非公開(↓予測)
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12
○+
5:5

(入力
出力)
オットキャスト
PICASOU2
Pro

5.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

5:5

(入力
出力)

※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もあります

※上記は2024年12月時点の情報であり、オットキャストU2-GTなど販売終了した旧モデルは削除するなど随時最新情報を掲載中ですが、一時的に売切れのモデルはリンク先で代替品が表示される場合があります

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CarlinKit以外も含むAI BOX最新おすすめ機種

CarlinKit以外も含むAI BOXのおすすめモデルを4つの観点でまとめると、以下の通りです。実は全てのAI BOXの中でも総合的に1番おすすめなのは、CarlinKit Tboxシリーズです。

 

1.高性能で割安で最もおすすめなのはCarlinKit Tbox

まず1つ目として、どのAI BOXを選べば分からない方や特にこだわりが無い方は、安定動作につながる8GBのRAMと高性能SoC(CPU)のクアルコムQCM6125搭載の観点より、CarlinKit Tboxシリーズが間違い無く安心です。

Tbox Plus 128GBとTbox Ambient 128GBの最大の違いSoCがQCM6125かSM6225かの違いですが、スペック的にはSM6225が上であるものの、私が実際に使ってみた限り有意な性能差は無しでした。よって、ケース外観のフルカラーイルミネーション機能の有無価格差でどちらかお好きな方を選択いただければと思います。

最大手オットキャスト製のOttoAibox P38GBのRAM搭載と高スペックでおすすめですが、2画面分割幅変更機能や後席モニターや家のTVなどへのHDMI出力機能が不要であれば、CarlinKit Tboxシリーズ 128GBモデルの方が2万円程安いのでコスパ的にもおすすめです。

【1.高性能割安最もおすすめ機種
CarlinKit Tbox Ambient 128GB(イルミ)
CarlinKit Tbox Plus 128GB(イルミ)

CarlinKitのAI BOXの選び方や具体的にできる事の詳しい内容については、こちら”Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較“の記事に私が実際に購入して使ってみた体験をまとめてありますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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CarlinKit(カーリンキット)最新おすすめ機種比較

 

2.HDMI+画面分割幅変更機能付のおすすめはOttoAibox P3
次に2つ目として、家のTVに接続しながらの設定・ダウンロード作業や後席ディスプレイへの接続ができるHDMI出力2画面分割時の横幅変更機能が欲しい場合はオットキャストOttoAibox P3がおすすめです。OttoAibox P3だと価格がちょっと高いと感じられる方は、中身が全く同じでケース外観だけが違う、DRIVIMブランドへのOEM機種D-BOX220もおすすめです。
【2.HDMI+画面分割幅変更機能付おすすめ機種
オットキャストOttoAibox P3(大手ブランド)
DRIVIM D-BOX 220(大手OEMブランド)
3.HDMI付の割安おすすめはCarlinKit Aibox-HDMI
3つ目として、割安メーカーCarlinKit製HDMI出力付きのAI BOX Aibox-HDMIもおすすめです。Aibox-HDMIはオットキャストOttoAibox P3と基本スペックはほぼ同じにもかかわらず、価格は1万円以上安いです。
【3.HDMI付の割安おすすめ機種
CarlinKit Aibox-HDMI(後発割安ブランド)
4.日本メーカー製おすすめAI BOXはKEIYO APPCAST
最後に、どうしても中国メーカーに不安がある方は日本メーカー製のAI BOXもあります。 日本の代表的なAI BOXメーカーである慶洋エンジニアリング社が販売するKEIYOブランドのAPPCASTシリーズです。HDMIとSIMについてそれぞれ有無が選択可能となっており、スペック的にはオットキャストOttoAibox P3の廉価モデルであるOttoAibox P3 Liteとほぼ同じです。
【4.日本メーカー製おすすめ機種
KEIYO APPCAST3 AN-S129(HDMI+SIM付)

KEIYO APPCAST2 AN-S109 II(HDMI付)
KEIYO APPCAST AN-S109(HDMI無)

 

CarlinKit AI BOXの品薄問題

ちなみに、上記のCarPlay AI BOXはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販から購入可能ですが、機種によっては品薄状態が続いているので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。

最大手ブランドのオットキャストだとわりと在庫は十分確保されてますが、特にCarlinKit・DRIVIM・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いのですぐ品薄になりがちです。もし一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか分からず次の休日に間に合わないなどまさに欲しいタイミングで買えないこともあるので注意が必要です。

 

AI BOXを長く使いたいなら高性能モデルがおすすめ

ちなみに私の失敗談ですが、AI-BOXは安い買い物では無いということで、最初は価格安めの2万円程度のモデル(現在は廃版のCarlinKit V3)を購入しました。しかし使ってるうちに操作のモタツキがガマンできなくなり、高性能モデルのCarlinKit TBox Plus 128GB Tbox Ambient 128GオットキャストOttoAibox P3買い直しをしてる状況です。ある程度長く使う予定であれば、最初から高性能モデルを買っておくのが絶対おすすめです。

私は現在、下図の CarlinKit Tbox Ambient 128GB や OttoAibox P3 をメインで使ってますが、特にRAM容量8GBだと安心で、カーナビアプリとYouTubeとアマプラなど複数アプリを同時に起動しても操作のモタツキが無くとても快適です。

レクサスNX純正ナビとCarlinKit Tbox Ambient 128GBモデル

まずは価格を抑えてCarPlay AI BOXを試してみたいという方には、オットキャストPlay2Videoなど2万円程度の低価格なモデルを買ってみても良いかもしれませんが、長く使い続けたいと思われる方は、ある程度高性能なオットキャストOttoAibox P3 Tbox Ambient 128GCarlinKit TBox Plus 128GBなどの高性能モデルが安心でおすすめです。

AI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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CarPlay AI BOXおすすめ機種比較

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CarlinKit AI BOXの対応車種

CarlinKitのAI BOXが接続可能な対応車種は、基本的にUSBケーブル接続による有線CarPlay対応車です。無線CarPlayのみ対応車や有線Android Autoのみ対応車には非対応で使用不可能です。

実際、有線CarPlay対応車では利用可能ですが、もう少し詳しく書くと以下の通りです。

【Carlinkit AI BOXの対応車種】
■1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
そのまま使用可能
■2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが現実的には非推奨

※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(一部BMW/一部スバル等)
使用不可能

私も実際、トヨタ、レクサス、VW、Benz、Porscheの車にCarlinkit Tbox PlusやTbox Ambientを接続して使ってますが、問題無く使えることを日々確認済ですので、ほとんどの有線CarPlay対応車で利用可能なのは間違いないですが、車メーカー別の対応年式をまとめると以下の通りです。

CarlinKit AI BOX対応車種と年式
トヨタ 2020年~(USB-Aなら補助電源必要)
レクサス 2022年~(USB-Aなら補助電源必要)
スズキ 2021年~(後付対応なら可)
ダイハツ 2021年~(後付対応なら可)
日産 2022年~(後付対応なら可)
ホンダ 2019年~(後付対応なら可)
スバル 2019年~(2023年~AA接続のみ対応可※)
CarlinKit Aibox-HDMI等Android Auto接続のみ
VW 2016年~
ベンツ 2016年~

 

トヨタのCarlinKit AI BOX対応車種

トヨタの純正ナビは2020年前後からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlayに対応し始めました。トヨタ車の場合、CarPlay対応=Carlinkit AI BOX対応と考えてよいので、具体的には2020年頃以降にモデルチェンジしたトヨタ車であればCarlinkit AI BOX対応と考えて概ね問題ありません。現状のトヨタ車のCarlinkit AI BOX対応車種としては以下の通りです。

車名(トヨタ) 販売時期 Carlinkit
AI BOX対応
モデル
系統
アルファード
ヴェルファイア
2023年06月~ 40系
2020年01月~ 30系MC後
2018年01月~ ×
2015年01月~ × 30系MC前
ノア
ヴォクシー
2022年1月~ 〇※1 90系
2014年1月~ × 80系
ハリアー 2022年09月~ 80系
2020年6月~
2013年12月~ × 60系
RAV4 2022年10月~ 〇※1 50系MC後
2020年08月~ 〇※2 50系MC前
2019年04月~ ×
カローラ
カローラ
ツーリング
2022年10月~ 210系
MC後
2019年9月~ 210系
MC前
カローラクロス 2023年10月~ 10系
2021年9月~
カローラスポーツ 2022年10月~ 210系
MC後
2019年09月~ 210系
MC前
2018年06月~ ×
ヤリス 2024年01月~ 210系
2019年12月~
GRヤリス 2024年03月~ 10系
2020年09月~
ヤリスクロス 2024年01月~ 10系
2020年8月~
プリウス 2023年1月~ 60系
2021年6月~ 〇※2 50系MC後
2018年12月~ ×
2015年12月~ × 50系MC前
シエンタ 2022年8月~ 〇※1 10系
2015年7月~ × 170系
クラウン
クロスオーバー
2022年7月~ 〇※1 230系
クラウンスポーツ 2023年10月~ 230系
ランドクルーザー
300
2021年08月~ 300系
ランドクルーザー
200
2015年08月~ × 200系
ランドクルーザー
250
2024年04月~ 250系
ランドクルーザー
プラド
2020年08月~ 〇※2 150系
MC後
2017年09月~ ×
ライズ 2021年3月~ 〇※2 200/
210系
2019年11月~ 〇※2

※1補助電源ケーブル必要(USB Type-A端子の場合)

※2メーカーオプションDA装着車のみ

トヨタ車のCarlinkit AI BOX対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカー標準装着トヨタコネクテッドナビ対応DA:電源補助ケーブルCarlinkit AI BOX対応
  • メーカー標準装着orOPのT-Connetナビキット対応DA:そのままでCarlinkit AI BOX対応
  • 販売店OPのナビ:Carlinkit AI BOX非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればCarlinkit AI BOX対応可

ちなみに車が無線CarPlay対応であってもCarlinkit AI BOXは無線CarPlay接接続には非対応であり、有線CarPlay接続のみの対応です。

また、Apple公式サイトにもCarPlay対応状況は記載されており目安にはなりますが、こちらは主に米国市場での対応状況となるので、例えばハリアーがVenza(ハリアーの米国での名前)と書かれてたり、プリウスなどモデルによっては日本向け販売モデルのCarPlay対応時期と違ってたり(米国:2020年~、日本:2021年~)します。

上記リストは、トヨタ主要車種Carlinkit AI BOX対応(有線CarPlay対応)時期について、日本向け販売モデルに対する正確かつ詳細な調査結果となります。さらに詳しくCarlinkitやオットキャストなどのAI Boxの対応車種について知りたい場合は、こちら”オットキャスト対応車種/時期詳細!トヨタ/レクサス/スズキ/日産等“の記事にまとめましたので、もし良ければご参考にどうぞ。

 

レクサスのCarlinkit AI BOX対応車種

レクサスの純正ナビも2020年頃からと、わりと遅いタイミングでCarPlay対応しています。実はレクサス車の場合、CarPlay対応=Carlinkit AI BOX完全対応とは言えず、CarPlay対応初期のモデルはBluetoothリモコンを併用した操作が必要になる場合があります。

これは、2021年以前の多くのレクサス車ではタッチスクリーン操作が不可能であり、リモートタッチと呼ばれるパソコンのタッチパッドのような操作系が採用されているためです。さらにややこしいことに、一部の年式のRX/LS/ES/IS/RCなどリモートタッチとタッチスクリーンの両方が利用可能なモデルも存在しており、これらの車種ではCarlinkit AI BOX対応と言えます。

以上より、具体的には2022年頃以降にモデルチェンジしたレクサス車であればCarlinkit AI BOX対応と考えて概ね問題ありません。現状のレクサス車のCarlinkit AI BOX対応車種としては以下の通りです。

車名(レクサス) 販売時期 Carlinkit
AI BOX対応
タッチ
スクリーン
操作
リモート
タッチ
操作
LX 2022年1月~ 〇※1 ×
2015年8月~ × ×
RX 2022年11月~ 〇※1 ×
2019年8月~
2015年10月~ × ×
NX 2021年10月~ 〇※1 ×
2020年7月~ △※2 ×
2017年9月~ × ×
UX 2022年7月~ 〇※1 ×
2020年10月~ △※2 ×
2018年11月~ × ×
LBX 2023年11月~ ×
LS 2022年10月~ 〇※1 ×
2020年11月~
2017年10月~ × ×
ES 2022年7月~ 〇※1 ×
2021年8月~
2020年8月~ △※2 ×
2018年10月~ × ×
IS 2021年9月~
2020年11月~ △※2 ×
2016年10月~ × ×
LC 2023年6月~ 〇※1 ×
2020年6月~ △※2 ×
2017年3月~ × ×
RC 2022年12月~
2019年10月~ △※2 ×
2018年10月~ × ×

※1補助電源ケーブル必要(USB Type-A端子の場合)

※2:Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが非現実的

レクサス車のCarlinkit AI BOX対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • 純正コネクテッドナビ:電源補助ケーブルCarlinkit AI BOX対応
  • 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチ+タッチスクリーン両対応:そのままでCarlinkit AI BOX対応
  • 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチのみ対応:BluetoothリモコンCarlinkit AI BOX対応(使い辛い)
  • 純正ナビ(CarPlay非対応):Carlinkit AI BOX非対応

 

日産のCarlinkit AI BOX対応車種

日産の純正ナビは2022年前後からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlayに対応し始めました。日産車の場合、CarPlay対応=Carlinkit AI BOX対応と考えてよいので、具体的には2022年頃以降にモデルチェンジした日産車であればCarlinkit AI BOX対応と考えて概ね問題ありません。一方でキックスのように完全にオーディオレス仕様でCarlinkit AI BOX非対応の車種もありますが、オーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでCarlinkit AI BOXに対応させることもできます。現状の日産車のCarlinkit AI BOX対応車種としては以下の通りです。

車名(日産) 販売時期 Carlinkit
AI BOX対応
ノート 2020年12月~ 〇※1
2018年9月~ ×
セレナ 2023年4月~ 〇※1
2018年3月~ ×
X-Trail 2022年7月~ 〇※1
2013年12月~ ×
ルークス 2022年9月~ 〇※2
2020年3月~ ×
デイズ 2022年9月~ 〇※2
2019年3月~ ×
アリア 2022年1月~ 〇※1
サクラ 2022年6月~ 〇※1
リーフ 2019年1月~ 〇※1
2017年10月~ 〇※1
スカイライン 2019年9月~ 〇※1
2014年6月~ ×
キックス 2020年6月~ ×
エルグランド 2010年8月~ ×

※1メーカーオプションナビ装着車のみ

※2ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ

日産車のCarlinkit Tbox AI BOX対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカーOP装着の日産純正ナビ(2020年頃以降):そのままでCarlinkit AI BOX対応
  • ディーラーOP日産純正9″ナビ(2022年頃以降):そのままでCarlinkit AI BOX対応
  • 上記以外のディーラーOPのナビ/DA:Carlinkit AI BOX非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればCarlinkit AI BOX対応可

 

ホンダのCarlinkit AI BOX対応車種

ホンダの純正ナビのCarPlay対応時期は車種によって大きく違っており、ヴェゼル・ステップワゴン・CR-Vは2018年頃とかなり早くから対応してるのに対し、フリード・シビックはだいぶ遅れて2022年からの対応となってます。またホンダ車の場合も、CarPlay対応=Carlinkit AI BOX対応と考えてよいので、具体的には2022年頃以降にモデルチェンジしたホンダ車であればCarlinkit AI BOX対応と考えて概ね問題ありません。現状のホンダ車のCarlinkit AI BOX対応車種としては以下の通りです。

車名(ホンダ) 販売時期 Carlinkit
AI BOX対応
N-BOX 2023年10月~ 〇※1
2021年12月~ ×
フリード 2022年6月~ 〇※1
2019年10月~ ×
ヴェゼル 2021年4月~ 〇※2
2018年2月~(ハイブリッド)
2019年1月~(ガソリン)
〇※3
2013年12月~ ×
WR-V 2024年3月~ 〇※1
ZR-V 2022年11月~ 〇※2
CR-V 2018年8月~ 〇※3
2013年10月~ ×
フィット 2021年6月~ 〇※2
2018年5月~ ×
シビック 2022年6月~ 〇※2
2020年1月~ ×
オデッセイ 2023年12月~ 〇※1
2020年11月~ ×
ステップワゴン 2022年5月~ 〇※1
2018年10月~ 〇※3
2016年9月~ ×

※1ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ

※2Honda CONNECTディスプレイ装着車のみ

※3インターナビ装着車のみ

ホンダ車のCarlinkit AI BOX対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • ディーラーOP装着の純正9″ナビ(2023年頃以降):そのままでCarlinkit AI BOX対応
  • メーカーOP装着のHonda CONNECTディスプレイ(2021年頃以降):そのままでCarlinkit AI BOX対応
  • メーカーOP装着の純正インターナビ(2019年頃以降):そのままでCarlinkit AI BOX対応
  • 上記以外ディーラーOPのナビ/DA:Carlinkit AI BOX非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればCarlinkit AI BOX対応可

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CarlinKitとOTTOCASTのAI BOXの違い

CarlinKitとOTTOCAST PICASOU2 AI BOX

ここからは、AI BOXの後発ブランドCarlinKit(カーリンキット)と最大手ブランドOTTOCAST(オットキャスト)との違いについて比較してみます。CarlinKitはAI BOXブランドとしては後発で、2014年設立のフイゾー ユンリアン テクノロジー (Huizhou Yunlian Technology)社が展開するブランドです。

このCarlinKitに対し、最大手メーカーで、2009年設立のカルチザン (Cartizan)社展開するブランドがOTTOCASTです。CarlinKitは後発ブランドですが、性能などで負けてるわけでは無く、後発ならではのリーズナブルな価格戦略などで、OTTOCASTを上回る部分もあります。スマホのキャリアで例えるなら、

  • CarlinKit(カーリンキット):ソフトバンクのような後発ブランド、OTTOCASTより歴史は浅いけど価格が安い
  • OTTOCAST(オットキャスト):ドコモのような名門ブランド、安心だけど価格が少し高い

といったイメージでしょうか・・・ww

最大手ブランドOTTOCASTに特化したAI BOXの選び方や具体的できる事については、こちら”オットキャスト最新おすすめ全機種の価格x性能比較“の記事に詳しくまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。

 

CarlinKitがOTTOCASTより有利な点と不利な点

私がCarlinKitとOTTOCASTの両方を実際に使ってみて感じた有利・不利な点は以下の通りです。

 CarlinKitの方が同等スペックのOTTOCAST機種より1万円以上安い

 CarlinKitの方が起動時間が概ね早い

 CarlinKitの方がどの画面からでもメニューに入れて手軽に”タスクキル”操作などが可能

 CarlinKitだとHDMI入出力端子搭載モデルがわずか1モデルのみ

 CarlinKitの方がトラブル発生時等に調べる情報源(ブログ, YouTube)が少ない

 CarlinKitの方がケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい

上記の通り、CarlinKitがOTTOCASTに及ばない不利な点はいくつかありますが、はっきり言って致命的とは言えず、むしろ有利な点の方が多いです。

 

AI BOX共通のメリット・デメリット

次に、CarlinKitやOTTOCASTに限らず、ほぼ全てのAI BOXに共通するメリット・デメリットは以下の通りです。

 YouTube/プライムビデオ/TV(見逃し配信含)等が見れる

 キャンセラー取付無で走行中も見れるし操作もできる

 USBで挿すだけの簡単取付なので取付作業代が不要

また、スマホやCarPlay/Android Auto接続での操作性と比べると、以下のデメリットがあります。

 操作や表示の反応がやや悪い、たまにアプリが落ちる

 一度エンジン切った後(コンビニ休憩等)、続きから再生できない(特に動画アプリ)

 アプリ内の表示レイアウトのバランスが悪い(高解像度のスマホを画面前提設計のため)

これらのAI BOX共通のデメリットは、多少はイライラするものの、使い続けれないレベルの致命的欠点では無いです。つまり、CarlinKitならではの不利な点やAI BOX共通のデメリットなど様々なマイナス面はあるものの、トータルで考えると、メリットがデメリットが上回るため、結果として十分使ってみる価値はあるのです。

レクサスNX純正ナビとCarlinKit Tbox Ambient 128GBモデル

ちなみに私は上図のCarlinKit Tbox Ambient 128GBと下図のCarlinKit Tbox Plus 128GBを実際に自腹購入して使ってますが、全く問題無く使用可能です。

VW Discover ProとCarlinKit Tbox Plus 128GBモデル

 

CarlinKit AI BOXでできる具体的なこと

ここからは、CarlinKitのAI BOXを使うとできることをCarlinKit V3をトヨタのディスプレイオーディオに接続した場合の以下の私の実体験を元に説明していきます。

  • ナビアプリと動画アプリ2画面表示
  • ナビアプリと音楽アプリ2画面表示(歌詞表示/ミュージックビデオ表示)
  • ランチャーアプリの利用とUIカスタマイズ

 

CarlinKitでナビと動画の2画面表示

CarlinKit AI BOX Googleマップナビと動画2画面表示

まず、CarlinKitのAI BOXでできることとして、最も定番で同乗者に喜ばれるのが、動画アプリが表示可能になることですが、上図の通りナビ地図案内と動画の2画面同時表示も可能です。上図の例では、

  • Googleマップアプリ(ナビ地図表示)
  • アマゾンプライムビデオアプリ(ちいかわ)

を2画面で同時に表示させています。

ちなみにCarlinKitの場合は、画面上のオンスクリーンメニューを開き2画面表示ボタンを押すことで2画面表示が可能になります。最新のトヨタ・レクサス車のコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオは、2画面表示ができない仕様になってしまったため、CarlinKitのAI BOXを使うことで2画面表示も可能になります。

 

CarlinKitでナビと音楽の2画面表示

続いて、CarlinKit AI BOXと音楽アプリでできるようになることについて紹介していきます。

 

音楽アプリのアルバムカバーアート表示

CarlinKit AI BOX 音楽アプリのアルバムカバーアート表示

まずはアルバムカバーアートと再生・曲送り操作パネルの表示とナビ地図案内との同時表示です。上図の例では、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(アルバムカバーアート表示)

を2画面で同時に表示させています。ただし、ここまでならアップルカープレイやアンドロイドオートでもほぼ同じことが可能です。

 

音楽アプリの歌詞表示

CarlinKit AI BOX 音楽アプリの歌詞表示

次にAI BOXならでは表示方法として、アルバムカバーアートに加えて歌詞表示が可能です。上図の例ではCarlinKit V3を使って、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(歌詞表示)

を2画面で同時に表示させています。さらに具体的な表示として、下図のように歌詞が1行ずつ流れて表示されるので、同乗者はカラオケのように口ずさんだり、歌詞を覚えたり、様々な楽しみ方が考えられます。

音楽アプリのミュージックビデオ表示

CarlinKit AI BOX音楽アプリのミュージックビデオ表示

さらにAI BOXならでは表示方法として、音楽アプリであってもミュージックビデオ動画の表示が可能です。上図の例ではCarlinKit V3を使って、

  • Googleマップアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(ミュージックビデオ動画表示)

を2画面で同時に表示させています。ミュージックビデオ動画は、以下の通り、ドライバーと同乗者の両方が楽しめるコンテンツなので、おすすめです。

  • ドライバー:音楽だけ聴いても十分満足できるコンテンツ
  • 同乗者:音楽に合わせて映像も見れてさらに満足できるコンテンツ

 

Carlinkitで2画面表示できない場合の対策方法

最後に、CarlinkitのAI-BOXで2画面表示がうまくできない場合の対策方法について書かせていただきます。

2画面分割表示自体は標準的なランチャーアプリで対応可能ですが、プライムビデオやカーナビ等のアプリ側が2画面表示に非対応の場合があり、強制的に2画面対応させるにはマルチウィンドウサイズの変更設定が必要です。また本設定を行うには、まず開発者向けオプション(ディベロッパーモード)の有効化を行います。

 

Carlinkit Tbox等の開発者向けオプションの有効化方法

Carlinkit Tbox等で開発者向けオプションを有効化するには、下図の通り、「設定」メニュー内の「デバイス情報」をタップし「ビルド番号」と書かれたメニューを表示させ、この「ビルド番号」の部分を「開発者向けオプション(ディベロッパーモード)になりました」と画面に表示されるまで連続で画面タップし続けます。

Carlinkit Tbox等の開発者向けオプションの有効化方法

開発者向けオプション(ディベロッパーモード)が有効になると、下図のようにシステム設定メニュー内に「開発者向けオプション」と書かれたメニューが表示されるようになります。

Carlinkit Tbox等の開発者向けオプションメニューの表示場所

 

2画面表示強制対応用のマルチウィンドウでのサイズ変更有効化方法

開発者向けオプションをタップすれば、開発者向けオプションメニューの中に入ることができます。次に開発者向けオプションメニュー内のリストを下のほうにスクロールして行くと、「マルチウィンドウでのサイズ変更不可を有効にする」と書かれたメニューがあるので、こちらをONにします。

2画面表示強制対応用のマルチウィンドウでのサイズ変更有効化方法

これで、プライムビデオやカーナビ等の2画面表示非対応アプリであっても、2画面表示が可能になります。

 

CarlinKitとランチャーアプリでUIカスタマイズ

CarlinKit V3 標準ランチャーアプリHome画面

最後にこれこそAI BOXならでは表示機能として、CarlinKit AI BOXとランチャーアプリを使ったUI(ユーザーインターフェース)のカスタマイズ例について紹介します。上図は、CarlinKit V3の初期設定のランチャー表示ですが、こちらにCar Launcherという別のランチャーアプリを入れると、下図のような全く異なったレイアウトのUI表示に変更可能です。

CarlinKit V3 CarLauncherアプリHome画面

アンドロイドアプリの世界では、このようなランチャーアプリは、無料のものも含めて数多く提供されています。ランチャーアプリによるUI変更では、単にレイアウトの変更だけでなく、上記のように少し懐かしいグラフィックイコライザー表示の追加なんかも可能です。

 

CarlinKit AI BOXおすすめ機種まとめ

以上ここでは、CarlinKitを中心にAI BOXのおすすめ機種について、紹介してきました。最後にポイントをおさらいすると、CarlinKit AI BOXのおすすめ機種は以下の3機種でした。

【CarlinKitおすすめ1位】
CarlinKit TBoxPlus 128G/ Ambient 128G
操作時の反応は極力速い方がよい人向け
【CarlinKitおすすめ2位】
CarlinKit Tbox Plus 64GB/ Ambient 64GB
価格も抑えたい人向け
【CarlinKitおすすめ3位】
CarlinKit Aibox HDMI
操作時の反応は極力速い方がよく、後席モニターにも映像を映したい人向け

もしCarlinKitブランドにこだわらないのであれば、さらに低価格化やHDMI対応含めた高機能化の選択肢の幅は拡がり以下の機種がおすすめです。

高性能価格も割安な最もおすすめのAI BOX】
CarlinKit Tbox Ambient 128G(イルミ機能)
CarlinKit Tbox Plus 128GB(イルミ機能)
【家のTVや後席ディスプレイに映せるHDMI付のおすすめのAI BOX】
CarlinKit Aibox-HDMI(後発割安最新機種)
オットキャストOttoAibox P3(大手最新機種)
DRIVIM D-BOX 220(大手最新OEM機種)
日本メーカー製のおすすめのAI BOX】
KEIYO APPCAST3 AN-S129(HDMI+SIM付)
KEIYO APPCAST2 AN-S109 II(HDMI付)
KEIYO APPCAST AN-S109(HDMI無)

CarlinKit以外も含めたAI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較“の記事でも詳しくまとめてありますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

さらに、車の画面で動画を見る方法としては、AI BOXを使った方法以外にもスマホからのHDMI出力やカーナビのブラウザ機能を使った方法など他の方法もあります。AI BOXを使う方法も含め、車でYouTubeなどの動画を再生する様々な方法について、こちら”ディスプレイオーディオの走行中YouTube再生方法全10種類“の記事にまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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車のディスプレイオーディオでYouTubeを走行中見る方法

 

AI BOXでオンラインコンテンツを楽しむ際に必要となるインターネット接続ですが、SIMカード・テザリングWi-Fi・車内専用Wi-Fiなどいろいろある中、どの方法がコストパフォーマンス良くおすすめか?については、こちら”オットキャスト等にSIMカードは必要!?4つの接続方法と通信料節約術“の記事に書かせていただきましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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