CarlinKit(カーリンキット)最新機種比較ランキングと対応車種

CarlinKit(カーリンキット)のTbox Plus, Ambient, UHDシリーズは、CarPlay対応のカーナビやディスプレイオーディオに接続するだけで、YouTubeなどの動画が見れるようになる車載ガジェットです。⚡

CarlinKit(カーリンキット)最新機種比較ランキングと対応車種

一方で、CarlinKitには8種類以上ものラインナップがあり、何を基準に選べばいいのか、オットキャストと比較してどうなのかなど、迷われる方も多いです。😵

そこでこの記事では、CarlinKit Tbox Plus、Tbox Ambient、V3やオットキャストのOttoAiBox P3など5種類以上のAIBOXを2年以上使い込んできた私の実体験と自動車エンジニアの視点から、以下項目について解説します。

  • カーリンキットの最新人気ランキング
  • カーリンキットの対応車種
  • カーリンキット各機種の比較
  • カーリンキットとオットキャストの比較

以下の悩みをお持ちの方には、特に参考になるかと思います。

  • 走行中にYouTubeやアマプラ動画が見たい
  • カーリンキットの種類が多くて迷ってる
  • カーリンキットとオットキャストで迷ってる
この記事を書いた人 管理人KYOのプロファイル画像

自動車エンジニア KYO(きょー)

  • 自動車会社で車室内企画開発を20年担当
  • 年間30車種以上試乗最新技術を分析中
  • 開発現場で得た車ノウハウブログ発信中
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CarlinKit Tbox 最新機種比較ランキング

CarlinKit Tbox 最新機種比較ランキング

まずは、CarlinKit (カーリンキット)の最新製品 Tboxシリーズの中から3機種を厳選し、良い点・良くない点を比較しながら、ランキング形式で紹介していきます。🏆

結論から言うと、上位3機種は以下の通りです。

  • 1位:高性能機種 | CarlinKit Tbox Ambient, Plus 128GB
  • 2位:高コスパ機種 | CarlinKit Tbox Ambient, Plus 64GB
  • 3位:高機能機種 | CarlinKit Tbox UHD HDMI

次章からは、各機種毎の良い点と良くない点(メリット・デメリット)について詳しく解説します。

 

【1位】CarlinKit Tbox Ambient, Plus 128GB

CarlinKit Tbox Ambient, Plus 128GBとレクサスNX純正ナビ接続

実際に私が使ってみた結果、CarlinKit(カーリンキット)の最新AIBOXラインナップの中で最もおすすめできるランキング1位は、CarlinKit Tbox Ambient 128GBモデルです。🎉

このモデルは、2023年末に発売で、SIM対応、クアルコム製CPU(SoC)搭載、RAM8GB搭載と申し分のないハードウェアスペックを誇ります。

ライバル機種はオットキャスト OttoAibox P3ですが、ハードウェアスペックはHDMI端子が無い以外ほぼ同じなのにOttoAibox P3よりもCarlinKit Tboxの方が2万円も安いです。しかも、アンドロイドOSのバージョンは、OttoAibox P3のAndroid 12に対して、CarlinKit TboxはAndroid 13と、最新スペックでむしろ有利です。

HDMI入出力が欲しい場合オットキャストや上位モデルCarlinKit Tbox UHD HDMIもおすすめですが、HDMIが不要な場合CarlinKit Tbox 128GBコストパフォーマンス的に最も優れたモデルです。

また、ケース外観にイルミネーション機能が無いCarlinKit Tbox Plus 128GBモデルならさらに安く手に入ります。

 

CarlinKit Tbox Ambient, Plus 128GBのメリット・デメリット

CarlinKit Tbox 128GB モデルの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

  •  最高性能(クアルコムSM6225/QCM6125+メモリ8GB)で量販スマホ並の安定した反応速度
  • ほぼ同スペックのオットキャストOttoAibox P3より2万円も安い
  •  本体128GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを超大量に保存可能
  • 一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブル付属されておらず別売り
  •  HDMI出力機能が無い
  •  ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい

 

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの悪いレビューと考察

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。

 

40代女性トヨタヤリスクロスオーナーのCarlinKit Tbox Ambient 128GBレビュー
動画は止まる事なく見れるが、立ち上がりが若干遅い
汎用性や多機能性重視のAndroid OS13を搭載したCarlinKit Tboxでは、スマホと同じように起動時に様々なファイルや設定の読み込みが必要なため、ナビやオーディオに機能を絞ったカーナビと比較すると起動時間は長くなります。

一般的なカーナビよりは起動が遅いものの、スマホよりは起動が早いので、十分耐えれるレベルだと私は感じてます。

 

40代女性マツダCX-5オーナーのCarlinKit Tbox Ambient 128GBレビュー
タッチパネルナビではないが故だと思うがリモコンの操作性の悪さがかなりストレス
CX-5などに搭載されている画面タッチ操作非対応のマツダコネクトの場合、Bluetoothリモコンを使ってマウスカーソルを表示させることでタッチ操作を使わずに操作が可能です。
ただ、文字入力など細かい操作は正直やりづらいので、特にパスワード入力などの初期設定は少し苦労します。

 

40代男性トヨタランドクルーザー300オーナーのCarlinKit Tbox Ambient 128GBレビュー
販売店によりAppleのCarPlay対応車リストに無いと使えない判断をするが使える場合もあり
Apple社が公表しているCarPlay対応車リストは、残念ながら、主にApple社の本拠地米国市場で販売されてる車種の対応状況です。
特にトヨタランドクルーザー300は米国では販売されていないため、対応車リストにはありませんが、最新型はCarPlay対応なので、問題無くCarlinKit Tbox Ambientが利用可能です。

 

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの良いレビューと考察

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの良いの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。

 

40代女性マツダCX-5オーナーのCarlinKit Tbox Ambient 128GBレビュー
車でYouTube等が見れることが画期的で素晴らしい買ってよかった
実はカーナビ業界はスマホの進化に追いつけておらず、IT業界とも確執があるため、YouTubeアプリ対応の純正ナビはテスラやボルボなど一部のみしか存在しません。
この隙間を狙った製品こそがCarlinKit Tbox Ambientで、中身はアンドロイドスマホなので普通にYouTubeが見れます。

 

40代男性トヨタハリアー(80系)オーナーのCarlinKit Tbox Ambient 128GBレビュー
特に難しくはなく簡単に接続でき、価格にも納得できる製品
取付作業はUSBに挿すだけですし、設定作業はSIMフリースマホのネット接続と同じレベルの難易度で、WebやYouTubeにもCarlinKit Tbox Ambientの設定解説動画が多数UPされてるので、参考にもできます。
また、オットキャストと比較して作りがシンプルなので、高級感では劣るもののスペックの割に価格が安いです。

 

60代男性ホンダZR-VオーナーのCarlinKit Tbox Ambient 128GBレビュー
TVキットを検討したが、相性の不具合が払拭されずCarlinKitの方が安心で満足
走行中に映像視聴がOKになるTVキットなどのキャンセラー製品も販売されてますが、最近の車は走行制御機能が高度化してるので純正機能で不具合発生する事例が多発してます。
よって、配線類を改造せず、USBに挿すだけでいつでも取り外せるCarlinKit Tboxが安心です。

 

CarlinKit Tbox Ambient, Plus 128GBの最新価格と購入方法

CarlinKit Tbox Ambient, Plus 128GBの最新価格は以下の通りです。

Tbox Plus 128GBとTbox Ambient 128GBの最大の違いSoCがQCM6125かSM6225かの違いですが、スペック的にはSM6225が上であるものの、私が実際に使ってみた限り有意な性能差は無しでした。よって、ケース外観のフルカラーイルミネーション機能の有無価格差でどちらかお好きな方を選択いただければと思います。

定価は40,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。同じく購入可能ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。

AIBOXは安い買い物では無いので、私も最初は価格安めのCarlinKit V3と呼ばれる2万円程度のモデルを購入しました。しかし使ってるうちに操作のモタツキがガマンできなくなり、高性能モデルのCarlinKit Tbox 128GBに買い替え直してる状況です。ある程度長く使う予定であれば、最初から高性能モデルを買っておくのが絶対おすすめです。

私は現在こちらのCarlinKit Tbox Ambinet 128GBをメインで使ってますが、特にRAM容量8GBの威力が素晴らしく、操作のモタツキが全く無くとても快適です。

ちなみに、現在世の中で販売されてるAIBOXの中でRAM容量8GBを搭載してる超高性能モデルは、私が知る限りこちらのCarlinKit TBox 128GBCarlinKit Aibox-HDMIオットキャスト PICASOU3・DRIVIM CPC200 TBox 128GBモデルくらいです。

 

【2位】CarlinKit Tbox Ambient, Plus 64GB

次にCarlinKit AIBOXとして2番目におすすめできるランキング2位は、CarlinKit Tbox Ambient 64GBモデルです。🎉

このモデルも、同じく2023年末に発売で、SIM対応、クアルコム製CPU(SoC)搭載ですが、RAM+ROM容量が4GB+64GBと実用レベルに抑えられ、無理なくコストダウンが図られています。

見た目は上位モデルのCarlinKit Tbox Ambient 128GBと全く同じで、ケース外観にイルミネーション機能が無いCarlinKit Tbox Plus 64GBモデルも選択可能です。

CarlinKit Tbox 128GBモデルと比べて64GBモデルはメモリ容量が、RAM:8→4GB、ROM:128→64GBと必要最小限になっており、その分5,000円も安く買うことができます。RAMの8GBと4GBの違いについて、実際に使い比べてみましたが、正直、実使用で問題を感じるレベル差は無いです。

CarlinKit Tbox メモリ容量の違い比較
機種名 メモリ
(RAM)
使ってみた感想
Tbox
64GBモデル
4GB ナビアプリx1+動画アプリx1で
同時起動しても問題無し
(不使用アプリはこまめな終了がおすすめ)
Tbox
128GBモデル
8GB ナビアプリx2+動画アプリx2で
同時起動しても問題無し
(同時起動アプリが多くても重くなりにくい)

また、ROMは必要であればSDカードで+128GBまで増設可能なので、高画質動画やハイレゾ音源を相当大量にダウンロードしない限りは十分な容量です。メモリは多い方が安心感はありますが、その分価格も高くなるので、メモリ容量と価格のバランスにこだわる方は、こちらのCarlinKit Tbox 64GB モデルがおすすめです。

さらに、このモデルのライバル機種であるオットキャストPICASOU2と比べると、ハードウェアスペックはHDMI端子が無い以外ほぼ同じなのに1万円も安いです。またアンドロイドOSのバージョンは、オットキャストPICASOU2のAndroid 10に対して、CarlinKit Tbox PlusはAndroid 13最新スペックでむしろ有利です。

HDMI入出力が欲しい場合はオットキャストCarlinKit Tbox UHD HDMIなどに選択肢が絞られますが、HDMIが不要な場合はCarlinKit Tbox Plusが圧倒的にコストパフォーマンスが良いです。

 

CarlinKit Tbox Plus 64GBのメリット・デメリット

CarlinKit Tbox 64GB モデルの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

  •  ほぼ最高クラス性能(クアルコムSM6225/QCM6125+メモリ4GB)で量販スマホ並の安定した反応速度
  •  ほぼ同スペックのオットキャストPICASOU2より1万円も安い
  •  本体64GB最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能
  • 一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブル付属されておらず別売り
  •  HDMI出力機能が無い
  •  ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい

USB電源補助ケーブルとは以下のようなものです。CarlinKit Tbox 64GBモデルのライバル機種PICASOU2にUSB電源補助ケーブルが付属されてるとしても、価格差の6,000円を考えると、1,000円程度のUSB電源補助ケーブルを追加購入してもまだお釣りがきます。

 

CarlinKit Tbox Plus 64GBの悪いレビューと考察

CarlinKit Tbox Plus 64GBの悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。

 

40代男性トヨタハリアー(80系)オーナーのCarlinKit Tbox Plus 64GBレビュー
エンジンを切る度に接続が切れるのは惜しい
スマホと違ってバッテリーを内蔵しないことでコストダウンを図ってるので、BEVやPHEVなどの電気自動車を除くとエンジンを切ると電源供給が切れまず。
ただし、モバイルバッテリーを使うことでエンジンを切ってもCarlinKit Tboxを起動させ続ける裏技もあります。

 

30代男性のCarlinKit Tbox Plus 64GBレビュー
YouTube再生時にコンビニ等でエンジン切って再始動すると、本体起動待って検索からやり直しで不便
CarlinKit Tbox Plusに限らずAIBOX全般の仕様として、YouTube再生中に電源を切ると、続きから再生できない場合があります。
Amazonプライムビデオなどアプリによってはサーバー側で再生中断位置を記憶しておりレジューム再生ができます。
確実に続きから再生する方法として、Y字型の電源補助ケーブルを使ってモバイルバッテリーから電源供給する裏技もあります。この方法だとエンジンを切ってもAIBOX本体の電源が落ちないので続きから再生可能です。

 

50代男性トヨタアクアオーナーのCarlinKit Tbox Plus 64GBレビュー
今は乗り込んだら問題無く数十秒で繋がるが、最初はなかなか繋がりづらかった
汎用性や多機能性重視のAndroid OS13を搭載したCarlinKit Tboxでは、スマホと同じように起動時に様々なファイルや設定の読み込みが必要なため、ナビやオーディオに機能を絞ったカーナビと比較すると起動時間は長くなります。
確かに、初回起動時や他の車からつなぎ変えた場合のみ、画面解像度のキャリブレーション(調整)を行うので、起動時間が2倍近く長くなります。
ただ同じ車で使い続けてる間は、10秒程度で起動するので大きな支障は無いと私は感じています。

 

CarlinKit Tbox Plus 64GBの良いレビューと考察

CarlinKit Tbox Plus 64GBの良いの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。

 

50代男性のCarlinKit Tbox Plus 64GBレビュー

オットキャストと迷い安かったのでこちらにしたが、動作サクサクでコスパ最高

オットキャストは知名度も高い安心のブランドですが、費用対効果を考えると圧倒的にCarlinKitがおすすめです。

ケース外観の見栄えはオットキャストの方が艶がありキレイですが、中身のチップ性能やメモリ容量はほぼ同じにもかかわらず、価格は2万円ほど安いです。

 

40代男性トヨタノア90系オーナーのCarlinKit Tbox Plus 64GBレビュー

最初の起動に少し時間がかかるが、起動後は4+64GBモデルでもスムーズに動く

CarlinKit Tbox Plusは4GBものRAMを搭載し、クアルコム製のQCM6125と呼ばれる高性能なSoCを搭載しているため、動画再生や数個程度の複数アプリ同時実行でももたつき無くサクサク動作するハードウェアを備えてます。

 

40代男性トヨタハリアー80系オーナーのCarlinKit Tbox Plus 64GBレビュー

4+64GBモデルだと他のAIBoxよりかなり安い、2画面でYouTubeやナビが見れてよい

CarlinKit Tbox Plusは、オットキャストと比較して高級感では劣るものの作りがシンプルなのと、APPCASTと比較して全世界共通設計で大量生産によるコストダウンを図ってるため、スペックの割に価格が安くできています。

 

CarlinKit Tbox Plus 64GBの最新価格と購入方法

CarlinKit Tbox Plus 64GBの最新価格は以下の通りです。

定価は35,000円程度ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。購入ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。CarlinKitより有名なOTTOCASTの場合、オートバックスやイエローハットなどの一部の実店舗では取り扱いがありますが、CarlinKitの場合は基本的にネット通販のみの取り扱いです。ただ、一般的にネットの方が価格が安いことや取付作業がUSB端子に挿すだけなので、ネット通販での購入で全く問題無いと思います。

 

【3位】CarlinKit Tbox UHD HDMI

最後にCarlinKit AIBOXとして3番目におすすめできるランキング3位は、CarlinKit Tbox UHD HDMIです。🎉

このモデルは、2024年央に発売されたフラッグシップモデルで、同じくSIM対応、クアルコム製CPU(SoC)搭載ですが、CarlinKit初のHDMI出力ポートを搭載したモデルとなっています。

こちらのモデルもライバル機種は、オットキャスト OttoAibox P3です。HDMI対応含めてハードウェアスペックはほぼ同じなのにOttoAibox P3よりもCarlinKit Tbox UHD HDMIの方が1万円も安いです。しかも、アンドロイドOSのバージョンは、OttoAibox P3のAndroid 12に対して、こちらのTbox UHD HDMI はAndroid 13と、最新のソフトスペックでむしろ有利です。

 

CarlinKit Tbox UHD HDMIのメリット・デメリット

CarlinKit Tbox UHD HDMIの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

  • 最高クラス性能(スナップドラゴン680+メモリ8GB)で量販スマホ並の反応速度
  •  ほぼ同じスペックのオットキャストOttoAibox P3より1万円安い
  •  本体128GB追加で512GBまでのSDカード対応大量のデータが保存可能
  •  HDMI出力機能はある入力機能は無い
  •  CarlinKitのモデルの中では最も価格が高い
  • ケースの見た目がシンプルでやや味気無い

 

CarlinKit Tbox UHD HDMIの悪いレビューと考察

CarlinKit Tbox UHD HDMIの悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。

 

30代男性スバルクロストレックオーナーのCarlinKit Tbox UHD HDMIレビュー
そのままの状態では繋がらず、穴のボタンでAndroid/CarPlayを切替えたり試行錯誤して動くようになった
一部のスバル車はApple CarPlayの有線接続を廃止しているため、AIBOXの接続手段は、Android Auto有線接続のみです。
実はCarlinKit Tbox UHDは数少ないAndroid Auto接続可能なAIBOXであり、穴の中のボタンを押すことで、CarPlay接続モードからAndroid Auto接続モードに切替可能です。
少し手間はかかりますが、このCarlinKit Tbox UHDの登場でスバル車のAIBOX利用が可能となりました。

 

30代男性のCarlinKit Tbox UHD HDMIレビュー
2画面表示がアプリによって対応、非対応があり思い通りに使えなかった
YouTubeやGoogleマップは初期状態で2画面表示可能ですが、Amazonプライムビデオやヤフーカーナビは非対応です。
しかし、開発者モードに切替えて、設定変更すると2画面表示可能となります。詳しくはこちら”CarlinKit各種設定“の記事で手順を解説しています。

 

30代男性マツダCX-8オーナーのCarlinKit Tbox UHD HDMIレビュー
OKボタンが選択できないバグがあった、ただしファームウェア更新で問題解決
ファームウェアアップデートは多少のリスクを伴いますが、不具合が解決する場合もあります。
よって、特に使い勝手に支障が無い場合はファーム更新は行わず、差し迫った不便がある場合のみ更新いただくのがおすすめです。

 

CarlinKit Tbox UHD HDMIの良いレビューと考察

CarlinKit Tbox UHD HDMIの良い評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。

 

20代男性スズキ純正ディスプレイオーディオ(カロッツェリアPVH-9300DVSZS)ユーザーのCarlinKit Tbox UHD HDMIレビュー
エンジンをかけてから10秒程でメニュー画面が起動、体感的に遅さは感じない
数年前のAIBOXはハードウェアが低スペックだったので、起動に30秒ほど必要でしたが、最新のCarlinKit Tbox UHDではSoCもメモリも高速なので、10秒程度で起動完了するため、ストレスは少ないです。

 

40代男性トヨタルーミーオーナーのCarlinKit Tbox UHD HDMIレビュー
最新のAndroid端末と比べると良いスペックではないが、Y!カーナビ, Netflix, アマプラ, YouTubeでストレスは全くなく動作
AIBOXはスマホと違い、カーナビや動画再生など使うアプリが限定されているため、スマホのようなハイスペックなハードウェアは不要です。
スマホと同じスペックのハードウェアを採用すると操作はさらに快適になりますが10万円を超えてしまい、逆に存在価値が無くなってしまうので、現状が性能と価格のベストバランスだと感じてます。

 

50代男性スバル レイバックオーナーのCarlinKit Tbox UHD HDMIレビュー
無事に接続でき動作、操作感も良い、値段の割に性能が良くて満足
CarlinKit Tbox UHDは数あるAIBOXの中で2025年現在、最も高性能なモデルですが、一番人気のオットキャストと比較すると最大2万円程度安く買うことができます。
値段の割に高性能なものを求めるなら最もおすすめのモデルです。

CarlinKit Tbox UHD HDMIの最新価格と購入方法

CarlinKit Tbox UHD HDMIの最新価格は以下の通りです。

定価は40,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。同じく購入可能ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。

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CarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHD 対応車種

CarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHD 対応車種

Carlinkit Tbox Plus, Ambient, UHD対応車種/対応カーナビとは、基本的にUSBケーブルを使った有線CarPlay接続が可能な車/カーナビです。

純正ナビでは無くても、有線CarPlay非対応で無線CarPlayのみ対応の車(一部のBMW車など)や有線CarPlay非対応で有線Android Autoのみ対応の車(一部のスバル車など)には非対応なので使用不可能です。

このように、有線CarPlay対応車では利用可能ですが、もう少し詳しく書くと以下の通りです。

【Carlinkit Tbox Plus, Ambient, UHDの対応車種】

  • 1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ, レクサス, 日産, ホンダ, VW, Benz等)
    そのまま使用可能
  • 2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ等)
    Bluetoothリモコンを使えば使用可能

    ※1: 有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW, MINI, 一部のスバル※2等)
    使用不可能)
    ※2: 有線Android Auto接続可能な場合はCarlinKit Tbox Ambient SE 64GBに限り対応

私も実際、トヨタ、レクサス、VW、Benz、Porscheの車にCarlinKit Tbox PlusやTbox Ambientを接続して使ってますが、問題無く使えることを日々確認済ですので、ほとんどの有線CarPlay対応車で利用可能なのは間違いないです。車メーカー別の対応年式をさらに詳しく書くと以下の通りです。

CarlinKit Tboxの対応車種と年式一覧
トヨタ 2020年~(USB-Aなら補助電源必要)
レクサス 2022年~(USB-Aなら補助電源必要)
スズキ 2021年~(後付対応なら可)
ダイハツ 2021年~(後付対応なら可)
日産 2022年~(後付対応なら可)
ホンダ 2019年~(後付対応なら可)
スバル 2019年~(2023年~AA接続のみ対応可※)
CarlinKit Aibox-HDMI等Android Auto接続のみ
VW 2016年~
ベンツ 2016年~

 

CarlinKit 対応車種:トヨタの場合

トヨタの純正ナビは2020年前後からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlayに対応し始めました。トヨタ車の場合、CarPlay対応=CarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHD対応と考えてよいので、具体的には2020年頃以降にモデルチェンジしたトヨタ車であればCarlinKit 対応と考えて概ね問題ありません。現状のトヨタ車のCarlinKit 対応車種としては以下の通りです。

対応車種名
(トヨタ)
対応年式 Carlinkit
Tbox対応
モデル
系統
アルファード
ヴェルファイア
2023年06月~ 40系
2020年01月~ 30系MC後
2018年01月~ ×
2015年01月~ × 30系MC前
ノア
ヴォクシー
2022年1月~ 〇※1 90系
2014年1月~ × 80系
ハリアー 2022年09月~ 80系
2020年6月~
2013年12月~ × 60系
RAV4 2022年10月~ 〇※1 50系MC後
2020年08月~ 〇※2 50系MC前
2019年04月~ ×
カローラ
カローラ
ツーリング
2022年10月~ 210系
MC後
2019年9月~ 210系
MC前
カローラクロス 2023年10月~ 10系
2021年9月~
カローラスポーツ 2022年10月~ 210系
MC後
2019年09月~ 210系
MC前
2018年06月~ ×
ヤリス 2024年01月~ 210系
2019年12月~
GRヤリス 2024年03月~ 10系
2020年09月~
ヤリスクロス 2024年01月~ 10系
2020年8月~
プリウス 2023年1月~ 60系
2021年6月~ 〇※2 50系MC後
2018年12月~ ×
2015年12月~ × 50系MC前
シエンタ 2022年8月~ 〇※1 10系
2015年7月~ × 170系
クラウン
クロスオーバー
2022年7月~ 〇※1 230系
クラウンスポーツ 2023年10月~ 230系
ランドクルーザー
300
2021年08月~ 300系
ランドクルーザー
200
2015年08月~ × 200系
ランドクルーザー
250
2024年04月~ 250系
ランドクルーザー
プラド
2020年08月~ 〇※2 150系
MC後
2017年09月~ ×
ライズ 2021年3月~ 〇※2 200/
210系
2019年11月~ 〇※2

※1補助電源ケーブル必要(USB Type-A端子の場合)

※2メーカーオプションDA装着車のみ

トヨタ車のCarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHD対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカー標準装着トヨタコネクテッドナビ対応DA:電源補助ケーブルCarlinkit 対応
  • メーカー標準装着orOPのT-Connetナビキット対応DA:そのままでCarlinkit 対応
  • 販売店OPのナビ:Carlinkit Tbox非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればCarlinkit 対応可

ちなみに車が無線CarPlay対応であってもCarlinkit Tboxは無線CarPlay接接続には非対応であり、有線CarPlay接続のみの対応です。

また、Apple公式サイトにもCarPlay対応状況は記載されており目安にはなりますが、こちらは主に米国市場での対応状況となるので、例えばハリアーがVenza(ハリアーの米国での名前)と書かれてたり、プリウスなどモデルによっては日本向け販売モデルのCarPlay対応時期と違ってたり(米国:2020年~、日本:2021年~)します。

上記リストは、トヨタ主要車種Carlinkit 対応(有線CarPlay対応)時期について、日本向け販売モデルに対する正確かつ詳細な調査結果となります。さらに詳しくCarlinkit TboxやオットキャストなどのAI Boxの対応車種について知りたい場合は、こちら”オットキャスト対応車種/時期詳細!トヨタ/レクサス/スズキ/日産等“の記事にまとめましたので、もし良ければご参考にどうぞ。

 

CarlinKit 対応車種:レクサスの場合

レクサスの純正ナビも2020年頃からと、わりと遅いタイミングでCarPlay対応しています。実はレクサス車の場合、CarPlay対応=Carlinkit Tbox Plus, Ambient, UHD完全対応とは言えず、CarPlay対応初期のモデルはBluetoothリモコンを併用した操作が必要になる場合があります。

これは、2021年以前の多くのレクサス車ではタッチスクリーン操作が不可能であり、リモートタッチと呼ばれるパソコンのタッチパッドのような操作系が採用されているためです。さらにややこしいことに、一部の年式のRX/LS/ES/IS/RCなどリモートタッチとタッチスクリーンの両方が利用可能なモデルも存在しており、これらの車種ではCarlinkit対応と言えます。

以上より、具体的には2022年頃以降にモデルチェンジしたレクサス車であればCarlinkit Tbox Plus, Ambient, UHD対応と考えて概ね問題ありません。現状のレクサス車のCarlinkit 対応車種としては以下の通りです。

対応車種名
(レクサス)
対応年式 Carlinkit
Tbox対応
タッチ
スクリーン
操作
リモート
タッチ
操作
LX 2022年1月~ 〇※1 ×
2015年8月~ × ×
RX 2022年11月~ 〇※1 ×
2019年8月~
2015年10月~ × ×
NX 2021年10月~ 〇※1 ×
2020年7月~ △※2 ×
2017年9月~ × ×
UX 2022年7月~ 〇※1 ×
2020年10月~ △※2 ×
2018年11月~ × ×
LBX 2023年11月~ ×
LS 2022年10月~ 〇※1 ×
2020年11月~
2017年10月~ × ×
ES 2022年7月~ 〇※1 ×
2021年8月~
2020年8月~ △※2 ×
2018年10月~ × ×
IS 2021年9月~
2020年11月~ △※2 ×
2016年10月~ × ×
LC 2023年6月~ 〇※1 ×
2020年6月~ △※2 ×
2017年3月~ × ×
RC 2022年12月~
2019年10月~ △※2 ×
2018年10月~ × ×

※1補助電源ケーブル必要(USB Type-A端子の場合)

※2:Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが非現実的

レクサス車のCarlinkit Tbox Plus, Ambient, UHD対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • 純正コネクテッドナビ:電源補助ケーブルCarlinkit 対応
  • 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチ+タッチスクリーン両対応:そのままでCarlinkit 対応
  • 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチのみ対応:BluetoothリモコンCarlinkit 対応(使い辛い)
  • 純正ナビ(CarPlay非対応):Carlinkit 非対応

 

CarlinKit 対応車種:日産の場合

日産の純正ナビは2022年前後からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlayに対応し始めました。日産車の場合、CarPlay対応=CarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHD対応と考えてよいので、具体的には2022年頃以降にモデルチェンジした日産車であればCarlinkit 対応と考えて概ね問題ありません。一方でキックスのように完全にオーディオレス仕様でCarlinkit 非対応の車種もありますが、オーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでCarlinkit に対応させることもできます。現状の日産車のCarlinkit 対応車種としては以下の通りです。

対応車種名
(日産)
対応年式 Carlinkit
Tbox対応
ノート 2020年12月~ 〇※1
2018年9月~ ×
セレナ 2023年4月~ 〇※1
2018年3月~ ×
X-Trail 2022年7月~ 〇※1
2013年12月~ ×
ルークス 2022年9月~ 〇※2
2020年3月~ ×
デイズ 2022年9月~ 〇※2
2019年3月~ ×
アリア 2022年1月~ 〇※1
サクラ 2022年6月~ 〇※1
リーフ 2019年1月~ 〇※1
2017年10月~ 〇※1
スカイライン 2019年9月~ 〇※1
2014年6月~ ×
キックス 2020年6月~ ×
エルグランド 2010年8月~ ×

※1メーカーオプションナビ装着車のみ

※2ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ

日産車のCarlinkit Tbox Plus, Ambient, UHD対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカーOP装着の日産純正ナビ(2020年頃以降):そのままでCarlinkit 対応
  • ディーラーOP日産純正9″ナビ(2022年頃以降):そのままでCarlinkit 対応
  • 上記以外のディーラーOPのナビ/DA:Carlinkit 非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればCarlinkit 対応可

 

CarlinKit 対応車種:ホンダの場合

ホンダの純正ナビのCarPlay対応時期は車種によって大きく違っており、ヴェゼル・ステップワゴン・CR-Vは2018年頃とかなり早くから対応してるのに対し、フリード・シビックはだいぶ遅れて2022年からの対応となってます。またホンダ車の場合も、CarPlay対応=CarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHD対応と考えてよいので、具体的には2022年頃以降にモデルチェンジしたホンダ車であればCarlinkit 対応と考えて概ね問題ありません。現状のホンダ車のCarlinkit 対応車種としては以下の通りです。

対応車種名
(ホンダ)
対応年式 Carlinkit
Tbox対応
N-BOX 2023年10月~ 〇※1
2021年12月~ ×
フリード 2022年6月~ 〇※1
2019年10月~ ×
ヴェゼル 2021年4月~ 〇※2
2018年2月~(ハイブリッド)
2019年1月~(ガソリン)
〇※3
2013年12月~ ×
WR-V 2024年3月~ 〇※1
ZR-V 2022年11月~ 〇※2
CR-V 2018年8月~ 〇※3
2013年10月~ ×
フィット 2021年6月~ 〇※2
2018年5月~ ×
シビック 2022年6月~ 〇※2
2020年1月~ ×
オデッセイ 2023年12月~ 〇※1
2020年11月~ ×
ステップワゴン 2022年5月~ 〇※1
2018年10月~ 〇※3
2016年9月~ ×

※1ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ

※2Honda CONNECTディスプレイ装着車のみ

※3インターナビ装着車のみ

ホンダ車のCarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHD対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • ディーラー装着純正9″ナビ(2023年頃以降):そのままでCarlinKit 対応
  • メーカー装着Honda CONNECTディスプレイ(2021年頃以降):そのままでCarlinKit 対応
  • メーカー装着純正インターナビ(2019年頃以降):そのままでCarlinKit 対応
  • 上記以外ディーラー装着ナビ/DA:CarlinKit 非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればCarlinKit 対応可

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CarlinKit Tbox Plus, Ambientの違い比較

CarlinKit Tbox Plus, Ambientの違い比較

Carlinkit Tbox PlusとTbox Ambient のメリット・デメリットを簡単にまとたのが、以下の表です。

一応デメリットも書いてますが、TboxシリーズはCarlinkit製品の中でも最高級のハイエンドモデルですので、他モデルと比べると十分な性能があり、価格が最も安いCarlinKit Tbox  Plus 64GBであっても操作上のモタツキはほぼ問題無いと感じてます。

機種名 〇メリット〇 △デメリット△
CarlinKit
TboxPlus
64GB
〇:価格が最も安い
〇:高性能CPU QCM6125で
操作がスムーズ
〇:新しめのAndroid OS 13
△:HDMI入出力非対応
△:見た目がだいぶ安っぽい
CarlinKit
Tbox Ambient
64GB
〇:高性能最新CPU スナドラSM6225で
さらに操作がスムーズ
〇:新しめのAndroid OS13
〇:流行りのフルカラーLEDイルミ対応
△:HDMI入出力非対応
△:品薄気味
△:見た目がやや安っぽい
CarlinKit
Tbox Ambient
SE 64GB
〇:高性能CPU スナドラSM6115で
操作がスムーズ
〇:新しめのAndroid OS13
〇:流行りのフルカラーLEDイルミ対応
〇:放熱設計により長時間利用時に
高温になりにくい
△:HDMI入出力非対応
△:品薄気味
△:見た目がやや安っぽい
(Ambientよりは改善)
CarlinKit
Tbox Plus
128GB
〇:8GB大容量RAMで
アプリ同時使用時も安定動作
〇:高性能CPU QCM6125で
操作がスムーズ
〇:新しめのAndroid OS 13
△:価格がやや高い
△:HDMI入出力非対応
△:見た目がだいぶ安っぽい
CarlinKit
Tbox Ambient
128GB
〇:8GB大容量RAMで
アプリ同時使用時も安定動作
〇:高性能最新CPU スナドラSM6225で
さらに操作がスムーズ
〇:新しめのAndroid OS 13
〇:流行りのフルカラーLEDイルミ対応
△:価格がやや高い
△:HDMI入出力非対応
△:見た目がやや安っぽい

上表の最上段のCarlinKit Tbox Plus 64GBが最も価格が安く、コストパフォーマンスにも優れています。下図は私が使用しているCarlinKit Tbox Plus 128GBですが、CarlinKit TboxPlus 64GBと比べると、外観の見た目は右側のLEDランプ色がピンク色なのを除けば全く同じです。CarlinKit TboxPlus 64GBは青色のLEDランプ色。シンプルな作りになってるので、やや安っぽい見た目ではあるものの、かしこく価格を抑えた設計になってるとも言えます。

VW Discover ProとCarlinKit Tbox Plus 128GBモデル

これに対し最新のCarlinKit Tbox Ambient では、下図のようなフルカラーのLEDイルミネーション機能が追加されてます。

レクサスNX純正ナビとCarlinKit Tbox Ambient 128GBモデル

LEDイルミネーションの演出により分かりやすい見た目の満足感は高まりますが、基本性能と関係ない部分で少し価格UPしてしまっており、コストパフォーマンス的には低下傾向です。

また、見た目だけでなく内蔵されてるSoC(CPU)が同じQualcomm製 ではあるもののCarlinKit Tbox  Plusで採用のQCM6125/2.0GHz から、最新のSnapdragon SM6225/2.4GHzにグレードアップされています。

ただし、こちらについても私がCarlinKit Tbox  Plus 128GBとCarlinKit Tbox Ambient  128GBを両方同じ車に接続して比べた結果処理負荷が高そうな操作でも反応速度等で体感できるレベルの性能差はほぼ無いと感じました。処理負荷が高そうな操作としては、ナビルート案内を行いながら複数のアプリを開き2画面~1画面を素早く切替などを試してみましたが、CarlinKit Tbox Ambient の方がほんの少し安定してるように感じた程度です。

以上をまとめると以下の通り、何を優先するかによって、Carlinkit Tboxシリーズの中からどれを選ぶべきかは、変わってくると考えました。

【CarlinKit Tboxシリーズ機種の選び方】

CarlinKit Tbox Plus 128GBの最新価格は以下のリンクからご確認いただけますが、こちらのTbox Plus 128GBは、2024年現在品薄状態が続いているので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。Amazon/楽天/Yahooショッピングのどこに在庫があるかも以下リンクからご確認いただけます。

また、CarlinKit Tbox Ambient 128GBについても最新価格は以下のリンクからご確認いただけますが、こちらのTbox AmbientもTbox Plus 128GBと同様に、2024年現在品薄状態が続いているので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。

オットキャストなどはわりと大手ブランドですが、特にCarlinKitはそこまで大きなメーカーでは無いので需給バランスによって品薄になりがちです。このようなモデルは一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか不透明なので、欲しいタイミングで手に入らない場合もあるので注意が必要です。

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CarlinKitとOttocastの違い比較

CarlinKitとOTTOCAST PICASOU2 AI BOX

ここからは、CarPlay AI BOXの後発ブランドCarlinKit(カーリンキット)と最大手ブランドOTTOCAST(オットキャスト)との違いについて比較してみます。CarlinKitはAIBOXブランドとしては後発で、2014年設立のフイゾー ユンリアン テクノロジー (Huizhou Yunlian Technology)社という中国の企業が展開するブランドです。

このCarlinKitに対し、最大手メーカーで、2009年設立のカルチザン (Cartizan)社展開するブランドがOTTOCASTです。CarlinKitは後発ブランドですが、性能などで負けてるわけでは無く、後発ならではのリーズナブルな価格戦略などで、OTTOCASTを上回る部分もあります。スマホのキャリアで例えるなら、

  • CarlinKit:Ottocastより歴史は浅いが価格が安い (Softbankのような後発ブランド)
  • Ottocast:安心だけど価格が少し高い (ドコモのような老舗ブランド)

といったイメージです。

最大手ブランドOTTOCASTに特化したAIBOXの選び方や具体的できる事については、こちら”オットキャスト最新おすすめ全機種の価格x性能比較“の記事に詳しくまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。

 

CarlinKitがOttocastより有利な点と不利な点

私がCarlinKitとOttocastの両方を実際に使ってみて感じた有利・不利な点は以下の通りです。

  •  CarlinKitの方が同スペックのOttocast機種より1万円以上安い
  •  CarlinKitの方が起動時間が概ね早い
  •  CarlinKitの方がどの画面からでもメニューに入れて手軽に”Task kill”操作などが可能
  •  CarlinKitだとHDMI出力端子搭載機種がUHDの1モデルのみ
  •  CarlinKitの方がトラブル発生時等に調べる情報源(ブログ, YouTube)が少ない
  •  CarlinKitの方がケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい

上記の通り、CarlinKitがOttocastに及ばない不利な点はいくつかありますが、致命的とは言えず、むしろ有利な点の方が多いです。

 

AIBOX共通のメリット・デメリット

次に、CarlinKitやOttocastに限らず、ほぼ全てのAIBOXに共通するメリット・デメリットは以下の通りです。

  •  YouTube/プライムビデオ/TV(見逃し配信含)等が見れる
  •  キャンセラー取付無で走行中も見れるし操作もできる
  •  USBで挿すだけの簡単取付なので取付作業代が不要

また、スマホやCarPlay/Android Auto接続での操作性と比べると、以下のデメリットがあります。

  •  操作や表示の反応がやや悪い、たまにアプリが落ちる
  •  一度エンジン切った後(コンビニ休憩等)、続きから再生できない(特に動画アプリ)
  •  アプリ内の表示レイアウトのバランスが悪い(高解像度のスマホを画面前提設計のため)

これらのAIBOX共通のデメリットは、多少はイライラするものの、使い続けれないレベルの致命的欠点では無いです。つまり、CarlinKitならではの不利な点やAIBOX共通のデメリットなど様々なマイナス面はあるものの、トータルで考えると、メリットがデメリットが上回るため、結果として十分使ってみる価値はあるのです。

ちなみに私はCarlinKit Tbox Ambient 128GBとCarlinKit Tbox Plus 128GBを実際に購入して使ってますが、全く問題無く使用できています。

 

CarlinKitの種類とAIBOX全機種比較

CarlinKitの種類とAIBOX全機種比較

ここからは、CarlinKit (カーリンキット) 製品の種類やAIBOX製品の種類について性能や機能など様々な角度から比較していきます。

 

CarlinKitの種類

CarlinKitは、AIBOXのブランド名や製品名として使われることが多いですが、CarlinKitブランドの製品としては、以下2種類の機器があります。

  • CarPlayやAndroid Autoの有線接続を無線化するワイヤレスアダプター
  • CarPlay有線接続で動画等のアプリが使えるようになるAIBOX

ここで、ワイヤレスアダプターとAIBOXは全然違う機器であり、もしYouTubeやアマプラなどの動画を見たいならAIBOXを選択する必要があり、ワイヤレスアダプターでは見れないので注意が必要です。

 

CarlinKit Tbox全8機種比較一覧表

CarlinKit全8機種の比較一覧表を以下の通りまとめてみました。各モデルの性能や機能の違いをご理解いただけると思います。

機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
メモリ+
ストレージ
Android
OS
SIMカード
対応
マルチ色
イルミ
2画面
分割比
HDMI
対応
CarlinKit
V3 mini
【売切れ】

2.5
万円

Qualcomm
QCM2290/2GHz

3+32
GB

Ver.11

nano SIM
× ×
(なし)
CarlinKit
V3
【売切れ】

3.1
万円

Qualcomm
Snapdragon
SDM450/1.8GHz

4+64
GB

Ver.9

nano SIM
×
5:5

(なし)
CarlinKit
Tbox Plus
64GB

2.0
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB
◎+
ver.13

nano SIM
×
5:5

(なし)
CarlinKit
Tbox Plus
128GB

4.1
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM
×
5:5

(なし)
CarlinKit
Tbox Ambient
64GB

2.4
万円
◎+
Qualcomm
Snapdragon
SM6225/2.4GHz

4+64
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5

(なし)
CarlinKit
Tbox Ambient
SE 64GB

2.6
万円

Qualcomm
Snapdragon
SM6115/2.0GHz

4+64
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5

(なし)
【数量限定】
CarlinKit
Tbox Ambient
128GB

4.4
万円
◎+
Qualcomm
Snapdragon
SM6225/2.4GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5

(なし)
【24年6月発売】
CarlinKit
Tbox UHD
HDMI

4.8
万円
◎+
Qualcomm
Snapdragon
SM6225/2.4GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM
×
5:5
3:7

(出力
のみ)

※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中だと安くなっていて価格が違う場合もあります

現在は売切れのCarlinKit V3系のモデルを除けば、SoC(CPU)は全モデルQualcomm(クアルコム)製の高性能な8コアチップを採用、Android OSのバージョンは全モデル新しめのAndroid 13で、もちろん全モデルでYouTubeやAmazon Primeビデオ等のアプリ利用に対応してます。

主な違いとしては、以下3点ですが、最新モデルのCarlinKit Tbox UHDのみHDMI出力と2画面分割幅比の変更に対応しています。

  • クアルコム製チップの微妙な型番違い
  • メモリ+ストレージ容量
  • マルチ色イルミ有無

改めて、CarlinKitのAIBOXのおすすめ機種3つとそれに当てはまる人は以下の通りです。

【CarlinKitおすすめ1位】
CarlinKit TBoxPlus 128G/ Ambient 128G
操作時の反応は極力速い方がよい人向け
【CarlinKitおすすめ2位】
CarlinKit Tbox Plus 64GB/ Ambient 64GB
コストパフォーマンスを優先したい人向け
【CarlinKitおすすめ3位】
CarlinKit Tbox UHD HDMI
後席モニターに映したい人向け

CarlinKit Tbox Ambientはまだ新しいので、Tbox Plusより少し価格が高いですが、その分Tbox Plusには装備されて無いイルミネーション機能も搭載されておりTbox Ambientもおすすめです。

CarlinKit TboxはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販からの購入可能ですが、こちらのTbox Ambient含め機種によっては品薄状態が続いているので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。

オットキャストなどはわりと大手ブランドですが、特にCarlinKitはそこまで大きなメーカーでは無いので需給バランスによって品薄になりがちです。このようなモデルは一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか不透明なので、欲しいタイミングで手に入らない場合もあるので注意が必要です。実際、CarlinKit V3は私は運よく2022年に購入できましたが、2023年以降売切れ状態が続いており、もう手に入らない可能性が高いです。

 

CarlinKit以外も含むAIBOX全15機種比較一覧表

次にCarlinKit以外のメーカーも含め、ほぼ全種類のAIBOXに対する性能や機能はもちろん、価格も含めた比較を行い、おすすめ機種はどれか?について書いていきます。実は、CarlinKitよりさらに多機能な機種、さらに低価格な機種もありますので、ぜひご確認いただきたいです。ちなみに、YouTubeは見れるのにプライムビデオは見れないオットキャストPlay2VideoなどのAIBOXもあるので注意が必要です。

機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
メモリ+
ストレージ
Android
OS
SIMカード
対応
アプリ
利用/追加
2画面
分割比
HDMI
対応
オットキャスト
Play2Video
Pro
1.9
万円

非公開

2+16
GB

ver.12
× 利用:○
追加:×
× ×
Herilary
C7

2.6
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB

ver.11

nano SIM

5:5
×
CarlinKit
TboxPlus
64GB

3.6
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
DRIVIM
CPC-200
TboxPlus


2.4
万円

Qualcomm
QCM6225/2.0GHz

4+64
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
KEIYO
APPCAST
AN-S109

3.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12
×
5:5
×
【24年10月発売】
オットキャスト
OttoAibox P3
Lite

3.7
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7
×
CarlinKit
TBoxPlus
128GB

4.1
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
【数量限定】
CarlinKit
Tbox
Ambient

4.4
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
【24年6月発売】
CarlinKit
Tbox UHD HDMI


4.8
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
オットキャスト
PICASOU2

【品薄】

4.2
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.10

nano SIM

5:5

(出力
のみ)
DRIVIM
D-BOX 220

4.8
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

8+128
GB

ver.12

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
オットキャスト
OttoAibox P3
PICASOU3

6.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

8+128
GB

ver.12

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
KEIYO
APPCAST II 2
AN-S109 II

4.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12
×
5:5

(入力
出力)
KEIYO
APPCAST III 3
AN-S129

5.0
万円
非公開(↓予測)
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12

クラウドSIM

5:5

(入力
出力)
オットキャスト
PICASOU2
Pro

5.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.10

nano SIM

5:5

(入力
出力)

※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もあります

※上記は2025年4月時点の情報であり、オットキャストU2-GTなど販売終了した旧モデルは削除するなど随時最新情報を掲載中ですが、一時的に売切れのモデルはリンク先で代替品が表示される場合があります

 

CarlinKit AIBOXの品薄問題

ちなみに、上記のCarPlay AIBOXはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販から購入可能ですが、機種によっては品薄状態が続いている<ので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。

最大手ブランドのオットキャストだとわりと在庫は十分確保されてますが、特にCarlinKit・DRIVIM・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いのですぐ品薄になりがちです。もし一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか分からず次の休日に間に合わないなどまさに欲しいタイミングで買えないこともあるので注意が必要です。

 

AIBOXを長く使いたいなら高性能モデルがおすすめ

ちなみに私の失敗談ですが、AIBOXは安い買い物では無いということで、最初は価格安めの2万円程度のモデル(現在は廃版のCarlinKit V3)を購入しました。しかし使ってるうちに操作のモタツキがガマンできなくなり、高性能モデルのCarlinKit TBox Plus 128GB Tbox Ambient 128GオットキャストOttoAibox P3買い直しをしてる状況です。ある程度長く使う予定であれば、最初から高性能モデルを買っておくのが絶対おすすめです。

私は現在、 CarlinKit Tbox Ambient 128GB や OttoAibox P3 をメインで使ってますが、特にRAM容量8GBだと安心で、カーナビアプリとYouTubeとアマプラなど複数アプリを同時に起動しても操作のモタツキが無くとても快適です。

まずは価格を抑えてCarPlay AI BOXを試してみたいという方には、オットキャストPlay2Videoなど2万円程度の低価格なモデルを買ってみても良いかもしれませんが、長く使い続けたいと思われる方は、ある程度高性能なオットキャストOttoAibox P3 Tbox Ambient 128GCarlinKit TBox Plus 128GBなどの高性能モデルが安心でおすすめです。

CarPlay AI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOX おすすめ比較“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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CarPlay AI BOXおすすめ機種比較

 

CarlinKit Tboxでできる便利な使い方

CarlinKit Tboxでできる便利な使い方

ここからは、CarlinKit Tbox Plus, Ambient, UHDを使うとできる便利な使い方をトヨタRAV4のディスプレイオーディオに接続した場合の私の実体験を元に説明していきます。

以下3つの便利な使い方できるようになります。

  • ナビアプリと動画アプリ2画面表示
  • ナビアプリと音楽アプリ2画面表示(歌詞表示/ミュージックビデオ表示)
  • ランチャーアプリの利用とUIカスタマイズ

 

CarlinKitでナビと動画の2画面表示

まず、CarlinKitのAIBOXでできることとして、最も定番で同乗者に喜ばれるのが、動画アプリが表示可能になることですが、ナビ地図案内と動画の2画面同時表示も可能です。上図の例では、

  • 右:Yahoo!カーナビアプリ(ナビ案内)
  • 左:アマゾンプライムビデオアプリ(アニメ再生)

を2画面で同時に表示させています。

ちなみにCarlinKitの場合は、画面上のオンスクリーンメニューを開き2画面表示ボタンを押すことで2画面表示が可能になります。最新のトヨタ・レクサス車のコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオは、2画面表示ができない仕様になってしまったため、CarlinKitのAIBOXを使うことで2画面表示も可能になります。

 

CarlinKitでナビと音楽の2画面表示

続いて、CarlinKit AIBOXと音楽アプリでできるようになることについて紹介していきます。

 

音楽アプリのアルバムカバーアート表示

CarlinKit AI BOX 音楽アプリのアルバムカバーアート表示

まずはアルバムカバーアートと再生・曲送り操作パネルの表示とナビ地図案内との同時表示です。上図の例では、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(アルバムカバーアート表示)

を2画面で同時に表示させています。ただし、ここまでならアップルカープレイやアンドロイドオートでもほぼ同じことが可能です。

 

音楽アプリの歌詞表示

CarlinKit AI BOX 音楽アプリの歌詞表示

次にCarPlay AI BOXならでは表示方法として、アルバムカバーアートに加えて歌詞表示が可能です。上図の例ではCarlinKitを使って、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(歌詞表示)

を2画面で同時に表示させている例です。

さらに具体的な歌詞表示イメージとしては上図のように歌詞が1行ずつ流れて表示されるので、例えば同乗者がカラオケのように口ずさんだり、歌詞を覚えたり、様々な楽しみ方が広がります。

 

音楽アプリのミュージックビデオ表示

CarlinKit AI BOX音楽アプリのミュージックビデオ表示

さらにCarPlay AI BOXならでは表示方法として、音楽アプリであってもミュージックビデオ動画の表示が可能です。上図の例ではCarlinKit V3を使って、

  • Googleマップアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(ミュージックビデオ動画表示)

を2画面で同時に表示させています。ミュージックビデオ動画は、以下の通り、ドライバーと同乗者の両方が楽しめるコンテンツなので、おすすめです。

  • ドライバー:音楽だけ聴いても十分満足できるコンテンツ
  • 同乗者:音楽に合わせて映像も見れてさらに満足できるコンテンツ

もし、CarlinKitのAIBOXで2画面表示がうまくできない場合は、こちら”CarlinKitの設定/接続方法“の記事に対処方法を詳しくまとめましたので、ご参考にどうぞ。

 

CarlinKitとランチャーアプリでUIカスタマイズ

CarlinKit V3 標準ランチャーアプリHome画面

最後にこれこそAIBOXならでは表示機能として、CarlinKit AIBOXとランチャーアプリを使ったUI(ユーザーインターフェース)のカスタマイズ例について紹介します。上図は、CarlinKit V3の初期設定のランチャー表示ですが、こちらにCar Launcherという別のランチャーアプリを入れると、下図のような全く異なったレイアウトのUI表示に変更可能です。

CarlinKit V3 CarLauncherアプリHome画面

アンドロイドアプリの世界では、このようなランチャーアプリは、無料のものも含めて数多く提供されています。ランチャーアプリによるUI変更では、単にレイアウトの変更だけでなく、上記のように少し懐かしいグラフィックイコライザー表示の追加なんかも可能です。

 

CarlinKit Tboxの対応アプリ

CarlinKit Tboxは、音楽・動画・ランチャーアプリ以外も含め、下表のアプリに対応しています。Apple Musicなどの例外を除けば、スマホで利用可能なアプリにはほぼ全て対応しています。

CarlinKit(カーリンキット) AIBOX 対応アプリ
動画 YouTube, Amazonプライム, TVer, Netflix等
音楽 Amazon Music, Spotify等※
(歌詞/Music Video表示対応)
※2025年現在Apple Musicは利用不可
カーナビ Googleマップ, Yahooカーナビ等
SNS X(旧Twitter), Instagram, Facebook等
ブラウザ Chrome, FireFox等

ご参考までに、音楽アプリで再生やアートワーク表示ならスマホのCarPlay/Android Autoでも可能ですが、歌詞やミュージックビデオの表示・再生はAIBOXを使わないと不可能なので注意が必要です。

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まとめ | CarlinKit 最新ランキングと対応車種

以上ここでは、CarlinKit Tboxの最新ランキング対応車種について紹介してきました。

最後にポイントをおさらいすると、CarlinKit Tboxの最新人気機種ランキングは以下の通りでした。🏆

【CarlinKitおすすめ1位】

操作時の反応は極力速い方がよい人向け

【CarlinKitおすすめ2位】

価格も抑えたい人向け

【CarlinKitおすすめ3位】

操作時の反応は極力速い方がよく、後席モニターにも映像を映したい人向け

もしCarlinKitブランドにこだわらないのであれば、さらに低価格化やHDMI対応含めた高機能化の選択肢の幅は拡がり以下の機種もおすすめです。

CarlinKit以外HDMI付おすすめAIBOX

CarlinKit以外日本メーカー製おすすめAIBOX

また、CarlinKit Tboxに限らずほとんどのAIBOXは、有線CarPlay接続の対応車種や対応カーナビ・ディスプレイオーディオで利用可能です。

ただし、有線CarPlay非対応で無線CarPlayのみ対応の車(一部のBMW車など)や有線CarPlay非対応で有線Android Autoのみ対応の車(一部のスバル車など)には非対応なので使用不可能で、まとめると以下の通りです。

【Carlinkit Tboxの対応車種】

  • 1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ, レクサス, 日産, ホンダ, VW, Benz等)
    そのまま使用可能
  • 2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ等)
    Bluetoothリモコンを使えば使用可能

※1: 有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW, MINI, 一部のスバル※2等)
使用不可能)
※2: 有線Android Auto接続可能な場合はCarlinKit Tbox Ambient SE 64GBに限り対応

以上、こちらの記事では、CarlinKit Tboxの最新ランキング対応車種について紹介してきましたが、CarlinKit以外も含めたAIBOXのおすすめ機種については、こちら”CarPlay AI BOX おすすめ比較“の記事にも詳しくまとめてありますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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