CarlinKit(カーリンキット)や OTTOCAST(オットキャスト)と呼ばれるAndroid(アンドロイド)内蔵AI BOXをCarPlay(カープレイ)対応のカーナビやディスプレイオーディオに接続すると、スマホのCarPlay/Android Auto(アンドロイドオート)接続では使えないYouTube動画など以下のアプリや機能が使えるようになります。
- 動画アプリ:プライムビデオ, YouTube, Netflix, Hulu, Disney+等
- 音楽アプリ(歌詞/MV表示もOK):Apple Music, Amazon Music, Spotify等
- ランチャーアプリ:Car Launcher等
- SNSアプリ:Twitter(X), Instagram, Facebook等
- Webブラウザ:Chrome, FireFox等
ちなみに、Apple MusicやAmazon Musicなどの音楽アプリは、音楽の再生やアートワークの表示だけなら、スマホのCarPlay/Android Auto接続でも使えますが、歌詞やMV(ミュージックビデオ)の表示についてはAI BOXを使わないと不可能です。
つまりCarlinKitを使えば、動画アプリなどスマホで使えてるあらゆるアプリがカーナビ・ディスプレイオーディオの画面で利用でき、同乗者にも喜ばれる快適なドライブができるのです。
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そこでここでは、CarPlay/Android Autoを5年以上使い続けてきた私が、CarlinKit のAI BOXであるTbox PlusやV3など数モデルを実際に買って実際に使い倒してみた実体験を元に、
- CarlinKitなどのAI BOXはどれを選べばよいか?
- CarlinKitでできることは何か?
について詳しく紹介していきます。
- CarlinKitについて何ができるか知りたい・使ってみたいと思われてる方
- CarlinKitとOTTOCASTの違いについて知りたい方
- なるべく安くAI BOXを使いたいと思われてる方
- スマホのCarPlay/Android Autoでは動画や歌詞が見れず不満に思われてる方
は特に参考になるかと思います。
CarlinKit のCarPlay AI Boxの中でも最上位機種のCarlinKit Tbox PlusやCarlinKit Tbox Ambientに絞って詳しく知りたい方は、こちら”Carlinkit Tbox Plus/Ambient AI BOXの設定・接続方法と対応車種“の記事も合わせてご参考にどうぞ。
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CarlinKitとOTTOCASTのAI BOXの違い
まず、AI BOXの後発ブランドCarlinKit(カーリンキット)と最大手ブランドOTTOCAST(オットキャスト)との違いについて比較してみます。
AI BOXメーカーとしては後発で、2014年設立のフイゾー ユンリアン テクノロジー (Huizhou Yunlian Technology)社が展開するブランドがCarlinKitです。
このCarlinKitに対し、最大手メーカーで、2009年設立のカルチザン (Cartizan)社展開するブランドがOTTOCASTです。
CarlinKitは後発ブランドですが、性能などで負けてるわけでは無く、後発ならではのリーズナブルな価格戦略などで、OTTOCASTを上回る部分もあります。
スマホのキャリアで例えるなら、
- CarlinKit(カーリンキット):ソフトバンクのような後発ブランド、OTTOCASTより歴史は浅いけど価格が安い
- OTTOCAST(オットキャスト):ドコモのような名門ブランド、安心だけど価格が少し高い
といったイメージでしょうか・・・ww
最大手ブランドOTTOCASTに特化したAI BOXの選び方や具体的できる事については、こちら”オットキャスト最新おすすめ全機種の価格x性能比較!車でYouTubeを“の記事に詳しくまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。
CarlinKitがOTTOCASTより有利な点と不利な点
私がCarlinKitとOTTOCASTの両方を実際に使ってみて感じた有利・不利な点は以下の通りです。
CarlinKitの方が同等スペックのOTTOCAST機種より1万円以上安い
CarlinKitの方が起動時間が概ね早い
CarlinKitの方が手軽に”タスクキル”操作ができ、限られた性能を有効活用できる
CarlinKitだとHDMI入出力端子搭載モデルが無い
CarlinKitの方がトラブル発生時等に調べる情報源(ブログ, YouTube)が少ない
CarlinKitの方がケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい
上記の通り、CarlinKitがOTTOCASTに及ばない不利な点はいくつかありますが、はっきり言って致命的とは言えません。
AI BOX共通のメリット・デメリット
次に、CarlinKitやOTTOCASTに限らず、ほぼ全てのAI BOXに共通するメリット・デメリットは以下の通りです。
YouTube/プライムビデオ/TV(見逃し配信含)等が見れる
キャンセラー取付無で走行中も見れるし操作もできる
USBで挿すだけの簡単取付なので取付作業代が不要
また、スマホやCarPlay/Android Auto接続での操作性と比べると、以下のデメリットがあります。
操作や表示の反応がやや悪い、たまにアプリが落ちる
一度エンジン切った後(コンビニ休憩等)、続きから再生できない(特に動画アプリ)
アプリ内の表示レイアウトのバランスが悪い(高解像度のスマホを画面前提設計のため)
これらのAI BOX共通のデメリットは、多少はイライラするものの、使い続けれないレベルの致命的欠点では無いです。
つまり、CarlinKitならではの不利な点やAI BOX共通のデメリットなど様々なマイナス面はあるものの、トータルで考えると、メリットがデメリットが上回るため、結果として十分使ってみる価値はあるのです。
ちなみに私は上図のCarlinKit Tbox Ambient 128GBと下図のCarlinKit Tbox Plus 128GBを実際に自腹購入して使ってますが、全く問題無く使用可能です。
CarlinKit AI BOXおすすめ3種類厳選ランキング
次に、CarlinKit (カーリンキット) AI BOXの製品ラインナップの中からおすすめの3機種を厳選し、ランキング形式で紹介していきます。
1位:CarlinKit (カーリンキット) Tbox Plus 64GB
おすすめのCarlinKit AI BOXの1位は、2022年に発売のSIM対応・スナドラ665搭載のCarlinKit Tbox Plus 64GBモデルです。
こちらのモデルのライバル機種は、OTTOCAST U2-GTです。
なんと、ハードウェアスペックはほぼ同じなのにOTTOCASTよりもCarlinKitの方が約1万円も安いです。
しかも、アンドロイドOSのバージョンは、OTTOCASTのAndroid 10に対して、CarlinKitはAndroid 13と、最新のソフトスペックです。
HDMI端子搭載モデルが欲しい場合は現状はOTTOCASTしか選択肢が無いですが、HDMI入出力が不要な場合、CarlinKitなら最高のハードスペックが安く手に入ります。
CarlinKit Tbox Plus 64GBのメリット・デメリット
CarlinKit Tbox Plus 64GBモデルの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。
AI BOXの性能として最高クラス(クアルコムQCM6125+メモリ4GB)で格安スマホ同等以上の安定したタッチ反応
同じスペックのOTTOCAST U2-GTより約10,000円安い
本体64GB+最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能
一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブルが付属されておらず別売り
HDMI出力機能が無い
ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい
USB電源補助ケーブルとは以下のようなものです。
アイ・オー・データ USB電源補助ケーブル 電力供給 日本メーカー UPAC-UT07M
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CarlinKit Tbox Plus 64GBの最新価格と購入方法
CarlinKit Tbox Plus 64GBの最新価格は以下の通りです。
【日本限定版】CarlinKit Tbox Plus Android13.0 4+64GB ワイヤレスCarPlay/Android Autoアダプター Youtub...
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
定価は35,000円程度ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。
購入ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。
CarlinKitより有名なOTTOCASTの場合、オートバックスやイエローハットなどの一部の実店舗では取り扱いがありますが、CarlinKitの場合は基本的にネット通販のみの取り扱いです。
ただ、一般的にネットの方が価格が安いことや取付作業がUSB端子に挿すだけなので、ネット通販での購入で全く問題無いと思います。
2位:CarlinKit (カーリンキット) Tbox Plus 128GB
次に、おすすめのCarlinKit AI BOXの2位は、同じく2022年に発売でSIM対応・スナドラ665搭載ですが、RAM・ROM容量が増やされたのCarlinKit TBox Plus 128GBモデルです。
CarlinKit Tbox Plus 64GBモデルと比べて、
- RAM:4→8GB
- ROM:64→128GB
に増設されています。
CarlinKit Tbox Plus 128GBのメリット・デメリット
CarlinKit TBox Plus 128GBの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。
AI BOXの性能としてほぼ最高スペック(クアルコムQCM6125+メモリ8GB)で格安スマホを超える高速タッチ反応
AI BOXの中では新しめのAndroid OS12搭載で数年以上使い続けられる安心感
本体128GB+最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを超大量に保存可能
一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブルが付属されておらず別売り
HDMI出力機能が無い
ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい
CarlinKit Tbox Plus 128GBの最新価格と購入方法
CarlinKit Tbox Plus 128GBの最新価格は以下の通りです。
【日本限定版】CarlinKit TBox Plus Android13.0システム 8+128GB ai box ワイヤレスCarPlay/Android Auto ...
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
定価は40,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の大幅値引きで買えます。
同じく購入可能ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。
私は現在こちらのAI-BOXをメインで使ってますが(下図)、特にRAM容量8GBの威力が素晴らしく、操作のモタツキが全く無いです。
他の機種より少し価格は高いですが、タッチパネル操作のモタツキが嫌いでイライラしたくない方には、おすすめの機種です。
AI-BOXは決して安くは無い買い物なので、私も最初は価格抑えめの中堅モデルのCarlinKit V3を購入しました。
その後使ってるうちに操作のモタツキがガマンできなくなり、高性能モデルのオットキャストPICASOU2 や最高性能モデルCarlinKit TBox Plus 128GBに買い直ししました。
ある程度長く使う予定であれば、最初から高性能モデルを買っておくのもアリかと思います。
ちなみに、現在世の中で販売されてるAI-BOXの中でRAM容量8GBを搭載してる最高性能モデルは、私が知る限りこちらのCarlinKit TBox Plus 128GB・CarlinKit TBox Ambient 128GB・オットキャスト PICASOU2 RAM8・オットキャスト PICASOU3の4モデル程度です。
3位:CarlinKit (カーリンキット) V3
最後、おすすめのCarlinKit AI BOXの3位は、2022年に発売のSIM対応・スナドラ450搭載の超コストパフォーマンスモデル、CarlinKit V3です。
ただ、2023年現在こちらのCarlinKit V3はAmazon/楽天/Yahooショッピング共に入手困難になってます。
私は運良く2022年にCarlinKit V3が購入できましたが、AI BOXは基本的に海外生産かつ一定数量生産後に販売が打ち切られる場合が多いので、もし気に入った製品を見つけたら早めに買っておくのがおすすめです。
CarlinKit V3 64GBのメリット・デメリット
CarlinKit V3 64GBモデルの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。
AI BOXの中ではわりと安めの3万円(最上位のPICASOU 2 Proより30,000円安い)
AI BOXの性能として中堅クラス(スナドラ450+メモリ4GB)でギリギリ気にならないレベルの反応速度
本体64GB+最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能
一部の車で必要となるUSB電源補助(Y字)ケーブルが付属されておらず別売り
HDMI出力機能が無い
ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい
CarlinKitの種類と最新比較一覧
CarlinKitの種類
CarlinKit (カーリンキット) とは、AI BOXのブランド名またはその製品名として使われることが多いですが、CarlinKitブランドの製品には大きく分けて以下2種類の機器があります。
- CarPlayやAndroid Autoの有線接続を無線接続化するワイヤレスアダプター
- CarPlay有線接続経由で動画等のアプリが使えるようになるAI BOX
ここで、ワイヤレスアダプターとAI BOXは全然違う機器であり、YouTubeなどの動画アプリはAI BOXじゃないと使えないです。
YouTubeなどの動画アプリを使いたい場合は、AI BOXを選択する必要があります。
CarlinKit最新機種の価格vs性能比較一覧
CarlinKit最新機種の比較一覧表を以下の通りまとめてみました。
各モデルのスペックや機能の違いをご理解いただけると思います。
機種名 | おす すめ |
実売 価格 |
SoC (CPU) |
RAM +ROM |
OS | You Tube |
Amazon Prime |
SIM 対応 |
HDMI 対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CarlinKit V3 mini |
△ | △ 2.5 万円 |
△ Qualcomm QCM2290/2GHz |
△ 3+32 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
V3 |
|||||||||
CarlinKit TboxPlus 64GB |
○ | ○ 3.6 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
◎ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
CarlinKit TBoxPlus 128GB |
◎ | ◎ 4.1 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
◎ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
【数量限定】 CarlinKit Tbox Ambient 128GB |
◎ | ○ 4.4 万円 |
〇++ Qualcomm Snapdragon SM6225/2.4GHz |
〇+ 8+128 GB |
◎ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もありますがご了承下さい。
※2023年現在CarlinKitV3は入手困難です。
改めて、CarlinKitのAI BOXのおすすめ機種3つとそれに当てはまる人は以下の通りです。
- 動画見ながらナビ地図案内、歌詞見ながらナビ地図案内などたは積極的に2画面表示を使いたいけど価格も抑えたい人:CarlinKit Tbox Plus 64GB【おすすめ1位】
- 動画見ながらナビ地図案内、歌詞見ながらナビ地図案内などたは積極的に2画面表示を使いたいので操作時の反応でイライラしたくない人:CarlinKit TBox Plus 128GB【おすすめ2位】
2画面表示は使うかもしれないけど、基本は1画面で動画再生がメインなので価格は極力抑えたい人:CarlinKit V3(入手困難)【おすすめ3位】
ちなみに、CarlinKit Tbox Plus 128GBモデルとメモリやOSのスペックは全く同じで、CPUとLED照明が新しくなった以下のモデルCarlinKit Tbox Ambient 128GBが発売されました。
CarlinKit Tbox Ambient Android13.0 8+128GB
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
まだ新しいので、CarlinKit Tbox Plus 128GBモデルより少し価格が高いですが、こちらもおすすめです。
こちらのCarlinKit Tbox Ambientは、2023年現在、品薄状態が続いてるようで、Amazon/楽天/Yahooショッピングのどこに在庫があるかも上記リンクからご確認いただけます。
CarlinKit以外も含めた最新AI BOXの価格vs性能比較一覧
次にCarlinKit以外のメーカーも含め、ほぼ全種類のAI BOXに対する価格vs性能の比較を行い、おすすめ機種はどれか?について書いていきます。
実は、CarlinKitよりさらに多機能な機種、さらに低価格な機種もありますので、ぜひご確認いただきたいです。
機種名 | おす すめ |
実売 価格 |
SoC (CPU) |
RAM +ROM |
OS | You Tube |
Amazon Prime |
SIM 対応 |
HDMI 対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Herilary C6 C9 |
◎ | ○ 1.8 万円 |
△ Qualcomm QCM2290/2GHz |
△ 2+8 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | – | – |
Herilary C7 |
△ | △ 4.0 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
Herilary C8 |
◎ | ◎ 4.2 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
CarlinKit V3 mini |
△ | △ 2.5 万円 |
△ Qualcomm QCM2290/2GHz |
△ 3+32 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
CarlinKit TboxPlus 64GB |
○ | ◎ 3.6 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
CarlinKit TBoxPlus 128GB |
◎ | ◎ 4.1 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇+ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
【数量限定】 CarlinKit Tbox Ambient 128GB |
◎ | ○ 4.4 万円 |
〇++ Qualcomm Snapdragon SM6225/2.4GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇+ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
オット キャスト U2-PLUS |
△ | △ 4.0 万円 |
△+ Qualcomm Snapdragon SDM450/1.8GHz |
○ 4+64 GB |
△ Android 9 |
○ | ○ | – | – |
オット キャスト U2-GT |
△ | △ 4.0 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
KEIYO APPCAST AN-S109 |
○ | ○ 3.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | – | – |
オット キャスト PICASOU2 |
◎ | ◎ 4.2~ 5.3 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
オット キャスト PICASOU2 RAM8 PCS41 |
◎ | ○ 4.5 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
〇+ 8+256 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
オット キャスト OttoAibox P3 PICASOU3 |
○ | △ 6.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
KEIYO APPCAST2 AN-S109 II |
◎ | ○ 4.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | – | ◎ (入力 + 出力) |
オット キャスト PICASOU2 Pro |
◎ | △ 6.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
◎ (入力 + 出力) |
※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もありますがご了承下さい。
CarlinKit以外の機種も含めたAI BOXのおすすめ機種としての結論は、以下の通りです。
- 高性能かつ価格のバランスが取れた最もおすすめのAI BOX:CarlinKit TBox Plus 128GBまたはCarlinKit Tbox Ambient 128GB
- 機能全部盛り派におすすめのハイエンドAI BOX:オットキャストPICASOU2 Pro または PICASOU2/P3または Herilary C8
- HDMI入出力は必須だけどSIMは不要派におすすめの拡張性重視AI BOX:KEIYO(慶洋エンジニアリング) APPCAST2 AN-S109 II
- 低価格重視派におすすめの廉価AI BOX:Herilary C6 / C9
CarlinKit Tox Plus 64GBの最新価格は以下の通りです。
【日本限定版】CarlinKit Tbox Plus Android12.0システム 4+64GBバージョン ワイヤレスCarPlay/ Android Au...
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ちなみに、以下のOTTOCAST PICASOU2と同じスペックのHDMI出力端子搭載にもかかわらず価格が数千円安いAI BOXが、2023年に後発ブランドHerilary(ヘリラリ)よりHerilary C8として発売されました。
【公式】Ottocast オットキャスト CarPlay AI Box アダプター PICASOU 2 Android 10.0 カーオーディオ Nano...
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以下のHerilary C8は、発売後日が浅いので口コミ等も少なく、少し不安もありますが、かなりコストパフォーマンスの高いAI BOXなのは間違い無いです。
【2023革新 HDMI出力搭載】Herilary C8 CarPlay AI Box/ワイヤレスアダプター/carplay ai box/CarPlayとAnd...
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CarlinKit以外のAI BOXのおすすめ機種については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較!そもそも何ができる!?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
CarlinKit AI BOXの対応車種
次に、CarlinKitのAI BOXが接続できて使える対応車種は、基本的にUSBケーブル接続による有線CarPlay接続対応車です。
無線CarPlayのみ対応車や有線Android Autoのみ対応車には非対応で使用不可能です。
実際、ほとんどの有線CarPlay対応車(だいたい2017年式以降)では利用可能ですが、もう少し詳しく書くと、
- 有線CarPlay対応、タッチパネル操作対応車(トヨタ, レクサス, 日産, ホンダ, ダイハツ, スズキ, VW, Benz, Porsche等):使用可能
- 有線CarPlay対応、タッチパネル操作非対応車(マツダ等):Bluetoothリモコンを使えば使用可能
- 有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応車(BMW, MINI, 一部のスバル, 日産GT-R):使用不可能
となっています。
私も実際、トヨタ、レクサス、VW、Benz、Porscheの車ではちゃんと使えることを日々確認済ですので、ほとんどの有線CarPlay対応車ではオットキャストAI BOXが利用可能なのは間違いないと思います。
トヨタのCarlinKit AI BOX対応車種
トヨタの純正ナビは2019年頃からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlayに対応し始めました。
具体的には、だいたい2020年頃以降にモデルチェンジしたトヨタ車はCarlinKit AI BOXに対応と考えて問題ありません。
現状のトヨタ車のCarlinKit AI BOX対応車種としては以下の通りです。
- 有線(+無線)CarPlay対応:ノア/ヴォクシー/新型クラウン/新型シエンタ/カローラシリーズ(クロス/ツーリング/スポーツ)/RAV4/ハリアーなど(概ね2022年頃以降)
- 有線CarPlay対応のみ:ヤリスクロス/ヤリス/新型アクア/カローラシリーズ(クロス/ツーリング/スポーツ)/RAV4/ハリアーなど(概ね2020年頃以降)
ちなみに車が無線CarPlay対応であってもAI BOXは無線接続できず有線CarPlay接続のみ対応です。
トヨタの主要車種の詳細なAI BOX対応(有線CarPlay対応)時期について、次章より書かせていただきます。
トヨタアルファード/ヴェルファイアのCarPlay AI BOX対応
トヨタのアルファード/ヴェルファイアのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- アルファード/ヴェルファイア(40系:2023年06月~):AI BOX対応
- アルファード/ヴェルファイア(30系マイナーチェンジ後:2020年01月~):2020年01月以降の改良モデルのみAI BOX対応
- アルファード/ヴェルファイア(30系マイナーチェンジ後:2018年01月~):2019年12月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
- アルファード/ヴェルファイア(30系マイナーチェンジ前:2015年01月~):AI BOX非対応
- アルファード/ヴェルファイア(20系:2008年05月~):AI BOX非対応
アルファード/ヴェルファイアは、2023年6月のフルモデルチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(AI BOX対応)してるので少し複雑です。
2023年6月のフルモデルチェンジ以降は、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタノア/ヴォクシーのCarPlay AI BOX対応
トヨタのノア/ヴォクシーのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ノア/ヴォクシー(90系:2022年1月~):AI BOX対応
- ノア/ヴォクシー(80系:2014年1月~):AI BOX非対応
ノア/ヴォクシーは、2022年1月のフルモデルチェンジ以降の全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタハリアーのCarPlay AI BOX対応
トヨタのハリアーのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ハリアー(80系:2020年6月~):AI BOX対応
- ハリアー(60系:2013年12月~):AI BOX非対応
ハリアーは、2020年6月のフルモデルチェンジ以降の全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタRAV4のCarPlay AI BOX対応
トヨタのRAV4のCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay対応)モデルは以下の通りです。
- RAV4(50系マイナーチェンジ後:2021年12月~):AI BOX対応
- RAV4(50系マイナーチェンジ前:2020年08月~):2020年08月以降の改良モデルのメーカーオプションDA装着車のみAI BOX対応
- RAV4(50系マイナーチェンジ前:2019年04月~):2020年07月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
RAV4は、2021年12月のマイナーチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(AI BOX対応)してるので少し複雑です。
2021年12月のマイナーチェンジ以降は、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタカローラ/カローラツーリングのCarPlay AI BOX対応
トヨタのカローラ/カローラツーリングのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- カローラ/カローラツーリング(210系マイナーチェンジ後:2022年10月~):AI BOX対応
- カローラ/カローラツーリング(210系:2019年9月~):AI BOX対応
- カローラ(120系:2000年8月~):AI BOX非対応
カローラ/カローラツーリングは、2019年9月のフルモデルチェンジ以降の全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタカローラクロスのCarPlay AI BOX対応
トヨタのカローラクロスのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- カローラクロス(初代10系:2021年9月~):AI BOX対応
カローラクロスは、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタカローラスポーツのCarPlay AI BOX対応
トヨタのカローラスポーツのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay対応)モデルは以下の通りです。
- カローラスポーツ(210系マイナーチェンジ後:2022年10月~):AI BOX対応
- カローラスポーツ(210系マイナーチェンジ前:2019年09月~):2019年09月以降の改良モデルのみAI BOX対応
- カローラスポーツ(210系マイナーチェンジ前:2018年06月~):2019年08月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
カローラスポーツは、2022年のマイナーチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(AI BOX対応)してるので少し複雑です。
2022年10月のマイナーチェンジ以降は、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタヤリスのCarPlay AI BOX対応
トヨタのヤリスのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ヤリス(210系:2019年12月~):AI BOX対応
ヤリスは、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタヤリスクロスのCarPlay AI BOX対応
トヨタのヤリスクロスのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ヤリスクロス(初代10系:2020年8月~):AI BOX対応
ヤリスクロスは、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
プリウスのCarPlay AI BOX対応
トヨタのプリウスのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- プリウス(60系:2023年1月~):AI BOX対応
- プリウス(50系マイナーチェンジ後:2021年6月~):2021年06月以降の改良モデルのメーカーオプションDA装着車のみAI BOX対応
- プリウス(50系マイナーチェンジ後:2018年12月~):2021年5月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
- プリウス(50系マイナーチェンジ前:2015年12月~):AI BOX非対応
プリウスは、2023年1月のフルモデルチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(AI BOX対応)してるので少し複雑です。
2023年1月のフルモデルチェンジ以降は、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
トヨタシエンタのCarPlay AI BOX対応
トヨタのシエンタのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- シエンタ(10系:2022年8月~):メーカーオプションDA装着車のみAI BOX対応
- シエンタ(170系:2015年7月~):AI BOX非対応
シエンタは、2022年8月のフルモデルチェンジ以降のメーカーオプションDA装着モデルのみCarPlay AI BOX対応です。
トヨタクラウン クロスオーバーのCarPlay AI BOX対応
トヨタのクラウン クロスオーバーのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- クラウン クロスオーバー(現行型:2022年7月~):AI BOX対応
クラウン クロスオーバーは、全てのモデルでarPlay AI BOX対応です。
トヨタクラウン スポーツのCarPlay AI BOX対応
トヨタのクラウン スポーツのCarPlay AI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- クラウン スポーツ(現行型:2023年10月~):AI BOX対応
クラウン スポーツは、全てのモデルでCarPlay AI BOX対応です。
レクサスのCarlinKit AI BOX対応車種
レクサスの純正ナビも2020年頃からと、わりと遅いタイミングでCarPlay対応しています。
よって、2020年頃以降にモデルチェンジしたレクサス車はCarlinKit AI BOX対応と考えて問題ありません。
ちなみに、有線+無線両方のCarPlay対応となると、2021年の新型NX以降のコネクテッドナビ対応以降のモデルとなります。
現状のレクサス車のCarlinKit AI BOX対応車種としては以下の通りです。
- 有線(+無線)CarPlay対応:新型RX/新型NX/UX/LS/ES(概ね2022年頃以降)
- 有線CarPlay対応:LX/LC/IS/RC/ES/RX/NX/UX(概ね2020年頃以降)
VWのオットキャストAI BOX対応車種
VWの純正ナビは2016年頃からと、トヨタやレクサスよりだいぶ早いタイミングでCarPlay対応しています。
よって、2016年頃以降にモデルチェンジした車はCarlinKit AI BOX対応と考えて問題ありません。
ちなみに、有線+無線両方のCarPlay対応となると、2021年頃の各社イヤーモデル切替以降となります。
現状のVW車のCarlinKit AI BOX対応車種としては以下の通りです。
- 有線+無線両方のCarPlay対応(Discover Pro/Discover Media):全車概ね2021年式以降
- 有線CarPlay対応のみ(Discover Pro/Discover Media):全車概ね2016年式~2021年式
CarlinKit AI BOXでできる具体的なこと
ここからは、CarlinKitのAI BOXを使うとできることをCarlinKit V3をトヨタのディスプレイオーディオに接続した場合の以下の私の実体験を元に説明していきます。
- ナビアプリと動画アプリの2画面表示
- ナビアプリと音楽アプリの2画面表示(歌詞表示/ミュージックビデオ表示)
- ランチャーアプリの利用とUIカスタマイズ
CarlinKitでナビと動画の2画面表示
まず、CarlinKitのAI BOXでできることとして、最も定番で同乗者に喜ばれるのが、動画アプリが表示可能になることですが、上図の通りナビ地図案内と動画の2画面同時表示も可能です。
上図の例では、
- Googleマップアプリ(ナビ地図表示)
- アマゾンプライムビデオアプリ(ちいかわ)
を2画面で同時に表示させています。
ちなみにCarlinKitの場合は、画面上のオンスクリーンメニューを開き2画面表示ボタンを押すことで2画面表示が可能になります。
最新のトヨタ・レクサス車のコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオは、2画面表示ができない仕様になってしまったため、CarlinKitのAI BOXを使うことで2画面表示も可能になります。
CarlinKitでナビと音楽の2画面表示
続いて、CarlinKit AI BOXと音楽アプリでできるようになることについて紹介していきます。
音楽アプリのアルバムカバーアート表示
まずはアルバムカバーアートと再生・曲送り操作パネルの表示とナビ地図案内との同時表示です。
上図の例では、
- Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
- アップルミュージックアプリ(アルバムカバーアート表示)
を2画面で同時に表示させています。
ただし、ここまでならアップルカープレイやアンドロイドオートでもほぼ同じことが可能です。
音楽アプリの歌詞表示
次にAI BOXならでは表示方法として、アルバムカバーアートに加えて歌詞表示が可能です。
上図の例ではCarlinKit V3を使って、
- Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
- アップルミュージックアプリ(歌詞表示)
を2画面で同時に表示させています。
さらに具体的な表示として、下図のように歌詞が1行ずつ流れて表示されるので、同乗者はカラオケのように口ずさんだり、歌詞を覚えたり、様々な楽しみ方が考えられます。
音楽アプリのミュージックビデオ表示
さらにAI BOXならでは表示方法として、音楽アプリであってもミュージックビデオ動画の表示が可能です。
上図の例ではCarlinKit V3を使って、
- Googleマップアプリ(ナビ地図表示)
- アップルミュージックアプリ(ミュージックビデオ動画表示)
を2画面で同時に表示させています。
ミュージックビデオ動画は、以下の通り、ドライバーと同乗者の両方が楽しめるコンテンツなので、おすすめです。
- ドライバー:音楽だけ聴いても十分満足できるコンテンツ
- 同乗者:音楽に合わせて映像も見れてさらに満足できるコンテンツ
Carlinkitで2画面表示できない場合の対策方法
最後に、CarlinkitのAI-BOXで2画面表示がうまくできない場合の対策方法について書かせていただきます。
2画面分割表示自体は標準的なランチャーアプリで対応可能ですが、プライムビデオやカーナビ等のアプリ側が2画面表示に非対応の場合があり、強制的に2画面対応させるにはマルチウィンドウサイズの変更設定が必要です。
また本設定を行うには、まず開発者向けオプション(ディベロッパーモード)の有効化を行います。
Carlinkit Tbox等の開発者向けオプションの有効化方法
Carlinkit Tbox等で開発者向けオプションを有効化するには、下図の通り、「設定」メニュー内の「デバイス情報」をタップし「ビルド番号」と書かれたメニューを表示させ、この「ビルド番号」の部分を「開発者向けオプション(ディベロッパーモード)になりました」と画面に表示されるまで連続で画面タップし続けます。
開発者向けオプション(ディベロッパーモード)が有効になると、下図のようにシステム設定メニュー内に「開発者向けオプション」と書かれたメニューが表示されるようになります。
2画面表示強制対応用のマルチウィンドウでのサイズ変更有効化方法
開発者向けオプションをタップすれば、開発者向けオプションメニューの中に入ることができます。
次に開発者向けオプションメニュー内のリストを下のほうにスクロールして行くと、「マルチウィンドウでのサイズ変更不可を有効にする」と書かれたメニューがあるので、こちらをONにします。
これで、プライムビデオやカーナビ等の2画面表示非対応アプリであっても、2画面表示が可能になります。
CarlinKitとランチャーアプリでUIカスタマイズ
最後にこれこそAI BOXならでは表示機能として、CarlinKit AI BOXとランチャーアプリを使ったUI(ユーザーインターフェース)のカスタマイズ例について紹介します。
上図は、CarlinKit V3の初期設定のランチャー表示ですが、こちらにCar Launcherという別のランチャーアプリを入れると、下図のような全く異なったレイアウトのUI表示に変更可能です。
アンドロイドアプリの世界では、このようなランチャーアプリは、無料のものも含めて数多く提供されています。
ランチャーアプリによるUI変更では、単にレイアウトの変更だけでなく、上記のように少し懐かしいグラフィックイコライザー表示の追加なんかも可能です。
CarlinKit AI BOXおすすめ機種まとめ
以上ここでは、CarlinKitを中心にAI BOXのおすすめ機種について、紹介してきました。
最後にポイントをおさらいすると、CarlinKit AI BOXのおすすめ機種は以下の2機種でした。
- 動画見ながらナビ地図案内、歌詞見ながらナビ地図案内などたは積極的に2画面表示を使い切りたいけど価格も抑えたい人:CarlinKit Tbox Plus 64GB【おすすめ1位】
- 動画見ながらナビ地図案内、歌詞見ながらナビ地図案内などたは積極的に2画面表示を使い切りたいので価格よりスペック重視の人:CarlinKit TBox Plus 128GB【おすすめ2位】
2画面表示は使うかもしれないけど、基本は1画面で動画再生がメインなので価格は極力抑えたい人:CarlinKit V3【おすすめ3位】
もしCarlinKitブランドにこだわらないのであれば、さらに低価格化やHDMI対応含めた高機能化の選択肢の幅は拡がり、以下の機種がおすすめです。
- 高性能かつ価格のバランスが取れた最もおすすめのAI BOX:CarlinKit TBox Plus 128GBまたはCarlinKit TBox Ambient 128GB
- 機能全部盛り派におすすめのハイエンドAI BOX:オットキャストPICASOU2 Pro または オットキャストPICASOU2 または Herilary C8
- HDMI入出力は必須だけどSIMは不要派におすすめの拡張性重視AI BOX:KEIYO(慶洋エンジニアリング) APPCAST2 AN-S109 II
- 低価格重視派におすすめの廉価AI BOX:Herilary C6 / C9
CarlinKit以外も含めたAI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較!そもそも何ができる!?“の記事でも詳しくまとめてありますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
さらに、車の画面で動画を見る方法としては、AI BOXを使った方法以外にもスマホからのHDMI出力やカーナビのブラウザ機能を使った方法など他の方法もあります。
AI BOXを使う方法も含め、車でYouTubeなどの動画を見る様々な方法について、こちら”車のナビ/オーディオ画面でユーチューブ動画等を見る5つの方法“の記事にまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
「車のナビやディスプレイオーディオって、なんでYouTube(ユーチューブ)が見れないの?」 「テレビなら見れる車もあるけど、スマホでYouTubeが見れる時代に車で見れないって変じゃない?」 と、思ったことは無いでしょうか? […]
AI BOXでオンラインコンテンツを楽しむ際に必要となるインターネット接続ですが、SIMカード・テザリングWi-Fi・車内専用Wi-Fiなどいろいろある中、どの方法がコストパフォーマンス良くおすすめか?については、こちら”オットキャスト等にSIMカードは必要!?4つの接続方法と通信料節約術“の記事に書かせていただきましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。