CarPlay AI Boxおすすめ5選!目的別ランキングと選び方5箇条

CarPlay AI Box(カープレイ・エーアイボックス)があれば、YouTube・Amazonプライムなどの動画走行中も見れたり、Googleマップ・ヤフーカーナビなどのナビアプリカーナビ画面で使えます。

CarPlay AI Boxおすすめ5選!目的別ランキングと選び方5箇条

これで、渋滞時のイライラカーナビの使いにくさのイライラが防止できて精神衛生上も良い上に、車内での移動時間をより有意義にタイパ良く過ごせます。

ただ問題なのが carplay ai boxは5万円前後と高額10種類以上ものモデルがあるので、選ぶのに迷ってしまうことです。😵

そこでここでは、Ottocast(オットキャスト)CarlinKit(カーリンキット)など6種類のAIBOX3年以上使ってみた私の実体験から、以下の項目について解説していきます。⚡

以下の悩みをお持ちの方は、特に参考にしていただけると思います。

  • ムダに高いコスパ低いAIBOX避けたい
  • 安物を買って失敗するのは避けたい
  • 車にDVDプレーヤーが無くて困ってる人
  • 走行中の映像規制キャンセラー非適合車の人
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自動車エンジニア KYO(きょー)

  • 自動車会社で車室内企画開発を20年担当
  • 年間30車種以上試乗最新技術を分析中
  • 開発現場で得た車ノウハウブログ発信中

目次
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CarPlay AI Box 目的別ランキング

CarPlay AI Box 目的別ランキング

CarPlay AI Boxは、利用目的に合わせて選ぶことで満足度が大きく変わります。なぜなら、製品ごとに性能・価格・デザインなどの特徴が大きく異なるからです。

ここでは、CarPlay AI Boxの最新15機種の中から厳選して、目的別に最適なモデルのTOP3をランキング形式でご紹介します。

 

動画&ナビ同時利用目的へのおすすめTOP3

動画視聴とナビの同時利用を快適に行いたい方には、高性能CPUと大容量ストレージを搭載したモデルがおすすめです。

処理速度が遅いと動画がカクついたり、ナビが固まることもあるため、性能の高さが最重要視すべきポイントになります。

また、動画とナビを2画面同時表示することが多い場合には、状況に応じて分割幅を変更できる機能もフル活用できます。

  •  メモリ8GB+内蔵ストレージ128GB以上
  •  CPUは8コアのスナップドラゴンSM6225/SM6125シリーズ
  •  2画面分割比変更機能

価格は一旦置いといて、性能と機能最優先で厳選したCarPlay AI BoxのおすすめTOP3は下表の通りです。

機種名 実売
価格
SoC
(CPU)
メモリ/
ストレージ
Android
OS
SIMカード
対応
2画面
分割比
HDMI
対応
マルチ色
イルミ
★1位★
CarlinKit
Tbox UHD
4.8
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8GB/
128GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
×
★1位★
OttoAibox
P3
6.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

8GB/
128GB

ver.12

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
★3位★
CarlinKit
Tbox
Ambient

4.4
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8GB/
128GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×

複数アプリの同時起動が前提の方には、これらのモデルが間違いなくおすすめです。

メモリ・ストレージ・2画面分割比機能など多くのスペックがハイレベルな状態で拮抗している、CarlinKit Tbox UHD とオットキャスト OttoAibox P3 が同率1位です。同じ1位ではありますが、以下の通りCPU性能とイルミ機能で優劣が分かれます。

  • CarlinKit Tbox UHD:CPU性能は優れるもののマルチ色イルミ機能無で劣る
  • OttoAibox P3:マルチ色イルミ機能有で優れるもののCPU性能は劣る

CPU性能とイルミ機能のどちらを優先するかが決まれば、性能と機能最優先で最もおすすめのCarPlay AI Boxが決まります。

 

週末・連休利用目的へのおすすめTOP3

「週末ドライブや旅行で使えれば十分」という方には、コスパに優れたミドルスペックモデルが適しています。日常的に使用しない分、価格と必要十分な機能のバランスが重要です。

  •  価格が3万円台~4万円台
  • メモリ4GB+内蔵ストレージ64GB以上
  •  必要最低限の機能対応(HDMI出力やLEDイルミネーションは無くてもOK)

お得に買える、コストパフォーマンス最優先で厳選したCarPlay AI BoxのおすすめTOP3は下表の通りです。

機種名 コスパ
指数
実売
価格
SoC
(CPU)
メモリ/
ストレージ
HDMI
対応
マルチ色
イルミ
★1位★
OttoAibox
P3 Lite
2.97 3.7
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
× ×
★2位★
CarlinKit
Tbox UHD
2.70 4.8
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8GB/
128GB

(出力
のみ)
×
★3位★
CarlinKit
Tbox
Ambient
2.61 4.4
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8GB/
128GB
×

コストを抑えつつ、標準的な機能が使えれば十分な方には上記モデルがおすすめです。

コスパ指数とは、次章でご紹介する最新15モデル比較結果一覧表に記載の各機種の性能・機能を以下の採点ルールで合算し、実売価格で割った値です。

性能・機能が高いほど採点は大きな数字にコスパ指数の大きさに比例し、割る側の価格は小さいほどコスパ指数は大きくなり反比例する関係です。コスパ指数が大きいほどコスパが高いとお考え下さい。

  • ◎+:2.5ポイント
  • ◎:2.0ポイント
  • 〇:1.0ポイント
  • △:0.5ポイント

高性能・高機能ランキング1位のOttoAibox P3に近い性能・機能わずか3万円台で手に入るOttoAibox P3 Liteが最もコストパフォーマンスが良いとの試算結果となりました。

 

長距離移動や仕事目的へのおすすめTOP3

長距離移動や営業車両での利用には、耐久性や安定性があるモデルが求められます。トラブルが少なく、最悪トラブルが発生しても、販売元が日本メーカーなどサポートが手厚いと安心です。

また、排熱スリットを採用することで熱暴走が未然防止でき、長時間使用時の安心感にもつながりますし、メモリ容量が多い方が動作の安定につながります。

  •  できれば販売元は日本メーカー
  •  排熱性能が高いスリット付きケース採用
  •  できればメモリ8GB+内蔵ストレージ128GB以上

価格や性能・機能は一旦置いといて、安心感最優先で厳選したCarPlay AI BoxのおすすめTOP3は下表の通りです。

機種名 実売
価格
メモリ/
ストレージ
排熱対応
構造
販売元
★1位★
KEIYO
APPCAST 3

5.0
万円

4GB/
64GB

(側面
スリット)
慶洋
エンジニアリング社
(日本)
★2位★
OttoAibox
P3
6.0
万円

8GB/
128GB

(裏面
スリット)
カルチザン社
(中国)
★3位★
CarlinKit
Tbox UHD
4.8
万円

8GB/
128GB

(背面
スリット)
フイゾーユンリアン
テクノロジー社
(中国)

唯一の日本メーカー製CarPlay AI BOXである慶洋エンジニアリング社のAPP CAST3が1位となりました。

仕事でも使いたいというニーズには、信頼できるこの3モデルが最適です。

 

車内空間や質感にこだわる人へのおすすめTOP3

車内の雰囲気や見た目にこだわりがある方には、高級感のある筐体デザインやUIデザインに優れたモデルがおすすめです。筐体本体や操作画面のデザインが美しいと、車内インテリアとの調和も期待できます。

マルチ色イルミイルミネーションは、おまけ的な機能ではありますが、見た目の分かりやすさや純正の内装イルミネーションとのカラーコーディネートができる点が満足感につながると考えました。

  •  筐体デザインがシンプルで高級感あり
  •  UI(操作画面)が洗練されている
  •  できればマルチ色イルミネーション機能あり

価格や性能・機能は一旦置いといて、満足感最優先で厳選したCarPlay AI BoxのおすすめTOP3は下表の通りです。

機種名 実売
価格
メモリ/
ストレージ
マルチ色
イルミ
ケース外観の質感
★1位★
OttoAibox
P3
6.0
万円

8GB/
128GB

表面:全面クリア+スピンドル加工
裏面:材着樹脂
★2位★
CarlinKit
Tbox
Ambient
4.4
万円

8GB/
128GB

表面:材着樹脂+クリア加工
裏面:材着樹脂+スピンドル加工
★3位★
CarlinKit
Tbox UHD
4.8
万円

8GB/
128GB
×
表面/裏面:材着樹脂
側面:大型インジケーター

マルチ色イルミ機能もあり、ケース外観の質感も高い、OttoAibox P3 が1位となりました。

車内空間にこだわる方は、見た目にも満足できるこれらのモデルをご検討いただければと思います。

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CarPlay AI Box おすすめ機種5選【2025年夏版】

CarPlay AI Box おすすめ機種5選【2025年夏版】

私の3年間のCarPlay AI Box 使用経験から、2025年夏現在おすすめ機種として5モデルを厳選すると、以下の通りです。

  1. 高性能&高機能】CarlinKit / JESIMAIK Tbox UHD
  2. 高コスパ&高満足感】CarlinKit Tbox Ambient 128GB
  3. 高機能&人気】オットキャストOttoAibox P3
  4. 高コスパ&人気】オットキャストOttoAibox P3 Lite
  5. 安心の日本製】KEIYO APPCAST3

このあと、CarPlay AI Box 各機種のおすすめの理由、レビュー、メリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。

 

【高性能&高機能】CarlinKit Tbox UHD / JESIMAIK Tbox UHD

現在流通しているCarPlay AI Boxの中で、最高の処理速度やを持ちながらもコストパフォーマンスにも優れており、「高性能・高機能がいいけどコスパも重要」と言う人におすすめなのが、業界後発メーカーのフイゾーユンリアンテクノロジー社が開発した、CarlinKit Tbox UHD HDMIです。「CarlinKit」は、「カーリンキット」と読みます。
CarlinKit Tbox UHD HDMIは、同じく最高の機能・性能を持つオットキャストOttoAibox P3と比べて、価格はなんと1万円以上も安いです。👍
また、Tbox UHD HDMIにはCarlinKitブランド製品だけでなく、中身が同じOEM品のJESIMAIK(ジェスマイク)ブランド製品であるCPC-200 Tbox UHD HDMIと呼ばれるモデルも存在します。
HDMI付|高性能&高機能でおすすめ
CarlinKit 最上位HDMI付 Tboxモデル

CarlinKitとJESIMAIKは中身が全く同じなので、価格が安い方や納期が早い方など、販売時の条件でお選びいただくのもおすすめです。
CarlinKit Tbox UHD HDMIの最新価格は以下の通りです。

 

CarlinKit Tbox UHD / JESIMAIK Tbox UHDがおすすめの理由

CarlinKit Tbox UHD や JESIMAIK Tbox UHDがおすすめの理由は、フリーズ・もたつきが発生しにくい大容量メモリ(8GB)と高性能SoC(クアルコム製SM6225)を搭載しながら、2画面分割幅の変更や後席モニター接続に対応したHDMI出力付きであり高性能と高機能が両立されていることです。

CarlinKit Tbox UHDは、下表の通り、現在販売中のCarlinKit全モデルの中で最上位モデルであり、最高性能のスペックを誇ります。

CarlinKit AI BOX 主要モデル一覧
Tbox UHD
HDMI
最高性能HDMI端子付モデル
(8コア スナドラSM6225/8+128GBメモリ+HDMI出力)
Tbox Ambient
128GB
最高性能イルミ付モデル
(8コア スナドラSM6225/8+128GBメモリ+イルミネーション機能)
TBox Plus
128GB
最高性能モデル
(8コア QCM6125/8+128GBメモリ)
Tbox Ambient
64GB
高性能イルミ付モデル
(8コア スナドラSM6225/4+64GBメモリ)
Tbox Ambient
SE 64GB
標準性能イルミ付モデル
(8コア スナドラQCM6125/4+64GBメモリ)
Tbox Plus
64GB
標準性能モデル
(8コアQCM6125/4+64GBメモリ)
V3 旧標準性能モデル ※売切れ
(8コア スナドラSDM450/4+64GBメモリ)
V3 mini 廉価モデル ※売切れ
(4コアSoC/3+32GBメモリ)

最高性能を持つ一方で、後発メーカーという立場上、より安くていいものを提供する意気込みが感じられ、オットキャストなどのメインストリーム製品と比較すると、安めの価格で提供されています。

例えば、オットキャスト製のOttoAibox P3も同等性能の8GBのメモリ高性能SoC クアルコム製スナップドラゴン665(SM6125)を搭載していますが、CarlinKit Tbox UHD や JESIMAIK Tbox UHDの方が1万円以上安い価格で販売されており、明らかにコストパフォーマンスに優れていておすすめです。

コストパフォーマンスが優れている理由として私が感じたのが、コストを抑えた外観ケース筐体設計です。

OttoAibox P3では、全面クリア加工やスピンドル加工、マルチ色LED照明の光源ブラックアウト構造などかなり手の込んだ設計となっており、それだけコストもかかっているのが見て取れます。一方で、Tbox UHDはシンプルな材着樹脂ケースのみで構成されており、最低限の質感は確保しつつコストを最小限に抑えた設計になっています。

CarlinKitの種類やラインナップについてさらに詳しく知りたい場合は、こちら”CarlinKit(カーリンキット)最新機種比較ランキング“の記事もご参考にどうぞ。

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CarlinKit(カーリンキット)最新おすすめ機種比較

 

CarlinKit Tbox UHD HDMIのメリット・デメリット

CarlinKit Tbox UHD HDMIの良い点と良くない点(メリット・デメリット)をまとめると以下の通りです。

  •  最上級の性能(スナップドラゴン680+メモリ8GB)で量販スマホ並の反応速度
  •  ほぼ同じスペックのオットキャストOttoAibox P3より1万円安い
  •  本体128GB最大512GBまでのSDカード対応大量のデータが保存可能
  • HDMI出力機能はある入力機能は無い
  •  CarlinKitのモデルの中では最も価格が高い
  • ケースの見た目がシンプルでやや味気無い

 

CarlinKit / JESIMAIK Tbox UHDのレビュー結果まとめ

ここからは、CarlinKit Tbox UHD や JESIMAIK Tbox UHDの使用感やレビュー結果について、悪い評判・良い評判の順にまとめて紹介していきます。

 

JESIMAIK Tbox UHDの悪いレビュー

JESIMAIK Tbox UHDの悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 2画面表示非対応アプリあり
  • 2画面表示がうまくできない
  • スバル車だとそのまま繋がらない
  • マツダ車だとOKボタンが押せない

ここからは、具体的な悪めのレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

2画面表示がアプリによって対応、非対応があり思い通りに使えなかった | 30代男性
YouTubeやGoogleマップは初期状態で2画面表示可能ですが、Amazonプライムビデオやヤフーカーナビは非対応です。
しかし、開発者モードに切替えて、設定変更すると2画面表示可能となります。詳しくはこちら”CarlinKit各種設定“の記事で手順を解説しています。
そのままの状態では繋がらず、穴のボタンでAndroid/CarPlayを切替えたり試行錯誤して動くようになった | 30代男性スバルクロストレック所有
一部のスバル車はApple CarPlayの有線接続を廃止しているため、AIBOXの接続手段は、Android Auto有線接続のみです。
実はCarlinKit Tbox UHDは数少ないAndroid Auto接続可能なAIBOXであり、穴の中のボタンを押すことで、CarPlay接続モードからAndroid Auto接続モードに切替可能です。少し手間はかかりますが、このCarlinKit Tbox UHDの登場でスバル車のAIBOX利用が可能となりました。
OKボタンが選択できないバグがあった、ただしファームウェア更新で問題解決 | 30代男性マツダCX-8所有
ファームウェアアップデートは多少のリスクを伴いますが、不具合が解決する場合もあります。
よって、特に使い勝手に支障が無い場合はファーム更新は行わず、差し迫った不便がある場合のみ更新いただくのがおすすめです。

 

JESIMAIK Tbox UHDの良いレビュー

JESIMAIK Tbox UHDの良い評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 起動の遅さは感じない
  • ナビ・動画がストレス無く動作
  • 値段の割に性能が良い
  • 無事に接続・設定できて使えた

ここからは、具体的な良いレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

エンジンをかけてから10秒程でメニュー画面が起動、体感的に遅さは感じない | 20代男性スズキ純正ディスプレイオーディオ(カロッツェリアPVH-9300DVSZS)所有
数年前のAIBOXはハードウェアが低スペックだったので、起動に40秒ほど必要でしたが、最新のJESIMAIK Tbox UHDではSoCもメモリも高速なので、20秒程度で起動完了するため、ストレスは少ないです。
最新のAndroid端末と比べると良いスペックではないが、Y!カーナビ, Netflix, アマプラ, YouTubeでストレスは全くなく動作 | 40代男性トヨタルーミー所有
AIBOXはスマホと違い、カーナビや動画再生など使うアプリが限定されているため、スマホのようなハイスペックなハードウェアは不要です。
スマホと同じスペックのハードウェアを採用すると操作はさらに快適になりますが10万円を超えてしまい、逆に存在価値が無くなってしまうので、現状が性能と価格のベストバランスだと感じてます。
無事に接続でき動作、操作感も良い、値段の割に性能が良くて満足 | 50代男性スバル レイバックオーナー所有
JESIMAIK Tbox UHDは数あるAIBOXの中で2025年現在、最も高性能なモデルですが、一番人気のオットキャストと比較すると最大2万円程度安く買うことができます。値段の割に高性能なものを求めるなら最もおすすめのモデルです。

 

【高コスパ&高満足感】CarlinKit Tbox Ambient 128GB

価格が高すぎると困る」「特に強いこだわりは無いので迷う」と言う人におすすめのCarPlay AI Boxが、CarlinKit Tbox Ambient 128GB モデルです。

コストパフォーマンスが高いのに加えて、CarlinKit Tbox Ambientモデルでは、Ambient(アンビエント)の製品名の通りマルチカラーのLED照明が搭載されており、音楽に連動させたり、自分の好きな色を設定したりと見た目のカスタマイズも可能で、満足感の高いモデルに仕上がっています。

高コスパ&高満足感でおすすめ
CarlinKit Tbox 128GBモデル

どうしてもマルチカラーイルミネーションが不要な方は、さらに価格を安く抑えたCarlinKit Tbox Plus 128GBモデルも、在庫限りではありますが選択可能です。

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの最新価格は以下の通りです。

 

CarlinKit Tbox Ambient 128GBのおすすめ理由

CarlinKit Tbox Ambient がおすすめの理由は、フリーズ・もたつきが発生しにくい8GBの大容量メモリとクアルコム製スナップドラゴン680(SM6225)の高性能SoCが搭載されているわりに価格が安いことです。

例えば、オットキャスト製のOttoAibox P3も同等の8GBのメモリ高性能SoC スナップドラゴン665(SM6125)を搭載しており性能的には同等です。しかし、2画面分割幅の変更や後席モニターや家のTV接続用のHDMI出力などOttoAiboxP3ならではの一部機能がもし不要であれば、CarlinKit Tbox Ambientの方が2万円以上安い価格で販売されており、コストパフォーマンスが高くておすすめです。

 

CarlinKit Tbox Ambient 128GBのメリット・デメリット

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの良い点と良くない点(メリットデメリット)をまとめると以下の通りです。

  •  最上級の性能(スナップドラゴン680+メモリ8GB)で量販スマホ並の反応速度
  •  ほぼ同じスペックのオットキャストOttoAibox P3より1.5万円安い
  •  本体128GB最大128GBのSD対応大量のデータが保存可能
  •  一部の車で必要なUSB電源補助(Y字)ケーブル付属品に無く別売り
  •  HDMI出力機能が無い
  • 2画面分割(ナビ+動画等)表示エリア横幅5:5固定(変更不可)

 

CarlinKit Tbox の Ambient と Plusの違い

CarlinKit Tboxシリーズには、外観デザイン違いでTbox AmbientモデルとTbox Plusモデルとの2種類があり、さらに各々メモリ(RAM)+ストレージ(ROM)容量違い8+128GBモデルと4+64GBモデルの2種類があります。

Tbox PlusモデルとTbox Ambientモデルの性能の違いは、SoCがAmbientに搭載のSM6225か、Plusに搭載のQCM6125かの差です。厳密な性能としてはSM6225の方が上ではあるものの、私が使ってみた限り有意な性能差は感じませんでした。よって、ケース外観のフルカラーイルミネーション機能の有無価格でどちらかお好きな方を選択いただければと思います。

 

CarlinKit Tbox Ambient 128GBのレビュー結果まとめ

ここからは、CarlinKit Tbox Ambient 128GBの使用感やレビュー結果について、悪い評判・良い評判の順にまとめて紹介していきます。

 

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの悪いレビュー

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 起動が若干遅い
  • 対応車種か判断しにくい
  • 電波が無いトンネルで動画が止まる
  • マツダ車だとリモコン操作性が悪い

ここからは、具体的な悪めのレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

動画は止まる事なく見れるが、立ち上がりが若干遅い | 40代女性トヨタヤリスクロス所有
汎用性や多機能性重視のAndroid OS13を搭載したCarlinKit Tboxでは、スマホと同じように起動時に様々なファイルや設定の読み込みが必要なため、ナビやオーディオに機能を絞ったカーナビと比較すると起動時間は長くなります。

一般的なカーナビよりは起動が遅いものの、スマホよりは起動が早いので、十分耐えれるレベルだと私は感じてます。

タッチパネルナビではないが故だと思うがリモコンの操作性の悪さがかなりストレス | 40代女性マツダCX-5所有
CX-5などに搭載されている画面タッチ操作非対応のマツダコネクトの場合、Bluetoothリモコンを使ってマウスカーソルを表示させることでタッチ操作を使わずに操作が可能です。
ただ、文字入力など細かい操作は正直やりづらいので、特にパスワード入力などの初期設定は少し苦労します。
CarlinKit Tbox Ambient 128GBの良いレビュー

CarlinKit Tbox Ambient 128GBの良いの評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 車でYouTube見れるのは画期的
  • 接続は難しくない
  • TVキットより車との相性がよく安心
  • ライバル製品よりコスパ良い

ここからは、具体的な良いレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

特に難しくはなく簡単に接続でき、価格にも納得できる製品 | 40代男性トヨタハリアー(80系)所有
取付作業はUSBに挿すだけですし、設定作業はSIMフリースマホのネット接続と同じレベルの難易度で、WebやYouTubeにもCarlinKit Tbox Ambientの設定解説動画が多数UPされてるので、参考にもできます。
また、オットキャストと比較して作りがシンプルなので、高級感では劣るもののスペックの割に価格が安いです。
TVキットを検討したが、相性の不具合が払拭されずCarlinKitの方が安心で満足 | 60代男性ホンダZR-V所有
走行中に映像視聴がOKになるTVキットなどのキャンセラー製品も販売されてますが、最近の車は走行制御機能が高度化してるので純正機能で不具合発生する事例が多発してます。
よって、配線類を改造せず、USBに挿すだけでいつでも取り外せるCarlinKit Tboxが安心です。

 

【高機能&人気】オットキャスト OttoAibox P3

「なるべく高機能・高性能がいい」と言う人におすすめなのが、CarPlay AI Boxの代名詞とも言われる定番一番人気モデルである、オットキャストOttoAibox P3です。

OttoAibox P3だと価格がちょっと高いと感じられる方は、中身が全く同じでケース外観だけが違う、OEM機種のDRIVIM(ドライビム)D-BOX 220 もおすすめです。
ちなみにOEM機種としては他にもMILEL(ミレル)とCARTISAN(カルチザン)もありますが、流通量・在庫が少なく時々品薄状態になるので、今回のおすすめ機種の対象外としました。
HDMI付|高機能&人気でおすすめ
オットキャストOttoAibox P3/P3 OEMモデル

オットキャストOttoAibox P3の最新価格は以下の通りです。
 オットキャストOttoAibox P3の定価は約6万円ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ2~3,000円引き程度の値引きで買えます。
ちなみに、オットキャスト公式ストア|P3 では、 期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフでご購入いただけるセール中です。セール終了日が未定なので、安く手に入れたい方は、早めにご購入いただくのがおすすめです。

オットキャストの種類やラインナップについてさらに詳しく知りたい場合は、こちら”オットキャストおすすめどれがいいかランキング“の記事もご参考にどうぞ。

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オットキャストのおすすめどれがいいかランキング

 

OttoAibox P3 / DRIVIM D-BOX 220のおすすめ理由

オットキャストOttoAibox P3やDRIVIM D-BOX 220がおすすめの理由は、性能的にも大容量メモリ8GBと高性能SoCクアルコム製スナップドラゴン665(SM6125)が内蔵されており申し分ない上に、2画面分割表示時の横幅変更機能や、家のTVに接続しながらの設定・ダウンロード作業や後席ディスプレイへの接続ができるHDMI出力機能など様々な便利機能も搭載されてるからです。
特に2画面分割時の横幅変更機能については、私もレクサス車やトヨタアルファード採用の14インチディスプレイオーディオや、トヨタハリアー/クラウン採用の12.3インチディスプレイオーディオなどの横長のワイドディスプレイの場合には下図(トヨタクラウンの例)のようにYouTubeなどの動画再生サイズをいい感じに最大化できます。上段の分割幅=5:5の場合は動画の上下幅が余ってしまってますが、下段の分割幅=7:3の場合は動画の上下左右が余ること無く最大化されて画面にフィットします。
オットキャストOttoAibox P3の2画面分割時の7:3動画拡大時
また、動画を表示し続けながら小さくし、ナビ地図表示のサイズをいい感じに最大化することもできます。
上段の分割幅=5:5の場合は地図表示が普通のカーナビの横長画面よりも小さくなってしまってますが、下段の分割幅=3:7の場合は地図が小さくならずに一般的なナビのサイズになりつつ動画も同時に見れる贅沢なレイアウトになっています。
オットキャストOttoAibox P3の2画面分割時の3:7地図拡大時

私も実際使ってますが、動画メインで見たい場合とナビ地図メインで見たい場合は状況によって変わるので、都合よく画面分割幅を変更できるのは本当におすすめです。

また、オットキャストの製造元であるカルチザン社は、CarPlay AI Box開発における老舗メーカーであり、長年製品を市場に供給し続けたからこそ持てる開発ノウハウやユーザーからのフィードバックを元にした独自の知見は一日の長があると考えられます。

実際、HDMI出力機能や2画面分割表示時の横幅変更機能を最初にCarPlay AI Box に搭載して市場投入したのは、私が知る限りオットキャストです。

 

OttoAibox P3のメリット・デメリット

オットキャストOttoAibox P3の良い点と良くない点(メリット・デメリット)をまとめると以下の通りです。

  •  2画面分割(ナビ+動画等)表示エリア横幅を5:5/3:7/7:3に変更可能
  •  HDMI出力対応で後席画面や家のTVにも接続できダウンロードや設定作業可能
  •  最上級クラス性能(スナドラ665+メモリ8GB)で量販スマホ+αの反応速度
  •  ほぼ同スペックのCarlinKit Tbox UHD HDMIより約1万円高い
  •  イルミネーション機能は点灯タイミングが音楽に微妙に合わない
  •  HDMI出力機能はある入力機能は無い

 

OttoAibox P3のレビュー結果まとめ

ここからは、高機能かつ人気のオットキャストOttoAibox P3の使用感やレビュー結果について、悪い評判・良い評判の順にまとめて紹介していきます。

 

OttoAibox P3の悪いレビュー

OttoAibox P3の悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 起動が少し遅い時がありストレス
  • 高架下やトンネルで接続切れて不便
  • テザリングだと毎回手動接続
  • リモコンだとWiFi接続で苦労

ここからは、具体的な悪めのレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

起動に少し時間がかかるのがストレス…起動時間が速い時もあれば遅い時もある | 20代女性ホンダヴェゼル所有

汎用性や多機能性重視のAndroid OS12を搭載したOttoAibox P3では、スマホと同じように起動時に様々なファイルや設定の読み込みが必要なため、ナビやオーディオに機能を絞ったカーナビと比較すると起動時間は長くなります。

テザリングだと毎回繋ぎなおしになるし速度も問題なので、SIMカードを有効活用した方が良い | 30代男性ホンダステップワゴン所有

テザリング接続の場合、接続先候補となるWi-Fiアクセスポイントが複数存在するため、自動接続が難しい場合があります。

iPhoneの場合、インターネット共有画面を出しっぱなしにしておくことで解決できる場合があります。

 

OttoAibox P3の良いレビュー

OttoAibox P3の良い評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 簡単に接続できた
  • 助手席でTVer・アマプラが見れるのが良い
  • ナビと動画2分割表示が良い
  • キャンセラーと迷ったがオットキャストで正解

ここからは、具体的な良いレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

助手席の嫁がTVerやAmazonプライムビデオが見れるようになってかなり良い | 50代男性トヨタGRヤリス所有

残念ながらTVerやAmazonプライムビデオ対応の純正ナビはほぼ存在せず、ほとんどの車では見れてもTVのみです。

これはカーナビ業界がスマホ業界に追いつけていないのと、IT業界との間に確執があるためですが、この隙間を狙った製品こそがOttoAibox P3です。

最近のトヨタ車は走行中にテレビや動画が見れない(キャンセラーを装着すると見れるが安全装備が非作動になる)問題の対策として、オットキャストを導入されたようです。助手席の奥様がTVerやAmazon プライムビデオが見れるようになってかなり良いとのポジティブ評価です。

レビュー原文は以下のX投稿です。

ナビとYouTubeやアマプラなどの動画を2分割で表示できるのがよい、安くは無いがロングドライブの楽しみも増え、購入して良かった | 30代男性日産エクストレイル所有

多くの人が車の画面で見たいコンテンツの第1位と2位は、ナビ地図と動画の2つです。

OttoAibox P3ではこれら2つのコンテンツを画面2分割で同時表示することができ、かつ分割幅も可変させることができます。

 

【高コスパ&人気】オットキャストP3 Lite

「なるべく高機能・人気モデルがいいけどコスパも重要」と言う人におすすめなのが、定番人気モデルオットキャストOttoAibox P3の登場から約1年後に発売された廉価モデルのオットキャストOttoAibox P3 Liteです。

高コスパ&人気でおすすめ
定番モデルOttoAiboxP3の廉価版P3 Lite

オットキャストOttoAibox P3 Liteの最新価格は以下の通りです。

OttoAibox P3 Liteは定価は約4万円ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ2~3,000円引き程度の値引きで買えます。

ちなみに、オットキャスト公式ストア|P3 Lite では、 期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフでご購入いただけるセール中です。セール終了日が未定なので、安く手に入れたい方は、早めにご購入いただくのがおすすめです。

 

OttoAibox P3 Liteのおすすめ理由

オットキャストOttoAibox P3 Liteがおすすめの理由は、ベースモデルのOttoAibox P3に対し、メモリこそ8→4GBとコストダウンされているものの、高性能SoCクアルコム製スナップドラゴン665(SM6125)は全く同じものが採用されていて処理性能的に申し分ない上に、2画面分割表示時の横幅変更機能など、ほとんどの機能が引き継がれているにも関わらず、価格が2万円以上も安く設定されているところです。
通常の工業製品の価格戦略から考えると、こちらのOttoAibox P3 LiteはOttoAibox P3をベースとして効率的に安く開発されたので、非常にお得だと感じます。
一般的な分析にはなりますが、まず上位機種のOttoAibox P3 を市場投入し、アーリーアダプターやアーリーマジョリティー層を確保した上で、ある程度の製品台数を販売することで開発費投資を回収します。
次に上位機種の開発資産をなるべく流用して開発投資を最小化した前提でより廉価な製品を市場投入することで、価格の閾値も下げながらさらにユーザー層を獲得する戦略です。

 

OttoAibox P3 Liteのメリット・デメリット

オットキャストOttoAibox P3 Liteの良い点と良くない点(メリット・デメリット)をまとめると以下の通りです。

  •  OttoAibox P3 比較でHDMI有無/メモリ容量違いだけで約2万円安い
  •  2画面分割(ナビ+動画等)の表示エリア横幅を5:5/3:7/7:3に変更可能
  •  最高クラス性能(スナドラ665+メモリ4GB)で量販スマホに近い反応速度
  •  同スペックのCarlinKit Tbox Plus 64GBより約1,000円高い
  •  HDMI出力機能無なので後席モニターや家のTVへの接続表示不可能
  •  新しめの機種なのでトラブル対処方法等ネット情報等がまだ少ない

 

OttoAibox P3 Liteのレビュー結果まとめ

ここからは、高コスパかつ人気のオットキャストOttoAibox P3 Liteの使用感やレビュー結果について、悪い評判・良い評判の順にまとめて紹介していきます。

 

OttoAibox P3 Liteの悪いレビュー

OttoAibox P3 Liteの悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 付属ケーブルが短くて配置に悩む
  • トンネルや高架下で時々動画停止
  • 車によっては操作ボタンが小さい
  • マツダ車ではリモコンに慣れが必要

ここからは、具体的な悪めのレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

付属のケーブルが短くて本体の置き場所が限られる | 30代女性

付属のUSBケーブルは配線抵抗を抑えて通信品質を確保するため30cmしか無く設置場所が限られます。

ただ一般的な車の内装設計思想としてUSB端子の近くにはスマホ等が置けるよう収納トレイを配置するので、置き場所に困ることは無いです。

問題なく使用可能だが、トンネルや高架下で時々動画が止まることがある | 20代男性ホンダステップワゴン所有

トンネルなど場所により電波が弱くなったり圏外になる場合は動画のオンライン再生は難しいですが、対策として動画ファイルをOttoAibox P3 Liteの内蔵ストレージに事前にダウンロードしオフライン再生することで途切れない再生も可能です。

また主要高速道路ではトンネル内でもスマホに電波が届くようアンテナ設置工事が進められています。

 

OttoAibox P3 Liteの良いレビュー

OttoAibox P3 Liteの良い評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • HDMI使わないならLiteで十分
  • 多少のもっさり感も許容範囲
  • 接続も簡単で使いやすい
  • 純正ナビでYouTube見れて快適

ここからは、具体的な良いレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

HDMIを使用しないのであればLiteで十分、接続も簡単で使いやすい | 20代男性三菱エクリプスクロス所有

後席ディスプレイや自宅TVへの接続予定が無ければHDMI出力は不要なので、OttoAibox P3 Liteで十分ですし、OttoAibox P3よりも2万円以上安く買える点においてもおすすめです。

多少のもっさり感はあるが、スマホみたいにずっと触るモものでもないし許容範囲内、買ってよかった | 40代男性トヨタRAV4所有

厳密に言うとCPUに相当する頭脳部分のスペックは、最新スマホと比べると劣ります。

ただ、常に操作し続けるスマホと比べると、動画はタイトル検索後は見るだけなので操作しないですし、ナビは目的地設定後案内を聴くだけなので操作しないので、操作レスポンスは多少割り切っても支障が少ないです。

 

【安心の日本製】KEIYO APPCAST3

中国メーカー製だとなんとなく不安」と思われる人向けに日本メーカー製のCarPlay AI Boxとしておすすめなのが、KEIYO APPCASTです。
日本のCarPlay AI BOXメーカーである慶洋エンジニアリング社が販売するKEIYO APPCASTシリーズは、HDMIとSIMについてそれぞれ有無が選択可能となっており、スペック的にはオットキャストOttoAibox P3の廉価モデルであるOttoAibox P3 Liteとほぼ同じです。
安心の日本メーカー製 でおすすめ
KEIYO(慶洋) APPCASTシリーズ

KEIYO APPCAST3 AN-S129の最新価格は以下の通りです。

 

APP CAST3のおすすめ理由

KEIYO APP CAST3がおすすめの理由は、日本製であることによる安心感日本の販売メーカーから技術面含めた直接サポートが受けられることに尽きます。
CarPlay AI Boxの大手メーカーは、オットキャストのような中国ブランドが多いですが、中国製だと位置情報取得やGoogleアカウント情報取得の面で不安やリスクを感じる方は、日本製のKEIYO APPCASTが安心感の面でもおすすめです。オットキャストやDRIVIMブランドの場合、販売店は日本にありますが、製品自体の企画・設計・製造は中国で行われています。

 

APP CAST3のレビュー結果まとめ

ここからは、安心の日本メーカー製のKEIYO APP CAST3の使用感やレビュー結果について、悪い評判・良い評判の順にまとめて紹介していきます。

 

APP CAST3の悪いレビュー

KEIYO APP CAST3の悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 補助電源ケーブルが一体だと邪魔
  • 本体が発熱する
  • 他機種より起動が遅い
  • 値段が高い

ここからは、具体的な悪めのレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

本体の発熱と、電源ケーブルが補助電源用一体で補助電源使わない場合は邪魔なのが気になる | 30代男性

スマホも同じですが、高性能な電子機器を小型化すると構成部品の配置密度が高くなり、排熱スペースが減りがちです。

本体の設置場所として、物入れの中などの閉空間を避けオープントレイなど風通しの良い場所に置くのが熱暴走防止の観点でおすすめです。

製品は十分満足していますが、値段がもう少し安かったらよかった | 60代男性パイオニアDMH-SF500所有

APPCAST3は日本製でケース外観デザインやHMIソフトの作り込みに優れ、多くの開発費が投入されている割に日本専用設計となっています。

一方で、全世界共通設計で大量生産によるコストダウンを図ってるCarlinKit Tboxなどと比べると割高感は否めません。

 

APP CAST3の良いレビュー

KEIYO APP CAST3の良い評判を記載したレビューを紹介していきます。

  • 通信環境の選択肢が多く良い
  • ストレス無いサクサク操作
  • YouTube,ネトフリ,アマプラが見れた
  • 動画が見れてロングドライブが快適

ここからは、具体的な悪めのレビュー生声と自動車エンジニアの私から見た考察をご紹介します。

非常にサクサク動作してストレス無く、YouTubeやAmazonプライムビデオがバッチリ視聴できる | 60代男性トヨタノア90系所有

APPCASTは4GBものRAMを搭載し、競合モデル同等のクアルコム製 SM6125と呼ばれる高性能なSoCを搭載しているため、動画再生や数個程度の複数アプリ同時実行でももたつき無くサクサク動作するハードウェアを備えてます。

また、車内Wi-Fiのネットワーク環境をうまく活用されつつ、YouTubeやAmazon プライムビデオが見れるようになって良いとのポジティブ評価がある一方で、ノアの純正後席ディスプレイへの表示は難しいようです。

多くの純正後席ディスプレイは前席ディスプレイやオーディオシステムと連動しており、APPCAST接続時は純正オーディオのソース選択としてCarPlayモードを利用する必要があり、後席のみHDMI入力モードは選択できない場合が多いです。

解決策としては、純正後席ディスプレイでは無く、後付けのHDMI入力端子付ディスプレイを利用するのが最も簡単です。

レビュー原文は以下のX投稿です。

本体にギガをチャージ、テザリングなど自分の環境に合わせた使用方法を選べるのは良い | 30代男性

APPCAST3はクラウドSIMを搭載しており、追加のSIM回線契約の手間を省いて手軽に必要な通信容量の購入が可能です。

もちろんWi-Fiにも対応しているので、スマホとのテザリング接続も選べます。

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CarPlay AI Box 徹底比較 | 16モデル性能・機能一覧表

CarPlay AI Box 徹底比較 | 15モデル性能・機能一覧表

CarPlay AI BOXの最新16モデルに対し、以下の共通の指標で横断的に比較できる一覧表を作りました。

  • 性能比較指標:SoC(CPU)、メモリ+ストレージ容量、Android OSバージョン
  • 機能比較指標:SIMカード対応可否、アプリ利用/追加可否、2画面分割比、HDMI対応可否
機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
メモリ+
ストレージ
Android
OS
SIMカード
対応
アプリ
利用/追加
2画面
分割比
HDMI
対応
オットキャスト
Play2Video
Pro
1.9
万円

非公開

2+16
GB

ver.12
× 利用:○
追加:×
× ×
Herilary
C7
2.6
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB

ver.11

nano SIM

5:5
×
CarlinKit
Tbox Plus
64GB
3.6
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
DRIVIM
CPC-200
TboxPlus
2.4
万円

Qualcomm
QCM6225/2.0GHz

4+64
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
KEIYO
APPCAST
AN-S109
3.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12
×
5:5
×
オットキャスト
OttoAibox P3
Lite
3.7
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7
×
オットキャスト
Nano AI
5.5
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7
×
CarlinKit
TBox Plus
128GB
4.1
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
CarlinKit
Tbox
Ambient
4.4
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
×
CarlinKit
Tbox UHD
HDMI

4.8
万円
◎+
Qualcomm
SM6225/2.4GHz

8+128
GB
◎+
ver.13

nano SIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
オットキャスト
PICASOU2
4.2
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.10

nano SIM

5:5

(出力
のみ)
DRIVIM
D-BOX 220
4.8
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

8+128
GB

ver.12

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
オットキャスト
OttoAibox P3
(PICASOU3)
6.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

8+128
GB

ver.12

nano SIM
クラウドSIM

5:5
3:7

(出力
のみ)
KEIYO
APPCAST II 2
AN-S109 II
4.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12
×
5:5

(入力
出力)
KEIYO
APPCAST III 3
AN-S129
5.0
万円
非公開(↓予測)
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.12

クラウドSIM

5:5

(入力
出力)
オットキャスト
PICASOU2
Pro
5.0
万円

Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

ver.10

nano SIM

5:5

(入力
出力)

上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もあります

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CarPlay AI Boxの失敗しない選び方5箇条

CarPlay AI Boxの失敗しない選び方5箇条

ここからは、CarPlay AI BOX選び失敗しないためのコツを解説していきます。性能や機能を比較される場合の目安にしていただければ幸いです。

CarPlay AI BOX選びで重要となる5つのコツは以下の通りです。

  • 1)自分の車は対応車種
  • 2)ハード性能/機能が十分か(CPU/メモリ/ストレージ/HDMI有無)
  • 3)ソフト性能/機能が十分か(OSバージョン/対応アプリ/2画面分割)
  • 4)費用対効果が高く予算以内
  • 5)日本国内サポート体制があるか

 

選び方1) 自分の車は対応車種か

CarPlay AI Box選びで最も重要なポイント1つ目は、自分の車が対応車種か事前確認することです。

CarPlay AI Boxの対応車種とは、一言で言うと以下2パターンの車種が該当します。

  • 有線CarPlay機能が純正装着されている車種
  • 有線CarPlay機能内蔵カーナビが後付け装着されている車種

ただし最近増え始めたワイヤレス(無線)CarPlayには非対応で、CarPlay AI Boxには有線CarPlay(USBケーブル接続)のみ対応です。また、USBケーブル接続による有線Android Auto接続にも非対応です。

ほとんどの有線CarPlay対応車(だいたい2016~2020年式以降)では利用可能ですが、まとめると以下の通りです。

【CarPlay AI Boxの対応車種】

  • 1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
    そのまま使用可能
  • 2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
    Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが現実的には非推奨

    ※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW/MINI/一部のスバル等)
    使用不可能

私も実際、トヨタ、レクサス、VW、Benz、Porscheの車ではちゃんと使えることを日々確認済ですので、ほとんどの有線CarPlay対応車では利用可能なのは間違いないですが、各メーカー別の対応年式をまとめると以下の通りです。

CarPlay AI BOX対応車種と年式一覧
トヨタ 2020年~(USB-Aなら補助電源必要)
レクサス 2022年~(USB-Aなら補助電源必要)
スズキ 2021年~(後付対応なら可)
ダイハツ 2021年~(後付対応なら可)
日産 2022年~(後付対応なら可)
ホンダ 2019年~(後付対応なら可)
スバル 2019年~(2023年~AA接続のみ対応可※)
CarlinKit Tbox UHD等Android Auto接続対応AI BOXはOK
VW 2016年~
ベンツ 2016年~

さらに詳しく車名別にCarPlay AI BOXの対応車種について知りたい場合は、オットキャストのAI BOXを例にこちら”オットキャスト等AI BOXの対応車種/年式一覧“の記事にまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。

 

CarPlay AI Box対応車種の一例

トヨタの純正ナビ・ディスプレイオーディオは2020年頃からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlay接続に対応し始めました。具体的には、だいたい2020年頃以降にモデルチェンジした車はCarPlay AI BOX対応と考えて問題ありません。

ちなみに、Apple公式サイトにもCarPlay対応状況は記載されており目安にはなりますが、こちらは主に米国での販売車種の対応状況となるので、例えばハリアーがVenza(ハリアーの米国での名前)と書かれてたり、米国で販売されていないアルファード・ライズが掲載されていなかったり、モデルによっては日本向け販売モデルのCarPlay対応時期と大きく違ってたりします。さらに、CarPlay AI BOXは有線CarPlay接続にのみ対応ですが、Apple公式サイトでは無線・有線CarPlay接続対応が区別されて無いのでCarPlay AI BOXの対応車種が断定不可能です。

そこで、トヨタの主要車種の場合のCarPlay AI BOX対応車種と年式時期について、トヨタ自動車公式サイトの情報を元に確認した結果を以下の通り書かせていただきます。

対応車種名
(トヨタ)
対応年式 CarPlay
AI Box対応
モデル
系統
アルファード
ヴェルファイア
2023年06月~ 40系
2020年01月~ 30系MC後
2018年01月~ ×
2015年01月~ × 30系MC前
ノア
ヴォクシー
2022年1月~ 〇※1 90系
2014年1月~ × 80系
ハリアー 2022年09月~ 80系
2020年6月~
2013年12月~ × 60系
RAV4 2022年10月~ 〇※1 50系MC後
2020年08月~ 〇※2 50系MC前
2019年04月~ ×
カローラ
カローラ
ツーリング
2022年10月~ 210系
MC後
2019年9月~ 210系
MC前
カローラクロス 2023年10月~ 10系
2021年9月~
カローラスポーツ 2022年10月~ 210系
MC後
2019年09月~ 210系
MC前
2018年06月~ ×
ヤリス 2024年01月~ 210系
2019年12月~
GRヤリス 2024年03月~ 10系
2020年09月~
ヤリスクロス 2024年01月~ 10系
2020年8月~
プリウス 2023年1月~ 60系
2021年6月~ 〇※2 50系MC後
2018年12月~ ×
2015年12月~ × 50系MC前
シエンタ 2022年8月~ 〇※1 10系
2015年7月~ × 170系
クラウン
クロスオーバー
2022年7月~ 〇※1 230系
クラウンスポーツ 2023年10月~ 230系
ランドクルーザー
300
2021年08月~ 300系
ランドクルーザー
200
2015年08月~ × 200系
ランドクルーザー
250
2024年04月~ 250系
ランドクルーザー
プラド
2020年08月~ 〇※2 150系
MC後
2017年09月~ ×
ライズ 2021年3月~ 〇※2 200/
210系
2019年11月~ 〇※2

※1補助電源ケーブル必要(USB Type-A端子の場合)

※2メーカーオプションDA装着車のみ

 

車種によってはY字電源補助ケーブルが必要

Carlinkit TboxとY字電源補助ケーブル

VWやPorscheなど多くの輸入車の場合、通信用のUSBポートに接続するだけで、CarPlay AI BOXを起動できます。これは通信用のUSBポートの供給電流(バスパワー電源)の量と供給タイミングが適切で問題が無いからです。

 

トヨタ/レクサス車のUSB Type-Aでは電源補助ケーブルが必要

ところが、特に2022年以降の一部のトヨタ/レクサス車では、コネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオかつ通信用USBポートがType-Aの場合、バスパワー電源だけではAI BOXへの駆動電流の量と供給タイミングが合わないようで、うまく接続・起動できない場合がありました。

このような場合、上図赤枠のUSB電源補助ケーブル(Y字型)を使い、上図のように通信用USB接続(通信用USBポートへ)に加えて電源供給用USB接続(シガーソケットUSB充電器等へ)を行うことでAI BOXがうまく起動できるようになります。

実際に、Carlinkit Tboxをレクサス新型NXのナビに接続してみた場合、バスパワー電源のみでは電源ランプは点灯するものの下図のようにCarPlay AI BOXと接続できなかったのですが、以下のUSB電源補助ケーブルで追加電源供給を行ったところ無事に起動できました。

Carlinkit TboxとレクサスNXとを通信用USBのみで接続した状態

また、レクサス新型NXに限らずレクサス新型RXやトヨタ新型クラウンクロスオーバーでも試してみたところ、USB補助電源ケーブル無しではAI BOXを接続・起動させられませんでした。よって、トヨタやレクサス車で通信用USBポートがType-Aの場合は基本、USB電源補助ケーブルを使うのが間違いなさそうです。

ちなみに、Carlinkit Tboxなどには一般的にUSB電源補助ケーブルが付属されて無い場合が多いので、汎用品のUSB電源補助ケーブルをお使いいただくのがおすすめです。(オットキャストより価格が安いので仕方無いですが…)

USB電源補助ケーブルを使う場合は、下図赤枠の端子は以下のように接続して下さい。(少しヤヤコシイので逆に接続しないようお気を付け下さい)

  • 通信用の太めのケーブル側のUSB端子(下図上側赤枠):車の通信用USB端子
  • 電源用の細めのケーブル側のUSB端子(下図下側赤枠):車の充電用のUSB端子やシガーソケットUSB電源端子

Carlinkit TboxとY字電源補助ケーブルのコネクタ接続先

 

電源補助ケーブルを使っても接続できない場合の対処法

また、もしもUSB電源補助ケーブルで電源供給を行ってもCarPlay接続できない場合は、以下をお試し下さい。

  • 初回接続時のみUSB補助電源ケーブル無しで直接接続して一度AIBOXをディスプレイオーディオに認識させてから再度USB補助電源ケーブルを接続
  • シガーソケットUSB電源をさらに電流出力の大きなものに交換

私の経験上、機器登録前の初回接続時だけは補助電源ケーブル無しで接続しないとCarPlay AI BOXの機器登録がうまくできない場合や古くて出力電流の低いシガーソケットUSB電源だとAIBOXがうまく起動できない場合がありました。

それでも接続がうまくいかない場合は、こちら”CarPlay繋がらない問題へのiPhone/カーナビの7つの対処方法“の記事にCarPlay接続エラー対処方法をまとめてありますので、合わせてご参考にどうぞ。

 

選び方2) ハード性能/機能が十分か

CarPlay AI BOX選びで重要なポイント2つ目は、CPU/メモリ/ストレージ/HDMI有無などのハードウェア性能/機能が自分が求めるレベルに対して十分か確認することです。

ハードウェア性能/機能で確認すべき点として以下3点があります。

  • RAMはできれば4GB以上・理想は8GB以上
  • ROMはできれば64GB以上・理想は128GB以上
  • HDMI端子後席ディスプレイ表示・家で使うが必要な場合のみ選択

RAM(メモリ)は8GB以上、ROM(ストレージ)は128GB以上の機種を選んでおけば間違い無いです。

一方で、後席ディスプレイへの表示・家でも使いたいなどの予定が無ければ、HDMI端子は無しの機種でも十分です。

 

CarPlay AI BoxはRAM(メモリ)8GB以上がおすすめ

RAM(メモリ)は後から容量追加ができないので、最初から容量多めのできれば8GBを選んでおくのがおすすめです。

ちなみに、ROM(ストレージ)であれば、micro SDカードスロット対応のCarPlay AI Boxなら後から容量追加ができます。

私の失敗談ですが、CarPlay AI BOXは安い買い物では無いということで、最初は価格安めの2万円程度のモデル(現在は廃版のCarlinKit V3)を購入しました。しかし使ってるうちに操作のモタツキがガマンできなくなり、高性能モデルのCarlinKit TBox Plus 128GB Tbox Ambient 128GオットキャストOttoAibox P3買い直しをしてる状況です。ある程度長く使う予定であれば、最初から高性能モデルを買っておくのが絶対おすすめです。

私は現在、OttoAibox P3 や CarlinKit Tbox Ambient 128GB をメインで使ってますが、特にRAM容量8GBだと安心で、カーナビアプリとYouTubeとアマプラなど複数アプリを同時に起動しても操作のモタツキが無くとても快適です。

まずは価格を抑えてCarPlay AI BOXを試してみたいという方には、Play2Video Pro など1万円台の超低価格モデルを買ってみても良いかもしれませんが、長く使い続けたいと思われる方は、ある程度高性能な OttoAibox P3CarlinKit Tbox Ambient 128Gなどの高性能モデルが安心でおすすめです。

Play2Videoなどの超格安AIBOXがどこまで使えるかについては、こちら”オットキャスト超格安AIBOX Play2Videoは買い?P3と比較検証“の記事で検証してみましたので、もし良ければ合わせてご参考にどうぞ。

 

選び方3) ソフト性能/機能が十分か

CarPlay AI Box選びで重要なポイント3つ目は、OSバージョン/対応アプリ/2画面分割有無などのソフトウェア性能/機能が自分が求めるレベルに対して十分か確認することです。

ソフトウェア性能/機能で確認すべき点として以下3点があります。

  • アンドロイドOSバージョン11以上がおすすめ、10以下の古い機種は要注意
  • 対応アプリは機種毎の差無し(一部除きGoogle Play Storeから自由に追加可能)
  • 車の画面が8インチ以上なら2画面分割機能有がおすすめ

最近の車はカーナビ・ディスプレイオーディオの大画面化が進んでいますが、もしお使いの車に8インチ以上のモニター画面が装着されている場合は、大画面を生かすべく2画面分割機能は有がおすすめです。

 

選び方4) 費用対効果が高く予算以内か

CarPlay AI Box選びで重要なポイント4つ目は、費用対効果(コストパフォーマンス)が十分か確認することです。

費用対効果で確認すべき点として以下3点があります。

  • 発売直後の最新機種や発売後3年以上経過した古い機種は費用対効果が悪い
  • RAM4GB未満など極端な低性能機種は実際使えないので安さだけで選ばない
  • 高機能なほど高額なので自分に必要十分な機能を見極める
CarPlay AI BOXは、スマホと同じように性能進化のスピードが速くハードウェアの性能差による価格幅も大きいため、最新機種や古い機種は避けるのがおすすめです。

 

オットキャスト以外のCarPlay AI Boxの品薄問題

発売直後の最新機種は割高な場合が多いので避けるべきである一方で、発売から半年以上経過して十分に価格が安定してるCarPlay AI Boxについては、タイミングや機種によっては品薄状態になる場合があるので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。

オットキャストはわりと大手メーカーですが、特にCarlinKit・DRIVIM・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いのですぐ品薄になりがちです。もし一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか分からず次の休日に間に合わないなどまさに欲しいタイミングで買えないこともあるのでご注意下さい。

 

選び方5) 日本国内でサポート体制があるか

CarPlay AI Box選びで重要なポイント最後の5つ目は、日本国内でのサポート体制が十分か確認することです。

CarPlay AI Boxの販売体制としては主に以下3パターンに分類できます。

  • 日本製のCarPlay AI Box ⇒ 日本の製造メーカーによるサポート(APP Cast/MILELなど)
  • 日本に正規代理店がある海外製のCarPlay AI Box ⇒ 日本の販売代理店によるサポート(オットキャスト/カーリンキットなど)
  • 日本に正規代理店が無い海外製のCarPlay AI Box ⇒ 海外の販売サイト経由のサポート(DRIVIMなど)

最も安心なのが、日本メーカーによりサポートが受けられる日本製のCarPlay AI Boxで、慶洋エンジニアリング社のAPP CastやMILELなどが対象です。

ただ、APP Castのラインナップのみだと選択肢が狭くなってしまうので、日本に販売代理店があるメーカーでもオットキャストやカーリンキットなどのメジャーな機種であれば、情報も多く、十分なサポートが受けられます。

一方で、日本に正規販売代理店が無い海外製のCarPlay AI BOXを例えばアリエクなどの 海外販売サイトから購入した場合、海外通販サイト経由のサポートとなります。

一応、日本国内に向けてそれなりのサポートは受けられますが、日本語がカタコトであったり多少の不安はあります。

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CarPlay AI Box できることと注意点

CarPlay AI Box できることと注意点

CarPlay AI BoxとはAndroid OS内蔵画面を持たないスマホのようなものなので、動画・音楽などのあらゆるアプリに対応しています。

ここからは、CarPlay AI Boxで実際、具体的にできることと注意点について書かせていただきます。

まず以下3つのできることがありますが、おすすめ6選に書かせていただいたCarPlay AI Boxであれば、どのモデルでもできます。

  • 1) ほぼ全てのスマホアプリが車で利用OK
  • 2) CarPlay/Android Auto非対応機能でも利用OK
  • 3) CarPlay/Android Autoワイヤレス接続OK

一方で、メリットばかりでは無く、以下の6つの注意点(デメリット)もあります。

  • CarPlay非対応カーナビでは使えない
  • オフライン再生以外ではネット接続環境が必要
  • スマホとは別に2~5万円の追加機器が必要
  • 製造元が中小企業なので在庫切れが買えない場合あり
  • 最新高性能スマホと比べ反応速度がやや遅い
  • カーナビ起動時間に加えAI BOX起動時間が毎回必要

これらのデメリットに対しては根本的な対処方法は無いので、CarPlay AI BOXは以下にあてはまる方にだけおすすめです。

逆にデメリットを上回るメリットを感じることができるなら、CarPlay AI BOXの利用に向いているので使ってみる価値アリかと思います。

  • 車がCarPlay対応(トヨタのDA搭載車など)
  • 事前ダウンロード作業または格安データSIMを抵抗無く利用できる
  • 動画/SNSアプリが見れるなら2~5万円はOK
  • 自分に合う機種早めに見定め購入決断できる
  • 最新高性能スマホより反応がやや遅くてもOK
  • エンジン始動後、動画/音楽が始まるまで約10秒遅くても我慢できる

ネット接続環境については、こちら”オットキャスト等AIBOXの通信料比較とSIMカードおすすめ3選“の記事に格安SIMカード・テザリングWi-Fi・車内専用Wi-Fiなど様々な接続方法の中でどれがコストパフォーマンス良いかを詳しくまとめてみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

次章より、できることの詳細について解説していきます。

 

できること1) ほぼ全てのスマホアプリが車で利用OK

CarPlay AI BOXではYouTube動画が見れる画面イメージ

CarPlay AI Boxでできることの1つ目は、YouTube/Amazonプライムビデオ/TVer等の動画系アプリの視聴も含めて、Apple CarPlayやAndroid Autoで使えないアプリが走行中も利用OKになることです。

CarPlay AI Boxは、アンドロイドスマホと同じ扱いなので、Android OS対応アプリ基本的に全て使用可能です。

 

アプリの追加インストールも可能

私が購入したCarlinKit V3、CarlinKit Tbox Ambient, OttoAIbox P3の場合、全ての機種でYouTubeアプリは購入時点でインストール済で、上図のようにすぐに使用可能でした。

機種によってはTVerなど未インストールのアプリもありますが、Google Play Store等から簡単に追加インストールも可能なので、使いたいアプリは基本的に全て使えます。

他にもX (Twitter) などのSNSアプリをインストールして利用することも可能です。

ただし例外として、2024年以降、Apple MusicはCarPlay AI Boxで利用不可であることが確認できています。CarPlay AI Boxはルート化されたアンドロイド端末に該当しますが、Apple Musicは、違法再生等の防止を目的としてルート化済端末では利用不可となりました。

 

動画アプリは走行中も利用可能

最近の車はDVDプレイヤーが廃止されていたり、輸入車の場合はTVが装着されていなかったりするので、CarPlay AI Boxはその代わりの手段にもなります。

さらに、CarPlay AI Boxで動画アプリを使う場合、停車中や走行中に限らず常に動画が視聴可能です。

ただし、安全のためドライバーは停車中以外は見ないよう注意いただき、走行中は助手席や後席の方に楽しんでいただく目的でお使い下さい。

CarPlay AI BoxでYouTubeやアマゾンプライム動画を車で見るための具体的な方法は、こちら”CarPlayでユーチューブ/アマプラ動画を見る方法基本4ステップ“の記事に詳しく書きましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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CarPlay AI Boxがあればキャンセラーキットは不要

ところで、多くの純正ナビやディスプレイオーディオでは、走行中にDVDやTVの映像表示に規制が設定されており、この映像表示規制を解除するキャンセラーキットも販売されています。

例えば、データシステム社からは、アルファード、ハリアー、ヤリス、RAV4、カローラ、カムリ等の一部グレードに適合するタイプのキャンセラーキット TV KIT(品番:TTA611)が販売されてます。

(TV KITは車種や年式ごとに部品が違う場合があるので、データシステム公式サイトの適合情報にて品番の確認をされるのがおすすめです)

気付かれた方もいるかもしれませんが、「TVやDVDよりも動画アプリが見れれば十分」という方であれば、CarPlay AI Boxがあればキャンセラーキットは不要とも言えます。

CarPlay AI Boxで純正のTVやDVDそのものの規制解除ができるわけでは無いですが、TVerアプリを使えばTVだって見れますし、CarPlay AI Boxはキャンセラーキットの代わりにもなるのです。

 

できること2) CarPlay/Android Auto非対応機能が使用OK

車のカーナビ画面に歌詞表示中のイメージ

CarPlay AI Boxでできることの2つ目は、Apple CarPlay/Android Auto対応アプリであったとしても非対応機能が利用OKになることです。

例えば上図は、Apple CarPlay/Android Autoにも対応済のAmazon Musicアプリですが、Apple CarPlay/Android Autoでは非対応の歌詞表示が可能になっている例です。Apple CarPlay/Android Autoではジャケ写と曲名くらいしか表示されませんが、CarPlay AI Boxでは歌詞表示含めアプリの全ての機能が利用可能です。

 

CarPlay AI Boxがなくても使えるアプリ

ちなみに、トヨタのディスプレイオーディオ装着車などApple CarPlayやAndroid Auto対応の車では、以下のナビ・音楽アプリについてはCarPlay AI BOXが無くてもスマホの接続だけで利用可能です。

Apple CarPlay/Android Auto利用可能アプリ
音楽 Apple Music, Amazon Music, Spotify等
(歌詞/Music Video表示非対応)
カーナビ Googleマップ, Yahooカーナビ等
(詳細表示非対応)

 

CarPlay AI Boxがあると使えるアプリ

一方で、動画やSNSなど以下のアプリはスマホの接続だけでは利用不可能で、CarPlay AI Boxを接続して初めて利用可能になります。

CarPlay AI BOX 利用可能アプリ
動画 YouTube, Amazonプライム, TVer, Netflix等
音楽 Amazon Music, Spotify等※
(歌詞/Music Video表示対応)
※2025年現在Apple Musicは利用不可
カーナビ Googleマップ, Yahooカーナビ等
(スマホと同じ詳細表示対応)
SNS X(旧Twitter), Instagram, Facebook等
ブラウザ Chrome, FireFox等

つまりCarPlay AI Boxを使えば、Apple CarPlayやAndroid Autoの機能制約から解放され、スマホで使えるあらゆるアプリのあらゆる機能が車のモニター画面で使えるようになります。

 

できること3) CarPlay/Android Autoワイヤレス接続OK

CarPlay AI BOXを使ったワイヤレスCarPlay接続の実例(ポルシェPCM)

CarPlay AI Boxでできることの3つ目は、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続です。

動画アプリやSNSアプリなんて不要で、音楽アプリとナビアプリがあれば十分と言う方でも、CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続ができるようになれば、ケーブル接続が不要になるのでだいぶ便利に使えます。

上図はCarPlay AI BOX内蔵のワイヤレスアダプター機能を利用して、純正では有線CarPlayのみ対応のカーナビ(ポルシェ718純正PCM)とワイヤレスCarPlay接続中の様子です。iPhone最下部のLightningコネクタの位置にケーブルが接続されて無いのがお分かりいただけると思います。

 

CarPlay AI Boxのワイヤレス接続応答遅れリスク

実は、CarPlay AI Box内蔵のワイヤレスアダプター機能を使った無線通信では、スマホと車の間にAI BOXが入って通信を中継することになるので、USBケーブルを使って直接接続ができる有線通信と比べると、操作の応答速度としては不利になります。

中継接続によってただでさえ応答が不利な状況の中で、AI BOX内部の処理が性能不足でさらに遅いと、応答遅れが積み重なりストレスを感じるレベルになると考えられるからです。

私が過去実際に使用した感覚としてCarlinKit V3(クアルコム製 SDM450搭載)では、ワイヤレスCarPlayならたまに反応が遅いことはあるもののほぼ普通に使えますが、ワイヤレスAndroid Autoではギリギリ許容可能我慢できるレベルでした。

ちなみにワイヤレスAndroid Autoでも、Amazon Musicなどの音楽アプリ再生時はほぼ問題無いものの、音楽を再生しながら同時にGoogleマップ等の地図アプリでナビ案内をした場合は、時々明らかな応答遅れを感じました。

 

CarPlay AI Boxでワイヤレス接続するなら高性能機種がおすすめ

よって応答遅れリスク回避のため、CarPlay/Android Autoワイヤレス接続をメインで使いたい方は、CarlinKit TboxPlusなど少なくとも中堅クラス以上の高性能機種がおすすめです。

最終的には、お使いのスマホやお使いの車のナビ・ディスプレイオーディオのハードウェア性能も関係するので、気にならない場合もあれば、さらに気になる場合もあるかと思います。ご参考までに私の検証環境は以下の通りです。

AI BOXのワイヤレス化機能を確認した環境
CarPlay
AI BOX
CarlinKit Tbox Plus 128GB
CarlinKit V3
車種 トヨタRAV4, レクサスNX
VWティグアン
カーナビ トヨタ/レクサス純正コネクテッドナビ,
VW Discover Pro MIB3
スマホ iPhone SE2, ギャラクシーS22
アプリ Amazon Music、Googleマップ

ギリギリ我慢できるレベルでは不安な方は、CarlinKit V3よりもハードウェア性能が高くて応答遅れの改善が期待可能CarlinKit Tbox Ambient 128GBモデル がおすすめです。

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よくある質問集【CarPlay AI Box編】

よくある質問集【CarPlay AI Box編】

ここからは、CarPlay AI Box についてのよくある質問と回答を実際に購入して2年以上使ってみた私なりにまとめてみました。

 

Q: CarPlay AI Boxはどこで売ってる?

CarPlay AI Boxは、実はネット通販や一部オートバックスどこでも売ってます。また、10万円前後のカーナビより全然安く、安いものは2万円から売ってます。

AI BOXは海外製品が多いですが、Amazon・楽天・Yahooショッピングなどの大手ネット通販ならどこでも売ってるので安心して買えます。

さらにオットキャストOttoAibox P3 などは、カー用品店であるオートバックスイエローハットJMS(ジェームス)の一部店舗でも売ってます。

 

CarPlay AI Boxが売ってる場所一覧

CarPlay AI BOXが売ってる場所をまとめると以下の通りです。

オットキャストの一部の機種は、オートバックス・イエローハット・ジェームスなどのカー用品店の一部店舗でも販売されていますが、CarlinKitなどその他のブランドはインターネット経由でのみ購入可能です。

CarPlay AI BOXの販売場所
販売場所 オットキャスト CarlinKit, APP Cast,
Herilary, DRIVIM等
Amazon
楽天市場
Yahoo
ショッピング
アリエク
オットキャスト
公式サイト
×
オートバックス
イエローハット
ジェームス

(一部店舗)
×

 

Q: CarPlay AI Boxの取り付けは難しい?

車の通信用USB端子にケーブルで接続するだけなので、10秒程度で超簡単です。

ただし、USB-Aタイプ端子の一部の車種では、電源補助ケーブルを追加接続する必要があり、少し配線がごちゃごちゃするので運転の邪魔にならないよう整える必要があります。それでも1分程度で完結するので、超簡単であることに変わりありません。

強いて言えば、取り付け後の初期設定に20分ほどかかりますが、中古スマホやSIMフリースマホの設定と同じレベルの難易度なので難しくありませんし、設定が必要なのは最初の1回だけです。

 

Q: CarPlay AI Boxでの動画視聴は走行中でも可能?

安全のため、運転者は走行中に動画視聴禁止ですが、助手席や後席の人なら視聴可能です。

メーカー純正ナビやディスプレイオーディオでは、走行中の動画視聴が制限されていますが、CarPlay AI Boxでは今のところ制限が無いです。

 

Q: CarPlay AI Boxではどのくらいのデータ通信料が必要?

オンデマンドで快適に使うには大容量の通信契約プラン月額1,000円以上必要です。

一般的なモバイルルーターやSIM回線だと月4,000円程度必要ですが、実は車内利用に特化した契約プランもあり、月1,000円程度で無制限に利用できます。

ただし、家のWi-Fi環境で動画・音楽・地図データを事前ダウンロードしておけば、実質ゼロ円で利用することも可能です。以上をまとめると、通信料金は以下3段階に整理できます。

  • 事前ダウンロード(低容量SIM):月額200~1,000円
  • オンライン利用(車載Wi-Fi):月額1,000円
  • オンライン利用(モバイルルーター or 大容量SIM):月額3,000~4,000円

私は事前ダウンロードをメインとし、いざと言う時用に格安データSIMを契約していますが、以下のデータ通信専用のSIMが低価格でおすすめです。どれがいいかよく分からない場合は一番安いHISモバイル ビタップランを選んでおけば間違い無いです

ちなみに私は最安料金が自動設定されるHISモバイル ビタップランを利用しています。詳しくは、こちら”オットキャスト等AIBOXの通信料比較とSIMカードおすすめ3選“の記事にまとめましたので、もしよければ合わせてご覧下さい。

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Q: CarPlay AI Boxを使うことで危険性や違法性はある?

CarPlay AI Boxの危険性については、デマも含めてネット上に様々な情報がありますが、少なくとも、TVキットなどのキャンセラーキットと比べると車を故障させてしまう危険性は極めて低いです。

キャンセラーキットは純正の配線類を改造して取り付けしますが、CarPlay AI Boxはスマホと同じように純正のUSB端子に接続するだけであり、車にとってもほぼ想定の範囲内の使用と言えるからです。逆に配線類を改造することは、自動車メーカーとしてはあまり想定しておらず、故障につながる危険性があります。

また、オットキャスト、カーリンキット、DRIVIM、KEIYOなどの有名メーカーが日本向け開発した製品であれば、CarPlay AI Box自体は違法では無いです。

ただし、日本向け以外の海外品や粗悪品を使うと電波法違反になる可能性があったり、運転者が走行中に動画見ると道路交通法違反になる可能性があります。詳しくは、こちら”オットキャスト等CarPlay AI Boxの危険性と対処法“の記事にまとめましたので、是非合わせてご覧下さい。

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Q: CarPlay AI Boxを家で使うことはできる?

HDMI出力付きの機種かつBluetoothリモコンがあれば、家のテレビに接続して使うことができます。Amazon Fire TV Stick や Google TV (Chrome cast) をもしまだお持ちでないなら、CarPlay AI Boxがあればほぼ同じ使い方が可能です。

ただし、操作のしやすさで言うと、Amazon Fire TV Stickの方が洗練されてると私は感じました。とは言え、再生が始まってしまえば、しばらく操作することは無いのでさほど問題にはならないと思います。

 

まとめ |  CarPlay AI Box おすすめ機種と注意点

最後に2025年夏現在のCarPlay AI Boxのおすすめ機種比較結果注意点について、改めてまとめておきます。⚡

CarPlay AI BOXのおすすめ機種は以下の通りでした。

HDMI付|高性能&高機能 AI BOX】
CarlinKit 最上位HDMI付モデル

高コスパ&高満足感AI BOX】
CarlinKit Tbox 128GBモデル

HDMI付|高機能&人気 AI BOX】
オットキャストOttoAibox P3/P3 OEMモデル

高コスパ&人気 AI BOX】
定番モデルOttoAiboxP3の廉価版モデル

安心の日本製 AI BOX】
KEIYO(慶洋) APPCASTシリーズ

CarPlay AI Boxのうち、オットキャストはわりと大手メーカーなので在庫切れになるリスクは低いですが、特にCarlinKit・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いので品薄になりがちです。

もし一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか分からず次の休日に間に合わないなどまさに欲しいタイミングで買えないこともあるので、特に連休前などは早めに確保いただくのがおすすめです。

また、CarPlay AI Boxがあれば、以下のいろいろな機能が使えて便利です。

  • 1) ほぼ全てのスマホアプリが車で利用OK
  • 2) CarPlay/Android Auto非対応機能でも利用OK
  • 3) CarPlay/Android Autoワイヤレス接続OK

方で、以下の注意点もあり、メリットばかりではありません

  • CarPlay非対応カーナビでは使えない
  • オフライン再生以外ではネット接続環境が必要
  • スマホとは別に2~5万円の追加機器が必要
  • 製造元が中小企業なので在庫切れが買えない場合あり
  • 最新高性能スマホと比べ反応速度がやや遅い
  • カーナビ起動時間に加えAI BOX起動時間が毎回必要

れらのデメリットに対しては根本的な対処方法は無いので、CarPlay AI Boxは以下にあてはまる方にだけおすすめです

  • 車がCarPlay対応(トヨタのDA搭載車など)
  • 事前ダウンロード作業または格安データSIMを抵抗無く利用できる
  • 動画/SNSアプリが見れるなら2~5万円はOK
  • 自分に合う機種早めに見定め購入決断できる
  • 最新高性能スマホより反応がやや遅くてもOK
  • エンジン始動後、動画/音楽が始まるまで約10秒遅くても我慢できる

 

以上、ここではCarPlay AI Box おすすめ機種と注意点について書かせていただきましたが、AIBOXはネット通販で購入することが多いので、あやしい通販サイトやメルカリ等の個人売買では偽物や粗悪品が流通するリスクもあります。オットキャストも含めたAIBOXの偽物と本物見分ける方法については、こちら”オットキャストの偽物vs本物vs類似品の見分け方“の記事で詳しく解説しましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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