CarPlay AI Box(カープレイ・エーアイボックス)と呼ばれる機器あれば、USB接続だけで車の画面でYouTube・アマプラ・TVerなどが見れるようになります。
ただ問題なのが、CarPlay AI BOXは、2~6万円と価格帯が広く、20種類以上もの多くの選択肢があるので、選ぶのに迷ってしまうことです。😵
そこでここでは、Ottocast(オットキャスト)や CarlinKit(カーリンキット)など5種類のAI BOXを3年間使ってみた私の実体験から、14種類の CarPlay AI Box比較からのおすすめ機種、選び方のコツ、使い方と注意点について解説していきます。⚡
- 1 CarPlay AI Boxとは
- 2 【2025年春版】CarPlay AI Box おすすめ厳選4品
- 3 【コスパ最強おすすめCarPlay AI Box】CarlinKit Tbox Plus / Ambient
- 4 【高機能で人気おすすめCarPlay AI Box】OttoAibox P3
- 5 【日本製おすすめCarPlay AI Box】KEIYO APPCAST
- 6 【高機能で高コスパおすすめCarPlay AI Box】CarlinKit Tbox UHD HDMI
- 7 CarPlay AI Box 全機種比較と選び方のコツ
- 8 CarPlay AI Box できることと注意点
- 9 CarPlay AI Box よくある質問集 (FAQ)
- 10 まとめ | CarPlay AI Box おすすめ機種と注意点
CarPlay AI Boxとは
まず初めにCarPlay AI Boxとは、Android OS内蔵の後付けUSB機器で、画面を持たないスマホのような物です。
CarPlay AI Boxを使えば、CarPlay対応の車で動画・音楽・SNSアプリが使えるようになるので、例えば下図のようにAmazonプライムビデオをカーナビ・ディスプレイオーディオのモニター画面で見ることも可能です。
【2025年春版】CarPlay AI Box おすすめ厳選4品
私の3年間の使用経験をもとにCarPlay AI Boxの比較結果としておすすめモデルを4つ厳選すると、以下の通りです。
- 【コスパ最強】CarlinKit Tbox
- 【高機能で人気】OttoAibox P3
- 【日本製CarPlay AI Box】KEIYO APPCAST
- 【高機能で高コスパ】CarlinKit Aibox-HDMI
次章より、CarPlay AI Box各モデル毎のおすすめの理由・評価レビュー・メリットデメリットについて紹介していきます。
【コスパ最強おすすめCarPlay AI Box】CarlinKit Tbox Plus / Ambient
まず1つ目として、「価格が高すぎると困る」「特に強いこだわりは無いので迷う」と思われる人向けにおすすめのCarPlay AI Boxが、上図の CarlinKit Tbox Ambient または CarlinKit Tbox Plus です。
コストパフォーマンスが高いお得な機種で、「CarlinKit」は、「カーリンキット」と読みます。
CarlinKit Tbox Plus / Ambientのおすすめ理由
CarlinKit Tbox Plus / Ambientがおすすめの理由は、フリーズ・もたつきが発生しにくい大容量メモリ(4~8GB)と高性能SoC(クアルコム製QCM6125/SM6225)が内蔵されているわりに価格が安いことです。
例えば、オットキャスト製のOttoAibox P3も同等の8GBのメモリや高性能SoC クアルコム製SM6125を搭載しており性能的にはおすすめですが、機能的に2画面分割幅の変更や後席モニターや家で使う場合のTV画面へのHDMI出力が不要であれば、CarlinKit Tbox Plus / Ambientの方が2万円以上安い価格で販売されており、間違いなくコストパフォーマンスが高くておすすめです。
特に、CarlinKit TBox Plus 128GBは、CarlinKit全モデルの中で上から3番目の高性能モデルに位置付けられており、性能と価格とのバランスが最も優れたモデルです。4万円前後で購入可能にもかかわらず、高性能SoC(クアルコム製QCM6125)内蔵で量販スマホ並みの反応速度を誇る機種です。
CarlinKit AI BOX 主要モデル一覧 | |
---|---|
CarlinKit Tbox UHD HDMI |
最高性能HDMI端子付モデル (8コア スナドラSM6225/8+128GBメモリ+HDMI出力) |
CarlinKit Tbox Ambient 128GB |
最高性能イルミ付モデル (8コア スナドラSM6225/8+128GBメモリ+イルミネーション機能) |
CarlinKit TBox Plus 128GB |
最高性能モデル (8コア QCM6125/8+128GBメモリ) |
Carinkit Tbox Ambient 64GB |
高性能イルミ付モデル (8コア スナドラSM6225/4+64GBメモリ) |
CarlinKit Tbox Plus 64GB |
標準性能モデル (8コアQCM6125/4+64GBメモリ) |
Carlinkit Tbox Ambient SE 64GB |
標準性能イルミ付モデル (8コア スナドラQCM6125/4+64GBメモリ) |
CarlinKit V3 |
旧標準性能モデル ※売切れ (8コア スナドラSDM450/4+64GBメモリ) |
CarlinKit V3 mini |
廉価モデル ※売切れ (4コアSoC/3+32GBメモリ) |
ちなみに、CarlinKit Tbox Plusの外観は、他モデルのCarlinKit V3やCarlinKit V3 miniと見分けが付きにくいので、購入時には間違えないよう注意が必要です。とは言え、実はよく見ると微妙に色が違っており、
- CarlinKit Tbox Plus:濃い青色
- CarlinKit V3やCarlinKit V3 mini:黒色
です。見た目はほぼ同じですが、中身の性能は全く違うので要注意です。
CarlinKit Tbox Plus / Ambientの違いと選び方
CarlinKit Tboxシリーズには、外観デザイン違いでTbox PlusモデルとTbox Ambientモデルの2種類があり、さらに各々メモリ(RAM)+ストレージ(ROM)容量違いで8+128GBモデルと4+64GBモデルの2種類があります。
Tbox PlusモデルとTbox Ambientモデルの性能の違いはSoCがQCM6125かSM6225かですが、厳密なSoC性能としてはSM6225の方が高性能であるものの、私が実際に使ってみた限り有意な性能差は感じませんでした。よって、ケース外観のフルカラーイルミネーション機能の有無と価格差でどちらかお好きな方を選択いただければと思います。
⇒CarlinKit Tboxシリーズ
■CarlinKit Tbox Ambient 128GB(イルミ有)
■CarlinKit Tbox Plus 128GB(イルミ無)
CarlinKit Tbox Plusの悪い評判レビュー
ここからは、CarlinKit Tbox Plusの悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。
50代男性(トヨタアクア)のCarlinKit Tbox Plusレビュー:最初は繋がりづらい
今は乗り込んだら問題無く数十秒で繋がるが、最初はなかなか繋がりづらかった
40代男性(トヨタハリアー80系)のCarlinKit Tbox Plusレビュー:エンジン切る度に接続が切れる
エンジンを切る度に接続が切れるのは惜しい
CarlinKit Tbox Plusの良い評判レビュー
ここからは、CarlinKit Tbox Plusの良い評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。
男性(トヨタカローラ)のCarlinKit Tbox Plusレビュー:YouTubeとか見れるのすごい!
YouTubeとかネトフリ見れるのほんとすごい!これで助手席の人も暇しない!
残念ながらYouTubeやNetflixアプリ対応の純正ナビはテスラなど一部のみでほとんどの車では見れてもTVのみです。
これはカーナビ業界がスマホ業界に追いつけていないのと、IT業界との間に確執があるためですが、この隙間を狙った製品こそがCarlinKit Tbox Plusです。
レビュー原文は以下のX投稿です。
ヤリス用に買ったカーリンキットだけど、カローラで使ってみた!!
YouTubeとかネトフリ見れるのほんとすごい!!
これで助手席の人も暇しない!! pic.twitter.com/QPVUECSp9C— リフ@GRヤリスRZHP (@Reflection115) July 21, 2024
40代男性(トヨタノア90系)のCarlinKit Tbox Plusレビュー:スムーズに動く
最初の起動に少し時間がかかるが、起動後は4+64GBモデルでもスムーズに動く
CarlinKit Tbox Plusは4GBものRAMを搭載し、クアルコム製のQCM6125と呼ばれる高性能なSoCを搭載しているため、動画再生や数個程度の複数アプリ同時実行でももたつき無くサクサク動作するハードウェアを備えてます。
40代男性(トヨタハリアー80系)のCarlinKit Tbox Plusレビュー:他のAI Boxと比べてかなり安い
4+64GBモデルだと他のAI Boxと比べてかなり安い、2画面でYouTubeやナビが見れるのはいい
CarlinKit Tbox Plusは、オットキャストと比較して高級感では劣るものの作りがシンプルなのと、APPCASTと比較して全世界共通設計で大量生産によるコストダウンを図ってるため、スペックの割に価格が安くできています。
20代女性のCarlinKit Tbox Plusレビュー:他のAI Boxと比べてかなり安い
機械音痴ですが、それでもなんとか接続できて動画を見ることができた
取付作業はUSBに挿すだけですし、設定作業はSIMフリースマホのネット接続と同じレベルの難易度で、WebやYouTubeにもCarlinKit Tbox Plusの設定解説動画が多数UPされてるので、参考にもできます。
CarlinKit Tbox Plusのメリットデメリット
ここで、CarlinKit Tbox Plus 128GBの良い点と良くない点(メリットデメリット)をまとめると以下の通りです。
最高クラス性能(クアルコムQCM6125+メモリ8GB)で量販スマホ並の反応速度
ほぼ同じスペックのオットキャストOttoAibox P3より2万円安い
本体128GB+最大128GBのSD対応でオフライン用データを大量に保存可能
一部の車で必要なUSB電源補助(Y字)ケーブルが付属品に無く別売り
HDMI出力機能が無い
2画面分割(ナビ+動画等)の表示エリア横幅が5:5固定(変更不可)
CarlinKit Tbox Plus 128GBの最新価格は以下の通りです。
CarlinKit TBox Plus Android13.0システム 日本限定版 8+128GB 無線Android Auto&CarPlay ai box ワイヤレ...
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ちなみに、CarlinKit Tbox Plusには上記のメモリ8+128GBの高性能モデルと、以下のメモリ4+64GBの標準性能モデルがあります。
【日本限定版】CarlinKit TBox Plus Android13.0 ワイヤレスCarPlay Android Autoアダプター 大容量4+64GB ...
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
メモリ容量が異なるだけでSoC(CPU)の性能は同じなので、大量にオフライン再生用データ等をダウンロードする予定が無ければ、4+64GBモデルで十分ですが、長く使いたい場合はできるかぎり高スペックな8GB+128GBモデルを選んでおくのがおすすめです。
【高機能で人気おすすめCarPlay AI Box】OttoAibox P3
次に2つ目として、「なるべく高機能・高性能がいい」と思われる人向けに、高機能・高性能なハイエンドCarPlay AI Boxとしておすすめなのが、上図のオットキャストOttoAibox P3です。
⇒オットキャストOttoAibox P3/P3 OEMモデル
■オットキャストOttoAibox P3(大手ブランド)
■DRIVIM D-BOX 220(大手OEMブランド)
オットキャストOttoAibox P3 / D-BOX 220のおすすめ理由
私も実際使ってますが、動画メインで見たい場合とナビ地図メインで見たい場合は状況によって変わるので、都合よく画面分割幅を変更できるのは本当におすすめです。
オットキャストOttoAibox P3の悪い評判レビュー
ここからは、オットキャストOttoAibox P3の悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。
20代女性(ホンダヴェゼル)のOttoAibox P3レビュー:起動に少し時間がかかる
起動に少し時間がかかるのがストレス…起動時間が速い時もあれば遅い時もある
汎用性や多機能性重視のAndroid OS12を搭載したOttoAibox P3では、スマホと同じように起動時に様々なファイルや設定の読み込みが必要なため、ナビやオーディオに機能を絞ったカーナビと比較すると起動時間は長くなります。
30代男性(ホンダステップワゴン)のOttoAibox P3レビュー:テザリングだと毎回繋ぎなおしになる
テザリングだと毎回繋ぎなおしになるし速度も問題なので、SIMカードを有効活用した方が良い
テザリング接続の場合、接続先候補となるWi-Fiアクセスポイントが複数存在するため、自動接続が難しい場合があります。
iPhoneの場合だと、インターネット共有画面を出しっぱなしにしておくことで解決できる場合があります。
60代男性(Mercedes G400d)のOttoAibox P3レビュー:Wi-Fi接続に苦労
ナビが画面タッチ操作タイプで無いためWi-Fi接続に苦労
画面タッチ操作非対応のベンツ純正ナビMBUXの場合、Bluetoothリモコンを使ってマウスカーソルを表示させることで代替操作が可能です。ただ、文字入力など細かい操作は正直やりづらいので、特にパスワード入力などの初期設定は少し苦労します。
オットキャストOttoAibox P3の良い評判レビュー
ここからは、OttoAibox P3の良い評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。
50代男性(トヨタGRヤリス)のOttoAibox P3レビュー:TVerやAmazonプライムビデオが見れて良い
助手席の嫁がTVerやAmazonプライムビデオが見れるようになってかなり良い
残念ながらTVerやAmazonプライムビデオ対応の純正ナビはほぼ存在せず、ほとんどの車では見れてもTVのみです。
これはカーナビ業界がスマホ業界に追いつけていないのと、IT業界との間に確執があるためですが、この隙間を狙った製品こそがOttoAibox P3です。
最近のトヨタ車は走行中にテレビや動画が見れない(キャンセラーを装着すると見れるが安全装備が非作動になる)問題の対策として、オットキャストを導入されたようです。助手席の奥様がTVerやAmazon プライムビデオが見れるようになってかなり良いとのポジティブ評価です。
レビュー原文は以下のX投稿です。
今度の新しい車は走行中にテレビとか動画が見れないので、
嫁の要望で、「Ottocast OttoAibox P3」を導入!これでTVerでも、amazonビデオでも見れるぞ~。
かなり良いかも。#Ottocast#オットキャスト#OttoAiboxP3 pic.twitter.com/ejRaS5NjAT— サイクルショップ金太郎の店主 内之倉 順二 (@3196kintarou) February 2, 2025
40代女性(ホンダZR-V)のOttoAibox P3レビュー:ネトフリも観れて子供は退屈しなくなった
簡単にカーナビと接続でき、ネトフリも観れて子供は退屈しなくなった
取付作業はUSBに挿すだけですし、設定作業はSIMフリースマホのネット接続と同じレベルの難易度で、WebやYouTubeにも解説動画が多数UPされてるので、参考にもできます。
また、OttoAibox P3はアンドロイドスマホとほぼ同じなのでもちろんネトフリも見れます。
30代男性(日産エクストレイル)のOttoAibox P3レビュー:2分割で表示できるのがよい
ナビとYouTubeやアマプラなどの動画を2分割で表示できるのがよい、安くは無いがロングドライブの楽しみも増え、購入して良かった
多くの人が車の画面で見たいコンテンツの第1位と2位は、ナビ地図と動画の2つです。
OttoAibox P3ではこれら2つのコンテンツを画面2分割で同時表示することができ、かつ分割幅も可変させることができます。
40代男性(トヨタヴェルファイア40系)のOttoAibox P3レビュー:問題なく動作
問題なく動作、HDMI接続で自宅テレビでも利用
OttoAibox P3にはHDMI出力端子が装備されているので、ご自宅のTVに接続して、大画面でYouTubeやAmazonプライムビデオをご覧いただくことも可能です。
また、動画ダウンロードや設定作業などを車内ではなくご自宅でゆっくり行うことも可能です。
オットキャストOttoAibox P3のメリットデメリット
ここで、オットキャストOttoAibox P3の良い点と良くない点(メリットデメリット)をまとめると以下の通りです。
2画面分割(ナビ+動画等)の表示エリア横幅を5:5/3:7/7:3に変更可能
HDMI出力対応で後席画面や家のTVにも接続できダウンロードや設定作業可能
最高クラス性能(スナドラ665+メモリ8GB)で量販スマホ+αの反応速度
HDMI出力機能以外は同スペックのCarlinKit Tbox Plusより約2万円高い
イルミネーション機能は点灯タイミングが音楽に微妙に合わない
新しめの機種なのでトラブル対処方法等のネット情報がやや少ない
オットキャストOttoAibox P3の最大の欠点は価格が高いこと(定価6万円)なので、なるべく安く買いたいと思われる方も多いと思います。
ただ、極端に安いものは偽物のリスクもあるので注意が必要です。こちら”オットキャストの偽物vs本物vs類似品の見分け方!安い正規品はある?“の記事に偽物ではないオットキャストを安く買う方法を詳しく解説しましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
オットキャストの最新のCarPlay AI BOXは6万円とわりと高額です。なので、なるべく安く買いたいと思われる方も多いのではないでしょうか? しかし、安さだけで選んでしまうと偽物を選ぶリスクがあるので注意が必要です。偽物だ[…]
また、オットキャストに特化したおすすめのCarPlay AI Boxの選び方については、こちら”オットキャストのおすすめどれがいいかランキング“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。
Ottocast(オットキャスト)のAIBOXと呼ばれるガジェット機器があれば、USB端子へのケーブル接続だけでカーナビ・ディスプレイオーディオ画面でYouTube動画やAmazon Musicの歌詞が見れます。 このようなC[…]
オットキャストOttoAibox P3の最新価格は以下の通りです。
【公式】オットキャストOttocast OttoAibox P3 新型 Android12 CarPlay AI Box 8GBメモリ/128GBストレージ ...
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定価は約6万円ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ2~3,000円引き程度の値引きで買えます。
【日本製おすすめCarPlay AI Box】KEIYO APPCAST
⇒KEIYO(慶洋) APPCASTシリーズ
■KEIYO APPCAST3 AN-S129(HDMI+SIM付)
■KEIYO APPCAST2 AN-S109 II(HDMI付)
■KEIYO APPCAST AN-S109(HDMI無)
【公式】 APPCASTⅢ クラウドSIM搭載 カーナビやリアモニターでYouTubeが見られる CarPlay Ai Box 10ギガ付...
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KEIYO APP CASTのおすすめ理由
KEIYO APP CAST3の悪い評判レビュー
ここからは、KEIYO APP CAST3の悪めの評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。
30代男性のAPP CAST3レビュー:本体の発熱とケーブル邪魔なのが気になる
本体の発熱と、電源ケーブルが補助電源用一体で補助電源使わない場合は邪魔なのが気になる
スマホも同じですが、高性能な電子機器を小型化すると構成部品の配置密度が高くなり、排熱スペースが減りがちです。
本体の設置場所として、物入れの中などの閉空間を避けオープントレイなど風通しの良い場所に置くのが熱暴走防止の観点でおすすめです。
60代男性(パイオニアDMH-SF500)のAPP CAST3レビュー:もう少し安かったら…
製品は十分満足していますが、値段がもう少し安かったらよかった
APPCAST3は日本製でケース外観デザインやHMIソフトの作り込みに優れ、多くの開発費が投入されている割に日本専用設計となっています。
一方で、全世界共通設計で大量生産によるコストダウンを図ってるCarlinKit Tboxなどと比べると割高感は否めません。
KEIYO APP CAST3の良い評判レビュー
ここからは、KEIYO APP CASTまたはAPP CAST3の良い評判を記載したレビューを紹介していきます。口コミ評価内容をより深くご理解いただけるように考察も併記します。
60代男性(トヨタノア90系)のAPP CASTレビュー:サクサク動作してストレス無
非常にサクサク動作してストレス無く、YouTubeやAmazonプライムビデオがバッチリ視聴できる
APPCASTは4GBものRAMを搭載し、競合モデル同等のクアルコム製 SM6125と呼ばれる高性能なSoCを搭載しているため、動画再生や数個程度の複数アプリ同時実行でももたつき無くサクサク動作するハードウェアを備えてます。
また、車内Wi-Fiのネットワーク環境をうまく活用されつつ、YouTubeやAmazon プライムビデオが見れるようになって良いとのポジティブ評価がある一方で、HDMI出力無仕様のAN-S109ではノアの後席ディスプレイ表示は無理です。
後席ディスプレイへ表示するには、HDMI出力端子付のAPP CAST2 AN-S109 IIかAPP CAST3 AN-S129をお使いいただき、直接後席ディスプレイへ映像を送る必要があります。
レビュー原文は以下のX投稿です。
KEIYOさんのAPP CAST
実際に使って見た感想です。動作は非常にサクサク動くのでストレスはありません。
車内のWifiでYoutubeやAmazonプライムビデオなどはバッチリ試聴できます。
(後席モニタへの表示はNG)つづく
— らんたろー (@Lantis_Rantaro) April 23, 2023
50代男性(トヨタハリアー80系)のAPP CAST3レビュー:ロングドライブもNetflixを見ながらで苦にならず
片道2時間のロングドライブも、Netflixを見ながらだったので苦にならず、奥さんが大満足
残念ながらNetflix対応の純正ナビはテスラなど一部のみでほとんどの車では見れてもTVのみです。
これはカーナビ業界がスマホ業界に追いつけていないのと、IT業界との間に確執があるためですが、この隙間を狙った製品こそがAPP CAST3です。
30代男性のAPP CAST3レビュー:自分の環境に合わせた使用方法を選べる
本体にギガをチャージ、テザリングなど自分の環境に合わせた使用方法を選べるのは良い
APPCAST3はクラウドSIMを搭載しており、追加のSIM回線契約の手間を省いて手軽に必要な通信容量の購入が可能です。
もちろんWi-Fiにも対応しているので、スマホとのテザリング接続も選べます。
【高機能で高コスパおすすめCarPlay AI Box】CarlinKit Tbox UHD HDMI
Carlinkit Aibox-HDMI アダプター ワイヤレスCarPlay/Android Auto 8+128GB JP版 純正で有線CarPlay/有線An...
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CarPlay AI Box 全機種比較と選び方のコツ
ここからは2025年時点の最新情報として、CarPlay AI BOXの性能、機能、価格の比較を行い、選び方のコツを解説していきます。
CarPlay AI BOX選びで重要となる5つのコツは以下の通りです。
- 1)自分の車は対応車種か
- 2)十分なハード性能/機能があるか(CPU/メモリ/ストレージ/HDMI有無)
- 3)十分なソフト性能/機能があるか(OSバージョン/対応アプリ/2画面分割)
- 4)費用対効果が高く予算以内か
- 5)日本国内でサポート体制があるか
CarPlay AI Box 全機種比較一覧
まずはCarPlay AI BOXの14機種の比較一覧表を以下の通りまとめてみました。
機種名 | おす すめ |
実売 価格 |
SoC (CPU) |
RAM +ROM |
OS | You Tube |
Amazon Prime |
2画面 分割 |
HDMI 対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Herilary C7 |
△ | ○ 2.6 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 11 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
× |
CarlinKit TboxPlus 64GB |
○ | ○ 3.6 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
× |
DRIVIM CPC-200 TboxPlus |
○ | ○ 2.7 万円 |
〇 Qualcomm QCM6225/2.0GHz |
○ 4+64 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
× |
KEIYO APPCAST AN-S109 |
○ | ○ 3.0 万円 |
〇+ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
× |
【24年10月発売】 オットキャスト OttoAibox P3 Lite |
○ | ○ 3.7 万円 |
〇+ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | ◎ 5:5 3:7 |
× |
CarlinKit TBoxPlus 128GB |
◎ | ○ 4.1 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
× |
【数量限定】 CarlinKit Tbox Ambient |
◎ | ○ 4.4 万円 |
〇++ Qualcomm SM6225/2.4GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
× |
【24年6月発売】 CarlinKit Tbox UHD |
◎ | ○ 4.8 万円 |
〇++ Qualcomm SM6225/2.4GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
〇 (出力 のみ) |
オットキャスト PICASOU2 【品薄】 |
○ | ○ 4.2 万円 |
〇+ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ 5:5 |
〇 (出力 のみ) |
DRIVIM D-BOX 220 |
◎ | 〇 4.8 万円 |
〇+ Qualcomm SM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | ◎ 5:5 3:7 |
〇 (出力 のみ) |
オットキャスト OttoAibox P3 PICASOU3 |
◎ | △ 6.0 万円 |
〇+ Qualcomm SM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | ◎ 5:5 3:7 |
〇 (出力 のみ) |
KEIYO APPCAST II 2 AN-S109 II |
◎ | ○ 4.0 万円 |
〇+ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
◎ (入力 +出力) |
KEIYO APPCAST III 3 AN-S129 |
◎ | △ 5.0 万円 |
非公開(↓予測) Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○+ | ○ 5:5 |
◎ (入力 +出力) |
オットキャスト PICASOU2 Pro |
○ | △ 5.0 万円 |
〇+ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ 5:5 |
◎ (入力 +出力) |
※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もあります
選び方1) 自分の車は対応車種か
CarPlay AI Box選びで最も重要なポイント1つ目は、自分の車が対応車種か事前確認することです。
CarPlay AI Boxの対応車種とは、一言で言うと以下2パターンの車種が該当します。
- 有線CarPlay機能が純正装着されている車種
- 有線CarPlay機能内蔵カーナビが後付け装着されている車種
ただし最近増え始めたワイヤレス(無線)CarPlayには非対応で、CarPlay AI Boxには有線CarPlay(USBケーブル接続)のみ対応です。また、USBケーブル接続による有線Android Auto接続にも非対応です。
ほとんどの有線CarPlay対応車(だいたい2016~2020年式以降)では利用可能ですが、まとめると以下の通りです。
■1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
⇒そのまま使用可能
■2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
⇒Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが現実的には非推奨
※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW/MINI/一部のスバル等)
⇒使用不可能
私も実際、トヨタ、レクサス、VW、Benz、Porscheの車ではちゃんと使えることを日々確認済ですので、ほとんどの有線CarPlay対応車では利用可能なのは間違いないですが、各メーカー別の対応年式をまとめると以下の通りです。
CarPlay AI BOX対応車種と年式一覧 | |
---|---|
トヨタ | 2020年~(USB-Aなら補助電源必要) |
レクサス | 2022年~(USB-Aなら補助電源必要) |
スズキ | 2021年~(後付対応なら可) |
ダイハツ | 2021年~(後付対応なら可) |
日産 | 2022年~(後付対応なら可) |
ホンダ | 2019年~(後付対応なら可) |
スバル | 2019年~(2023年~AA接続のみ対応可※) ※CarlinKit Tbox UHD等Android Auto接続対応AI BOXはOK |
VW | 2016年~ |
ベンツ | 2016年~ |
さらに詳しく車名別にCarPlay AI BOXの対応車種について知りたい場合は、オットキャストのAI BOXを例にこちら”オットキャスト等AI BOXの対応車種/年式一覧“の記事にまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。
OTTOCAST(オットキャスト)などのCarPlay AI Boxの対応車種は、メーカー公式サイトやApple公式サイトでも確認できますが、日本の販売車種への適合情報としては間違いが多いです。 その理由は以下の通りです。 […]
CarPlay AI Box対応車種の一例
トヨタの純正ナビ・ディスプレイオーディオは2020年頃からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlay接続に対応し始めました。具体的には、だいたい2020年頃以降にモデルチェンジした車はCarPlay AI BOX対応と考えて問題ありません。
ちなみに、Apple公式サイトにもCarPlay対応状況は記載されており目安にはなりますが、こちらは主に米国での販売車種の対応状況となるので、例えばハリアーがVenza(ハリアーの米国での名前)と書かれてたり、米国で販売されていないアルファード・ライズが掲載されていなかったり、モデルによっては日本向け販売モデルのCarPlay対応時期と大きく違ってたりします。さらに、CarPlay AI BOXは有線CarPlay接続にのみ対応ですが、Apple公式サイトでは無線・有線CarPlay接続対応が区別されて無いのでCarPlay AI BOXの対応車種が断定不可能です。
そこで、トヨタの主要車種の場合のCarPlay AI BOX対応車種と年式時期について、トヨタ自動車公式サイトの情報を元に確認した結果を以下の通り書かせていただきます。
対応車種名 (トヨタ) |
対応年式 | CarPlay AI Box対応 |
モデル 系統 |
---|---|---|---|
アルファード ヴェルファイア |
2023年06月~ | 〇 | 40系 |
2020年01月~ | 〇 | 30系MC後 | |
2018年01月~ | × | ||
2015年01月~ | × | 30系MC前 | |
ノア ヴォクシー |
2022年1月~ | 〇※1 | 90系 |
2014年1月~ | × | 80系 | |
ハリアー | 2022年09月~ | 〇 | 80系 |
2020年6月~ | 〇 | ||
2013年12月~ | × | 60系 | |
RAV4 | 2022年10月~ | 〇※1 | 50系MC後 |
2020年08月~ | 〇※2 | 50系MC前 | |
2019年04月~ | × | ||
カローラ カローラ ツーリング |
2022年10月~ | 〇 | 210系 MC後 |
2019年9月~ | 〇 | 210系 MC前 |
|
カローラクロス | 2023年10月~ | 〇 | 10系 |
2021年9月~ | 〇 | ||
カローラスポーツ | 2022年10月~ | 〇 | 210系 MC後 |
2019年09月~ | 〇 | 210系 MC前 |
|
2018年06月~ | × | ||
ヤリス | 2024年01月~ | 〇 | 210系 |
2019年12月~ | 〇 | ||
GRヤリス | 2024年03月~ | 〇 | 10系 |
2020年09月~ | 〇 | ||
ヤリスクロス | 2024年01月~ | 〇 | 10系 |
2020年8月~ | 〇 | ||
プリウス | 2023年1月~ | 〇 | 60系 |
2021年6月~ | 〇※2 | 50系MC後 | |
2018年12月~ | × | ||
2015年12月~ | × | 50系MC前 | |
シエンタ | 2022年8月~ | 〇※1 | 10系 |
2015年7月~ | × | 170系 | |
クラウン クロスオーバー |
2022年7月~ | 〇※1 | 230系 |
クラウンスポーツ | 2023年10月~ | 〇 | 230系 |
ランドクルーザー 300 |
2021年08月~ | 〇 | 300系 |
ランドクルーザー 200 |
2015年08月~ | × | 200系 |
ランドクルーザー 250 |
2024年04月~ | 〇 | 250系 |
ランドクルーザー プラド |
2020年08月~ | 〇※2 | 150系 MC後 |
2017年09月~ | × | ||
ライズ | 2021年3月~ | 〇※2 | 200/ 210系 |
2019年11月~ | 〇※2 |
※1補助電源ケーブル必要(USB Type-A端子の場合)
※2メーカーオプションDA装着車のみ
車種によってはY字電源補助ケーブルが必要
VWやPorscheなど多くの輸入車の場合、通信用のUSBポートに接続するだけで、CarPlay AI BOXを起動できます。これは通信用のUSBポートの供給電流(バスパワー電源)の量と供給タイミングが適切で問題が無いからです。
トヨタ/レクサス車のUSB Type-Aでは電源補助ケーブルが必要
ところが、特に2022年以降の一部のトヨタ/レクサス車では、コネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオかつ通信用USBポートがType-Aの場合、バスパワー電源だけではAI BOXへの駆動電流の量と供給タイミングが合わないようで、うまく接続・起動できない場合がありました。
このような場合、上図赤枠のUSB電源補助ケーブル(Y字型)を使い、上図のように通信用USB接続(通信用USBポートへ)に加えて電源供給用USB接続(シガーソケットUSB充電器等へ)を行うことでAI BOXがうまく起動できるようになります。
実際に、Carlinkit Tboxをレクサス新型NXのナビに接続してみた場合、バスパワー電源のみでは電源ランプは点灯するものの下図のようにCarPlay AI BOXと接続できなかったのですが、以下のUSB電源補助ケーブルで追加電源供給を行ったところ無事に起動できました。
また、レクサス新型NXに限らずレクサス新型RXやトヨタ新型クラウンクロスオーバーでも試してみたところ、USB補助電源ケーブル無しではAI BOXを接続・起動させられませんでした。よって、トヨタやレクサス車で通信用USBポートがType-Aの場合は基本、USB電源補助ケーブルを使うのが間違いなさそうです。
ちなみに、Carlinkit Tbox等には一般的にUSB電源補助ケーブルが付属されて無いので(付属されてるオットキャストより価格が安いので仕方無いかもですが・・・)、以下の汎用品のUSB電源補助ケーブルをお使いいただくのがおすすめです。
アイ・オー・データ USB電源補助ケーブル 電力供給 日本メーカー UPAC-UT07M
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
USB電源補助ケーブルを使う場合は、下図赤枠の
- 通信用の太めのケーブル側のUSBコネクタ(下図の上側):通信用のUSBポート
- 電源用の細めのケーブル側のUSBコネクタ(下図の下側):充電用のUSBポートやシガーソケットUSB電源ポート
に接続して下さい。(少しヤヤコシイので逆に接続しないようお気を付け下さい)
電源補助ケーブルを使っても接続できない場合の対処法
また、もしもUSB電源補助ケーブルで電源供給を行ってもCarPlay接続できない場合は、以下をお試し下さい。
- 初回接続時のみはUSB補助電源ケーブル無しで直接接続して一度AI-BOXをディスプレイオーディオに認識させてから再度USB補助電源ケーブルを接続
- シガーソケットUSB電源をさらに電流出力の大きなものに交換
私の経験上、機器登録前の初回接続時だけは補助電源ケーブル無しで接続しないとAI-BOXの機器登録がうまくできない場合や古くて出力電流の低いシガーソケットUSB電源だとAI-BOXがうまく起動できない場合がありました。
それでも接続がうまくいかない場合は、こちら”CarPlay繋がらない問題へのiPhone/カーナビの7つの対処方法“の記事にCarPlay接続エラー対処方法をまとめてありますので、合わせてご参考にどうぞ。
選び方2) 十分なハード性能/機能があるか
CarPlay AI BOX選びで重要なポイント2つ目は、CPU/メモリ/ストレージ/HDMI有無などのハードウェア性能/機能が自分が求めるレベルに対して十分か確認することです。
ハードウェア性能/機能で確認すべき点として以下3点があります。
- RAMはできれば4GB以上・理想は8GB以上
- ROMはできれば64GB以上・理想は128GB以上
- HDMI端子は後席ディスプレイ表示・家で使うが必要な場合のみ選択
RAM(メモリ)は8GB以上、ROM(ストレージ)は128GB以上の機種を選んでおけば間違い無いです。
一方で、後席ディスプレイへの表示・家でも使いたいなどの予定が無ければ、HDMI端子は無しの機種でも十分です。
CarPlay AI BoxはRAM(メモリ)8GB以上がおすすめ
RAM(メモリ)は後から容量追加ができないので、最初から容量多めのできれば8GBを選んでおくのがおすすめです。
ちなみに、ROM(ストレージ)であれば、micro SDカードスロット対応のCarPlay AI Boxなら後から容量追加ができます。
私の失敗談ですが、CarPlay AI BOXは安い買い物では無いということで、最初は価格安めの2万円程度のモデル(現在は廃版のCarlinKit V3)を購入しました。しかし使ってるうちに操作のモタツキがガマンできなくなり、高性能モデルのCarlinKit TBox Plus 128GB・ Tbox Ambient 128G・オットキャストOttoAibox P3へ買い直しをしてる状況です。ある程度長く使う予定であれば、最初から高性能モデルを買っておくのが絶対おすすめです。
私は現在、OttoAibox P3 や CarlinKit Tbox Ambient 128GB をメインで使ってますが、特にRAM容量8GBだと安心で、カーナビアプリとYouTubeとアマプラなど複数アプリを同時に起動しても操作のモタツキが無くとても快適です。
まずは価格を抑えてCarPlay AI BOXを試してみたいという方には、オットキャストPlay2Video Pro など2万円程度の低価格なモデルを買ってみても良いかもしれませんが、長く使い続けたいと思われる方は、ある程度高性能なオットキャストOttoAibox P3 ・CarlinKit Tbox Ambient 128Gなどの高性能モデルが安心でおすすめです。
選び方3) 十分なソフト性能/機能があるか
CarPlay AI Box選びで重要なポイント3つ目は、OSバージョン/対応アプリ/2画面分割有無などのソフトウェア性能/機能が自分が求めるレベルに対して十分か確認することです。
ソフトウェア性能/機能で確認すべき点として以下3点があります。
- アンドロイドOSはバージョン11以上がおすすめ、10以下の古い機種は要注意
- 対応アプリはほぼ機能差無し(一部機種除きGoogle Play Storeから自由に追加可能)
- 車の画面が8インチ以上なら2画面分割機能有がおすすめ
最近の車はカーナビ・ディスプレイオーディオの大画面化が進んでいますが、もしお使いの車に8インチ以上のモニター画面が装着されている場合は、大画面を生かすべく2画面分割機能は有がおすすめです。
選び方4) 費用対効果が高く予算以内か
CarPlay AI Box選びで重要なポイント4つ目は、費用対効果(コストパフォーマンス)が十分か確認することです。
費用対効果で確認すべき点として以下3点があります。
- 発売直後の最新機種や発売後3年以上経過した古い機種は費用対効果が悪い
- RAM4GB未満など極端な低性能機種は実際使えないので安さだけで選ばない
- 高機能なほど高額なので自分に必要十分な機能を見極める
オットキャスト以外のAIBOXの品薄問題
発売直後の最新機種は割高な場合が多いので避けるべきである一方で、発売から半年以上経過して十分に価格が安定してるCarPlay AI Boxについては、タイミングや機種によっては品薄状態になる場合があるので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。
オットキャストはわりと大手メーカーですが、特にCarlinKit・DRIVIM・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いのですぐ品薄になりがちです。もし一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか分からず、次の休日に間に合わないなどまさに欲しいタイミングで買えないこともあるのでご注意下さい。
選び方5) 日本国内でサポート体制があるか
CarPlay AI Box選びで重要なポイント最後の5つ目は、日本国内でのサポート体制が十分か確認することです。
CarPlay AI Boxの販売体制としては主に以下3パターンに分類できます。
- 日本製のCarPlay AI Box ⇒ 日本の製造メーカーによるサポート(APP Cast/MILELなど)
- 日本に正規販売代理店がある海外製のCarPlay AI BOX ⇒ 日本の販売代理店によるサポート(オットキャスト/カーリンキットなど)
- 日本に正規販売代理店が無い海外製のCarPlay AI BOX ⇒ 海外の販売サイト経由のサポート(DRIVIMなど)
最も安心なのが、日本メーカーによりサポートが受けられる日本製のCarPlay AI Boxで、慶洋エンジニアリング社のAPP CastやMILELなどが対象です。
ただ、APP Castのラインナップのみだと選択肢が狭くなってしまうので、日本に販売代理店があるメーカーでもオットキャストやカーリンキットなどのメジャーな機種であれば、情報も多く、十分なサポートが受けられます。
一方で、日本に正規販売代理店が無い海外製のCarPlay AI BOXを例えばアリエクなどの 海外販売サイトから購入した場合、海外通販サイト経由のサポートとなります。
一応、日本国内に向けてそれなりのサポートは受けられますが、日本語がカタコトであったり多少の不安はあります。
CarPlay AI Box できることと注意点
ここからは、CarPlay AI BOXで実際にできることと注意点について書かせていただきます。簡単に言うと以下3つの使い方ができますが、いくつか注意点もあります。
- 1) YouTube/アマプラ動画が車で視聴OK
- 2) CarPlay/Android Auto不可アプリ利用OK
- 3) CarPlay/Android Autoワイヤレス接続OK
最大の注意点は、Apple CarPlay対応車種・対応カーナビのみでしか利用できない事です。
上図はCarPlay AI BOXの人気機種であるオットキャストOttoAiBox P3をCarPlay対応車種である2021年式レクサスNX350へ接続して使っている例です。
できること1) YouTube/プライムビデオ/TVer視聴OK
CarPlay AI Boxのおすすめの使い方の1つ目は、YouTube/Amazonプライムビデオ/TVer等の動画系アプリ視聴です。
Apple CarPlayの純正機能では、対応アプリが非常に少なく、YouTube/プライムビデオ/TVer等は使用不可能です。しかし、AIBOXを CarPlay接続した場合は、Android OS対応アプリは基本的に全て使用可能です。
私が過去購入したCarlinKit V3 AIBOXの場合、YouTube動画アプリは購入時点でインストール済で、下図のようにすぐに使用可能でした。
また、動画アプリはYouTubeに限らずNetflixなど、基本的には何でも見れます。
ちなみに、CarPlay AI Boxを使った動画再生では、停車中や走行中に限らず常に動画が見れてしまいます。もちろん、安全のために運転者は走行中に動画を見るのはNGですが、助手席の人には喜ばれると思います。
CarPlay AI BoxでYouTubeやアマゾンプライム動画を車で見るための具体的な方法は、こちら”CarPlayでユーチューブ/アマプラ動画を見る方法基本4ステップ“の記事に詳しく書きましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
Apple CarPlay(アップルカープレイ)でiPhoneを車につなぐと、音楽アプリやナビアプリが車の画面で使えるようになりますが、残念ながら動画アプリは使えません。 動画を見るには、CarPlay AI BOXと呼ばれる[…]
動画アプリがあれば純正TVは不要ならキャンセラーキットも不要
ところで、多くの純正ナビやディスプレイオーディオでは、走行中にDVDやTVの動画を非表示にする規制が設定されており、この規制を解除するキットも販売されています。
例えば、データシステム社からは、アルファード、ハリアー、ヤリス、RAV4、カローラ、カムリ等の一部グレードに適合するタイプのキャンセラーキッ TV KIT(品番:TTA611)が販売されてます。
※TV KITは車種や年式ごとに部品が違う場合があるので、データシステム公式サイトの適合情報にて品番の確認をされるのがおすすめです。
気付かれた方もいるかもしれませんが、「走行中にTVやDVDよりもYouTube動画やアマプラ動画が見れれば十分」という方であれば、こちらのTV KITのような規制解除キットは不要で、ある意味CarPlay AI BOXで規制解除キットの役割も兼ねているとも言えます。もちろん、CarPlay AI BOXで純正のTVやDVDそのものの規制解除ができるわけでは無いですが・・・。
できること2) CarPlay/Android Auto非対応アプリ使用OK
CarPlay AI BOXのおすすめの使い方の2つ目は、Apple CarPlay/Android Auto非対応アプリの使用です。
YouTubeなどの動画アプリに限らず、Apple CarPlay/Android Autoでは非対応だった様々なアプリが使用可能となります。例えば下図は、SNSアプリのX (Twitter) をインストールしてみた例です。
続いて下図は、CarPlay/Android Autoの純正機能でも対応済のAmazon Musicアプリをインストールして歌詞表示してみた例です。純正Apple CarPlayではジャケ写と曲名くらいしか表示されないのに対し、CarPlay AI BOXでは歌詞表示まで可能です。
CarPlay AI Boxがなくても使えるアプリ
ちなみに、トヨタのディスプレイオーディオ装着車などApple CarPlayやAndroid Auto対応の車では、以下のナビ・音楽アプリについてはCarPlay AI BOXが無くてもスマホの接続だけで利用可能です。
Apple CarPlay/Android Auto利用可能アプリ | |
---|---|
音楽 | Apple Music, Amazon Music, Spotify等 (歌詞/Music Video表示非対応) |
カーナビ | Googleマップ, Yahooカーナビ等 |
CarPlay AI Boxがあると使えるアプリ
一方で、動画やSNSなど以下のアプリはスマホの接続だけでは利用不可能で、CarPlay AI BOXを接続して初めて利用可能になります。
CarPlay AI BOX 利用可能アプリ | |
---|---|
動画 | YouTube, Amazonプライム, TVer, Netflix等 |
音楽 | Amazon Music, Spotify等※ (歌詞/Music Video表示対応) ※2025年現在Apple Musicは利用不可 |
カーナビ | Googleマップ, Yahooカーナビ等 (スマホ表示と同じフル機能) |
SNS | X(旧Twitter), Instagram, Facebook等 |
ブラウザ | Chrome, FireFox等 |
つまりCarPlay AI BOXを使えば、Apple CarPlayやAndroid Autoの利用アプリ制約から解放され、スマホで使えるあらゆるアプリが車のモニター画面で使えるので、同乗者にも喜ばれる快適なドライブができます。
できること3) CarPlay/Android Autoワイヤレス接続OK
CarPlay AI BOXのおすすめの使い方の3つ目は、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続です。
動画アプリやSNSアプリなんて不要で、音楽アプリとナビアプリがあれば十分と言う方でも、CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続ができるようになれば、ケーブル接続が不要になるのでだいぶ便利に使えます。
下図はCarPlay AI BOX内蔵のワイヤレスアダプター機能を利用して、純正では有線CarPlayのみ対応のカーナビ(ポルシェ718純正PCM)とワイヤレスCarPlay接続中の様子です。iPhone最下部のLightningコネクタの位置にケーブルが接続されて無いのがお分かりいただけると思います。
CarPlay AI Boxのワイヤレス接続応答遅れリスク
一方で、CarPlay AI Box内蔵のワイヤレスアダプター機能を使った無線通信では、スマホと車の間にCarPlay AI BOXが入って通信を中継することになるので、USBケーブルを使って直接接続ができる有線通信と比べると、操作の応答速度としては不利になります。
中継接続によってただでさえ応答が不利な状況の中で、AI BOX内部の処理が性能不足でさらに遅いと、応答遅れが積み重なりストレスを感じるレベルになると考えられるからです。
私が過去実際に使用した感覚としてCarlinKit V3(Qualcomm SDM450搭載)では、ワイヤレスCarPlayならたまに反応が遅いことはあるもののほぼ普通に使えますが、ワイヤレスAndroid Autoではギリギリ許容可能我慢できるレベルでした。
ちなみにワイヤレスAndroid Autoでも、Apple Music等の音楽アプリ再生時はほぼ問題無いものの、音楽を再生しながら同時にGoogleマップ等の地図アプリでナビ案内をした場合は、時々明らかな応答遅れを感じました。
CarPlay AI Boxでワイヤレス接続するなら高性能機種がおすすめ
よって応答遅れリスク回避のため、CarPlay/Android Autoワイヤレス接続をメインで使いたい方は、CarlinKit TboxPlusなど少なくとも中堅クラス以上の高性能機種がおすすめです。
最終的には、お使いのスマホやお使いの車のナビ・ディスプレイオーディオのハードウェア性能も関係するので、気にならない場合もあれば、さらに気になる場合もあるかと思います。ご参考までに私の検証環境は以下の通りです。
AI BOXのワイヤレス化機能を確認した環境 | |
---|---|
CarPlay AI BOX |
CarlinKit Tbox Plus 128GB CarlinKit V3 |
車種 | トヨタRAV4, レクサスNX VWティグアン |
カーナビ | トヨタ/レクサス純正コネクテッドナビ, VW Discover Pro MIB3 |
スマホ | iPhone SE2, ギャラクシーS22 |
アプリ | Amazon Music、Googleマップ |
ギリギリ我慢できるレベルでは不安な方は、CarlinKit V3よりもハードウェア性能が高くて応答遅れの改善が期待可能なCarlinKit Tbox Ambient 128G がおすすめです。
CarPlay AI Boxできることと注意点まとめ
最後にCarPlay AI Boxに共通するできることと注意点(メリットとデメリット)についてまとめておきます。
まず、できることは以下の通りでした。おすすめのCarPlay AI Boxであれば、どのモデルでも共通です。
■1) YouTube/アマプラ動画が車で走行中も視聴OK
■2) CarPlay/Android Auto不可アプリでも利用OK
■3) CarPlay/Android Autoワイヤレス接続OK
一方で、以下のデメリットもあり、メリットばかりではありません。
■CarPlay非対応カーナビでは使えない
■ダウンロード済データの再生以外だと追加のネット接続環境が必要
■スマホとは別に2~5万円の追加機器が必要
■製造元が大企業じゃ無いので在庫切れが多くて買いにくい
■最新高性能スマホと比べ反応速度がやや遅い
■カーナビ起動時間に加えAI BOX起動時間(+約10秒)の待ちが毎回必要
これらのデメリットに対しては根本的な対処方法は無いので、CarPlay AI BOXは以下にあてはまる方にだけおすすめです。
■車がCarPlay対応(トヨタのDA搭載車など)
■事前ダウンロード作業または格安データSIMを抵抗無く利用できる
■動画/SNSアプリが見れるなら2~5万円はOK
■自分に合う機種を早めに見定め購入決断できる
■最新高性能スマホより反応がやや遅くてもOK
■エンジン始動後、動画/音楽が始まるまで約10秒遅くても我慢できる
2つ目に書かせていただいた格安データSIMについては、データ通信専用の以下のSIMがわりと低価格でおすすめです。迷う場合は、一番安いHISモバイル ビタップランを選んでおけば間違い無いです。もちろん、事前ダウンロード作業を徹底できればアプリにもよりますがSIM無しで使うことも可能です。
■HISモバイル ビタップラン (月額税込198円)
■b-mobile 190 Pad SIM X (月額税込209円)
■ロケットモバイル神プラン (月額税込328円)
どのプランも月々200~300円程度で、困った時だけでもちゃんとネット接続できるのであれば、十分お買い得かと思います。ちなみに私はシンプルに安さで選び、実際にHISモバイル ビタップランを利用しています。ネット接続環境について、格安SIMカード・テザリングWi-Fi・車内専用Wi-Fiなど様々な接続方法の中でどれがコストパフォーマンス良いか?について、こちら”オットキャスト用SIMカードのおすすめとネット接続時の通信料比較“の記事に詳しくまとめてみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
上記デメリットは、どのCarPlay AI BOXを選んだとしても間違いなく付きまといますが、デメリットを上回るメリットを感じることができるなら、使ってみる価値はあるかと思います。
CarPlay AI Box よくある質問集 (FAQ)
ここからは、CarPlay AI Box についてのよくある質問と回答(FAQ)を実際に購入して2年以上使ってみた私なりにまとめてみました。
Q: AI Boxはどこでいくらで売ってるのか?
CarPlay AI Boxは、実はネット通販や一部オートバックス等どこでも売ってます。また、10万円前後のカーナビより全然安く、安いものは2万円から売ってます。
AI BOXは海外製品が多いですが、Amazon/楽天/Yahooショッピングなど日本の大手ネット通販ならどこでも売ってるので安心して買える点もおすすめです。
さらに オットキャストOttoAibox P3 などは、カー用品店であるオートバックス・イエローハット・JMS(ジェームス)の一部店舗でも売ってます。
CarPlay AI Boxの販売場所一覧
CarPlay AI BOXが売ってる場所をまとめると以下の通りです。
CarPlay AI BOXの販売場所 | ||
---|---|---|
販売場所 | オットキャスト | Carlinkit, APP Cast, Herilary, DRIVIM等 |
Amazon 楽天市場 Yahoo ショッピング アリエク |
〇 | 〇 |
オットキャスト 公式サイト |
〇 | × |
オートバックス イエローハット ジェームス |
△ (一部店舗) |
× |
CarPlay AI Boxは2万円から売ってる
最近ではCarPlay AI BOXを開発するメーカーが増えて価格競争が進んだ結果、以下の オットキャストPlay2Video Pro に代表されるような2万円前後で購入可能で割安なAI BOXも発売されるようになりました。10万円前後のカーナビと比べると、2万円前後から買えるAI BOXは価格のハードルが低くおすすめです。
2万円でもちょっと高いと思われる方は、少し難易度は上がりますが、HDMI入力対応の車限定で利用できるAI BOXを使わない動画アプリ利用方法もあります。詳しい方法はこちら”車のディスプレイオーディオでYouTubeを走行中見る方法“の記事にまとめましたので、もし良ければ合わせてご参考にどうぞ。
Q: AI Boxの取り付けは難しいのか?
車の通信用USB端子にケーブルで接続するだけなので、10秒程度で超簡単です。
ただし、USB-Aタイプ端子の一部の車種では、電源補助ケーブルを追加接続する必要があり、少し配線がごちゃごちゃするので運転の邪魔にならないよう整える必要があります。
それでも1分程度で完結するので、超簡単であることに変わりありません。
Q: AI Boxでは動画視聴が走行中でも可能か?
安全のため、運転者は走行中に動画視聴禁止ですが、助手席や後席の人なら視聴可能です。
メーカー純正ナビやディスプレイオーディオでは、走行中の動画視聴が制限されていますが、AI Boxでは今のところ制限が無いです。
Q: AI Boxではどのくらいのデータ通信料が必要か?
オンデマンドで快適に使うには大容量または無制限の通信契約プランで月1,000円以上必要です。
一般的なモバイルルーターやSIM回線だと月4,000円程度必要ですが、車内利用に特化した契約プランもあり、月1,000円程度で無制限に利用できます。
ただし、動画・音楽・地図データを家のWi-Fi環境で事前にダウンロードしておけば、実質ゼロ円で利用することも可能ですし、私はそうしてます。
詳しくは、こちら”オットキャスト用SIMカードのおすすめとネット接続時の通信料比較“の記事にまとめましたので、是非合わせてご覧下さい。
OTTOCAST(オットキャスト)などのAI-BOXを使うと車のナビ画面でYouTube・TVer・アマプラが見れるようになりますが、オンライン動画再生には、SIMカードやWi-Fiを使ったインターネット接続が必要です。 ここ[…]
Q: AI Boxを使うと違法になることはあるのか?
オットキャスト、カーリンキット、DRIVIM、KEIYOなどの有名メーカーが日本向け開発した製品であればAI Box自体は違法では無いです。
ただし、日本向け以外の海外品や粗悪品を使うと電波法違反になる可能性があったり、運転者が走行中に動画見ると道路交通法違反になる可能性があります。
詳しくは、こちら”オットキャスト等CarPlay AI Boxの危険性と対処法“の記事にまとめましたので、是非合わせてご覧下さい。
私は3年間、オットキャストのCarPlay AI BOXを使ってますが、その危険性を理解して対処していることもあり、車が壊れるなどの重大な問題は起きて無いです。 ここでは、オットキャスト・カーリンキットなどのCarPlay A[…]
まとめ | CarPlay AI Box おすすめ機種と注意点
最後に2025年現在のCarPlay AI Boxのおすすめ機種比較結果と注意点について、改めてまとめておきます。⚡
CarPlay AI BOXのおすすめ機種を4つの観点で以下の通りでした。
⇒CarlinKit Tboxシリーズ
■CarlinKit Tbox Ambient 128G(イルミ有)
■CarlinKit Tbox Plus 128GB(イルミ無)
⇒オットキャストOttoAibox P3/P3 OEMモデル
■OttoAibox P3(大手ブランド)
■DRIVIM D-BOX 220(大手OEMブランド)
⇒KEIYO(慶洋) APPCASTシリーズ
■KEIYO APPCAST3 AN-S129(HDMI+SIM付)
■KEIYO APPCAST2 AN-S109 II(HDMI付)
■KEIYO APPCAST AN-S109(HDMI無)
CarPlay AI Boxのうち、オットキャストはわりと大きなメーカーなので在庫切れになるリスクは低いですが、特にCarlinKit・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いので品薄になりがちです。もし一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか分からず、次の休日に間に合わないなどまさに欲しいタイミングで買えないこともあるので、特に連休前などは早めに確保いただくのがおすすめです。
また、CarPlay AI Boxがあれば、以下のいろいろな機能が使えて便利です。
■1) YouTube/アマプラ動画が車で走行中も視聴OK
■2) CarPlay/Android Auto不可アプリでも利用OK
■3) CarPlay/Android Autoワイヤレス接続OK
一方で、以下の注意点もあり、メリットばかりではありません。
■CarPlay非対応カーナビでは使えない
■ダウンロード済データの再生以外だと追加のネット接続環境が必要
■スマホとは別に2~5万円の追加機器が必要
■製造元が大企業じゃ無いので在庫切れが多くて買いにくい
■最新高性能スマホと比べ反応速度がやや遅い
■カーナビ起動時間に加えAI BOX起動時間(+約10秒)の待ちが毎回必要
これらのデメリットに対しては根本的な対処方法は無いので、CarPlay AI Boxは以下にあてはまる方にだけおすすめです。
■車がCarPlay対応(トヨタのDA搭載車など)
■事前ダウンロード作業または格安データSIMを抵抗無く利用できる
■動画/SNSアプリが見れるなら2~5万円はOK
■自分に合う機種を早めに見定め購入決断できる
■最新高性能スマホより反応がやや遅くてもOK
■エンジン始動後、動画/音楽が始まるまで約10秒遅くても我慢できる
2つ目に書かせていただいた格安データSIMについては、データ通信専用の以下のSIMがわりと低価格でおすすめです。もちろん、事前ダウンロード作業を徹底できればアプリにもよりますがSIM無しで使うことも可能です。
■HISモバイル ビタップラン (月額税込198円)
■b-mobile 190 Pad SIM X (月額税込209円)
■ロケットモバイル神プラン (月額税込328円)
どのプランも月々200~300円程度で、困った時だけでもちゃんとネット接続できるのであれば、十分お買い得かと思います。ちなみに私はシンプルに安さで選び、実際にHISモバイル ビタップランを利用しています。
ネット接続環境について、格安SIMカード・テザリングWi-Fi・車内専用Wi-Fiなど様々な接続方法の中でどれがコストパフォーマンス良いか?について、こちら”オットキャスト用SIMカードのおすすめとネット接続時の通信料比較“の記事に詳しくまとめてみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
OTTOCAST(オットキャスト)などのAI-BOXを使うと車のナビ画面でYouTube・TVer・アマプラが見れるようになりますが、オンライン動画再生には、SIMカードやWi-Fiを使ったインターネット接続が必要です。 ここ[…]