オットキャストおすすめ最新機種全種類の値段x性能比較!

Ottocast(オットキャスト)AI BOXと呼ばれるガジェット機器があれば、USBケーブル接続だけでカーナビ・ディスプレイオーディオの画面YouTube動画Amazon Musicの歌詞が見れます。

オットキャストおすすめ最新機種全種類比較

このようにAI BOXを使えば同乗者にも喜ばれる快適なドライブができますが、実はオットキャストには多くの機種があり、値段も2~5万円と幅広く、どれがいいのか迷われる方も多いです。

そこでここでは、オットキャストOttoAibox P3・PICASOU2など5種類以上のAI BOX自腹購入実際に2年以上使い倒してきた私の実体験を元に、

  • オットキャストできることは何か?
  • オットキャストは比較上どれがいいのか?

について私の自動車内装開発エンジニアの経験も踏まえ、詳しく解説していきます。

  • オットキャスト何ができる?何種類ある?値段は?…などを知りたい
  • CarPlayやAndroid Auto動画や歌詞が見れず不満な

は特に参考になるかと思います。

この記事を書いた人 管理人KYOのプロファイル画像

自動車エンジニア KYO(きょー)

 自動車会社で内装開発を20年間担当

 年間30車種以上試乗最新技術を分析中

 開発現場で得た車ノウハウブログ発信中

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オットキャストとは

オットキャストはAI BOXのトップブランド

オットキャストブース製品紹介パネルJMS2023用Ottocast(オットキャスト)とは、車載電子機器メーカーであるカルチザン (Cartizan)社が開発したCarPlay AI BOXやワイヤレスアダプターなどの後付けUSB接続機器です。オットキャストは日本でも少しずつ知名度が上がってきており、2023年のJMS(ジャパンモビリティーショー:旧東京モーターショー)に出展されていたので、実際お話を伺ったところ日本市場への製品投入を強化されるとのことでした。

CarPlay AI BOXにはオットキャスト以外のブランドもありますが、私が知る限りオットキャストが最も有名で信頼感も高いトップブランドだと思います。

 

オットキャストAI BOXの対応アプリ

オットキャストのAI BOXは以下のアプリに対応しており、私もYouTube、プライムビデオ、TVer、Amazon Musicなど様々なアプリを使っています。

オットキャスト AI BOX 対応アプリ
動画 YouTube, Amazonプライム, TVer, Netflix等
音楽 Amazon Music, Spotify等※
(歌詞/Music Video表示対応)
※2025年現在Apple Musicは利用不可
カーナビ Googleマップ, Yahooカーナビ等
SNS X(旧Twitter), Instagram, Facebook等
ブラウザ Chrome, FireFox等

ちなみに、Amazon Musicなどの音楽アプリは、CarPlayやAndroid Autoでも使えますが、音楽再生やアルバムアートワーク表示はできても実は歌詞表示やミュージックビデオ再生は不可能です。

 

オットキャストはどれがいいか?おすすめ3機種ランキング

ここでは、オットキャストのAI BOXはどれがいいのかおすすめの3機種を厳選し、ランキング形式で紹介していきます。

 

1位:オットキャストOttoAibox P3

レクサスNXに接続中のオットキャストP3

おすすめのオットキャスト第1位は2023年に発売のSIMカード対応・HDMI対応の上級モデル OttoAibox P3 です。

OttoAibox P3はPICASOU2の後継最も高性能なハイエンドモデルです。私も実際OttoAibox P3を購入済で、上図はレクサスNX350に接続して使っている状態です。

 

OttoAibox P3のメリット・デメリット

オットキャストOttoAibox P3の良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 2画面分割(ナビ+動画等)表示エリア横幅を5:5/3:7/7:3に変更可能

 HDMI出力対応で後席画面や家のTVにも接続できダウンロードや設定作業可能

 最高クラス性能(スナドラ665+メモリ8GB)で量販スマホ+αの反応速度

 HDMI出力機能以外は同スペックのCarlinKit Tbox Plusより約16,000円高い

 イルミネーション機能は点灯タイミングが音楽に微妙に合わない

 新しめの機種なのでトラブル対処方法等ネット情報等がまだ少ない

OttoAibox P3が他機種に対して特に優れているのは、2画面分割表示をした場合の横幅を5:5/3:7/7:3と様々なパターンに変更できる点です。

2画面分割時の横幅変更ができると、特にレクサス/トヨタアルファード採用の14インチやトヨタハリアー/クラウン採用の12.3インチなどの横長ディスプレイの場合には下図のようにYouTubeなどの動画再生のサイズをいい感じに最大化できます。上段の分割幅=5:5の場合は動画の上下幅が余ってしまってますが、下段の分割幅=7:3の場合は動画の上下左右が余ること無く最大化されて画面にフィットしてます。

オットキャストOttoAibox P3の2画面分割時の7:3動画拡大時

また、動画を表示し続けながら小さくし、ナビ地図表示のサイズをいい感じに最大化することもできます。
上段の分割幅=5:5の場合は地図表示が普通のカーナビの横長画面よりも小さくなってしまってますが、下段の分割幅=3:7の場合は地図が小さくなるずに一般的なナビのサイズになりつつ動画も同時に見れる贅沢なレイアウトになっています。

オットキャストOttoAibox P3の2画面分割時の3:7地図拡大時

 

OttoAibox P3の最新価格と購入方法

オットキャストOttoAibox P3の最新価格は以下の通りです。

定価は60,000円程度ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ2~3,000円引き程度の値引きで買えます。購入ルートは以下の通り基本的にネット通販です。地域によっては以下の通りオートバックスなどカー用品店実店舗での取り扱いもありますが、ネットの方が価格が安い場合が多いですし、USB端子に挿すだけ取付作業依頼は不要なので、ネット通販での購入がおすすめです。ちなみに、MILELなどオットキャスト以外のAI BOXはネット通販のみが購入ルートです。

オットキャスト AI BOXの購入ルート
販売場所 オットキャスト
AI BOX
オットキャスト以外
AI BOX (MILELなど)
Amazon
楽天市場
Yahoo
ショッピング
オットキャスト
直販サイト
×
オートバックス
イエローハット
ジェームス

(一部店舗)
×

2024年にはOttoAibox P3の廉価版にあたる P3 Lite が発売され、メモリ容量削減(8+128GB → 4+64GB)とHDMI出力廃止の代わりに1万円以上安くなっているので、まずはなるべく性能よりも価格優先でオットキャストを手に入れたい方にはおすすめです。

ちなみにオットキャストOttoAibox P3には、製造元のカルチザン (Cartizan)社がオットキャストブランドでは無く自社社名ブランドをそのまま利用し、性能はそのままにケース外観を少しコストダウンしたモデルCartizan Tboxと呼ばれるモデルもあり、見た目にこだわりが少なければコスパ的にはおすすめです。

 

MILEL MB-301とオットキャストP3の違い

オットキャストの一部機種にはMILEL(ミレル)と呼ばれる姉妹品が存在します。

MILEL MB-301とオットキャストP3、MILEL MB-201とオットキャストPICASOU2は、ハードウェアやソフトウェアのスペックは基本的に同じですが、以下の通りインストールアプリの多さや付属品・サポート体制に違いがあります。

オットキャストとMILEL(ミレル)の違い
機種名 オットキャスト MILEL
プリインストール
アプリ

(普通)

(多い)
付属品
(最小限)

(Bluetoothマウスリモコン,
ミニHDMIケーブル等)
サポート
(普通)

(丁寧で手厚い)
販売価格
(割引多い)

(やや割高)

よって、MILELとオットキャストのどちらを買うか迷った場合は、価格の安さだとオットキャスト付属品やサポートなど手厚い対応が欲しい場合だとMILEL(ミレル)とお選びいただくのがおすすめです。ちなみに、

  • オットキャストOttoAibox P3の姉妹品:MILEL MB-301(品薄在庫限り)
  • オットキャストPICASOU2の姉妹品:MILEL MB-201(品薄在庫限り)

です。

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2位:オットキャストOttoAibox P3 Lite

レクサスNXに接続中のオットキャストP3/P3 Liteの画面

続いて、おすすめのオットキャスト第2位は OttoAibox P3 Lite です。P3 Liteは、上級モデル P3 からメモリ容量削減とHDMI出力など以下機能廃止の代わりに1万円以上安い価格設定で2024年に発売された廉価モデルです。

P3とP3 Liteの
違い
メモリ容量 機能
RAM ROM HDMI
出力
フルカラー
イルミ
OttoAibox
P3
8GB 128GB
OttoAibox
P3 Lite
4GB 64GB × ×

現在PICASOU2が売切れ間近で入手困難なので、価格を抑えた廉価モデルが良い場合は、こちらの P3 Lite がおすすめです。

 

OttoAibox P3 Liteのメリット・デメリット

オットキャストOttoAibox P3 Liteの良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 2画面分割(ナビ+動画等)表示エリア横幅を5:5/3:7/7:3に変更可能

 本体64GB最大256GBのSD対応でオフライン用データを大量に保存可能

 最高クラス性能(スナドラ665+メモリ4GB)で量販スマホに近い反応速度

 同スペックのCarlinKit Tbox Plus 64GBより約1,000円高い

 イルミネーション機能は点灯タイミングが音楽に微妙に合わない

 新しめの機種なのでトラブル対処方法等ネット情報等がまだ少ない

OttoAibox P3 LiteにもOttoAibox P3と同様に、2画面分割表示をした場合の横幅を5:5/3:7/7:3と様々なパターンに変更できる機能が搭載されています。このような画面分割幅変更機能が搭載されているオットキャストは現状、OttoAibox P3 LiteOttoAibox P3の2機種のみです。

 

OttoAibox P3 Liteの最新価格と購入方法

オットキャストOttoAibox P3 Liteの最新価格は以下の通りです。

OttoAibox P3 Liteは定価は37,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ2~3,000円引き程度の値引きで買えます。購入ルートはこちらも基本的に、アマゾン・楽天・ヤフーショッピングなどのネット通販ですが、地域によってはオートバックス・イエローハット・ジェームスなどのカー用品店実店舗での取り扱いもあります。とは言え、ネットの方が価格が安い場合が多かったり、専門的な取付作業が不要(USB端子に挿すだけ)でカー用品店で買う必要も無かったりするので、結局ネット通販での購入がおすすめです。

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3位:オットキャストPICASOU2

トヨタRAV4に接続中のオットキャストPICASOU2(MILEL)

おすすめのオットキャスト第3位は2022年に発売のSIMカード・HDMI対応の上級モデルPICASOU2です。ちなみに、私もこちらのオットキャストPICASOU2(と中身が同じで販売代理店が違うMILEL MB-201)を実際に購入済で、上図はトヨタRAV4ハイブリッドに接続して使用している状態です。

 

PICASOU2のメリット・デメリット

オットキャストPICASOU2 Home画面

オットキャストPICASOU2の良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。

 最高クラス性能(スナドラ665+メモリ4GB)で量販スマホに近い反応速度

 HDMI出力対応後席画面や家のTVにも接続できダウンロードや設定作業可能

 本体64GB最大128GBのSD対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能

 SIMカード/SDカードの入替がイジェクトピン方式なのでやや出し入れしにくい

 やや古めのAndroid OS 10(2019年)各アプリのサポート終了リスク有

 HDMI出力機能以外は同スペックCarlinKit Tbox Plusより約18,000円高い

これらのデメリットを知った上で、私がオットキャストPICASOU2(MILEL)を購入した理由は、デメリットを上回るメリットを感じたからです。ちなみに私は、後席ディスプレイへの接続計画は無かったので18,000円安いCarlinKit Tbox Plusとかなり迷いました。しかし、家のディスプレイにHDMI接続して高速なWi-Fi接続環境下でアマゾンミュージックやアマゾンプライムビデオのダウンロード作業を行いたかったので、最終的にオットキャストPICASOU2(MILEL)に決めました。

CarlinKit(カーリンキット)とOTTOCAST(オットキャスト)の違いについては、こちら”Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較!CarPlayでYouTubeを“の記事にまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。

 

PICASOU2の最新価格と購入方法

PICASOU2(ピカソ2)は定価は53,000円程度ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ1万円引き程度の大幅値引きで買えます。ただ現在は在庫処分のタイミングとなっており、在庫が見つかれば格安で購入可能ですが売切れで買えない店舗も多いです。

購入ルートは同じく、アマゾン・楽天・ヤフーショッピングなどのネット通販が基本ですが、地域によってはオートバックス・イエローハット・ジェームスなどのカー用品店実店舗での取り扱いもあります。とは言え、ネットの方が価格が安い場合が多かったり、専門的な取付作業が不要(USB端子に挿すだけ)でだったりするので、結局ネット通販での購入がおすすめです。

また、オットキャストPICASOU2と基本的に製品の中身が同じで販売代理店と名前だけが違う類似品:MILEL(ミレル) MB-201という製品もありましたが、現在は売切れとなっています。MILEL MB-201はオットキャストPICASOU2の偽物などでは無く、同じ製造元で販売代理店が違うだけです。

いろいろ書きましたが、オットキャストPICASOU2は現在品薄で入手困難なので、現実的には後継機種である OttoAibox P3 または廉価版OttoAibox P3 Lite またはもし奇跡的に在庫があればPICASOU2を選択いただく流れになると思います。

オットキャストPICASOU2PICASOU2 ProP3(PICASOU3)などのシリーズに特化した、各機種の違い・設定/接続方法については、こちら”オットキャストPICASOU2/P3/Proの対応車種/接続方法/違い“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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AI BOXに共通するおすすめの理由

オットキャスト製に限らず、AI BOXがおすすめであり、今人気が高い理由は、以下のようなメリットがデメリットが大きく上回るからです。まず、オットキャストAI BOXに共通する具体的なメリットは以下の通りです。

 YouTube/プライムビデオ/TV(見逃し配信含)等が見れる

 キャンセラー取付無で走行中も見れるし操作もできる

 USBで挿すだけの簡単取付なので取付作業代が不要

続いて、デリットは以下の通りです。

 スマホやCarPlay/Android Autoと比べて使い勝手がやや悪い

 HDMI不要なら同スペックのCarlinKitよりも価格が割高

 毎回、起動待ち時間(+10秒程度)が必要

オットキャストに限らずAI BOXの最大のデメリットは、スマホやCarPlay/Android Auto接続の操作性と比べて、

  • 操作や表示の反応がやや悪い、たまにアプリが落ちる
  • 一度エンジン切った後(コンビニ休憩等)、続きから再生できない(特に動画アプリ)
  • 画面レイアウトのバランスが悪い(たぶん高解像度のスマホを前提に設計されてるアプリが多いため)

である点です。ただし、多少はイライラするものの、使い続けれないレベルの致命的欠点では無いです。

また、オットキャスト特有のデメリットとしては、HDMI出力が不要な人にとっては、同じハードスペックのCarlinKit製AI BOXより1万円以上も価格が割高なことです。詳細は後ほど書かせていただきますが、特にオットキャストブランドにこだわりが無ければ、CarlinKit製AI BOXを選択すればこちらのデメリットは無くなります。ちなみに私は下図の通り、試しにCarlinKitブランドのAI BOXも購入して使ってみましたが、全く問題無く使用可能です。

CarlinKit CarPlay AI BOXを車とUSBケーブル接続

CarlinKitブランドのAI BOXに特化したAI BOXの選び方や具体的できる事については、こちら”Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較!CarPlayでYouTubeを“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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オットキャストの種類と最新機種比較

オットキャストの種類

オットキャストは、AI BOXのブランド名またはその製品名として使われますが、オットキャストブランド製品には大きく分けて以下2種類の機器があります。

  • CarPlayやAndroid Autoの有線接続を無線接続化するワイヤレスアダプター
  • CarPlay有線接続経由で動画等のアプリが使えるCarPlay AI BOX

ここで、ワイヤレスアダプターとAI BOXは全然違う機器であり、YouTubeなどの動画アプリはAI BOXでのみ利用可能です。

よって、YouTubeなどの動画アプリを使いたい場合は、必ずAI BOXを選択する必要があります。逆にワイヤレスアダプターをメインで使いたい場合は、AI BOXに内蔵されてるワイヤレスアダプターよりも単体のワイヤレスアダプターの方がおすすめです。

理由は、AI BOXだと単体のワイヤレスアダプターと比べて、ワイヤレス接続時の応答性が悪かったり価格が高かったりするからです。オットキャストの単体ワイヤレスアダプターの詳細については、こちら”OTTOCASTのiPhone/Androidワイヤレスミラーリングアダプター全比較“の記事にまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。

 

オットキャストの最新機種比較

オットキャスト最新全機種の比較一覧表を以下の通りまとめてみました。各モデルのスペックや機能の違いをご確認いただければと思います。

機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
RAM
+ROM
OS You
Tube
Amazon
Prime
2画面
分割
HDMI
対応
【24年10月発売】
オットキャスト
OttoAibox P3
Lite

3.7
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7
×
オットキャスト
PICASOU2

【品薄】

4.2
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

5:5

(出力
のみ)
オットキャスト
OttoAibox P3
PICASOU3

5.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

8+128
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7

(出力
のみ)
オットキャスト
PICASOU2 Pro
【品薄】

5.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

5:5

(入力
+出力)
オットキャスト
Play2Video
Pro

1.9
万円

非公開

2+16
GB
〇+
Android
12
× × ×

※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中だと安くなっていて価格が違う場合もあります

改めて、オットキャストのAI BOXの主な使い方のパターンと、おすすめ機種上位ランクイン3モデルは以下の通りです。

【オットキャストおすすめ1位】
オットキャストOttoAibox P3
後席画面にHDMI出力したい or 家の中で設定やダウンロード作業したい性能優先な人向け
【オットキャストおすすめ2位】
オットキャストOttoAibox P3 Lite
後席画面にHDMI出力不要 or 駐車場で家のWi-Fi電波が受かるコスパ優先な人向け
【オットキャストおすすめ3位】
オットキャストPICASOU2(品薄)
後席画面にHDMI出力したい or 家の中で設定やダウンロード作業したいコスパ優先な
人向け

 

AI BOX全機種比較(オットキャスト以外含)

次にオットキャスト以外のブランドも含め、ほぼ全種類のAI BOXに対する価格vs性能の比較を行い、おすすめ機種はどれか?を検証してみました。実は、オットキャストと同じ性能にもかかわらず割安な後発ブランドの機種もありますので、是非確認いただきたいです。また、YouTubeは見れるのにプライムビデオは見れないオットキャストPlay2VideoなどのAI BOXもあるので注意が必要です。

機種名 おす
すめ
実売
価格
SoC
(CPU)
RAM
+ROM
OS You
Tube
Amazon
Prime
2画面
分割
HDMI
対応
オットキャスト
Play2Video
Pro

1.9
万円

非公開

2+16
GB
〇+
Android
12
× × ×
Herilary
C7

2.2
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB

Android
11
○+
5:5
×
CarlinKit
TboxPlus
64GB

3.6
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz

4+64
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
DRIVIM
CPC-200
TboxPlus


2.4
万円

Qualcomm
QCM6225/2.0GHz

4+64
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
KEIYO
APPCAST
AN-S109

3.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12
○+
5:5
×
【24年10月発売】
オットキャスト
OttoAibox P3
Lite

3.7
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7
×
CarlinKit
TBoxPlus
128GB

4.1
万円

Qualcomm
QCM6125/2GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
【数量限定】
CarlinKit
Tbox
Ambient

4.4
万円
〇++
Qualcomm
SM6225/2.4GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13
○+
5:5
×
【24年6月発売】
CarlinKit
Aibox-HDMI


4.8
万円
〇++
Qualcomm
SM6225/2.4GHz
〇+
8+128
GB
〇++
Android
13
○+
5:5

(出力
のみ)
オットキャスト
PICASOU2

【品薄】

4.2
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

5:5

(出力
のみ)
DRIVIM
D-BOX 220

4.8
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz
〇+
8+128
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7

(出力
のみ)
オットキャスト
OttoAibox P3
PICASOU3

5.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz
〇+
8+128
GB
〇+
Android
12

5:5
3:7

(出力
のみ)
KEIYO
APPCAST II 2
AN-S109 II

4.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12
○+
5:5

(入力
出力)
KEIYO
APPCAST III 3
AN-S129

5.0
万円
非公開(↓予測)
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB
〇+
Android
12
○+
5:5

(入力
出力)
オットキャスト
PICASOU2
Pro

5.0
万円
〇+
Qualcomm
SM6125/2GHz

4+64
GB

Android
10

5:5

(入力
出力)

上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もあります

※上記は2024年12月時点の情報であり、オットキャストU2-GT、Herilary C8など日本で販売終了した旧モデルは削除するなど随時最新情報を掲載中ですが、一時的に売切れのモデルはリンク先で代替品が表示される場合があります

 

AI BOX(オットキャスト以外含)おすすめ機種

オットキャスト以外も含むAI BOX全機種の中からおすすめモデルを厳選すると、以下の通りです。

 

1.高性能かつ割安でおすすめなCarlinKit Tbox

まず1つ目として、どのAI BOXを選べば分からない方や特にこだわりが無い方は、安定動作につながる8GBのRAMと高性能SoC(CPU)のクアルコムQCM6125搭載の観点より、CarlinKit Tboxシリーズが間違い無く安心です。

Tbox Plus 128GBとTbox Ambient 128GBの最大の違いSoCがQCM6125かSM6225かの違いですが、スペック的にはSM6225が上であるものの、私が実際に使ってみた限り有意な性能差は無しでした。よって、ケース外観のフルカラーイルミネーション機能の有無価格差でどちらかお好きな方を選択いただければと思います。

最大手オットキャスト製のOttoAibox P38GBのRAM搭載と高スペックでおすすめですが、2画面分割幅変更機能や後席モニターや家のTVなどへのHDMI出力機能が不要であれば、CarlinKit Tboxシリーズ 128GBモデルの方が2万円程安いのでコスパ的にもおすすめです。

【1.高性能割安最もおすすめ機種
CarlinKit Tbox Ambient 128GB(イルミ)
CarlinKit Tbox Plus 128GB(イルミ)

CarlinKitのAI BOXの選び方や具体的にできる事の詳しい内容については、こちら”Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較“の記事に私が実際に購入して使ってみた体験をまとめてありますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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CarlinKit(カーリンキット)最新おすすめ機種比較

 

2.HDMI+画面分割幅変更機能付でおすすめなOttoAibox P3

次に2つ目として家のTVに接続しながらの設定・ダウンロード作業や後席ディスプレイへの接続ができるHDMI出力2画面分割時の横幅変更機能が欲しい場合はオットキャストOttoAibox P3がおすすめです。OttoAibox P3だと価格がちょっと高いと感じられる方は、中身が全く同じでケース外観だけが違う、DRIVIM(ドライビム)ブランドへのOEM機種D-BOX220もおすすめです。
【2.HDMI+画面分割幅変更機能付おすすめ機種
オットキャストOttoAibox P3(大手ブランド)
DRIVIM D-BOX 220(大手OEMブランド)

3.HDMI付かつ割安でおすすめなCarlinKit Aibox-HDMI

3つ目として、割安メーカーCarlinKit製HDMI出力付きのAI BOX Aibox-HDMIもおすすめです。Aibox-HDMIはオットキャストOttoAibox P3と基本スペックはほぼ同じにもかかわらず、価格は1万円以上安いです。
【3.HDMI付の割安おすすめ機種
CarlinKit Aibox-HDMI(後発割安ブランド)

4.日本メーカー製でおすすめなKEIYO APPCAST

最後に、どうしても中国メーカーに不安がある方は日本メーカー製のAI BOXもあります。 日本の代表的なAI BOXメーカーである慶洋エンジニアリング社が販売するKEIYOブランドのAPPCASTシリーズです。HDMIとSIMについてそれぞれ有無が選択可能となっており、スペック的にはオットキャストOttoAibox P3の廉価モデルであるOttoAibox P3 Liteとほぼ同じです。
【4.日本メーカー製おすすめ機種
KEIYO APPCAST3 AN-S129(HDMI+SIM付)

KEIYO APPCAST2 AN-S109 II(HDMI付)
KEIYO APPCAST AN-S109(HDMI無)

 

オットキャスト以外のAI BOXの品薄問題

ちなみに、上記のCarPlay AI BOXはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販から購入可能ですが、機種によっては品薄状態が続いているので、なるべく在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。

オットキャストはわりと大手メーカーですが、特にCarlinKit・DRIVIM・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いのですぐ品薄になりがちです。もし一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか分からず次の休日に間に合わないなどまさに欲しいタイミングで買えないこともあるのでご注意下さい。

AI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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CarPlay AI BOXおすすめ機種比較

 

オットキャストAI BOXの対応車種

OttoAibox P3などオットキャストのAI BOXが接続できて使える対応車種/対応ナビとは、基本的にUSBケーブル接続による有線CarPlay接続対応車/対応ナビです。純正ナビじゃ無くても、有線CarPlay接続対応ナビであれば使用可能です。ただし、無線CarPlayのみ対応車やAndroid Autoのみ対応車には非対応で使用不可能です。

実際、ほとんどの有線CarPlay対応車(だいたい2017年式以降)では利用可能ですが、まとめると以下の通りです。

【オットキャストの対応車種】
■1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
そのまま使用可能
■2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが現実的には非推奨

※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW/MINI/一部のスバル等)
使用不可能

私も実際、トヨタ、レクサス、VW、Benz、Porscheの車ではちゃんと使えることを日々確認済ですので、ほとんどの有線CarPlay対応車では利用可能なのは間違いないですが、車メーカー別の対応年式をまとめると以下の通りです。

オットキャスト AI BOX対応車種と年式
トヨタ 2020年~(USB-Aなら補助電源必要)
レクサス 2022年~(USB-Aなら補助電源必要)
スズキ 2021年~(後付対応なら可)
ダイハツ 2021年~(後付対応なら可)
日産 2022年~(後付対応なら可)
ホンダ 2019年~(後付対応なら可)
スバル 2019年~(2023年~AA接続のみ対応可※)
CarlinKit Aibox-HDMI等Android Auto接続のみ
VW 2016年~
ベンツ 2016年~

さらに詳細なオットキャストの対応車種については、こちら”オットキャスト対応車種と年式“の別記事で車種名と年式毎にまとめましたので、もし良ければ合わせてご参考にどうぞ。

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オットキャスト対応車種一覧と年式

 

トヨタのオットキャストAI BOX対応車種例

トヨタクラウンに接続中のオットキャストPICASOU2(MILEL)

上図は私がトヨタクラウンの純正ディスプレイオーディオにオットキャストPICASOU2を接続してみた例です。トヨタの純正ナビ・ディスプレイオーディオは2020年頃からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでオットキャストの接続に必要なCarPlayに対応し始めました。具体的には、だいたい2020年頃以降にモデルチェンジした車はオットキャスト対応(=CarPlay対応)と考えて問題ありません。

ちなみに、Apple公式サイトにもCarPlay対応状況は記載されており目安にはなりますが、こちらは主に米国での販売車種の対応状況となるので、例えばハリアーがVenza(ハリアーの米国での名前)と書かれてたり、米国で販売されていないアルファード・ライズが掲載されていなかったり、モデルによっては日本向け販売モデルのCarPlay対応時期と大きく違ってたりします。さらに、オットキャストは有線CarPlay接続にのみ対応ですが、Apple公式サイトでは無線・有線CarPlay接続対応が区別されて無いのでオットキャストの対応車種が断定不可能です。

そこで、日本で販売されているトヨタ車のオットキャスト対応状況を簡単にまとめると、以下の通りとなります。

  • メーカー装着コネクテッドナビ対応DA(USB-type-A):電源補助ケーブルオットキャスト対応
  • メーカー装着コネクテッドナビ対応DA(USB-type-C):そのままでオットキャスト対応
  • メーカー装着T-Connetナビキット対応DA:そのままでオットキャスト対応
  • 販売店装着ナビ:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応可

ちなみに車が無線CarPlay対応であってもオットキャストは無線CarPlay接接続には非対応であり、有線CarPlay接続のみの対応です。

トヨタ車以外も含めた車種名と年式毎オットキャスト対応状況の詳しい調査結果は、こちら”オットキャスト対応車種と年式“の別記事に詳しくまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。

 

オットキャストAI BOXのおすすめ機能

ここからは、オットキャストのAI BOXを使うとできるおすすめ機能について、PICASOU2をトヨタのディスプレイオーディオに接続した場合を例に以下3点説明していきます。

  • ナビアプリと動画アプリ2画面表示
  • ナビアプリと音楽アプリ2画面表示(歌詞表示/ミュージックビデオ表示)
  • ランチャーアプリの利用とUIカスタマイズ

 

ナビと動画の2画面表示が可能

オットキャストPICASOU2 ナビと動画2画面表示

まず、最も定番で同乗者に喜ばれるおすすめ機能が、動画アプリが表示可能になることですが、上図の通りナビ地図案内と動画の2画面同時表示も可能です。上図の例では、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アマゾンプライムビデオアプリ(ちいかわ)

をトヨタクラウンのディスプレイオーディオに2画面で同時表示させています。ちなみに、下図のように画面右下のボタンを長押しする(3秒程度押し続ける)ことで2画面表示が可能になります。

オットキャストPICASOU2の2画面表示方法

最新のトヨタ・レクサス車のコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオは、2画面表示ができない仕様になってしまったため、オットキャストのAI BOXを使うことで2画面表示も可能になります。

 

ナビと音楽の2画面表示が可能

続いて、オットキャスト AI BOXと音楽アプリでできることについて紹介していきます。

 

音楽アプリのアルバムカバーアート表示

オットキャストPICASOU2 音楽アプリのアルバムカバーアート表示

まずはアルバムカバーアートと再生・曲送り操作パネルの表示とナビ地図案内との同時表示です。上図の例では、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(アルバムカバーアート表示)

を2画面で同時に表示させています。ただし、ここまでならアップルカープレイやアンドロイドオートでもほぼ同じことが可能です。

※以前は利用可能でしたが、2025年現在、アップルミュージックはオットキャストAI-BOXでは利用不可になっています。

 

音楽アプリの歌詞表示

オットキャストPICASOU2 音楽アプリの歌詞表示

次にAI BOXならではのおすすめ機能・表示方法として、アルバムカバーアートに加えて歌詞表示が可能です。上図の例では、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(歌詞表示)

を2画面で同時に表示させています。

 

音楽アプリのミュージックビデオ表示

オットキャストPICASOU2 音楽アプリのミュージックビデオ表示

さらにAI BOXならではのおすすめ機能・表示方法として、音楽アプリであってもミュージックビデオ動画の表示が可能です。上図の例では、

  • Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
  • アップルミュージックアプリ(ミュージックビデオ動画表示)

を2画面で同時に表示させています。

 

オットキャストで2画面表示できない場合の対策方法

最後に、オットキャストのAI-BOXで2画面表示がうまくできない場合の対策方法について書かせていただきます。

2画面分割表示自体は標準的なランチャーアプリで対応可能ですが、プライムビデオやカーナビ等のアプリ側が2画面表示に非対応の場合があり、強制的に2画面対応させるにはマルチウィンドウサイズの変更設定が必要です。また本設定を行うには、まず開発者向けオプション(ディベロッパーモード)の有効化を行います。

 

オットキャストPICASOU2の開発者向けオプションの有効化方法

オットキャストPICASOU2で開発者向けオプションを有効化するには、下図の通り、「カー」メニュー内の「工場設定」をタップし、パスコード(パスワード)として「adbdev」と入力します。

オットキャストPICASOU2等の開発者向けオプションの有効化方法

開発者向けオプション(ディベロッパーモード)が有効になると、下図のようにシステム設定メニュー内に「開発者向けオプション」と書かれたメニューが表示されるようになります。

Carlinkit Tbox等の開発者向けオプションメニューの表示場所

 

オットキャストOttobox P3の開発者向けオプションの有効化方法

オットキャスト Ottobox P3で開発者向けオプションを有効化するには、先ほどのPICASOU2の手順とは異なります。まず、下図の通り「歯車マーク(設定)」をタップして設定メニューに入り、「エンジニアモード」にをタップします。

オットキャストottobox P3の開発者向けオプションの有効化方法01

続いて、「エンジニアモード」メニューの中の

  1. 「工場生産設定」をタップしてパスワードとして「126」を入力して工場モードを有効化、一旦戻る
  2. 再度「工場生産設定」をタップしてパスワードとして「20200817」を入力して開発者モードを有効化

と2段階でパスワードの入力を行います。

オットキャストottobox P3の開発者向けオプションの有効化方法02

上記パスワードについては私の好きなYouTubeチャンネル「鈍速チューブ」を参考にさせていただきました。また、ファームウェアのバージョンによっては、上記手順で対応できない場合もあるようです。開発者向けオプション(ディベロッパーモード)が有効になると、下図のようにシステム設定メニュー内に「開発者向けオプション」と書かれたメニューが表示されるようになります。

Carlinkit Tbox等の開発者向けオプションメニューの表示場所

 

2画面表示強制対応用のマルチウィンドウでのサイズ変更有効化方法

開発者向けオプションをタップすれば、開発者向けオプションメニューの中に入ることができます。次に開発者向けオプションメニュー内のリストを下のほうにスクロールして行くと、「マルチウィンドウでのサイズ変更不可を有効にする」と書かれたメニューがあるので、こちらをONにします。

2画面表示強制対応用のマルチウィンドウでのサイズ変更有効化方法

これで、アマゾンプライムビデオやカーナビ等の2画面表示非対応アプリであっても、2画面表示が可能になります。

 

ランチャーアプリでUIカスタマイズが可能

オットキャストPICASOU2 標準ランチャーアプリHome画面

最後にこれこそAI BOXならではのおすすめ機能・表示として、ランチャーアプリを使ったUI(ユーザーインターフェース)のカスタマイズ例について紹介します。上図は、オットキャストPICASOU2の初期設定のランチャー表示ですが、こちらにCar Launcherという別のランチャーアプリを入れると、下図のような全く異なったレイアウトのUI表示に変更可能です。

アンドロイドアプリの世界では、このようなランチャーアプリは、無料のものも含めて数多く提供されています。ランチャーアプリによるUI変更では、単にレイアウトの変更だけでなく、上記のように少し懐かしいグラフィックイコライザー表示の追加なんかも可能です。

 

オットキャストおすすめAI BOXまとめ

以上ここでは、オットキャストを中心にAI BOXのおすすめ機種について、紹介してきました。

最後にポイントをおさらいすると、オットキャストのおすすめAI BOXは以下の3機種でした。

【オットキャストおすすめ1位】
オットキャストOttoAibox P3
後席画面にHDMI出力したい or 家の中で設定やダウンロード作業したい性能優先な人向け
【オットキャストおすすめ2位】
オットキャストOttoAibox P3 Lite
後席画面にHDMI出力不要 or 駐車場で家のWi-Fi電波が受かるコスパ優先な人向け
【オットキャストおすすめ3位】
オットキャストPICASOU2(品薄)
後席画面にHDMI出力したい or 家の中で設定やダウンロード作業したいコスパ優先な
人向け

現状最大手で実績もあるAI BOXのブランドはオットキャストですが、もしオットキャストブランドにこだわらないのであれば、さらに低価格で高性能な選択肢もあり、以下の機種がおすすめです。

【1.高性能割安最もおすすめ機種
CarlinKit Tbox Ambient 128GB(イルミ)
CarlinKit Tbox Plus 128GB(イルミ)
【2.HDMI+画面分割幅変更機能付おすすめ機種
オットキャストOttoAibox P3(大手ブランド)
DRIVIM D-BOX 220(大手OEMブランド)
【3.HDMI付の割安おすすめ機種
CarlinKit Aibox-HDMI(後発割安ブランド)
【4.日本メーカー製おすすめ機種
KEIYO APPCAST3 AN-S129(HDMI+SIM付)

KEIYO APPCAST2 AN-S109 II(HDMI付)
KEIYO APPCAST AN-S109(HDMI無)

これらのAI BOXはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販からの購入可能ですが、機種によっては品薄状態が続いているので、在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。オットキャストは大手メーカーなのでわりと在庫も豊富ですが、特にCarlinKit・Herilary・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いので品薄になりがちで、一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか不透明なので、欲しいタイミングで手に入らない場合もあるので注意が必要です。

オットキャスト以外も含めたAI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較“の記事でも詳しくまとめてありますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

 

AI BOXでオンラインコンテンツを楽しむ際に必要となるインターネット接続ですが、SIMカード・テザリングWi-Fi・車内専用Wi-Fiなどいろいろある中、どの方法がコストパフォーマンス良くおすすめか?については、こちら”オットキャスト等にSIMカードは必要!?4つの接続方法と通信料節約術“の記事に書かせていただきましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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