Ottocast(オットキャスト)などのAI BOX(エーアイボックス)と呼ばれる機器をカーナビ・ディスプレイオーディオに接続するだけで、普通のCarPlay(カープレイ)やAndroid Auto(アンドロイドオート)では使えないはずの以下動画アプリなどが使えるようになります。
- 動画アプリ:プライムビデオ, YouTube, Netflix, Hulu, Disney+等
- 音楽アプリ(歌詞/MV表示もOK):Apple Music, Amazon Music, Spotify等
- ランチャーアプリ:Car Launcher等
- SNSアプリ:Twitter(X), Instagram, Facebook等
- Webブラウザ:Chrome, FireFox等
ちなみに、Apple MusicやAmazon Musicなどの音楽アプリは普通のカープレイやアンドロイドオートでも使えますが、音楽の再生やアルバムアートワークの表示はできても歌詞表示やMV(ミュージックビデオ)再生は不可能です。
つまりオットキャストを使えば、動画アプリなどスマホで使えてるあらゆるアプリを最大限にカーナビ・ディスプレイオーディオの画面で利用でき、同乗者にも喜ばれる快適なドライブができるのです。
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そこでここでは、オットキャストPICASOU2・OttoBox P3など5種類以上のAI BOXを自腹購入し実際に2年以上使い倒してきた私の実体験を元に、
- オットキャストのAI BOXはどれがいいのか?
- オットキャストでできることは何か?
について詳しく解説していきます。
- オットキャストは何ができるか?何種類あるか?いくらか?知りたい方
- カープレイやアンドロイドオートでは動画・歌詞が見れず不満な方
- カープレイ/アンドロイドオート対応のカーナビ/オーディオをお使いの方
は特に参考になるかと思います。
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オットキャストおすすめAI BOX厳選ランキング
オットキャストとは
オットキャストとは、車載電子機器メーカーであるカルチザン (Cartizan)社が開発したCarPlay AI BOXなどの電子機器の総称またはそのブランド名です。カルチザン社やOttocast(オットキャスト)は日本でも少しずつ知名度が上がってきており、私も2023年のJMS(ジャパンモビリティーショー:旧東京モーターショー)にブースが出展されているのを発見しました。
ここでは、オットキャストブランドのAI BOX製品ラインナップの中からおすすめの3機種を厳選し、ランキング形式で紹介していきます。
1位:オットキャストPICASOU2
おすすめのオットキャスト第1位は2022年に発売のSIMカード・HDMI対応の上級モデルPICASOU2です。ちなみに、私もこちらのオットキャストPICASOU2(と中身が同じで販売代理店が違うMILEL MB-201)を使用しています。
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オットキャストPICASOU2のメリット・デメリット
オットキャストPICASOU2の良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。
最高クラス性能(スナドラ665+メモリ4GB)で量販スマホ並みの反応速度
HDMI出力対応で後席画面や家のTVにも接続できダウンロードや設定作業可能
本体64GB+最大128GBのSD対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能
SIMカード/SDカードの入替がイジェクトピン方式なのでやや出し入れしにくい
やや古めのAndroid OS 10(2019年)で各アプリのサポート終了リスク有
HDMI出力機能以外は同スペックのCarlinKit Tbox Plusより約18,000円高い
これらのデメリットを知った上で、私がオットキャストPICASOU2(MILEL)を購入した理由は、デメリットを上回るメリットを感じたからです。ちなみに私は、後席ディスプレイへの接続計画は無かったので18,000円安いCarlinKit Tbox Plusとかなり迷いました。しかし、家のディスプレイにHDMI接続して高速なWi-Fi接続環境下でアマゾンミュージックやアマゾンプライムビデオのダウンロード作業を行いたかったので、最終的にオットキャストPICASOU2(MILEL)に決めました。
CarlinKit(カーリンキット)とOTTOCAST(オットキャスト)の違いについては、こちら”Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較!CarPlayでYouTubeを“の記事にまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。
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オットキャストPICASOU2の最新価格と購入方法
オットキャストPICASOU2(ピカソ2)の最新価格は以下の通りです。
【公式】Ottocast オットキャスト PICASOU2 CarPlay AI Box アダプター Picasou 2 CarPlay AI Box Android ...
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定価は53,000円程度ですが、不定期で割引セールを行っており、運が良ければ1万円引き程度の大幅値引きで買えます。
購入ルートは基本的に、アマゾン・楽天・ヤフーショッピングなどのネット通販です。地域によってはオートバックスやイエローハットなどの実店舗での取り扱いもありますが主流はネット通販であり、一般的にネットの方が価格が安いことや取付作業がUSB端子に挿すだけで簡単なので、結局ネット通販での購入がおすすめです。
ただオートバックスには、メモリ容量以外の中身は全く同じで外観が全く違う、オートバックス専売モデルのPICASOU2 RAM8 PCS41が設定されており、こちらはネット通販としては楽天またはヤフーショッピングはからも購入可能です。オートバックス専売モデルの方が黒いプラスチックの部分が多くややコストを抑えた見栄えの反面、RAM容量が2倍の8GBになってます。見た目よりもメモリ容量が多い安定動作を重視される方は、AUTOBACS専売モデルPICASOU2 RAM8 PCS41の方がおすすめです。
↓↓↓PICASOU2オートバックス専売モデルRAM8 PCS41↓↓↓
また、オットキャストPICASOU2と基本的に製品の中身が同じで販売代理店と名前だけが違う類似品:MILEL(ミレル) MB-201という製品もありましたが、現在は売切れとなっています。MILEL MB-201はオットキャストPICASOU2の偽物などでは無く、同じ製造元で販売代理店が違うだけです。
ちなみにオットキャストPICASOU2には、2023年10月発売の後継機種オットキャスト OttoAibox P3(PICASOU3)もありますが、RAMとROMのメモリ容量増加や画面HMIのデザイン変更行われるものの、機能的にはほぼ変わりません。最新機種が欲しい方はOttoAibox P3(PICASOU3)もおすすめですが、発売後しばらくは価格が高止まりする傾向にあるため、費用対効果的やお得さを求める方にはPICASOU2がおすすめです。オットキャストPICASOU2も含めたPICASOU2 ProやP3(PICASOU3)などのシリーズに特化した、各機種の違い・設定/接続方法について、こちら”オットキャストPICASOU2/P3/Proの対応車種と設定・接続方法“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
MILELとオットキャストの違い
MILELとオットキャストPICASOU2は、ハードウェアやソフトウェアのスペックは基本的に全く同じですが、以下の通り見た目や付属品の違いがあるので、簡単にまとめておきます。
- MILELの方がプリインストールアプリが多い(後から自分でアプリインストール可能なので実質違い無し)
- MILELの方が付属品が多い(Bluetoothマウスリモコンの形や付属有無、ミニHDMIケーブルの付属有無等)
- 本体上にあるフルカラー照明ロゴマークの見た目の違いあり
- 梱包箱のデザインの違いあり
- 販売及びサポート代理店の違いあり
よって、MILELとオットキャストPICASOU2のどちらを買うか迷った場合は、見た目の好みや購入タイミング時点でのセール有無含めた価格の安さでどちらにするか決めてしまって問題無いと思います。
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2位:オットキャストOttoAibox P3
次に、おすすめのオットキャスト第2位は2023年に発売のSIMカード対応・HDMI対応の上級モデルOttoAibox P3です。OttoAibox P3はPICASOU2の後継モデルですが、見た目以外はほぼ進化して無いので、性能差と価格差のバランスを見極め慎重に検討いただくのがおすすめです。
オットキャストOttoAibox P3のメリット・デメリット
オットキャストOttoAibox P3の良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。
最高クラス性能(スナドラ665+メモリ8GB)で量販スマホ+αの反応速度
HDMI出力対応で後席画面や家のTVにも接続できダウンロードや設定作業可能
AI BOXの中では新しめのAndroid OS12搭載で数年以上使い続けられる安心感
HDMI出力機能以外は同スペックのCarlinKit Tbox Plusより約16,000円高い
イルミネーション機能は点灯タイミングが音楽に微妙に合わない
新しめの機種なのでトラブル対処方法等のネット情報等がまだ少ない
オットキャストOttoAibox P3の最新価格と購入方法
オットキャストOttoAibox P3の最新価格は以下の通りです。
【公式】オットキャストOttocast OttoAibox P3 Android12 HDMI出力8+128GB CarPlay AI Box 2023新型ai box ...
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
定価は60,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ2~3,000円引き程度の値引きで買えます。同じく購入可能ルートは基本的に、アマゾンや楽天などのネット通販です。
ちなみにオットキャストOttoAibox P3には、製造元のカルチザン (Cartizan)社がオットキャストブランドでは無く自社社名ブランドをそのまま利用し、性能はそのままに外観ケースを少しコストダウンしたモデルのCartizan PCS47もあります。外観にはあまりこだわりが無い場合は、OttoAibox P3より割安なのでおすすめです。
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3位:オットキャストU2-GT
最後、おすすめのオットキャスト第3位は2022年に発売のSIMカード非対応の廉価モデルU2-GTです。
※現在、こちらのモデルは品薄または売切れ状態となっています。
オットキャストU2-GTのメリット・デメリット
オットキャストU2-GT良い点と良くない点をまとめると以下の通りです。
最高クラス性能(スナドラ665+メモリ4GB)で量販スマホ並みの反応速度
オットキャストAI BOXの最上位PICASOU 2 Proと同スペックなのに約16,000円安い
本体64GB+最大128GBのSD外付け対応でオフライン用コンテンツを大量に保存可能
やや古めのAndroid OS 10(2019年)搭載で各アプリのサポート終了リスク有
CarlinKit Tbox Plusと同スペックなのに約10,000万円高い
ケースの見た目がシンプル過ぎてやや安っぽい
オットキャストU2-GTの最新価格と購入方法
U2-GTの最新価格は以下の通りです。
【公式】OTTOCAST CarPlay AI Box オットキャスト Android 10.0 カーオーディオ SIMカード/micro SDカード...
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
定価は40,000円程度ですが、こちらも不定期で割引セールを行っており、運が良ければ数千円引き程度の値引きで買えます。こちらも同じく購入可能ルートは、アマゾンや楽天などのネット通販です。
オットキャストのAI BOXがおすすめの理由
オットキャスト製に限らず、AI BOXがおすすめであり、今人気が高い理由は、以下のようなメリットがデメリットが大きく上回るからです。まず、オットキャストAI BOXに共通する具体的なメリットは以下の通りです。
YouTube/プライムビデオ/TV(見逃し配信含)等が見れる
キャンセラー取付無で走行中も見れるし操作もできる
USBで挿すだけの簡単取付なので取付作業代が不要
続いて、デリットは以下の通りです。
スマホやCarPlay/Android Autoと比べて使い勝手がやや悪い
HDMI不要なら同スペックのCarlinKitよりも価格が割高
毎回、起動待ち時間(+10秒程度)が必要
オットキャストに限らずAI BOXの最大のデメリットは、スマホやCarPlay/Android Auto接続の操作性と比べて、
- 操作や表示の反応がやや悪い、たまにアプリが落ちる
- 一度エンジン切った後(コンビニ休憩等)、続きから再生できない(特に動画アプリ)
- 画面レイアウトのバランスが悪い(たぶん高解像度のスマホを前提に設計されてるアプリが多いため)
である点です。ただし、多少はイライラするものの、使い続けれないレベルの致命的欠点では無いです。
また、オットキャスト特有のデメリットとしては、HDMI出力が不要な人にとっては、同じハードスペックのCarlinKit製AI BOXより1万円以上も価格が割高なことです。詳細は後ほど書かせていただきますが、特にオットキャストブランドにこだわりが無ければ、CarlinKit製AI BOXを選択すればこちらのデメリットは無くなります。ちなみに私は下図の通り、試しにCarlinKitブランドのAI BOXも購入して使ってみましたが、全く問題無く使用可能です。
CarlinKitブランドのAI BOXに特化したAI BOXの選び方や具体的できる事については、こちら”Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較!CarPlayでYouTubeを“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
オットキャストの種類と最新全機種比較
オットキャストの種類
オットキャストとは、AI BOXの最大手ブランドまたはその製品の呼び名として使われることが多いですが、オットキャストブランド製品には大きく分けて以下2種類の機器があります。
- CarPlayやAndroid Autoの有線接続を無線接続化するワイヤレスアダプター
- CarPlay有線接続経由で動画等のアプリが使えるようになるAI BOX
ここで、ワイヤレスアダプターとAI BOXは全然違う機器であり、YouTubeなどの動画アプリはAI BOXじゃないと使えないです。
YouTubeなどの動画アプリを使いたい場合は、AI BOXを選択する必要があります。逆にワイヤレスアダプターをメインで使いたい場合は、AI BOXに内蔵されてるワイヤレスアダプターよりも単体のワイヤレスアダプターの方がおすすめです。
理由は、AI BOXだと単体のワイヤレスアダプターと比べて、ワイヤレス接続時の応答性が悪かったり、価格が高かったりするからです。オットキャストの単体ワイヤレスアダプターの詳細については、こちら”OTTOCASTのiPhone/Androidワイヤレスミラーリングアダプター全比較“の記事にまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。
オットキャストの最新全機種比較一覧
オットキャスト最新全機種の比較一覧表を以下の通りまとめてみました。各モデルのスペックや機能の違いをご理解いただけると思います。
機種名 | おす すめ |
実売 価格 |
SoC (CPU) |
RAM +ROM |
OS | You Tube |
Amazon Prime |
SIM 対応 |
HDMI 対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【売切れ】 |
△ | △ 4.0 万円 |
△+ Qualcomm Snapdragon SDM450/1.8GHz |
○ 4+64 GB |
△ Android 9 |
○ | ○ | – | – |
オット キャスト U2-GT 【品薄】 |
△ | △ 4.0 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
オット キャスト PICASOU2 |
◎ | ○ 4.2~ 5.3 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
△ (出力 のみ) |
オット キャスト PICASOU2 RAM8 PCS41 |
◎ | ○ 4.5 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
◎ 8+256 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
△ (出力 のみ) |
オット キャスト OttoAibox P3 PICASOU3 |
◎ | △ 6.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
◎ 8+128 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
△ (出力 のみ) |
オット キャスト PICASOU2 Pro |
◎ | △ 6.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
○ (入力 + 出力) |
※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もありますがご了承下さい。
改めて、オットキャストのAI BOXの主な使い方のパターンと、おすすめ機種上位ランクイン3モデルは以下の通りです。
オットキャスト以外も含むAI BOX全機種比較一覧
次にオットキャスト以外のブランドも含め、ほぼ全種類のAI BOXに対する価格vs性能の比較を行い、おすすめ機種はどれか?を検証してみました。
実は、オットキャストと同じ性能にもかかわらず割安な後発ブランドの機種もありますので、是非確認いただきたいです。
機種名 | おす すめ |
実売 価格 |
SoC (CPU) |
RAM +ROM |
OS | You Tube |
Amazon Prime |
SIM 対応 |
HDMI 対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Herilary C6 C9 |
△ | ○ 1.7 万円 |
△ Qualcomm QCM2290/2GHz |
△ 2+8 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | – | – |
Herilary C7 |
△ | △ 2.2~ 4.0 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
Herilary C8 |
◎ | ◎ 2.6~ 4.2 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
CarlinKit V3 mini |
△ | △ 2.5 万円 |
△ Qualcomm QCM2290/2GHz |
△ 3+32 GB |
○ Android 11 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
CarlinKit TboxPlus 64GB |
○ | ◎ 3.6 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
CarlinKit TBoxPlus 128GB |
◎ | ◎ 4.1 万円 |
○ Qualcomm QCM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
【数量限定】 CarlinKit Tbox Ambient 128GB |
◎ | ○ 4.4 万円 |
〇++ Qualcomm Snapdragon SM6225/2.4GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇++ Android 13 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
– |
KEIYO APPCAST AN-S109 |
○ | ○ 3.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | – | – |
オット キャスト PICASOU2 |
◎ | ◎ 4.2~ 5.3 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
オット キャスト PICASOU2 RAM8 PCS41 |
◎ | ○ 4.5 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
〇+ 8+256 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
オット キャスト OttoAibox P3 PICASOU3 |
◎ | △ 6.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
〇+ 8+128 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
〇 (出力 のみ) |
KEIYO APPCAST2 AN-S109 II |
◎ | ○ 4.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
〇+ Android 12 |
○ | ○ | – | ◎ (入力 + 出力) |
オット キャスト PICASOU2 Pro |
◎ | △ 6.0 万円 |
〇+ Qualcomm Snapdragon SM6125/2GHz |
○ 4+64 GB |
○ Android 10 |
○ | ○ | ○ nano SIM |
◎ (入力 + 出力) |
※上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もありますがご了承下さい。
オットキャスト以外も含むAI BOXのおすすめ機種
オットキャスト以外も含むAI BOXのおすすめモデルをまとめると、以下の通りです。
1つ目として、どれを選べば分からない方や特にこだわりが無い方は、CarlinKit Tbox Plus 128GBが一番間違い無いです。Tbox Plus 128GとTbox Ambientの最大の違いはSoC(CPU)がQCM6125かSM6225かの違いですが、スペック的にはSM6225が上であるものの、私が実際に使ってみた限り有意な性能差は無しでした。よって、オマケ的な機能ではあるもののイルミ機能の有無と価格差でどちらか選択いただければと思います。
■OttoAibox P3(大手メーカー最新機種)
■Ottocast PICASOU2(大手メーカー旧型機種)
■Herilary C8(割安メーカー最新機種)
ちなみに、上記のCarPlay AI BOXはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販からの購入可能ですが、機種によっては品薄状態が続いているので、在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。Ottocastはわりと大手メーカーですが、特にCarlinKit・Herilary・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いので品薄になりがちで、一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか不透明なので、欲しいタイミングで手に入らない場合もあるので注意が必要です。
CarlinKit Tbox Plus 128GBの最新価格は以下の通りです。
CarlinKit TBox Plus Android13.0システム 日本限定版 8+128GB 無線Android Auto&CarPlay ai box ワイヤレ...
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オットキャストPICASOU2後継機種として最新モデルの以下OttoAibox P3(2023年10月末に発売)もありますが、上記CarlinKit Tbox Plus 128GBモデルと比較するとRAMとROMのメモリ容量が同じであるにも関わらず、2万円前後価格が高いです。つまりCarlinKit Tbox Plus 128GBモデルは、非常にコストパフォーマンスが高いモデルでありAI BOXの中で最もおすすめのモデルです。
【公式】オットキャストOttocast OttoAibox P3 Android12 HDMI出力8+128GB CarPlay AI Box 2023新型ai box ...
Amazonで詳細を見る楽天市場で詳細を見るYahoo!で詳細を見る
また、以下のOTTOCAST PICASOU2と同じスペックのHDMI出力端子搭載にもかかわらず価格が数千円安いAI BOXが、2023年に後発ブランドHerilary(ヘリラリ)よりHerilary C8として発売されました。
【公式】Ottocast オットキャスト CarPlay AI Box アダプター PICASOU 2 Android 10.0 カーオーディオ Nano...
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以下のHerilary C8は、オットキャストなど大手ブランドにこだわりが無い人にとっては、かなりコストパフォーマンスの高い注目のAI BOXです。
【2023革新 HDMI出力搭載】Herilary C8 CarPlay AI Box/ワイヤレスアダプター/carplay ai box/CarPlayとAnd...
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オットキャスト以外のAI BOXのおすすめ機種については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較!そもそも何ができる!?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
オットキャストAI BOXの対応車種
PICASOU2などオットキャストのAI BOXが接続できて使える対応車種/対応ナビとは、基本的にUSBケーブル接続による有線CarPlay接続対応車/対応ナビです。純正ナビじゃ無くても、有線CarPlay接続対応ナビであれば使用可能です。ただし、無線CarPlayのみ対応車やAndroid Autoのみ対応車には非対応で使用不可能です。
実際、ほとんどの有線CarPlay対応車(だいたい2017年式以降)では利用可能ですが、もう少し詳しく書くと、
■1)有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ, レクサス, 日産, ホンダ, VW, Benz等)
⇒そのまま使用可能
■2)有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ等)
⇒Bluetoothリモコンを使えば使用可能
※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW, MINI, 一部のスバル等)
⇒使用不可能
となっています。
私も実際、トヨタ、レクサス、VW、Benz、Porscheの車ではちゃんと使えることを日々確認済ですので、ほとんどの有線CarPlay対応車ではオットキャストのAI BOXは利用可能なのは間違いないと思います。
トヨタのオットキャストAI BOX対応車種
トヨタの純正ナビは2019年頃からと、他メーカーよりやや遅れたタイミングでCarPlayに対応し始めました。
具体的には、だいたい2019年頃以降にモデルチェンジしたトヨタ車はオットキャストAI BOXに対応と考えて問題ありません。現状のトヨタ車のオットキャストAI BOX対応車種としては以下の通りです。
- 有線(+無線)CarPlay対応:新型アルファード/新型ヴェルファイア/新型ノア/新型ヴォクシー/新型クラウン/新型シエンタ/カローラ系(クロス/ツーリング/スポーツ)/RAV4/ハリアーなど(概ね2022年頃以降)
- 有線CarPlay対応のみ:ヤリスクロス/ヤリス/新型アクア/カローラシリーズ(クロス/ツーリング/スポーツ)/RAV4/ハリアーなど(概ね2019年頃以降)
ちなみに車が無線CarPlay対応であってもAI BOXは無線接続できず有線CarPlay接続のみ対応です。また、Apple公式サイトにもCarPlay対応状況は記載されており目安にはなりますが、こちらは主に米国市場での対応状況となるので、例えばハリアーがVenza(ハリアーの米国での名前)と書かれてたり、モデルによっては日本向け販売モデルのCarPlay対応時期と大きく違ってたりします。
そこで、トヨタの主要車種の詳細なAI BOX対応(有線CarPlay対応)時期について、トヨタの日本向け販売モデルに対する正確な公式情報の調査結果を次章より書かせていただきます。
トヨタアルファード/ヴェルファイアのオットキャストAI BOX対応
トヨタのアルファード/ヴェルファイアのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- アルファード/ヴェルファイア(40系:2023年06月~):AI BOX対応
- アルファード/ヴェルファイア(30系マイナーチェンジ後:2020年01月~):2020年01月以降の改良モデルのみAI BOX対応
- アルファード/ヴェルファイア(30系マイナーチェンジ後:2018年01月~):2019年12月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
- アルファード/ヴェルファイア(30系マイナーチェンジ前:2015年01月~):AI BOX非対応
- アルファード/ヴェルファイア(20系:2008年05月~):AI BOX非対応
アルファード/ヴェルファイアは、2023年6月のフルモデルチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(オットキャスト対応)してるので少し複雑です。2023年6月のフルモデルチェンジ以降は、全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタノア/ヴォクシーのオットキャストAI BOX対応
トヨタのノア/ヴォクシーのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ノア/ヴォクシー(90系:2022年1月~):AI BOX対応
- ノア/ヴォクシー(80系:2014年1月~):AI BOX非対応
ノア/ヴォクシーは、2022年1月のフルモデルチェンジ以降の全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタハリアーのオットキャストAI BOX対応
トヨタのハリアーのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ハリアー(80系:2020年6月~):AI BOX対応
- ハリアー(60系:2013年12月~):AI BOX非対応
ハリアーは、2020年6月のフルモデルチェンジ以降の全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタRAV4のオットキャストAI BOX対応
トヨタのRAV4のオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay対応)モデルは以下の通りです。
- RAV4(50系マイナーチェンジ後:2021年12月~):AI BOX対応
- RAV4(50系マイナーチェンジ前:2020年08月~):2020年08月以降の改良モデルのメーカーオプションDA装着車のみAI BOX対応
- RAV4(50系マイナーチェンジ前:2019年04月~):2020年07月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
RAV4は、2021年12月のマイナーチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(オットキャスト対応)してるので少し複雑です。2021年12月のマイナーチェンジ以降は、全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。上図は、50系マイナーチェンジ前のRAV4のメーカー純正DA装着車にオットキャストPICASOU2(姉妹機のMILEL)を装着してる状態です。
トヨタカローラ/カローラツーリングのオットキャストAI BOX対応
トヨタのカローラ/カローラツーリングのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- カローラ/カローラツーリング(210系マイナーチェンジ後:2022年10月~):AI BOX対応
- カローラ/カローラツーリング(210系:2019年9月~):AI BOX対応
- カローラ(120系:2000年8月~):AI BOX非対応
カローラ/カローラツーリングは、2019年9月のフルモデルチェンジ以降の全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタカローラクロスのオットキャストAI BOX対応
トヨタのカローラクロスのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- カローラクロス(初代10系:2021年9月~):AI BOX対応
カローラクロスは、全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタカローラスポーツのオットキャストAI BOX対応
トヨタのカローラスポーツのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay対応)モデルは以下の通りです。
- カローラスポーツ(210系マイナーチェンジ後:2022年10月~):AI BOX対応
- カローラスポーツ(210系マイナーチェンジ前:2019年09月~):2019年09月以降の改良モデルのみAI BOX対応
- カローラスポーツ(210系マイナーチェンジ前:2018年06月~):2019年08月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
カローラスポーツは、2022年のマイナーチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(オットキャスト対応)してるので少し複雑です。2022年10月のマイナーチェンジ以降は、全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタヤリスのオットキャストAI BOX対応
トヨタのヤリスのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ヤリス(210系:2019年12月~):AI BOX対応
ヤリスは、全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタヤリスクロスのオットキャストAI BOX対応
トヨタのヤリスクロスのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- ヤリスクロス(初代10系:2020年8月~):AI BOX対応
ヤリスクロスは、全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタプリウスのオットキャストAI BOX対応
トヨタのプリウスのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- プリウス(60系:2023年1月~):AI BOX対応
- プリウス(50系マイナーチェンジ後:2021年6月~):2021年06月以降の改良モデルのメーカーオプションDA装着車のみAI BOX対応
- プリウス(50系マイナーチェンジ後:2018年12月~):2021年5月以前の改良前モデルはAI BOX非対応
- プリウス(50系マイナーチェンジ前:2015年12月~):AI BOX非対応
プリウスは、2023年1月のフルモデルチェンジより前のモデルはモデル途中の改良で有線CarPlay対応(オットキャスト対応)してるので少し複雑です。2023年1月のフルモデルチェンジ以降は、全てのモデルでオットキャストAI BOX対応です。
トヨタシエンタのオットキャストAI BOX対応
トヨタのシエンタのオットキャストAI BOX対応(有線CarPlay接続対応)モデルは以下の通りです。
- シエンタ(10系:2022年8月~):メーカーオプションDA装着車のみAI BOX対応
- シエンタ(170系:2015年7月~):AI BOX非対応
シエンタは、2022年8月のフルモデルチェンジ以降のメーカーオプションDA装着モデルのみオットキャストAI BOX対応です。
レクサスのオットキャストAI BOX対応車種
レクサスの純正ナビも2020年頃からと、わりと遅いタイミングでCarPlay対応しています。
よって、2020年頃以降にモデルチェンジしたレクサス車はオットキャストAI BOX対応と考えて問題ありません。ちなみに、有線+無線両方のCarPlay対応となると、2021年の新型NX以降のコネクテッドナビ対応以降のモデルとなります。現状のレクサス車のオットキャストAI BOX対応車種としては以下の通りです。
- 有線(+無線)CarPlay対応:新型RX/新型NX/UX/LS/LC/ES(概ね2022年頃以降)
- 有線CarPlay対応:LX/LC/IS/RC/ES/RX/NX/UX(概ね2020年頃以降)
VWのオットキャストAI BOX対応車種
VWの純正ナビは2016年頃からと、トヨタやレクサスよりだいぶ早いタイミングでCarPlay対応しています。
よって、2016年頃以降にモデルチェンジした車はオットキャストAI BOX対応と考えて問題ありません。ちなみに、有線+無線両方のCarPlay対応となると、2021年頃の各社イヤーモデル切替以降となります。現状のVW車のオットキャストAI BOX対応車種としては以下の通りです。
- 有線+無線両方のCarPlay対応(Discover Pro/Discover Media):全車概ね2021年式以降
- 有線CarPlay対応のみ(Discover Pro/Discover Media):全車概ね2016年式~2021年式
オットキャストAI BOXのおすすめ機能
ここからは、オットキャストのAI BOXを使うとできるおすすめ機能について、PICASOU2をトヨタのディスプレイオーディオに接続した場合を例に以下3点説明していきます。
- ナビアプリと動画アプリの2画面表示
- ナビアプリと音楽アプリの2画面表示(歌詞表示/ミュージックビデオ表示)
- ランチャーアプリの利用とUIカスタマイズ
オットキャストでナビと動画の2画面表示
まず、最も定番で同乗者に喜ばれるおすすめ機能が、動画アプリが表示可能になることですが、上図の通りナビ地図案内と動画の2画面同時表示も可能です。上図の例では、
- Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
- アマゾンプライムビデオアプリ(ちいかわ)
をトヨタクラウンのディスプレイオーディオに2画面で同時表示させています。ちなみに、下図のように画面右下のボタンを長押しする(3秒程度押し続ける)ことで2画面表示が可能になります。
最新のトヨタ・レクサス車のコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオは、2画面表示ができない仕様になってしまったため、オットキャストのAI BOXを使うことで2画面表示も可能になります。
オットキャストでナビと音楽の2画面表示
続いて、オットキャスト AI BOXと音楽アプリでできることについて紹介していきます。
音楽アプリのアルバムカバーアート表示
まずはアルバムカバーアートと再生・曲送り操作パネルの表示とナビ地図案内との同時表示です。上図の例では、
- Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
- アップルミュージックアプリ(アルバムカバーアート表示)
を2画面で同時に表示させています。ただし、ここまでならアップルカープレイやアンドロイドオートでもほぼ同じことが可能です。
音楽アプリの歌詞表示
次にAI BOXならではのおすすめ機能・表示方法として、アルバムカバーアートに加えて歌詞表示が可能です。上図の例では、
- Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
- アップルミュージックアプリ(歌詞表示)
を2画面で同時に表示させています。
音楽アプリのミュージックビデオ表示
さらにAI BOXならではのおすすめ機能・表示方法として、音楽アプリであってもミュージックビデオ動画の表示が可能です。上図の例では、
- Yahoo!カーナビアプリ(ナビ地図表示)
- アップルミュージックアプリ(ミュージックビデオ動画表示)
を2画面で同時に表示させています。
オットキャストで2画面表示できない場合の対策方法
最後に、オットキャストのAI-BOXで2画面表示がうまくできない場合の対策方法について書かせていただきます。
2画面分割表示自体は標準的なランチャーアプリで対応可能ですが、プライムビデオやカーナビ等のアプリ側が2画面表示に非対応の場合があり、強制的に2画面対応させるにはマルチウィンドウサイズの変更設定が必要です。また本設定を行うには、まず開発者向けオプション(ディベロッパーモード)の有効化を行います。
オットキャストPICASOU2の開発者向けオプションの有効化方法
オットキャストPICASOU2で開発者向けオプションを有効化するには、下図の通り、「カー」メニュー内の「工場設定」をタップし、パスコード(パスワード)として「adbdev」と入力します。
開発者向けオプション(ディベロッパーモード)が有効になると、下図のようにシステム設定メニュー内に「開発者向けオプション」と書かれたメニューが表示されるようになります。
オットキャストOttobox P3の開発者向けオプションの有効化方法
オットキャスト Ottobox P3で開発者向けオプションを有効化するには、先ほどのPICASOU2の手順とは異なります。まず、下図の通り「歯車マーク(設定)」をタップして設定メニューに入り、「エンジニアモード」にをタップします。
続いて、「エンジニアモード」メニューの中の
- 「工場生産設定」をタップしてパスワードとして「126」を入力して工場モードを有効化、一旦戻る
- 再度「工場生産設定」をタップしてパスワードとして「20200817」を入力して開発者モードを有効化
と2段階でパスワードの入力を行います。
上記パスワードについては私の好きなYouTubeチャンネル「鈍速チューブ」を参考にさせていただきました。また、ファームウェアのバージョンによっては、上記手順で対応できない場合もあるようです。開発者向けオプション(ディベロッパーモード)が有効になると、下図のようにシステム設定メニュー内に「開発者向けオプション」と書かれたメニューが表示されるようになります。
2画面表示強制対応用のマルチウィンドウでのサイズ変更有効化方法
開発者向けオプションをタップすれば、開発者向けオプションメニューの中に入ることができます。次に開発者向けオプションメニュー内のリストを下のほうにスクロールして行くと、「マルチウィンドウでのサイズ変更不可を有効にする」と書かれたメニューがあるので、こちらをONにします。
これで、アマゾンプライムビデオやカーナビ等の2画面表示非対応アプリであっても、2画面表示が可能になります。
オットキャストとランチャーでUIカスタマイズ
最後にこれこそAI BOXならではのおすすめ機能・表示として、ランチャーアプリを使ったUI(ユーザーインターフェース)のカスタマイズ例について紹介します。上図は、オットキャストPICASOU2の初期設定のランチャー表示ですが、こちらにCar Launcherという別のランチャーアプリを入れると、下図のような全く異なったレイアウトのUI表示に変更可能です。
アンドロイドアプリの世界では、このようなランチャーアプリは、無料のものも含めて数多く提供されています。ランチャーアプリによるUI変更では、単にレイアウトの変更だけでなく、上記のように少し懐かしいグラフィックイコライザー表示の追加なんかも可能です。
オットキャストおすすめAI BOXまとめ
以上ここでは、オットキャストを中心にAI BOXのおすすめ機種について、紹介してきました。
最後にポイントをおさらいすると、オットキャストのおすすめAI BOXは以下の3機種でした。
現状最大手で実績もあるAI BOXのブランドはオットキャストですが、もしオットキャストブランドにこだわらないのであれば、さらに低価格で高性能な選択肢もあり、以下の機種がおすすめです。
以下のAI BOXはAmazon/楽天/Yahooショッピング等のネット通販からの購入可能ですが、機種によっては品薄状態が続いているので、在庫があるうちに確保いただくのがおすすめです。オットキャストは大手メーカーなのでわりと在庫も豊富ですが、特にCarlinKit・Herilary・KEIYOはそこまで大きなメーカーでは無いので品薄になりがちで、一度在庫切れになると次にいつ入荷されるか不透明なので、欲しいタイミングで手に入らない場合もあるので注意が必要です。
■OttoAibox P3(大手メーカー最新機種)
■Ottocast PICASOU2(大手メーカー旧型機種)
■Herilary C8(割安メーカー最新機種)
オットキャスト以外も含めたAI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較!そもそも何ができる!?“の記事でも詳しくまとめてありますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
AI BOXでオンラインコンテンツを楽しむ際に必要となるインターネット接続ですが、SIMカード・テザリングWi-Fi・車内専用Wi-Fiなどいろいろある中、どの方法がコストパフォーマンス良くおすすめか?については、こちら”オットキャスト等にSIMカードは必要!?4つの接続方法と通信料節約術“の記事に書かせていただきましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。