OTTOCAST(オットキャスト)などのCarPlay AI Boxの対応車種は、メーカー公式サイトやApple公式サイトでも確認できますが、日本の販売車種への適合情報としては間違いが多いです。

その理由は以下の通りです。
- メーカー公式サイト:主に中国市場での対応車種を掲載
- Apple公式サイト:主に米国市場での有線CarPlay対応(=オットキャスト対応)を掲載
オットキャストは中国の製品であり、CarPlayは米国のApple社の接続方式なので、実は日本市場向けの正確な情報はまとまって無いのが実態なのです。
例えば、Apple公式サイトの対応車種リストには、トヨタライズ・ハリアー・アルファードなどは掲載無です。それは、ライズ・ハリアー・アルファードは米国では販売されて無いからです。逆に日本では販売されて無いタンドラ・グランドハイランダーなどが掲載されています。さらに、日本・中国・米国販売車を比較すると同じ車種でもオットキャストに対応した年式が大きく違う場合もあります。
そこでここでは、トヨタ・レクサス・スズキ・ダイハツ・日産・ホンダ・スバル・フォルクスワーゲン・ベンツなど日本市場でシェアの高いメーカーについてオットキャストの対応車種と年式を私が詳しく調査した結果を紹介します。
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オットキャストの2種類の機器
まず初めにオットキャストとは、車載電子機器メーカーであるカルチザン (Cartizan)社が開発した後付けUSB接続機器です。オットキャストの製品には大きく分けて以下2種類の機器があります。
- CarPlay有線接続で動画等のアプリが使えるAI BOX(P3/P3 Pro/Nano等)
- CarPlay/Android Autoを無線化するワイヤレスアダプター(MINI/MINI2/MINI Cube等)
実は、CarPlay AI Boxとワイヤレスアダプターとは全然違う機器であり、YouTubeなどの動画アプリはAI Boxでのみ利用可能です。以降の章では、オットキャスト製品の中でも人気が高い、CarPlay AI Boxの対応車種と年式について、詳しく解説していきます。
オットキャスト製品の種類やラインナップについてさらに詳しく知りたい場合は、こちら”オットキャストおすすめどれがいいかランキング“の記事にまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。

オットキャスト対応車種:トヨタ
オットキャスト対応車種:トヨタ各車x年式一覧

トヨタ各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。だいたい2020年以降のトヨタ車はオットキャスト対応車種です。上図は私が2022年式トヨタクラウンのトヨタコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオにオットキャストPICASOU2を接続してみた例です。
| 車種名 (トヨタ) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
モデル系統 |
|---|---|---|---|
| アルファード ヴェルファイア |
2023年6月~ | 〇※1 | 40系 |
| 2020年1月~ | 〇 | 30系MC後 | |
| 2018年1月~ | × | ||
| 2015年1月~ | × | 30系MC前 | |
| ノア ヴォクシー |
2022年1月~ | 〇※1 | 90系 |
| 2014年1月~ | × | 80系 | |
| ハリアー | 2022年9月~ | 〇※1 | 80系 |
| 2020年6月~ | 〇 | ||
| 2013年12月~ | × | 60系 | |
| RAV4 | 2022年10月~ | 〇※1 | 50系MC後 |
| 2020年8月~ | 〇※2 | 50系MC前 | |
| 2019年4月~ | × | ||
| カローラ カローラ ツーリング |
2022年10月~ | 〇※1 | 210系MC後 |
| 2019年9月~ | 〇 | 210系MC前 | |
| カローラ クロス |
2023年10月~ | 〇※1 | 10系 |
| 2021年9月~ | 〇 | ||
| カローラ スポーツ |
2022年10月~ | 〇※1 | 210系MC後 |
| 2019年9月~ | 〇 | 210系MC前 | |
| 2018年6月~ | × | ||
| ヤリス | 2024年1月~ | 〇※1 | 210系 |
| 2019年12月~ | 〇 | ||
| GRヤリス | 2024年3月~ | 〇※1 | 10系 |
| 2020年9月~ | 〇 | ||
| ヤリス クロス |
2024年1月~ | 〇※1 | 10系 |
| 2020年8月~ | 〇 | ||
| プリウス | 2023年1月~ | 〇※1 | 60系 |
| 2021年6月~ | 〇※2 | 50系MC後 | |
| 2018年12月~ | × | ||
| 2015年12月~ | × | 50系MC前 | |
| シエンタ | 2022年8月~ | 〇※1 | 10系 |
| 2015年7月~ | × | 170系 | |
| クラウン クロスオーバー |
2022年7月~ | 〇※1 | 230系 |
| クラウン スポーツ |
2023年10月~ | 〇※1 | 230系 |
| ランクル 300 |
2021年8月~ | 〇 | 300系 |
| ランクル 200 |
2015年8月~ | × | 200系 |
| ランクル 250 |
2024年4月~ | 〇※1 | 250系 |
| ランクル プラド |
2020年8月~ | 〇※2 | 150系MC後 |
| 2017年9月~ | × | ||
| ライズ | 2021年3月~ | 〇※2 | 200/210系 |
| 2019年11月~ | 〇※2 | ||
| ルーミー タンク |
2020年9月~ | 〇※2 | 900系MC後 |
| 2016年11月~ | × | 900系MC前 |
※1電源補助ケーブル必要
※2メーカーオプションDA装着車のみ
トヨタ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- メーカー装着コネクテッドナビ対応DA(USB-type-A):電源補助ケーブルでオットキャスト対応
- メーカー装着コネクテッドナビ対応DA(USB-type-C):そのままでオットキャスト対応
- メーカー装着T-Connetナビキット対応DA:そのままでオットキャスト対応
- 販売店装着ナビ:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応可
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一部トヨタ車種では電源補助ケーブルが必要

2022~2023年以降のコネクテッドナビ対応のトヨタ/レクサス車では、オットキャストAI BOXへの駆動電源量と起動タイミングが合わないようで、うまく接続できない場合があります。
このような場合、上図赤枠の電源補助ケーブルを使い、上図のように通信用USB接続(通信用USBポートへ)に加えて電源供給用USB接続(シガーソケットUSB充電器など)を行うことでオットキャストをうまく接続できるようになります。

実際に私もトヨタ新型クラウンクロスオーバーや上図のレクサス新型NX・新型RX・で試してみたところ、電源補助ケーブル無しではオットキャストを接続・起動させられませんでした。よって、トヨタやレクサス車でUSB Type-A端子の場合は、USB電源補助ケーブルを使うのが間違いなさそうです。
ちなみに、オットキャストには補助電源ケーブルが付属されてる場合が多いですが、もし付属されて無かった場合も以下の汎用品の電源補助ケーブルをお使いいただければ問題ありません。
アイ・オー・データ USB電源補助ケーブル 電力供給 日本メーカー UPAC-UT07M
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電源補助ケーブルを使う場合は、下図赤枠の
- 通信用の太めのケーブル側のUSBコネクタ(下図の上側):通信用のUSBポート
- 電源用の細めのケーブル側のUSBコネクタ(下図の下側):充電用のUSBポートやシガーソケットUSB電源ポート
に接続して下さい。(少しヤヤコシイので逆に接続しないようお気を付け下さい)

もしも電源補助ケーブルで電源供給を行っても接続できない場合は、こちら”CarPlay繋がらない問題へのiPhone/カーナビの7つの対処方法“の記事にCarPlay接続エラー対処方法をまとめてありますので、合わせてご参考にどうぞ。
トヨタヤリスクロスのオットキャスト対応年式
ヤリスクロスは、2020年8月の販売開始最初からオットキャスト対応ですが、2024年1月以前のモデルでは電源補助ケーブル不要でしたが、2024年1月以降のモデルでは電源補助ケーブル必要なので要注意です。
- 10系現行モデルの2024年1月以前:オットキャスト対応、電源補助ケーブル不要
- 10系現行モデルの2024年1月以降:オットキャスト対応、電源補助ケーブル必要
トヨタカローラクロスのオットキャスト対応年式
カローラクロスは、2021年9月の販売開始最初からオットキャスト対応ですが、2023年10月以前のモデルでは電源補助ケーブル不要でしたが、2023年10月以降のモデルでは電源補助ケーブル必要なので要注意です。
- 10系現行モデルの2023年10月以前:オットキャスト対応、電源補助ケーブル不要
- 10系現行モデルの2023年10月以降:オットキャスト対応、電源補助ケーブル必要
一部トヨタ車種は販売期間途中からオットキャスト対応
アルファード/ヴェルファイア、RAV4、カローラスポーツ、プリウスなど一部のトヨタ車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、ノア/ヴォクシーなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。
トヨタノア/ヴォクシーのオットキャスト対応年式
ノア/ヴォクシーのオットキャスト対応年式は90系へのフルモデルチェンジが行われた2022年1月以降ですが、フルモデルチェンジ前の80系はオットキャスト非対応です。つまり以下の通り、ノア/ヴォクシーはフルモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっておりオットキャスト対応時期が分かりやすいです。
- 80系(フルモデルチェンジ前):確実にオットキャスト非対応
- 90系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応
ちなみにノア/ヴォクシーの場合はオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。
以下はヴォクシーでオットキャストPICASOU2を使われてる方のSNSですが、スマホのHDMI接続では見れなかったHuluも問題無く見れるとのことです。実はHDMI接続は著作権保護技術に対応しており、動画アプリの仕様によってはスマホからの映像出力ができないですがオットキャストなら問題無しです。
届きました😊✨
接続も問題なく出来ました🌈
今までHDMIで繋いでた時は見れなかったHuluも問題なく視聴出来ました😍
イルミネーションもめちゃくちゃ綺麗です☺️
買って大正解✨✨✨#新型ヴォクシー#ヴォクシー #オットキャスト#PICASOU2 pic.twitter.com/RwgVDPDUtv— KURO⭐︎90 (@tk90VOXY) December 1, 2022
トヨタアルファード/ヴェルファイアのオットキャスト対応年式
アルファード/ヴェルファイアのオットキャスト対応年式は2020年1月~ですが、30系アルファード/ヴェルファイアのマイナーチェンジ時期は2018年1月~です。つまり以下の通り、30系マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 30系マイナーチェンジ前:確実にオットキャスト非対応
- 30系マイナーチェンジ後の2020年1月以前:オットキャスト非対応
- 30系マイナーチェンジ後の2020年1月以降:オットキャスト対応
- 40系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応
ちなみに40系フルモデルチェンジ後の2023年6月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。
トヨタRAV4のオットキャスト対応年式
RAV4のオットキャスト対応年式は2020年8月~ですが、50系RAV4がフルモデルチェンジで日本に復活した時期は2019年4月~です。つまり以下の通り、50系フルモデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 50系フルモデルチェンジ後の2020年8月以前:オットキャスト非対応
- 50系フルモデルチェンジ後の2020年8月以降:オットキャスト対応
- 50系マイナーチェンジ後:確実にオットキャスト対応
ちなみに50系マイナーチェンジ後の2022年10月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。
トヨタカローラスポーツのオットキャスト対応年式
カローラスポーツのオットキャスト対応年式は2019年9月~ですが、210系カローラスポーツがフルモデルチェンジした時期は2018年6月~です。つまり以下の通り、210系フルモデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 210系フルモデルチェンジ後の2019年9月以前:オットキャスト非対応
- 210系フルモデルチェンジ後の2019年9月以降:オットキャスト対応
- 210系マイナーチェンジ後:確実にオットキャスト対応
ちなみに210系マイナーチェンジ後の2022年10月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。
また、同じカローラシリーズの中でも、カローラのセダン、カローラツーリング、カローラクロスについては、210系のフルモデルチェンジ後の最初からでオットキャスト対応となっているので安心です。
以下はカローラツーリングでオットキャストOttoAibox P3を使われてる方のSNSですが、YouTubeやアマプラが見れるようになりドライブがとても快適そうです。
昨日USB増設してそして今日オットキャストの立ち上げテストに成功してYouTubeやアマプラビデオが見れるようになってこれで友達とお出かけや家族で遠出に備えることができた😉 pic.twitter.com/gYoiLNwH85
— Brian(ブライアン)&香川友子 (@Brian2ZRillust) March 22, 2024
トヨタプリウスのオットキャスト対応年式
プリウスのオットキャスト対応年式は2021年6月~ですが、50系プリウスのマイナーチェンジ時期は2018年12月~です。つまり以下の通り、50系マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 50系マイナーチェンジ前:確実にオットキャスト非対応
- 50系マイナーチェンジ後の2021年6月以前:オットキャスト非対応
- 50系マイナーチェンジ後の2021年6月以降:オットキャスト対応
- 60系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応
ちなみに60系フルモデルチェンジ後の2023年1月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。
トヨタのオットキャスト対応車種の注意点
トヨタ車のオットキャストAI BOX対応車種の注意点をまとめると以下3点です。
- コネクテッドナビかつUSB Type-AならAI BOX接続に補助電源ケーブルが必要
- 一部車種(アルヴェル/RAV4等)はモデル期間途中からオットキャスト対応
- オーディオレス選択可能車(ライズ/プラド等)はメーカーOPのDA装着車のみ対応
オーディオレス選択可能車種は、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。
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オットキャスト対応車種:レクサス
オットキャスト対応車種:レクサス各車x年式一覧

レクサス各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。トヨタより1年半年ほど遅れてだいたい2022年頃以降のレクサス車はオットキャスト対応車種です。上図は私が2021年式レクサス新型NXのコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオにオットキャストOttoAibox P3を接続してみた例です。
| 車種名 (レクサス) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
タッチ スクリーン 操作 |
リモート タッチ 操作 |
|---|---|---|---|---|
| LX | 2022年1月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| 2015年8月~ | × | × | 〇 | |
| RX | 2022年11月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| 2019年8月~ | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 2015年10月~ | × | × | 〇 | |
| NX | 2021年10月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| 2020年7月~ | △※2 | × | 〇 | |
| 2017年9月~ | × | × | 〇 | |
| UX | 2022年7月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| 2020年10月~ | △※2 | × | 〇 | |
| 2018年11月~ | × | × | 〇 | |
| LBX | 2023年11月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| LS | 2022年10月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| 2020年11月~ | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 2017年10月~ | × | × | 〇 | |
| ES | 2022年7月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| 2021年8月~ | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 2020年8月~ | △※2 | × | 〇 | |
| 2018年10月~ | × | × | 〇 | |
| IS | 2021年9月~ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 2020年11月~ | △※2 | × | 〇 | |
| 2016年10月~ | × | × | 〇 | |
| LC | 2023年6月~ | 〇※1 | 〇 | × |
| 2020年6月~ | △※2 | × | 〇 | |
| 2017年3月~ | × | × | 〇 | |
| RC | 2022年12月~ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 2019年10月~ | △※2 | × | 〇 | |
| 2018年10月~ | × | × | 〇 |
※1:電源補助ケーブル必要
※2:Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが非現実的
レクサス車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- 純正コネクテッドナビ:電源補助ケーブルでオットキャスト対応
- 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチ+タッチスクリーン両対応:そのままでオットキャスト対応
- 純正ナビ(CarPlay対応)でリモートタッチのみ対応:Bluetoothリモコンでオットキャスト対応(使い辛い)
- 純正ナビ(CarPlay非対応):オットキャスト非対応
一部レクサス車種は販売期間途中からオットキャスト対応
NXなど一部のレクサス車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、LBXなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。
レクサスLBXのオットキャスト対応年式
LBXのオットキャスト対応はLBX自体が販売開始された2023年11月以降です。つまり以下の通り、LBXは販売開始と同時にオットキャスト対応となっておりオットキャスト対応時期が分かりやすいです。
- 全てのLBX:確実にオットキャスト対応
ちなみにLBXの場合はオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。
レクサスNXのオットキャスト対応年式
NXのオットキャスト対応年式は2020年7月~ですが、10系初代NXのマイナーチェンジ時期は2017年9月~です。つまり以下の通り、10系マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 10系マイナーチェンジ前:確実にオットキャスト非対応
- 10系マイナーチェンジ後の2020年7月以前:オットキャスト非対応
- 10系マイナーチェンジ後の2020年7月以降:オットキャスト対応(Bluetoothリモコン要)
- 20系(フルモデルチェンジ後):確実にオットキャスト対応
ちなみに20系フルモデルチェンジ後の2021年10月以降のモデルではオットキャスト接続に電源補助ケーブルが必要です。
一部レクサス車種ではBluetoothリモコンが必要

2023年頃以降のコネクテッドナビ対応のレクサス車では、コネクテッドナビ対応のトヨタ車と同じように電源補助ケーブルさえ接続いただければ、オットキャスト対応になります。
一方で、2021年以前の多くのレクサス車ではタッチスクリーン操作に非対応なので、仮にCarPlay対応であってもオットキャストを使うにはBluetoothリモコンでの画面操作が必要です。
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これは2021年以前の多くのレクサス車では、タッチスクリーン操作の代わりにリモートタッチと呼ばれる操作系が採用されているためです。リモートタッチとは下図のようなパソコンのタッチパッドのようなものです。お乗りのレクサス車に下図のようなタッチパッドが装備されており、かつ画面タッチ操作非対応の場合は、Bluetoothリモコンを使った操作にチャレンジするかAI Box接続は断念するかの2択となります。

実はタッチパッドが装備されていても、2022年頃のRX/LS/ES/IS/RCなど一部の車種では、リモートタッチと画面タッチ操作の両方が使える車種も存在してます。この場合はタッチスクリーン操作が可能なためBluetoothリモコンも不要で完全にオットキャスト対応と言えます。
レクサスのオットキャスト対応車種の注意点
レクサス車のオットキャストCarPlay AI BOX対応車種の注意点をまとめると以下4点です。
- 2023年頃以降:コネクテッドナビかつUSB Type-Aなら補助電源ケーブルが必要
- 一部車種(NX等)はモデル期間途中からオットキャスト対応
- 2021年頃以前:CarPlay対応でもタッチ操作非対応モデルが存在しBluetoothリモコンが必要
- オーディオレス仕様が無いのでCarPlay対応ナビの後付け装着が不可能
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オットキャスト対応車種:スズキ
オットキャスト対応車種:スズキ各車x年式一覧
スズキ各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。だいたい2021年以降のスズキ車はオットキャスト対応車種です。一方でジムニー・アルト・ラパンのように完全にオーディオレス仕様でオットキャスト非対応の車種もあります。
ジムニー・アルト・ラパンのようなオーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。
| 車種名 (スズキ) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
|---|---|---|
| スペーシア | 2021年12月~ | 〇※ |
| ハスラー | 2020年1月~ | 〇※ |
| ワゴンR | 2021年9月~ | 〇※ |
| ソリオ | 2020年12月~ | 〇※ |
| スイフト | 2023年12月~ | 〇※ |
| アルト | 2021年12月~ | × |
| ラパン | 2015年6月~ | × |
| ジムニー | 2018年7月~ | × |
※メーカーオプションナビ装着車のみ
スズキ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- メーカー装着純正ナビ:そのままでオットキャスト対応
- 販売店装着ナビ:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能
オットキャスト対応車種:ホンダ
オットキャスト対応車種:ホンダ各車x年式一覧
ホンダ各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。ホンダ車のオットキャスト対応時期は車種によって大きく違ってるので注意が必要です。ヴェゼル・ステップワゴン・CR-Vは2018年頃とかなり早くから対応してるのに対し、フリード・シビックはだいぶ遅れて2022年からの対応となってます。
| 車種名 (ホンダ) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
モデル世代 |
|---|---|---|---|
| N-BOX | 2023年10月~ | 〇※1 | 3代目 |
| 2017年8月~ | × | 2代目 | |
| フリード | 2022年6月~ | 〇※1 | 2代目MC後 |
| 2019年10月~ | × | ||
| 2017年5月~ | × | 2代目MC前 | |
| ヴェゼル | 2021年4月~ | 〇※2 | RV型 |
| 2018年2月~ (ハイブリッド) 2019年1月~ (ガソリン) |
〇※3 | RU型MC後 | |
| 2013年10月~ | × | RU型MC前 | |
| WR-V | 2024年3月~ | 〇※1 | 初代 |
| ZR-V | 2022年11月~ | 〇※2 | 初代 |
| CR-V | 2018年8月~ | 〇※3 | 5代目 |
| 2011年12月~ | × | 4代目 | |
| フィット | 2021年6月~ | 〇※2 | 4代目 |
| 2018年5月~ | × | ||
| シビック | 2021年9月~ | 〇※2 | FL型 |
| 2017年9月~ | × | FC/FK型 | |
| オデッセイ | 2023年12月~ | 〇※1 | 5代目 販売再開後 |
| 2020年11月~ | × | 5代目MC後 | |
| ステップワゴン | 2022年5月~ | 〇※1 | 6代目 |
| 2018年10月~ | 〇※3 | 5代目MC後 | |
| 2017年9月~ | × | ||
| 2015年4月~ | × | 5代目MC前 |
※1ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ
※2Honda CONNECTディスプレイ装着車のみ
※3インターナビ装着車のみ
ホンダ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- ディーラー装着9″ナビ(2023年頃以降):そのままでオットキャスト対応
- メーカー装着Honda CONNECTディスプレイ(2021年頃以降):そのままでオットキャスト対応
- メーカー装着インターナビ(2019年頃以降):そのままでオットキャスト対応
- 上記以外ディーラーオプションナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能
一部ホンダ車種は販売期間途中からオットキャスト対応
フリードなど一部のホンダ車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、ヴェゼルなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。
ホンダヴェゼルのオットキャスト対応年式
ヴェゼルのオットキャスト対応は2018年2月のマイナーチェンジ以降のメーカーオプションナビ装着車ですが、RU系の初代ヴェゼルのマイナーチェンジ前はオットキャスト非対応です。つまり以下の通り、初代ヴェゼルはマイナーチェンジと同時にオットキャスト対応となっておりオットキャスト対応時期が分かりやすいです。一方で、マイナーチェンジ後のモデルであってもハイブリッド車とガソリン車で対応時期が違うのでここは注意が必要です。
- 初代RU系マイナーチェンジ前:オットキャスト非対応
- 初代RU系ハイブリッド車マイナーチェンジ後の2018年2月以降:オットキャスト対応
- 初代RU系ガソリン車マイナーチェンジ後の2019年1月以降:オットキャスト対応
- 2代目RV系:オットキャスト対応
ちなみにRV系の2代目ヴェゼル(2021年4月以降)のメーカーオプションナビ装着車では全てオットキャスト対応です。
ホンダフリードのオットキャスト対応年式
フリードのオットキャスト対応は2022年6月以降のディーラーオプション9″ナビ装着車ですが、2代目フリードのマイナーチェンジ時期は2019年10月~です。つまり以下の通り、2代目マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 2代目マイナーチェンジ前:オットキャスト非対応
- 2代目マイナーチェンジ後の2022年6月以前:オットキャスト非対応
- 2代目マイナーチェンジ後の2022年6月以降:オットキャスト対応
ホンダステップワゴンのオットキャスト対応年式
ステップワゴンのオットキャスト対応は2018年10月以降のインターナビ装着車ですが、5代目ステップワゴンのマイナーチェンジ時期は2017年9月~です。つまり以下の通り、5代目マイナーチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 5代目マイナーチェンジ前:オットキャスト非対応
- 5代目マイナーチェンジ後の2018年10月以前:オットキャスト非対応
- 5代目マイナーチェンジ後の2018年10月以降:オットキャスト対応
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オットキャスト対応車種:スバル
オットキャスト対応車種:スバル各車x年式一覧
スバル各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。スバルのオットキャスト対応は他の日本車メーカーよりも早くだいたい2019年以降のスバル車がオットキャスト対応車種です。
一方で、最新のレイバック・レヴォーグではCarPlayが無線接続のみの対応に変更となっており、有線Android Auto接続でも動作可能な最新のAIBOXを除き、AI BOX非対応になってしまってます。
| 車種名 (スバル) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
|---|---|---|
| レイバック | 2023年11月~ | × |
| フォレスター | 2019年3月~ | 〇※1 |
| 2018年7月~ | × | |
| インプレッサ | 2019年1月~ | 〇※1 |
| 2016年10月~ | × | |
| クロストレック | 2023年1月~ | × |
| レヴォーグ | 2023年11月~ | × |
| 2020年11月~ | 〇※2 | |
| 2014年6月~ | × | |
| レガシー レガシー アウトバック |
2021年12月~ | 〇 |
| 2018年5月~ | 〇※1 | |
| 2014年10月~ | × |
※1ディーラーオプション8″ナビ装着車のみ
※2メーカーオプション11.6″ナビ装着車のみ
スバル車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- ディーラー装着純正8″ナビ(2019年頃以降):そのままでオットキャスト対応
- メーカー装着純正11.6″ナビ(2021年頃以降):そのままでオットキャスト対応
- メーカー装着純正11.6″ナビ(2023年頃以降):オットキャスト非対応※
- 上記以外のディーラー装着ナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能
※スバルの無線CarPlay対応のみ対応車種にオットキャストを接続する方法として、有線Android Auto接続に対応した一部の最新AIBOXを使う方法や、SDカードでINIファイルを読み込ませ内部設定書換することで接続方式をCarPlay→Android Autoに変更する裏技もありますが、特に後者は少し手間がかかるのと失敗のリスクもあるため、あまりおすすめできません。
一部スバル車種は販売期間途中からオットキャスト非対応
フォレスターなど一部のスバル車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で逆に、レヴォーグなど同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト非対応となっている残念な車種もあります。
スバルフォレスターのオットキャスト対応年式
フォレスターのオットキャスト対応は2019年3月発売のディーラーオプション8″ナビ装着車以降ですが、5代目フォレスターのフルモデルチェンジ時期は2018年7月~です。つまり以下の通り、5代目モデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 4代目(フルモデルチェンジ前):オットキャスト非対応
- 5代目(フルモデルチェンジ後)の2019年3月以前:オットキャスト非対応
- 5代目(フルモデルチェンジ後)の2019年3月以降:オットキャスト対応
スバルレヴォーグのオットキャスト対応年式
レヴォーグのオットキャスト対応は2020年11月の2代目フルモデルチェンジ以降のメーカーオプション11.6″ナビ装着車ですが、残念なこと2023年11月以降の改良モデルでは再びオットキャスト非対応となっています。つまり以下の通り、2代目モデルチェンジ後の途中でオットキャスト非対応となってしまっているので注意が必要です。
- 初代(フルモデルチェンジ前):オットキャスト非対応
- 2代目(フルモデルチェンジ後)の2023年11月以前:オットキャスト対応
- 2代目(フルモデルチェンジ後)の2023年11月以降:オットキャスト非対応
なぜ、新しいモデルにもかかわらずオットキャスト非対応となってしまったかと言うと、CarPlayの無線接続(ワイヤレスCarPlay)に新たに対応し同時に有線接続機能が廃止されてしまったからです。機能が進化したのにオットキャスト非対応になってしまうなんて皮肉な話です。
ちなみにトヨタやレクサスの最新モデルでは、CarPlayの無線接続対応時でも有線接続機能が温存されているので、安心してオットキャストを接続することが可能です。オットキャストを接続するには有線のCarPlay接続対応が必ず必要となります。
オットキャスト対応車種:日産
オットキャスト対応車種:日産各車x年式一覧
日産車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。だいたい2022年以降の日産車はオットキャスト対応車種です。一方でキックスのように完全にオーディオレス仕様でオットキャスト非対応の車種もあります。
キックスのようなオーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。
| 車種名 (日産) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
|---|---|---|
| ノート | 2020年12月~ | 〇※1 |
| 2018年9月~ | × | |
| セレナ | 2023年4月~ | 〇※1 |
| 2018年3月~ | × | |
| X-Trail | 2022年7月~ | 〇※1 |
| 2013年12月~ | × | |
| ルークス | 2022年9月~ | 〇※2 |
| 2020年3月~ | × | |
| デイズ | 2022年9月~ | 〇※2 |
| 2019年3月~ | × | |
| アリア | 2022年1月~ | 〇※1 |
| サクラ | 2022年6月~ | 〇※1 |
| リーフ | 2019年1月~ | 〇※1 |
| 2017年10月~ | 〇※1 | |
| スカイライン | 2019年9月~ | 〇※1 |
| 2014年6月~ | × | |
| キックス | 2020年6月~ | × |
| エルグランド | 2010年8月~ | × |
※1メーカーオプションナビ装着車のみ
※2ディーラーオプション9″ナビ装着車のみ
日産車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- メーカーOP装着の日産純正ナビ(2020年頃以降):そのままでオットキャスト対応
- ディーラーOP日産純正9″ナビ(2022年頃以降):そのままでオットキャスト対応
- 上記以外のディーラーOPのナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能
オットキャスト対応車種:ダイハツ
オットキャスト対応車種:ダイハツ各車x年式一覧
ダイハツの各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。だいたい2021年以降のダイハツ車はオットキャスト対応車種です。一方でコペン・ミライースのように完全にオーディオレス仕様でオットキャスト非対応の車種もあります。
コペン・ミライースのようなオーディオレス仕様の車種には、CarPlay対応ディスプレイオーディオを後付け装着することでオットキャストに対応させることもできます。
| 車種名 (ダイハツ) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
モデル系統 |
|---|---|---|---|
| タント | 2022年10月~ | 〇※ | 650系MC後 |
| 2020年12月~ | 〇※ | 650系MC前 | |
| 2019年7月~ | × | ||
| タント ファンクロス |
2022年10月~ | 〇※ | 650系 |
| ムーヴ キャンバス |
2022年7月~ | 〇※ | 850系 |
| 2016年9月~ | × | 800系 | |
| タフト | 2022年9月~ | 〇※ | 900系 |
| 2020年6月~ | 〇※ | ||
| ロッキー | 2021年3月~ | 〇※ | 200系 |
| 2019年11月~ | 〇※ | ||
| トール | 2020年9月~ | 〇※ | 900系MC後 |
| 2016年11月~ | × | 900系MC前 | |
| ハイゼット アトレー |
2021年12月~ | 〇※ | 700系 |
| ミライース | 2017年5月~ | × | 350系 |
| コペン | 2014年6月~ | × | 400系 |
※メーカーオプション9″DA装着車のみ
ダイハツ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- メーカー装着純正9″DA:そのままでオットキャスト対応
- 販売店装着ナビ/DA:オットキャスト非対応だがCarPlay対応ナビ/DAに交換すればオットキャスト対応化が可能
一部ダイハツ車種は販売期間途中からオットキャスト対応
タントなど一部のダイハツ車は同じモデルでも販売期間の途中からオットキャスト対応になってる場合があります。逆に言うと、同じモデルでも販売時期によってはオットキャスト非対応なので注意が必要です。一方で、ムーヴキャンバスなどモデルチェンジと同時にオットキャスト対応となっている分かりやすい車種もあります。
ダイハツタントのオットキャスト対応年式
タントのオットキャスト対応は2020年12月以降のメーカーオプション9″ナビ装着車ですが、650系タントのフルモデルチェンジ時期は2019年7月~です。つまり以下の通り、フルモデルチェンジ後の途中でオットキャスト対応となっているので注意が必要です。ちなみにマイナーチェンジ後の2022年10月以降であれば確実にオットキャスト対応です。
- 650系マイナーチェンジ前の2020年12月以前:オットキャスト非対応
- 650系マイナーチェンジ前の2020年12月以降:オットキャスト対応
- 650系マイナーチェンジ後(2022年10月以降):オットキャスト対応
ダイハツトールのオットキャスト対応年式
トールのオットキャスト対応は2020年9月以降のメーカーオプション9″ナビ装着車ですが、900系トールのフルモデルチェンジ時期は2016年11月~です。つまり以下の通り、モデル途中のマイナーチェンジのタイミングでオットキャスト対応となっているので注意が必要です。
- 900系マイナーチェンジ前(2020年9月以前):オットキャスト非対応
- 900系マイナーチェンジ後(2020年9月以降):オットキャスト対応
オットキャスト対応車種:フォルクスワーゲン
オットキャスト対応車種:フォルクスワーゲン各車x年式一覧

フォルクスワーゲン各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。フォルクスワーゲンに限らず、輸入車のオットキャスト対応は日本車メーカーよりもかなり対応が早く、だいたい2016年以降のフォルクスワーゲン車がオットキャスト対応車種です。上図は私が2018年式フォルクスワーゲンTiguan(ティグアン)のディスカバープロ(VW純正ナビ)にオットキャストOttoAibox P3を接続してみた例です。
| 車種名 (フォルクスワーゲン) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
|---|---|---|
| Golf/Golf Variant | 2016年~ | 〇 |
| Passat/Passat Variant | 2016年~ | 〇 |
| Polo | 2016年~ | 〇 |
| Arteon | 2017年~ | 〇 |
| T-Cross | 2019年~ | 〇 |
| T-Roc | 2020年~ | 〇 |
| Tiguan | 2016年~ | 〇 |
| ID.4 | 2022年~ | 〇 |
フォルクスワーゲン車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- メーカー装着純正Discover Pro/Discover Media(2016年頃以降):そのままでオットキャスト対応
オットキャスト対応車種:メルセデスベンツ
オットキャスト対応車種:メルセデスベンツ各車x年式一覧
メルセデスベンツ各車のオットキャストAI BOX対応車種と年式は、以下の通りです。メルセデスベンツもフォルクスワーゲン同様、日本車メーカーよりもかなり対応が早く、だいたい2016年以降のメルセデスベンツ車がオットキャスト対応車種です。
| 車種名 (メルセデスベンツ) |
年式 | オットキャスト AI Box対応 |
|---|---|---|
| A-Class | 2016年~ | 〇 |
| B-Class | 2016年~ | 〇 |
| C-Class | 2019年~ | 〇 |
| E-Class | 2017年~ | 〇 |
| S-Class | 2018年~ | 〇 |
| GLA-Class | 2016年~ | 〇 |
| GLB-Class | 2020年~ | 〇 |
| GLC-Class | 2018年~ | 〇 |
| GLE-Class | 2016年~ | 〇 |
| GLS-Class | 2017年~ | 〇 |
| EQA-Class | 2021年~ | 〇 |
| EQB-Class | 2022年~ | 〇 |
| EQC-Class | 2021年~ | 〇 |
| EQE-Class | 2023年~ | 〇 |
| EQS-Class | 2022年~ | 〇 |
メルセデスベンツ車のオットキャスト対応を簡単にまとめると、以下の通りとなります。
- メーカー装着純正MBUX(2016年頃以降):そのままでオットキャスト対応
オットキャストAI BOXの最新機種一覧
最後に、オットキャストAI BOXの最新機種の比較一覧表を以下の通りまとめておきます。
| 機種名 | おす すめ |
実売 価格 |
SoC (CPU) |
メモリ/ ストレージ |
SIMカード 対応 |
Android OS |
アプリ 利用/追加 |
2画面 分割比 |
HDMI 対応 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オットキャスト Play2Video Pro |
△ | 1.8 万円 |
△ 非公開 |
△ 2GB 16GB |
× | ◎ ver.12 |
利用:○ 追加:× |
× | × |
| オットキャスト Play2Video Ultra |
△ | 2.0 万円 |
△ 非公開 |
△ 4GB 32GB |
× | ◎ ver.12 |
利用:○ 追加:△ (一部限定) |
× | × |
| オットキャスト OttoAibox P3 Lite |
○ | 3.7 万円 |
◎ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4GB 64GB |
◎ nano SIM クラウドSIM |
◎ ver.12 |
○ | ◎ 5:5 3:7 |
× |
| オットキャスト OttoAibox E2 |
◎ | 3.4 万円 |
◎ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4GB 64GB |
◎ nano SIM クラウドSIM |
◎+ ver.13 |
○ | ◎ 5:5 3:7 |
× |
| オットキャスト PICASOU2 |
○ | 4.3 万円 |
◎ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4GB 64GB |
○ nano SIM |
○ ver.10 |
○ | ○ 5:5 |
〇 (出力 のみ) |
| オットキャスト OttoAibox P3 |
◎ | 4.9 万円 |
◎ Qualcomm SM6125/2GHz |
◎ 8GB 128GB |
◎ nano SIM クラウドSIM |
◎ ver.12 |
○ | ◎ 5:5 3:7 |
〇 (出力 のみ) |
| オットキャスト OttoAibox P3 Pro |
○ | 6.0 万円 |
◎+ Qualcomm SM6225/2.4GHz |
◎ 8GB 128GB |
◎ nano SIM クラウドSIM |
◎+ ver.13 |
○ | ◎ 5:5 3:7 |
〇 (出力 のみ) |
| オットキャスト NANO AI |
○ | 6.0 万円 |
◎+ Qualcomm SM6225/2.4GHz |
◎ 8GB 128GB |
◎ nano SIM クラウドSIM |
◎+ ver.13 |
○ | ◎ 5:5 3:7 |
× |
各機種の主な違いは、HDMI接続端子の有無とSoC(CPU)の性能やメモリ/ストレージ容量の差です。HDMI出力端子があれば後席モニターや家のTVにも接続できますし、SoC性能やメモリ容量が大きければ操作がモタつくリスクが低くスムーズに使えます。
- 後席画面等へHDMI接続不要かつコスパ重視の人 ⇒ OttoAibox E2 がおすすめ
- 後席画面等へHDMI接続不要かつ性能・操作性重視の人 ⇒ NANO AI がおすすめ
- 後席画面等へHDMI接続必要かつコスパ重視の人 ⇒ PICASOU2 がおすすめ
- 後席画面等へHDMI接続必要かつ性能・操作性重視の人 ⇒ OttoAibox P3 ・P3 Proがおすすめ
- 価格の安さ最優先の人 ⇒ Play2Video Pro がおすすめ
どの機種であっても、こちらのオットキャスト公式ストアでは、期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフで購入できるセール中です。ただしセール終了日が未定なので、少しでも安く手に入れたいと思われてる方は、お早めに購入いただくのがおすすめです。
オットキャスト対応車種と年式まとめ
最後にオットキャスト対応車種と対応年式について、改めてまとめておきまます。
オットキャストCarPlay AI BOXの対応車種と年式
最後に、オットキャストのCarPlay AI BOXの対応車種は以下の通りとなります。基本的にUSBケーブル接続による有線CarPlay接続対応車種です。純正ナビじゃ無くても、有線CarPlay接続対応ナビが装着されていれば使用可能です。ただし、無線CarPlayのみ対応車やAndroid Autoのみ対応車には原則非対応なので注意が必要です。
【オットキャストCarPlay AI BOXの対応車種】
- 有線CarPlay対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
⇒そのまま使用可能 - 有線CarPlay対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
⇒Bluetoothリモコンを使えば使用可能だが現実的には非推奨
※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW/MINI/一部のスバル等)
⇒使用不可能(有線Android Auto接続対応のごく一部のAIBOXでは利用可)
マツダ車は早くから多くの車種で有線CarPlay対応していますが、現実的にはCarPlay AI BOXの接続はおすすめできないです。理由は、以下2点です。
- 画面タッチ操作不可の車種が多く、対策としてBluetoothリモコン操作となるが現実的には使い辛い
- CarPlay AI BOX接続との相性が悪い場合が多い
続いて、オットキャストのCarPlay AI BOXの対応車種についてメーカー毎に平均的な対応年式をまとめると以下の通りとなります。
【オットキャスト対応車種と年式】
- トヨタ:2020年~(2023年~USB-Aなら補助電源必要)
- レクサス:2022年~(2023年~USB-Aなら補助電源必要)
- スズキ:2021年~(後付対応なら可)
- ダイハツ:2021年~(後付対応なら可)
- 日産:2022年~(後付対応なら可)
- ホンダ:2019年~(後付対応なら可)
- スバル:2019年~(一部2023年~対応不可)
- フォルクスワーゲン:2016年~
- メルセデスベンツ:2016年~
オットキャストワイヤレスアダプターの対応車種
また、オットキャストのCarPlay用ワイヤレスアダプターの対応車種は以下の通りとなります。有線CarPlay/Android Auto対応であることが第1条件ですが、初期設定に画面タッチ操作が必要なので、画面タッチ操作非対応の車種はBluetoothリモコンが必要となります。
【オットキャストワイヤレスアダプター(MINI/MINI2 MINI Cube等)の対応車種】
- 有線CarPlay/Android Auto対応+画面タッチ操作対応(トヨタ/一部レクサス/スズキ/日産/VW/Benz等)
⇒そのまま使用可能 - 有線CarPlay/Android Auto対応+画面タッチ操作非対応(マツダ/一部レクサス等)
⇒Bluetoothリモコンを使えば使用可能
※有線CarPlay対応の一部の車または無線CarPlayのみ対応(BMW/MINI/一部のスバル等)
⇒使用不可能(有線Android Auto接続対応の一部のAIBOXでは利用可)
以上、こちらの記事では、オットキャストCarPlay AI BOXの対応車種と年式について解説してきましたが、CarPlay AI BOXのメーカーは実はオットキャスト以外にもいくつかあります。オットキャスト以外も含めた最新のCarPlay AI BOXについては、こちら”CarPlay AI BOX おすすめ比較“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。




