長時間のドライブで同乗者が退屈してしまう確率は、常に運転しているドライバーと比べると高いです。特に子供やパートナーが同乗している場合、車内でどう過ごしてもらうかによって、ドライブや旅行そのものの満足感にも大きく影響します。
そんな中、定価1万円台という超低価格で車内のエンタメ環境向上デバイスとして登場したのがオットキャストPlay2Video Proであり、私も試しに購入してみました。
このAIBOXは、超格安ではあるものの、YouTube、Amazonプライムビデオ、Netflixなどの人気動画アプリにはちゃんと対応しているので、最上位定価6万円モデルのOttoAibox P3と比べても十分に実用的とも言えます。
そこでこの記事では、オットキャストのPlay2Video ProとOttoAibox P3を合計2年間以上に渡り使ってきた私の実体験から、以下の項目について解説していきます。
- Play2Video ProとOttoAibox P3の比較結果
- Play2Video Proの具体的な使い方と設定方法
- Play2Video Proがおすすめの人
Play2Video Proがあれば、工具も専門知識も不要で手軽に、皆様の日々の通勤時間や旅行の質を改善できると思います。
車内のエンタメ環境を整えることは、単に便利さにつながるだけでなく、少し大げさかもしれませんが、同乗者との時間を豊かにする未来への投資にもつながります。
オットキャストPlay2Video Proの基本情報と特徴
まず初めに、オットキャストPlay2Video Proの価格や基本機能などの特徴について書かせていただきます。上図はレクサスNXに接続したPlay2Video Proのホーム画面の様子です。
価格と機能概要
オットキャストPlay2Video Proは1万円台で手に入る超格安のAIBOXとして注目されています。
その理由は、限られた機能に特化することで、価格を大幅に抑えているからです。このモデルの主な特徴は以下のとおりです。
- 実勢価格:約12,000〜14,000円(2025年5月時点)
- Androidベースで、単体で音楽・動画再生が可能
- ワイヤレスCarPlay / Android Auto両対応
- 操作はスマホ感覚で直感的
- HDMIやGoogle Playストアは非対応
また、アップデートにより一部のアプリ動作が安定化するなど、発売後も改善が継続されている点も魅力です。
ただし、処理性能や拡張性は上位モデルのOttoAiboxP3やP3 Liteには及びません。
動画や音楽再生を安く簡単に楽しみたいというライトユーザーには、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。
対応アプリ一覧(YouTube, Netflix, アマプラ等)
Play2Video Proには、主要な動画アプリがあらかじめインストールされており、すぐに利用可能です。
ただし、Google Playストアに非対応で、アプリの追加は基本的に不可能です。以下が主な対応アプリの一覧です。
- YouTube
- Netflix
- Amazon Prime Video
- Spotify
- TikTok
- 設定
APKファイルから手動でインストールすれば、一部のアプリは追加で使えるケースもありますが、そもそもメモリやCPUの性能がギリギリなので、あまりおすすめできません。
このように、よく使われる動画・音楽系のアプリならある程度使える点が、Play2Video Proの強みです。カーナビアプリは使わないと割り切って、動画や音楽再生垂れ流し的な使い方に限定するのであれば、十分に実用的と言えます。
対応車種と接続方法(USBタイプA/C対応)
Play2Video Proは、幅広い車種に対応できる有線タイプのApple CarPlay接続方式を採用しています。
初めてAIBOXをお使いになる方でもUSBポートに挿すだけで簡単に利用できる点が魅力です。
接続に関するポイントは以下の通りです。
- 有線CarPlayに対応した車種で利用可能
- USB タイプA/C両対応(変換アダプター付属)
- USB端子に差し込むだけで簡単に起動
また、接続時に特別な設定や初期化は不要で、初回起動も15〜20秒ほどで完了します。基本的にはUSB端子に挿すだけで完結するため、専門知識は一切必要ありません。
国産車から輸入車まで、有線タイプのApple CarPlayに対応している車種であれば幅広く利用可能です。
ただし、トヨタ/レクサス車の一部のUSBタイプA端子採用車種では、電源補助ケーブルを使わないと起動できない場合もあるため、こちら”オットキャスト等AI BOXの対応車種/年式一覧:トヨタ,スズキ,日産等“の記事より事前にご確認いただくのがおすすめです。
OTTOCAST(オットキャスト)などのCarPlay AI Boxの対応車種は、メーカー公式サイトやApple公式サイトでも確認できますが、日本の販売車種への適合情報としては間違いが多いです。 その理由は以下の通りです。 […]
以上が、オットキャスト Play2Video Proの基本情報と対応アプリ、接続方法に関する内容です。
多少の操作のモタつきやタッチ操作後の反応遅れはあるものの、安くて、すぐに使えて、走行中も動画が見られるAIBOXが欲しい方には、とても魅力的な選択肢と言えます。
Play2Video ProとP3の比較検証【5つのポイント】
ここではオットキャストPlay2Video ProとOttoAibox P3について、私が両方実際に購入して使ってみた経験を元に、以下の5つのポイントで違いについて比較検証していきます。
- 価格と機能の違い
- 対応アプリと拡張性の比較
- 画面分割機能と操作時のモタつきの違い
- HDMI出力の有無と活用シーン
- 起動時間と動作の安定性
価格と機能の違い
オットキャストPlay2Video Proは価格の安さを重視される方には本当に最適なモデルと言えます。
なぜなら、基本的な機能を備えつつも、OttoAibox P3の半額以下、価格差としては3~4万円ほど安く買うことができるからです。
価格以外にも、例えばPlay2Video Proには以下のような魅力があります。
- 実勢価格は約12,000〜14,000円と非常にリーズナブル
- YouTubeやNetflixといった主要動画アプリの利用が可能
- ワイヤレスCarPlay/Android Autoに対応
一方で、P3は上位モデルらしく、以下のような点が強化されています。
- 処理性能が高く、複数アプリ利用時でも表示や動作がスムーズ
- micro SDカードでのストレージ拡張やHDMI出力に対応
- 2画面分割やウィジェット対応など高機能UI搭載
動画や音楽アプリだけ使えれば十分とお考えの方にはPlay2Video Proが最適で、ナビ案内と動画の2画面同時表示などの機能や快適な操作を重視する方にはOttoAibox P3の方が向いていると言えます。
Play2Video Proがここまで低価格に抑えられているのは、利用する前提のアプリ(動画や音楽アプリのみ)や機能を絞ることで、必要とされるメモリ等の性能を抑え、構成部品のコストを低くすることに成功しているからです(以下比較表参照)。
Play2Videoと P3の違い |
メモリ | 機能 | ||
---|---|---|---|---|
RAM | ROM | 2画面 分割 |
HDMI 出力 |
|
Play2Video Pro |
2GB | 16GB (SDカード拡張NG) |
× | × |
OttoAibox P3 |
8GB | 128GB (SDカード拡張OK) |
〇 | 〇 |
とは言え、Play2Video Proのメモリ容量について1つ心配点があるとすると、アプリ追加無しの前提でROM容量を16GBに抑えているのは理解できるものの、動画アプリでオフライン再生用のデータを事前ダウンロードする場合の容量にも制限がかかることです。
こちらに対しては、ダウンロードする動画の画質レベルを下げるくらいしか対策が無さそうです。
対応アプリと拡張性の比較
上図はPlay2Video Proのホーム画面ですが、どんなアプリが使えるかは、AIBOXの使い勝手そのものに影響します。アマプラやネトフリユーザーには受け入れられるかもしれませんが、残念ながらU-NEXTやDisney+ユーザーには受け入れ難いと思います。
このようにPlay2Video Proは対応アプリが限定されており、Google Playストアからのアプリ追加には非対応ですが、以下の通り主要な動画アプリには対応しています。
- YouTube
- Netflix
- Amazon Prime Video
- Spotify
これに対し、OttoAibox P3はGoogle Playストアアプリを搭載しており、以下のような拡張性があります。
- 自由にアプリを追加可能(Amazon Music, U-NEXT, TVer, Y!カーナビ等)
- 各アプリのウィジェットをホーム画面に設定可能
Play2Video Pro では利用不可で、OttoAibox P3で利用可能な主なアプリは以下の通りです。
- TVer
- U-NEXT
- Disney+
- Amazon Music
- Yahoo!カーナビ
- Googleマップ
- moviLink
表にまとめると、以下の通りです。
オットキャストPlay2Video ProとP3の対応アプリ比較 | ||
---|---|---|
アプリ名 | Play2Video Pro |
OttoAibox P3 |
YouTube Netflix Prime Video Spotify TikTok |
〇 | 〇 |
TVer U-NEXT Amazon Music Disney+ |
× | 〇 |
Yahoo!カーナビ Googleマップ moviLink |
× | 〇 |
このように、対応アプリの自由度を求めるならOttoAibox P3に圧倒的に優位性があります。
ただし、YouTubeとAmazon Prime Videoさえ見れれば他の機能は不要な人など、使うアプリが決まっている方にはPlay2Video Proでも十分な場合もあります。
画面分割機能と操作時のモタつきの違い
まず、Play2Video Proには画面分割機能はありません。上図のようにYouTube動画を見ることはできますが、シンプルに1画面内に同時に表示できるのは1アプリのみです。
一方で、P3には2画面分割(Split View)という便利な機能があります。例えば、下図のようにカーナビを表示しながらYouTubeを再生といったマルチタスクな表示・操作が可能です。
また、Play2Video Proの場合はメモリやCPUの性能がギリギリなので、以下の通り、古めのスマホのような動作のモッサリ感があります。
- 動画再生時に読込待ち時間が発生する
- タッチ操作の反応がワンテンポ遅れる
- 2時間ほど使用中に1回程度たまに再起動発生(筐体はかなり熱い状態)
実際にAmazonプライムビデオの再生を行う場合は、動画を選択してから再生が始まるまで下図のようなぐるぐる表示の読込待ち時間が毎回5秒ほど発生しました。
ただ、動画再生が始まればほぼ何も操作しないので実質問題無いとも感じましたし、この程度のモッサリ感であれば、気持ちに余裕が持てれば、私は許容範囲と感じました。
よって、操作性の比較結果をまとめると以下のような違いとなります。
- Play2Video Pro:許容可能だが動作のモタつき等あり
- P3:動画読込もスムーズでタッチ操作の反応も速い
YouTubeとAmazon Prime Videoしか見ないし、シンプルに使えればよいと言う方には、Play2Video Proでも十分です。
ただ、マルチ画面表示やウィジェットの画面配置カスタマイズなどこだわって使いたい方には、OttoAibox P3の方が満足度高くお使いいただけます。
HDMI出力の有無と活用シーン
HDMI出力機能の有無も大きな違いです。
OttoAibox P3はHDMI端子を搭載しており、後席モニターなどに出力できます。これにより、以下のようなシーンで活用が可能です。
- カーナビ画面とは別に後部座席で動画再生
- 家の中でもTVと接続して動画・音楽アプリを利用
一方、Play2Video ProにはHDMI出力機能が非搭載です。
そのため映像をカーナビ画面以外の外部ディスプレイで表示する使い方はできないです。
ただ、前席モニターで動画再生できれば十分という方には全く問題にはならないので、ご自身の利用シーンに合わせてお選びいただければと思います。
起動時間と動作の安定性
Play2Video ProはAndroid OS 12ベースのシステムを搭載しており、起動時間は約15〜20秒前後です。
処理がシンプルな分、特定アプリでの安定動作には優れています。ただし、重いアプリや同時に複数のアプリを開いたりすると、多少の動作ラグが発生することがあります。
一方で以下の点において、OttoAibox P3は安定性に優れています。
- 8コアCPUスナドラ665と8GB RAM搭載で処理能力が高い
- 複数アプリ同時起動時でも動作がスムーズ
- 大きめの筐体採用で放熱設計に優れ、長時間使用に向いている
ほぼ動画アプリ再生専用でシンプルに使いたい方は、最低限の動作をこなすPlay2Video Proで十分です。
長距離移動で使う機会も多く、動画・音楽に加えてナビアプリも同時に使いたい方は、OttoAibox P3の快適性が最大限に活かせるため、おすすめです。
Play2Video Pro/P3 Lite/P3比較一覧表
最も価格の安いオットキャストPlay2Video Proと、最も上位のP3、中間のP3 Liteの3機種を比較一覧表にすると以下の通りです。
機種名 | 位置付け | 実売 価格 |
SoC (CPU) |
メモリ/ ストレージ |
SIMカード 対応 |
Android OS |
アプリ 利用/追加 |
2画面 分割比 |
HDMI 対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Play2Video Pro |
超格安 | 1.9 万円 |
△ 非公開 |
△ 2GB 16GB |
× | ◎ ver.12 |
利用:○ 追加:× |
× | × |
【24年10月発売】 OttoAibox P3 Lite |
標準 | 3.7 万円 |
◎ Qualcomm SM6125/2GHz |
○ 4GB 64GB |
◎ nano SIM クラウドSIM |
◎ ver.12 |
○ | ◎ 5:5 3:7 |
× |
OttoAibox P3 |
最上級 | 6.0 万円 |
◎ Qualcomm SM6125/2GHz |
◎ 8GB 128GB |
◎ nano SIM クラウドSIM |
◎ ver.12 |
○ | ◎ 5:5 3:7 |
△ (出力 のみ) |
以上、5つのポイントから見るオットキャスト Play2Video ProとOttoAibox P3の比較でした。利用目的や利用頻度に応じて、ご自分に合った方をお選びいただければと思います。
Play2Video Proの使い方と設定手順
オットキャスト Play2Video Proは、誰でも簡単に使える超格安AIBOXとして人気ですが、正しい使い方の手順を知っておくことで、トラブルに遭う確率を抑えつつお使いいただけます。
ここでは、接続から動画アプリの活用、アップデートまでを詳しく解説します。
接続と初期設定の手順
基本的に、Play2Video Proは車のUSBポートに挿すだけですぐに使い始められます。
理由は、複雑な事前設定が不要なプラグ&プレイ方式が採用されているためです。以下の手順にて初期設定が行えます。
- 車を始動させ、CarPlay対応車載ディスプレイの起動を確認
- Play2Video本体をUSBタイプA/C端子へ付属ケーブルで接続
- 数十秒でCarPlayモードにてPlay2Videoのホーム画面が表示
- 歯車アイコンよりWi-Fi接続設定を実施
- 画面上に利用可能アプリアイコンが表示され利用可能に
車のディスプレイがタッチパネル式の場合、Play2Video Proの操作も全てタッチパネルで直感的に行えます。
スマホと同様の操作感なので、私の感覚では一般的な純正カーナビの操作よりもはるかに簡単に操作でき、安心感があります。
動画アプリの使い方と活用方法
Play2Video Proには、YouTubeやNetflixなどの人気動画アプリが標準搭載されているため、追加のアプリインストールは不要ですぐに動画視聴が可能です。
動画アプリの活用方法は以下のとおりです。
- ホーム画面でYouTube, Netflix, アマプラのアイコンをタップ
- 初回のみ各アプリのアカウント情報を入力してログイン
- 見たい動画を検索+選択
- 車内スピーカーと連動して高音質で再生
特に、子供など同乗者とのドライブでは車内の時間を有意義に過ごせるのでとてもおすすめです。
もし、後部座席のモニターにも映像出力したい場合は、Play2Video Proだと非対応なので、後ほど説明する上位モデルの HDMI付きOttoAiBox P3をご検討いただければと思います。
ちなみにPlay2Video Proでは、走行中でも動画視聴できてしまいますので、安全に配慮いただいて運転者が画面を見るのは信号待ちなどの停車中に限定してお使い下さい。
FOTA対応アップデートの方法と注意点
Play2Video ProはFOTA(Firmware Over The Air)に対応しており、本体単体でアップデートが可能です。
これは、スマホのようにWi-Fi経由でシステムを最新状態に保てる機能です。アップデート手順は以下の通りです。
- Wi-Fiに接続(スマホのテザリングでも可)
- ホーム画面のOTAアイコンをタップ
- 最新バージョンがあれば「One-click Update(上図)」をタップ
- ダウンロード後に自動再起動し、更新処理開始し十数分程度で完了
注意点としては以下の通りです。
- アップデート中は電源を切らない
- 車両停車状態での実施が推奨
- データ通信量が多くなるため、テザリング時は注意
- アップデート内容や通信環境により十数分以上必要
実際に私もアップデートを行ってみましたが、ダウンロードのみだと5分以内に完了したものの、そこから再起動してインストールが完了するまでには上図の「DO NOT power off !」の画面が15~20分ほど継続しました。
電源を切るとマズい時間が20分ほど続くのと、なるべく安全に作業いただくため、アップデートは停車中に実施いただくのがおすすめです。
ただ、定期的にアップデートを行うことで動作の安定性や対応アプリのセキュリティー性などが向上するので、必要に応じて実施いただくのもおすすめです。
ワイヤレスCarPlay/Android Autoの接続方法
Play2Video Proは、ワイヤレスCarPlayおよびAndroid Autoの両方に対応しています。
スマホをケーブルを使わずに、Bluetooth及びWi-Fiで自動接続できます。接続手順は以下の通りです。
- Play2Video Proを車へUSB接続し起動
- スマホのBluetoothをオンにしてPlay2Videoとペアリング
- ペアリング完了すると、自動でWi-Fi接続開始
- CarPlay/Android Autoが自動起動、ホーム画面表示
- 2回目回以降は車を始動すれば自動接続
ワイヤレスCarPlayやAndroid Autoは、スマホをポケットやカバンに入れたままでも接続できる快適さが魅力です。
もしも接続エラーが続く場合は、スマホの再起動や一度ペアリングを解除することで改善される場合があります。
以上が、オットキャスト Play2Video Proの使い方に関する詳細な手順です。
初めてAIBOXを使う方でも、手軽に安く快適な車内エンタメ環境を準備できるのが、Play2Video Proの最大の特長と言えます。
まとめ | Play2Video Proは買い?P3との比較と選び方
Play2Video Proがおすすめのユーザー
コスパ重視でシンプルな使い方を求める方にはPlay2Video Proがおすすめです。
理由は、必要最小限の機能に絞った設計で、価格が抑えられているからです。
以下のような方には特にPlay2Video Proが最適と言えます。
- 主にYouTube, Netflix, アマプラ動画を見たい方
- 1台目としてAIBOXを試してみたい初心者の方
- 子共用やセカンドカー用に安価なモデルを探している方
Play2Video Proはオットキャスト製品の中でも最も手軽なモデルであり、価格とシンプルな使いやすさのバランスを優先するユーザーにおすすめです。
OttoAibox P3がおすすめのユーザー
一方で、高機能・多用途を求める方にはP3が最適です。
理由は、Play2Video Proに比べて拡張性や処理性能が段違いに高いためです。
以下のようなケースに当てはまる方は、P3を選択いただくのがおすすめです。
- ナビアプリ利用が必須でアプリ追加やカスタマイズをしたい方
- 2画面分割機能でナビ案内と動画視聴を同時に使いたい方
- HDMIで後席モニターなどに映像を出力したい方
- 長距離移動や家族旅行など長時間・多頻度で使いたい方
- 画面タッチ操作の反応が遅いのは我慢できない方
OttoAibox P3は高価格帯ではあるものの、その分、本気で使いたい人に応える性能を備えています。
AIBOXに期待する性能・機能が高めで、格安品を買って後悔しそうな方は、最初から高性能なP3を買っておくのもおすすめです。
ちなみに私は、1台目にCarlinKit V3(現在は廃版)と呼ばれる格安モデルを購入し、使ってるうちに不満を感じるようになったので、後からOttoAibox P3を購入しました。
購入前に確認すべきポイント
最後に、オットキャスト Play2Video ProとOttoAibox P3の選び方で迷った際のチェックポイントをご紹介しておきます。購入前には、以下の点を必ず確認いただくのがおすすめです。
- 使いたいアプリがPlay2Video Pro対応か
- 画面分割やHDMI出力などの機能は無しでよいか
- 車がCarPlay有線接続に対応しているか(CarPlay対応のUSBタイプAまたはC端子必須)
- 予算・機能・使用頻度を考えるとどちらが満足できそうか
以上の通り、予算と機能のバランスを使用頻度も考えながら整理することが、後悔しないAIBOX選びにつながります。
大まかに言いますと、「価格・動画のみ重視」ならPlay2Video Pro、「性能・拡張性重視」ならOttoAibox P3という比較ポイントに絞って考えると、判断しやすくなると思います
以上が、オットキャスト Play2Video ProとOttoAibox P3の比較や選び方にとして確認すべき視点となりす。自分に合ったモデルを見極めて、快適な車内エンタメ環境をご準備いただければと思います。
Play2Video ProとOttoAibox P3以外も含めたオットキャストのラインナップ全体の比較結果について場合は。こちら”【全種類比較】オットキャスト おすすめどれがいいかランキング“の記事にまとめましたので、もしよければ、合わせてご参考にどうぞ。
Ottocast(オットキャスト)のOttoAiboxやCar TV Mateがあれば、カーナビやディスプレイオーディオの画面でYouTube・Amazonプライム動画が走行中も見れるようになり、同乗者にも喜ばれる快適なドライブができます。[…]