オットキャストP3Pro/P3/P3Lite/E2の違い5項目と選び方5パターン

オットキャスト OttoAibox P3 Pro(プロ)・P3・P3 Lite(ライト)・E2の4モデルは違いが分かりにくく、見た目こそ少し違うもののどれがいいか選び方で迷う人も多いです。

オットキャストP3 Pro/P3/P3Lite/E2の違い5項目と選び方5パターン

オットキャストのAIBOXの中で P3 Pro は最新かつ最上級モデルですが、実は使い方次第では最新・最上級=最適とは限らない場合もあるので、慎重に選んでいただくのがおすすめです。

P3 Proはスペック面は他モデルより優れる一方で、前モデルのP3より価格が5,000円ほど高いのに対し、P3は発売後2年以上経過して価格も底打ち感があってお得です。

また、メモリ容量やHDMI機能を削除してコストパフォーマンスを追求したP3 Lite・E2は、P3よりさらに10,000円ほど安い価格で、ちゃんと動画視聴は可能です。

そこで本記事ではオットキャスト P3 Pro、P3、P3 Lite、E2について、以下の通り共通点・違いの整理結果と、使い方に合わせた後悔しない各モデルの選び方を解説していきます。

この記事で分かるオットキャスト4機種(P3 Pro/P3/P3 Lite/E2)情報

とは言え、P3 Proなど4機種の違いと各機種の優位性について、結論から言うと以下の通りで、総合的にはP3 Proが優位であることには間違いありません。

【結論】P3 Pro等4機種の違い5点と優位性
  • 価格の違い:E2が最安
  • ハード性能の違い:大差無いがP3 Proが最強
  • ソフト性能の違い:P3 Proが最強
  • 通信接続性能の違い:P3 Proが最強
  • 音声AI性能の違い:大差無いがP3 Proに優位性は無し

ここで紹介させていただく内容は、以下の通り私が実際にオットキャスト各モデルを使い込んでみて分析した内容ですので、それなりに参考にしていただけると思います。

この記事の信頼性
  • OttoAibox4台・3年以上使っている私の経験から各モデル共通点と違いをご紹介
  • カーオーディオ開発歴20年の私の経験を元にした各モデルの選び方をご紹介
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自動車エンジニア

KYO(きょー)

  • 自動車会社で車内の企画開発を20年担当
  • 年間30車種以上試乗し最新技術を分析中
  • 開発現場で得た車ノウハウをブログ発信中

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目次

オットキャストP3 Pro/P3/P3 Lite/E2とは|違いが無い共通点

オットキャストP3 Pro/P3/P3 Lite/E2とは|違いが無い共通点

オットキャストのパッケージ写真:P3 Pro(左)/E2(中央)/P3(右)

オットキャストOttoAibox P3 Pro・P3・P3 Lite・E2は、有線接続可能なCarPlay対応車に後付けで機能追加できる車載デバイスです。

Apple CarPlayでは使えなかったYouTube・Amazonプライムなど様々なアプリが純正カーナビ画面で利用可能になります。

ここでは、オットキャストOttoAiboxシリーズであまり大きな違いの無い、共通の特徴について以下3つ観点で解説していきます。
■

  • 有線CarPlay対応車で動画アプリ利用可能
  • 工具不要で誰でも簡単に取り付け可能
  • 基本はネット接続前提だがオフライン利用も可能

 

有線CarPlay対応車で動画アプリ利用可|OttoAibox共通の特徴1

有線CarPlay対応車で動画アプリ利用可|OttoAibox共通の特徴1

OttoAibox P3 Proの動画アプリPrime Video利用例

オットキャストOttoAiboxシリーズは、Apple CarPlay対応車であればUSBポートへの有線接続により、上図のように動画などのあらゆるアプリが車の画面で利用可能になります。

ちなみにP3 ProとE2の2機種については、本体底面の接続方式選択スイッチを切り替えることでAndroid Autoの有線接続にも対応できるので、スバル・BMWの一部などCarPlayの有線接続が使えない車種にも接続可能です。

とは言え、OttoAiboxの仕組みとして、CarPlayまたはAndroid Autoの通信を利用してカーナビとやりとりする設計になっているので、そもそもCarPlayまたはAndroid Auto非対応の車種では動作しない仕様です。以上をまとめると以下の通りです。

  • P3 Pro・E2:有線CarPlay/Android Auto対応車でのみ動画アプリ等利用可
  • P3・P3 Lite:有線CarPlay対応車でのみ動画アプリ等利用可

CarPlay対応の車が登場してそろそろ10年になるので、多くの車で使える環境になりつつあるとも言えます。

もし、CarPlay非対応の車で動画アプリ利用などを行いたい場合は、こちら”アップルカープレイ後付け方法のおすすめ4パターン比較と値段“の記事にCarPlayを後付けする4パターンの裏技をまとめてみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

 

USB接続+WiFi設定のみで簡単取り付け可|OttoAibox共通の特徴2

USB接続+WiFi設定のみで簡単取り付け可|OttoAibox共通の特徴2

OttoAibox E2と車とのUSBケーブル接続例

オットキャストOttoAiboxの取り付けは非常に簡単で、上図のように車の通信用USBポートに付属ケーブルを挿し、Wi-Fiなどの初期設定を行うだけです。内装パネルを外す必要もなく、配線ミスの心配もありません。

付属品として変換アダプタが同梱されているので、車側のUSBポートがタイプAでもタイプCでもどちらでも大丈夫です。ちなみに、タイプA搭載のトヨタ車・レクサス車などは電源補助ケーブルの割り込み接続が必要になる場合が多いですが、こちらも同梱されているので心配ありません。

USBポートへの接続後は、スマホの初期設定とほぼ同じでWi-Fiなどの通信設定を行えば一旦取り付け作業完了なので、5分程度あればOKです。以上をまとめると以下の通りです。

  • 通信用USBポートに接続
  • 電源補助ケーブルを接続(タイプAの一部車種)
  • WiFi等ネット接続設定(スマホと同じ)

カー用品の取り付け作業に全く自信が無い方でも、簡単にできてしまうので安心です。

 

基本はネット接続前提だがオフライン利用可|OttoAibox共通の特徴3

基本はネット接続前提だがオフライン利用可|OttoAibox共通の特徴3

OttoAibox P3 Proのオフライン再生利用例

オットキャストOttoAiboxは、基本的にはインターネット接続を前提としたデバイスです。例えばYouTube動画のストリーミング再生やGoogleマップのナビ案内を使う場合、OttoAiboxのネット接続が必要です。

一方で、Amazonプライム・U-Next動画やAppleミュージックの音楽再生など、コンテンツの事前ダウンロードが可能なアプリもあるので、ローカルストレージに保存しておくことでネット接続を使わずにオフライン再生することも可能です。上図はプライムビデオのダウンロード作品一覧画面の例です。

インターネット接続手段としては、以下の4通りがあります。

  • 物理SIM接続
  • クラウドSIM接続
  • 車内WiFi接続
  • WiFi+スマホテザリング接続

オンラインまたはオフラインのどちらをメインで利用されるかでインターネット接続される場合の最適な手段は変わってきます。

  • オフライン動画/音楽再生利用がメイン:テザリング or 格安物理SIMがおすすめ
  • オンライン動画/音楽再生やナビアプリ利用:クラウドSIM or 車内WiFiがおすすめ

私のようにオフライン再生メインで通信料を節約したい場合は、格安の物理SIMと、いざという時のためにスマホテザリングを併用いただくのがおすすめです。

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■

オットキャスト P3 プロなど4機種の違い徹底比較

オットキャスト P3 プロなど4機種の違い徹底比較

オットキャストAIBOX本体とパッケージ写真:P3 Pro(左)/E2(中央)/P3(右)

ここからは本題である、オットキャストOttoAibox P3 Pro・P3・P3 Lite・E2の違いについて、価格・性能・快適性・安定性の観点から詳しく比較していきます。

まずは4機種の価格や仕様を一覧表にまとめると下表の通りです。

P3 Pro P3 E2 P3 Lite
実売価格 約5.0万円 約4.6万円 約3.4万円 約3.7万円
発売時期 2025年 2023年 2025年 2024年
CPU ◎
Qualcomm
SM6225/
2.4GHz
○
Qualcomm
SM6125/
2GHz
○
Qualcomm
SM6125/
2GHz
○
Qualcomm
SM6125/
2GHz
メモリ
(RAM)
8GB 8GB 4GB 4GB
ストレージ
(ROM)
128GB 128GB 64GB 64GB
HDMI出力 ○ ○ × ×
マルチカラー
イルミ
× ○ × ×
OS ◎
Android 13
○
Android 12
◎
Android 13
○
Android 12
Home UI ◎
OttoDrive3.0
○
OttoDrive2.0
○+
OttoDrive2.5
○
OttoDrive2.0
FOTA対応
(不具合対策等
ファーム更新)
○ ○ ○ ○
2画面分割
調整比
○
5:5
3:7
○
5:5
3:7
○
5:5
3:7
○
5:5
3:7
2画面分割
左右入替
○ × × ×
2画面分割
設定保存
○ × × ×
任意アプリ
メニュー登録
○ × × ×
対応車種
(接続方式)
◎
有線CarPlay
or
有線
AndroidAuto
対応車
○
有線CarPlay
対応車のみ
◎
有線CarPlay
or
有線
AndroidAuto
対応車
○
有線CarPlay
対応車のみ
SIM対応 ○
NanoSIM
クラウドSIM
○
NanoSIM
クラウドSIM
○
NanoSIM
クラウドSIM
○
NanoSIM
クラウドSIM
Wi-Fi
テザリング
○ ○ ○ ○
デュアル
Wi-Fi
(無線CP/AA
+ホットスポット
同時接続)
○ × ○ ×
CarPlay
接続性
○ ○ ○ ○
AndroidAuto
接続性
○ ×
接続不安定
×
接続不安定
×
接続不安定
独自AI
アシスタント
△
有料
× × ×
Chat GPT △
ブラウザ利用
△
ブラウザ利用
△
ブラウザ利用
△
ブラウザ利用
Google
アシスタント
△
やや不安定
△
やや不安定
△
やや不安定
△
やや不安定
Gemini △
やや不安定
○ ○ ○
AI起動 ○
メニューバー
アイコンタップ
△
メニューバー
ホーム長押し
○
メニューバー
アイコンタップ
△
メニューバー
ホーム長押し

OttoAiboxの在庫が豊富でわりと安く手に入るオットキャスト公式ストア|P3 Pro では、 期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフでご購入いただけるセール中です。こちらのセール終了日は未定なので、安く手に入れたい方は、お早めにご購入いただくのがおすすめです。

次章より、各項目について詳しく解説していきます。

 

【違い1】OttoAibox 価格比較

【違い1】OttoAibox 価格比較

OttoAiboxシリーズ4機種を実売価格の安い順と発売時期が新しい順に並べると以下の通りです。

  • 実売価格安い順:E2 < P3 Lite < P3 < P3 Pro
  • 発売新しい順:P3 Pro > E2 > P3 Lite > P3
P3 Pro P3 E2 P3 Lite
実売価格 約5.0万円 約4.6万円 約3.4万円 約3.7万円
発売時期 2025年 2023年 2025年 2024年

まず結論として、E2が3万円台前半と最も価格が安く、2025年発売と新しいモデルでもあることが分かります。さらにここで意外なのが、P3 Liteの後継モデルにあたるE2の方が数千円ほど安いことです。

ハードウェア性能としてはE2とP3 Liteは同等ですが、ソフトウェア性能としては後継のE2の方がAndroid OS12→13に進化しており、より優れています。

さらにE2は、上位モデルのP3 ProやP3と比較しても機能的にできることはほぼ同じで、大きな違いがあるとするとタッチ操作のレスポンスの安定性やHDMI出力の有無程度です。上図はE2のホーム画面ですが、私が使ってみた限りでは何の支障も無く快適に操作できました。

以上より、OttoAiboxシリーズの中で新しいモデルでありながら最安で手に入るE2が最もコストパフォーマンスに優れると言えます。

 

【違い2】OttoAibox ハードウェア性能比較

【違い2】OttoAibox ハードウェア性能比較

ハードウェアの違いは、正直、明らかに体感できるほどの性能差には直結しないです。例えば、iPhone15とiPhone16に対し、触った瞬間に違いが分かる人なんてほとんどいないのと同じです。

P3 Pro P3 E2 P3 Lite
CPU ◎
Qualcomm
SM6225/
2.4GHz
○
Qualcomm
SM6125/
2GHz
○
Qualcomm
SM6125/
2GHz
○
Qualcomm
SM6125/
2GHz
メモリ
(RAM)
8GB 8GB 4GB 4GB
ストレージ
(ROM)
128GB 128GB 64GB 64GB
HDMI出力 ○ ○ × ×
マルチカラー
イルミ
× ○ × ×

とは言え、上図のように2画面分割表示で複数アプリを同時利用している場合や動画アプリでスライダーをドラッグしながら早送り・巻き戻しする場合など “処理負荷の高い操作” を行う際には応答の素早さとして差が出る場合もあるので、少しでも操作上のストレスを避けたい方は、より高性能なハードウェア搭載モデルがおすすめです。

わずかとは言え違いが出てくるのがCPUとRAMの仕様ですが、最も高性能なP3 Proの場合、CPUがスナップドラゴンSM6225 2.4GHz、RAMが8GBと、AIBOX界隈では最も優れた仕様となっています。

CPUの型番は数字が大きい方が一般的に高性能ですし、動作周波数も数字が大きい方が高性能であるケースが多いです。つまり、P3 Proは、1世代前のスナップドラゴンSM6125 2GHz採用の他3モデルと比べて、CPU性能として優位です。

RAMにおいても4GB 搭載のP3 LiteやE2に対し、P3 ProとP3は容量2倍の8GBが搭載されており、こちらもメモリ性能として優位です。まとめると以下の通りです。

  • 最強ハードウェア(最新CPU+8GBメモリ):P3 Pro
  • ほぼ最強ハードウェア(新しめCPU+8GBメモリ):P3
  • 廉価ハードウェア(新しめCPU+4GBメモリ):P3 Lite/E2

また、後席モニターに映像表示させたい場合用のHDMI出力端子の装備有無もハードウェアの違いとしてモデル毎に差があり、下図赤枠部の通り、P3 ProとP3にはHDMI出力端子が装備されてますが、P3 LiteとE2には端子そのものがありません。

OttoAibox P3 ProとP3のHDMI出力端子

OttoAibox P3 ProとP3のHDMI出力端子

まとめると以下の通りです。

  • HDMI出力端子有:P3 Pro/P3
  • HDMI出力端子無:P3 Lite/E2

 

【違い3】OttoAibox ソフトウェア性能比較

【違い3】OttoAibox ソフトウェア性能比較

ハードウェアとは異なり、ソフトウェアの違いは、画面操作の快適性に大きく影響します。特に違いが大きいのは2画面分割表示に関する操作性仕様です。上図はOttoAibox E2の2画面分割表示例ですが、OttoAibox P3 Pro、P3、P3 Lite、E2は全てのモデルで2画面分割表示に対応しており、AmazonプライムビデオとGoogleマップの同時表示なども可能です。

P3 Pro P3 E2 P3 Lite
OS ◎
Android 13
○
Android 12
◎
Android 13
○
Android 12
Home UI ◎
OttoDrive3.0
○
OttoDrive2.0
○+
OttoDrive2.5
○
OttoDrive2.0
FOTA対応
(不具合対策等
ファーム更新)
○ ○ ○ ○
2画面分割
調整比
○
5:5
3:7
○
5:5
3:7
○
5:5
3:7
○
5:5
3:7
2画面分割
左右入替
○ × × ×
2画面分割
設定保存
○ × × ×
任意アプリ
メニュー登録
○ × × ×

一方で、P3 Proでは2画面表示への切替えが直感的で分かりやすい手順で可能なのに対し、他の3モデルでは長押し操作が必要なやや分かりにくい手順です。

  • P3 Pro:2画面表示アイコン短押し後1つ目2つ目と順にアプリ選択
  • P3・P3 Lite:1つ目のアプリ表示中に戻るアイコン長押し後2つ目のアプリ選択
  • E2:1つ目のアプリ表示中にホームまたは戻るアイコン長押し後2つ目のアプリ選択

また、P3 Proでは以下の観点でも他の3モデルよりも操作性に優れています。

  • 2画面表示の左右入替え操作が可能
  • 2画面表示を行ったアプリ組合せを保存し次回呼出し可能

P3 Proでは中央の分割境界線をタップすると下図のように2画面入替えまたは保存のメニューがポップアップメニューで表示されますが、P3 Pro以外のモデルにはこの機能は無いです。

OttoAibox P3 Proの2分割画面入替え・保存ポップアップメニュー表示

OttoAibox P3 Proの2分割画面入替え・保存メニュー表示例

以上より、直感的にで分かりやすい操作性を重視される方は、P3 Proを選択いただくのがおすすめです。

 

【違い4】OttoAibox 通信快適性比較

【違い4】OttoAibox 通信快適性比較

通信に関する性能としては、インターネットへの接続性と、スマホとのCarPlay/AndroidAuto接続性との2つがありますが、大きく違いが出るのは後者のスマホ接続性です(インターネット接続性は4機種ともほぼ同じ)。

P3 Pro P3 E2 P3 Lite
対応車種
(接続方式)
◎
有線CarPlay
or
有線
AndroidAuto
対応車
○
有線CarPlay
対応車のみ
◎
有線CarPlay
or
有線
AndroidAuto
対応車
○
有線CarPlay
対応車のみ
SIM対応 ○
NanoSIM
クラウドSIM
○
NanoSIM
クラウドSIM
○
NanoSIM
クラウドSIM
○
NanoSIM
クラウドSIM
Wi-Fi
テザリング
○ ○ ○ ○
デュアル
Wi-Fi
(無線CP/AA
+ホットスポット
同時接続)
○ × ○ ×
CarPlay
接続性
○ ○ ○ ○
AndroidAuto
接続性
○ ×
接続不安定
×
接続不安定
×
接続不安定

とは言え、そもそも車のカーナビがCarPlay対応であることがOttoAibox利用の大前提なので、カーナビ側では無くあえてOttoAibox側にスマホをCarPlayやAndroidAutoで接続する必然性は概ね以下2つの場合に限られます。

  • 車が有線のみのCarPlay対応時に無線CarPlay接続したい
  • 車がCarPlayのみ対応時にAndroid Auto接続したい

まず、スマホを無線でCarPlay/Android Auto接続したい人は、デュアルWi-Fi対応のP3 ProまたはE2がおすすめです。

  • P3 Pro・E2:デュアルWiFi対応
  • P3・P3 Lite:デュアルWiFi非対応

デュアルWi-Fi対応だとスマホ経由のCarPlayアプリとAiBox経由の動画アプリがスムーズに画面切替可能ですが、デュアルWi-Fi非対応だとWi-Fi経由のネット接続で動画アプリを使うには毎回スマホのWi-Fi接続を切断する手間が発生して面倒です。

次に、Android Auto接続したい人は、正直、P3 Pro一択です。実は他の3モデルでもAndroid Auto接続対応可能とはなっていますが、スマホやカーナビの機種によっては接続できない場合も多く、私の環境でスマホ数機種と数種類の車で試してみた限り、P3 Pro以外のモデルでは接続できないか、接続できたとしても使いものにならないレベルで接続に時間がかかりました。

  • P3 Pro:Android Auto対応可
  • P3・P3 Lite・E2:Android Auto対応可だが不安定

アンドロイドスマホユーザーにとっては、Android Auto非対応のCarPlay対応車でAndroid Auto接続が可能になるのはありがたい話なので、P3 Proを選択いただくのがおすすめです。

 

【違い5】OttoAibox AIアシスタント安定性比較

【違い5】OttoAibox AIアシスタント安定性比較

正直言うと、AIアシスタントは真剣に使う機能では無く、遊び半分で使ってみる程度がおすすめです。

なぜなら、局所的に便利と感じる点はあるものの、まだまだ使い勝手として不完全な部分が多いからです。ましてや、IT最大手Googleが作り込んだGeminiなどのAIアシスタントが無料利用できる中、わざわざ有料料金を払ってまで使うのはもったいないと私は感じています。

上図はP3 Proに搭載の音声認識AIの切り替え画面ですが、あまり使えない「基本版」は無料ですが、ちゃんと使える「Pro版」は購入後3ヶ月または1000回以内は無料ですが、その後は有料です。

P3 Pro P3 E2 P3 Lite
独自AI
アシスタント
△
有料
× × ×
Chat GPT △
ブラウザ利用
△
ブラウザ利用
△
ブラウザ利用
△
ブラウザ利用
Google
アシスタント
△
やや不安定
△
やや不安定
△
やや不安定
△
やや不安定
Gemini △
やや不安定
○ ○ ○
AI起動 ○
メニューバー
アイコンタップ
△
メニューバー
ホーム長押し
○
メニューバー
アイコンタップ
△
メニューバー
ホーム長押し

各機種のAIアシスタント対応状況のポイントをまとめると以下の通りです。

  • P3 Pro:有料だが高性能な独自AI利用可、Geminiは動作不安定
  • P3・P3 Lite・E2:独自AI無いが、Geminiは安定利用可

できれば無料でAIアシスタントを使ってみたい人や既にスマホでGeminiを使っている人は、Geminiの安定動作を優先させ、現時点ではP3 Pro以外のモデルを選択いただくのがおすすめです。

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■

オットキャストP3 Pro/P3/P3Lite/E2の選び方5パターン

オットキャストP3 Pro/P3/P3Lite/E2の選び方5パターン

前章で解説させていただいた各モデルの違いを踏まえ、ここでは以下の5パターンに分けてオットキャストOttoAiboxの選び方について解説していきます。

  • コスパ重視の選び方
  • 性能重視の選び方
  • 有線CarPlay非対応車で利用時の選び方
  • 後席モニター利用時の選び方
  • アンドロイドスマホ利用時の選び方

自分の使い方に合う1台を選ぶヒントにしていただければ幸いです。

 

コスパ重視の選び方|OttoAibox E2

コスパ重視の選び方|OttoAibox E2

コストパフォーマンス重視で選ぶ場合は、迷わずOttoAibox E2一択です。

理由は、OttoAiboxシリーズの中で価格が最も安いにも関わらず、全モデル共通の基本機能である動画も含めたアプリ利用が問題無くできるからです。上図の通り他モデル同様、動画+ナビ案内の同時表示など高負荷な処理も可能です。

  • コスパ重視 ⇒ E2

価格を抑えつつ、他モデルとほぼ同じ使い方ができるので、特に以下の場合にOttoAibox E2はおすすめです。

  • とにかく予算を抑えたい
  • 週末のみの利用が多く使用頻度が低い
  • Aiboxは初めてで軽く試してみたい

 

性能重視の選び方|OttoAibox P3 Pro

性能重視の選び方|OttoAibox P3 Pro

最新のハードウェア・ソフトウェアをベースとした快適性能を重視する場合、P3 Proが1番の候補になります。

理由は、最上級のハードウェア採用による高い処理性能と、最新のソフトウェアUI採用による使いやすい操作系をあわせ持つことで、様々なシーンで快適に利用できるからです。上図はP3 Proのホーム画面ですが、お気に入りのアプリを画面下端のドッグに登録できるなど使いやすく進化したUIとなっています。

  • 操作性能や快適性重視 ⇒ P3 Pro

他モデルと比べて最も快適な使い方ができるのは間違いなく、特に以下の場合にOttoAibox P3 Proはおすすめです。

  • 操作がモタつくとストレスを感じる人
  • 動画+ナビなどの2画面同時表示が多い
  • ほぼ毎日使うので使用頻度が高い

 

無線CarPlayのみ対応車利用時の選び方|OttoAibox P3 Pro/E2

無線CarPlayのみ対応車利用時の選び方|OttoAibox P3 Pro/E2

スバルやBMWの一部車種などかなり限定されますが、ワイヤレスCarPlayや有線Android Autoには対応しているものの有線CarPlayには非対応の車が存在します。

OttoAiboxが使える前提条件は、原則、有線CarPlay接続対応できることなので、上記の車種ではこれまでAiboxは利用不可能でした。

しかし、2025年に発売されたOttoAibox P3 ProとE2には、上図赤枠のような有線Android Auto接続モード切替スイッチが新たに搭載されました。これにより、スイッチをCPからAAにスライドさせることでスバルやBMWの一部車種でもAndroid Auto接続モードにてAiboxが利用可能になりました。

よって、有線接続がCarPlay非対応かつAndroid Auto対応のみの車種では、OttoAibox P3 ProまたはE2の2択となります。2択のうちどちらとするかは以下の通りです。

  • 有線Android Autoのみ対応車かつコスパ重視 ⇒ E2
  • 有線Android Autoのみ対応車かつ快適性重視 ⇒ P3 Pro

 

後席モニター利用時の選び方|OttoAibox P3 Pro/P3

後席モニター利用時の選び方|OttoAibox P3 Pro/P3

オットキャストP3 ProのHDMI出力からリアモニターへの接続表示例

後席モニターへOttoAiboxの映像を表示させたい場合、HDMI出力端子付モデルを選択いただくのがおすすめです。HDMI出力端子はP3 ProまたはP3に搭載されており、P3 LiteやE2には非搭載です。

よって、後席モニターへHDMI出力したい場合は、OttoAibox P3 ProまたはP3の2択となります。2択のうちどちらとするかは以下の通りです。

  • HDMI出力必要でコスパ重視 ⇒ P3
  • HDMI出力必要で快適性重視 ⇒ P3 Pro

 

アンドロイドスマホ利用時の選び方|OttoAibox P3 Pro

アンドロイドスマホを使っている方で、お乗りの車がワイヤレスAndroid Autoに非対応の場合は、P3 Proがおすすめです。

理由は、P3 Pro以外の3モデルでは、接続が不安定で実質Android Auto接続機能が使えない場合が多いからです。もちろん、Android Auto以外の機能に関しては他の3モデルも全く問題無く使えます。

  • ワイヤレスAndroid Auto非対応車でアンドロイドスマホ利用 ⇒ P3 Pro

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まとめ|オットキャストP3 Pro/P3/P3Lite/E2の違いと選び方

まとめ|オットキャストP3 Pro/P3/P3Lite/E2の違いと選び方

オットキャストOttoAiboxは、 P3 Pro、P3、P3 Lite、E2と種類が多いですが、各モデルの違いを正しく理解いただければ、機種選びの失敗を防ぐことができます。最後にもう一度、各モデルの違いと選び方ついてまとめておきます。

OttoAibox P3 Pro、P3、P3 Lite、E2には、まとめると以下5つの違いがありました。

オットキャストP3 Pro等4機種の違い5点と優位性
  • 価格の違い:E2が最安
  • ハード性能の違い:大差無いがP3 Proが最強
  • ソフト性能の違い:P3 Proが最強
  • 通信接続性能の違い:P3 Proが最強
  • 音声AI性能の違い:大差無いがP3 Proに優位性は無し

一方で4機種のOttoAiboxには以下3つの共通点もありました。

オットキャストP3 Pro等4機種の共通点
  • 有線CarPlay対応車で動画アプリ利用可
  • 工具不要で誰でも簡単に取り付け可
  • 基本はネット接続前提だがオフライン利用可

以上を踏まえたOttoAibox 4機種の選び方パターンは以下の通りでした。

オットキャストP3 Pro等4機種の選び方
  • コスパ重視 ⇒ E2
  • 操作性能や快適性重視 ⇒ P3 Pro
  • 有線Android Autoのみ対応車でコスパ重視 ⇒ E2
  • 有線Android Autoのみ対応車で快適性重視 ⇒ P3 Pro
  • HDMI出力必要でコスパ重視 ⇒ P3
  • HDMI出力必要で快適性重視 ⇒ P3 Pro
  • 無線Android Auto非対応車でアンドロイドスマホ利用 ⇒ P3 Pro

このように、オットキャストOttoAiboxの選び方としては、各機種で何ができるかに惑わされること無く、自分が何を重視して使いたいかを能動的に想像いただくのがおすすめです。

ちなみに、オットキャスト公式ストア|P3 Pro では、 期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフでご購入いただけるセール中です。こちらのセール終了日は未定なので、安く手に入れたい方は、お早めにご購入いただくのがおすすめです。

以下公式ページから最新価格がご確認いただけます。

以上、ここではOttoAibox各モデルの違いと選び方について書かせていただきましたが、OttoAibox以外も含めたオットキャスト全モデルを対象とした選び方については、こちら”オットキャスト おすすめどれがいいかランキング“の記事にまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

KYO(きょー)のアバター KYO(きょー) 自動車エンジニア

大阪大学大学院修了後、大手自動車メーカーでIVI(カーナビ・ディスプレイオーディオ)などの車室内開発を20年間担当。専門分野は車の音響システムとHMIの企画・設計。開発現場での経験を元に「車でYouTubeを見る方法」など、車内の快適化ノウハウを世に広める事をライフワークにブログ執筆中。愛車はダイハツ コペン (ダイヤトーン仕様)、ポルシェ 718 (BOSE仕様)、フォルクスワーゲン ティグアン (ハーマン/カードン仕様)。
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