iPhoneやアンドロイドスマホを車の画面に映せるミラーリングを活用すると、カーナビ・ディスプレイーオーディオのモニターでGoogleマップなどのナビアプリやYouTube・Amazonプライム・TVerなどの動画アプリが快適に使えます。
一方で、数年前までは以下の課題があり、ミラーリングで簡単に動画を楽しむのは正直少し難しかったのも事実です。
- ほとんどの車はHDMI非搭載でスマホを接続できない
- スマホを接続したところで走行中は映像表示できない
しかし最近、CarPlay対応車であればHDMI端子が無くてもミラーリング可能かつ走行中も映像表示可能な、オットキャスト Mirror Touch(ミラータッチ)・Car TV Mate(カーテレビメイト)と言う画期的な機器が発売されました。
そこでここでは、両機器を徹底的に比較すると共に購入前に知っておくべき注意点について、実際に購入して使ってみた経験を元に解説していきます。特にミラータッチは映像表示と同時に車のタッチパネルで操作ができる今までに無い便利な製品ですが、カーテレビメイトと比べると対応スマホや車種が少ないので注意が必要だったりします。
- HDMI無しでスマホを車載画面表示させたい人
- ミラータッチがちゃんと使えるか不安な人
- ミラータッチとカーテレビメイトどちらを選ぶか迷っている人
は特に参考にしていただけるかと思います。
ミラータッチとカーテレビメイトの比較ポイント4点
ここでは、似てそうで実は全然別物である、オットキャストのMirror Touch(ミラータッチ)とCar TV Mate Pro(カーテレビメイトプロ)シリーズ製品の比較結果について解説していきます。
1) ミラーリング映像信号の入力方式の違い
ミラータッチとカーテレビメイトは、どちらもミラーリング機器ではありますが、映像信号の入力方式が大きく異なります。
ミラータッチの場合、DisplayPort Alternate Mode(ディスプレイポート オルタネートモード)と呼ばれる規格に対応したスマホのUSB タイプC端子から出力された信号をオットキャストへ入力し、一部のCarPlay接続対応車種のディスプレイにミラーリング表示が可能です。
一方、カーテレビメイトの場合は、スマホのUSBタイプC端子またはライトニング端子から出力された信号を一度HDMIへ変換し、オットキャストへはHDMI端子で信号入力されます。
よって、iPhone 14以下やアンドロイドスマホのミラーリング表示に留まらず、外付けDVDプレイヤーやFireTV Stickなど様々な機器を接続して映像表示させることも可能で、下図のように発売から5年以上経過した古めのiPhone SE2でも問題無くミラーリングが可能です。
結果として、iPhone15以降などミラーリング方式としてDP対応のスマホと、トヨタ・フォルクスワーゲン・メルセデスベンツなどオットキャスト側が完全対応している車種との組み合わせでは、追加アダプターは一切不要でミラータッチ本体のみで接続可能であり、配線がシンプルでスッキリした車室内にできます。
逆に、iPhone14以前などのDP非対応のスマホをお使いの場合は、ミラーリング方式としてHDMIを利用するため、変換アダプターは必要ですが対応スマホ・対応車種の幅が広いカーテレビメイトとの組み合わせが最適と言えます。
このように、普段お使いのスマホや車のディスプレイ入力端子の仕様に応じて、どちらの製品が適しているかご判断いただければと思います。
2) ミラーリング画面の操作方法の違い
ミラータッチとカーテレビメイト系の機器では、ミラーリング接続後の車載画面の操作方法にも大きな違いがあります。
ミラータッチはその名の通り、車載ディスプレイを直接タッチ操作することでスマホ画面をコントロールできてしまうのが最大のメリットです。これは私KYOが知る限り、ミラータッチが世界初の画期的な機能です。(もし他に同様の機器が存在したらすいません…)
一方、カーテレビメイトでは、スマホ側でのタッチ操作は全く問題無ではあるものの、車載画面に表示されたスマホ映像の直接タッチ操作は不可です。
このため、車載ナビ画面から直感的に操作したい場合にはミラータッチが断然便利です。例えば、走行中に助手席の同乗者が動画や音楽のタイトル検索や再生をしたい場合、ミラータッチであれば車載ナビ画面の操作だけで完結しますし、人のスマホを触る抵抗感も少し緩和されます。操作性の良さを重視するなら、やはりミラータッチの方が優れています。
3) 接続機器対応力の違い
ミラータッチとカーテレビメイト系では、接続できるスマホや外付け機器の対応力にも違いがあります。
ミラータッチは、DP対応のGalaxy S20以降、Google Pixel 8以降などアンドロイドスマホと特に相性が良く、アンドロイドならではの画面2分割マルチタスク表示だと車載ナビ画面の大きさが活かせて非常におすすめです。上図の例は、画面左側がYahooカーナビ、右側がU-NEXTの動画表示です。
また下図の例は、画面左側がGoogleマップ、右側がApple Musicの歌詞表示です、Android Autoだと動画や歌詞表示が不可能なので、これまではAIBOXを使う必要がありましたが、ミラータッチを使えばこのような表示・操作が可能です。
もちろん、iPhoneでもiPhone16eを除くiPhone15以降のUSBタイプC搭載モデルであれば、ミラーリング接続できます。
一方、カーテレビメイトは、DP対応/非対応に関わらず、HDMI変換アダプターケーブルと組み合わせることで、最近のスマホであれば、iPhoneだろうがアンドロイドだろうがほぼ全ての機種に対応しています。加えて、DVDプレーヤー、Amazon Fire TV Stick、地デジチューナーなどHDMI出力可能な幅広い機器に対応しています。
まとめると以下の通りです。
- DP対応アンドロイドスマホ(GalaxyS20以降等)
- DP対応iPhone(15以降だが16eは除く)
- ほぼ全てのスマホ(iPhone14以前含む)
- CD/DVDプレーヤー
- Amazon Fire TV StickHDMIケーブル(+変換アダプタ)
- 地デジチューナー
- ビデオカメラ
例えば、カーテレビメイトと以下のようなDVDプレーヤーを組み合わせることで、最近のDVDデッキが無い車でもDVDが見れるようになります。
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また、カーテレビメイトと以下のような地デジテレビチューナーを組み合わせることで、テレビが見れ無い輸入車などでもテレビが見れるようになります。
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以上の対応機器を参考に、ご自分のスマホや使いたい機器によって、ミラータッチとカーテレビメイトのどちらがより最適かを総合的にご検討いただくのがおすすめです。
4) ワイヤレス化機能対応力の違い
こちらは個人的にはメイン機能では無いと感じているものの、ミラーリング機能に加えてCarPlay等のワイヤレス化機能が搭載されているモデルもあります。
ミラータッチは、CarPlayのワイヤレス化機能のみ搭載しており、有線のみのCarPlay対応車種にiPhoneを接続する際、ケーブル無しでの接続ができます。ちなみに一般的なAIBOXとは異なり、スマホ無しでYouTubeやAmazonプライムなどのアプリを利用することはできません。
一方のカーテレビメイト系は、以下3種類のラインナップ毎にワイヤレス化機能に違いがあります。ネーミングが最近のiPhoneに似てるのが少し気になりますw
- Car TV Mate:ワイヤレス化機能無
- Car TV Mate Pro:CarPlayワイヤレス化機能有
- Car TV Mate Pro Max:CarPlay/Android Auto両方のワイヤレス化機能有
なるべく配線を減らしてスッキリさせたい、スマホを毎回接続するのが面倒、と感じられている方は、ミラーリングに加えてワイヤレス化の機能も手に入れることができるので、お得であるとも言えます。
ミラータッチとカーテレビメイトの最新価格と機能比較
以下の通り、2025年6月時点でのオットキャストミラータッチ及びカーテレビメイト関連製品の主な違いを一覧表でまとめてみました。機種選びのご参考に活用いただけると幸いです。
ミラーリング 機器 |
価格 | ミラーリング映像 HDMI/USB変換入力 |
ミラーリング映像 USB入力&画面タッチ |
走行中 映像表示対応 |
外付けDVDプレーヤー/ Fire TV Stick対応 |
ワイヤレス CarPlay対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
Mirror Touch |
△ ¥26,000~ |
× | ○※ DP対応スマホのみ 反応しない車種あり (レクサス等) |
○ | × | ○ |
APP HDMI IN |
○ ¥20,000~ |
○ | × | ○ | ○ | × |
Car TV Mate | ○ ¥20,000~ |
○ | × | ○ | ○ | × |
Car TV Mate Pro |
△ ¥24,000~ |
○ | × | ○ | ○ | ○ |
簡単にまとめると、以下の通り何を重視されるかに応じて、お選びいただければます。
- DP対応スマホをお持ちかつ操作性重視される場合:Mirror Touchがおすすめ
- コスパや接続機器の汎用性・拡張性を重視される場合:Car TV MateまたはCar TV Mate Proがおすすめ
ミラータッチ・カーテレビメイトの最新価格を確認されたい場合は、こちらのオットキャスト公式ストアからご確認いただけます。今なら、期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフで購入できるセール中ですが、セール終了日は未定となっているので、少しでも安く手に入れたいと思われてる方は、お早めに購入いただくのがおすすめです。
また、上記全ての機器では、キャンセラー等の追加部品取付けや改造は一切不要で、走行中であっても映像表示を可能です。
とは言え、ドライバーが運転中に映像を見るのは大変危険であり、以下政府広報オンラインの通り、道路交通法違反に該当します。走行中の映像視聴については助手席や後席の人のみが見る前提とお考えいただき、安全最優先の上でミラーリング機能をご活用いただければと思います。
出典:政府広報オンライン
ミラータッチとカーテレビメイトによるミラーリング5つの注意点
ここからは、ミラータッチとカーテレビメイトによるミラーリング接続において、注意すべき5つの点について、私の経験も踏まえて書かせていただきます。下表の通り、ミラータッチとカーテレビメイト両方に関わる注意点と片方の製品のみに関わる注意点があります。
注意点 | ミラー タッチ |
カーテレビ メイト |
---|---|---|
1] 有線CarPlay 対応車種でのみ利用可能 |
● | ● |
2] 車載画面タッチ操作は DP対応スマホのみ利用可能 |
● | – |
3] 車載画面タッチが 反応しにくい車種あり |
● | – |
4] HDMI変換アダプター 追加の必要性 |
– | ● |
5] ケーブル接続中なのに スマホ充電不可 |
– | ● |
これら各機種の注意点はデメリットと言い換えることもできますが、上表の通り、1機種あたりで言うと計3点となり、デメリットの数としても性能的に互角な位置付けにあります。
1] 有線CarPlay対応車種でのみ利用可能
オットキャスト ミラータッチやカーテレビメイトは、有線CarPlayに対応した車種でのみ利用可能です。
これは、両製品がCarPlay接続用のUSBポートを介して映像信号を車に入力する仕組みだからです。例えば2016年式以前の輸入車や2022年式以前の国産車ではトヨタ・日産・ホンダ・スズキ問わず、CarPlay非対応の車種が多数あり、そのような車では接続できないです。
ミラータッチやカーテレビメイトでミラーリング利用時の対応車種として、以下の注意点があります。
- 車が有線CarPlayに対応しているか確認が必要
- USB端子が装備されていてもCarPlay対応でなければ使用不可
- CarPlay対応でも無線のみ対応(BMWやスバルの一部車種)では使用不可
ミラータッチやカーテレビメイトの購入前には、ご自分の車が有線CarPlay対応かを必ず確認いただくのがおすすめです。
2] 車載画面タッチ操作はDisplayPort対応スマホのみ利用可能
車載画面側を直接タッチしてスマホ側を操作できる機能は、DisplayPort出力に対応したスマホでなければ使えません。
理由は、タッチ操作結果の制御信号と映像信号の両方を双方向で通信させるのにDisplayPort Altモードが必要になるからです。
USBタイプC対応のアンドロイドスマホであっても、全機種が対応しているわけではなく、GalaxyS20以降、Google Pixel 8以降、Xperia1/5/10 III以降、AQUOS R6以降など、基本的には2021年以降発売かつ限られた上級機種だけがDisplayPort出力に対応しています。
- 使用スマホがDisplayPort Alt Mode対応か
- iPhoneの場合は15以降かつ16e以外か
例えばiPhone16eはUSBタイプC端子を搭載していますが、コストダウンのため、DisplayPort未対応なので、スマホを買い直さない限り車載画面からの操作はできません。
ミラータッチの購入前には宝の持ち腐れにならないよう、対応スマホを事前に確実にご確認いただくのがおすすめです。
代表的なスマホのDP alt mode対応可否 | |
---|---|
SAMSUNG Galaxy S20以降 | 対応 |
SAMSUNG Galaxy S10以前 | 非対応 |
SAMSUNG Galaxy Aシリーズ | 非対応 |
Google Pixel 8以降 | 対応 |
Google Pixel 8以前 | 非対応 |
Xperia 1 III以降 Xperia 5 III以降 Xperia 10 III以降 |
対応 |
AQUOS R6以降 AQUOS sense8以降 |
対応 |
AQUOS R5以前 AQUOS sense7以前 |
非対応 |
3] 車載画面タッチが反応しにくい車種あり
ミラータッチを利用する際に、DP対応スマホと有線CarPlay対応車種の組み合わせで使用しても、残念ながら一部の車種では車載画面のタッチ操作が反応しにくいケースがあります。
不具合の要因としてはいくつか考えられますが、車側のディスプレイのタッチ位置(座標)検出結果をスマホ画面上の操作位置(座標)と整合させる際に、画面のサイズ・アスペクト比・描画エリアがミラータッチ内部のソフト処理で考慮しきれていない可能性が高いです。
私KYOが実際に経験した症状は以下の通りです。
- スクロールやフリックは反応するがタッチが反応しない
- タッチ位置とズレた場所にあるアイコンが反応する
- 画面の一部しかタッチが効かない
- スクロールがスムーズに動かない
- タップしても反応が1秒以上遅れる
対策としては、
- iOSとAndroidのミラーモード選択ミスが無いか確認
- ミラータッチのファームウェアを最新化
- オットキャスト側の対策ソフト開発を待つ
などの対策で改善する場合があります。
実際に私が確認できた不具合事例ですが、レクサスの一部CarPlay対応車種では、2025年6月現在ミラータッチの機器側が完全対応できていないようで、ミラーリング表示やスクロール・スワイプ操作はできるもののタッチ操作がうまく反応しない状態でした。下図の通り、押した場所と違う場所が反応してしまう状態です…不具合対策ソフトが早めにリリースされることを祈ってます。
さらに上記(1)(2)の対策まで実施してみたものの改善しなかったので、(3)を気長に待とうかと思ってます。実際に確認してみた車種は2022年式レクサス新型RXコネクテッドナビ搭載モデルです。よって基本設計が同じである2022年式以降の他のレクサス車やアルファード・ヴェルファイアでも同様の現象が発生することが想定されます。下図の通り2025年6月時点の最新ファームウェアバージョンへ1023から1027に更新しましたが、レクサスでは一部機能が利用できませんでした。
一方で、フォルクスワーゲン、メルセデスベンツ等の輸入車やアルファード・ヴェルファイア以外のトヨタ車では問題無くお使いいただけると思います。実際、2021年式トヨタヤリスクロスでは下図の通り問題無く利用できました。
もしも反応が悪いと感じた際は、スマホ・ミラータッチ・車載ディスプレイのどこに要因があるか慎重に見極めるべきと考えますが、どうしようも無い場合は、サポートに問い合わせたり、ミラータッチ本体の不具合報告機能を使ったりするのも手です。
どの車種がミラータッチに完全対応かは、まだまだ情報が少ないですが、私KYOが確認した結果をまとめると以下の通りです。今後も追加で確認できた車種があれば、こちらの記事を更新していきたいと思います。
- ミラータッチ完全対応車種(ミラーリング/タッチ操作共に可能)の例:
トヨタ純正ナビ搭載車(ヤリス、ヤリスクロス、カローラ、カローラクロス、RAV4、ハリアーなど)、
フォルクスワーゲン純正ナビ搭載車(ゴルフ、ティグアン、パサートなど) - ミラータッチ不完全対応車種(ミラーリングは可能だがタッチ操作うまく反応しない)の例:
レクサスコネクテッドナビ搭載車(新型NX、新型RXなど)
4] HDMI変換アダプターケーブル追加の必要性
カーテレビメイトをiPhone14以前のライトニング端子搭載モデルで使う場合、ライトニングをHDMIに変換するアダプターが別途必要になります。
理由は、iPhone14以前のスマホではDP AltモードやHDMI出力に直接対応していないためです。
このため、Apple Lightning Digital AVアダプタと呼ばれる変換アダプターなどを使ってHDMI信号に変換しないと映像を出力できません。
- iPhone14以前 ⇒Apple Lightning Digital AVアダプター+HDMIケーブル
- iPhone15以降 ⇒USB TypeC to HDMI 変換ケーブル
- 最近のアンドロイド ⇒USB TypeC to HDMI 変換ケーブル
ここで、Lightning Digital AVアダプターを利用される場合、サードパーティー製の非純正アダプターの方が安くて買いやすい状況にありますが、動作が不安定になってしまう製品もあるため、在庫がある限りはMFi認証済のApple純正品がおすすめです。
Apple Lightning - Digital AVアダプタ
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このように、カーテレビメイトを利用される場合は、パッケージに含まれている機器だけでは接続が完結せず、変換アダプターやケーブル等の追加機器が必要になる点をご理解いただければと思います。また、これらの追加部品は残念ながら追加費用や配線の煩雑さにもつながってしまうので、こちらも事前にご留意いただければと思います。
5] ケーブル接続中なのにスマホ充電不可
ミラータッチ使用時はスマホのUSB端子へ給電しながら利用可能ですが、カーテレビメイト使用時は接続端子から給電しながら使うのは不可能です。
これはカーテレビメイト使用時はUSB端子をHDMI映像用に変換して利用する一方で、一般的にHDMIは映像信号用の規格であり、スマホに給電できるほどの電流には対応していないためです。
ただし、スマホ側のUSB端子をHDMI端子へ変換する際に充電用USBと映像出力用HDMIに分岐させる変換アダプタを利用したり、ワイヤレス充電を活用したりするなど、さらなる追加機器を駆使することでスマホへの給電を行うこともできます。
給電可否や別の代替充電手段の確認は、見落とされがちなポイントではあるものの、動画を再生する際は長時間スマホを稼働させ続けることになるので、バッテリーの消費はそれなりに大きく、実際の使用時にストレスを感じやすい点なので、何らかの対策を実施いただくのがおすすめです。
まとめ | オットキャストミラータッチとカーテレビメイト比較結果
最後に改めて、オットキャスト ミラータッチとカーテレビメイト関連製品の比較結果の表を掲載しておきます。
CarPlay対応 映像入力機器 |
価格 | ミラーリング映像 HDMI/USB変換入力 |
ミラーリング映像 USB入力&画面タッチ |
走行中 映像表示対応 |
外付けDVDプレーヤー/ Fire TV Stick対応 |
ワイヤレス CarPlay対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
Mirror Touch (ミラータッチ) |
△ ¥26,000~ |
× | ○※ DP対応スマホのみ 反応しない車種あり (レクサス等) |
○ | × | ○ |
KEIYO APP HDMI IN |
○ ¥20,000~ |
○ | × | ○ | ○ | × |
Car TV Mate | ○ ¥20,000~ |
○ | × | ○ | ○ | × |
Car TV Mate Pro |
△ ¥24,000~ |
○ | × | ○ | ○ | ○ |
- DP対応スマホをお持ちかつ操作性重視される場合:Mirror Touchがおすすめ
- コスパや接続機器の汎用性・拡張性を重視される場合:Car TV MateまたはCar TV Mate Proがおすすめ
※こちらのオットキャスト公式ストアでは、期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフで購入できるセール中です。ただしセール終了日が未定なので、少しでも安く手に入れたいと思われてる方は、お早めに購入いただくのがおすすめです。
以上、ここではオットキャストミラータッチとカーテレビメイトの比較結果と購入前に知っておくべき注意点について書かせていただきましたが、そもそもスマホを接続せずに車の画面で動画再生やナビ案内を使いたいという場合はAIBOXの方がしっくりくるかもしれません。おすすめのAIBOXについては、こちら”CarPlay AI Boxおすすめ5選“の記事に詳しくまとめましたので、もし良ければ合わせてご参考にどうぞ。
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