オットキャストのOttoScreen AI(オットスクリーンAI)と ScreenFlow(スクリーンフロー)は、見た目はほぼ同じすが、実は使えるアプリの種類数が全然違うため、その人の使い方によってどちらを選ぶべきかが全く変わります。
また、多くの方はCPUやメモリ容量の差に注目しますが、お使いの車がCarPlayやAndroid Autoに対応済かどうかによっても、どちらを選ぶべきかが変わる点も重要です。

例えば以下ような利用シーンの違いによって、どちらのモデルが最適かが変わります。
- ナビ・動画アプリをメインで使いたい場合
- ナビ・動画以外にもSNS・AIアプリ使いたい場合
- 1人の移動が多い場合
- 家族や2人以上での移動が多い場合
よってここでは、Screen AI(スクリーンAI)とScreenFlow(スクリーンフロー)両モデルの基本機能やメリット・デメリット・違いを詳しく比較していきます。そして、ご自身の使い方に最も適したモデルはどちらか?を見つけられるよう解説していきます。
オットキャストScreen AI/ScreenFlowとは?基本仕様比較

オットキャストのScreen AI(スクリーンAI)とScreenFlow(スクリーンフロー)は、多くの純正ナビでは難しい動画アプリの視聴や、Apple CarPlay/Android Auto機能の後付けを可能にするポータブルディスプレイオーディオです。
簡単な後付け作業で快適な車内エンタメ環境が手に入る点は共通ですが、特に両モデルの違いとして知っておきたいのは、以下の点です。
- Screen AI:AIアシスタント含む様々なアプリが自由に追加可能な高機能重視モデル
- Screen Flow:Apple CarPlay/Android Autoと動画アプリに機能を絞ったコスパ重視モデル
こちらのコンセプトの違いを理解しておくことで、自分に合ったモデルをより明確に選ぶことができます。
ここでは、両モデルの基本的な仕様や違いについて比較していきます。
OttoScreen AI/ScreenFlowの違い比較一覧
両モデルの仕様を比較一覧表に整理すると以下の通りです。
| Screen AI | ScreenFlow | |
|---|---|---|
| 価格 | 3.6 万円 |
3.1 万円 |
| 画面サイズ | ○ 11.4インチワイドHD |
○ 11.4インチワイドHD |
| SoC (CPU) |
○ 8コア |
△ 4コア |
| メモリ/ ストレージ |
○ 4GB/64GB |
△ 2GB/32GB |
| Android OS |
◎ ver.15 |
○ ver.13 |
| 対応アプリ (インストール 可能アプリ) |
◎ 基本全て (動画/音楽/ ナビ/ブラウザ/ ゲーム/SNS) |
○ 動画系のみ |
| 対応アプリ (オンライン 利用制約) |
○ 内蔵アプリ限定だと制約無 (CP/AAアプリと 内蔵アプリ同時利用NG) |
△ 地図/動画アプリの オンライン同時利用不可 (CP/AAアプリと 内蔵アプリ同時利用NG) |
| AIアシスト 対応 (音声操作) |
○ 全アプリ |
△ CP/AAアプリ のみ |
| 操作応答性 | ○ 良好 |
△ 多少のモタツキ, タイムラグ有 |
| 画面レイアウト 見やすさ |
△ 時計文字小さい/ カメラアイコン削除不可 |
○ 良好 |
| 対応車種 | ○ 12Vソケットまたは USB-C付車種全て |
○ 12Vソケットまたは USB-C付車種全て |
| 音声出力方式 | ○ AUX/Bluetooth/ FMトランスミッター |
○ AUX/Bluetooth/ FMトランスミッター |
| CP/AA接続中の 本体ネット接続 |
× | × |
| SIMカード 対応 |
× | × |
| HDMI対応 | × | × |
代表的な違いは以下の通りです。
- 価格: Screen AIは高性能・高機能な分やや高い
- 操作応答性: Screen AIの方が素早く安定的
- 対応アプリ: Screen AIは全アプリ、ScreenFlowは動画アプリ限定
- AIアシスタントの制御対象範囲:Screen AIのみ全内蔵アプリで利用可
Screen AI は、その製品名の通りAIアシスタントが内蔵アプリ全てを対象に利用できるのが強みです。一方でScreenFlowでもAIアシスタント自体は利用でき、対象がCarPlay/Android Auto対応アプリに限定されるものの、その分シンプルに操作できる点が魅力です。
簡単にまとめると以下の通りです。
- 価格・機能のシンプルさ重視の人 ⇒ ScreenFlowがおすすめ
- 操作応答性・AIアシストの幅広さ重視の人 ⇒ Screen AIがおすすめ
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これら両モデルの代表的な違いを理解しておくことで、購入時にいろいろ迷う時間を減らすことができます。
ScreenAI/ScreenFlow共通の特徴

両モデルは、一部の機能には違いがある一方で、車内エンタメを充実させる後付けディスプレイオーディオとしては、上図のように大画面で動画が見れるなど多くの共通点があります。
特に、スマホを軸として車内を快適にしていく流れである現代のカーライフと相性が良く、通勤や送迎など普段の運転環境でも一気に車内が快適になるのが実感できます。
両モデルに共通して便利だと感じる主な点は以下の通りです。
- 大画面で動画アプリ視聴が可能
- CarPlay/Android Auto後付け可能
- 簡単にDIY取付け可能(固定スタンドは同構造)
- 純正ナビを残しつつ後付け可能
11.4インチの大画面で動画が見られるようになるのはもちろん、たとえ古めのカーナビ搭載車でも車種を問わず後付け可能な点も全く共通です。
具体的には、以下の条件を満たせば、どちらのモデルも共通で取り付け可能です。
- DC12VソケットまたはUSB-C端子搭載車
- オーディオ機能がAUX/Bluetooth/FMラジオのいずれか対応車
以上より、どちらのモデルを選んでいただいたとしても、ほぼ全ての車種で移動時間が間違いなく快適になります。
オットキャストScreen AI vs ScreenFlowの違いを徹底比較

OttoScreen AI(オットスクリーンAI)とScreenFlow(スクリーンフロー)は、両方とも車内のエンタメ性能を向上させる後付けポータブルディスプレイオーディオですが、機能・操作感・価格・利用シーンでの向き不向きが異なるので、違いをご理解いただいた上で、ご購入検討いただくのがおすすめです。上図左側がScreenFlow、右側がScreen AIです。
ここでは、以下4つのポイントで両モデルの違いを徹底比較していきます。
- 機能/操作性比較
- コストパフォーマンス比較
- 対応車種適正比較
- 実際の利用シーン比較
次章より、詳しく解説していきます。
機能/操作性比較|利用可能アプリの種類/AIアシスタント/タッチ操作応答性

まずは最も大きな違いである機能性・操作性で比較すると、下表の通りスクリーンAIの方ができることが多く操作も快適です。インストールが可能アプリは、上図左のScreenFlowだと一部の動画アプリなどに限定されるのに対し、上図右のScreen AIだとPlayストアの全アプリとなります。
| Screen AI | ScreenFlow | |
|---|---|---|
| 対応アプリ (インストール 可能アプリ) |
◎ 基本全て (動画/音楽/ ナビ/ブラウザ/ ゲーム/SNS) |
○ 動画系のみ |
| 対応アプリ (オンライン 利用制約) |
○ 内蔵アプリ限定だと制約無 (CP/AAアプリと 内蔵アプリ同時利用NG) |
△ 地図/動画アプリの オンライン同時利用不可 (CP/AAアプリと 内蔵アプリ同時利用NG) |
| AIアシスト 対応 (音声操作) |
○ 全アプリ |
△ CP/AAアプリ のみ |
| 操作応答性 | ○ 良好 |
△ 多少のモタツキ, タイムラグ有 |
機能/操作性の3つの違いと理由
具体的に、両モデルの違いが明確な、対応アプリ・AIアシスタント制御範囲・操作性の3項目について、その理由と共に深掘りしてみます。
Screen AIがScreenFlowと大きく違うポイントとその理由は以下の通りです。
- 対応アプリ:Google Playストア対応のため幅広いアプリが追加利用可能
- AIアシスタント:アプリが追加によりGeminiやChat GPTを利用可能
- 操作応答性:高性能SoC・大容量メモリ搭載のため操作応答良く安定利用可能
Screen AIは、ScreenFlow 比で2倍となる8コアSoCや同じく容量2倍となる4GMメモリを搭載しており、自由にアプリが追加できるハードウェア環境が整えられています。
よって、ソフトウェア環境としてもGoogle Playストアに対応しており、GeminiアプリやChat GPT(ブラウザアプリ)などAIアシスタントアプリのインストールや快適動作が可能であったり、余裕のある操作応答性が確保されていたりします。
オンラインアプリ利用時の注意点
ここで注意が必要なのが、どちらのモデルもCarPlay/Android Autoアプリと本体内蔵アプリはオンラインでは同時利用不可である点です。
各アプリは以下それぞれの流れでオンライン接続されますが、Wi-Fi接続は以下2つは同時接続できない仕様なので、どちらか1つのみの接続となります。
- CarPlay/Android Autoアプリ:Wi-Fi経由でスマホと接続しオンライン接続
- 本体内蔵アプリ:Wi-Fi(テザリング/モバイルルーター)経由でオンライン接続
よって、例えば、CarPlay/Android AutoでGoogleマップを利用している場合、Amazon Primeのオンライン動画を再生することはできず、対策として事前ダウンロードしたものをオフライン再生することになります。
逆に、Amazon Primeのオンライン動画再生中は、CarPlay/Android AutoのGoogleマップアプリが使えないので、対策としてScreen AIであれば本体内蔵のGoogleマップアプリを利用することになります。
AIアシスタントアプリ利用時の違い
Screen AIであればGeminiやChat GPTが利用可能で、特にGeminiを活用することで他の動画や音楽など内蔵アプリを起動・再生制御することも可能です。
一方で、ScreenFlowでもAI機能が全く使えないわけでは無く、例えば、GoogleアシスタントやSiriなどナビ地図アプリでの目的地設定や音楽アプリでの選曲の音声操作など、CarPlay/Android Autoでの操作に限定した範囲内であれば、利用可能です。
このようにAIアプリが使えると、走行中でも音声でドライブに必要な情報の検索や各種操作ができ、利便性はもちろん安全性でのメリットもあります。
以上の機能差により、動画視聴以外にもAIによる情報検索など様々な可能性を探りながら使ってみたい人には Screen AIが向いていますし、逆に必要最低限の動画アプリ視聴とCarPlay/Android Auto利用がシンプルに使えれば良い人にはScreenFlowが扱いやすいと言えます。
対応車種適正比較|ほぼ全車種可だがCP/AA対応車にはScreen AI推奨
両モデルとも、CarPlay/Android Auto機能を後付けできるモニターとして多くの車種で使用できますが、より多くの車と親和性が高いのはScreen AIです。
理由として、最近では既にCarPlay/Android Auto対応済の車が多くなってきた中で、以下の通りScreen AIの方が、装着することによって追加で使えるアプリが圧倒的に多いからです。上図右側のようにCarPlay/Android Auto対応車は既に音楽・ナビ地図などのアプリには対応済なので、動画アプリなどそれら以外のアプリが利用可能にならないとありがたみが分かり辛いのです。
- Screen AI:利用可能アプリはCP/AAと動画・音楽・ナビ・ブラウザ・ゲーム・SNSアプリ
- ScreenFlow:利用可能アプリはCP/AAと動画アプリのみ
もしも、お使いの車がCarPlay/Android Auto未対応であれば、以下のようにScreenFlowでも十分メリットを感じられると思います。ScreenFlow装着により使えるアプリは以下の通りです。
- CarPlay/Android Auto未対応済車:実質追加利用アプリはCP/AA及び動画アプリ
- CarPlay/Android Auto対応済車:実質追加利用アプリは動画アプリのみ
以上より、現在お使いの車がCarPlayまたはAndroid Auto対応であれば、Screen AIを選択いただく方が満足度は高くなるためおすすめです。
コストパフォーマンス比較|5,000円の差額価値

両モデルの価格差は5,000円前後ですが、ご自身の使い方の中でこの差に価値が感じられるかどうかで、どちらを選択すべきかが変わります。
スクリーンAIは、動画以外も含めた利用可能アプリの多さ、操作時のタッチレスポンスの高さなど、様々なシーンで快適に利用できるのが大きな価値です。例えば上図のようにSNS(Xなど)表示ができるのはスクリーンAIのみです。
一方でスクリーンフローは、最低限の機能に特化し、動画アプリとCarPlay/Android Autoが使えれば十分な場合など、シンプルに利用できるのが特徴です。
また、車を買い替える予定がしばらく無かったり、車で移動する機会が多かったりする人など、使用頻度が多そうな場合は、5,000円の価格差はすぐに元が取れるという考え方もあります。
逆に週末しか車に乗らないなど使用頻度が少なく、かつ動画アプリさえ見られれば問題無い場合は、本当に5,000円高いスクリーンAIを選ぶべきか慎重にお考えいただいた方がよいかと思います。
以上をまとめると、価格的にどちらを選択すべきかで注目すべき点は以下です。
- 動画以外(AI/ブラウザ/SNS等)も使えることに価値を感じるか?
- タッチ操作レスポンスの速さ(イライラ防止)に価値を感じるか?
- 使用頻度は高そうか?(休日/平日両方使うか?長距離移動するか?)
上記に1つでも当てはまる人は、スクリーンAIならではの価値が生かせる可能性が高いので、約5000円の価格差をコスパ良いととらえることができます。逆に1つも当てはまらない方は、同じ5000円の価格差でもコスパ良いとは言えず、スクリーンフローで十分かもしれません。
実際の利用シーン比較|通勤や1人移動・家族や2人以上ドライブ
利用シーンの違いも、どちらのモデルを選択すべきかに影響します。
まず、通勤や1人での移動が多い場合、スクリーンAIでSNSをチェックしたり、音声でAIアシスタントを起動して調べものをしたり、アプリ対応の幅広さやAIの便利さが活かせるシーンが多いと言えます。
一方で、家族旅行や複数人で乗るケースでは大画面でSNSを表示することは考えにくいですし、AIアシスタントを使わずとも同乗者にスマホを調べてもらえば話が速い場合も多く、動画再生用途に特化してシンプルに使えれば十分とも考えられます。
シーン別でまとめると以下の通りです。
- 1人利用中心:音声AIのサポートシーンが多くスクリーンAIが最適
- 2人以上移動: 同乗者との会話で代替できるためAIの必要性低くスクリーンフローで十分
- 家族ドライブ: 子どもの動画閲覧が主ならスクリーンフローで十分
このように、スクリーンAI/スクリーンフローのどちらかが一方的に優れているわけではなく、どのような使い方をするかで最適解が変わってきます。実際の利用シーンに合わせて、必要十分なモデルをお選びいただくのがおすすめです。
Screen AI/ScreenFlowどちらを選ぶべきか?ケース別まとめ
ここまで比較してきた、スクリーンAIとスクリーンフローについて、使い方によってどちらがいいかをまとめると以下の通りです。
まずは、Screen AIが最適となる場合は以下の通りです。
- 様々なアプリ利用や将来の拡張性重視の場合
- タッチ操作の反応が悪いとイライラしてしまう場合
- 既にCP/AA対応済の車の場合
- 通勤や1人移動がメインの場合
逆にScreenFlowが最適となる場合は以下の通りです。
- 費用を抑えつつ動画アプリ利用がメインの場合
- まずは後付けディスプレイを試してみたい場合
- CP/AA非対応の車の場合
- 家族や2人以上の移動がメインの場合
このように、求める機能・CP/AA対応有無などお使いの車の仕様やシーンを想定してどちらが最適か判断いただくことでミスマッチや購入後の後悔を避けられます。
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Screen AIのメリット・デメリットと使い方

オットキャストのOttoScreen AI(スクリーンAI)は、スマホと同じレベルの多様な機能が使える、大画面の後付けディスプレイオーディオです。
特に対応しているアプリの種類の多さから、移動時に限りなく快適かつタイパ良く過ごしたいユーザーに向いています。
ただし、似た仕様のScreenFlowと比較すると相対的に価格が高いので、メリット・デメリットなどの特徴を正しく理解いただいた上でお選びいただくのがおすすめです。
ここでは、Screen AIのメリット・デメリット・使い方について詳しく紹介していきます。
Screen AIのメリット|CP/AA・ほぼ全スマホアプリ・AI利用可
Screen AIが支持される理由は、CarPlay/AndroidAuto非対応の車でもCarPlay/AndroidAutoの利用が可能かつ、ほぼ全てのアンドロイドアプリに対応しておりスマホに近い操作感を実現している点です。
Screen AIのメリットは以下の通りです。
- CarPlay/AndroidAuto非対応車でも利用可能
- 車種を選ばず30分程度で手軽にDIY取付け可能
- 主要なアプリを制限なく使用可能(動画/音楽/ナビ/ブラウザ/SNS/AI/CP/AA)
- Google Playストアからアプリの追加インストール可能
- タッチ操作応答が良くスマホのようにサクサク操作可能
特に動画/音楽/ナビアプリ以外にもブラウザ/SNS/AIなど多くのアプリをマルチタスクで同時利用できる環境を求めるユーザーに向いており、上級モデルらしい安定感があります。
ScreenAIのデメリット|ScreenFlowより価格高い
ScreenAIは高性能である反面、価格面などいくつか気になる点もあります。上級モデルであるがゆえに価格面が購入検討時のボトルネックになることも想定されます。
Screen AIのデメリットは以下の通りです。
- ScreenFlowより5,000円ほど高価格
- 動画/音楽/ナビアプリが使えれば十分な人には割高感
- オプションのカメラ機能装着無でも切替アイコン強制表示
- 一部アプリ※はGoogle Playストアからインストールしても利用不可
- ScreenFlowより時計の文字表示が小さい
※Apple Music/X/Chat GPTなどルート化済デバイスでの利用禁止アプリ(対策として旧バージョンやブラウザ経由では利用可能な場合あり)
とは言え、動画・音楽・ナビアプリ以外にも、ブラウザ・SNS・AIなどを使いたい人には、間違いなく便利で、車移動中のタイパを向上させる価格相応の価値があるとも言えます。
Screen AIの使い方パターン1|CP/AA利用有
CarPlayまたはAndroid Autoのナビ地図と内蔵動画アプリを2画面同時表示するパターンは、利便性とエンタメ性を両立させた最も人気の使い方です。
自分がどこを走行しているか確認できて安心なナビ地図を表示させつつ、同乗者を退屈させない動画アプリを画面分割で使えるため、家族や友人などと一緒に乗るシーンなどで大活躍します。
こちらの画面構成でよく使われる具体的なアプリの組み合わせは以下の通りです。
- Googleマップ+Amazonプライム
- Googleマップ+NetFlix
- Googleマップ+YouTubeプレミアム
- Googleマップ+U-Next
1点注意点として、CarPlayまたはAndroid Auto経由でGoogleマップアプリを動作させると、Wi-Fi接続がScreen AIとスマホ間の通信に占有されるため、Amazonプライムなどの動画アプリは原則、事前ダウンロードによるオフライン再生となります。
ちなみに、オフライン再生は事前にデータをダウンロードする手間は必要ですが、ここを家のWi-Fi環境で行うことで、通信料の節約やトンネルなど電波環境の悪い場所での再生トラブルを回避することができます。
Screen AIの使い方パターン2|CP/AA利用無
CarPlayやAndroid Autoを使わずに内蔵された複数アプリを2画面表示させるパターンは、Screen AIならではの使い方であり、アイディア・工夫次第でエンタメレベルを無限に広げるポテンシャルを持っています。
移動中も常にオンラインでつながり、情報をやり取りできて便利かつ安心なブラウザやSNSを表示させつつ、さらに動画コンテンツまで同時に画面分割で使えるため、とにかく車内のエンタメレベルを最大化することができます。
ブラウザやSNS表示などで移動中も常にオンラインでつながり、情報をやり取りできる利便性と安心感を確保しつつ、動画や地図を同時表示し、車内エンタメを最大化したいユーザーに向いています。
こちらの画面構成でよく使われる具体的なアプリの組み合わせは以下の通りです。
- X(Chrome経由)+Amazonプライム
- X(Chrome経由)+Googleマップ
- Chrome(ニュース/調べもの等)+Amazonプライム
- Chrome(ニュース/調べもの等)+Googleマップ
CarPlayやAndroid Autoの限定的なアプリの制約に縛られず、自由にお気に入りのアプリを表示・利用したい人におすすめの使い方です。
ScreenFlowのメリット・デメリットと使い方

オットキャストのScreenFlow(スクリーンフロー)はScreen AI(スクリーンAI)より価格を抑えつつ、動画再生やCarPlayやAndroid Autoのスマホミラーリングが利用できれば十分と感じる、マニアックな使い方は不要な一般ユーザーを中心に人気の後付けディスプレイオーディオです。
上級モデルにあたるScreen AIほどマニアックな使い方や機能は不要で、車内で動画アプリやCarPlay/Android Autoがシンプルに使いたいというニーズにぴったりです。
ここでは、ScreenFlowのメリット・デメリット・使い方について詳しく紹介していきます。
ScreenFlowのメリット|CP/AA・動画アプリ利用可
ScreenFlowは、人気の高い、動画・CarPlay/Android Auto対応に機能を絞り込むことで、ハードウェアのスペックを抑えられており、価格的にも手軽に導入できる点が魅力です。
ScreenFlowのメリットは以下の通りです。
- CarPlay/AndroidAuto非対応車でも利用可能
- 車種を選ばず30分程度で手軽にDIY取付け可能
- 主要な動画アプリは使用可能(アマプラ・YouTube・ネトフリ・TVer等)
- Screen AIより5000円ほど安い価格
ナビ・地図・動画アプリに対応していれば十分という人には過不足なく、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
ScreenFlowのデメリット|GooglePlayストア利用不可
ScreenFlowは価格を抑えている分、ハードウェア性能もコストパフォーマンスが優先されており、動画アプリ以外の追加アプリインストールは不可で、あえてGooglePlayストアにも非対応とされています。特に動画以外のアプリを積極的に利用したい人には機能不足と感じられます。
ScreenFlowのデメリットは以下の通りです。
- Google Playストアが使えず自由にアプリ追加不可
- Screen AIと比べてタッチ操作応答で多少モタツキあり
- Screen AIと比べてダウンロード用のストレージ容量が少ない
- AIアシスタントの利用範囲はCP/AA制御対象アプリに限定
とらえ方によっては機能が少ないとも言えますが、最低限の機能がシンプルに使えてコストパフォーマンスが良いとも言えます。
ScreenFlowの使い方パターン1|CP/AA利用有
こちらは、Screen AIと全く同じことが可能な使い方で、CarPlayまたはAndroid Auto経由のナビ地図と内蔵アプリの動画を2画面同時表示するパターンです。
利便性とエンタメ性を両立させた最も人気の使い方なので、実質こちらの使い方ができれば十分と感じる人も多いです。
Screen AIと同様に、ScreenFlowでもこちらの画面構成でよく使われるアプリの組み合わせは以下の通りです。
- Googleマップ+Amazonプライム
- Googleマップ+NetFlix
- Googleマップ+YouTubeプレミアム
- Googleマップ+U-Next
ナビだけはCarPlayやAndroidAuto経由で利用しながら、CarPlay/AndroidAutoでは非対応の動画再生を内蔵アプリで楽しむパターンです。
こちらの使い方でもScreen AIと同様、Amazonプライムなどの動画アプリは原則、事前ダウンロードによるオフライン再生でお使いいただくのが大前提となるので注意が必要です。
ScreenFlowの使い方パターン2|CP/AA利用無
CarPlayやAndroidAutoを使わず、動画再生に特化して使うスタイルです。
CarPlayまたはAndroid Auto接続が不要なので、Wi-Fiでインターネット接続が可能となるため、動画コンテンツのオンライン再生も可能です。
ただ単に動画再生を流し続けるだけであれば、ハイスペックなCPUやメモリは必要無いため、ハードウェア性能を抑えてコストパフォーマンスを狙っているScreenFlowに最適な使い方とも言えます。
こちらの画面構成でよく使われる具体的なアプリは以下の通りです。オンライン再生にしか対応していないTVerも視聴可能です。
- Amazonプライム全画面表示
- NetFlix全画面表示
- YouTube全画面表示
- U-Next全画面表示
- TVer全画面表示
とにかく車内で動画を快適に見たいというシンプルなニーズに対し、コストパフォーマンス良く実現できる使い方です。
まとめ|ScreenAIとScreenFlowどちらが買いか?
最後にScreen AIとScreenFlowのどちらがおすすめかを総合的にまとめると、機能性・将来性・自由度を求めるならScreen AI、価格と動画再生に特化したシンプルさを優先するならScreenFlowという結論になります。
改めて、Screen AIがおすすめなのは以下にあてはまる人です。
- 様々なアプリ利用や将来の拡張性重視の場合
- タッチ操作の反応が悪いとイライラしてしまう場合
- 既にCP/AA対応済の車の場合
- 通勤や1人移動がメインの場合
逆に、Screen Flowがおすすめなのは以下にあてはまる人です。
- 費用を抑えつつ動画アプリ利用がメインの場合
- まずは後付けディスプレイを試してみたい場合
- CP/AA非対応の車の場合
- 家族や2人以上の移動がメインの場合
このように、どのような場面でどのように使いたいかをイメージいただき、お使いの車がCarPlay/AndroidAuto対応済かどうかを改めてご確認いただければ、ご自身に最適なモデルが見えてくるため、どちらのモデルがよいか選びやすくなると思います。
| 機種名 | 実売 価格 |
SoC (CPU) |
メモリ/ ストレージ |
Android OS |
SIMカード 対応 |
内蔵可能 アプリ |
CP/AA アプリ |
音声 操作 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Screen Flow |
3.1 万円 |
△ 4コア |
△ 2GB/ 32GB |
○ ver.13 |
× | ○ ・動画 |
△ ・ナビ ・音楽 など |
△ (CP/AA のみ) |
| Screen AI |
3.6 万円 |
○ 8コア |
○ 4GB/ 64GB |
◎ ver.15 |
× | ◎ ・動画 ・ナビ ・音楽 ・ゲーム ・SNS |
△ ・ナビ ・音楽 など |
○ (全アプリ) |
どちらの機種もこちらのオットキャスト公式ストアでは、期間限定クーポンコード「AFB10」の入力で、表示価格からさらに10%オフで購入できるセール中です。ただしセール終了日が未定なので、少しでも安く手に入れたいと思われてる方は、お早めに購入いただくのがおすすめです。
可能な限り、セール終了前にご検討いただければ幸いです。
以上こちらの記事では、オットキャストScreen AIとScreenFlowはどちらがおすすめかについて詳しく解説してきましたが、純正で既に10インチ以上の大画面ディスプレイが装着済でかつCarPlayやAndroid Autoにも対応済の車種の場合、Screen AIやScreenFlowよりも純正ディスプレイを活用できるオットキャストOttoAibox P3/P3 Proの方が使いやすいケースもあります。
Screen AIやScreenFlowに加え、P3やP3 Proも含めたオットキャスト全モデルの比較結果については、こちら”【全種類比較】オットキャスト おすすめどれがいいかランキング“の記事にまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。


