知っておきたいハイレゾ対応カーナビの選び方

ここ数年のハイレゾ音源の広がりに合わせて、カーナビの世界でも少しづつハイレゾ対応が進んできています

しかし、まだ対応機種が少ないのと、一言で”ハイレゾ対応”と言ってもいろいろなパターンの対応方法があるため、ハイレゾ対応カーナビを正しく選ぶのはなかなか難しい状況にあります。

ダイヤトーンハイレゾ対応カーナビのイメージ

そこでここでは、1人の一般ユーザーとしてハイレゾ対応カーナビを実際最近購入した私が、10年以上カーナビ・カーオーディオの開発に携わっている経験も踏まえながら、ハイレゾ対応カーナビを選ぶポイントについて、書かせていただきます。

すぐに、おすすめのハイレゾ対応カーナビ比較リスト(厳選15モデル)を見たい方はこちら(ページ内リンク)からどうぞ。
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なぜハイレゾ対応のカーナビなのか?

まずは、そもそもなぜハイレゾ対応のカーナビを選んでおくべきかについて少し考えてみたいと思います。

詳しくはこちらカーナビを選ぶならハイレゾ対応にしておくべき4つの理由の記事に書かせていただきましたが、一言で言うと、以下の4つの理由があります。

  • カーナビと言えどもオーディオ性能が重要
  • ハイレゾ非対応モデルとハイレゾ対応モデルの価格差はそれほど大きくない
  • 世の中のハイレゾ普及の広がりは止められない
  • ハイレゾ対応モデルであればハイレゾ音源も従来音源(CDやMP3等)も両方再生できる

実は、車に乗っている時間の中でナビのみを集中的に使用するのは、目的地の設定をする瞬間と交差点を曲がる瞬間くらいです。 つまり道案内がメインに思えるカーナビといえども実はオーディオ機器として使用している時間の方が圧倒的に長いのです。 よって、オーディオ性能を重視して選ぶのがカーナビの実使用に合っているといえます。 また、ハイレゾ対応カーナビの方が総じてオーディオ性能が高い場合が多いです。

また、最近のカーナビはどのモデルでも十分に高性能ですし、地図更新すら簡単にできるようになったため、「ナビを買い換える」という場面が非常に少なくなりました。 「ナビを買い換える」≒「車も買い換える」タイミングという世界です。 つまり、一旦選んでしまったカーナビは次に車を買い替えるタイミングまで使い続ける可能性が高いのです。

そして、世の中のハイレゾ化は少しづつ進んでいます。 身の回りのスマホもハイレゾ対応しつつあります。 次に車を買い替えるタイミングまで「絶対に自分はハイレゾデビューしない」とも言い切れないのではないでしょうか?

また、「世の中のハイレゾ化に乗り遅れると困るかもしれないから・・・」という少し後ろ向きな理由ではなく、「せっかく新たにカーナビを買うなら、今までよりいい音質で車内で過ごせるかも!」という前向きな理由を考えてみてもよいと思います。

 

カーナビの3種類の取付サイズ構造とは?

ハイレゾ対応・非対応にかかわらず、カーナビ・カーオーディオ選びで一番大切なポイントは、取付予定の車の内装パネルにうまく取り付けれるかです。

ここのポイントをミスると、内装パネルの開口と大きさが合わずに、

  • カーナビ側が大きすぎてうまく入らない
  • カーナビ側が小さすぎて隙間ができてしまう

なんてことにもなってしまいます。

世の中のカーナビのサイズは大きく分けて以下の3つです。

  • 幅180mmの2DINタイプ
  • 幅200mmのワイド2DINタイプ
  • その他・車種専用形状タイプ

 

幅180mmの2DINタイプ

2DINタイプは、「幅180mm x 高さ100mm」の最も一般的なタイプで一番歴史的にも長く使われている「2DIN」と呼ばれるタイプです。 トヨタ・ダイハツ以外のカーメーカーで広く採用されています。

また、オートバックスなどのカー用品店で販売されている市販品ナビもほとんどがこのサイズです。

 

幅200mmのワイド2DINタイプ

2000年以降あたりのトヨタ車、続いてダイハツ車で採用された、「ワイド2DIN」と呼ばれるタイプです。 上記「幅180mm x 高さ100mm」の2DINタイプに対し、片側10mm分を両側に広げた「幅200mm x 高さ100mm」のサイズです。ほとんどのトヨタ車・ダイハツ車と、一部のスバル・日産・三菱車でも採用されている場合があります。

 

その他・車種専用形状

最近のマツダ車や、多くの高級車に見られる各車種専用の形状をしたタイプです。 専用の形状であるため、基本的に上記の2DIN・ワイド2DIN規格で開発されたナビを装着することはできません

また、いくつかの輸入車に見られる「幅180mm x 高さ50mm」の「1DIN」と呼ばれるタイプもこちらの「その他」のタイプに種類分けさせていただきました。

ごくまれに1DINサイズの空間にハマるカーナビもありますが、現在ではほとんどのモデルが、「2DIN」または「ワイド2DIN」となっています。

※スマホのようにコンパクトな形状のポータブルタイプ(Panasonicのゴリラなど)もカーナビとしては存在しますが、オーディオ機能がほとんど搭載されていないため、ここでは除外させていただきました。

 

つまりカーナビを選ぶ際、まずは取付予定の車の内装パネルが「2DIN」または「ワイド2DIN」のどちらのサイズに対応しているか確認いただくのが一番最初のステップとなります。

続いて、サイズが合うモデルの中から機能・スペック等で絞り込んでいく流れとなります。

 

ハイレゾ対応カーナビ選びの5つのポイント

それでは、具体的にハイレゾ対応の各機種の機能・スペック等の中からどこをポイントとしてみていけばよいか、私なりに書かせていただきます。 もしよろしければ、ご参考にどうぞ。

私がハイレゾナビの選択にあたって重要視するのは、以下の5点です。 実際にこの5点を考慮して、私も昨年ハイレゾ対応のカーナビを購入しました。

  • 車種専用チューニング設定の有無
  • 対応ファイルフォーマット(保存メディア)
  • 対応サンプルレート・量子化ビット数
  • アップスケーリング機能
  • 価格

 

車種専用チューニング設定の有無

ここが最も大切です。 こちらこんな方法があったのか!車の音質を劇的に向上させる2つの対策[システム編]の記事にも書かせていただいておりますが、カーオーディオの音響性能は、

  • スピーカー・アンプなど部品の性能:約20%
  • 特にスピーカーなど部品の取付状態:約40%
  • 音のバランス調整:約40%

と、音のバランス調整、すなわち専用チューニングをするかしないかで約半分が決まってしまいます。

もちろん、車種専用チューニング作業は、カーオーディオの専門ショップにお金を払って依頼することもできますが、最初からそのチューニング結果が設定できるなら、これほどリーズナブルなことはありません。 カーオーディオメーカーのプロ職人が行ったチューニング作業の工賃はそのカーナビを購入する多くの人々で少しづつ負担するという形でわずかな額だけが価格に含まれているのです。

もちろん、取付予定の車が車種専用チューニングの対象車種に含まれていない場合は、この項目は無視いただいてかまいません。

逆に、車種専用チューニングの対象車種に含まれている場合は、原則カーディーラーでの注文となりますが、車種専用チューニング設定有のモデルから選択されるのが圧倒的におすすめです。

 

対応ファイルフォーマット(保存メディア)

現時点で、ほとんどのハイレゾ配信メディアのフォーマットは「FLAC」です。 特別な事情がない限り、FLAC対応モデルを選んでおけば、問題ありません。

一部、DSD対応モデルも出てきていますが、恐らくコスト等の問題で現時点ではまだラインナップが少ないです。

ちなみに、ハイレゾ音源がダウンロードできる各ハイレゾ配信サイトでの対応ファイルフォーマットは、こちらハイレゾ音源がダウンロードできるおすすめ配信サイトと4つの注意点の記事にまとめさせていただいておりますので、もしよろしければご参考にどうぞ。

保存メディアもカーナビ内部に入れっぱなしにしておいても邪魔にならないという観点では「SDカード」対応がおすすめですが、SDカードは128GBのタイプだと一部の製品を除いて2万円程度かかります。 これに対し、USBメモリなら同じ容量でも約半額以下で手に入りますので、メモリ代という観点では、「USBメモリ」対応つまりは両対応のモデルがおすすめです。

 

対応サンプルレート・量子化ビット数

こちらは数値が高いに越したことはありませんが、現時点では、96kHz/24bit以上あればほぼ十分です。

また、対応サンプルレート・量子化ビット数が高スペックであっても、”ダウンサンプリング再生“の場合、44.1kHz/16bit等のCD音質レベルまで変換されて再生されることになります。 よって、ダウンサンプリング再生ではなくハイレゾフォーマットそのままの解像度で再生可能な”ネイティブ再生“に対応したモデルの方が音質的には有利です。

 

アップスケーリング機能

CD音質を基準とした場合に圧縮音源をCD相当にまで補正する機能と、CD相当を超えてハイレゾ相当にまで音質補正する機能があります。

詳しくは、こちらハイレゾウォークマン内蔵のDSEE-HXの効果と音質評価の記事に書かせていただきましたが、あくまで音質補正機能ですので完全にオリジナルのレベルを再現することはできないものの、また好みの差はあるものの、あればそれはそれでうれしい機能であると考えています。

 

価格

次章からのハイレゾ対応の最新カーナビ一覧表に実売価格帯を掲載しましたので、ご参考にどうぞ。

ハイレゾ対応モデルだからといって、びっくりするほど高額なわけではなく、むしろ廉価モデルすら存在します。

 

ハイレゾ対応最新カーナビの機能 x 価格一覧(幅180mmの2DINタイプ)

以下の表に2DINタイプと呼ばれる外形幅180mmサイズのハイレゾ対応カーナビを主要機能・実売価格も含めて一覧に整理してみました。

メーカー・ブランド
ハイレゾ対応ナビユニット
モデル名・型番
車種
専用
チュー
ニング
対応
ファイル
フォー
マット

保存
メディア
対応
サンプル
レート
量子化
ビット数
アップ
スケー
リング
機能
実売価格 最新価格情報・レビュー
カロッ
ツェリア
サイバー
ナビ
AVIC-
CZ901

DSD,
FLAC,
WAV,
ALAC

(USB
メモリ,
SD
カード)

・DSD:
最大
5.6MHz
/1bit
・FLAC,
WAV:
最大
192kHz
/24bit
・ALAC:
最大
192kHz
/32bit

マスター
サウンド
リバイブ
(圧縮
音源

ハイ
レゾ
音源
相当)
¥
150,000

190,000
高音質等で人気のカロッツェリアサイバーナビが2017年9月発売の本機種より、ハイレゾ音源のネイティブ再生に対応。万を辞してハイレゾ対応しただけあり、対応メディアもFLAC/WAVだけでなく、DSD/ALACにまで対応。さらにALACについてはなんと32bit音源にまで対応。同時に独自のアップスケーリング技術”マスターサウンドリバイブ”も搭載し、現存するハイレゾ対応ナビの中で間違いなく最上位機種なので最もおすすめ。
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(2017年9月12日発売)
三菱
DIA
TONE
NR-
MZ200
※1

スバル

対応
車種
のみ

FLAC,
WAV

(USB
メモリ,
SD
カード)

・FLAC:
最大
192kHz
/
24bit

・WAV:
最大
192kHz
/
24bit

(44.1kHz
ダウン
サンプ
リング)

Premi
DIA
HD
(圧縮
音源

CD
相当)
¥
150,000

190,000
NR-MZ100の後継となるダイヤトーンの高音質技術が結集され、基板設計から徹底的に高S/Nにこだわったサウンドナビの最新機種。本世代よりWAVの対応サンプルレートが192kHzに拡大された。またスバルの純正オプションにも採用されており、対象車種には上位機種NR-MZ200PREMIにしか搭載されていない31バンドイコライザー等による専用音響チューニング施行済のモデルが選択可能。スバルの対象車種への装着は絶対におすすめ。
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三菱
DIA
TONE
NR-
MZ200
PREMI

FLAC,
WAV

(USB
メモリ,
SD
カード)

・FLAC:
最大
192kHz
/
24bit

・WAV:
最大
192kHz
/
24bit

(44.1kHz
ダウン
サンプ
リング)

Premi
DIA
HD
(圧縮
音源

CD
相当)
¥
200,000

250,000
上記NR-MZ200に対し、音質設定がより細かく実施可能(イコライザーバンド数:10→31、タイムアライメント・クロスオーバー設定チャネル数増等)。上記NR-MZ200系機種で車種専用チューニングが用意されていないスバル以外の車で専門ショップレベルの高度な音質チューニングを計画しているなら本機種がおすすめ。
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Clarion
NX505

FLAC
のみ
(USB
メモリ
のみ)

最大
96kHz
/
24bit
¥
49,000

63,000
クラリオンの廉価ナビでありながら、何とハイレゾフォーマットであるFLACに対応。SDカード非対応などの制約はあるものの、非常にリーズナブルな価格でハイレゾ環境の構築が可能。コストパフォーマンスを重視したい場合におすすめ。
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KEN
WOOD
MDV-
Z704
※2

※2:
スバル

対応
車種
のみ

FLAC
,WAV

(USB
メモリ,
SD
カード)

最大
192kHz
/
24bit

K2
Tech-
nology
(全
音源

192kHz
/
32bit
相当)
¥
85,000

120,000
ハイレゾ音源のネイティブ再生と圧縮音源等の非ハイレゾ音源のハイレゾ音源相当にアップスケーリング再生に最も早く対応した機種MDV-Z702の後継にあたるKENWOOD彩速ナビの最新機種。さらにスバルの純正オプションにも採用されており、対象車種には専用音響チューニングが施行済のモデルが選択可能。スバルの対象車種への装着は絶対におすすめ。
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KEN
WOOD
MDV-
Z702
※2

※2:
スバル
/
マツダ

対応
車種
のみ

FLAC,
WAV

(USB
メモリ,
SD
カード)

最大
192kHz
/
24bit

K2
Tech-
nology
(全
音源

192kHz
/
32bit
相当)
¥
86,000

100,000
現存するカーナビの中で、ハイレゾ音源のネイティブ再生と圧縮音源等の非ハイレゾ音源のハイレゾ音源相当にアップスケーリング再生に最も早く対応した機種。さらにスバル・マツダの純正オプションにも採用されており、対象車種には専用音響チューニングが施行済のモデルが選択可能。スバル・マツダの対象車種への装着は絶対におすすめ。
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※1:製品型番は、スバルマツダそれぞれの専用品番となり、基本的にはカーディーラーでの購入となります。 対象車種は、

  • スバル:レガシィ、レヴォーグ、WRX S4、WRX STI、インプレッサ、XV、フォレスター、エクシーガ・クロスオーバー7、BRZ
  • マツダ:プレマシー、ビアンテ、フレア、フレアワゴン、フレアクロスオーバー、キャロル、スクラム

となります。(2017年現在)

※2:製品型番は、スバルマツダそれぞれの専用品番となり、基本的にはカーディーラーでの購入となります。 対象車種は、

  • スバル:レガシィ、レヴォーグ、WRX S4、WRX STI、インプレッサ、XV、フォレスター、エクシーガ・クロスオーバー7、BRZ
  • マツダ:プレマシー、ビアンテ、フレア、フレアワゴン、フレアクロスオーバー、キャロル、スクラム

となります。(2017年現在)

 

ハイレゾ対応最新カーナビの機能 x 価格一覧(幅200mmのワイド2DINタイプ)

以下の表に、ワイド2DINタイプと呼ばれる外形幅200mmサイズのハイレゾ対応カーナビを主要機能・実売価格も含めて一覧に整理してみました。

メーカー・ブランド
ハイレゾ対応ナビユニット
モデル名・型番
車種
専用
チュー
ニング
対応
ファイル
フォー
マット

保存
メディア
対応
サンプル
レート
量子化
ビット数
アップ
スケー
リング
機能
実売価格 最新価格情報・レビュー
カロッ
ツェリア
サイバー
ナビ
AVIC-
CW901

DSD,
FLAC,
WAV,
ALAC

(USB
メモリ,
SD
カード)

・DSD:
最大
5.6MHz
/1bit
・FLAC,
WAV:
最大
192kHz
/24bit
・ALAC:
最大
192kHz
/32bit

マスター
サウンド
リバイブ
(圧縮
音源

ハイ
レゾ
音源
相当)
¥
140,000

170,000
高音質等で人気のカロッツェリアサイバーナビが2017年9月発売の本機種より、ハイレゾ音源のネイティブ再生に対応。万を辞してハイレゾ対応しただけあり、対応メディアもFLAC/WAVだけでなく、DSD/ALACにまで対応。さらにALACについてはなんと32bit音源にまで対応。同時に独自のアップスケーリング技術”マスターサウンドリバイブ”も搭載し、現存するハイレゾ対応ナビの中で間違いなく最上位機種なので最もおすすめ。横幅180mmのAVIC-CZ901に対し、横幅を200mm化して操作ボタンの大型化による操作性向上を行ったモデルがこちらのAVIC-CW901。トヨタ・ダイハツ車等の横幅200mmのオーディオレス仕様車におすすめ。
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(2017年9月12日発売)
三菱
DIA
TONE
NMZM-
W66D
※3
NMZM-W66D_110
※3:
ダイ
ハツ

対応
車種
のみ

FLAC,
WAV

(USB
メモリ,
SD
カード)

FLAC:
最大
192kHz
/
24bit

WAV:
最大
96kHz
/
24bit

(44.1kHz
ダウン
サンプ
リング)

Premi
DIA
HD
(圧縮
音源

CD
相当)
¥
151,200
(定価)
ダイヤトーンの高音質技術が結集され、基板設計から徹底的に高S/Nにこだわったサウンドナビの先代機種NR-MZ100をベースに幅を180→200mmに拡大することで、操作ボタンの大型化による操作性向上とダイハツ社の内装パネルにジャストフィットを実現。ダイハツの対象車種には市販上位機種NR-MZ100PREMIにしか搭載されていない31バンドイコライザー等による専用音響チューニングを適用可能。ダイハツの対象車種への装着は絶対におすすめ。
KEN
WOOD
MDV-
Z704W

FLAC,
WAV

(USB
メモリ,
SD
カード)

最大
192kHz
/
24bit

K2
Tech-
nology
(全
音源

192kHz
/
32bit
相当)
¥
78,000

100,000
ハイレゾ音源のネイティブ再生と圧縮音源等の非ハイレゾ音源のハイレゾ音源相当にアップスケーリング再生に最も早く対応した機種MDV-Z702の後継にあたるKENWOOD彩速ナビの最新機種MDV-Z704をベースに幅を180→200mmに拡大することで、操作ボタンの大型化による操作性向上を行ったモデル。取付予定の車種がトヨタ、ダイハツ、スバル、日産、三菱で内装パネルが200mm幅のワイド2DINサイズに対応している場合におすすめ。
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KEN
WOOD
MDV-
Z702W

FLAC,
WAV

(USB
メモリ,
SD
カード)

最大
192kHz
/
24bit

K2
Tech-
nology
(全
音源

192kHz
/
32bit
相当)
¥
92,000

100,000
現存するカーナビの中で、ハイレゾ音源のネイティブ再生と圧縮音源等の非ハイレゾ音源のハイレゾ音源相当にアップスケーリング再生に最も早く対応した機種MDV-Z702をベースに幅を180→200mmに拡大することで、操作ボタンの大型化による操作性向上を行ったモデル。取付予定の車種がトヨタ、ダイハツ、スバル、日産、三菱で内装パネルが200mm幅のワイド2DINサイズに対応している場合におすすめ。
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※3:製品型番は、幅180mmの市販品の場合はNR-MZ100ですが、幅200mmのダイハツ純正品の場合はNMZM-W66Dとなり、基本的にはダイハツのカーディーラーでの購入となります。

対象車種は、キャスト、コペン、ムーヴ、ムーヴコンテ、タント、ウェイク、ミラ、ミライース、ミラココア、アトレーワゴン、ハイゼットカーゴ、ハイゼットトラック、ブーン、ビーゴとなります。(2017年現在)

 

ハイレゾ対応カーナビの選び方まとめ

音質や機能、価格、デザインのどれを重視してカーナビを選択されるかは人それぞれだと思います。

参考までに私の場合は、音質重視でしたので、私が購入したダイハツ車の「車種専用チューニング設定あり」という条件から、迷わず三菱のダイヤトーンサウンドナビ:NMZM-W66Dを選択しました。

まずは、取付予定の車の内装パネルが「2DIN」か「ワイド2DIN」か確認いただき、

音質重視で選択されるなら、取付予定の車が車種専用チューニングの対象車種なら、専用チューニング設定ありの以下モデルがおすすめです。

  • 三菱ダイヤトーンサウンドナビ:H0014VA010・NR-MZ100-FJ(スバル)、C9M6 V6 650、A9M6 V6 650(マツダ)、NMZM-W66D(ダイハツ)
  • ケンウッド彩色ナビ: H0019VA010(スバル)、C9K3 V6 650A、A9K3 V6 650A(マツダ)

 

また、対象車種でない場合、アップスケーリング機能や対応サンプリングレート等のスペックを考慮し、カロッツェリアサイバーナビ:AVIC-CZ901シリーズまたは、ケンウッド彩色ナビ:MDV-Z704シリーズがおすすめです。

 

ちなみに2018年現在、ハイレゾ音源の再生に対応しているカーナビ・メインユニットは、カーメーカー純正だとレクサスの一部車種やトヨタ新型クラウンくらいしか存在せず上記カーナビメーカー製のモデルが中心となります。

ハイレゾ対応のカーナビと言えば、ケンウッドの彩速ナビMDV-Z704等が取り上げらることが多いですが、実はクラリオンもハイレゾ対応のカーナビを一部機種のみですが販売しています。 さらに、三菱のダイヤトーン・サウンドナビも2015年10月発売のNR-MZ100/NR-MZ100PREMIから、パイオニアのカロッツェリアサイバーナビも2017年9月発売のAVIC-CZ901から、ハイレゾ対応になりました。 さらに詳細なスペック等を調査されたい方は、以下各メーカーの公式サイトからどうぞ。

※パイオニア公式サイトはこちら

※三菱電機公式サイトはこちら

※ケンウッド公式サイトはこちら

※クラリオン公式サイトはこちら

ところで、ハイレゾ対応ナビに関わらず、カーナビそのものを比較する場合に知っておくと役立つ知識をこちら”車にスマホがあればカーナビ不要”は本当か?[スマホvsカーナビ詳細な違い編]“の記事にまとめました。 もしよろしければ、合わせてご参考にどうぞ。

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