音楽が好きな人なら、
- 「どうせクルマを買うなら、次に乗りかえるなら、スタイリングや快適性・走りだけじゃなくて、できれば、”音がいい車“を買ってみたい・・・」
- 「今の車、なんか音がこもったり、ノイズが入ったりするけど、そういうストレスの無いクリアーな音にならないかなぁ・・・」
と、一度くらいは考えたことがあるのではないでしょうか?
もちろん”ただ音がいいだけの車”ではなく、例えばレクサスブランドが好きだからレクサス車が欲しいけどその中でもどうせなら「“音がいいレクサス車”が欲しい!」という場合もあるかと思います。
車の音がいいと、単なる移動時間が、さらに快適に、感動的で濃密な音楽鑑賞タイムになります。
実は私自身も、10年ほど前から、これからは”音がいいクルマ”を手に入れようと心に決め、”音がいいクルマ”を購入し続けています。(車種等の詳細はこちら)
“音がいい車”と言うと、
- 「何それ??そんなのどうやって見分けるの?」
- 「カーオーディオ専門店とかで改造したり、手間もお金もかかるんじゃないの?」
と、不安に思われるかもしれません。
しかし専門店で改造なんてしなくても、最初から“高音質なスピーカー・カーオーディオシステムが装着された車”が存在します。
また、専門店での改造ではなく、上記のクルマはメーカーの量産工場で流れ作業でのオーディオシステム装着となるため、一部の高級車を除けばびっくりするような金額にはなりません。
さらに新車ではなく中古車となると、装備品の価格評価が正確に決まっているわけではないので、高音質オーディオの装着有無による価格差は、大幅に小さくなり、お得に手に入る場合が多いです。
最近、イヤホンやヘッドホンを高音質なハイグレード品に交換して音質向上させる人を多く見かけます。
実は車の世界でも全く同じで、“高音質なスピーカー・カーオーディオシステムが装着された車”だと、多少の費用はかかるものの、間違いなく音質は良くなるのです。
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そこでここでは、”レクサス車“の中でも高音質なスピーカー・カーオーディオシステムが装着された音がいい車を簡単・お得に手に入れる方法について書かせていただきます。
まず最初に、私が普段カーオーディオの開発を行うことで得られた経験をもとに、
“車の音質が悪くなる理由”と”悪い音質の改善方法”
について技術者としての視点で、できる限り分かりやすく説明させていただきます。
次に、私が1人の自動車ユーザーとしての視点で、
“音がいい車を新車・中古車でそれぞれお得に手に入れた際に実際に使用した方法”
について、詳しく説明させていただきます。
すぐに、音がいいレクサス車のランキングを見たい方はこちら(ページ内リンク)からどうぞ。
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なぜカーオーディオの音質に不満を感じるのか?
レクサス車に限らず、ここ最近、”カーオーディオ・スピーカーの音質に不満を感じる人”が増えつつあります。
これには大きく分けて2つの背景が考えられます。
- 普段、クルマ以外の場所で聴いている音が意外と高音質
- 車の中だからこそ起こる音質劣化要因が多い
車以外で聴いている音が意外と高音質
まず1つ目の背景についてです。 近ごろ高音質イヤホンや高音質ヘッドホン・ハイレゾオーディオがブームになっていたり、Bluetooth機器が徐々に高音質なコーデックに対応していったり、日常的に高音質を体感できる機会が増えてきています。
つまり人々の耳は少しずついい音に慣れてきているのです。
“高音質かどうか“のような数字で表現することのできない”感性性能“は”絶対的”な基準を決めるのが難しいので、人間は”相対的“な比較により性能の判断を行います。
よってカーオーディオに対しても、”相対的“に高音質を求めるようになってきているのです。
車の中ならではの6つの音質劣化要因
次に2つ目の背景についてです。 まず以下の図の上半分をご覧ください(がんばって作ってみました(^^♪)。
いろいろ書いていますが、クルマ“ならでは“の音質劣化要因は主に6つあります。
これはレクサス等のブランドに関係なく、どのクルマでも発生します。
- スピーカー・アンプなど部品の性能が低い(要因:④,⑥)
- スピーカーなど部品の取付品質・車の剛性が低く異音・雑音が発生(要因:⑤)
- スピーカー~耳の間での音の反射・吸収・位相ズレによる劣化(要因:①,②,③)
スピーカー・カーオーディオが高音質なおすすめの車とは?
車の中ならではの音質劣化の改善
“人々の耳がいい音に慣れてきた(車内音質不満理由の1つ目)”ことについては、残念ながら対策できません。
もしできたとしても”普段から悪い音に耳を慣れさせる”等の意味不明な対策なのでおすすめできません(笑)。
しかし、”クルマの中ならではの音質劣化要因(車内音質不満理由の2つ目)”は対策が可能です。
上図の下半分に6つの”音質劣化要因“の対策となる”音質改善“方法を書きました。
- ①反射を想定した周波数・位相特性チューニング
- ②位相ズレを想定した位相特性チューニング
- ③吸収を想定した周波数特性チューニング
- ④より低歪等の音響特性のよいスピーカー使用
- ⑤防音材追加・剛性強化など振動・異音が発生しにくい車内設計
- ⑥より高出力・低歪等の音響特性のよいアンプ・DSP使用
上記6つの音質改善方法を以下の”車の音質を決定づける3つの項目“に分類し、高音質化への影響度をパーセント表示(%)で書くと、
- スピーカー・アンプなど部品の性能(→音質改善:④,⑥):約20%
- スピーカーなど部品の取付状態・車内の剛性や静かさなどの環境(→音質改善:⑤):約40%
- 音のバランス調整・チューニング(→音質改善:①,②,③):約40%
となります。
こちらの”こんな方法があったのか!車の音質を劇的に向上させる2つの対策[システム編]“の記事にも書きましたが、これら3項目の改善は”3つまとめて同時に行う“のが、より効率的な高音質化につながるためおすすめです。
スピーカー・アンプなど部品交換(音質改善:④,⑥)だけとかでもアリなんですが、実は高音質化への効果としては約20%しかないため、あまりおすすめできません。
3つまとめて実施しないと部品の性能すら100%引き出すのは無理なんです。
最初から高音質を目標に設計された車
ここで、これらの”音質劣化要因“がクルマの開発段階で解決されている”最初から高音質を目指して設計された車“なるものを紹介させていただきます。
具体的に言いますとこの車は、ディーラーで納車されるタイミングで既に高音質なスピーカー・カーオーディオシステムが装備されているのです。
このクルマのスピーカー・アンプなどのカーオーディオ部品は、カーメーカーとカーオーディオメーカーにより共同で設計・開発され、場合によっては高音質化のために専用のスピーカー取付構造や防音・静音設計が車のボディーに施行される場合もあります。
そして、クルマの組み立て工場で他の部品といっしょにクルマへ取付けられ、カーメーカーの厳しい基準で検査され、その検査に合格したものだけが出荷されます。
また、オーディオ本来の音響性能だけでなくエンジンなど他の部品と遜色ない厳しい基準で耐久性能などが保証されるように設計されるので、壊れにくいという大きな安心感があり非常におすすめです。
ここではこのようなクルマを”純正高音質カーオーディオ装着車“と呼ぶことにします。
つまり、純正高音質カーオーディオ装着車へクルマごと買い替えてしまえば、手っ取り早く高音質が手に入るのです。
確かに車ごと買い替えなんて簡単ではありませんが、買い替える場合の費用をなるべく節約するため、車を買い替える場合によくある「下取り車が思った以上に安かった問題」の対策方法について、こちら”下取り車が安い場合の対処法!“の記事にまとめてみました。 もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
車を買い替えたり手放したりする場合、どのような方法で売却するのがベストなのでしょうか? インターネットが発達した今、車査定/売却の流れは複雑化し、種類も新しいものがどんどん登場しています。 例えば、インターネットを活用した査定/[…]
あらためて”純正高音質カーオーディオ装着車“のメリットを整理すると、
- 専門ショップでの改造等と比べ、手軽に高音質の車が手に入る
- 厳しい品質基準で車の一部分として設計・製造されるので壊れにくく保証もあるので安心
- 専門ショップでの分解・装着と比べ、製造ライン装着なのでコストパフォーマンスがよい
となります。
そこでここでは、グレード違いを含む500車種以上ものモデル中から本サイトが独自に調査し、高音質なカーオーディオシステム装着の”レクサス車”を厳選しました。
そしておすすめな順として、いくつかの切り口でコストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)に並べ替えてランキング化しました。
こちらに掲載している価格は現在日本で新車として販売されているレクサス車のオプション込の価格となりますが、中古車の在庫がありそうなモデルについては中古車価格が分かるリンクも付けました。
ちなみに、高級カーオーディオなどのマニアックなオプション装備は誰もが欲しがる装備ではないため特に中古車の値下がり幅が大きく、価格的には新車よりも大変お得でおすすめです。
実際、私も2006年式IS250のマークレビンソン装着車を2年落ちの中古で、新車価格と比べて約90万円もお得に買えた実績があります。
一般的にレクサス車は中古車での価格が下がりにくいですが、それでもこれだけ価格差が出ています。
音がいい車のお得な購入方法については、後ほど詳しく説明させていただきます。
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レクサス車の純正スピーカー・カーオーディオの音響性能とは?
まず、レクサス車ならではの純正カーオーディオ・音響性能について簡単に説明させていただきます。
品質と高級ブランド価値をあわせ持つレクサス
アウディ・BMW・ベンツのドイツ御三家プレミアムブランドに匹敵するプレミアムなブランド価値を持ちながらトヨタ系ならではの高品質さ・信頼性・経済性も合わせ持つ、まさにいいとこ取りなブランドとして人気が高いのがレクサスです。
レクサスブランドは2005年の日本国内販売開始から10年以上が経ち、ラインナップとしてはそこそこリーズナブルなものから高級なものまでそれなりに多くの車種が揃ってきました。
とは言え日本国内で販売されているクルマ全体からすると、やはり高級路線のプレミアムブランドということで、なんと現状全てのレクサス車に初めから純正高音質カーオーディオが装着されています。
レクサス純正カーオーディオの特徴
まず初めに、レクサス車の純正カーオーディオの特徴を簡単に書きたいと思います。
そもそもレクサスブランドのルーツは、1989年アメリカでの最上級車LS販売開始にあります。 この初代レクサスLSの最大の特徴の1つが”欧州プレミアムブランド車を凌駕する静粛性“でした。 日本でもトヨタセルシオとして販売されていた為、その静粛性レベルは当時大変な話題となりました。
私も知人のセルシオに乗ったことがあるのですが、マフラーを多少ウルサイものに交換していても全く気にならないほど車室内が驚異的に静かで驚いたのを覚えています。
全てのレクサス車が最上級車LSと同じレベルの静粛性を持っているわけではありませんが、”静粛性の高い車と言えばレクサス“と言っても過言ではないほど静粛性の高さはレクサスブランドの大きな特徴となっています。
私の経験からすると特にハイブリッド車はよりいっそう静かに作られていると感じます。
車室内が静かだと、たとえ高速走行中でも大声を出さずに会話ができるだけでなく、騒音が少ないよりクリアーな音で音楽を聴くことができます。 メーカー純正のカーオーディオは単にカーオーディオシステムとしてだけではなく、このような静粛性なども含めて車トータルでチューニングされ作り込まれています。
レクサス専用の2つのサウンドシステム
また、具体的に設定されているカーオーディオシステムですが、
- 標準装着のレクサスプレミアムサウンド
- さらに上級設定のマークレビンソンサウンド
の2種類のカーオーディオシステムが用意されています。
それぞれ、車種専用設計のカースピーカーと車種専用設計のパワーアンプとから構成されており、車室内の音の吸収・反射特性を考慮した専用チューニングが行われています。
ちなみにマークレビンソンの装着について車種によっては、
- 上級グレードでないと装着できない
- 本革シートなどの他のオプション装備との同時装着でないと装着できない
などの場合もあるので少し注意が必要です。
まとめると、レクサスのカーオーディオの特徴は、
- 全ての車に純正高音質カーオーディオが装着
- 走行中でも車室内が非常に静かで比較的騒音ストレスを気にせずにリスニングが可能
- 標準設定のレクサスプレミアムサウンドと上級設定のマークレビンソンとの2種類を設定
となります。 ※レクサス公式サイトはこちら。
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音がいいレクサス車おすすめランキング[全車種編]
初めに高音質なスピーカー・カーオーディオが純正装着されているレクサス車全てについてリーズナブルな順にランキングにしてみます。
上のランキング表の通り、CTは音がいい純正オーディオシステムをレクサス車の中で最もリーズナブルに手に入れることのできる車となります。
上記1~5位までは、レクサス車に標準設定のレクサスプレミアムサウンドシステムが装備されています。 標準設定ですのでオプション装備等の追加費用は一切無く高音質を手に入れることができます。 つまり、CTは最もリーズナブルに手に入るレクサス車でもあります。
新車の場合、6位のUX200がマークレビンソン装着車を最もリーズナブルに購入できる車となります。
UX200はレクサスの最廉価車であるCT200hよりも車格は1つ上級となりますが、CT200hと比べて、マークレビンソンを装着する場合の同時装着オプションの関係で逆転現象が発生しています。 このように一部車種でマークレビンソンを選択する場合は、同時装着オプションが設定されている場合があるので注意が必要です。
そんなプレミアムブランドであるレクサスがこだわり抜いた
- 専用設計カースピーカー装着
- 専用設計パワーアンプ搭載
- 専用オリジナル音響チューニング施行
がなされた車が400万円前後の車両価格で買えてしまうのは、それなりにお得と言えるのではないでしょうか?
ちなみに中古車だとさらにお得な価格となります(上表の右端欄から中古車の最新価格がご確認いただけます)。
音がいいレクサス車おすすめランキング[エコカー編]
次に高音質なスピーカー・カーオーディオが純正装着されているレクサスのエコカー(ハイブリッド車)についてリーズナブルな順にランキングにしてみます。
少し前までは「エコカー=ハイブリッド車」でしたが、最近は「クリーンディーゼル車」や「アイドリングストップ機構装着車」、「電気自動車」、「燃料電池車」など様々なエコカーが登場し、エコカーの定義が広がってきましたが、ここでは以下の2つの理由でハイブリッド車のみを取り上げたいと思います。
ハイブリッド車は、
- 一般ユーザーでも購入可能な価格設定の車が多く、それなりに普及
- 「クリーンディーゼル車」や「アイドリングストップ機構装着車」と比較してエンジンが止まっている時間が多く、静かに音楽を聴ける時間が長いという点で有利
と言えます。
ハイブリッドでしかもレクサスなので、静粛性に関してはまさに最強の車と言えます。 例えば信号待ちやちょっとした渋滞で低速走行中のリスニングにおいては車の中としては驚異的な静けさの中で音楽を楽しむことができます。
価格面で言うと、ハイブリッドという条件を付けない場合のランキングと比較すると、やはり最安価格が上がる結果となりました。
1,2,4位のCTやHSはハイブリッドのタイプしか設定されていないハイブリッド専用車ですが、3,5位のUXはガソリン車とハイブリッド車との両方がラインナップされているモデルです。
グレード構成やエンジン排気量にもよりますが、同じ車種においてハイブリッドグレードを選択することでだいたい50万円程度以上価格が高くなる傾向にあります。
ちなみにレクサスHSは2018年に販売終了したため、今後手に入れようとすると中古車のみが選択肢となります。
ハイブリッド車の特徴である、
- エンジンが止まっている時間が多く、静かに音楽を聴ける時間が長い
- 燃費の良さや優遇税制なので少し維持費を抑えられる
- ガソリン車には無い少し未来的な走りの感覚
などの付加価値を感じることができる方には、是非オススメです。
燃費だけで計算するとハイブリッドグレードにかかる50万円程度以上の初期投資は相当多くの距離を走行しないと元が取れないことになりますが、ハイブリッドにはそれ以外にも上記の付加価値がありますので、是非一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?
音がいいレクサス車のお得な購入方法
高音質なカーオーディオシステムが純正装着されているレクサス車ならではの大きなメリットとして、
- 毎日、車に乗るたびに高音質を楽しめる(→音質の悩み解消)
- 特にマークレビンソン装着車はブランドエンブレム装着など”見た目”の満足感もある
- 人とは違った装備の車に乗っているという満足感・所有欲が満たされる
などがあります。
しかしながら、オプション装備費用分も含め、購入時にその分それなりに多めの資金準備が必要となります。(いくつかの他の装備と抱き合わせでセットオプションの場合、さらにオプション装備費用は大きくなります・・・)
とは言え、「睡眠時間返上で必死に働いて資金準備」なんて無茶をする必要はなく、車購入時の少しの工夫でオプション装備費用程度のねん出は可能です。
以下に、私も実際行っている高音質なカーオーディオ装着車をお得に購入する2つのおすすめ方法をまとめてみました。
- 下取り車がある場合は下取り価格を高くする交渉・買取り店への売却を検討
- マークレビンソンなどのオプション装備装着車は出回る中古車の数が少ないので、新着車・価格をネットでこまめにチェック
下取り価格を高くする交渉/買取り店への売却検討
お得に車を購入する方法の中でも、最も分かりやすく価格差が出てしまうのが、
- 下取り価格を高くする交渉
- 下取りではなく車買取り店の利用
の2つです。
実際、私もこれまで3回クルマを買い替えた経験がありますが、
- ディーラーへの「下取り車の価格、これ以上高くならですかね?」という交渉
- 車買取り店への見積依頼(最終的にディーラー下取りにした場合だとしても)
だけは毎回行ってます。
そして偶然なのか3回とも最初のディーラー下取り提示価格よりも車買取り店の価格の方が10~20万円程度高いという経験をしています。
逆に言えば、少しめんどくさいとは言え、買取り店で見積を取っておかないと10~20万円損してしまう場合もあるってことなんです。。。
とは言え、ネット経由で申請したり、店を回ったりの「めんどくささ」と「10~20万円程度の損」をてんびんにかけて考えてみて下さい。
「多少めんどくさい手続きをがんばるともらえる10~20万円」を普段の仕事で稼ごうとするとどのくらいかかるでしょうか?
少なくとも私は、数時間~数日で10~20万円稼げる富裕層ではないので、合理的に買取り店で見積を取る道を選びます。
下取りより買取りが特におすすめな場合
ちなみに過去私が乗換等で売却した車のディーラー下取りと車買取り店の差額は以下の通りです。
- 旧型トヨタソアラ(走行13万km)
→買取り店の方が10万円高い。が、めんどくさかったのでディーラーで下取り(後に後悔)。 - 旧型トヨタヴィッツ(走行7万km)
→買取り店の方が15万円高い。が、ディーラーと再交渉したら20万円追加値引きしてくれたので下取り。 - レクサスCT200h(走行5万km)
→買取り店の方が17万円高い。ディーラーと再交渉するも結果変わらずで、そのまま買取り店で売却。
過去私が手放した旧型トヨタソアラの場合は年式古く不人気の2ドアクーペだったので10万円の価格差でしたが、もしもSUV・ミニバンなどの人気車やリセールバリューの高いトヨタ・レクサス車であれば、場合によっては想像以上の買取り高値がつくこともあります。
仮に最終的に買取り店で売却しないとしても買取り店での自車の買取り価格を知っておくということは、
- レクサス販売店や中古車販売店で下取り金額UPの交渉材料として使える
- レクサス販売店や中古車販売店で値引き+下取り合わせた価格UPの交渉ができる
と、販売店交渉時の強い武器となります。 販売店との交渉の結果、
- 販売店で納得いく下取り価格が得られた場合
→ 買取り店での売却はキャンセルして販売店で下取り - 販売店で納得いく下取り価格が得られない場合
→ 新しい車は販売店から買う場合でも前の車は調べておいた買取り店へ売却
と、すればよいのです。
できる限り納得いく買い物をしたい私は、毎回この方法を利用し、販売店での下取り(+値引き)価格アップも経験しています。
ちなみに特に、販売店での下取りよりも買取り店を利用するのがおすすめの場合としては、
- 軽自動車・SUV・ミニバン等の人気のカテゴリーの車を売却する場合(市場での流通性が良く高値が付く確率が高い)
- ホイール・ナビ交換等の社外品カスタマイズありの場合(下取りの場合は純正品以外はマイナス評価)
- 手続きが多少手間でも買取り価格は高い方が納得できる場合(販売店だけでなく買取り店でも手続きが必要)
です。
上記3つの項目に1つでもあてはまる場合は、自分のクルマの買取り価格の確認だけはしておかないと、数万円単位の損につながる可能性があります。
今の自分の車の価格を調べるおすすめ方法
ここで、ためしに今時点の自分のクルマの価格を調べるには、状況に応じて以下2つの方法を使い分けるのがおすすめです。
- 時間をかけずにまずは大手1社へ確認(35秒で入力完了)
→ 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:ガリバー愛車無料査定) - 多少時間をかけてでも数社の見積比較で最高額を確認(90秒で入力完了)
→ 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:カーセンサー簡単ネット車査定)
どちらの方法も無料です。
確かに少し面倒なのは事実ですし、手間をかけるかどうかはご自身で最終判断いただければと思いますが、ここで「行動しない = 10~20万円程度の損 = その分の装備・条件はあきらめる」ということだけはご理解いただき、ここはぜひ行動いただくのがおすすめです。
ちなみに、高く買い取ってくれる割にあまり面倒でもないおすすめの方法について、こちら”車買取の流れ全7種類まとめ!安心/簡単/高額な中古車査定方法とは?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。
車を買い替えたり手放したりする場合、どのような方法で売却するのがベストなのでしょうか? インターネットが発達した今、車査定/売却の流れは複雑化し、種類も新しいものがどんどん登場しています。 例えば、インターネットを活用した査定/[…]
自車の買取り価格を知っておくということは、次の車を選ぶ時にどれだけ購入資金の足しにできるかの目安にもなります。
仮に今すぐ車を買い替える予定が無くても、現時点の買取価格+今後の価格変動相場を知っておくことは、買い替えタイミングを考える上でも、十分に意味があることなのです。
新着車・中古車価格変動をネットでこまめにチェック
次に中古車で買う場合ならではのポイントです。
実は中古車のオプション装備価格は、レクサスブランドとしてのマーケティング戦略で値段を決める新車と違って市場ニーズそのもので決まります。
早い話が、サンルーフなどの人気オプションは新車時とオプション価格が大きく変わらないのに対し、マークレビンソンなどのマニアックなカーオーディオのオプションは需要が少なければ、新車時より価格が大きく下がるのです。
しかし、カーオーディオなどのオプション装備は上記のとおりマニアックである分、市場に出回る中古車の数がとても少ないです。(ちなみに最高級車のLSでは逆にマークレビンソン装着車の方が数が多いと言う逆転現象になっている場合もあります)
よって、新着の中古車や価格の変動をネット等で頻繁にチェックし、自分の希望スペックに対して70~100%当てはまると思ったら、すぐに中古車販売店に仮押さえを依頼するくらいのスピード・行動力が武器となります。
レアで条件のいい車ともなるとホントすぐに買い手がついてしまいます。 私自身が購入した際、3ヶ月粘りましたが100%希望の車は現れないと判断し、実は最終的にボディーカラーについては希望の白色をあきらめグレー色で妥協しました。(もちろんオーディオ装備は一切妥協無しです)
このように、ある程度の期間こまめに情報チェックしていると、希望スペックを80%満足するレベルの車すらかなりレアな掘り出し物なのか、希望スペックを100%満足するレベルの車が十分出てきそうなのかの肌感覚がつかめてきます。
レクサスの中古車を検討する場合の中古車保証について、こちら”レクサスの中古車には保証サービスを付けておくべき3つの理由“の記事に、またレクサスの中古車に特化した安く買う方法をこちら”レクサスの中古車を安く買う5つの方法“の記事にまとめてみました。 実際に中古車を検討される場合、もしよければご参考にどうぞ。
音がいい車に特化した中古車の探し方を、こちら”オーディオ音質がいい車を安くかしこく買う方法“の記事に概要をまとめましたのでご参考にどうぞ。
“ボーズ(BOSE)”や”ハーマンカードン(harman/kardon)”など高級オーディオブランドの高音質なカーオーディオ装着車を確認されたい方は、こちらの”カーオーディオが高音質なおすすめ車ランキング![高級オーディオブランド編]“の記事をご覧ください。
また、価格順のランキングではなく、販売台数情報をもとにした高音質なカーオーディオ装着車の人気ランキングをこちらの”カーオーディオが高音質なおすすめ車ランキング![人気車種編]“の記事にまとめましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。