オーディオの音がいい安い車をかしこく買う方法!音楽好きは必読!

車内で音楽を聴かれる方は多いと思いますが、世の中にはオーディオの音がいい車オーディオの音があまりよくない車明確に存在することはあまり知られていません。

であれば、どうせ車内で音楽を聴く時間があるなら、オーディオの音がいい車で聴いてみたいと思われるかもしれませんし、いい音質で音楽が聴ける車に興味が湧いてくるかもしれません。

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そこでこの記事では、オーディオ音がいい安い車をかしこく買う方法について、私の実体験をもとに具体的に4種類の方法に分けて解説します。

正しい方法で丁寧に車探しをすることで、実際に私KYOも20代の頃にレクサスのマークレビンソンと呼ばれる高音質オーディオシステムが装着された車かなり安く買うことができました。

車でいい音で音楽が聴けると、単なる移動時間が快適で濃密な音楽鑑賞時間になると思います。

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自動車エンジニア KYO(きょー)

 自動車会社で内装開発を20年間担当

 年間30車種以上試乗最新自動車技術を分析

 開発現場で得た車のノウハウブログで発信中

音質がいい車とは何か?ついて詳しく知りたい方は以下記事も合わせてご参考にどうぞ。

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オーディオの音がいい安い車を買う方法概要

オーディオの音質がいい車を安くかしこく買う方法は以下4種類あります。私の実体験もふまえておすすめの方法順に並べてみました。

  • 【方法1】純正で音質がいい現行型モデルの中古車を買う
  • 【方法2】純正で音質がいい旧型モデルの中古車を買う
  • 【方法3】純正で音質がいい新車をなるべく値引して買う
  • 【方法4】後付で音質がいい中古車を買う

 

純正で音質がいい現行型中古車で安く買う方法

レクサスIS250の内装

オーディオの音質がいい車を安くかしこく買うための最もおすすめの方法は、純正高音質オーディオ付き現行モデル中古車で安く買う方法です。

純正高音質オーディオ付きの現行モデル中古車とは、具体的には新型車として発売されてからまだ数年以内の新しい年式で、純正の高音質オーディオが装着されている中古車のことです。

実際に私KYOも、純正高音質オーディオ付き現行モデルの中古車を以下2台買ったことがあります。

  • 2007年式レクサスIS250マークレビンソンサウンドシステム仕様車(上図):2008年購入(1年落ち)~2022年売却
  • 2017年式ポルシェ718 Boxster BOSEサウンドシステム仕様車:2022年購入(5年落ち)~現在保有中

純正高音質オーディオ付きの現行モデルの中古車が安く買える理由を次章より説明していきます。

 

純正で音質がいい中古車はなぜ安く買えるのか?

トヨタアルファード/ヴェルファイアJBLサウンドシステムのスピーカー配置図

ランドクルーザーなどの超人気車で無い限り、新車登録からわずか数年経過するだけで中古車の価格はかなり下落します。ここで大事なのは、純正高音質オーディオ装備の価格も中古車になることで下落し安く購入可能になることです。価格が下落する傾向なのは、現行モデルの中古車であろうが型落ちの旧型モデルの中古車であろうが同じです。

中古車の価格が決まるにあたり残価率という考え方があります。例えば超人気車のランドクルーザーなどは時期によっては、3年落ちの残価率が100%を超えている時期もありました。これは、3年経過しても車両本体価格として残っている価格的価値が100%以上、つまりは中古車価格が下落するどころか、需給的な要因もあり、逆に上昇することを意味します。一方で、一般的な車の平均的な残価率は、車種毎に人気よって多少変動しますが、

  • 3年落ち:50~60%
  • 5年落ち:40~50%
  • 7年落ち:20~30%
  • 10年落ち:5~10%

と言われています。

次に、この残価率という考え方は車両本体価格だけでなく装備にも適用されます。例えば、残価率が高い代表的な装備は以下の通りです。

  • サンルーフ/ムーンルーフ/パノラマルーフ
  • 純正エアロパーツ
  • パワーバックドア/スライドドア
  • 360度パノラミックビューモニター

これらの装備があると、中古車の価格が高く評価されますが、逆に言うと値下がりしにくいとも言えます。

実は、純正高音質オーディオは上記の装備のような高残価装備では無いので、中古車の方が新車よりも相当安く買うことが可能です。例えば、私が買ったことがあるレクサスの高音質オーディオであるマークレビンソンは、新車の場合のオプション価格が25万円以上します。これが中古車だと価格価値は半分以下になりお得に買えるイメージです。

 

純正で音質がいい中古車を探す手順

いつも私が行っている、純正高音質オーディオ付き中古車を探す手順は以下の通りです。

  • 手順1:購入候補車種決定と設定されている高音質オーディオのブランド名称調査
  • 手順2:中古車サイトでオーディオブランド名称をキーワードとして検索
  • 手順3:中古車販売店に問い合わせて実物の車で音質確認

 

手順1:購入候補車種決定+オーディオ名称調査

まずはどんな車にどんなオーディオがついているのか、調べるところから始まります。ピンポイントで欲しい車の車種・オーディオが既に決まっている方は、この手順を飛ばしていただいてOKです。

逆に何から調べればよいか分からない方は、こちらの”音質がいい車おすすめランキング“や、こちらの”カーオーディオが高音質なおすすめ車ランキング 高級オーディオブランド編“の記事を参考に、世の中にどのような純正高音質オーディオ付きの車が存在しているかをざっくりご確認ください。

 

手順2:中古車サイトでオーディオブランド名称で検索

オーディオ音質がいい車に限らず、中古車を探すには以下のような中古車サイトを見るのが一番手っ取り早いです。

ここで、高音質オーディオ付きの車を検索するには、「マークレビンソン」や「BOSE(ボーズ)」などのオーディオブランド名を検索条件としてキーワードに追加します。

下図はカーセンサーの検索画面例です。「▼もっと詳細な条件を追加する」をタップするとフリーワードを入力する画面が開くので「マークレビンソン」などのオーディオ装備名を入力します。

また、多くの認定中古車サイトではオーディオ装備をチェックボックスで選択することが可能なので、「マークレビンソン」「BOSE(ボーズ)」などの装備を選択して確実に検索することができます。

下図はレクサス認定中古車CPOの検索画面例です。「車種・モデルを指定する」の次の画面で、検索条件として「装備/主要オプション」として「マークレビンソン」などを選択できます。

 

手順3:中古車販売店で実車の音質確認

ちなみに私の場合、半年ほど希望する車種を探し続けた結果、幸運にもわりと家の近くの中古車販売店で条件の合う車を見つけることができました。

中古車との出会いは、ホント偶然というか一期一会です。特に現行モデルは貴重ですので自分が思った条件にだいたい合う車が見つかった時点ですぐに仮押さえをする瞬発力が大切です。仮押さえしても一般的にはお金かかりませんし、もし数日以内にもっといい車を見つけても丁重にキャンセルすればいいだけです。

そして中古車販売店に行かれる際は、商談をしたり車を眺めるだけでなく、スマホ+USBケーブルかよく聴く曲が収録されたCDを持参いただき、是非実際にその車のオーディオの音質を聴いてみてください。結局は自分の耳で確かめて納得した上で買うかどうか判断いただくのが絶対におすすめです。

車の音質を確かめる具体的な方法については、こちら”オーディオ音質の比較試聴の注意点6箇条“の記事に詳しく書かせていただきましたので、もしよければあわせてご参考にどうぞ。

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純正で音質がいい現行型中古車のメリット

純正高音質オーディオ付き現行モデル中古車のメリットとしては、

  • 新車では高額オプションの高音質オーディオが安く買える
  • 年式が新しいのでオーディオ装備も含めてキレイで状態がよい
  • 年式が新しいので中古車であっても長く乗り続けられる
  • 新車同様にカタログやWebサイトでオーディオスペックが調べやすい
  • 新車保証が残っている確率が高く故障に対する安心感が高い

などがあげられます。

 

純正で音質がいい現行型中古車のデメリット

逆にデメリットとしては、

  • 型落ちモデルの中古車と比べると安くない
  • スピーカー/アンプのエージングがあまり進んでいない
  • 年式が新しいとタマ数が少なく選択肢が狭い

などがあげられます。

ちなみに、そもそも中古車は車自体が市場に出回ってこないと買うことができません。よって、純正高音質オーディオ付きの車など新車販売としてあまり数が多く売れない車は、発売開始時期から数年経過して中古車市場に十分な数の車が供給されない限りは、手に入れるのが難しいかもしれません。

 

純正で音質がいい旧型中古車で安く買う方法

オーディオ音質がいい車を安くかしこく買うための2番目におすすめの方法は、こちらの純正高音質オーディオ付き旧型モデル中古車で安く買う方法です。

純正高音質オーディオ付きの旧型モデル中古車とは、具体的には新型車としての販売が終了して型落ちとなった年式で、純正の高音質オーディオが装着されている中古車のことです。

純正高音質オーディオ付きの旧型モデルの中古車が安く買える理由は、前章と同様、純正高音質オーディオは高残価装備では無いため中古車になった瞬間に装備事態の価格が大きく下がるためです。

純正高音質オーディオ付きのの中古車探し方は、こちらも前章と同様、以下の手順です。

  • 手順1:購入候補車種決定と設定されている高音質オーディオのブランド名称調査
  • 手順2:中古車サイトでオーディオブランド名称をキーワードとして検索
  • 手順3:中古車販売店に問い合わせて実物の車で音質確認

 

純正で音質がいい旧型中古車のメリット

純正高音質オーディオ付き旧型モデル中古車のメリットとしては、

  • 新車では高額オプションの高音質オーディオが安く買える
  • 型落ちモデルのため中古車の中でもより安く買える
  • スピーカー/アンプのエージングが進んでいてすぐに最高音質で聴ける
  • レア車・不人気車でない限りタマ数が多く選択肢が広い

などがあげられます。

 

純正で音質がいい旧型中古車のデメリット

逆にデメリットとしては、

  • オーディオ装備は問題無くても内外装の見た目に経年劣化がある
  • 新車や現行モデルの中古車と比べると乗り続けられる年数が短い
  • カタログやWebサイトでオーディオスペックが調べにくい

などがあげられます。

 

純正で音質がいい新車で安く買う方法

純正高音質オーディオ付きの新車とは、具体的には、純正の高音質オーディオが標準装着されているかメーカーオプションまたはディーラーオプションにて装着された新車のことです。

ちなみに私KYOは過去、純正高音質オーディオ付き新車を以下4台ほど買ったことがあります。

  • 2012年式レクサス CT200hレクサスプレミアムサウンド仕様車:2012年購入~2018年売却
  • 2016年式ダイハツコペンセロダイヤトーンサウンド仕様車:2016年購入~現在保有中
  • 2018年式フォルクスワーゲン ティグアン DYNAUDIO仕様車:2018年購入~現在保有中
  • 2024年式フォルクスワーゲン ティグアン ハーマンカードン仕様車:2024年購入~現在納車待ち

純正高音質オーディオ付きの新車を安く買うには、新車を値引きしてもらうくらいしか方法が無いですが、私がいつも行っている安く買う方法は以下の通りです。

  • 決算やセール期間を狙って値引きを多めに引き出す
  • 下取車があれば査定価格を上げてもらう
  • 不要な諸費用・付属品を削除する

ちなみに、新車販売店に行かれる際は、商談をしたり車を眺めるだけでなく、スマホ+USBケーブルを持参いただき、是非実際にその車のオーディオの音質を聴いてみてください。

車の音質を確かめる具体的な方法については、こちら”オーディオ音質の比較試聴の注意点6箇条“の記事に詳しく書かせていただきましたので、もしよければあわせてご参考にどうぞ。

 

純正で音質がいい新車のメリット

純正高音質オーディオ付き新車のメリットとしては、

  • 好みの車を探しやすく選択肢も豊富
  • 新車なので中古車と比較すると長く乗り続けられる
  • ハイレゾ(FLAC)など最新の音楽フォーマットに対応

などがあげられます。

 

純正で音質がいい新車のデメリット

逆にデメリットとしては、

  • 中古車と比較すると価格が高い
  • CD/DVDプレーヤーが廃止されている場合がある
  • 人気車だと注文してから納車まで半年以上待たされる場合がある

などがあげられます。

 

後付で音質がいい中古車で安く買う方法

後付高音質オーディオ付き中古車とは、具体的には、納車後にユーザーまたは専門ショップにてオーディオ本体・スピーカーが交換されたのことです。

こちらは、オーディオ本体・スピーカー交換にかかった費用に対してかなり安く買える可能性があります。中古車市場では自動車メーカーや販売店の純正部品が高く評価される傾向にあり、一般的にはユーザーや正規販売店以外の専門ショップが行った改造は残念ながらほとんど評価されないか、むしろマイナス評価となります。

前オーナーの好みの改造が施工されているため、スピーカー取付の見た目や音響チューニングが極めて個性的な場合があるので、自分の好みに合うかじっくり見定める必要があります。

 

後付で音質がいい中古車のメリット

後付高音質オーディオ付き中古車のメリットとしては、

  • 高額な改造費がかけられた高音質オーディオが安く買える
  • 非純正仕様のためメーカー系中古車販売店ではより安く買える
  • スピーカー/アンプのエージングが進んでいてすぐに最高音質で聴ける

などがあげられます。

 

後付で音質がいい中古車のデメリット

逆にデメリットとしては、

  • 改造時の部品脱着による内装劣化や非純正ならではの早期部品劣化の可能性がある
  • 新車と比べると乗り続けられる年数が短い
  • オーディオスペックを調べる手段が無い(前オーナーと改造ショップ以外分からない場合あり)
  • 中古車市場に出回っているタマ数が極めて少なく選択肢が狭い

などがあげられます。

 

オーディオの音がいい安い車を買う方法まとめ

最後に、オーディオの音質がいい車を安く買う方法について、あらためてまとめておきます。

オーディオの音質がいい車を安く買う方法おすすめの方法順に並べると以下の通りでした。

  • 【方法1】純正で音質がいい現行型モデルの中古車を買う
  • 【方法2】純正で音質がいい旧型モデルの中古車を買う
  • 【方法3】純正で音質がいい新車をなるべく値引して買う
  • 【方法4】後付で音質がいい中古車を買う

特におすすめの方法は【方法1】であり、私もこちらの方法で20代の時にレクサスのマークレビンソン仕様車を手に入れることができましたし、最近もポルシェのBOSE仕様車を手に入れることができました。

 

純正高音質オーディオ装着車として自動車メーカーとコラボしている主なブランドについては、以下の各記事にまとめましたので、もしよろしければ合わせてご参考にどうぞ。

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