アメリカ発祥の高級スピーカーブランド“ジェイビーエル(JBL)”。 実は一部のトヨタ車・フェラーリの純正オーディオにも採用されています。
ここでは、
- そもそも”JBL”って何?
- JBLのカーオーディオシステムの特徴
- 車の中で”JBLの高音質”を楽しむ方法
- JBL装着車ランキング
について、私のカーオーディオ開発経験もふまえて詳しく書かせていただきます。
また私が1人の自動車ユーザーとして、これまでJBLなどの高音質オーディオ装着車(マークレビンソン装着車、DYNAUDIO装着車、プレミアムダイアトーン装着車、レクサスプレミアムサウンド装着車)の新車・中古車を実際に自腹で購入した時に使用したお得な購入方法・裏技についても、詳しく書かせていただきます。
JBLのオーディオシステムが取り付けられている車のランキングをすぐに見たい方はこちら:JBL装着車ランキング(ページ内リンク)からどうぞ。
ジェイビーエル(JBL)とは
“ジェイビーエル(JBL)”は、1946年にアメリカでジェームス・B・ランシングによって設立されたオーディオブランドです。 ブランド設立以来、”音と美の追求“をテーマとして主にスピーカー関連製品を世に送り出しています。
ちなみに、”JBL”というブランドの名前は、設立者ジェームス・B・ランシング(James B Lansing)の頭文字から名付けられたものです。
現在では、JBLと同じく高級カーオーディオも手がける”ハーマンカードン”やヘッドホンで有名な”AKG”などを傘下に持つハーマン・インターナショナル社の1つのブランドとなっています。
特にスピーカーの設計・製造において世界中から高い評価を受けているJBLブランドですが、レコーディングスタジオや映画館・コンサートホールなどのプロ用機器の供給で多大なな評価を受ける一方、私たちの身近でも特にポータブルスピーカーの市場で大きな存在感を示すようになってきました。
例えば、首にかけて音楽を楽しめる、”SOUNDGEARシリーズ“は、ヘッドホンやイヤホンが苦手な方でも自分だけの音響空間に没入できる”ウェアラブルスピーカー“と呼ばれる新しいタイプのスピーカーです。 ちなみに、見た目は重そうに見えますが、実は370gしかないので、つけていることを忘れるほどの軽い装着感です。
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他にも、コンパクトでありながらJBLならではの高音質かつ、私も含め光モノ好きには正直たまらない遊び心満載のBluetoothスピーカー“PULSE3“などもあります。
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このように、コンセプトがとてもユニークでありながら、JBLならではの高い音質も同時に実現できているのがJBL製品の魅力です。
また、カーオーディオ・スピーカーシステムとしては、カーメーカー純正のOEMビジネスでは、日本の自動車メーカー向けにはトヨタにのみ、輸入車向けにはフェラーリにのみ採用されています。 同じようにカーオーディオ・スピーカーシステムをOEM供給する”ハーマンカードン”とは対照的に供給先のカーメーカーを限定することで、お互い唯一無二の信頼関係を築いています。
車を買うユーザーにとっても、トヨタ車またはフェラーリのどちらかでなければ味わうことのできないJBLスピーカーのサウンドという特別感があるのではないでしょうか。 ※JBLの製品一覧、JBL公式サイトはこちらからどうぞ。
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JBLのカーオーディオ・スピーカーとは
JBLのカーオーディオを手に入れる方法
通常、カーオーディオ・スピーカーを指名買いしたい場合、
- アフターパーツ(後付部品)として装着する
- 自動車メーカーの純正オプションとして装着する
の2択となります。
ハーマンカードンなど一部の高級カーオーディオブランドはアフターパーツの販売を行っていませんが、JBLの場合はアフターパーツの販売が行われています。 よって、オートバックスなどのカー用品店で購入することができます。
もちろん、ネット通販で購入することもでき、以下のようにAmazon等でも販売されており、高音質なスピーカーを非常にリーズナブルな価格で手に入れることができます。
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アフターマーケット向けJBLカースピーカーの最新価格やレビュー(情報提供:Amazon)の確認はこちらからどうぞ。
ただし、アフターパーツの場合は取付作業やチューニング作業など多少の専門知識等が必要となりますので、ここでは誰にでもお手軽に手に入れることができ、セッティングなどの専門知識も不要な自動車メーカーの純正オプションとして装着されている場合をメインに考えていきます。
JBLオーディオ・スピーカー装着車[国産車編]
ここでは、”JBL”ブランドの高級オーディオ・スピーカーシステムの音を日本車の中で聴く方法について書かせていただきます。 冒頭に書かせていただいた通り、日本の自動車メーカーとしては、現在トヨタのみが”JBL”のオーディオ・スピーカーシステムを採用しています。
そして現在、最も多くの”JBL”ブランドのオーディオが装着されているのも、実はトヨタ車なのです。 アメリカ生まれのJBLブランドなのにとても不思議な話です。 グローバルな世の中になりましたね(笑)。
よって、”JBL”の音を日本車で聴くには、
- トヨタの新車を買う
- トヨタの中古車を買う
のどちらか2つから選ぶこととなります。
トヨタ純正のJBL装着車とは
過去、トヨタはARISTO(アリスト)やSOARER(ソアラ)と言った高級車種で、”Nakamichi(ナカミチ)“というJBLとは別のオーディオブランドを採用してましたが、現在は“JBL”にほぼ一本化されています。
最近では一部の輸入車ブランドを除き、このように1つのカーメーカーブランドに対し1つのオーディオブランドとの組み合わせでブランド戦略が構築されている場合が多いです。 これは競合他社に対して囲い込みを行うビジネス上の理由とブランド戦略のユーザーへの分かりやすさとの2つの理由があると考えられます。
ちなみに、トヨタのみが”JBL”のオーディオ・スピーカーシステムを採用と書きましたが、実は残念ながら全てのトヨタ車に”JBL”が装着されているわけではありません。 現状は、プリウス・ハリアー・アルファード・ヴェルファイアなど数車種に限定して”JBL”が設定されています。
また、グレードによってはオプション装備となりますので、トヨタ車の中でも該当する以下車種かつオプション装着した場合のみ”JBL”装着となります。
下図はヴェルファイアに搭載されているフロントドア用専用JBLスピーカーです。
JBL「Green Edge」テクノロジーとは
ハリアー専用に開発された11個のスピーカーを使用したJBLプレミアムサウンドシステムはトヨタ公式サイトに次のように紹介されています。
音源のディテールを高く再現するだけでなく、省電力・軽量化も同時に実現するGreenEdgeテクノロジーを採用。高性能な8chアンプに加え、音に広がりを持たせる音響レンズを搭載したドアウーハーなど、11のスピーカーを最適にレイアウト。車室内全体に迫力のJBLサウンドが響きます。
「GreenEdge」テクノロジーとは、高効率化により、少ない消費電流で高い音圧・ダイナミクス・解像度向上を実現する、音質の向上と消費電力の低減を両立するHARMAN社の最新技術です。
レクサス車に採用されているマークレビンソン、スバル車に採用されているハーマンカードンのサウンドシステムでも同じ技術が採用されています。
■
トヨタJBL装着車・価格ランキング
ここでは、トヨタ純正のJBLプレミアムサウンドシステム装着車をコストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)にランキング化してみました。
また、こちらに掲載している価格は、現在日本で新車として販売されているもののオプション込の価格となります。
2015年末に4代目にフルモデルチェンジした1位の新型プリウスですが、残念ながらモデルチェンジと共にJBLプレミアムサウンドシステムの設定が廃止されてしまいました。 しかし2017年11月の一部改良により、11.6インチ大画面ナビが装着必須のセットオプションではあるもののJBLプレミアムサウンドシステムの設定が復活しました。 もちろん2018年12月のマイナーチェンジ以降でもJBLプレミアムサウンドシステムの設定は継続されています。
つまり、当初は上記3位のPHVのプリウスでしか選択できなかったJBLプレミアムサウンドシステムがPHVではないノーマルのプリウスでも選択できるようになり、よりJBLの選択肢の幅が広がりました。 もちろん、プリウス/プリウスPHV共に、新型ではスピーカー数は8個→10個と増え、より緻密な音響性能が期待できるスピーカーシステムへとレベルアップしています。
2位のハリアーは2017年のマイナーチェンジ以降、ELEGANCEグレードではJBLプレミアムサウンドシステムが選択できなくなったため、JBLプレミアムサウンドシステムを装着するには1つ上級のPREMIUM以上のグレード購入が必須となりました。
マイナーチェンジでは走り・質感共に向上していますが、JBLプレミアムサウンドシステムをリーズナブルに手に入れたいのであれば、在庫が増えてきた中古車から探されるのがおすすめです。
4位のカムリは、先代モデルや2017年7月のフルモデルチェンジ直後はJBLプレミアムサウンドシステムの設定が無かったものの、2018年8月の一部改良でJBLプレミアムサウンドシステムが選択できるようになりました。
5位の新型アルファード・ヴェルファイアは、2017年末のマイナーチェンジ以降、安全装備である次世代型トヨタセーフティーセンスが標準装備となり、新車価格が大幅にUPしました。 JBLプレミアムサウンドのオプションを装備するとガソリン車でも400万円以上、ハイブリッド車なら500万円以上となります。
しかし逆に、発売から3年以上が経過してマイナーチェンジもされた後なので、中古車という観点ではタマ数も増えJBLプレミアムサウンド付きの車をある程度リーズナブルに手に入れることができるようになってきました。
また、新型アルファード・ヴェルファイアのJBLプレミアムサウンドシステムについては、私KYOが実際に聴いてみた結果をこちら”新型アルファード、ヴェルファイアのスピーカーの実力とは?“の記事に整理しましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。
JBLオーディオ・スピーカー装着車[輸入車編]
ここでは、”JBL”ブランドの高級オーディオ・スピーカーシステムの音を輸入車の中で聴く方法について書かせていただきます。
“JBL”はアメリカで誕生したブランドでありながら、親会社であるハーマン・インターナショナル社のカーエレクトロニクス部門の前身ハーマン・ベッカーが欧州を中心にビジネスを展開していた経緯もあり、イタリアメーカーであるフェラーリで採用されています。
よって、”JBL”の音を輸入車で聴くには、
- フェラーリの新車を買う
- フェラーリの中古車を買う
のどちらか2つから選ぶこととなります。
なんか、JBLの話から始まったのに”フェラーリを買う”なんて、すごい話になってきました。
自分で書いてて言うのもなんですが、”JBLが欲しいからフェラーリを買おう”なんて人は、正直いないと思います(笑)。
フェラーリ純正のJBL装着車とは
フェラーリには”JBL”のオーディオが設定されていますが、他のカーメーカー同様、全てのフェラーリに”JBL”が装着されているわけではありません。
現在、フェラーリの高級オーディオシステムはおよそ以下4種類が存在します(販売終了車も含め過去に遡ると他にもありますが、ここでは一旦、以下4種類を紹介させていただきます)
- JBL Professional Premium サウンドシステム
- JBL Professional QuantumLogic サラウンドサウンドシステム
- BOSE サウンドシステム
- BOSE 5.1サラウンドサウンドシステム
要は、高級オーディオが装着されているフェラーリだからといって必ず”JBL”が装着されているというわけではないのです。
特に日本へ導入されている車・グレードによっては、”JBL”が全く設定されていない場合もあります。
フェラーリJBL装着車・価格ランキング
ここでは、そのようなフェラーリの中からJBL設定車を厳選し、コストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)にランキング化してみました。
こちらに掲載している価格は現在日本で新車として販売されているものの基本価格となります。 (オプション装備を追加した場合は、追加でオプション装備代が加算される場合があります)
車両メーカー・ブランド名 車種名 |
スピーカー 装着個数 |
★新車★ 最安価格 |
新車 購入 |
||
---|---|---|---|---|---|
1位 | Ferrari California T |
9 個 | ¥24,500,000~ (販売当時) |
× | |
2位 | Ferrari 458 Italia |
11 個 | ¥28,300,000~ (販売当時) |
× | |
3位 | Ferrari FF |
15 個 | ¥32,000,000~ (販売当時) |
× |
JBLスピーカーシステム装着車のお得な購入方法
高音質なJBLのスピーカー・サウンドシステムが装着されている車ならではの大きなメリットとして、
- 毎日、車に乗るたびに高音質を楽しめる(→音質の悩み解消)
- JBLのエンブレム・ロゴが装着など”見た目”の満足感もある
- 人とは違ったこだわり装備の車に乗っているという満足感・所有欲が満たされる
などがあります。
しかしながら、オプション装備費用分も含め、購入時にその分それなりに多めの資金準備が必要となります。(いくつかの他の装備と抱き合わせでセットオプションの場合、さらにオプション装備費用は大きくなります・・・)
とは言え、「睡眠時間返上で必死に働いて資金準備」なんて無茶をする必要はなく、車購入時の少しの工夫でオプション装備費用程度のねん出は可能です。
そこで以下の通り、私も実際行っている高音質なカーオーディオ装着車をお得に購入する2つのおすすめ方法をまとめてみました。
- 下取り車がある場合は下取り価格を高くする交渉・買取り店への売却を検討
- JBLなどのオプション装備装着車は出回る中古車の数が少ないので、新着車・価格をネットでこまめにチェック
下取り価格を高くする交渉/買取り店への売却検討
お得に車を購入する方法の中でも、最も分かりやすく価格差が出てしまうのが、
- 下取り価格を高くする交渉
- 下取りではなく車買取り店の利用
の2つです。
実際、私もこれまで3回クルマを買い替えた経験がありますが、
- ディーラーへの「下取り車の価格、これ以上高くならですかね?」という交渉
- 車買取り店への見積依頼(最終的にディーラー下取りにした場合だとしても)
だけは毎回行ってます。
そして偶然なのか3回とも最初のディーラー下取り提示価格よりも車買取り店の価格の方が10~20万円程度高いという経験をしています。
逆に言えば、少しめんどくさいとは言え、買取り店で見積を取っておかないと10~20万円損してしまう場合もあるってことなんです。。。
とは言え、ネット経由で申請したり、店を回ったりの「めんどくささ」と「10~20万円程度の損」をてんびんにかけて考えてみて下さい。
「多少めんどくさい手続きをがんばるともらえる10~20万円」を普段の仕事で稼ごうとするとどのくらいかかるでしょうか?
少なくとも私は、数時間~数日で10~20万円稼げる富裕層ではないので、合理的に買取り店で見積を取る道を選びます。
ちなみに過去私が乗換等で売却した車のディーラー下取りと車買取り店の差額は以下の通りです。
- 旧型トヨタソアラ(走行13万km)
→買取り店の方が10万円高い。が、めんどくさかったのでディーラーで下取り(後に後悔)。 - 旧型トヨタヴィッツ(走行7万km)
→買取り店の方が15万円高い。が、ディーラーと再交渉したら20万円追加値引きしてくれたので下取り。 - レクサスCT200h(走行5万km)
→買取り店の方が17万円高い。ディーラーと再交渉するも結果変わらずで、そのまま買取り店で売却。
過去私が手放した旧型トヨタソアラの場合は年式古く不人気の2ドアクーペだったので10万円の価格差でしたが、もしもSUV・ミニバンなどの人気車やリセールバリューの高い車であれば、場合によっては想像以上の買取り高値がつくこともあります。
仮に最終的に買取り店で売却しないとしても買取り店での自車の買取り価格を知っておくということは、
- ディーラーで下取り金額UPの交渉材料として使える
- ディーラーで値引き+下取り合わせてUPの価格交渉ができる
と、ディーラー交渉時の強い武器となります。 ディーラー交渉の結果、
- ディーラーで納得いく下取り価格が得られた場合
→ 買取り店での売却はキャンセルしてディーラーで下取り - ディーラーで納得いく下取り価格が得られない場合
→ 新しい車はディーラーから買う場合でも前の車は調べておいた買取り店へ売却
と、すればよいのです。
できる限り納得いく買い物をしたい私は、毎回この方法を利用し、ディーラーでの下取り価格をアップ(市場の適正価格に)させることに成功しています。
ちなみに特に、ディーラーでの下取りよりも買取り店を利用するのがおすすめの場合としては、
- 軽自動車・SUV・ミニバン等の人気のカテゴリーの車を売却する場合
(市場での流通性が良く高値が付く確率が高い) - ホイール・ナビ交換等の社外品カスタマイズありの場合
(下取りの場合は純正品以外はマイナス評価) - 手続きが多少手間でも買取り価格は高い方が納得できる場合
(販売店だけでなく買取り店でも手続きが必要)
です。
上記3つの項目に1つでもあてはまる場合は、自分のクルマの買取り価格の確認だけはしておかないと、数万円単位の損につながる可能性があります。
ここで、ためしに今時点の自分のクルマの価格を調べるには、状況に応じて以下2つの方法を使い分けるのがおすすめです。
- 時間をかけずにまずは大手1社へ確認(35秒で入力完了)
→ 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:ガリバー愛車無料査定) - 多少時間をかけてでも数社の見積比較で最高額を確認(90秒で入力完了)
→ 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:カーセンサー簡単ネット車査定)
どちらの方法も無料です。
確かに少し面倒なのは事実ですし、手間をかけるかどうかはご自身で最終判断いただければと思いますが、ここで「行動しない = 10~20万円程度の損 = その分の装備・条件はあきらめる」ということだけはご理解いただき、ここはぜひ行動いただくのがおすすめです。
ちなみに、高く買い取ってくれる割にあまり面倒でもないおすすめの方法について、こちら”車買取の流れ全7種類まとめ!安心/簡単/高額な中古車査定方法とは?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。
自車の買取り価格を知っておくということは、次の車を選ぶ時にどれだけ購入資金の足しにできるかの目安にもなります。
仮に今すぐ車を買い替える予定が無くても、現時点の買取価格+今後の価格変動相場を知っておくことは、買い替えタイミングを考える上でも、十分に意味があることなのです。
新着車・中古車価格変動をネットでこまめにチェック
次に中古車で買う場合ならではのポイントです。
実は中古車のオプション装備価格は、カーメーカーがマーケティング戦略で値段を決める新車と違って市場ニーズそのもので決まります。
早い話が、サンルーフなどの人気オプションは新車時とオプション価格が大きく変わらないのに対し、JBLのような高音質なカーオーディオなどマニアックなオプションは需要が少なければ、新車時より価格が大きく下がるのです。
しかし、マニアックなオプション装備はマニアックである分、市場に出回る中古車の数がとても少ないです。
よって、新着の中古車や価格の変動をネット等で頻繁にチェックし、自分の希望スペックに対して70~100%当てはまると思ったら、すぐに中古車販売店に仮押さえを依頼するくらいのスピード・行動力が武器となります。
レアで条件のいい車ともなるとホントすぐに買い手がついてしまいます。
私自身が購入した際、3ヶ月粘りましたが実は100%希望の車は現れないと判断し、実は最終的にボディーカラーについては希望の白色をあきらめグレー色で妥協しました。(もちろんオーディオ装備は一切妥協無しです)
このように、ある程度の期間こまめに情報チェックしていると、希望スペックを80%満足するレベルの車すらかなりレアな掘り出し物なのか、希望スペックを100%満足するレベルの車が十分出てきそうなのかの肌感覚がつかめてきます。
音がいい車に特化した車の探し方をあらためて知っておきたい方は、こちら”オーディオ音質がいい車を安くかしこく買う方法“の記事に概要をまとめましたのでご参考にどうぞ。
今回紹介させていただいた“ジェイビーエル(JBL)”以外の高級カーオーディオブランドについても以下の記事にまとめましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。