CarPlay・Android Auto対応の車に挿すだけでワイヤレス化ができるOttocast MINI(オットキャスト ミニ)ですが、実はミニ・ミニ2・ミニキューブなど微妙な違いで6種類以上のラインナップがあり、どれを選ぶべきか悩まれる方も多いです。
また実際の口コミや評判を見ると、ケーブルを毎回抜き差しする手間が省けて便利になると高く評価する声が多い一方で、動作の安定性や機能性に不満を感じる意見も散見されます。ただ、評価が低めの意見の多くは十分解決できる内容なので、対応方法を知っていれば大きな問題にはなりません。
そこで本記事では、オットキャストミニシリーズ6機種の違いを5項目に分けて解説すると共に徹底レビューし、対応車種もあわせて解説していきます。
オットキャスト ミニ/ミニ2/キューブ5つの違いとレビュー
オットキャストのMINI(ミニ)、MINI2(ミニ ツー)、超MINI Cube(ミニキューブ)、Pot(ポット)、Slim(スリム)は、いずれもApple CarPlayやAndroid Autoの有線接続を無線接続に変換できるワイヤレスアダプターです。
しかし、細かな仕様や使い勝手に違いがあるため、購入前には事前に各モデルの特徴を把握しておくのがおすすめです。特に接続端子、筐体の大きさ・構造の差は、取付けのしやすさや放熱性能に影響します。ここでは5つの観点からそれぞれの違いを整理し、レビューしていきます。
価格 | 1) USB接続 端子種類 |
2) 切断スイッチ 有無 |
3) 本体 サイズ |
4) 構造 形状 |
5) 色 バリエーション |
|
---|---|---|---|---|---|---|
MINI |
¥8,000 | 本体:タイプA 変換1:タイプC 変換2:タイプA-L字 |
○ | ○ (小型) |
○ (樹脂ケース/ 丸型) |
◎ (3色:黒/白/青) |
MINI2 (Edge) |
¥8,000 | 本体:タイプA 変換1:タイプC 変換2:タイプA-L字 |
△ (隠し スイッチ) |
○ (小型) |
○ (樹脂ケース/ 角型) |
○ (黒色のみ) |
MINI Cube (USB-A) |
¥8,000 | 本体:タイプA 変換:タイプC |
× | ◎ (超小型) |
◎ (放熱設計 金属ケース/ 角型) |
○ (銀色のみ) |
MINI Cube (USB-C) |
¥8,000 | 本体:タイプC | × | ◎ (超小型) |
◎ (放熱設計 金属ケース/ 角型) |
○ (銀色のみ) |
MINI Pot |
¥8,000 | 本体:タイプA 変換:タイプC |
× | ◎ (超小型) |
◎ (放熱設計 金属ケース/ 角型) |
◎ (2色:黒/銀) |
MINI Slim |
¥8,000 | 本体:タイプA 変換:タイプC |
× | ◎ (超小型) |
◎ (放熱設計 金属ケース/ 角型) |
◎ (2色:黒/銀) |
1)USB接続端子の種類(タイプC/L字変換)
接続方法としては、ほとんどのモデルがUSBタイプA端子を標準搭載しており、最新のタイプC車種との接続時は付属の変換端子を利用します。
一方でOttocast MINI Cube(オットキャスト ミニ キューブ)は、標準搭載のUSB端子がタイプAモデルとタイプCモデルの両方が存在し、選ぶことができます。
今後はUSBタイプCが主流になるので、お使いの車が既にタイプCであれば、MINI CubeのUSBタイプC搭載モデルをお選びいただくことで、変換アダプタ無で最もコンパクトに取り付けできます。
ただし、逆にお使いの車がタイプAの場合は、MINI CubeのUSBタイプA搭載モデルの方がコンパクトに取り付けできます。以上をまとめると以下の通りです。
- MINI/MINI2:ストレート型USBタイプA標準搭載、L字タイプA・タイプC変換付属
- MINI Cube(USB-A)/Pot/Slim:タイプA標準搭載、タイプC変換付属
- MINI Cube(USB-C):タイプC標準搭載
USBタイプC端子搭載車をお使いの方にはCube(USB-C)がおすすめですが、タイプAの車でも使う可能性がある場合は汎用性を考えて、タイプA標準搭載かつタイプC変換アダプタ付属でコンパクト設計のMINI Cube(USB-A)/Pot/Slimが無難です。
2)接続切断スイッチ有無
多少の利便性に差が出るのが接続切断スイッチの有無です。Ottocast MINIは本体に物理スイッチを搭載しており、CarPlayやAndroid Auto接続を切りたいときにワンタッチで操作できます。これにより、スマホ側でWi-FiやBluetoothオフに設定変更せずともオットキャスト側で切断することができます。
ただし、意図的に接続を切りたいシーンは正直少なく、スマホ2台持ちでもう1台のスマホに接続変更したい場合や他の同乗者のスマホに接続変更したい場合にほぼ限られます。
よって、接続切断スイッチの有無については、機能差はあるものの、特定の場合を除いて利便性として大差は無いです。
- MINI/MINI2:切断スイッチ有(複数スマホつなぎ変えが容易)
- MINI Cube/Pot/Slim:切断スイッチ無(特に問題なし)
複数のスマホをつなぎ変えることが多い方には、MINIやMINI2が使いやすいかもしれませんが、通常の使い方をする上では、どのモデルもほぼ同じです。
3)本体サイズ(大きさ)
本体サイズは設置の自由度や取付け状態での見栄え・スッキリ感に直結します。
Ottocast MINIは上図の通り手のひらサイズですが、左のMINIが小型タイプなのに対し、右のキューブはさらにコンパクトな超小型タイプです。
もともとMINIの発売当初やMINI2発売時は約40mmの小型サイズが主流でしたが、その後に約10mmの超小型サイズのMINI Cube/Pot/Slimが発売されました。価格や機能性も同じであることを考えると、MINI Cube/Pot/Slimがダントツにおすすめです。
- MINI/MINI2:小型(約40mm)
- MINI Cube/Pot/Slim:超小型(約10mm)
サイズ感や取付け状態でのスッキリ感として、特にMINI Cube/Pot/Slimには、わずか10mmの超小型設計により車内が劇的にスッキリする他メーカー製品には無い強みがあります。
4)構造/形状(放熱設計有無)
長時間使用する上で気になるのが本体の発熱です。Ottocast MINIシリーズはどれも小型設計なので、部品が高密度に集積されており、発熱しやすい構造です。
しかし、MINI Cube/Pot/Slimは、アルミケースを採用することで効率よく放熱することができるので、夏場や長距離ドライブでも安定して使える点が強みです。
- MINI/MINI2:樹脂ケース採用で放熱対策は他社製品同等レベル
- MINI Cube/Pot/Slim:アルミケース採用で放熱性が高い
画面フリーズなど無く安定して使いたい方、長時間の移動をされる方は、MINI Cube/Pot/Slimをお選びいただくと安心です。
5)色バリエーション
デザイン面の違いの1つとして、カラー展開も異なります。
MINI2(ミニ ツー)とCube(キューブ)はそれぞれブラック・シルバーの1色のみですが、Pot/Slimはブラックに加え、シルバーの2色から選択できますし、MINI(ミニ)に至ってはブラック・ホワイト・ブルーの3色から選べます。
- MINI:黒/白/青の3色
- MINI2:黒のみ1色
- MINI Cube:銀のみ1色
- MINI Pot/Slim:黒/銀の2色
車の内装カラーに合わせてコーディネート的に選びたい方には、MINIやPot/Slimなど複数カラーを展開しているモデルがおすすめです。
以上の通り、オットキャスト MINIシリーズには、接続端子・大きさ・構造・デザインなど複数の違いがあります。
放熱安定設計かつ超小型省スペース設計でスッキリ見せられるのはMINI Cube、ある程度見栄えもスッキリさせつつ、車のインテリアとカラーコーディネートできるMINI Pot/Slim、といった形で何を重視されるかでお選びいただくのがおすすめです。
オットキャストミニの評判・口コミ10選
Ottocast MINI(オットキャスト ミニ)は、CarPlayやAndroid Auto対応の人気のワイヤレスアダプターですが、評判を調べると接続が簡単・配線が不要でスッキリするといった肯定的な声がある一方で、価格が高め・ミラーリングできないといった不満からくる否定的な声も見られます。
そこでここでは、Amazonや楽天などで多かった口コミを10個まとめ、利用者の実際の感想を紹介します。
悪い口コミ5選|価格の高さ・ミラーリング不可・強制WiFi接続
オットキャストミニに対する否定的な口コミには、いくつか共通点があります。特に多かった意見を以下の通り紹介していきます。
30代男性ホンダヴェゼルオーナーのオットキャストMINIレビュー
レスポンス遅延もなく大変満足だがちょっと高い
確かに8,000円という価格は安くありませんが、乗る度にケーブル接続作業する手間から解放される事や、USB接続したまま車にスマホを置き忘れるリスクを考えると、妥当な価格とも言えます。
60代男性のオットキャストMINIレビュー
Apple CarPlayの認識はできたがミラーリングできない
実はオットキャストMINIには動画再生等のミラーリング機能が装備されていません。もし、ミラーリング機能を使いたい場合は、Mirror TouchやCar TV Mate Pro/Maxをお選びいただくのがおすすめです。
詳しくは、こちら”オットキャストミラータッチとカーテレビメイト徹底比較”の記事にまとめましたので、もし良ければご参考にどうぞ。
iPhoneやアンドロイドスマホを車の画面に映せるミラーリングを活用すると、カーナビ・ディスプレイーオーディオのモニターでGoogleマップなどのナビアプリやYouTube・Amazonプライム・TVerなどの動画アプリが快適に使えます。 […]
50代男性のオットキャストMINIレビュー
Ottcast MINIで車に無線接続するとそのスマホをテザリングやルータでWi-Fi接続できなくなる
オットキャストMINI経由の接続に限らず、純正機能であっても、ワイヤレスCarPlayやワイヤレスAndroid Auto接続では、必ずBluetoothに加えてWi-Fi接続を使って通信が行われます。
よって、基本的にはカーナビ・ディスプレイオーディオとワイヤレス接続中は、テザリングやモバイルWi-Fiでのインターネット接続はできず、4G/5Gのモバイルネットワーク通信をご利用いただくことになります。
車内Wi-Fiなどを契約されていて、どうしてもWi-Fi経由でインターネット接続されたい場合は、ワイヤレスCarPlayやワイヤレスAndroid Auto接続では無く、有線接続をお使いいただくのが唯一の方法となります。
30代男性トヨタヴォクシー(90系)オーナーのオットキャストMINIレビュー
純正ナビで電力の問題か動作が不安定
トヨタ/レクサスの2021~2025年式のUSBタイプAポート搭載車の一部は、USB電源供給仕様の問題により、オットキャストMINIの起動がうまくいかない場合があります。
一方で対策として、USB電源補助ケーブルを割り込み接続することで解決できることも確認済です。1,000円程度で手に入るので、トヨタ/レクサス車オーナーの方でオットキャストMINIがうまく起動できない場合は、是非お試しいただければと思います。
60代女性トヨタカローラクロスオーナーのオットキャストMINIレビュー
付属アダプタが奥まで入らなくて最初ちょっと戸惑った
オットキャストMINIに付属されているUSBタイプA-タイプC変換アダプタは、多くの車の端子に接続できるよう互換性の高さを優先し、接続端子部分が多少長めに作られています。
よって、車のUSB端子の仕様によっては端子が奥まで入らずに長さが余ってしまうと感じる場合もありますが、機能的には問題ありません。
以上が多くの方が感じる、オットキャストMINIに対する代表的なネガティブ口コミです。正直、致命的に悪い口コミは無く、それぞれ対処方法があると私は感じています。
良い口コミ5選|簡単接続・毎回差込み不要・配線無でスッキリ
一方で、良い口コミでは日常使いにおける利便性が高く評価されています。特にユーザーが特に満足している点は以下の通り紹介していきます。
40代女性トヨタROOMYオーナーのオットキャストMINIレビュー
接続も簡単だったし、エンジン始動ですぐ繋がるのホント楽
実は接続作業は、車のUSB端子にオットキャストMINIを挿して、スマホとBluetooth接続するだけの非常に簡単なものです。スマホのBluetooth接続作業が行える方であれば、問題無く初期設定作業ができます。
また、最初の1回だけBluetoothのペアリング接続作業を行ってしまえば、次回からは特に大きな遅延もなく自動接続されます。USBケーブルをつなぐ手間無く自動でCarPlayまたはAndroid Autoが立ち上がるので本当に楽です。
60代男性マツダロードスター(ND)オーナーのオットキャストMINIレビュー
車乗り込む時、スマホと車にケーブル差し込む操作が無くなり大満足
有線接続にしか対応していないカーナビ・ディスプレイオーディオの場合、車に乗り込む毎に毎回、ポケットやカバンからスマホを取り出し、ケーブルで接続する必要があります。さらに言うとケーブルを無くすと接続することすらできません。
しかし、オットキャストMINIを装着しておくことで、スマホを取り出したり、ケーブル接続したりする手間が全く不要になります。また、ケーブルに挿すと降車時にスマホを置き忘れるリスクもありますが、それも無くなり一石二鳥です。
50代男性プジョー3008オーナーのオットキャストMINIレビュー
接続早く、配線接続の手間が無くなり非常に便利、サイズも小さく、配線も無くなりスッキリ
配線接続の手間が無くなるのは他の口コミでも多くの方が感じられていますが、それに加えてオットキャストMINIの特にCube/Pot/Slimシリーズは究極にサイズに小さいです。USB端子より手前の飛び出す部分の寸法は、なんとわずか10mmです。
配線が不要になってスッキリするのに加えて他社ワイヤレスアダプターと比べてスッキリ感がダントツに違います。
50代男性スズキフロンクスオーナーのオットキャストMINIレビュー
Bluetooth設定で無事接続できた、非常に便利
他の口コミにもある通り、初期設定・接続作業はとても簡単です。スマホのBluetooth接続作業が行える方であれば、問題無く接続できます。
40代女性トヨタライズオーナーのオットキャストMINIレビュー
カーナビも音楽も簡単に操作できた、購入してよかった
オットキャストMINIは、カーナビ・カーオーディオの有線接続のCarPlayやAndroid Auto機能を単純にワイヤレス化するだけなので、カーナビアプリや音楽アプリの使い勝手は、有線接続の場合と何も変わりません。
旧タイプのワイヤレスアダプターでネイティブ接続非対応のものは、アプリアイコンのデザインが変わるものもありましたが、オットキャストMINIはネイティブ接続に対応しており、アイコンが純正のままです。
以上が多くの方が感じる、オットキャストMINIに対する代表的なポジティブ口コミです。
特に、毎回ケーブルを抜き差ししなくて良いという点は、車を頻繁に使う方にとって大きな魅力です。本体サイズもCube/Pot/Slimシリーズなら超小型でもあるのでわずかな場所しか取らず、車内をスッキリさせたいユーザーにも向いています。
Amazonや楽天レビューに多い感想まとめ
ネット通販サイトのレビューを総合すると、オットキャストMINI(ミニ)の評価は利便性の高さと機能的な不満の両面が目立ちます。
- ○:日常利用でも確実に快適になる
- ○:無線で接続の手間解消+見た目もスッキリ
- △:ミラーリング非対応で動画視聴できず残念
- △~○:価格面ではやや高いが買って良かった
つまりオットキャストMINIは、シンプルにCarPlayやAndroid Autoをワイヤレス化したい人には好評ですが、ミラーリングによる動画視聴など多機能性を重視する人には不満を感じる製品といえます。購入を検討する際は、MINIだけでなく、Car TV Mateやミラータッチとの違いも比較してお選びいただくのがおすすめです。
オットキャストミニに加え、ミラーリングにも対応したミラータッチとカーテレビメイトを比較一覧表にまとめると以下の通りです。
機器名 | 価格 | ミラーリング映像 HDMI/USB 変換入力 |
ミラーリング映像 USB入力 &画面タッチ |
走行中 映像表示 対応 |
ワイヤレス CarPlay AndroidAuto |
---|---|---|---|---|---|
MINI Cube |
○ ¥0.8万~ |
× | × | × | ○ |
Mirror Touch (ミラータッチ) |
△ ¥2.4万~ |
× | ○※ 動作対象: DP対応スマホ のみ |
○ | ○ |
Car TV Mate Pro/Max |
△ ¥2万~ |
○ | × | ○ | ○※ AndroidAuto 対応はMax |
- ミラーリング不要かつコスパ重視でワイヤレス化:MINI Cubeがおすすめ
- ミラーリング必要かつDP対応スマホをお持ちで操作性重視:Mirror Touchがおすすめ
- ミラーリング必要かつコスパや対応機器の幅広さを重視:Car TV Mate Pro/Maxがおすすめ
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また今なら、2025年10月10日(金)までの期間限定で最大40%オフの秋の大感謝祭セールを開催中ですが、セール価格からさらに上記の10%OFFクーポンコードも追加で併用可能なので、価格で迷われている方は今がチャンスかと思います。
オットキャスト ミニの対応車種一覧
オットキャストMINI(ミニ)シリーズは幅広い車種に対応しており、国産車・輸入車ともに多くの車種で動作可能です。ただし、すべての車両で安定動作するわけではないため、口コミなどの実績情報をもとにお使いの車で動作するか購入前に確認いただくのがおすすめです。
ここでは、国産車と輸入車の対応車種情報を整理し、非対応の可能性がある車種や注意点を紹介します。
国産車の対応状況と注意点
国産車では、2020年頃以降に発売されたモデルであればCarPlay及びAndroid Auto機能の標準採用車が多く、オットキャストミニに対応している確率が高いです。特にトヨタ、レクサス、ホンダ、日産車では幅広い車種で使えるケースが多いです。
一方で2020年頃以前の古いモデルや、既にワイヤレスのCarPlayにのみ対応しているスバルの一部車種は利用できない可能性があるので注意が必要です。確認のポイントとしては以下の通りです。
- 有線接続方式のCarPlay/Android Auto対応か
- 年式が2020年頃以降か
- 既に無線接続に対応済でないか
オットキャストミニシリーズの国産車対応車種について、メーカー毎の平均的な対応年式は以下の通りとなります。
- トヨタ:2020年~(2023年~USB-Aなら補助電源必要)
- レクサス:2022年~(2023年~USB-Aなら補助電源必要)
- スズキ:2021年~(後付対応なら可)
- ダイハツ:2021年~(後付対応なら可)
- 日産:2022年~(後付対応なら可)
- ホンダ:2019年~(後付対応なら可)
- スバル:2019年~(一部2023年~対応不可)
これらをチェックすれば、国産車のオットキャストミニ対応可否を概ね把握できます。
ちなみにAndroid Autoのワイヤレス接続については、日本国内では海外と比べ、2022年の電波法改正・2023年の仕様変更を経て、だいぶ遅れて解禁されました。
よって国産車では、2025年現在、2022年式以降の一部車種でワイヤレスCarPlayに対応済の車種はありますが、ワイヤレスAndroid Auto対応済の車種はごくわずかです。
つまり、iPhoneユーザーの方は、既にお乗りの車がワイヤレスCarPlay対応済の可能性もあるので注意が必要ですが、アンドロイドスマホユーザーの方は、オットキャストミニなどのアダプターを使わない限りワイヤレス接続ができない場合が多いです。
輸入車の対応状況と注意点
輸入車の場合、国産車より5年程早い2016年頃以降のタイミングでCarPlay及びAndroid Auto機能を標準装備しており、より年式が古い車でもオットキャストミニが使える確率が上がります。特にメルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲンは同一メーカー内で共通のカーナビ・ディスプレイオーディオを採用しているため、オットキャストのメーカー側も適合確認が実施しやすいため、車種によらず安定して動作する場合が多く安心です。
一方で、輸入車の中でもポルシェなど一部の車種ではCarPlay機能がオプション扱いになっていて同じ年式でも使える車と使えない車があったり、ワイヤレス接続のCarPlayにのみ対応しているBMWの一部車種は利用できない場合があったりするので注意が必要です。具体的な留意点は以下の通りです。
- 有線接続方式のCarPlay対応か
- 年式が2016年頃以降か
- 既に無線接続に対応済でないか
- CarPlay機能がオプションの場合は有効化済か
オットキャストミニシリーズの輸入車車対応車種について、メーカー毎の平均的な対応年式は以下の通りとなります。
- フォルクスワーゲン:2016年~
- アウディー:2016年~
- ポルシェ:2016年~(2020年頃まではオプション設定)
- メルセデスベンツ:2016年~
これらをチェックすれば、国産車同様、輸入車でもオットキャストミニ対応可否を概ね把握できます。
まとめ|オットキャスト MINIシリーズ総評
オットキャストミニシリーズはCarPlayやAndroidAuto接続をワイヤレス化して、車内をスッキリさせつつ接続の手間も無くして快適に使いたいというニーズに応える人気製品です。口コミや評判を総合すると、どのモデルも概ね高評価ですが、見た目や端子形状に違いがあり、お使いの車の仕様によって選ぶべき製品が変わってきます。
主な特徴を整理すると以下のようになります。
- MINI:車室内に合わせ白色や水色を選びたい場合
- MINI Cube (USB-A):車のUSBがタイプAで室内をなるべくスッキリさせたい場合
- MINI Cube (USB-C):車のUSBがタイプCで室内をなるべくスッキリさせたい場合
このように、それぞれのモデルは見た目やUSB端子形状の違いがあるため、自分が何を重視するかを明確にしてお選びいただくのがおすすめです。
以上こちらの記事では、オットキャストミニシリーズ各機種の違いやレビュー・対応車種について解説しました。ただし、オットキャストミニにはワイヤレス化機能は搭載されているものの、ミラーリング機能は非搭載です。
もしも車内で動画を見たりミラーリング機能を使われたい場合は、同じオットキャスト製品の中でも、Mirror TouchとCar TV Mateをお使いいただくのがおすすめです。両機種の比較結果をこちら”オットキャストミラータッチとカーテレビメイト徹底比較”の記事にまとめましたので、もし良ければ合わせてご参考にどうぞ。
iPhoneやアンドロイドスマホを車の画面に映せるミラーリングを活用すると、カーナビ・ディスプレイーオーディオのモニターでGoogleマップなどのナビアプリやYouTube・Amazonプライム・TVerなどの動画アプリが快適に使えます。 […]