オットキャストから2025年に発売された最新モデルNano AIは、OttoAibox P3と何が違うか悩まれる方も多いです。
実は両モデルは、AI機能においてほぼ性能差が無いことをご存じでしょうか?理由は、どちらも最新AIであるGeminiやChatGPTアプリが利用できてしまうからです。
しかし、排熱性能による安定性の違いやHDMI対応有無など、どう使いたいかによって選び方は大きく変わってきます。
そこでここでは、P3でAI機能を使える裏技も含め、Nano AIとP3両モデルの比較と最適な選び方を解説していきます。もし知らずに買ってしまうと後悔する可能性もあるため、是非お読みいただければ幸いです。
オットキャスト Nano AIとP3の違い比較
オットキャストNano AIとP3は、どちらもスマホアプリが車内で使えるようになる人気のCarPlay AI Boxです。
しかし、
- Nano AIとP3はどっちが良い?
- AIが使えるのはNano AIだけ?
などの疑問を持たれる方が多いのも事実です。
ここではハード・ソフト・AI・表示機能・設置性・価格の観点から2モデルを徹底比較していきます。
基本ハード性能比較|CPU・メモリ・SIM・冷却
ハードウェア性能ではNano AIがP3を上回ります。クアルコム製Snapdragon 680(SM6225)チップ搭載と高負荷時にも効率的な排熱を促す上図赤枠の3面排気スリットなど、きめ細かい構造設計による性能差は大きいです。
P3にも排気スリットが多めに設定されていますが(下図赤枠)、場所が1面だけなので風流れ効率が悪いことと、内装トレイに置いた場合に結果的に塞がれてしまう底面にあることより、Nano AIと比べると排熱効率は劣ります。
主なハード違いをまとめると下表の通りです。
ハード性能 | Nano AI | OttoAibox P3 |
---|---|---|
CPU | ◎ Qualcomm SM6225/ 2.4GHz |
○ Qualcomm SM6125/ 2GHz |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
SDカード | microSD | microSD |
SIM | ○対応 NanoSIM クラウドSIM |
○対応 NanoSIM クラウドSIM |
Wi-Fi テザリング |
○対応 | ○対応 |
排気冷却性能 | ◎ 3面排気 |
○ 1面排気 |
動画視聴+ナビルート案内2画面表示などの高負荷状況を長時間ドライブで利用したい方はNano AIの方が安心です。
基本ソフト性能比較|OS・OttoDrive・起動時間
ソフトウェア性能面でも2025年発売のNano AIの方が、2023年発売のP3と比べると確実に進化しています。
Android OSが12→13になったこと、基本の画面レイアウトは大きく変わらないもののUIがOttoDrive 2.5になり、画面右端メニューの設定アイコンがSiriのようなアイコンが変わったことが大きな違いです。OttoDrive 2.5のホーム画面イメージは上図の通りです。
ちなみに、P3のOttoDrive 2.0のホーム画面イメージは下図の通りでした。SiriのようなAI呼出アイコンが無いのがお分かりいただけると思います。
とは言え、動画アプリやナビアプリの利用、それらを2画面表示したりする基本性能では全く差は無いです。(下図)
主な違いは下表の通りです。
ソフト性能 | Nano AI | OttoAibox P3 |
---|---|---|
OS | ◎ Android 13 |
○ Android 12 |
Home UI | ◎ OttoDrive2.5 |
○ OttoDrive2.0 |
起動時間 | ◎ 35秒 |
○ 40秒 |
操作 レスポンス |
◎ 超スムーズ |
○ スムーズ |
アプリ利用 動画/音楽/ナビ等 |
○対応 | ○対応 |
ワイヤレス CP/AA |
○対応 | ○対応 |
意外と性能差が体感できたのが、起動時間と操作レスポンスの速さです。実際P3でも全く問題無いレベルなのですが、比べてみると明らかに分かるレベルで、Nano AIの方がスムーズで安定した操作感覚でした。
少しでもスマホに近いストレス無い操作を希望されるなら、Nano AIの方がおすすめです。
音声・AI性能差比較|Nano AI標準搭載と追加AI
AI機能の違いは、「Nano AI」の商品名そのものにもAIが含まれている通り、最も注目すべきポイントです。
Nano AIはNanoと呼ばれる簡易的な音声アシスタントAIと、Open AIのGPT4oベースの会話用生成AIの2種類の独自AIシステムを標準搭載しており、アプリ追加インストール無しで音声操作や会話が楽しめます。
一方で、音声アシスタントのNanoはまだまだ未完成で、曖昧検索への対応度が低いなど、残念ながらGoogleのAIエンジンと比べると劣る部分も多いです。
例えば、GoogleアシスタントやGeminiでは普通に「セントレアに案内して」で通じるのに、Nanoだと、「セントレアまで案内して」と言わないと通じません。ちなみに「中部国際空港”に”案内して」でもダメで「このコマンドにはまだ対応できません」と言われてしまいます。(下図)
いつかはアップデートで改善される可能性もありますが、私は巨大テック企業であるGoogleが本気で進めるAI開発に追い付くのは難しいと考えており、少なくともAIの性能差が大きく縮まることは無さそうです。
ちなみに、GoogleのGeminiを使って「セントレアに案内して」と発言すると、以下のようにGeminiアプリからGoogleマップアプリを呼び出して接続し、正しく音声認識結果が伝えられていました。(下図)
結果、Gemini経由だと、Nano AI経由では不可能だったセントレアまでのナビ案内が無事に始まりました。(下図)
比較表にまとめると以下の通りです。
AI性能 | Nano AI | OttoAibox P3 |
---|---|---|
独自AI アシスタント |
○ NanoAI+GPT 標準搭載 |
× |
Chat GPT | (○※) アプリ追加可 |
(○※) アプリ追加可 |
Google アシスタント |
(◎) アプリ追加可 |
(◎) アプリ追加可 |
Google Gemini |
(◎) アプリ追加可 |
(◎) アプリ追加可 |
頻繁に音声操作を使うとしても、圧倒的に便利なグーグルアシスタントやGeminiを使う限り、Nano AIとP3でのAI性能差は無視できるレベルと言えます。
※ルート化されたアンドロイド機器に該当するNano AIやP3では、Chat GPTアプリはインストールできてもログインできず使えない場合があります。アプリが使えなくてもChromeなどのブラウザからchatgpt.comにアクセスすれば利用できます。
表示機能比較|サブ画面・HDMI・イルミ・画面分割
表示関連機能ではサブディスプレイを持つNano AIが実質的に多機能です。サブディスプレイには様々なデザインの時計や、AIアシスタントと連動したキャラクターの表情を表示させることができます。独自AI Nanoを使って音声認識中は、サブディスプレイの顔が聞き耳を立てている風になります(上図)。
一方で、後席モニターなどに映像出力したい場合のHDMI出力端子はOttoAibox P3には搭載されていますが、Nano AIには非搭載なので、注意が必要です。
それ以外含めた、主な機能比較は以下の通りです。
表示機能 | Nano AI | OttoAibox P3 |
---|---|---|
サブ ディスプレイ |
○対応 | ×非対応 |
HDMI出力 | ×非対応 | ○対応 |
マルチカラー イルミ |
×非対応 | ○対応 |
2画面 分割 |
○対応 | ○対応 |
車内で前席を中心にドライブ楽しみたい方にはNano AIが、後席への映像表示も行い方にはP3が向いています。
取り付け自由度と見栄えの差を比較
設置のしやすさは両モデルほぼ同じです。
もしもエアコン吹き出し口が取り付け対応可能な形状であれば、Nano AIの方が多少の飛び出し感はありますが全く問題無いレベルです(上図)。
一方で、Nano AIはエアコン吹き出し口の形状が特殊な丸型ルーバーだったりすると取り付け不可能だったり、設置位置によっては、ケーブルのたれ下がりがシフト操作の邪魔になる場合もあるので、注意が必要です。
とは言え、上図のようにUSB端子が近い場所にあるフォルクスワーゲン車では全く問題無でしたし、下図のようにUSB端子が遠い場所にあるトヨタクラウンスポーツでも、本体取付位置を助手席側に寄せる工夫で、シフト操作には全く問題無い位置にケーブルを通すことができました。
USB端子と内装トレイはだいたい近くにまとまっている場合が多いので、OttoAibox P3の方がスッキリ見える場合が多いかもしれません(下図)。
一覧にまとめると以下の通りです。
取付 | Nano AI | OttoAibox P3 |
---|---|---|
取付 汎用性 |
△ エアコン 吹出口、 形状次第で 取付NG有 |
○ トレイ等に 置くだけ |
本体設置 見栄え |
△~○ 飛出感あり |
○ スッキリ |
ケーブル設置 見栄え |
△ 配線長め |
○ 配線短め |
取付の自由度や汎用性を重視する方にはOttoAibox P3が、サブディスプレイ表示も有効活用すべく、積極的に見える位置に取り付けたい方にはNano AIがおすすめです。
価格・コスパ比較|どちらがお得?
価格面では約1万円安いP3が優位ですし、さらに1万円以上安いP3 Liteという選択肢もあります。
各機種の最新価格は以下の通りです。
- Nano AI:6万円前後
- P3:5万円前後円
- P3 Lite:4万円前後円
一方で、長く使いたいのであれば、Android OSのサポート期間がより長い間期待できるOS13を搭載しているNano AIの方が安心です。
OSサポートが終了してもすぐに利用不可にはならないですが、セキュリティーリスクが高まるのと、徐々に対応アプリが減っていくリスクが高まります。
比較結果の結論としては、以下の通りです。
- 最新性能や長時間利用時の安定性を重視:OTTOCAST NanoAI
がおすすめ
- コスパやHDMI出力などの拡張性・搭載スッキリ感を重視:OttoAibox P3
がおすすめ
- とにかくコスパを最重要視:OttoAibox P3 Lite
がおすすめ
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いずれにせよ、次章で詳しく解説するOttoAibox P3でもAIが使える裏技を活用すれば、Nano AI標準搭載のAI性能を上回る快適なドライブ体験も可能なので、AI性能についてはどのモデルを選んでも最終的に同じレベルにできます。
OttoAibox P3でもAIが使える裏技と活用法
実は、オットキャストOttoAibox P3でも工夫次第でNano AIを上回るAI体験が可能です。
P3単体ではAIアシスタント非対応ですが、特定のアンドロイド対応アプリを追加・設定することでChat GPT・Googleアシスタント・Geminiなどの最新AIを簡単に活用できます。上図はP3にGoogleの最新AIであるGeminiをインストールした状態です。
ここではP3とNano AIそれぞれで最新のAI体験ができる裏技や活用法を詳しく紹介します。
アプリ追加によるP3へのAI追加とNanoのAI性能向上
OttoAibox P3は購入直後の状態だとAIアシスタント機能非対応ですが、Nano AIを上回るAI機能を追加可能です。
また、Nano AIは初期状態で独自のAIアシスタントが標準搭載されていますが、例えば上図のようにGeminiを追加すればさらに使い勝手を高めることができます。
AIアシスタント追加の大まかな手順は以下の通りです。
- Google PlayストアからAIアプリ※をインストール
- AIアプリのマイク・音声アクセスを許可
- 「OK Google」等の呼び出しフレーズで運転中もハンズフリーでAIを音声操作
P3とNano AIに追加可能な具体的なAIアシスタントアプリとしては、以下のものがあります。
- Googleアシスタント(無料)
- Google Gemini(無料)
- Chat GPT(無料)※Chrome等のブラウザ経由で利用可能
上記の手順でOttoAibox P3やNano AIでGemini やChatGPTによる質問応答や音声操作が使えるようになり、Nano AIの初期状態を超える便利さを体感できます。
ChatGPT追加と活用裏技|最新生成AIで高度な質問応答可能
Chat GPTは特に複雑な質問への回答生成で強みを発揮します。
- ドライブ中に旅行の詳細タイムスケジュール計画作成
- 訪れた観光スポットの詳しい情報収集
- 検索・口コミサイトで調査せずとも高評価+駐車場ありの施設提案
具体的な活用例としては、旅行の計画を考えるという複雑な質問に対しても、以下のような旅行代理店の担当者顔負けの素晴らしい回答を生成してくれます。
A:愛知県のご自宅を朝8時に出発し、夕方5時に木更津PEC東京へ到着するモデルプランをご提案します。途中、群馬県の「頭文字D」聖地観光も楽しめる充実した日帰りドライブプランです!
- 頭文字Dファン必見の聖地巡礼: 榛名(秋名)で峠ドライブ&D’z‑garage訪問で世界観満喫
- 自然スポット追加: 吹割の滝で群馬の大自然を体感
- 東京湾アクアライン体験: 海ほたるで景観と休憩を楽しむ
時間 | 行程内容 | 詳細 |
---|---|---|
8:00 | 愛知出発 | 新東名→圏央道と東関東道経由で木更津へ(約5時間半の運転、休憩・観光込みで9時間弱) |
11:30~ 12:30 |
榛名山 ドライブ |
「頭文字D」の舞台・秋名(Mt. Haruna)そのもの。県道33号沿いの「五つのヘアピン」などを通り、登山口&展望ポイントで写真撮影も◎ |
Racing Café D’z‑garage |
初期Dファン必見!AE86など展示、オリジナルグッズを販売。12:30頃にはここでランチ+カフェタイムがおすすめ。 | |
14:00~ 14:45 |
吹割の滝 | 「日本のナイアガラ」とも称される名瀑。渓谷沿いの遊歩道+吊橋で自然を満喫 |
15:00~ 15:30 |
群馬出発 | 圏央道→東関東道経由で千葉方面へ(約2時間半) |
15:30~ 16:00 |
海ほたる PA休憩 |
絶景を楽しめる中間点の展望&ショッピングスポット |
16:00~ 17:00 |
木更津へ移動 | 東京湾アクアライン |
17:00 | PEC東京到着 | – |
代替で草津温泉・伊香保温泉の立ち寄りや、富岡製糸場など世界遺産観光を組み込むアレンジも可能です。
P3またはNano AIの両方でアプリ追加後にこれらの機能が活用できますが、体感できるレベルの差では無いものの、Nano AIの方がCPU性能や冷却性能が高いので安定性の面で有利です。
ちなみに、Nano AIやP3では、Chat GPTアプリはインストールできてもログインできず使えない場合がありますが、Chromeなどのブラウザからchatgpt.comにアクセスすれば利用できます。
Googleアシスタント追加と活用裏技|アプリ操作と質問応答両立
Googleアシスタントは、制御可能なアプリの幅広さと簡単な質問なら回答可能な点に強みがあり、以下のような場面で役立ちます。
- 「OK Google」で瞬時に起動
- 音声操作のみでナビ案内設定(あいまい検索対応)
- 音声操作のみで幅広い動画・音楽アプリを再生
- 明日の天気や気温を知りたい
Nano AIの標準搭載AIではアシスタント経由での音声操作は、音楽アプリの場合、Spotifyしか対応していませんが、GoogleならSpotifyに加え、Apple Music・YT Music・Amazon Musicにも対応しています。
例えば、「Apple MusicでYoasobiをかけて」と言ってもちゃんと反応してくれます。
Gemini追加と活用裏技|一部アプリ操作と高度な質問応答両立
Geminiは、Googleアシスタントの後継のような位置づけのGoogleが開発中の生成AIとアシスタントを統合した最強のAIであり、以下のような場面で役立ちます。
- 「OK Google」で瞬時に起動
- 音声操作のみでナビ案内設定(あいまい検索対応)
- 音声操作のみで幅広い動画・音楽アプリを再生
- 明日の天気や気温に留まらず複雑な質問への回答生成(Chat GPTと同等)
先ほどのGoogleアシスタントとの大きな違いは、生成AIの技術も組み込まれており、天気予報などに留まらない、旅行の詳細タイムスケジュール計画作成や詳しい観光スポット情報まで可能なところです。
Nano AIの標準搭載AIでは、
- ナビ設定や音楽再生の場合:「Hey! Nano」でNano AI起動
- 詳しい観光情報など高度な質問の場合:「Hey! GPT」でGPT AI起動
と呼び出し(起動)フレーズの使い分けが必要ですが、Geminiの場合、「OK Google」のみでどちらにも対応可能です。
車内音声アシスト活用例|運転中に便利な5機能
現時点で最強の組み合わせであると私が考える、オットキャストOttoAibox P3またはNano AIとGeminiを組み合わせたAIアシスタント環境で実現可能な活用例を改めてまとめておきます。
- 音声認識で目的地までの最短ルート検索・案内(あいまい検索対応)
- 音声認識で音楽アプリ起動再生操作(Spotify・YT Music対応)
- 音声認識で動画アプリ起動再生操作(YouTube対応)
- 天気予報や詳しい観光情報など高度な質問への回答生成
- 「これを読んで」でブラウザWeb記事の音声読み上げ
Nanoなら標準搭載 AIアシスタントの代わりに、P3なら新機能として、Geminiを追加することで、Nano AIでは不可能だった、
- 1種類の呼び出しフレーズでアプリ操作と複雑な質問への回答生成の両方に対応
- ナビ検索の際の会話理解力の大幅向上(あいまい検索対応など)
に対応した最新AIドライブを体験することができます。
このように、Nano AIとOttoAibox P3ではどちらもAI活用が可能ですが、標準搭載のNanoと裏技が必要なP3とでは手軽さに差があるとも言えます。
とは言え、AIアプリの追加インストールと簡単な設定変更など1分もかからない裏技で簡単に最強のAI環境が手に入るため、是非とも無料AIアプリGeminiを1度はおためしいただくのがおすすめです。
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Nano AIとP3どちらがおすすめか?目的別の選び方
Nano AIとOttoAibox P3は、どちらも人気AIBOXですが、実際に選ぶ際は、用途や予算によって向き・不向きがあります。
ここでは、それぞれの特徴を比較し、目的別におすすめのモデルを紹介します。
AI性能はGeminiが最強なので実質同じ
結論からお伝えすると、AI性能に関してはNano AIとP3に大きな差はありません。理由はどちらもGoogleの「Gemini」など最新AIを後から追加インストールして利用できるからです。
- Nano AI:独自AIが標準装備されているがより高性能なGemini追加がおすすめ
- P3:初期状態ではAI非対応だが高性能AIアプリGemini追加可能
つまりAIアシスタントや回答生成AIの活用において、どちらが上ということはないと言えます。
一方で、処理速度やアプリの複数起動時の安定性ではより高性能なCPUを搭載しており、OSバージョンも新しいNano AIにやや軍配が上がります。
AIアプリをヘビーユースされるなら、より高スペックなNano AIをいただいた方が安心であるとは言えます。
長時間の快適性重視なら高性能+安定排熱のNano AI
長距離ドライブやいろいろなアプリを使いたい場合など、長時間かつ高負荷な利用が多い方にはNano AIが最適です。理由は以下の通りです。
- P3よりも高性能なCPUスナドラ680搭載でアプリ安定動作に貢献
- 3面排熱スリット構造&エアコン吹出口搭載で熱暴走リスクが低い
- P3より新しい最新OS13搭載で安定・効率動作で有利
P3は薄型でどこにでも置けて設置性では有利ですが、夏場にエアコンの風が届きにくい場所に置いた場合、長時間連続使用では発熱による処理速度低下のリスクあります。動作安定性につながら冷却性能を重視するならNano AIがおすすめです。
後席用HDMI活用+コスパ重視ならP3
もしコストパフォーマンスとHDMI出力の両方が必要な場合は、OttoAibox P3がおすすめです。特に後席モニターへのHDMI出力が必須となると、P3一択です。
OttoAibox P3がおすすめである理由をまとめると以下の通りです。
- Nano AIより1万円前後安い
- HDMI対応で後席でも快適に動画視聴可能
- 内トレイに置くだけの簡単設置でエアコン吹出口の形状確認不要
後席用モニターでYouTubeやAmazonプライムビデオなどを再生したいファミリー層にはP3のコスパは魅力的だと思います。
ただし冷却性能はNano AIに及ばないため、夏場の長時間連続再生時はエアコン風が当たりやすい場所に置くなど工夫いただくと安心です。
さらにコスパ重視ならP3 Lite
とにかく安く車のナビ・ディスプレイオーディオをスマホ化したいという方にはP3 Liteもおすすめです。以下の特徴があります。
- P3よりさらに1万円前後安い
- HDMI非対応なので後席動画視聴にはやや不向き
- 内トレイに置くだけの簡単設置でエアコン吹出口の形状確認不要
ナビ・音楽・動画アプリ利用が中心ならP3 Liteでも十分ですが、並行してAIアプリなど複数アプリを同時に起動してヘビーに活用されたい場合は、上位モデルのP3やNano AIがおすすめです。
まとめ | Nano AIとP3のおすすめ購入ルートと選び方
オットキャスト製品はAmazonや楽天市場でも販売されていますが、偽物や並行輸入品が多い点に注意が必要です。安心して購入するためには、正規代理店が運営する公式ストアを利用いただくのが安心です。
公式サイトから購入いただければ、初期不良含めた1年保証、日本語サポート、今なら期間限定割引クーポンが利用可能といったメリットがあります。
最後に、Nano AIとP3の選び方について改めて簡単にまとめると、以下の通りです。
- 最新性能や長時間利用時の安定性を重視:OTTOCAST NanoAI
がおすすめ
- コスパやHDMI出力などの拡張性・搭載スッキリ感を重視:OttoAibox P3
がおすすめ
- とにかくコスパを最重要視:OttoAibox P3 Lite
がおすすめ
オットキャスト公式ストアでは、以下のクーポンコードを使えばお得に購入できる期間限定セールを実施中です。ただしセール終了日が未定なので、少しでも安く手に入れたいと思われてる方は、お早めに購入いただくのがおすすめです。
以上、こちらの記事では、オットキャストNano AIとOttoAibox P3の比較を書かせていただきましたが、これ以外のモデルも含めたオットキャストのラインナップ全体の比較結果については、こちら”【全種類比較】オットキャスト おすすめどれがいいかランキング“の記事にまとめましたので、もしよければ、合わせてご参考にどうぞ。
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