音楽観賞に最も適した場所はなぜ車の中なのか?

ここでは、人生の中において実は長い時間音楽を聴いている場所という観点と実は好きなだけ音量を上げても怒られない場所という観点から、クルマの中が一番音楽を楽しめる場所ではないか?との仮説についてKYOの実生活の例も交えながら考えていきます。

車の中は高音質リスニングルーム

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音楽を聴く時間が人生で一番長いのは、車の中!?

「キュルルルルル!ブォン!」

クルマのエンジンをかける。

心地よい音楽とエアコンからのそよ風につつまれ、至福の時が始まる。

心地よさに酔いしれ、ついボリュームを上げたくなる。

心地よい音の響きが、体にしみわたる。

目に飛び込んでくる窓の外の景色は、いつもと何も変わらないはずなのに、なんかいい気分。

・・・なんて贅沢な空間。

そんな幸せな体験と共に始まる一日。

平日はただの通勤、休日はただの買い物やドライブ。

されど至福の時間・空間が楽しめる・・・ちょっといいかも。

 

私KYOにとって人生で音楽を聴く時間が一番長いのは、間違いなくクルマの中です。

なぜなら、日常生活の一部としてほぼ毎日クルマに乗るからです。 しかも、乗っている間は、ほとんど音楽を鳴らしっぱなしだからです。

実際計算してみると、

  • 通勤が片道30分として平日で0.5時間×2(往復)×5日=5時間
  • 土日のうち1日だけ買い物やドライブで半日間乗ったとして、3時間
  • 合計1週間で8時間、1か月で約35時間、1年間で約400時間

恐ろしく長い時間、クルマに乗りながら音楽に触れていることになります。

もちろん、そもそもクルマを持っていない方、持っていてもあまり乗らない方もいらっしゃいます。

とはいえ、乗用車の保有台数は6000万台(出展:自動車検査登録情報協会)であり、日本人口の約半数にあたります。 当然、人口には運転免許を持っていない子供・高齢者も含まれるため、実態としては少なくとも2人に1人以上はクルマを持っていることになります。

さらにクルマの高額な維持費を考えると、よほど特殊な事情がない限り、ほとんど乗らないのに持ち続けるということも考えにくいのではないでしょうか。 実際、私が住んでいる中部地方の田舎では1人1台、私が昔住んでいた関西地方のそこそこの都会では1世帯1台、保有している感覚です。

 

自分の好きな音量で聴けるのは、車の中だけ!?

「うるさーーーい!近所迷惑っ!」

時々、リビングのコンポで音楽を鳴らすのですが、気持ち良くなってボリュームを上げていくと、たいてい家族に怒られます。

日本の住宅事情を考えると、一戸建てでも家と家の間隔は狭いですし、マンションなら壁がつながっています。

気をつかわずに家で音楽を楽しむのは、難しいかもしれません。

ただし、異常な大音量は耳にも良くないとはいえ、適度な音量が無いとそもそもの音楽の良さを味わうことができません

また、人間の耳には大きな音量のほうがいい音質的に聴こえるというのもまた事実です。

 

そこで、ご自宅に完全防音のオーディオルームを増築!・・・するのはちょっと難しい場合が多いので、カーオーディオの出番です。

クルマの中では、同乗者がいる場合は理解が得られる限り、いない場合は安全の範囲内で(笑)、自分の好きな音量で音楽を聴くことができるのです!

一度、お好きな曲で未体験ゾーンのボリュームまで音量UPを試されてはいかがでしょうか? 逆に言うと、スタジオなどの専用設備を除くと一般的にはほぼクルマの中でなければ、音の良さを吟味できるレベルの音量で音楽を楽しむことができないのかもしれません。

ところで、最近のほとんどのクルマのスピーカーシステムはサイドのドアスピーカーがメインスピーカーとして設計されています。 よって、クルマのドアの構造上車外への音漏れは必ず発生します。

大きめの音量で聴かれる際は、念のため外にどのくらい音が漏れているかを事前に確認されるのが無難です。

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