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ワイヤレス充電付車載スマホホルダーのメリットとデメリット4選!

ワイヤレス充電/Qi(チー)は、iPhone8以降やアンドロイドだとGalaxy S6以降のスマホなどに搭載され、だいぶ普及が進んできました。

充電スピードだけを考えるとケーブルでの充電には勝てませんが、実は車の中でスマホホルダーと組み合わせて使うと様々なメリットもあります。

車載スマホホルダーでワイヤレス充電するイメージ

ここでは、実際に私がワイヤレス充電対応スマホホルダーと自分のスマホ(iPhone8、Galaxy S8、Galaxy S20)を車の中で使い倒してきた経験を元にワイヤレス充電対応スマホホルダーのメリットとデメリットについて整理してみたいと思います。

  • iPhone8以降等のワイヤレス充電対応スマホをお使いの方
  • 車の中スマホを充電したい
  • 車の中スマホを充電しているが不満のある

は、特に参考になるかと思います。

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スマホのワイヤレス充電とは

ワイヤレス充電とは

ワイヤレス充電とは、磁界のエネルギーを使ってケーブルを挿さなくても、充電器と充電したいものを近づけるだけでケーブル無で充電ができる仕組みです。

最近ではスマホに限らず、イヤホンやモバイルバッテリーもワイヤレス充電への対応が進んでいます。

さらに将来的に向けては、バッテリー式電気自動車(BEV)をワイヤレス充電する研究開発も行われています。

 

ワイヤレス充電の世界標準規格Qi(チー)

ワイヤレス充電の規格Qi(チー)ロゴ

ワイヤレス充電には現状いくつかの規格がありますが、最も主流で事実上標準(デファクトスタンダート)になっているのが、Qi(チー)と呼ばれる規格です。

パナソニック、キャノン、ソニー、アップル、サムスンなど多くの企業が参加するWPC(Wireless Power Consortium)という団体によって作られました。

現時点でワイヤレス充電対応の機器を使うならQi対応のものを購入するのが最も無難です。

ちなみに、NTTドコモ用のスマホで「おくだけ充電」対応と呼ばれているものはQi対応と同じ意味です。

 

ワイヤレス充電対応のスマホとは

ワイヤレス充電対応の主なスマホ機種は以下の通りです。

  • iPhone:iPhone8以降
  • Android:Galaxy S6以降、最近のXperia・Aquos・Pixelなど

特にアンドロイドスマホについては、価格的にも幅広いラインナップがある反面、わりと新しめの機種でもワイヤレス充電非対応のモデルもあるので、スマホを選ぶ際には注意が必要です。

また以下のように、スマホ自体がワイヤレス充電非対応であっても、後付けでスマホをワイヤレス充電に対応させるシートも存在します。

このようなワイヤレス充電対応レシーバーシートを使えば、iPhone7以前の機種であってもワイヤレス充電対応にすることができます。

 

ワイヤレス充電付のスマホホルダーとは

車載ワイヤレス充電対応のスマホホルダー

ワイヤレス充電機能付のスマホホルダーとは、言葉の通り、スマホホルダーにワイヤレス充電機能が付いたものです。

ワイヤレス充電付のスマホホルダーは様々な種類のモデルが販売されていますが、たいていのモデルは以下の構成となっています。

  • 近接センサーに反応してスマホ固定アームが自動開閉
  • スマホホルダーへはUSB端子(主にUSB type-C)で給電
  • 台座(吸盤や両面テープで接着)や位置調整アーム(ネジ式の調整機構)等の基本構造は通常のスマホホルダーと同様

スマホ固定アームやUSB給電端子など各部の構成は下図の通りです。

車載ワイヤレス充電対応スマホホルダーの構成

スマホ固定アームは、近接センサーに反応し電動で自動開閉します(下図参照)。

USB端子から入力される電源は、ワイヤレス充電だけでなく、自動開閉機構の電源にも使われています。

つまり、USBケーブルを挿した状態でないと自動開閉機構は動作しません。

車載ワイヤレス充電対応スマホホルダーの自動開閉アーム

実際、私が使用しているのは以下のスマホホルダーです。 自動開閉アームも付いて意外とリーズナブルです。

このワイヤレス充電付のスマホホルダーは、特に車の中でスマホを固定しつつ同時に手軽に充電できるのがとても便利なのですが、実は車の中に限らず家の中でもリモートワーク・オンライン飲み会などにも利用可能です。

実際私もコロナ禍でのリモートワーク・オンライン飲み会に活用してました。

 

ワイヤレス充電付車載スマホホルダーのメリット

車の中でワイヤレス充電機能付のスマホホルダーを使うメリットは以下の4点です。

  • 充電ケーブルが不要
  • バッテリー減る心配がほぼ無い安心感
  • コネクタ違い機器への対応力高い
  • イヤホンジャック無スマホでAUX変換アダプター接続時HDMI出力時でも充電可能

各メリットの詳細は次章より書かせていただきますが、基本的にメリットを大きく感じた順に並べてみました。

 

充電ケーブルが不要

まず一番大きなメリットが充電用のUSBまたはLightningケーブルが必要ないことです。

もしケーブルを忘れても問題無ですし、充電時に毎回ケーブル挿す手間も不要です。

特に、夜の暗い時に車の中で小さいコネクタにケーブルを挿すのはイライラする場合もあるかと思います。

どちら向きにも挿せるUSB type-CやLightningコネクタならまだしも、USB type-Aのコネクタだと向きが合ってないと挿さらないので。

 

バッテリー減る心配がほぼ無い安心感

次に大きなメリットは、実質バッテリー減りの心配がなくなる安心感が得られることです。

ホルダー固定時は常に充電されるため、充電ケーブル挿し忘れによる充電忘れや、置くタイプのワイヤレス充電器で問題になる置く位置のズレで充電停止になる心配もありません。

ただし1つだけ注意点として、ホルダー固定時の繰り返し充電回数が増えると、バッテリー寿命が低下する可能性があります。

例えば車に乗る機会や時間が多い場合で、かつ乗車中はスマホホルダーで充電しつつ時々取り外してスマホを操作してまだホルダーに戻して充電する的な動作の繰り返しは、バッテリー寿命に対して悪影響を及ぼします。

バッテリー残量がそこそこ残っている場合で、ちょくちょくスマホ操作を行いたい場合は、あえてスマホホルダーでの充電は行わず、カップホルダー等の別の場所に仮置きしながら使う等の対策をおすすめします。

ちなみに、スマホホルダーから時々取り外さずに固定し続けるような使い方であれば、満充電時は自動で充電停止しますし問題ありません。

 

充電コネクタ違い機器への対応力

スマホ充電USBケーブルの端子違い

例えば、最近のスマホの充電用の端子は以下の通り3種類に分かれています。

  • Lightning(ライトニング)端子:最近のiPhone
  • USB type-C端子:最近のアンドロイドスマホ
  • micro USB端子:少し前のアンドロイドスマホ

ケーブルで充電する場合は、上記のスマホ側の端子にあった充電ケーブルを準備しなくてはなりません。

例えば、うちの場合ですと私は仕事用スマホiPhone(Lightning端子)とプライベート用スマホGalaxy(USB type-C端子)、子供はスマホディズニーモバイル(micro USB端子)を持っています。

この状況で車の中で充電したくなった場合、ケーブル充電を行おうとすると、3種類のコネクタに対応した充電ケーブルまたは最悪3本の充電ケーブルを準備する必要があります。

一方、ワイヤレス充電の場合はスマホ側がワイヤレス充電に対応している必要はあるものの、接続が不要なので充電端子の形状に関係なく充電が可能です。

また家族以外でも例えば、iPhoneをメインに使っている人が、アンドロイドスマホを持つ友達を車に乗せて充電のお願いをされた場合、ケーブル充電だと「あ、ごめんUSB type-C端子用の充電ケーブル持ってないわ・・・自分のiPhoneだから・・・」という状況もありえます。

こんな場合でも、ワイヤレス充電器があると「スマホがワイヤレス充電に対応してれば、充電器使っていいよ」と言うことができます。

このように、ワイヤレス充電では、充電コネクタの物理的な形状に左右されず充電可能なので、スマホのコネクタ違いに対する対応力が高いといえます。

 

イヤホンジャック無スマホでAUX変換アダプター接続時・HDMI出力時でも充電可能

イヤホンジャック無スマホのAUX出力

最後のメリットは、最近増えてきたイヤホンジャック無スマホの変換アダプター(以下Lightning – ヘッドフォンジャックアダプタ等)接続時やHDMI出力時など、Lightning端子・USB端子が使用中であっても充電可能なことです。

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イヤホンジャック変換アダプターやHDMI変換アダプタはLightning端子やUSB端子に挿して使いますが、スマホにはLightning端子やUSB端子が1つしか無いので同時に充電ケーブルを挿すことはできません。

しかもイヤホンジャック変換アダプターやHDMI変換アダプタの使用中は信号を出力し続けるため、それなりにバッテリーを消耗します。

つまり、機能的に拡張性の高いLightning端子やUSB端子を使わなくても充電できるのは大きなメリットと言えます。

ちなみに、変換アダプタ自体のサイズは大きくなりますが(ついでに価格も高くなりますが)、以下のような充電ケーブルが挿せるタイプの イヤホンジャックアダプタもあります。

次章からは、ワイヤレス充電対応車載スマホホルダーのデメリットについて書かせていただきます。

 

ワイヤレス充電付車載スマホホルダーのデメリット

車の中でワイヤレス充電機能付のスマホホルダーを使うデメリットは以下の4点です。

  • 急いで充電したい時には使えない
  • ホルダー自動開閉アームに固定されて先にエンジン切るとスマホが取外せない
  • ホルダー自動開閉アームがスマホ横のボタンを押してしまう
  • 大きめのスマホケース装着時は使えない場合あり

各デメリットの詳細は次章より書かせていただきますが、基本的にデメリットを大きく感じた順に並べてみました。

 

急いで充電したい時には使えない

一番大きなデメリットはケーブル充電と比べて充電スピードが遅いことです。

もちろん、ワイヤレス充電でも急速充電はできますが、ケーブル接続の急速充電と比べると遅いです。

無線を使うと便利な反面、空気中に漏れる磁界エネルギーも含め、どうしてもエネルギーのロスが発生します。

よって、電池が死にそうで本当に急いで充電したいような緊急時は、ケーブル充電を行うのがおすすめです。

 

ホルダー自動開閉アームに固定されて先にエンジン切るとスマホが取外せない

先にエンジン切って自動開閉アーム固定でスマホが取外せない状態

実際に使ってみて分かったことですが、自動開閉アームを持つスマホホルダーの場合、降車時はエンジンを切る前にスマホをホルダーから取り外す必要ありです。

スマホホルダーの自動開閉アームは車の電源によって動くので、エンジンを先に切ってしまうと、スマホがアームに固定されたまま取り外せなくなってしまうのです。

自動開閉アームは文字通り自動で動くのとても便利ですが、エンジンを切ると動かなくなるという意外な落とし穴がありました。

もちろん配線を無理やり加工すればエンジン切った後も動くようにできますが、車のバッテリー上がりにつながるので、おすすめできません。

個人的には今では、エンジン切る前にスマホを取り外す習慣に慣れてしまえば実際それほど不自由は無いと感じています。

 

ホルダー自動開閉アームがスマホ横のボタンを押してしまう

ホルダー自動開閉アームがスマホ横のボタンを押す状態

こちらも実際に使ってみて分かったことですが、スマホを固定する向きによっては、自動開閉アームがスマホ横のボタンを押してしまうことがあります。

私の場合、スマホを普通に縦向きで使う分には問題ありませんでしたが、カーナビ画面にスマホ画面を横長でHDMI表示させようとスマホを横向きに固定すると、ちょうど自動開閉アームがスマホの電源ボタン位置と重なりました。

結果、アームで固定が完了した瞬間、スマホの電源オフメニューが表示されるパターンに陥ったのです。

この問題は、スマホの向きを180度回転させる等の工夫で解決できるので、ケーブルを出す方向に制約はあるものの同じパターンにハマった方は固定方法を色々試してみるのがおすすめです。

ホルダー自動開閉アームがスマホ横のボタンを押さない状態

個人的には不自由は無いと感じています。

 

大きめのスマホケース装着時は使えない場合あり

最後のデメリットは、大きめのスマホケースを装着していると使えない場合があることです。

スマホケースが大きいと、

  • スマホ背面~ワイヤレス充電パッドまでの隙間が大きくなる →充電スピードが落ちる・最悪充電できない
  • スマホ+ケースの重量が重くなる →スマホホルダーの対応荷重を超える
  • 自動開閉アームで固定される幅方向が大きくなる →アームでこていしにくくなる

と様々なデメリットが発生します。

ワイヤレス充電対応のスマホホルダーを頻繁に使いたい場合は、スマホケースはシンプルで薄めのものを使われるのがおすすめです。

 

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