はじめに
“music-lifestyle.net“へご訪問いただき、ありがとうございます!
当サイトの記事を書いてるKYO(きょー)と申します。クルマと音楽が大好きで、カーオーディオ含めた自動車の内装開発エンジニアを20年やってます。著者KYO(きょー)のプロフィール詳細はこちらをご覧ください。
“music-lifestyle”のコンセプト
こちらのサイトは、
「車に乗るすべての人へ感動レベルのエンタメ体験空間を…」
というコンセプトの下、音楽やクルマが好きな方に向けて、
- 音楽や映像を「高音質・高解像度」で体験すると、「今まで感じたことの無い感動」に出会える
- いつも過ごしている車内空間だからこそ、快適な環境を整えれば「日々の人生を豊かにする空間」になる
との思いで、開設しました。
車に乗る日々のシーンは、音楽の力でもっと豊かにできる可能性があります。
音楽の持つ力を最大限発揮するため、カーナビ・カーオーディオの音質向上方法・音質低下原因や、カーオーディオに関する悩みをお持ちの方に参考になる情報をまとめて提供できればと考え、カーオーディオ開発関連の仕事に携わっている経験・知識を最大限活かし、様々な情報・ノウハウをコンテンツとしてまとめています。
音質を向上させることは、耳障りな低音質によるイライラを抑えるだけなく、ライブ・生演奏で感じる感動体験に近づくことにもつながります。
高音質なオーディオ体験は、決してオーディオマニアのためだけのものではなく、すべての人にとって日常生活・人生を豊かにするものなのです。
スマホやウォークマンなどのイヤホン・ヘッドホンを選ぶときに、「なるべく高音質音なものを選びたい・・・」と思う方も多いと思いますが、カーオーディオでも同じことが言えるのです。
カーオーディオ開発経験からの想い
私は、カーオーディオなどを含めた自動車の企画・開発を行うエンジニアです。
車と音楽が好きでこの業界に入り、もう20年になります。おかげさまで、自動車メーカーや自動車部品メーカーが開発するカーナビ/カーオーディオユニット・スピーカー・オーディオアンプ・配線類等、音に関わる部品の設計思想・開発ノウハウ・その他多くの知識を習得することができました。
自動車は、高い信頼性が求められる工業製品です。真夏の炎天下・真冬の氷点下など様々な環境で使用されても壊れにくい頑丈な設計になっています。また人々の生活の足にもなるため、特に量産車は多くの人々に買いやすい価格で提供されなければならないため、コストダウンが行われます。さらに最近では燃費性能や運動性能を向上させるため、軽量化にも力が入っています。このような環境下において、残念ながら多くの自動車は音質最優先では開発されてません。
例えば、オーディオの音質に最も影響する部品の1つであるスピーカー。スピーカーを駆動するボイスコイルと呼ばれる部位に含まれる磁石の性能として、本来ある程度重い方がスピーカー振動版を応答よく駆動することができます。しかし、多くの車で軽量化優先の考えから、フェライト磁石からより軽量なネオジウム磁石への置き換えが進んでいます。
また、別の例として、最近はスマホでもハイレゾ音源対応機種が急速に増えつつある状況ですが、コスト等の問題で特に純正オーディオにおいてはまだまだハイレゾ対応が遅れています。
車のオーディオ音質を改善しようとすると、専門のオーディオショップで車へ大きな改造をするような敷居が高いイメージがありますが、決して大きな改造が唯一の音質改善方法ではありません。実は、ポイントをおさえて少し工夫を行えば、車の音質は劇的に改善することもできるのです。
カーオーディオユーザーの1人としての想い
実際私自身、中古で手に入れたマークレビンソンオーディオが装備された車に少し手を加え、ハイレゾ音源も活用しながら、ほぼ毎日存分に高音質で音楽を楽しむカーオーディオ漬けの日々を過ごしてます。
私自身、毎日の車通勤中、車内で音楽を聴くことで、日々の疲れを解消したり、イヤなことを忘れたり、ホントかなり助けられています。クルマで音楽を聴く時間は、私にとって今やかけがえのない至福の時です。
私のライフスタイルにおいて車内で音楽に癒される時間は、もはや無くてはならないものの1つとも言い切れます。忙しいからこそ、移動中の時間を最大限活用し、最高音質で気分をリフレッシュするのです。
車と音楽を愛する現役カーオーディオ技術者のガチの情報提供
本サイト内の情報は、「音楽・カーオーディオを愛する1人のユーザー」としてまた「20年カーオーディオの開発に携わってきた技術者の1人」として私自身の実体験にもとづき、自動車メーカーやカーオーディオ機器メーカー側から発信される情報だけでなく、できる限りユーザーの立場側からみた情報となるように配慮しました。
ジャーナリストやメディアライターによって書かれたカーオーディオに関する情報は、少なからずインターネット上に存在します。
しかし自分で言うのもなんですが、車と音楽が大好きな現役のカーオーディオ開発技術者が開発者ならではの視点も含めてガチで書いた情報は、私が知る限り本サイトくらいではないかと考えています。
確かにジャーナリストやメディアライターならではのすばらしい独自視点もあります。 しかし、開発の現場にいるからこそ分かる生の情報の方がより深く実用的ではないかと考えています。(機密情報については書くことはできませんが(笑))
また、昨今のカーナビ・カーオーディオは機能満載・複雑怪奇で、正直誰でもが使いこなせるものではありません。 取扱説明書もめちゃくちゃ分厚いです。当然、全ての機能を使いこなす必要はありませんが、中には使うことで車内のリスニング環境が劇的に改善される機能もあります。
そこで私の経験から、「これは使わないと損!」と感じた機能については、丁寧に使い方を解説させていただいております。
車の中を感動レベルの高音質オーディオルームに
車の音質改善を行うことで「車の中を感動レベルの高音質オーディオルームに」に近づけることができ、クルマを「走るオーディオリスニングルーム」と考えることもできます。
そして音楽が人を感動させるポテンシャルは、ちょっとした工夫・発想の転換で、何倍にでも大きくでき、私たちのカーライフはもっと豊かにできる可能性を秘めています。
「カーオーディオの音質」と「生活の質(QOL)」については、こちらの「カーオーディオで幸せになるシンプルな考え方」の記事で詳しく書かせていただいておりますので、もしよろしければ是非一度ご覧ください。
このサイトを通じ、皆様のカーライフ・日常生活が少しでも豊かなものへと向上すれば、私にとってこれほどの喜びはありません。
車内が実は音楽鑑賞に最も適した場所
以下2つの観点から、車の中が一番音楽を楽しめる場所であると私KYOは確信しています。
- 人生の中で実は最も長い時間音楽を聴いている場所
- 安全確保の上ではあるものの、好きなだけ音量を上げても怒られない場所
車は人生の中で最も長い時間音楽を聴いている場所
私KYOにとって人生で音楽を聴く時間が一番長いのは、間違いなくクルマの中です。
なぜなら、日常生活の一部としてほぼ毎日クルマに乗るからです。 しかも、乗っている間は、ほとんど音楽を鳴らしっぱなしだからです。
実際計算してみると、
- 通勤が片道30分として平日で0.5時間×2(往復)×5日=5時間
- 土日のうち1日だけ買い物やドライブで半日間乗ったとして、3時間
- 合計1週間で8時間、1か月で約35時間、1年間で約400時間
恐ろしく長い時間、クルマに乗りながら音楽に触れていることになります。
もちろん、そもそもクルマを持っていない方、持っていてもあまり乗らない方もいらっしゃいます。
とはいえ、乗用車の保有台数は6,000万台(出展:自動車検査登録情報協会)であり、日本人口の約半数にあたります。 当然、人口には運転免許を持っていない子供・高齢者も含まれるため、実態としては少なくとも2人に1人以上はクルマを持っていることになります。
さらにクルマの高額な維持費を考えると、よほど特殊な事情がない限り、ほとんど乗らないのに持ち続けるということも考えにくいのではないでしょうか。 実際、私が住んでいる中部地方の田舎では1人1台、私が昔住んでいた関西地方のそこそこの都会では1世帯1台、保有している感覚です。
車は好きなだけ音量を上げても怒られない場所
時々、リビングのコンポで音楽を鳴らすのですが、気持ち良くなってボリュームを上げていくと、たいてい家族に怒られます。
日本の住宅事情を考えると、一戸建てでも家と家の間隔は狭いですし、マンションなら壁がつながっています。気をつかわずに家で音楽を楽しむのは、現実的には難しいかもしれません。
ただし、異常な大音量は耳にも良くないとはいえ、適度な音量が無いとそもそもの音楽の良さを味わうことができません。
また、人間の耳には大きな音量のほうがいい音質的に聴こえるというのもまた事実です。
そこで、ご自宅に完全防音のオーディオルームを増築!・・・するのはちょっと難しい場合が多いので、カーオーディオの出番です。
クルマの中では、同乗者がいる場合は理解が得られる限り、いない場合は安全の範囲内で(笑)、自分の好きな音量で音楽を聴くことができるのです!
一度、お好きな曲で未体験ゾーンのボリュームまで音量UPを試されてはいかがでしょうか? 逆に言うと、スタジオなどの専用設備を除くと一般的にはほぼクルマの中でなければ、音の良さを吟味できるレベルの音量で音楽を楽しむことができないのかもしれません。
ところで、最近のほとんどのクルマのスピーカーシステムはサイドのドアスピーカーがメインスピーカーとして設計されています。 よって、クルマのドアの構造上車外への音漏れは必ず発生します。
大きめの音量で聴かれる際は、念のため外にどのくらい音が漏れているかを事前に確認されるのがおすすめです。
“music-lifestyle”運営情報
運営実績は以下の通りです。
- 月間総ページビュー数:10万~50万ページビュー
- 運営年数:サイト公開(2014年10月)より10年間
- 2次利用実績:三菱電機(株)様のカーナビ・アフターサービス用説明資料に採用
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