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アマゾンプライムビデオを車で見るミラーリングなど4つの方法

日本でNo.1の会員数(約1,500万人)を誇るアマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)は、日本で3世帯に1世帯の割合で見られてる計算です。

ただ、プライムビデオを家のテレビやスマホで見てる人は多いものの、車の中でも見てる人はまだ少ないのでは無いでしょうか?

この記事では、Amazon プライムビデオカーナビやディスプレイオーディオ画面など車の中で見る方法について、スマホのミラーリングやFire TV Stickの活用など4つの方法で詳しく書かせていただきます。

アマゾンプライムビデオを車でミラーリングで見る方法

ここで紹介させていただく方法は、私が自分で5年以上プライムビデオを使い続けつつ、カーオーディオの開発現場を10年以上経験して得たノウハウをフル活用して整理した内容でもあるので、

には特に参考にしていただけるかと思います。

家の中で地上波デジタル(地デジ)のTV番組を見る時間が減って、AmazonプライムビデオやYouTubeなどの動画を見る時間が増えているように今後は、車の中でもプライムビデオなどTV以外の動画を見る時間が増えていくのが世の流れなので、是非こちらののノウハウを参考にしていただければと思います。

ここでの検証にあたっては以下の環境にて確認を行いました。

  • 使用カーオーディオユニット:三菱ダイヤトーンサウンドナビ(ダイハツコペン)
  • 使用スマホ:iPhone 8(iOS 15.1)、ギャラクシーS20(Android OS 11)
  • 使用アプリ:Amazon プライムビデオ

また、プライムビデオに限らず、Youtubeなどの動画を見る方法の大枠については、こちら”ディスプレイオーディオなど車でYoutube等の動画を見る5つの方法“の記事にまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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アマゾンプライムビデオを車で見る方法概要

プライムビデオを車で見る4種類の方法

プライムビデオを車で見る方法は、4種類ほどありますが、おすすめの順に書くと以下の通りとなります。

 

プライムビデオの2種類の再生方法(ストリーミング/オフライン)

まず、プライムビデオの再生方法は、通常のストリーミング再生とオフライン再生の2種類があります。

 

オフライン再生ならインターネット接続無でも再生可

それぞれの再生方式の違いは、以下の通りです。

  • ストリーミング再生:動画のダウンロードと再生を同時に行う方式、インターネット接続有でのみ再生可
  • オフライン再生:動画を事前にダウンロード保存、保存済の動画を再生する方式、インターネット接続無でも再生可

大きな違いは、対応するインターネット接続環境の違いです。

つまり、

  • ストリーミング再生の推奨環境:通信量が大容量or無制限プランWi-Fi接続の人
  • オフライン再生の推奨環境:通信量が小容量プラン、または通信量を節約したい

と、インターネットの接続環境、プランによっておすすめの再生方法が変わってきます。

ちなみに、私は通信量を節約したい人なので、外出先では基本的にオフライン再生、家の中のWi-Fi環境ではストリーミング再生使い分けしてます。

 

オフライン再生なら配信サーバー問題発生時でも再生可

また、プライムビデオは時々、配信サーバーで問題が発生し、「このビデオはご利用いただけません」と表示されストリーミング再生が全くできなくことがあります。

プライムビデオのこのビデオはご利用いただけません問題

通常、数分~数時間後には復旧することが多いですが、このような配信サーバー問題が発生しても、オフライン再生は問題無く再生可能です。

つまり、

  • ストリーミング再生の推奨環境:事前ダウンロードは必要無で、通常は全ての動画が見れるが、配信サーバー問題発生時は再生不可
  • オフライン再生の推奨環境:事前ダウンロードは必要だが、配信サーバー問題発生時でも再生可

と、配信サーバーで問題発生時の再生可否が変わってきます。

このタイトル・作品は絶対見たいという動画があれば、スマホのストレージ容量が許す限り、オフライン再生用に事前にダウンロードしておくのが安心です。

スマホミラーリングでプライムビデオを車で見る方法

ミラーリングでプライムビデオを車で見る方法

プライムビデオを車で見るのに最もおすすめの方法は、iPhoneやアンドロイドスマホを使った、ミラーリングでカーナビ/ディスプレイオーディオ画面から見る方法です。

上図は私の愛車コペンのカーナビ(三菱ダイヤトーンサウンドナビ)画面にiPhone8内のプライムビデオアプリからApple Lightning Digital AVアダプタ経由でHDMI接続でミラーリング表示し、プライムビデオを見てる状態です。

ダッシュボードの上の方の見やすい位置にある画面で映像を見れますし、音声も車のスピーカーから聴けます。

また、スマホを使ったミラーリングと似た別の方法として、CarPlay AI-BOXでプライムビデオを見る方法もあります。

CarPlay AI-BOXを使う方法カーナビ/ディスプレイオーディオがCarPlay対応の場合限定の方法ではありますが、CarPlay AI-BOXをUSB接続するだけでプラムビデオが見れるので、ある意味一番簡単な方法かもしれません。

まずは、プライムビデオをスマホのミラーリングで見るための接続方法の種類、必要な部品、手順について書かせていただきます。

ミラーリングでプライムビデオを車で見る接続方法は有線/無線の2種類

スマホミラーリングでプライムビデオを車で見るのは有線HDMI接続がおすすめ

iPhoneやアンドロイドスマホのミラーリング方法として、大きく分けるとケーブルを使う有線接続と、ケーブルの不要な無線(ワイヤレス)接続があります。

  • スマホミラーリング有線接続(HDMI、MHL、RCAなど)
  • スマホミラーリング無線接続(Miracast、AirPlayなど)

ストレートに言うと、現実的には有線接続一択です。

ケーブル不要なのは楽なので、念のため無線接続も試してみましたが、

  • 対応機器が少ない
  • 対応機器であっても接続が不安定
  • 映像が一部が表示されない

等々の問題があり、少なくとも私の環境では現実的に使えないと感じました。

 

Bluetooth/CarPlay/Android Autoではプライムビデオは見れない

ちなみに、ミラーリング無線接続で使うMiracast(ミラキャスト)等は、基本的にWi-Fi通信を利用した接続です。

Wi-Fi同様に身近な無線通信規格としてBluetoothもありますが、Bluetoothは規格上、ミラーリングなど動画伝送には非対応です。

また、無線/有線問わず、Apple CarPlay(アップルカープレイ)やAndroid Auto(アンドロイドオート)もミラーリングなどの動画転送には基本的に非対応です。

つまり、プライムビデオに限らず動画の転送自体が、Bluetooth/CarPlay/Android Autoだと非対応(CarPlay AI-BOXを使ったCarPlay接続・Root化と呼ばれる違法改造は除く)なのです。

ミラーリングでプライムビデオを車で見るために必要な部品

ここからは、ミラーリングの有線接続の例で説明していきます。

ミラーリングでプライムビデオを車で見るのに必要となる部品は、以下5つです。

  • 1)iPhone等のスマホやタブレット
  • 2)スマホのHDMIケーブルやHDMI変換アダプタ
  • 3)Lightning/USB充電ケーブル
  • 4)HDMI映像入力可能なカーナビ/ディスプレイオーディオ
  • 5)カーナビ/ディスプレイオーディオ用変換+外部入力キット(HDMI端子装着車は不要)

 

1)iPhone等のスマホやタブレット

まずは、ミラーリングで映像を出せるiPhoneなどのスマホやタブレットを用意します。

iPhone/iPad系でもアンドロイド系でもOKです。

何ならノートパソコンでもOKですが、持ち運び性を考えると、スマホが一番おすすめです。

重要なのは、アマゾンプライムビデオのアプリがインストールできて、オフライン再生用に動画タイトルが事前ダウンロードできるモバイル環境であることです。

 

2)スマホのHDMIケーブルやHDMI変換アダプタ

スマホのミラーリングで使うHDMIケーブルや変換アダプタは、iPhone系かアンドロイド系によって、以下のように使い分けます。

  • iPhone系:Apple Lightning Digital AVアダプタ+HDMIケーブル
  • Android系またはiPad Pro/Air:USB TypeC to HDMI 変換ケーブルまたは変換アダプタ+HDMIケーブル
  • ノートパソコン:HDMIケーブル

Lightningコネクタ採用前のドックコネクタ採用のiPhone4S 以前や、USB TypeC以外の少し前のアンドロイド系のモデルについては、こちら”iPhone/AndroidスマホをHDMI変換する5つの方法とアダプタの選び方“の記事でHDMI関連の接続方法について詳しく書かせていただきましたので、合わせてご参考にどうぞ。

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iPhone/iPad用のHDMI変換アダプタ

わりと最近のiPhone, iPad(iPad Pro/Airを除く)でミラーリングを行う場合は、Lightning Digital AVアダプタ+HDMIケーブルを使います。

対象モデルは以下の通りです。

  • iPhone5 以降
  • 第4世代iPad 以降
  • 第2世代以前iPad Pro
  • 第3世代以前iPad Air
Apple Lightning - Digital AVアダプタ

Apple Lightning - Digital AVアダプタ

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Lightning Digital AVアダプタはApple純正品では無い互換品も販売されておりますが、品質面や偽物買い防止の観点からもApple純正品Apple Lightning Digital AVアダプタを検討されるのがおすすめです。(私も悩んだあげく、格安の中華製で個人情報とか吸い取られるリスクも怖いので、純正品を使っています)

 

AndroidやiPad Pro/Air用のHDMI変換アダプタ

わりと新しい USB-C対応Androidスマホでは、Display Port Alternate Mode over USB-Cに対応しており、USB TypeC to HDMI 変換ケーブルまたは、USB TypeC to HDMI 変換アダプタ+HDMI接続ケーブルを使うとミラーリングが行えます。

どちらの方法でもOKですが、スマートにコンパクトに接続したいなら一体型のUSB TypeC to HDMI 変換ケーブルを利用し、既に余っているHDMI接続ケーブルがあるならUSB TypeC to HDMI 変換アダプタを利用されるのもおすすめです。

主な対象モデルは以下の通りです。

  • GALAXY S8以降/Note8以降
  • Xperia 1/5以降
  • Google Pixel
  • AQUOS R5G/zero5G basic
  • 第3世代以降iPad Pro
  • 第4世代以降のiPad Air

USB TypeC to HDMI 変換ケーブルの例です。

USB TypeC to HDMI 変換アダプタの例です。 こちらはHDMIケーブルと組み合わせて使います。

長時間に渡って動画再生したい等、スマホを充電・給電しながら使用したい場合は、以下のような充電・給電端子付のUSB TypeC to HDMI 変換アダプタと以下のようなHDMIケーブルを使用します。

充電・給電端子付のUSB TypeC to HDMI 変換アダプタの例です。

以下は私が使用しているHDMIケーブルの例ですが、こちらHDMIケーブル売れ筋ランキングもご参考にどうぞ。

 

3)Lightning/USB充電ケーブル

こちらの充電ケーブルは必須ではありませんが、長時間動画再生したい場合やスマホのバッテリーが減るのが気になる場合は、Lightning Digital AVアダプタまたは充電・給電端子付のUSB TypeC to HDMI 変換アダプタとセットでLightningまたはUSB充電ケーブルを準備いただくのがおすすめです。

 

iPhone/iPad用のLightning-USB充電ケーブル

iPhone/iPadの場合は、Lightning-USB充電ケーブルを使います。

多くの日本車で採用されてるUSB Type-AコネクタLightning充電ケーブルの例です。

一部の外車から採用が始まってるUSB Type-CコネクタLightning充電ケーブルの例です。

 

AndroidやiPad Pro/Air用のiPhone/iPad用のLightning充電ケーブル

最近のAndroidやiPad Pro/Airの場合は、USB type-C 充電ケーブルを使います。

多くの日本車採用されてるUSB Type-AコネクタUSB type-C充電ケーブルの例です。

一部の外車から採用が始まってるUSB Type-CコネクタUSB type-C充電ケーブルの例です。

 

4)HDMI映像入力可能なカーナビ/ディスプレイオーディオ

HDMI映像入力可能なカーナビでのプライムビデオ表示

上図のようにHDMI映像入力可能なカーナビ/ディスプレイオーディオを準備します。

カーナビ/ディスプレイオーディオには大きく分けて、以下3種類があります。

  • [1]HDMI入力端子標準装備のカーナビ/ディスプレイオーディオ
  • [2]HDMI入力端子がオプションのカーナビ/ディスプレイオーディオ
  • [3]公式にはHDMI入力非対応のカーナビ/ディスプレイオーディオ

 

[1]HDMI入力端子標準装備のカーナビ/ディスプレイオーディオ

例えば、現行型トヨタアルファード/ヴェルファイアの純正ナビ+リアシートエンタメシステム仕様車は[1]のタイプであり、下図のような純正HDMI入力端子が装備されています。

トヨタアルファード/ヴェルファイアの純正HDMI入力端子

出展:トヨタ自動車 アルファードWEBカタログ

 

[2]HDMI入力端子がオプションのカーナビ/ディスプレイオーディオ

私の愛車コペンに装着されているダイヤトーンサウンドナビは[2]のタイプで、下図のような販売店オプションのHDMI端子追加ケーブルを用意することで、HDMI入力端子を追加することができます。

ダイヤトーンサウンドナビのHDMI端子追加ケーブル

こちらは、先ほどのアルファードの例のようにコンソールボックスにフタ付のキレイな端子が装着されるタイプでは無く、下図のように助手席の足元からケーブルが出てくるタイプです。

ダイヤトーンサウンドナビのHDMI端子追加ケーブルとHDMIケーブル

また、トヨタの新型クラウンやRAV4などのディスプレイオーディオの場合は下図ように純正の販売店装着アクセサリーとして、HDMI端子を増設することもできます。

出典:トヨタ自動車公式サイト

 

[3]公式にはHDMI入力非対応のカーナビ/ディスプレイオーディオ

公式にはHDMI入力非対応のカーナビ/ディスプレイオーディオであっても、サードパーティー製の外部入力キットを使えば、HDMI入力が可能になる場合もあります。

詳細は次章に書かせていただきます。

 

5)カーナビ/ディスプレイオーディオ外部入力キット(HDMI端子装着車は不要)

例えば、トヨタ車のディスプレイオーディオには、対応する外部入力キットが販売されています。

ここでは一例としてデータシステム社のものを紹介致します。

ディスプレイオーディオにHDMI入力端子を追加するには、以下3点の部品が必要です。

  • RCA入力キット
  • TVキット
  • RCA⇔HDMI変換アダプタ

まず1つ目は、以下のRCA入力キットです。

RCA入力キットは後ほど紹介するTV KITの取り付け有無によって品番含めて部品が分かれています。

上記のRCA入力キットは以下のTV KITの取り付け有の場合の部品となります。

TV KITは車種や年式ごとに部品が違う場合があるので、データシステム公式サイトの適合情報にて品番の確認をされるのがおすすめです。

続いて、2つ目がTV KITです。

TV KITは車種や年式ごとに部品が違う場合があるので、データシステム公式サイトの適合情報にて品番の確認をされるのがおすすめです。

以下のTV KITは、最新のノア、ボクシー、シエンタ等の一部グレードに適合する品番:TTV437B-Dの例です。

以下のTV KITは、最新のハリアー、RAV4、カローラ等の一部グレードに適合する品番:TTV430B-Dの例です。

以下のTV KITは、アルファード、ヤリス、カムリ、ハリアー、RAV4、カローラ等の一部グレードに適合する品番:TTA611の例です。

TV KITが無くてもHDMI入力端子の増設は可能ですが、走行中も含め同乗者が快適に見るためには、TV KITがあった方が現実的です。

最後3つ目がRCA⇔HDMI変換アダプタです。

データシステム ( Data System ) HDMI変換アダプター HDA433-D

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以上の3点を準備すれば、ディスプレイオーディオにHDMI入力端子が装備されます。

ちなみに、上記のような配線キットの取り付けを自分で行うのが不安であれば、専門業者に依頼することもできます。

ナビ・オーディオの取り付けが可能な業者であれば、基本的には配線キットの取り付けは可能です。

正直、ナビよりはるかに取り付けが簡単なので、工賃も安く済むと考えられます。

ナビ・オーディオ等の配線作業を安く依頼する方法について、こちら”カーナビ/カーオーディオの取り付け工賃を安くする 7つの方法【裏技あり】“のページにまとめてみましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。

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iPhone等のミラーリングでプライムビデオを車で見る手順概要

iPhoneやAndroidスマホのミラーリングでプライムビデオを車で見るには、用意した部品を下図のように接続していきます。

ミラーリングでプライムビデオを車で見る手順

ミラーリングでプライムビデオを車で見る場合、オフライン再生もストリーミング再生も両方可能です。

それぞれの詳細な手順は次章に書かせていただきます。

 

ミラーリングでプライムビデオを車で見る手順(オフライン再生の場合)

  1. アマゾンプライムに登録(登録済なら何も不要)
  2. プライムビデオアプリをインストール(インストール済なら何も不要)
  3. 見たい動画タイトル(映画・アニメ・ドラマ)をスマホのプライムビデオアプリで検索
  4. スマホのプライムビデオアプリ内に見たい動画をダウンロード
  5. ダウンロードデータからのオフライン再生で動画が見れることを確認
  6. カーナビ/ディスプレイオーディオとHDMIケーブル(+変換アダプタ)で接続
  7. カーナビ/ディスプレイオーディオの入力/ソースをHDMIに切替
  8. スマホのプライムビデオアプリにてダウンロードデータを再生開始

 

ミラーリングでプライムビデオを車で見る手順(ストリーミング再生の場合)

  1. アマゾンプライムに登録(登録済なら何も不要)
  2. プライムビデオアプリをインストール(インストール済なら何も不要)
  3. 見たい動画タイトル(映画・アニメ・ドラマ)をスマホのプライムビデオアプリで検索
  4. スマホでストリーミング再生で動画が見れることを確認
  5. カーナビ/ディスプレイオーディオとHDMIケーブル(+変換アダプタ)で接続
  6. カーナビ/ディスプレイオーディオの入力/ソースをHDMIに切替
  7. スマホのプライムビデオアプリにてストリーミング再生開始

 

iPhone等のミラーリングでプライムビデオを車で見る場合の注意点

iPhoneやAndroidスマホのミラーリングでプライムビデオを車で見る場合、以下3つの問題があります。

対処法と合わせて次章より詳しく書かせていただきます。

  • スマホのバッテリーがすぐに減る問題と対処法
  • iPhoneでプライムビデオが再生エラーで見れない問題と対処法
  • iPhoneでプライムビデオが車から音声しか出ない(映像だけ見れない)問題と対処法

 

スマホのバッテリーがすぐに減る問題と対処法

プライムビデオアプリで常に動画再生してるとバッテリーの消費が速いです。

かと言って、iPhoneのライトニングコネクタ、AndroidスマホのUSBコネクタは、HDMIケーブルが接続されており、そのままでは充電ケーブルを挿す口がありません。

このようにプライムビデオをわりと長時間見たい、スマホを充電・給電しながら使用したい場合の対処法として、

以下2つの方法があります。

  • HDMI変換アダプタでHDMIケーブルと充電ケーブルを両方同時接続
  • ワイヤレス充電器(Qi)でケーブル以外の方法で充電

 

HDMI変換アダプタでHDMIケーブルと充電ケーブルを両方同時接続

わりと最近のiPhone, iPod, iPad(iPad Pro/Airを除く)でHDMIケーブルと充電ケーブルを同時接続したい場合は、Lightning Digital AVアダプタを使用します。

Apple Lightning - Digital AVアダプタ

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AndroidスマホでHDMIケーブルと充電ケーブルを同時接続したい場合は、以下のような充電・給電端子付のUSB TypeC to HDMI 変換アダプタを使用します。

充電・給電端子付のUSB TypeC to HDMI 変換アダプタの例です。

 

ワイヤレス充電器(Qi)でケーブル以外の方法で充電

充電・給電端子付のUSB TypeC to HDMI 変換アダプタの場合、充電・給電端子が装備される分だけ変換アダプタのサイズが大きくなります。

もし、大きなアダプタは使いたくないけど、スマホを充電・給電しながら使用したい場合、他の手段として以下のようなスマホホルダー等でワイヤレス充電(Qi)を活用する方法もあります。

ワイヤレス充電(Qi)を活用すればスマホのUSB端子を使わずに充電・給電ができるので、USB端子はHDMI出力のみに使い、コンパクトな充電・給電端子無のUSB TypeC to HDMI 変換アダプタまたはUSB TypeC to HDMI 変換ケーブルを電池残量を気にせずに使うことができます。

こちら”車のワイヤレス充電スマホホルダーのメリットとデメリット4選“の記事に車の中でワイヤレス充電対応のスマホホルダーを使う場合のメリット・デメリットを整理してみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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iPhoneでプライムビデオが再生エラーで見れない問題と対処法

iPhone内のプライムビデオアプリからカーナビ画面へHDMI出力する場合、下図のような「再生エラー」で見れない場合があります。

私の環境では、ストリーミング再生時は問題無いのですが、事前にダウンロードしたオフライン用データから再生する場合に毎回発生します。

(なぜかアンドロイドスマホのプライムビデオアプリでは発生しません・・・)

このような場合の対処法として、

  1. 一度、Lightning Digital AVアダプタをiPhoneから取り外す
  2. Lightning Digital AVアダプタを挿入しない状態で動画再生開始
  3. 動画を再生したまま、再度Lightning Digital AVアダプタを挿入

の手順を行うことで、問題無く再生でき見れるようになりました。

 

iPhoneでプライムビデオが車から音声しか出ない(映像だけ見れない)問題と対処法

iPhone内のプライムビデオアプリからカーナビ画面へHDMI出力する場合、音声はちゃんと車のスピーカーから出るのに映像だけ見れない(黒い画面のまま)場合があります。

  1. HDMIケーブルを一度抜いて再度挿す
  2. 解決されない場合は、iPhoneを下側からスワイプしコントロールメニュー表示
  3. 画面ミラーリング(赤枠)がアクティブになっているか確認
  4. アクティブになってない場合は、タップしてアクティブ化
  5. 解決されない場合は、iPhoneを再起動

私の環境の場合、たいていはHDMIケーブルを抜き挿しで解決し、映像も見れるようになります。

それでも解決しない場合は、少々面倒ですが、iPhoneの再起動を行います。

ちなみに、HDMIを使った有線ミラーリングでは無く、無線ミラーリングの場合、私の環境ではプライムビデオ動画は、常に音声のみ(映像は黒い画面のまま見れない)の状態でした。

プライムビデオ動画のミラーリングはやはり、無線より有線接続の方がおすすめです。

CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見る方法

プライムビデオを車の中で見るのに、スマホミラーリングの次におすすめの方法が、CarPlay AI BOXを使う方法です。

車のCarPlay対応が必須との制約条件がありますが、仮にCarPlay非対応でも、CarPlay対応のカーナビ・カーオーディオに丸ごと交換して利用することも可能です・・・だいぶ大がかりですが。

CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見る方法

上図の通り、CarPlay対応のカーナビやディスプレイオーディオにCarPlay AI BOXと呼ばれる機器をUSB接続することで、通常のCarPlayでは閲覧不可能なAmazon Primeアプリを利用可能にする方法です。

 

CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見るために必要な部品

CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見るのに必要となる部品は、以下2つです。

  • 1)CarPlay AI-BOX本体
  • 2)USB接続ケーブル

USB接続ケーブルは、CarPlay AI-BOX本体に同梱されている場合が多いので、実質CarPlay AI-BOXのキットさえ購入すれば他に何もいらないです。

 

CarPlay AI-BOXは2万円前後から購入可能

CarPlay AI-BOXとは、Android OSで動作しディスプレイ画面を搭載していないCarPlay接続が可能なスマホのようなものです。

以下のようにAmazon等で購入することができ、最大手OTTOCAST PICASOU 2場合、一般的に10~20万円のカーナビ本体と比べると安いものの、HDMI入力キットや変換ケーブルと比べるとやや高額で5万円程度となります。

とは言え、最近ではCarPlay AI-BOXの開発するメーカーが増加し、価格競争の結果として2万円前後で購入可能で割安なCarPlay AI-BOXも発売されるようになりました。

 

CarPlay AI-BOXの性能/価格比較一覧と選び方

CarPlay AI BOXをこれから検討される方の参考になるよう、CarPlay AI-BOXの性能や価格についての比較一覧表を以下の通りまとめてみました。

注意すべき点は、CarPlay AI BOXもスマホなどと同じように性能進化のスピードが速く、ハードウェアの性能差による価格幅も大きいので、

  • 発売直後割高な機種を買わないこと(わりとすぐに価格下落)
  • 性能不足だと実質使い辛いので安さだけで選ばないこと
  • 無駄に高額にならないよう必要十分な機能/性能を見極めること

が大切です。

機種名






SoC
(CPU)
RAM
+
ROM
OS You
Tube
Ama-
zon
Prime
SIM

HD
MI

Heri-
lary
C3

1.3


Rockchips
RK3326
1.5GHz

2+8
GB

And-
roid
8.1
Heri-
lary
C
6
C9

1.8


Qualcomm
QCM2290
2.0GHz

2+8
GB

And-
roid
11
Heri-
lary
C7

4.0


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665/2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
11
Heri-
lary
C8

4.2


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665/2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
11

(出力
のみ)
Carlin-
Kit
V3
mini

2.5


Qualcomm
QCM2290
2.0GHz

3+32
GB

And-
roid
11
Carlin-
Kit
V3

3.1


Qualcomm
SDM450
Snapdragon
450/1.8GHz

4+64
GB

And-
roid
9
Carlin-
Kit
Tbox
Plus
64GB

3.5


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665
1.8+2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
12
OTTO-
CAST
U2-PLUS

4.0


Qualcomm
SDM450
Snapdragon
450/1.8GHz

4+64
GB

And-
roid
9
OTTO-
CAST
U2-GT

(JP)

4.4


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665/2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
10
OTTO-
CAST
PICASOU
2

5.3


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665/2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
10

(出力
のみ)
OTTO-
CAST
PICASOU
2 Pro

6.0


Qualcomm
SM6125
Snapdragon
665/2.0GHz

4+64
GB

And-
roid
10

(入力

出力)

上記の実売価格は通常時の販売価格なので、セール中はさらに安く販売されていて価格が違う場合もありますがご了承下さい。

CarPlay AI BOXのおすすめ機種をまとめると、以下の通りです。

CarPlay AI BOXのおすすめ機種の詳細については、こちら”CarPlay AI BOXおすすめ4選比較!そもそも何ができる!?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

 

CarlinKit Tbox Plusが高性能かつコスパ優秀なCarPlay AI BOXでおすすめ

最もおすすめのCarPlay AI BOXは、サクサク動作する高性能なハードスペックの割に価格も割安CarlinKit Tbox Plusです。

同じハードウェアスペックである、Qualcomm(クアルコム)のSM6125 Snapdragon 665(スナップドラゴン665シリーズ)を採用しているOTTOCAST U2-GT(JP)と比較しても4.4万円→3.5万円と1万円弱も割安Herilary C7と比較しても4.0万円→3.5万円と5千円も割安に購入できます。

さらにソフトウェアスペックもAndroid OS 12で他機種より新しいです。

ちなみに、CarlinKit Tbox Plusには上記の4+64GBモデルと、下記の8+128GBモデルがあります。

メモリ容量が異なるだけでSoC(CPU)の性能は同じなので、大量にオフライン再生用データ等をダウンロードする予定が無ければ、4+64GBモデルで十分ですが、長く使いたい場合はできるかぎり高スペックなものを選んでおくのもおすすめです。

逆に最も低価格でYouTubeが見れるのはHerilary C3で、約1万円というコストパフォーマンスですが、YouTubeは見れるのにアマゾンプライムが見れなかったりCPUやメモリの性能がギリギリで画面操作の反応がサクサクでは無いです。

まずは価格を抑えてCarPlay AI BOXを試してみたいという方には良いかもしれませんが、長く使い続けたいと考える方は、CarlinKit Tbox Plusの方がおすすめです。

ちなみに、CarlinKitのAI BOXの選び方や具体的にできる事の詳しい内容については、こちら”Carlinkit最新おすすめ全種類の価格x性能比較!CarPlayでYouTubeを“の記事に私の実体験を元に整理しましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

 

CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見る手順概要

CarPlay AI-BOXを使ってプライムビデオを見る具体的手順は以下の通りです。

  1. CarPlay AI BOXを用意
  2. USBケーブルでCarPlay AI BOXとCarPlay対応オーディオを接続
  3. アマゾンプライムに登録(登録済なら何も不要)
  4. Wi-Fi環境等でCarPlay AI BOXにプライムビデオ動画アプリをインストール
  5. Wi-Fi環境等でCarPlay AI BOXへ動画データをダウンロード
  6. CarPlay対応オーディオから快適にCarPlay AI BOX内の動画データを再生

動画データは、事前にダウンロードせずにテザリング等のWi-Fi環境やモバイルネットワーク環境下でストリーミング再生することも可能です。

一部のトヨタ/レクサス車の場合、通信用USBポートのバスパワー電源だけではCarPlay AI BOXの駆動電流が足りないようで、以下のようなY字分岐ケーブルを使い、通信用USB接続に加えて電源供給用USB接続を行わないと接続できない場合があります。

実際、新型クラウンのコネクテッドナビとCarPlay AI BOXの CarlinKit V3の組み合わせでは、バスパワー駆動では接続できず、以下のY字ケーブルで追加電源供給を行ったところ、無事接続ができました。

万が一、Y字ケーブルで電源供給を行ってもCarPlay接続できない場合は、こちら”CarPlay繋がらない問題へのiPhone/カーナビの7つの対処方法“の記事にCarPlay接続エラー対処方法をまとめてありますので、合わせてご参考にどうぞ。

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また、CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見るためのさらに詳しい手順は、こちら”CarPlayでユーチューブ/アマプラ動画を見る方法基本4ステップ“の記事に詳しく書きましたので、もしよければこちらも合わせてご参考にどうぞ。

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CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見る場合の注意点

CarPlay AI-BOXでプライムビデオを車で見る方法は良いことばかりに感じるかもしれませんが、以下7つの注意点があります。

  • CarPlay非対応カーナビ・カーオーディオでは使えない
  • カーナビ・カーオーディオ・スマホとは別に2万円以上の機器が追加で必要
  • 最新のスマホと比べると反応や動作が遅い
  • オフラインコンテンツ以外の視聴には追加でネット接続環境が必要
  • カーナビの起動時間に加えAI BOXの起動時間(+約5~10秒)待ちが毎回必要
  • 各アプリは現バージョンのAndroid OSのサポートが終了したら使用不可能
    (現在最新のAI BOXはAndroid OS 11だがいつかはサポート終了)
  • 常時USB電源供給車はバッテリー保護のため毎回AI BOXのケーブル抜き差しが必要
    (対象:ポルシェなど、対象外(問題無):トヨタ、レクサス、VWなど)

これらの問題に対しては根本的な対処方法は無いので、CarPlay AI BOXは以下にあてはまる方にだけおすすめです。

  • 車がCarPlay対応である(トヨタのディスプレイオーディオ搭載車など)
  • 動画アプリが使えるなら2~3万円程度は構わない
  • 反応や動作の遅さに対してイライラせずに気持ちの余裕を持てる
  • 事前ダウンロードを徹底するか、テザリング/格安SIM等を抵抗感無く利用できる
    (オフライン再生可能なコンテンツのみならネット接続環境は不要)
  • エンジン始動後に動画や音楽が始まるタイミングが十数秒遅くても我慢できる
  • 2~3万円程度のCar Play AI-BOXなら数年使用してサポート終了でも納得できる
    (10年以上使い続けるのは難しい)
  • 毎回のケーブル抜き差しは面倒とは言え、数秒なので我慢できる

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見る方法

プライムビデオを車で見るのに、3番目におすすめの方法は、iPadなどのタブレットやノートPCをそのまま車に持ち込んで見る方法です。

方法・・・というか、持ち込むだけです。

シートの背面などがディスプレイの固定場所として最適なので、どちらかと言うと2列目や3列目の後席からも見たい時などにおすすめです。

 

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見るために必要な部品

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見るのに必要となる部品は、

  • 1)タブレットやノートPC+電源/充電ケーブル
  • 2)タブレットやノートPC固定ホルダー

です。

 

1)タブレットやノートPC+電源/充電ケーブル

スマホよりも画面サイズが大きくて見やすいタブレットやノートPCを車に持ち込むことで、そもそも車の画面に映す必要すら無くなることです。

音声出力は、

  • Bluetooth接続で車のスピーカーから出力
  • イヤホンやヘッドホンから出力
  • タブレットやノートPCからそのまま出力

などで行います。

もちろん、プライムビデオアプリがインストールできて、オフライン再生用に動画タイトルが事前ダウンロードできるモバイル環境はスマホ同様に必要となります。

 

2)タブレットやノートPC固定ホルダー

車内でわりと長時間使うのであれば、タブレットやノートPCをずっと手で持っておくのも大変なので、以下のようなホルダーで固定して使用するのもおすすめです。

 

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見る手順概要

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見るには、基本的にタブレットやノートPCを車に持ち込むだけです。

動画をiPadを車に持ち込んで直接見るイメージ

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見る場合、オフライン再生もストリーミング再生も両方可能です。

それぞれの詳細な手順は次章に書かせていただきます。

 

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見る手順(オフライン再生の場合)

  1. アマゾンプライムに登録(登録済なら何も不要)
  2. プライムビデオアプリをインストール(インストール済なら何も不要)
  3. 見たい動画タイトル(映画・アニメ・ドラマ)をスマホのプライムビデオアプリで検索
  4. タブレットやノートPCのプライムビデオアプリ内に見たい動画をダウンロード
  5. ダウンロードデータからのオフライン再生で動画が見れることを確認
  6. タブレットやノートPCを車のホルダーに固定
  7. タブレットやノートPCのプライムビデオアプリにてダウンロードデータを再生開始

 

タブレットやノートPCでプライムビデオを車で見る手順(ストリーミング再生の場合)

  1. アマゾンプライムに登録(登録済なら何も不要)
  2. プライムビデオアプリをインストール(インストール済なら何も不要)
  3. 見たい動画タイトル(映画・アニメ・ドラマ)をスマホのプライムビデオアプリで検索
  4. タブレットやノートPCでストリーミング再生で動画が見れることを確認
  5. タブレットやノートPCを車のホルダーに固定
  6. タブレットやノートPCのプライムビデオアプリにてストリーミング再生開始

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見る方法

プライムビデオを車で見るのに、4番目におすすめの方法は、Fire TV StickをHDMI接続してカーナビ/ディスプレイオーディオ画面から見る方法です。

リモコン操作がメインになるので、2列目や3列目の後席からも見たい時などにおすすめです。

 

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見るために必要な部品

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見るのに必要となる部品は、

  • 1)Fire TV Stick一式
  • 2)テザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーター等(DCT-WR100Dなど)
  • 3)HDMI映像入力可能なカーナビ/ディスプレイオーディオ
  • 4)カーナビ/ディスプレイオーディオ用変換+外部入力キット(HDMI端子装着車は不要)

です。

 

1)Fire TV Stick一式

以下の通り、家用のTVでも使われるAmazonのFire TV Stick一式を1セット用意します。

以下の物より¥2,000程度高い4K対応ものもありますが、車内でカーナビ/ディスプレイオーディオに表示させて見るには、以下の4K非対応タイプで十分です。

 

2)テザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーター等(DCT-WR100Dなど)

Fire TV Stickをインターネット接続するために必要になるのが、テザリング対応スマホやモバイルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)です。

既にテザリングやモバイルWi-Fiルーターをお使いの方はそのままお使いいただければ問題ありません。

これからモバイルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)を準備される方で基本的に車の中以外で使う予定の無い方は、以下のような車専用の車載用Wi-Fiルーターがおすすめです。

車の中での使用に限定されますが、格安の通信料で利用可能です。

 

3)HDMI映像入力可能なカーナビ/ディスプレイオーディオ

上図のようにHDMI映像入力可能なカーナビ/ディスプレイオーディオを準備します。

詳細は先ほど、ミラーリングでプライムビデオを車で見るために必要な部品の章で書かせていただいた通りです。

 

4)カーナビ/ディスプレイオーディオ用変換+外部入力キット(HDMI端子装着車は不要)

HDMI入力非対応のカーナビ/ディスプレイオーディオの場合、サードパーティー製の外部入力キットを使えば、HDMI入力が可能になる場合があります。

こちらも、詳細は先ほど、ミラーリングでプライムビデオを車で見るために必要な部品の章で書かせていただいた通りです。

 

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見る手順概要

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見るには、用意した部品を下図のように接続していきます。

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見る手順

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見る場合、基本的にはストリーミング再生のみ対応となります。

詳細な手順は次章に書かせていただきます。

 

Fire TV Stickでプライムビデオを車で見る手順(ストリーミング再生のみ対応)

  1. アマゾンプライムに登録(登録済なら何も不要)
  2. Fire TV Stickをカーナビ/ディスプレイオーディオとHDMIケーブル(+変換アダプタ)で接続
  3. カーナビ/ディスプレイオーディオの入力/ソースをHDMIに切替
  4. Fire TV Stickの設定メニューからテザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーター等にWi-Fiで接続
  5. 見たい動画タイトル(映画・アニメ・ドラマ)をプライムビデオメニューで検索
  6. プライムビデオメニューからストリーミング再生開始

カーナビのブラウザでプライムビデオを車で見る方法

プライムビデオを車で見るのに、5番目におすすめの方法は、カーナビのブラウザ&ネットワーク接続対応のカーナビ/ディスプレイオーディオの画面から見る方法です。

 

カーナビのブラウザでプライムビデオを車で見るために必要な部品

カーナビのブラウザでプライムビデオを車で見るのに必要となる部品は、

  • 1)ネットワーク接続&ブラウザ対応カーナビ/ディスプレイオーディオユニット
  • 2)テザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーター等(DCT-WR100Dなど)

です。

カーナビ/ディスプレイオーディオユニットが既にネットワーク接続されている場合は、「2)」のテザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーター等は不要です。

 

1)ネットワーク接続&ブラウザ対応カーナビ/ディスプレイオーディオユニット

例えば、以下のパイオニア(カロッツェリア)サイバーナビ AVIC-CZ912-DC ネットワークスティックセットなどがネットワーク対応ナビです。

こちらネットワーク対応ナビの場合、カーナビのWebブラウザを使ってプライムビデオのウェブサイトへアクセスし、動画を見ることができます。

実は、パイオニア(カロッツェリア)のようなアフターマーケットパーツでは無く、純正ナビでもネットワーク接続&ブラウザ対応ナビは存在します。

  • 代表的なネットワーク接続&ブラウザ対応カーナビ:サイバーナビ、テスラ純正ナビ、トヨタ新型ノア/ヴォクシー純正ナビ、レクサス新型NX純正ナビなど

トヨタ車の場合2022年に発売された新型ノア/ヴォクシーから、レクサス車の場合2021年に発売された新型NXから、純正ナビ/ディスプレイオーディオにWeb ブラウザ機能が搭載されました。

ただし、Web ブラウザ機能を使用するには、車内Wi-Fiと呼ばれる車の中でWi-Fiが使い放題になる有料オプション(月額1,100円)への加入が条件となるようです。

(車内Wi-Fiオプションに加入してしまえば、以下のテザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーターは不要となります)

 

2)テザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーター等(DCT-WR100Dなど)

ネットワーク接続&ブラウザ対応カーナビであっても、ネットワーク接続環境が用意されて無い場合は、上図のような車載用Wi-Fiルーター等を準備します。

詳細は先ほど、Fire TV Stickでプライムビデオを車で見るために必要な部品の章で書かせていただいた通りです。

 

カーナビのブラウザでプライムビデオを車で見る手順概要

カーナビのブラウザでプライムビデオを車で見るには、用意した部品を下図のように接続していきます。

車載機ブラウザでプライムビデオを車で見る手順

カーナビのブラウザでプライムビデオを車で見る場合、基本的にはストリーミング再生のみ対応となります。

詳細な手順は次章に書かせていただきます。

 

カーナビのブラウザでプライムビデオを車で見る手順(ストリーミング再生のみ対応)

  1. アマゾンプライムに登録(登録済なら何も不要)
  2. カーナビ/ディスプレイオーディオ設定メニューからテザリング対応スマホ or 車載用Wi-Fiルーター等にWi-Fiで接続
  3. ネットワーク接続対応のカーナビ/ディスプレイオーディオでWebブラウザを起動
  4. ブラウザでアマゾンプライムビデオのWebサイトにアクセス
  5. 見たい動画タイトル(映画・アニメ・ドラマ)をスマホのプライムビデオWebサイトで検索
  6. プライムビデオWebサイトにてストリーミング再生開始

 

プライムビデオを車で見る方法まとめ

最後にプライムビデオを車で見る方法について、おすすめの対応方法まとめると以下の通りとなります。

上記の通り、「通信料を節約したいかどうか」「前席/後席どちらで見たいか」によって、おすすめの方法が変わってきます。

自分に合った方法をお選びいただけると幸いです。

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