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Amazon Music HD比較試聴レビュー!音質/料金等2年使い続けた評価

2021年は、Amazon MusicやApple Musicなどサブスク音楽アプリの価格破壊と高音質化のターニングポイントになりました。

きっかけは、Apple Musicの「高音質ロスレス対応」と「ロスレス対応料金無料」の発表です。

これに対抗する形で、ロスレス音質に追加料金を設定していたAmazon Music HDは月額¥1,000の大幅値下げを即時発表しました。

このように、ロスレスサブスク(音楽聴き放題)アプリの界隈は現在大きく盛り上がっており、サブスク音楽アプリを検討されてる方々にとっては、絶好の時期とも言えます。

と言うのも、これ以上の値下げは今後考えにくいので、サブスク音楽アプリに全く興味が無い方を除けば、これを機に一度、ロスレス対応の音楽アプリが自分に合うかどうかご検討いただくのがおすすめです。

Amazon Music HD徹底レビューのイメージ

ここでは、サブスク音楽アプリ(音楽聴き放題/ストリーミングアプリ)の中で、高音質ロスレス対応の最大手Amazon Music HDについて、同じくロスレス対応のApple Musicと試聴評価等で比較しながら、徹底的にレビューしていきたいと思います。

ちなみに私は高音質大好物人間なので、Amazon Music HDは2019年のサービス開始と同時に利用開始し、2年程使ってますので、わりと詳しいレビューがお届けできるのではないかと考えてます。 (ハイレゾ音源についても2014年頃より7年程使ってます)

Amazon Music HDの詳細  (Amazon 公式サイト)を確認

目次
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Amazon Music HDの比較評価レビューを3段階で整理

ここでは、Amazon Music HDについて詳しく比較評価レビューしていきますが、まずは以下の通りレビュー対象を3段階で整理したいと思います。

  • Amazon Musicに限らず音楽聴き放題サービス自体の比較評価レビュー
  • Amazon Music共通の比較評価レビュー
  • Amazon Music HDならではの比較評価レビュー

理由は、

  • 音楽聴き放題アプリ自体使ったこと無く音楽聴き放題(ストリーミング)自体の比較評価レビューが知りたい人
  • 他の音楽聴き放題アプリは使ったことあるがAmazon Music共通の比較評価レビューが知りたい人
  • Amazon Music HDならではの高音質についての比較評価レビューが知りたい人

と、人によって知りたい内容が違う場合があるので、できる限り知りたい内容に対しピンポイントで情報提供できればと考えたからです。

既にAmazon Musicなどの音楽聴き放題アプリは詳しく知っているので、すぐにAmazon  Music HDならではのレビューについて知りたい方は、こちら(ページ内リンク)からどうぞ。

それでは、各評価レビューについて次章より1つづつ詳しく説明していきます。

 

音楽聴き放題アプリ自体の比較評価レビュー

まずは、Amazon Musicに限らず音楽聴き放題(ストリーミング)アプリそのものについての比較評価レビューを書かせていただきます。

実際に私が、Spotify, Amazon Music, Apple Musicを使ってみて感じた比較評価レビューです。

 

音楽聴き放題アプリ自体の高評価レビュー

音楽聴き放題アプリの高評価レビューイメージ

私のAmazon Music HD歴は2年、音楽聴き放題サービス(いわゆるサブスク)歴5年の中で実際に感じた高評価点は以下3つです。

  • 新しい音楽/曲探しで時間短縮できる
  • 今持ってる分も含めてCD収納スペースが不要になり家の中スッキリ
  • 昔聴いてたカセットテープやMDにしか残ってない音源がまた聴けて当時を思い出せる

次章より1つづつ詳細について説明していきます。

 

新しい音楽/曲探しで時間短縮できる

音楽検索の時間短縮のイメージ

最大のメリットが新しい音楽に、効率的にどんどん出会えることです。

これまでのCDやダウンロード配信の音楽と比べ、私の中で「試聴」という行為や概念が無くなりました。

少しでも気になった曲や、アプリがおすすめ提案してくれる曲があれば、気軽に即時、音楽ライブラリへ追加、移動時間など好きな時間に音楽鑑賞も兼ねて確認しています。

つまり時間的に忙しくても、隙間時間等を活用して自分好みの新鮮な音楽に触れる時間が確保できるのです。

もし聴いてみてた結果、やっぱり気に入らなければ、即時ライブラリから削除すればよく、常に新鮮な自分好みの音楽ライブラリをキープすることができます。

 

今持ってる分も含めてCD収納スペースが不要になり家の中スッキリ

次のメリットはミニマリストで無くとも、家の中をスッキリさせれることです。

私もそうなんですが、音楽が好きな人ほど、大量のCDやレコード等の物理メディアを保有しがちです。

もちろん、お気に入りのアーティストのCDは残しておいた上で、それ以外のCDは中古CDとして売ってしまえば臨時収入にもなります。

何となくですが、今がCDを売り抜ける最後のチャンスのような気がしてます。

残念ながら、コレクター品を除くとCDの価値は今後どんどん下がっていくと思います。

 

昔聴いてたカセットテープやMDにしか残ってない音源がまた聴けて当時を思い出せる

私のような中高年限定かもしれませんが、何千万曲もの膨大な音楽ライブラリから聴くことができる意外なメリットとして、昔の曲が聴けるというメリットがあります。

ニューヨークタイムズの研究によれば、10代の頃、特に14歳の時に聴いた曲が自分の音楽の好みに強く影響を与え、その頃聴いた曲を一生聴き続けることもあるそうです。

14歳と言えば、中2~中3、かなり多感な思春期ですし、思い出せば心当たりがある方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、中2~中3の多くは一般的に、音楽聴きたい盛りですが、大人と比べて財力も乏しく、聴きたい全ての曲に高音質でアクセスするのは困難です。

私自身も、ラジオやレンタルCDからカセットテープにコピーしたり、さらには友達からカセットテープを借りたりしていました。

今、その音源が簡単に聴けるかと言うと、再生できるカセットテープデッキが無かったりと簡単ではありません。

ところが、音楽聴き放題アプリを使えば、よほどのレア曲で無い限り、聴き放題の音楽ライブラリから簡単に聴くことができます。

さらに言うと、ロスレス/ハイレゾ対応の聴き放題アプリの場合は、当時よりも高音質で聴くことができるのです。

Amazon Music HD の詳細 (Amazon 公式サイト)を確認

 

音楽聴き放題アプリ自体の低評価レビュー

音楽アプリ低評価イメージ

音楽聴き放題アプリには残念ながら弱点もあります。 以下3点です。

  • そもそも聴けない曲あり
  • 配信会社の事情等で突然聴けなくなるリスク有
  • 新しい曲をあまり聴かない人には金額メリット低い

次章より1つづつ詳細について説明していきます。

 

そもそも聴けない曲あり

聴けない曲があるイメージ

聴き放題アプリの配信会社と契約していないアーティストの曲は聴くことができません。

最近ではほとんどのアーティストが聴けるようになりましたが、まだ聴けないアーティストも存在します。

有名どころで言うと、嵐以外のジャニーズ系や、山下達郎などは2021年時点でもまだ聴くことができません。(ZARDは2021年にハイレゾ化済の「Forever Best ~25th Anniversary~」も含めてサブスク解禁されました)

また聴けないわけではありませんが、LiSAなどは聴き放題アプリでは圧縮音源、ダウンロード販売サイトではハイレゾ音源と音質で差別化しているケースもあります。

CDやダウンロード販売と比べた場合、まだCDやダウンロード販売でしか聴けない曲というもの存在しています。

 

配信会社の事情等で突然聴けなくなるリスク有

音楽聴き放題アプリが普及後に実際発生した事実として、「アーティストが容疑者になると聴けなくなる」事例があります。

特に薬系の容疑がかかるアーティストは時々できてきますが、実際、槇原敬之、ASKA、電気グルーヴが聴けなくなった時期があります。

2014年 ASKAがクスリで逮捕された時、音源を管理するユニバーサルミュージックがCHAGE and ASKA、及びASKAのソロ名義の作品について、関連契約の解約または停止、 CD/映像商品 全タイトルの出荷停止、 CD/映像商品の回収、全楽曲・映像のデジタル配信停止が行われました。

また、2019年 電気グルーヴ・ピエール瀧がクスリで逮捕された時は、同じく音源を管理するソニー・ミュージックレーベルズが、電気グルーヴの音源、映像の出荷停止、在庫回収、配信の停止を行いました。

音源を管理するレコード会社や音源を配信するサービス会社は、アーティストが容疑者・犯罪者と認められた場合は、自ブランドの社会的イメージダウン等を避けるために対象曲のサービス停止に踏み切るケースが多いです。

一方、ダウンロード音源やCDであれば、自分の端末の中など手元に存在するものを再生するだけなので、アーティストが容疑者・犯罪者になろうが全く影響なく音楽再生が可能です。

 

新しい曲をあまり聴かない人には金額メリット低い

聴き放題サービスのサブスク料金はだいたい月額¥1,000程度です。

2~3ヶ月に1枚以上新譜のCDやダウンロード音源を買ってた人にはメリットが大きいですが、今持ってる音源の曲を聴き回すだけで「新しい曲はほとんど聴かない」という人には金額メリットが少ないです。

音楽聴き放題サービス自、音楽のヘビーユーザーまで行かずとも、そこそこ音楽を多く聴く人向けのサービスと言えます。

 

Amazon Music共通の比較評価レビュー

続いて、Amazon Music共通の評価レビューを書かせていただきます。

Amazon Musicと一言で言っても、以下3段階のサービスがあるので、Amazon Musicの共通項目についての評価レビューについて書かせていただきます。 (さらに厳密に言うとAmazon Music Freeというサービスもありますが、料金が無料である反面、サービスの前提条件がだいぶ違うので、ここでは割愛致します)

  • Amazon Music HD
  • Amazon Music Unlimited
  • Amazon Prime Music

実際に私が、Amazon Prime Music を3年、Amazon Music HDを2年、Apple MusicやSpotifyなど他のアプリとも比べながら使って感じた評価レビューです。

 

Amazon Musicと他音楽アプリの比較評価一覧

Amazon Musicと他音楽アプリの料金/音質などを比較評価できるよう以下の表にまとめてみました。

結論から言うと、Amazon Music HDとApple Musicの2つのみが月額料金¥980のわりにロスレス対応でダントツの高音質で聴けるため、おすすめのアプリといえます。

また、Amazon Music HDの場合、Amazonプライム会員なら月額料金¥780なので、業界最安料金でロスレス高音質が楽しめます。

聴き放題
アプリ・
サービス名
月額料金 楽曲数 オフ
ライン
再生方法
音質
(ビット
レート)
対応機器
(オフライン
再生可否)
お試し
無料
期間
Amazon
Prime
Music
¥250
(学生)
¥500
(個人)

200
万曲
ダウン
ロード
(曲数
無限)
~256
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット/パソコンのアプリ(オフライン再生可)、パソコンのブラウザ(オフライン再生不可) 30日
dヒッツ
※1
¥500
500
万曲
ダウン
ロード
(~10曲
/月)

キャッ
シュ
機能
(8GB)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 31日
Amazon
Music
HD
/
Unlimited
¥980
(個人)
¥780
(プライム
会員)
¥1,480
(ファミリー)

7,500
ダウン
ロード
(曲数
無限)

3,730
kbps
(最大
192kHz
/24bit
ロス
レス)
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット/パソコンのアプリ(オフライン再生可)、パソコンのブラウザ(オフライン再生不可) 30日
Apple
Music
¥480
(学生)
¥980
(個人)
¥1,480
(ファミリー)

7,500
ダウン
ロード
(曲数
無限)
未公表
(最大
192kHz
/24bit
ロス
レス)
iPhone、iPad、Androidスマホ/タブレット、パソコン、Apple TV(全てオフライン再生可) 3ヶ月
mora
qualitas
¥2,178
約500
万曲
ダウン
ロード
(曲数
無限)
未公表
(最大
96kHz
/24bit
ロス
レス)
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレットのアプリ(オフライン再生可)、パソコンのアプリ(オフライン再生不可) 30日
YouTube
Music
Premium
¥980
8,000
ダウン
ロード
(曲数
無限)
~256
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(一オフライン再生可) 1ヶ月
LINE
Music
¥980
8,000
キャッ
シュ
機能
(~
500曲
/~7日)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 3ヶ月
AWA ¥980
9,000
キャッ
シュ
機能
(曲数
無限
/~7日)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 1ヶ月
RecMusic ¥980
600
万曲
キャッ
シュ
機能
(~約
4000曲
/16GB)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 3日
Spotify
Premium
¥980
5,000
万曲
ダウン
ロード
(~
3333曲)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 7日
Deezer
HiFi
¥1,470
3,600
万曲
ダウン
ロード

1,411

kbps
ロス
レス

or
~320
kbps
パソコン、ONKYO・Bang&Olufsen等の一部機器(1,411kbps CD音質で再生可
iPhone、iPad、Androidスマホ/タブレット(320kbps音質で再生可
30日

※1:dヒッツは基本的にはラジオ型の聴き放題アプリだが月10曲・最大120曲までダウンロード可能、キャッシュとしては最大8GBまでオフライン再生可能

Amazon Music HDの詳細  (Amazon 公式サイト)を確認

 

Amazon Music共通の高評価レビュー

Amazon Musicの高評価レビューイメージ

私自身が実際に感じた高評価点は以下3つです。

  • 音質がいい
  • ダウンロード可能曲数無制限でオフライン再生可能
  • Amazonプライム会員だとセット割引あり

次章より1つづつ詳細について説明していきます。

 

音質がいい

私も自分の耳で何度も検証しましたし、ネット上にもそれなりの評価記事がありますが、Amazon Musicは間違いなく音質がいいです。

音質≒音楽の情報量と考え、簡易的にビットレートで比較すると、音楽アプリの音質レベルは、

  • 1,411kbps以上(ロスレス):Amazon Music HD, Apple Music, mora qualitas, Deezer HiFi
  • ~320kbps(ロッシー(圧縮)):dヒッツ, Line Music, AWA, Spotify, RecMusic
  • ~256kbps(ロッシー(圧縮)):Amazon Prime Music, YouTube Music

と約3段階に分けられ、比較ができます。

Amazon Music HD, Apple Music, mora qualitas, Deezer HiFiの4つがロスレスやハイレゾに対応しており、他のアプリと比べダントツの高音質で聴くことができます。

とは言え、ビットレートだけでは表現しきれない音質差もあるので、後ほど、e-onkyo musicからダウンロードしたロスレスのFLACファイル音源をリファレンスとし、Amazon MusicとApple Musicとを比較試聴曲や比較試聴機器毎に徹底的にレビューしていきます。

 

ダウンロード可能、曲数無制限でオフライン再生可能

これも大切です。

キャッシュデータでは無く、完全なダウンロードが1曲1曲選択出来て曲数無制限でできること。

これにより、ほぼ通信量を使わずに、外でも高音質の大容量音源を安心して聴くことができます。

Apple MusicやYouTube Musicでも同様のことが可能ですが、AWAやLine Musicなど一部のアプリではできません。

 

Amazonプライム会員だとセット割引あり

Amazonプライム会員であれば、セット割引が適用され、月額¥200引きとなります。

結果、月額¥980→¥780となります。

月額¥780で7,500万曲が高音質で聴き放題なのはAmazon Musicだけです。 他のアプリには無いAmazon Musicならではの魅力です。

ちなみにAmazon Musicについて、プライム会員割引以外の方法も含め、無料体験期間を3ヶ月に延長したり入会時にAmazonポイント獲得したり様々なキャンペーンや複雑な料金体系の中からお得に使う方法をこちら”Amazon Musicを無料体験キャンペーンなどで節約する6つの方法“の記事にまとめてみました。 もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

さらに2021年10月31日までの期間限定でAmazon Music4ヶ月無料体験キャンペーン(TOKYO GAME SHOW 2021ページ来訪者限定)も開催されてます。こちらは、TGSのチケット購入を行わなくても特設ページを単に見てエントリーするだけで、通常の1ヶ月無料期間が4倍の4ケ月になるのでおすすめです。

 

Amazon Music共通の低評価レビュー

Amazon Music低評価のイメージ

逆にAmazon Musicが残念に感じた低評価点は以下3つです。

  • Amazon Musicアプリの表示/操作性が悪く使いにくい
  • Amazon Musicアプリでエラーが時々発生
  • AWAやLine Musicと比較すると微妙に楽曲数が少ない

大きな支障は無いので私は使い続けていますが、これらの残念ポイントが解消されれば、さらに最強のアプリになるので、継続的な改善を期待したいところです。

 

Amazon Musicアプリの表示/操作性が悪く使いにくい

Amazon Musicアプリはお世辞にも使いやすいとは言えません。

曲を検索/表示する時など、正直、アプリの表示/操作性については、Amazon Music大好き人間の私でもApple Musicの方が優れていると感じています。

 

Amazon Musicアプリでエラーが時々発生

Amazon Musicアプリに限った話ではありませんが、時々エラーが発生します。

Amazon Musicアプリを使っていて特に感じるのが、ダウンロードやSDカードへのデータダウンロードに関するエラーの多さです。

私が経験した様々なエラーについては、こちら”Amazon Musicでダウンロードに失敗する場合の7つの対処方法の記事やこちら”ウォークマンのSDカードエラー3種類!Amazon Music使用時の対処方法“の記事にまとめてみました。 もしよろしければ合わせてご参考にどうぞ。

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AWAやLine Musicと比較すると楽曲数が少ない

最後に、大勢には影響は無いですが、公式発表されている楽曲数がAmazon Musicは7,500万曲と、AWAやLine Musicの公式発表である9,000~8,000万曲と比べると少ないです。

とは言え、楽曲数もここまでくればオリジナル曲以外のオルゴールバージョンのオムニバスアルバムなども含まれた曲数となるので、そこまで気にする必要は無いと考えています。

また、AWAやLine Musicでも他のサブスク音楽アプリ同様に聴けない、嵐以外のジャニーズ系や山下達郎、ブルーハーツ等が聴けない状況は同じです。

あと、ピンポイントですが、B’zやZARDなど(ビーイング系と呼ばれるアーティスト)は、Apple Musicなど他の音楽アプリでは聴けますが、Amazon Musicでは聴けないです。

B’zやZARDのライトなファンでサブスクで聴きたい方は、Apple Musicの方がおすすめです。

ちなみに私の場合は、ZARDのヘビーなファンなので、既に全てのCDを持っており、ロスレス音源データ化済なので、Amazon Musicをメインで使用していますが全く不便は感じません。

このように、自分が本当に好きなアーティストはCDやハイレゾ音源を購入する可能もあるので、サブスクで聴く音楽は、従来レンタルで聴いていたようなライトに聴きたい曲が揃っているかがポイントになります。

Apple Music 詳細(Apple 公式サイト)を確認

Amazon Music HDならではの比較評価レビュー

最後にAmazon Music HDならではの比較評価レビューです。

後半部分では、Apple Musicとe-onkyoのハイレゾ音源との比較試聴結果についてもお伝えしていきます。

 

Amazon Music HDの高評価レビュー

Amazon MusicとApple Musicの比較評価レビュー機器

こちら”Amazon Music HDが高音質無制限ダウンロード可能で最強な3つの理由“の記事にも書かせていただきましたが、Amazon Music HDの高評価点は、

  • 1. 無制限ダウンロード可能(通信費用も節約できて安心)
  • 2. ハイレゾ体験もできる 高音質かつ曲数の多さNo.1
  • 3. 高いコストパフォーマンス(費用対効果)

3つを全て両立していることに尽きます。

例えば、無制限ダウンロード可能だけであれば他のYouTube Music等でも可能ですが、これらの音楽アプリは音質ではAmazon Musicにかないません。

また、高音質さだけで見ると mora qualitasはロスレス/ハイレゾ対応でかなりの音質レベルですが、Amazon Music HDと比較して、曲数が1/10以下で料金は2倍以上です。

特に洋楽のハイレゾ対応曲数の多さは凄まじいものがあり、私の感覚では洋楽でハイレゾ音源化されているものはほぼ全て網羅されている印象です。

つまりAmazon Music HDは、現時点ではダントツの総合力を持つ、最もおすすめの音楽聴き放題アプリだと言えます。

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Amazon Music HDが高音質無制限ダウンロード可能で最強な理由イメージ

Amazon Music HD の詳細 (Amazon 公式サイト)を確認

 

Amazon Music HDの低評価レビュー

Amazon Music低評価のイメージ

逆にAmazon Music HDが残念に感じた低評価点は以下3つです。

Amazon Musicそのものの低評価点については先ほど書かせていただきましたので、ここではハイレゾ/ロスレス/3Dオーディオ対応のAmazon Music HDならではの低評価点について書かせていただきます。

  • ハイレゾ/ロスレスは学割適用対象外(Apple Musicならハイレゾ/ロスレス音源が学割料金¥480/月で聴ける)
  • 年間一括払い割引が条件付き(AppleMusicなら条件無し、Amazon Music HDで年間一括払い割引はプライム会員契約が別途必要)
  • 3Dオーディオ(Dolby Atmos/360 Reality Audio)対応機器が少ない(AppleMusicなら対応イヤホン/ヘッドホン多い)

Amazon Music HDは、高音質/低価格/無制限ダウンロード可能など優れた総合力を持つ音楽アプリですが、唯一選択を迷うアプリがあるとしたら、それはApple Musicです。

料金も聴ける曲数もほぼ同じで互角、完全な無制限ダウンロードにも対応していますが、上記3つの点においては、Amazon Music HDはApple Musicに負けています。

つまり、

  • 学生の方
  • Amazonプライム会員では無い方、Amazonプライムには興味が無い
  • 3Dオーディオイヤホン/ヘッドホンで楽しみたい方

には、Amazon Music HDよりもApple Musicの方がおすすめです。

Apple Music 詳細(Apple 公式サイト)を確認

 

Amazon Music HDの3Dオーディオ(360 Reality Audio)対応機器の少なさ

Amazon Music HDの特徴として、「3D」と記載された3Dオーディオの対応曲が1,000曲以上あります。

3Dオーディオの曲とは、具体的にはApple Musicでも一部対応しているDolby Atmosや、mora qualitasやDeezer Hifiでも一部対応しているSONY 360 Reality Audioのフォーマットに対応した曲のことです。

どのサービスでもまだまだ対応曲は少ないですが、Amazon Music HDの場合、現時点では以下の通り、3Dオーディオ対応スピーカーがアマゾンまたはソニーの製品のみで、対応イヤホン/ヘッドホンに至っては1つも無い状況です。

  • Amazon Echo Studio
  • SONY ワイヤレススピーカー:SRS-RA5000/SRS-RA3000
  • SONY サウンドバー:HT-A9/HT-A7000

ただし、個人的な感覚としては現時点では3Dオーディオ音源よりも2chステレオ音源の方が、より音楽の感動を味わえると感じました。

実際、高音質とされるソニーのSRS-RA5000やSRS-RA3000で360 Reality Audio音源を試聴させていただいた結果、2chの音質と比較すると、定位が変わる新しい面白さは体験できたものの、音の深みや生の臨場感に近いものは2chハイレゾ音源の方がはるかに上でした。

ちょうど、DVDのリニアPCM 2ch音源と圧縮音源であるドルビーデジタルAC3の5.1ch音源を聴き比べた時の感覚に近いです。

映画の効果音や歓声込みのライブ演奏、SFX音を楽しむなら3Dのマルチチャンネルもありですが、純粋に音楽を楽しむならハイレゾやロスレスの2chソースがおすすめです。

 

次章からは、Amazon Music HDの音質について、e-onkyo musicからダウンロードしたロスレスのFLACファイル音源をリファレンスとし、Amazon MusicとApple Musicとを比較試聴曲や比較試聴機器毎にスペックや数字に表れない部分も含めて詳しくレビューしていきたいと思います。

Amazon Music HDとApple Musicは、音質スペック上は実は、最大192kHz/24bitのロスレス/ハイレゾ対応と全く互角ですが、実際聴いた感じは同じなのでしょうか?

全て解明していきたいと思います。

 

Amazon Music HD音質比較試聴レビュー (対Apple Music/e-onkyo)

Amazon Music HDとApple Musicとe-onkyo music音質比較レビュー中の画面

ここでは、Amazon Music HDの音質について詳しく比較レビューしていきます。

比較対象として、

  • FLACファイルハイレゾ音源 (e-onkyo musicからダウンロード購入)
  • Apple Musicのダウンロード済ロスレス音源

と比較試聴してみました。

 

Amazon Music HD音質比較試聴レビュー一覧(対Apple Music/e-onkyo)

音質評価結果の凡例は以下の通りとしました。

  • ◎:ハイレゾにふさわしい高音質が十分発揮されている
  • ○:CD相当の高音質が十分発揮されている
  • △:圧縮音源よりははるかに高音質だがCD相当音質には届いていない

また、音質比較レビュー評価使用した楽曲は以下3曲です。女性ヴォーカル/男性ヴォーカル、スタジオ録音音源/ライブ録音音源、洋楽/邦楽の要素が入るよう音源選択しました(とか言いながら本当は個人的に好きな曲)。

  • 宇多田ヒカル / 「Wait & See~リスク~」
  • エドシーラン / 「Shape of You」
  • Misia / 「そばにいて…(MISIA星空のライヴIV@稲佐山公園野外ステージ)」

比較試聴結果は下表の通りとなりました。

結論から言うと、リファレンスとしたハイレゾFLACファイルと同等音質レベルなのは、Amazon Music HDのみでした。

正直ここまではっきり差が出るとは思いませんでしたが、Apple Musicは同じロスレスでも少し低音質気味な点が目立ちました。

とは言え、ハイレゾダウンロードサイト購入音源と比べて低音質と言っているだけで、従来のロッシー(非可逆圧縮)音源と比較するとはるかに音質がよいのは間違いありません。

ソース音源
/再生アプリ

/比較試聴結果
再生環境 ソース音源
/再生アプリ
FLAC
e-onkyo
music
Amazon
Music
HD
Apple
Music
Lossless
再生
機器
アンプ スピーカー
/ヘッドホン
W.Music
/ Pulsar
Amazon
Music
Apple
Music
ソニー
ハイレゾ
ウォークマン
NW
-ZX507
ソニー
TA
-ZH1ES
ゼンハイザー
HD650
Wait & See ◎- ○+
Shape of You ○+
そばにいて… ◎- ○+
Samsung
アンド
ロイド
スマホ
Galaxy
S20
スマホ
内蔵アンプ
+ミニジャック
出力キット
ソニー
MDR
-1R
Wait & See ○-
Shape of You ○+
そばにいて… △+ ○-

Amazon Music HD の詳細 (Amazon 公式サイト)を確認

 

Amazon Music HD音質比較試聴レビュー詳細[ハイレゾウォークマン環境]

Amazon Music HD音質レビュー使用機器(ハイレゾウォークマン)

続いて、再生環境としてハイレゾウォークマン+ヘッドホンアンプで聴いた音質の詳しい比較試聴評価コメント/感想をまとめると、下表の通りとなりました。

音源 FLAC
e-onkyo music
Amazon Music HD Apple Music
Lossless
宇多田ヒカル
Wait & See
~リスク~

(24bit/96kHz)
優れた音域と声量が十二分に発揮されるイントロのシャウトが残響音も含めて綺麗に再現されている
◎-
(24bit/96kHz)
FLACと比べてやや広がり感では劣るが慎重に聴き比べないと分からないレベル
○+
(24bit/96kHz)
FLACやAmazonと比べてヴォーカルが始まって以降の拡がり感に乏しさが顕著、オケの音がヴォーカルに埋もれ気味で分解能が低く聴こえる
エドシーラン
Shape of You

(24bit/44.1kHz)
イントロの電子音と独特な音色のパーカッションとが新しさと生楽器っぽい臨場感を両立させており新鮮な印象を受ける

(24bit/44.1kHz)
FLACと比べてほぼ遜色ない再現力で素晴らしい
○+
(24bit/44.1kHz)
FLACやAmazonと比べてイントロのパーカッションの音の艶感低く、ヴォーカルが重なるとパーカッションが埋もれて聴こえにくくなる等、分解能が低い
Misia
そばにいて…
(MISIA星空
のライヴIV)

(24bit/88.2kHz)
イントロのピアノのクリアさと艶感、野外ライブならではの虫の鳴き声の広がり感から受ける臨場感が素晴らしい
◎-
(16bit/44.1kHz)
FLACと比べて拡がり感がやや劣るが、FLACやAppleと比べて音源が16bitと劣るにもかかわらず音場再現力が高いのは素晴らしい
○+
(24bit/88.2kHz)
FLACと比べイントロのピアノの艶感が低く、拡がり感の範囲も狭く感じハイレゾならではの臨場感が感じにくい

音質比較試聴環境は以下の通りです。

  • 音楽再生アプリ:W. Music/Amazon Music/Apple Music
  • 音楽再生ハード:ソニーハイレゾウォークマン NW-ZX507 + ソニー TA-ZH1ES
  • ヘッドホン:ゼンハイザー HD650

 

Amazon Music HD音質比較試聴レビュー詳細[アンドロイドスマホ環境]

Amazon Music HD音質レビュー使用機器(スマホ)

次に再生環境としてアンドロイドスマホで聴いた音質の比較試聴評価ですが、スマホの場合は機種によって取り扱えるハイレゾ音源のスペックが変わってきます。

例えば、Galaxy S20の場合、サンプリング周波数48kHz以上には非対応のため、例えば、96kHzの音源は再生時に48kHzにダウンサンプリングされる結果となります。

ただし、同じGalaxy S20を使ってe-onkyo、Amazon Music HD、Apple Musicを試聴しているので、比較の前提条件は公平になってます。

Amazon Music HDとApple Musicとe-onkyo music音質比較レビュー中の音源スペック表示

音質についての詳しい評価コメント/感想をまとめると、下表の通りとなりました。

音源 FLAC
e-onkyo music
Amazon Music HD Apple Music
Lossless
宇多田ヒカル
Wait & See
~リスク~

(24bit/96→48kHz)
ウォークマンと比べ、ハイレゾならではの拡がり感、臨場感が劣る。
○-
(24bit/96→48kHz)
FLACと比べて高音の艶は同等だが、多くの音が重なっている部分でオケの音がヴォーカルに埋もれ気味であり、解像度、分解能でやや劣る

(24bit/96→48kHz)
FLACやAmazonと比べてヴォーカルが始まって以降の拡がり感に乏しさが顕著、特に高音の情報量不足で音抜けの悪さクリア感不足を感じ、ハイレゾの良さが最大限発揮されていない
エドシーラン
Shape of You
○+
(24bit/44.1kHz)
同じ再生環境下では最も臨場感が感じられ、ハイレゾならでは醍醐味が味わえる。

(24bit/44.1kHz)
ウォークマンと比べイントロの電子音の1次反響音の臨場感が少し劣る。またFLACと比べても1つ1つの音の粒の臨場感がやや劣る。

(24bit/44.1kHz)
FLACやAmazonと比べて、ヴォーカルが重なるとパーカッションが埋もれて聴こえにくくなる等、分解能が低い
Misia
そばにいて…
(MISIA星空
のライヴIV)
△+
(24bit/88.2kHz)
ボーカルの伸びやかさがやや失われているのが気になった
○-
(16bit/44.1kHz)
ウォークマンと比べると音質レベルが劣るが、音源のスペックが劣るにもかからわず、結果的にFLACより高音質で聴けたのが驚き

(24bit/48kHz)
FLAC同様ボーカルの伸びやかさが失われているが、より顕著に分かる

音質比較試聴環境は以下の通りです。

  • 音楽再生アプリ:Pulsar/Amazon Music/Apple Music
  • 音楽再生ハード:アンドロイドスマホ Galaxy S20
  • ヘッドホン:ソニーMDR-1R

 

Amazon Music HDの音質スペック比較評価

ここでは、Amazon Music HDアプリで聴ける音質について、数字で表れるスペックについて整理/評価していきます。

 

音質スペックが決まる3つの要素

高音質のイメージ

まず初めに音質スペックが決まる要素として、以下3つの項目があります。

  • ダイナミックレンジ(=bit)
  • サンプリング周波数(=kHz)
  • ロスレス(無圧縮/可逆圧縮) or ロッシー(非可逆圧縮)と圧縮率

次章より1つずつ詳細について説明していきます。

 

ダイナミックレンジの量子化ビット数 [bit]

音をデジタル信号としてサンプリングする一瞬、ダイナミックレンジとして何段階で記録するかを表す指標で、量子化ビット数とも呼ばれます。

  • ハイレゾ音源で使われる量子化ビット数:24bit または 32bit以上
  • CD相当音源や圧縮音源で使われる量子化ビット数:16bit

16bitの場合は、2の16乗(=65,536)段階のダイナミックレンジを記録できる情報量を持ちます。

ダイナミックレンジを表現できる量子化ビット数は、大きければ大きいほどデータ量は増えますが、よりきめ細かく繊細に音楽を記録できることを意味します。

 

デジタル標本化周期のサンプリング周波数 [kHz]

音をデジタル信号としてサンプリングする際に、1秒間に何回記録するかを表す指標で、基本的に44.1kHz以上が使われます。

  • ハイレゾ音源で使われる量子化ビット数:44.1kHz または 48kHz以上 (96kHzなど)
  • CD相当音源や圧縮音源で使われる量子化ビット数:44.1kHz

44.1kHzの場合、1秒間に44,100回の細かさで音を記録します。

同時に信号処理理論上、サンプリング周波数の約1/2の周波数の高音までしか記録できないため、44.1kHzのサンプリングで記録できる最も高い音は約20kHzとなります。

つまり、サンプリング周波数を例えば2倍の88.2kHzにすると、記録できる最も高い音も約40kHzと2倍になります。

 

ロスレス(無圧縮/可逆圧縮) or ロッシー(非可逆圧縮)と圧縮率

bit数やkHz以外で音質を決定する3つ目の要素が音声圧縮技術の利用可否です。

音声圧縮技術には、

  • ロスレス(無圧縮/可逆圧縮):元の音質/情報量まで完全に復元可能な圧縮技術(圧縮率は低い)
  • ロッシー(非可逆圧縮):元の音質/情報量までは復元できない、片道切符の圧縮技術(圧縮率は高い)

の2つがあり、mp3やAACなどの圧縮音源で使用されている技術が後者のロッシー(非可逆圧縮)です。

心理音響モデルとも呼ばれ、人間が気付きにくい音を間引くことで、データ容量を小さく圧縮します。

 

音楽情報量のビットレート [kbps]

ここまで説明させていただいた、音質スペックが決まる3つの要素(bit x kHz x 圧縮率)を合わせると音質スペックを決定づけるビットレートを算出することができます。

例えばCD音質の場合は、

  • 16[bit] x 44.1[kHz] x 100%(圧縮無し) x 2[ch](ステレオ) = 1,411.2[kbps]

となります。

例えば24bit/96kHz圧縮無の2chステレオハイレゾ音源の場合だと、

  • 24[bit] x 96[kHz] x 100%(圧縮無し) x 2[ch](ステレオ) = 4,608[kbps]

となります。

ちなみに「ビットレート=情報量=ファイル容量」ですので、上記ハイレゾ音源のファイル容量はCD音質音源の約3倍となります。

 

Amazon Music HDの2種類の音質:「Ultra HD音質」と「HD音質」

Amazon Music HDで体験できる音質は、「Ultra HD音質」と「HD音質」との主に2種類に分けられます。

厳密に言うと、圧縮音源である「SD音質」でしか聴けない曲も一部含まれているので、正確には以下の通り3種類となりますが、ほとんどの曲が「Ultra HD音質」または「HD音質」です。

音質
レベル
音質 曲数
イメージ ビット
レート
サンプリング
レート/
ビット数
Ultra HD
音質
最大
3,730
kbps
44.1kHz~
192kHz/
24bit
700万曲
以上
HD
音質
最大
850
kbps
44.1kHz/
16bit
7,500万曲
以上
SD
音質
最大
256
kbps
44.1kHz/
16bit

他のサービスだと、そもそも音質の低い圧縮音源(256~320kbps)で、YouTube Music(=約7,000万曲)、Line Music(=約8,000万曲)、Spotify(=約5,000万曲)といった状況です。

ちなみにAmazon Music HDを使い始めたとしても、今持っている別の音源(ダウンロードした曲、CDから取り込んだ曲)はそのまま使い続ければよいので、上記7,500万曲の中に含まれていない曲で自分が持っている曲を合計すると、自分が自由に聴ける曲は実質7,500万曲以上になります。

 

Amazon Music HDの「Ultra HD音質」と「HD音質」はどのくらい高音質?

ここで、音質とビットレートの関係について簡単に整理してみます。

ビットレートを1秒間に耳に入ってくる音楽データの情報量と考えると、一般的にはその情報量の数字が大きいほうが、録音元である生演奏やスタジオ録音中の音により近い=高音質であると言えます。 主な音楽ソースのビットレートは以下の通りです。

  • FMラジオ:約96kbps
  • 従来の音楽聴き放題サービス(圧縮音源):320kbps以下
  • CD:1,411kbps (44.1kHz/16bit)
  • 主なハイレゾ音源:約2,304(48kHz/24bit)以上

Amazon Music HDのHD音質(CDと同じ音質)のビットレートは、実はCDと同じ1,411kbpsではなく850kbpsとなっていますが、これはFLACというロスレス圧縮方式を採用しているからです。

もちろんロスレス(可逆)圧縮ですので、ロッシー(非可逆)圧縮であるmp3やAACとは違い、再生時には元の1,411kbps相当の音質に戻されます。

よって、Amazon Music HDの音質は、基本的にCD音質以上かつ曲によっては一部ハイレゾ音質であり、音質の基準となるビットレートとしては従来の圧縮音源による音楽聴き放題サービスと比べて3~10倍の高音質なレベルとなります。

これだけ音質が違うと、現在お使いのイヤホンやヘッドホンをそのまま使ったとしても音質の違いを十分お分かりいただけるかと思います。(ワイヤレスタイプよりも有線ケーブル付イヤホンの方が分かりやすいです)

私もそうでしたが、圧縮音源からハイレゾ/ロスレス音源に変わった時の音の臨場感が鮮明になる感動体験は、「今まで聴いてた音楽は何だったの!?」的なうれしさ半分くやしさ半分な複雑な気持ちになれます。(特に今はAmazon Musicなら、圧縮音源でもハイレゾ音源でも料金が同じなので)

ちなみに、SNSには以下のような「思ったより音質良すぎだけど通信料食う」的なコメントや、


以下のような「データ通信料えげつない」的な賛否両論コメントがありますが、家のWi-Fi環境での事前ダウンロードを徹底すれば、通信料の心配は全く不要です。

 

Amazon Music HDもApple Musicも192kHz/24bitの曲はほとんど無い

ちなみに、Amazon Music HDもApple Musicも音質スペック上は最大192kHz/24bitのロスレス/ハイレゾ対応とされていますが、実際192kHz/24bitの曲は非常に少ないです

ほとんどの曲が44.1kHz/16bit、44.1kHz/24bit、48kHz/24bitでたまに96kHz/24kHzがあればラッキーという感じです。

高音質マスター音源を持ってそうなクラシック音源すら、44.1kHz/24bitか48kHz/24bitのものが意外と多く、96kHz/24kHz以上の高音質マスターはまだまだこれからの印象を受けました。

原因としては、ハイレゾ音源が増え始めているとは言え、ハイレゾ音源のマスタリング元となるマスター音源制作に対し、元々CDメディア用に策定された44.1kHz/16bit基準に対する制作文化の影響が色濃く残っているためだと考えられます。

 

Amazon Music HD の料金比較評価レビュー

現状の音楽聴き放題アプリの料金は、

  • ロスレス音源の音楽聴き放題アプリの月額料金:¥980~¥2,178
  • ロッシー(圧縮)音源の音楽聴き放題アプリの月額料金:¥500~¥980

です。

Amazon Music HDは¥980ですので、ロスレス音源が聴ける音楽聴き放題アプリの価格帯の中では最安料金です。

ただし、「学生料金」と「年払い」については注意が必要です。

 

Amazon Music HDは学生料金対象外(Amazon Music Unlimitedは対象)

Amazon MusicにもApple Musicにも学生料金という学割制度が設定されており、通常月額¥980が¥480に大幅割引されます。

しかし、Apple Musicのロスレス音源は学割対象ですが、Amazon Music HDは学生料金対象外(Amazon Music Unlimitedは対象)です。

つなり、学生の皆様に限っては、ロスレス音源を聴きたい場合、Apple Musicの方が月額¥500安く聴くことができます。

よって、もし同じロスレスでもAmazon Music HDの音質の方がApple Musicの音質より気に入ってしまった場合、学生であってもAmazon Music HDでは一般人と同じ月額¥980が必要です。(個人的にはこれでも十分安いと思いますが)

 

Amazon Music HDのみ加入の場合は年払い割引不可

また、Amazonプライム会員にはならずにAmazon Musicのみの加入の場合、1ヶ月単位払いのみ選択可能で、年間一括払いおよび年払い割引受けられません。

もちろん、プライム会員になれば年払い可能で年払い割引として2ヶ月分割安になりますが、Apple Musicなら無条件で年払いおよび年払い割引可能です。

Apple Music 無料体験(Apple 公式サイト)を確認

 

Amazon Music HDの料金とプラン詳細

個人/ファミリープラン/学生プランの3つの料金プラン

Amazon Musicの各サービス・各会員資格毎の料金体系は以下の通りです。

個人/ファミリープラン/学生プランの3つの料金プランがあります。

Amazon
Prime
Music
Amazon
Music
Unlimited
Amazon
Music
HD
個人会員 月払い
(1ヶ月)
¥500 ¥980 ¥980
年払い
(1ヶ月)
(¥408) ¥650
(プライム
会員のみ)
¥650
(プライム
会員のみ)
年払い
(12ヶ月)
¥4,900 ¥7,800
(プライム
会員のみ)
¥7,800
(プライム
会員のみ)
ファミリー
プラン
月払い
(1ヶ月)
¥1,480 ¥1,480
年払い
(1ヶ月)
¥1,233
(プライム
会員のみ)
¥1,233
(プライム
会員のみ)
年払い
(12ヶ月)
¥14,800
(プライム
会員のみ)
¥14,800
(プライム
会員のみ)
学生
プラン
月払い
(1ヶ月)
¥250 ¥480
(プラン無)
年払い
(1ヶ月)
(¥204)
年払い
(12ヶ月)
¥2,450
(プラン無)

(プラン無)

簡単にまとめると、以下の通りです。

  • サービスの質向上(Prime → Unlimited → HD)に従って料金が上がる※
  • Amazon Music Unlimited または Amazon Music HDのみの加入は1ヶ月単位払いのみ設定(プライム会員になれば年払い可能)
  • 学割的な学生プランだと、Amazon Music HDは使えず、1ヶ月単位払いのみ設定

※サービス開始当初~2021年までは、Amazon Music HDの月額料金が¥1,980でしたが、2021年の価格改定により¥980に値下げされ、個人会員向けにはプラン統合されました。(学生プランの場合は従来通りAmazon Music Unlimitedのみ)

Amazon Musicアプリの「設定」メニューからプランの確認を行うと、下図の通り、Amazon Music HDは「Amazon Music Unlimitedの HD会員」という扱いになっています。

Amazon Music HD=Amazon Music Unlimitedの HD会員

 

お得なプライム会員の割引と年間一括払い

プライムビデオ見放題+配送料無料等のアマゾンプライム会員になると、まず個人会員の月額料金が¥980→¥780と自動的に¥200割引になります。(ファミリープランには¥200割引は無です)

さらに、お得な年間一括払いが選択可能になります。

下図のようにAmazon Musicアプリの中で、右上の「歯車マーク」→「設定」→「Amazon Music 会員(ミュージック設定)」とだって行くとプラン変更の画面になるので、毎月⇔年間払いの変更ができます。

Amazon Musicの毎月払い/年間売払い変更方法とアプリ画面表示

こちらは、自動割引ではなく自分で年間払いを選択しないと割引適用されないので注意が必要です。

つまり、プライム会員(プライム会員料金年間¥4,900は別途必要)の場合のAmazon Musicの料金は、以下の通りとなります。

Amazon
Music
Unlimited
Amazon
Music
HD
個人会員 月払い
(1ヶ月)
¥780 ¥780
年間払い
(1ヶ月)
(¥650) (¥650)
年間払い
(12ヶ月)
¥7,800 ¥7,800
ファミリー
プラン
月払い
(1ヶ月)
¥1,480 ¥1,480
年間払い
(1ヶ月)
(¥1,233) (¥1,233)
年間払い
(12ヶ月)
¥14,800 ¥14,800

例えば、既に年間¥4,900払っているプライム会員の場合、Amazon Music HDのお試し無料期間が終われば、月々¥780課金されます。

 

Amazon Music HDの入会/解約方法

Amazon Music HDの入会方法

30日間の無料お試しを行う場合、下図の通り一度申し込みを行います。

もちろん、無料期間が切れる前に解約手続きを行えば、1円もお金はかかりません。 解約方法は次章で説明致します。

Amazon Music HDの入会方法とアプリ画面表示

こちら”Amazon Music HD 無料お試し確認“のリンクから飛ぶと、上左図の画面にと飛ぶので「無料で試す」を押し、

  • 既にAmazon 会員でアカウントを持っている場合(無料アカウントも含む)→「ログイン」
  • まだAmazon 会員で無く、アカウントを持っていない場合 → 「新しいAmazonのアカウントを作成」

と進んで行きます。

 

Amazon Music HDの解約方法

お試し無料期間中に使ってみたものの、自分には合わなかったと感じても下図の通り、簡単に解約が可能です。

Amazon Music HDの解約方法とアプリ画面表示

上左図のようにAmazon Musicアプリの中で、右上の「歯車マーク」→「設定」→「Amazon Music 会員(ミュージック設定)」とだって行くとプラン変更の上右図の画面になるので、「会員登録をキャンセルする」を押します。

既にAmazonプライム会員の場合、Amazon Music HDのみを解約することもできます。

 

Amazon Music HDの対応機器

Amazon Music HD対応の3つの機器

Amazon MusicとApple Musicの比較評価レビュー機器

Amazon Music HDは、以下3つの機器に対応しています。

  • スマホ(Androidスマホ/iPhone)
  • Android OS搭載DAP(ウォークマンなど)
  • PC(Windows/Mac)

また、下図の通り1つの個人会員アカウントで最大10台の機器で利用できるので、家で作業しながらPCで聴いたり、外出時にスマホで、またはウォークマンで等々、用途に応じた使い分けが可能です。

Amazon Music HDの利用可能端末管理画面例えば私の場合は、Androidスマホ(メイン用)、Androidスマホ(サブ用)、Android搭載ウォークマン、Windows PCなどで利用しています。

複数端末での同時再生については、ストリーミング再生は無理ですが、ダウンロード+オフライン再生であれば可能です。

 

Amazon Music HD のアンドロイド対応機器とOSバージョン

ハイレゾ音質対応はAndroid OS 5.0以降

Amazon Music HD の Androidスマホ・タブレットのハイレゾ音質対応は、Android OS 5.0(2014年)以降が必要です。

ただし、スマホによっては発売後にOSのバージョンUP対応が可能な場合もあったり、実際には一概にAndroid OS 5.0(2014年)以降=ハイレゾ対応とは言えないので注意が必要です。

 

機器購入後のOSバージョンUPだとOS5.0でもハイレゾ非対応の場合あり

実際、私が使用しているスマホの1つGalaxy S4 (docomo SC-04E)は2013年発売で、発売当時のOSバージョンはAndroid OS 4.2.2でしたが、以下の通り現在は5.0にバージョンUPが可能であり、Amazon Music HDは利用できるものの、ハイレゾ対応はしていません。(とは言え圧縮音源との比較では、はるかに高音質ですが)

Android OS 5.0スマホでAmazon Music HD再生可能かつハイレゾ非対応の例ちなみに、Galaxy S4はスマホの基本仕様としてそもそもハイレゾ非対応ですが、なぜか Amazon Music HD アプリでは以下の通り 「端末の性能:24 bit/48kHz」と表示されています。(24 bit/48kHz だと一般的にハイレゾ対応と言えます)

ところが実際の出力信号は下図の通りUSBデジタル出力を行っても「PCM 48kHz/16 bit」となっており、やはりGalaxy S4の仕様通りハイレゾ非対応であることが確認できます。

Amazon Music HDアプリの端末の性能表示と実際の出力信号仕様

ただし、改めてAmazon Music HDの音質レベルを以下一覧表で整理してみると、先ほどのハイレゾ非対応スマホGalaxy S4から出力された音楽データ「48kHz/16 bit」は実はHD(CDと同じ)音質よりも上で、Ultra HDとHDの間の音質となります。

この場合、元の音楽データは「24bit/96 kHz」のUltra HD音質ですが、再生アプリであるAmazon musicが「16 bit/48kHz」にダウンコンバートと言うデータ変換を行っています。

音質
レベル
音質
イメージ ビット
レート
サンプリング
レート/
ビット数
Ultra HD
音質
最大
3,730
kbps
44.1kHz~
192kHz/
24bit
ハイレゾ非対応
Androidスマホの
出力可能音質
〇+ 最大
1536
kbps
48kHz/
16bit
HD
音質
最大
850
kbps
44.1kHz/
16bit
SD
音質
最大
256
kbps
44.1kHz/
16bit

つまり、ハイレゾ非対応スマホであってもUltra HD音質のハイレゾ音源が自動ダウンコンバートで再生可能で、かつダウンコンバート後でも「48kHz/16 bit」なので、それでもまだHD(=CD)音質の「44.1kHz/16 bit」より高音質な状態なのです。

ちなみに、ハイレゾ対応スマホである SONY Xperia Z3 にAmazon Musicアプリを入れ、先ほど同様に実際の出力信号を調べてみました。

Xperia Z3のAmazon Music HDアプリの端末の性能表示と出力仕様の違い

すると、上図の通りAmazon Musicアプリの表示上は「端末の性能:24bit / 48kHz」とハイレゾ対応ではあるものの、ハイレゾとしては最低限の微妙なスペックが表示されました。

しかしXperiaから実際にUSBデジタル出力された信号表示としては、「PCM 192kHz / 24bit」と元の音源の解像度である「24bit / 96kHz」と同等以上のアップコンバートされた表示となっています。

上図は少し古めの2014年発売の機種 Xperia Z3 の例ですが、わりと最近のアンドロイド端末であれば多くの機種がハイレゾ対応してますので、上図同様「端末の性能」表示と違い、ちゃんと元のハイレゾ音源のポテンシャルを生かした再生出力が可能と考えられます。

 

Amazon Music HD のアンドロイド対応機器まとめ

実際、他にもXperia Z3 や Galaxy S8 など数台のアンドロイドスマホでAmazon Music HDを利用したみた私なりの結論としては、以下の通りです。(Xperia Z3 や Galaxy S8 でも問題なく高音質再生可能でした)

  • スマホがわりと古くてもAmazon Music HDは利用可能
  • スマホがハイレゾ対応だろうが非対応だろうがHD音質以上の高音質再生可能(ほとんどのAndroidスマホの場合)
  • スマホの音響性能がAmazon Music HD アプリで「端末の性能」として表示されるが、無視してよい

とは言え、実際にお使いのスマホがどの音質レベルで利用可能かはこちら”Amazon Music HD 無料お試し確認“からご確認いただくのがおすすめです。

 

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