車の中に限らず、様々な場面で使われるAUXケーブル。
AUXケーブルとは、AUX端子(ステレオミニプラグ)どうしを接続するためのアナログオーディオケーブルです。
スマホの世界ではiPhone 7以降、イヤホンジャック廃止で変換アダプタ無ではAUX非対応になり、Bluetooth含めたワイヤレス接続が増えてきてます。
しかし、AUX接続ならではのメリットである「高音質かつ汎用的」は圧倒的なので、今後もAUX接続は消滅しないと私は考えています。
またiPhone 7以降のスマホであってもヘッドフォンジャックアダプタ等の変換アダプタを使えば引き続きAUXケーブル接続は可能ですし、AUX非対応スマホの普及が進んでも、まだしばらくはAUXケーブルの活躍が続くと考えられます。
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ただし、AUXケーブルはいろんな場面で使えるという汎用性があるからこそ逆に種類も多く、値段も安いものから高いものまでピンキリです。 例えばAmazonでAUXケーブルを検索すると、両側ミニプラグ仕様のものに絞っても、安いものは¥80から高いものは¥20,000以上まで、なんと3,000種類以上もあります。
こんなに大量に種類があると、いったい何を基準に選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか?
ここでは、普段カーオーディオの開発を行う私の専門家視点だけでなく、個人的にもほぼ毎日車でAUXケーブルを使用して音楽を聴いている実体験から、せっかく音楽を聴くならなるべく快適に・高音質を確保するにはどのようなAUXケーブルを選べばよいのか、できる限り分かりやすく解説していきます。
この記事を読んでいただくことで、AUX端子接続用オーディオケーブル選びのポイント・コツについて理解いただくことができ、いつものドライブでより快適に高音質な音楽を楽しむことができるようなると思います。
AUXケーブルについてはある程度知っているので、すぐにおすすめのAUXケーブルを知りたい方は、こちら:おすすめのAUXケーブル比較一覧(ページ内リンク)からどうぞ。
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AUXケーブルが車等で使われる場面と接続方法
はじめに、クルマの中でAUXケーブルが使われる場面ですが、下図のようにポータブル音楽プレイヤーとカーオーディオ・カーナビのAUX入力端子を接続するケースが多いと思います。
最近では、ポータブル音楽プレイヤーの代わりにiPhoneやアンドロイド等のスマホを使用される方も多いですが、接続方法は同じです。下図の赤丸がAUX入力・外部入力端子です。
差し込むプラグが同じ形をしているということもあり、下図のように”イヤホンケーブルの代わりに使用する“と考えていただくと分かりやすいかと思います。
下図の赤丸がAUX出力・外部出力端子です。
AUXケーブルをAUX出力端子(スマホ側)とAUX入力端子(カーナビ側)に接続
AUXケーブルでの接続方法全体を図で書くと以下のようになります。
AUX接続方法は本当にシンプルで、単にAUXケーブルをAUX出力端子(スマホ側)とAUX入力端子(カーナビ・カーオーディオ側)へ挿すだけです。
スマホ側のAUX OUT端子は、iPhone 7以降(iPhone 8・iPhone X)等のAUXジャック(イヤホンジャック)廃止モデルを除き、直径3.5mmタイプのステレオミニジャックとして装備されています。
AUX非対応のiPhone 7以降は以下のヘッドフォンジャックアダプタを使用することでAUX OUT端子に対応させることができます。
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iPhone 7以降のiPhoneのAUX接続方法としては、下図のようなライトニング端子を3.5mmタイプのAUXステレオミニプラグに変換する一体型AUXケーブルを使う方法もあります。 こちらのUGREEN製のケーブルはMFi認証(通称アップル認証)も取得しており、Apple社でも動作保証済なので安心です。
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イヤホンジャック廃止スマホの具体的な対応方法については、カーナビ・カーオーディオのタイプ別に、こちら”イヤホンジャック廃止時代の車内スマホ活用術!接続方法4パターン“の記事で詳しく書かせていただきましたが、一般的な対応方法の1つとして以下のようなUSB Type-C~イヤホンジャック変換アダプタを使う方法があります。
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また、USB Type-C~イヤホンジャック変換アダプタの代わりに以下のようなUSB-DACを使うことで、より高音質に信号変換行うこともできます。
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私も下図のようにSKWのAUXケーブル経由でレクサスISのマークレビンソンのサウンドシステムと組み合わせてました。
ホームオーディオで言うところのプリアンプにもなり、車内環境ならではのSN比改善にも効果的です。
ちなみに、上記USB-DAC(SHANLING UAシリーズ)をiPhoneと組み合わせて使用する場合は、追加で以下のUSB-OTGケーブルが必要です。
フィーオ Lightning端子搭載ポータブルデバイスに対応したOTGケーブルFiiO FIO-LT-LT1
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iPhoneとSHANLING UA2を接続する場合、もう少しリーズナブルに済ませたい場合は、上記USB-OTGケーブルの代わりに以下の Lightning-USB変換カメラアダプタでも対応可能です。 私はこちらの接続方法を使用しています。
カーナビの入力ソースを”AUX・外部入力”に切替
また、カーナビ・カーオーディオ側の設定としては、オーディオ入力モード・ソース切替の選択として、CDモードやラジオモードの中から”AUXモード・外部入力モード”に切り替えるだけです。(上図の画面はレクサスNXの例)
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AUX入力端子(AUX IN)が車内にある場所
AUX入力端子(AUX IN端子)の設置場所は車によって異なってきますが、
- オーディオ操作パネル付近
- センターコンソール(ひじ置き)の中
- グローブボックス(ダッシュボックス)の中
などが一般的です。
カーナビ・カーオーディオのAUX入力端子
下の写真は、1DINサイズと呼ばれる最も小さいタイプのカーオーディオ操作パネル右下にAUX入力端子が設置してある例です。
オーディオのソースを”AUXモード・外部入力モード”に切り替えると接続した機器の音を聴くことができます(KENWOODの1DINオーディオにウォークマンを接続した例)。
車メーカー純正のナビ・オーディオで無い場合、このようにAUX入力端子はカーナビ・カーオーディオ本体に設置されている場合が多いです。
センターコンソール内のAUX入力端子
下の写真はセンターコンソール(ひじ置き)の中にAUX端子が設置してある例です。(旧型レクサスISの例)
グローブBOX内のAUX入力端子
グローブBOXの中にある場合のAUX IN端子の例です。 左側のケーブル先が少し太くなっている部分です。(ダイハツコペンの例)
AUXケーブル選び方概要
車の中でのAUXケーブルの使用を考えた場合、大きく分けて以下4点をおさえた選び方がポイントです。
- ノイズ・信号減衰を最小限に伝送する音響性能
- 狭い車内でも邪魔にならないコンパクト設計
- 車内環境に合った耐久性
- 価格と性能のバランス
1つめの”音響性能”については車内でのAUX端子利用に限った話ではないので、ここでは特に車内でのAUX端子利用を想定して2つめ以降の3項目について詳しく説明させていただきます。
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AUXケーブルの選び方詳細
狭い車内でも邪魔にならないコンパクト設計
クルマの中のスペースはとにかく限られています。
比較的車内が広いミニバンですら、家の中のスペースと比べるとその差は歴然です。 最近のクルマは以前よりも物入れやカップホルダーが比較的多めに装備されるようになりましたが、それでもすぐに場所が埋まってしまうことが多いです。
そんな中、ポータブル機器の置き場確保も含めてAUXケーブルによる場所取りは最小限にしたいものです。
またAUXケーブルを挿すAUX端子は、一般的にフロント席のオーディオ・エアコンスイッチやシフトレバー近くに配置されています。
よって、AUX端子周辺がケーブルでごちゃごちゃすると、シフトレバー操作の邪魔になったり、エアコン操作の邪魔になったり、安全運転を妨げる要因になりかねません。
従ってクルマの中でのAUXケーブルの使用を考えたとき、
- 車内は物入れなどのスペースが限られている
- 安全運転のためにもAUX端子周辺はスッキリさせておくべき
と言う観点が大切になってくるため、ケーブル仕様として”狭い車内でも邪魔にならないコンパクト設計”であることが求められます。
具体的には、
- カールケーブル・巻取式ケーブルなど余ったケーブルをコンパクトに格納できる設計
- カールケーブルなど引っ張られても端子抜けが発生しにくい伸縮性のある設計
- AUX端子に挿した状態がコンパクトに収まるL字型プラグの採用
などがあげられます。
ちなみにコンパクト設計に関する大前提として、AUXケーブルの長さは両側のAUX端子どうしが届く範囲でできる限り短いものを選ぶのがおすすめです。 無駄に長いと、その長さの分だけケーブル内の
- 音楽信号がケーブルの通り道周辺からノイズを受けてしまう確率が増える
- 音楽信号を減衰させてしまう抵抗値が増える(距離減衰といいます)
という2つのデメリットがあります。
狭い車内で邪魔にならないように、コンパクトかつ最短距離のケーブル経路とすることは、同時にノイズを受けるリスクを最小限に留めておくことにもなるのでおすすめです。
車内環境に合ったケーブル耐久性
車の中の環境は家の中の環境と比べてとにかく厳しいです。
一般的な日本の気候でも特に夏場はそれなりの耐熱性能が求められます。 もちろん人間が車に乗っている最中はエアコンなどで快適にな室内環境が保たれているため、あまり実感が無いかもしれません。
しかし、例えば夏場の炎天下に屋外駐車で数時間放置された車内に残されたものの温度は、置き場所にもよりますが、80℃前後になる場合もあるのです。 夏場の屋外駐車した直後にハンドルを触ろうとして、”熱っ!”ってなった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、前章にも書かせていいただいた通り、AUXケーブルを挿すAUX端子は、一般的に前席周りのオーディオデッキ近くの様々な操作機器の近くに配置されています。よって、ケーブルの取り回しを工夫していたとしても、ケーブルには多少の引っかかりや引っ張りといった力が加わります。
私の車の場合は、コンソールBOXの中にAUX端子が配置されているため、AUX端子使用時はコンソールBOXのフタを半開きで使用しているのですが、たまに誤って閉めてしまうことがあります。 そうです、AUXケーブルがギロチンされるのです(笑)。そんな場合でもAUXケーブルにそれなりの太さや強度があれば、断線することはありません。
従って車の中でのAUXケーブルの使用を考えたとき、
- 夏場の炎天下屋外駐車にも耐えうる耐熱性能
- 多少の引っ張り・引っかかり・挟まれにも耐えうる強度
と言う観点が大切になってくるため、ケーブル仕様として”厳しい車内環境にも耐えうる耐熱・強度設計”であることが求められると言えます。
具体的には、
- 耐熱性のある外皮素材の採用
- カールケーブルなど引っ張られてもケーブル自体に力がかかりにくい安心設計
- 多少の引っ張り・引っかかり・挟まれにも耐えうる線径(ケーブルの太さ)確保
などが担保されたケーブルがおすすめです。
価格と音質(音響性能)のバランス
ここではクルマの中でいい音で音楽を聴くためにAUXケーブルを選定しているわけですが、車の中はウン百万円かけて専用設計した防音のリスニングルームやウン千万円かけて専用設計したレコーディングスタジオとは目指す音響性能が違って当たり前です。
私KYOは仕事の関係で1台ウン百万のスピーカーやパワーアンプを使わせていただくことがありますが、そこで使われているケーブルは、1本100万円とかです。 車が買える値段のケーブルです。 かなり極端な例ですが、車の中で使用するケーブルの価格が車の価格と同じなのはありえないと感覚的にご理解いただけると思います。 性能も大切ですが、やはり使用用途に応じた価格と性能のバランスが大切です。
AUXケーブルに限らず、一般的な工業製品の性能x価格の関係は以下のような曲線(対数関数のような形)で表現できます。
この曲線から分かることを端的に言うと、
- 価格が安すぎる超低価格帯では極端に性能が悪い
- 相応の価格である低~中価格帯では十分な性能が得られかつある程度までは価格に応じた性能向上も見込める
- 高価格帯では他の価格帯と比べて価格変動に対する性能向上の伸び幅が少ししかない
となります。
要は、お金をかけすぎても効率よく性能を上げられないし、逆にお金をかけ無さ過ぎても”安物買いの銭失い”の如く買う意味が無いほど性能が悪いものとなるということです。
ちなみにAUXケーブルの音響性能は主に次の要素で決まります。
- 芯線導体の材質:OFC(Oxygen-Free Copper:無酸素銅)は一般的な銅のケーブルよりもより不純物が少ないために音質の向上が期待できる
- 外部ノイズ保護仕様:網状の編組シールドやシート状の箔シールド、組み合わせによる2重シールドなど
- プラグ・端子部の信頼性仕様:金メッキ接点採用による接触抵抗低減・経年劣化対応など
特に分かりやすいのが、プラグ・端子部の経年劣化による接触不良です。 数ヶ月~数年使っているうちに、プラグ・端子部分に触れると「ガリガリ」「ジーッ」と言った接触不良によるノイズが発生する場合があります。
ただし、この問題はプラグ・端子部に金メッキ採用のケーブルを選ぶことでほぼ解決できます。
AUXケーブルおすすめ一覧と評価レビュー
ここでは、私が実際に使用しているケーブルも含めて現在販売れているAUXケーブルについて、前章までのケーブル選びのポイントを考慮し、おすすめのAUXケーブルを絞り込んでみました。
厳選結果の7つの製品は、以下の通りです。 私の勝手な評価レビューも合わせて記載させていただきましたので、もしよければご参考にどうぞ。
VIABLUE EPC-2 Silverハイエンドヘッドフォンケーブル
元々はハイエンドのヘッドフォンケーブル用ステレオミニプラグケーブルですが、ポータブル機器の接続用途にも使用可能、端子は24K金メッキ採用です。
音響性能に関する口コミも上々なのでお金に余裕ができたら欲しいしとてもおすすめですが、いかんせん高価です。
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SKW高音質AUXケーブルAUX-002B
有名ブランド製では無いながら、芯線のOFC材と端子の金メッキ採用はもちろんのこと、超高級キンバーケーブルのようなブレイド(編み)構造採用で高音質伝送を実現。 私も使用していますが、正直ここまでケーブルによって音質が変わると思いませんでした。 下のオーディオテクニカ車載用オーディオケーブルAT-CA44Hと比べても明らかに中高音の明瞭度、輪郭がはっきり感じられます。 キンバーケーブルだと一般的に¥10,000以上の価格なので、この音質で¥3,000はとてもコストパフォーマンスが高いといえます。
オーディオテクニカ 車載用オーディオケーブルAT-CA44H
伸縮性のあるカールケーブルは未採用ですが、高域から低域までしっかり伝送できるよう芯線に2種類のOFC材を使用、端子はもちろん金メッキを採用しており音響性能として非常におすすめです。
実際私KYOも使用していますが、1つ下のAT-CA44Cよりなんとなく音場が広くなった気がします。価格的にも高価すぎずバランスの取れた製品です。
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オーディオテクニカ 車載用オーディオケーブルAT-CA44C
実際私KYOも使用していますが、音質的にもよく、何よりもカールケーブルの伸縮性と線径の太さの安心感が車の中での使用に最適でおすすめです。 端子はもちろん金メッキを採用です。
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オーディオテクニカ GOLD LINK FineオーディオケーブルステレオミニAT544A
音響性能の良さやケーブルの太さによる安心感に関する口コミは上々ですが、ケーブルが少し硬く取り回し性がよくない場合もあるようです。 コンパクト設計にこだわらないのであればおすすめです。
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オウルテック オーディオケーブルAUX端子接続用OWL-CBAUXR12B
音響性能の良さや巻き取り収納によるコンパクト設計に関する口コミは上々です。
ただし使い方によっては巻き取り部が邪魔と感じられる場合もあるようです。そこが気にならないのであればおすすめです。ケーブル長は1.2mあるので運転席・助手席周辺で使用するには十分な長さです。
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富士パーツ ステレオミニプラグケーブル(両端L型)AD-712
実際私KYOも使用していますが、音質的には全然問題なく使用できるものの、思ったより線が細く、車内の使用に限っては耐久性として少し不安が残ります。
長期間にわたって車で使い続けたい場合には、あまりおすすめできません。
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ELECOM ステレオミニプラグケーブルDH-MM10/E
この価格で金メッキ端子やOFC材が採用されており非常にコストパフォーマンスはよいものの、ネットでの調査結果によると製品による当たりはずれもあるようで車内という厳しい環境での使用では不安が残ります。
長期間にわたって車で使い続けたい場合には、あまりおすすめできません。
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AUXケーブル比較まとめと厳選3本
最後に、上記の独断評価結果も踏まえ、おすすめのAUX端子接続ケーブルを以下の一覧表に整理しました。 さらにここから絞り込むと、
- とにかく音質重視 → SKW AUX-002BH(下表の上から2番目)
- 車内ならではの耐久性があった上でとにかく音質重視 → オーディオテクニカ AT-CA44H(下表の上から3番目)
- 車内ならではの省スペース性・耐久性に音響性能も全てバランスよく → オーディオテクニカ AT-CA44C(下表の上から4番目)
となると考えています。 ちなみに私KYOは以下写真の通り、オーディオテクニカ AT-CA44H と SKW AUX-002BH とをメインで使用してます。 それぞれ長さのバリエーションが数種類があるので、車側のAUX端子の位置とスマホ・音楽プレーヤー置き位置の距離に合わせて選択します。
※オーディオテクニカ公式サイトはこちら。
オーディオテクニカ 車載用オーディオケーブル 0.5m AT-CA44H/0.5
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ちなみに、ネット通販最大手のAmazonで現在最も売れてるオーディオケーブル(AUXケーブル含)は、こちら”オーディオケーブル売れ筋ランキング(情報提供by Amazon)”となります。 口コミ情報含めAUXケーブル選びのご参考にどうぞ。
今回紹介させていただいたAUXケーブルを使い、”ポータブル機器をカーオーディオのAUX端子につなぐ“場合、少しでもいい音で聴けるよう音質の劣化を防ぐ方法をこちらの”AUX接続時に音質を劣化させない3つの注意点“の記事に詳しくまとめ、AUXケーブルを使う場合に“高音質”を維持することにこだわった具体的なカーオーディオのAUX端子との接続方法をこちら”車の中でiPhone・ウォークマン等を高音質に聴く接続方法[接続実践編]“の記事にまとめました。
また、AUX接続時の再生・停止・曲送り等ポータブル機器側で必要となる操作をちょっとした工夫で便利する裏ワザをこちら”音質を犠牲にしないBluetooth活用方法“の記事にまとめました。
もしよろしければ、これらの記事も合わせてご参考にどうぞ。