ハーマンカードン(harman kardon)|車で高音質オーディオを楽しむ方法

アメリカ生まれの高級オーディオブランド“ハーマンカードン(harman kardon)”

ベンツやBMWなどの高級輸入車純正オーディオ・スピーカーシステムとして採用されていますが、実は過去にはスバルなど日本車にも装着されていました。

ここでは、

  • そもそも”ハーマンカードン”って何?
  • “ハーマンカードン”のカーオーディオシステムの特徴
  • 車の中で”ハーマンカードンの高音質”を楽しむ方法
  • ハーマンカードン装着車ランキング

について、私のカーオーディオ開発経験もふまえて詳しく書かせていただきます。

また私が1人の自動車ユーザーとして、ハーマンカードンなどの高音質オーディオ装着車(マークレビンソン装着車、DYNAUDIO装着車、プレミアムダイアトーン装着車、レクサスプレミアムサウンド装着車)の新車・中古車を実際に自腹で購入した時に使ったお得な購入方法・裏技についても、詳しく書かせていただきます。

ハーマンカードン(harman/kardonハーマンカードン(harman/kardon)カーオーディオシステムのイメージ)オーディオシステムのイメージ

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ハーマンカードンのスピーカーが取り付けられている車のランキングをすぐに見たい方はこちら:ハーマンカードン装着車ランキング(ページ内リンク)からどうぞ。

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ハーマンカードン(harman kardon)とは

ハーマンカードン設立の経緯と音造り

“ハーマンカードン”は、1953年にアメリカでシドニー・ハーマンによって設立されたオーディオブランドです。 現在では、スピーカーで有名な”JBL“やヘッドフォンで有名な”AKG“などを傘下に持つハーマン・インターナショナル社の1つのブランドです。

“ハーマンカードン”の製品は、ブランド設立以来、原音を忠実に再生することを目標とし、加飾無く音源そのものを忠実に再生する音造りを行っています。

 

ハーマンカードンのオーディオ製品概要

日本でその製品を見かけることはあまり多くありませんが、下の写真の “SOUNDSTICKS” というスピーカーは、どこかで目にしたことがあるかもしれません。

このスピーカー、ハーマンカードンの初代SOUNDSTICKSは、スケルトンデザインが大流行していた2000年にApple iMac G3に合わせて登場し、個性的かつ画期的なデザインで大きな注目を集めました。

また、この個性的な見た目から”くらげ”の愛称で親しまれており、現在でも”SOUNDSTICKS WIRELESS”としてBluetooth対応など時代に合わせて進化した形で販売されています。 Bluetooth対応のワイヤレススピーカーというと、最近は多くのオーディオメーカーから発売されて選択肢の幅が広がっています。 しかし、飛びぬけて洗練されたデザインのスピーカーとなると今のところ、”SOUNDSTICKS WIRELESS”以外には存在しません。

また、最近はやりのスマートスピーカーについても、ポータブルタイプとしてはハーマンカードン初となる”Harman Kardon Allure Portable“が2018年に登場しました。 こちらは、Amazon Alexa搭載でAmazon Musicがスピーカー単体で楽しめたり、もちろんBluetoothにも対応しているのでスマホの音楽をよりよい音で楽しむなど様々な使い方ができます。

個人的には、どうせスマートスピーカーを買うなら、このようにオーディオブランドとコラボした高音質なスピーカーを買うのが、音楽の楽しみ・感動を少しでも向上させるために絶対おすすめです。

他にも”ハーマンカードン”の製品としては、シアターシステム・ヘッドホンなどのホームオーディオや、特定のカーメーカーとコラボしたカーオーディオなどがあります。

Harman Kardon(ハーマンカードン)の製品一覧Harman Kardon(ハーマンカードン)公式サイトはこちらからどうぞ。

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ハーマンカードンのカーオーディオ・スピーカーとは

ハーマンカードンのカーオーディオを手に入れる方法

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通常、カーオーディオ・スピーカーを指名買いしたい場合、

  • アフターパーツ(後付部品)として装着する
  • カーメーカーの純正オプションとして装着する

の2択となります。

しかし、ハーマンカードンのカーオーディオは、アフターパーツの販売がありません。 つまり、カーオーディオ専門ショップやオートバックスなどのカー用品量販店で部品としてハーマンカードン製のスピーカー・アンプを購入することはできないのです。

よって、”ハーマンカードン”ブランドの音を車の中で聴きたい場合は、カーメーカーの純正オプションとして装着されている車の中から選択することになります。

自動車メーカー純正のハーマンカードン製カーオーディオは、国内カーメーカー向けにはスバルに、輸入車向けにはミニ・BMW・ボルボ・ベンツなど多くの欧州メーカーに採用されています。

“ハーマンカードン”は現時点でスバル以外の日本メーカーでの採用はありませんが、輸入車という枠の中では多くのカーメーカーから選択することができます。 高級オーディオブランドとして単にオーディオの音質がいいだけでなく、カーメーカーの選択肢幅の広さも”ハーマンカードン”ブランドの大きなメリットであると言えます。

 

ハーマンカードンのカーオーディオ・スピーカー装着車[国産車編]

ここでは、”ハーマンカードン”ブランドの高級オーディオ・スピーカーシステムの音を日本車の中で聴く方法について書かせていただきます。

冒頭に書かせていただいた通り”ハーマンカードン”はアメリカで誕生したブランドですが、アメ車(アメリカのカーメーカーが作った車)だけに装着されているわけではありません。 むしろ”ハーマンカードン”のオーディオシステムが多く装着されているのは欧州車だったりします。

日本のカーメーカーとしては、2017年頃までスバル(富士重工)が”ハーマンカードン”のオーディオを採用していました。

よって、”ハーマンカードン”の音を日本車で聴くには、

  • スバルの中古車を買う

のみが選択肢となります。

 

スバル純正のハーマンカードン装着車とは

過去をたどると、スバルは”MacIntosh(マッキントッシュ)”という別のオーディオブランドを採用してました。 そして、その後一旦は“ハーマンカードン”採用に一本化されたものの、2018年以降は新車としては”ハーマンカードン”の設定が廃止されてしまいました。

このようにオーディオブランドとのコラボは、一部の輸入車ブランドを除いて、基本的に1つのカーブランドに対し1つのオーディオブランドと、1対1でのブランド戦略が構築されている場合が多いです。

これは競合他社に対して囲い込みを行うビジネス上の理由とブランド戦略上のユーザーへの分かりやすさの2つの理由があると考えられます。 ユーザーにとっても、日本車の場合はスバルでなければ味わうことのできないハーマンカードンのサウンドという特別感があるのではないでしょうか。

ちなみに、国内メーカーではスバルのみが”ハーマンカードン”のオーディオを採用していたと書きましたが、残念ながら全てのスバルの中古車に”ハーマンカードン”が装着されているわけではありません。

実は”ハーマンカードン”は、スバルのフォレスター・レガシィB4・レガシィアウトバックの3車種に限定して設定されていました。 例えば、同じスバルブランドの人気車レヴォーグに対しては、残念ながら当時でも”ハーマンカードン”の設定が無かったのです。

また、フォレスター・レガシィB4・レガシィアウトバックでもグレードによってはオプション装備となりますので、スバル車の中でも該当する3車種かつオプション装着した場合のみ”ハーマンカードン”装着車となります。

 

スバル純正ハーマンカードンの音質・スピーカー設計とは

レガシィB4・アウトバック専用に開発された12個のスピーカーを使用したハーマンカードンのサウンドシステムは設定当時、スバル公式サイトに次のように紹介されていました。

ハーマンカードンが誇るピュアサウンドをレガシィの空間に再現するため、車体の設計段階からスピーカーの配置を織り込み、システムを構築。低音のパワー感を強化したドアスピーカー&サブウーファー、コンパクトかつ高音質なユニティスピーカー、臨場感を高める音響レンズなど、計12個のスピーカーを最適な位置にレイアウトしました。HARMAN社の最新技術である「GreenEdge」テクノロジーも採用し、音質の向上と消費電力の低減に貢献。さらにロードノイズ、風切り音、エンジン音などにも配慮した緻密なチューニングを行い、乗る人すべてに高品位なステレオサウンドを提供する理想的な音場空間を構築しました。

純正オーディオならではのメリットとして、車体の設計段階からスピーカーの配置検討を行うことで、音質にとって理想的なスピーカー配置と車内のインテリアデザインに溶け込んだごく自然なスピーカー取付(インストール)を両立することができています。

下の写真はレガシィのフロントドアスピーカーです。 スピーカーカバーの形状や写真右端のドアポケット内ドリンクホルダーとの位置関係など、インテリアデザインにうまく溶け込んでいます。 また、さりげない”ハーマンカードン”のエンブレムも所有欲をくすぐります。

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また、ロードノイズ、風切り音、エンジン音などにも配慮した緻密なチューニングを行えることもカーメーカーとオーディオメーカーが共同開発できるからこそ成せる技です。

ちなみに、ユニティスピーカーとは、コアキシャルのようにツィーター+ミッドレンジが単に同一軸に重なってるスピーカーではなく、ツィーター+ミッドレンジを同時に駆動する構造ごと一体化されたスピーカーのことです。

また、「GreenEdge」テクノロジーとは、高効率化により、少ない消費電流で高い音圧・ダイナミクス・解像度向上を実現する、音質の向上と消費電力の低減を両立するHARMAN社の最新技術です。 トヨタ車に採用されているJBLのサウンドシステムでも同じ技術が採用されています。

スバルハーマンカードン装着車・価格ランキング

ここでは、3車種だけではありますが、スバル純正のハーマンカードン装着車をコストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)にランキング化してみました。

また、こちらに掲載している価格は当時日本で新車として販売されていたもののオプション込の価格となります。

車両メーカー・ブランド名
車種名
スピーカー
装着個数
★新車★
最安価格
新車
購入
1位 スバル
フォレスター
(旧型)
8 個 ¥3,034,800
(販売当時)
×
2位 スバル
レガシィB4
(旧型)
12 個 ¥3,164,400
(販売当時)
×
3位 スバル
レガシィ
アウトバック
(旧型)
12 個 ¥3,434,400
(販売当時)
×

上のランキング表の通り、スバルのフォレスター(旧型)が、”ハーマンカードン”のオーディオシステムを国産車の中で最もリーズナブルに手に入れることのできる車となります。

ただし、残念ながらフォレスターは2018年のフルモデルチェンジ以降、”ハーマンカードン”の設定が廃止されてしまいました。 合わせて、レガシィについても、2017年に”ハーマンカードン”の設定が廃止されています。

よって、スバルフォレスター・レガシィで、もしも”ハーマンカードン”オーディオを装着したい方は、今後は中古車で探すのが唯一の方法となります。(2017年までは”ハーマンカードン”の設定があったので、少し急げば、まだ状態の良い中古車は残っていると思われます)

実は、高級カーオーディオなどのマニアックなオプション装備誰もが欲しがる装備ではないため特に中古車の値下がり幅が大きく、価格的には新車よりも中古車がお得でおすすめです。

実際、私も2006年式レクサスIS250のマークレビンソンオーディオ装着車を2年落ちの中古で、新車価格と比べて約90万円もお得に買えた実績があります。

 

ハーマンカードンのカーオーディオ・スピーカー装着車[輸入車編]

ここでは、”ハーマンカードン”ブランドの高級オーディオ・スピーカーシステムの音を輸入車の中で聴く方法について書かせていただきます。

“ハーマンカードン”はアメリカで誕生したブランドでありながら、親会社であるハーマン・インターナショナル社のカーエレクトロニクス部門の前身ハーマンベッカーが欧州を中心にビジネスを展開していた経緯もあり、多くの欧州車で採用されています。

具体的には、ミニ・BMW・ボルボ・ベンツ等のカーブランドで採用されています。よって、”ハーマンカードン”の音を輸入車で聴くには、

  • BMW・ミニ・ボルボ・ベンツの新車を買う
  • BMW・ミニ・ボルボ・ベンツの中古車を買う

のどちらか2つから選ぶこととなります。

 

BMW純正のハーマンカードン装着車とは

BMWには”ハーマンカードン”のオーディオシステムが設定されていますが、他のカーメーカー同様、全てのBMW車に”ハーマンカードン”が装着されているわけではありません。

現在、BMWの高級オーディオシステムは以下4種類が存在します。

これは他のカーメーカーと比べても少し多い方なので、注意が必要です。

  • HiFi オーディオシステム
  • HiFi Professional オーディオシステム
  • ハーマンカードン オーディオシステム
  • バング&オルフセン ハイエンド オーディオシステム

要は、高級オーディオシステムが装着されているBMWだからといって必ず”ハーマンカードン”が装着されているというわけではないのです。

特に日本へ導入されている車・グレードによっては、”ハーマンカードン”が全く設定されていない場合もあります。

 

BMWハーマンカードン装着車・価格ランキング

ここでは、BMW車の中からハーマンカードン装着車を厳選し、コストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)にランキング化してみました。

また、こちらに掲載している価格は現在日本で新車として販売されているもののオプション込の価格となります。

車両メーカー・ブランド名
車種名
スピーカー
装着個数
★新車★
最安価格
新車
購入
1位 BMW
1シリーズ
12 個 ¥3,095,000
(販売当時)
×
2位 BMW
2シリーズ
12 個 ¥3,535,000
(販売当時)
×
3位 BMW
X1
11 個 ¥3,954,000
(販売当時)
×
4位 BMW
5シリーズ
16 個 ¥8,165,000
5位 BMW
3シリーズ
16 個 ¥8,673,000

以前は、BMW1シリーズ・2シリーズ・X1にも幅広く”ハーマンカードン”が設定されていましたが一旦設定が廃止されました。 よって今後、BMW1シリーズ・2シリーズ・X1で”ハーマンカードン”オーディオを装着したい方は、中古車で探すのが唯一の方法となります。(2016年頃までは”ハーマンカードン”の設定があったので、少し急げば、まだ状態の良い中古車は残っていると思われます)

 

ミニ純正のハーマンカードン装着車とは

ミニには”ハーマンカードン”のオーディオシステムが設定されていますが、他のカーメーカー同様、全てのミニの車に”ハーマンカードン”が装着されているわけではありません。

ミニだからといって必ず”ハーマンカードン”が装着されているというわけではないのです。

特に日本へ導入されている車・グレードによっては、”ハーマンカードン”が全く設定されていない場合もあります。

しかし、そうは言ってもBMW等と比べると設定される高級オーディオシステムは”ハーマンカードン”1種類ですので、だいぶシンプルです。

 

ミニハーマンカードン装着車・価格ランキング

ここでは、ミニの車の中からハーマンカードン装着車を厳選し、コストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)にランキング化してみました。

また、こちらに掲載している価格は現在日本で新車として販売されているもののオプション込の価格となります。

車両メーカー・ブランド名
車種名
スピーカー
装着個数
★新車★
最安価格
新車
購入
1位 ミニ
ONE
3Door
10 個 ¥2,383,000
2位 ミニ
ONE
クロス
オーバー
10 個 ¥2,873,000
3位 ミニ
クーパー
5Door
10 個 ¥3,103,000
4位 ミニ
クーパー
クーペ
10 個 ¥3,173,000
5位 ミニ
クーパー
コンバーチ
ブル
10 個 ¥3,233,000

上のランキング表の通り、ミニ ONEは、”ハーマンカードン”のオーディオシステムを輸入車の中で最もリーズナブルに手に入れることのできる車となります。

MINIも基本的には“ハーマンカードン”が単独のオプション装備として装着でき、革シートなど他のオーディオと関係ない装備とセット販売されていません。 よって、オプション価格はせいぜい10万円程度におさえられています。

 

ベンツ純正のハーマンカードン装着車とは

ベンツには”ハーマンカードン”のオーディオシステムが設定されていますが、他のカーメーカー同様、全てのベンツ車に”ハーマンカードン”が装着されているわけではありません。

現在、メルセデスベンツの高級オーディオシステムは以下6種類が存在します。

これは他のカーメーカーと比べてもかなり多い方なので、注意が必要です。

  • 標準 サウンドシステム
  • アドバンスド サウンドシステム
  • ハーマンカードンサラウンド サウンドシステム
  • バング&オルフセン BeoSound AMG サウンドシステム
  • ブルメスターサラウンド サウンドシステム
  • ブルメスターハイエンド 3D サラウンド サウンドシステム

要は、高級オーディオシステムが装着されているベンツだからといって必ず”ハーマンカードン”が装着されているというわけではないのです。

特に日本へ導入されている車・グレードによっては、”ハーマンカードン”が全く設定されていない場合もあります。

 

ベンツハーマンカードン装着車・価格ランキング

ここでは、ベンツ車の中からハーマンカードン装着車を厳選し、コストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)にランキング化してみました。

こちらに掲載している価格は現在日本で新車として販売されているもののオプション込の価格となります。

車両メーカー・ブランド名
車種名
スピーカー
装着個数
★新車★
最安価格
新車
購入
1位 ベンツ
Aクラス
12 個 ¥3,960,000
2位 ベンツ
CLA
クラス
クーペ
12 個 ¥5,254,000
3位 ベンツ
GLA
クラス
12 個 ¥5,280,000
4位 ベンツ
CLA
クラス
シュー
ティング
ブレーク
12 個 ¥5,300,000
5位 ベンツ
Bクラス
12 個 ¥5,306,000

6位以下の詳細ランキングは下の表をご覧ください。

 

ボルボ純正のハーマンカードン装着車とは

ボルボには”ハーマンカードン”のオーディオシステムが設定されていますが、他のカーメーカー同様、全てのボルボ車に”ハーマンカードン”が装着されているわけではありません。

現在、ボルボの高級オーディオシステムは以下2種類が存在します。

  • High Performance オーディオシステム
  • ハーマンカードン オーディオシステム

要は、ボルボだからといって必ず”ハーマンカードン”が装着されているというわけではないのです。

特に日本へ導入されている車は、標準グレードにはほぼ”ハーマンカードン”が設定されていません。

ここでは、そのようなボルボ車の中からハーマンカードン装着車を厳選し、コストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)にランキング化してみました。

こちらに掲載している価格は現在日本で新車として販売されているもののオプション込の価格となります。

詳細ランキングは下の表をご覧ください。

表をご覧いただくと分かるかと思いますが、ボルボの非常にいいところは”ハーマンカードン”が単独のオプション装備として装着でき、革シートなど他のオーディオと関係ない装備とセット販売されていないところです。

よって、オプション価格はせいぜい10万円程度におさえられています。

15Rank_V-Price_HM_Volvo

 

 

ハーマンカードン装着車のお得な購入方法

高音質なハーマンカードンのサウンドシステムが装着されている車ならではの大きなメリットとして、

  • 毎日、車に乗るたびに高音質を楽しめる(→音質の悩み解消
  • ハーマンカードンのエンブレム・ロゴが装着など”見た目”の満足感もある
  • 人とは違ったこだわり装備の車に乗っているという満足感・所有欲が満たされる

などがあります。

しかしながら、オプション装備費用分も含め、購入時にその分それなりに多めの資金準備が必要となります。

(いくつかの他の装備と抱き合わせでセットオプションの場合、さらにオプション装備費用は大きくなります・・・)

とは言え、「睡眠時間返上で必死に働いて資金準備」なんて無茶をする必要はなく、車購入時の少しの工夫でオプション装備費用程度のねん出は可能です。

以下に、私も実際行っている高音質なカーオーディオ装着車をお得に購入する2つのおすすめ方法をまとめてみました。

  • 下取り車がある場合は下取り価格を高くする交渉・買取り店への売却を検討
  • ハーマンカードンなどのオプション装備装着車は出回る中古車の数が少ないので、新着車・価格をネットでこまめにチェック

 

下取り価格を高くする交渉/買取り店への売却検討

お得に車を購入する方法の中でも、最も分かりやすく価格差が出てしまうのが、

  • 下取り価格を高くする交渉
  • 下取りではなく車買取り店の利用

の2つです。

実際、私もこれまで3回クルマを買い替えた経験がありますが、

  • ディーラーへの「下取り車の価格、これ以上高くならですかね?」という交渉
  • 車買取り店への見積依頼(最終的にディーラー下取りにした場合だとしても)

だけは毎回行ってます。

 

下取りと買取りの価格差は数十万円以上(私の実体験)

偶然なのか私は3回も、最初のディーラー下取り提示価格よりも車買取り店の価格の方が10~20万円程度高いという経験をしています。

逆に言えば、少しめんどくさいとは言え、買取り店で見積を取っておかないと10~20万円損してしまう場合もあるってことなんです。。。

とは言え、ネット経由で申請したり、店を回ったりの「めんどくささ」と「10~20万円程度の損」をてんびんにかけて考えてみて下さい。

多少めんどくさい手続きをがんばるともらえる10~20万円」を普段の仕事で稼ごうとするとどのくらいかかるでしょうか?

少なくとも私は、数時間~数日で10~20万円稼げる富裕層ではないので、合理的に買取り店で見積を取る道を選びます。

ちなみに過去私が乗換等で売却した車のディーラー下取りと車買取り店の差額は以下の通りです。

  • 旧型トヨタソアラ(走行13万km)
    買取り店(アップル)の方が10万円高い。が、めんどくさかったのでディーラーで下取り(後に後悔)。
  • 旧型トヨタヴィッツ(走行7万km)
    買取り店(アップル)の方が15万円高い。が、ディーラーと再交渉したら20万円追加値引きしてくれたので下取り。
  • レクサスCT200h(走行5万km)
    買取り店(ガリバー)の方が17万円高い。ディーラーと再交渉するも結果変わらずで、そのまま買取り店で売却

過去私が手放した旧型トヨタソアラの場合は年式古く不人気の2ドアクーペだったので10万円の価格差でしたが、もしもSUV・ミニバンなどの人気車リセールバリューの高い車であれば、場合によっては想像以上の買取り高値がつくこともあります。

 

下取りより買取りが特におすすめな場合

ちなみに特に、ディーラーでの下取りよりも買取り店を利用するのがおすすめの場合としては、

  • 軽自動車・SUV・ミニバン等の人気のカテゴリーの車を売却する場合
    (市場での流通性が良く高値が付く確率が高い)
  • ホイール・ナビ交換等の社外品カスタマイズありの場合
    (下取りの場合は純正品以外はマイナス評価)
  • 手続きが多少手間でも買取り価格は高い方が納得できる場合
    (販売店だけでなく買取り店でも手続きが必要)

です。

上記3つの項目に1つでもあてはまる場合は、自分のクルマの買取り価格の確認だけはしておかないと、数万円単位の損につながる可能性があります。

 

今の自分の車の価格を知っておくメリット

仮に最終的に買取り店で売却しないとしても買取り店での自車の買取り価格を知っておくということは、

  • ディーラーで下取り金額UPの交渉材料として使える
  • ディーラーで値引き+下取り合わせてUPの価格交渉ができる

と、ディーラー交渉時の強い武器となります。 ディーラー交渉の結果、

  • ディーラーで納得いく下取り価格が得られた場合
    買取り店での売却はキャンセルしてディーラーで下取り
  • ディーラーで納得いく下取り価格が得られない場合
    → 新しい車はディーラーから買う場合でも前の車は調べておいた買取り店へ売却

と、すればよいのです。 できる限り納得いく買い物をしたい私は、毎回この方法を利用し、ディーラーでの下取り価格をアップ(市場の適正価格に)させることに成功しています。

 

今の自分の車の価格を調べるおすすめ方法

ここで、ためしに今時点の自分のクルマの価格を調べるには、状況に応じて以下2つの方法を使い分けるのがおすすめです。

  • 時間をかけずまずは大手1社へ確認(35秒で入力完了)
    → 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:ガリバー愛車無料査定)
  • 多少時間をかけてでも数社の見積比較で最高額を確認(90秒で入力完了)
    → 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:カーセンサー簡単ネット車査定)

どちらの方法も無料です。

確かに少し面倒なのは事実ですし、手間をかけるかどうかはご自身で最終判断いただければと思いますが、ここで「行動しない = 10~20万円程度の損 = その分の装備・条件はあきらめる」ということだけはご理解いただき、ここはぜひ行動いただくのがおすすめです。

ちなみに、高く買い取ってくれる割にあまり面倒でもないおすすめの方法について、こちら”車買取の流れ全7種類まとめ!安心/簡単/高額な中古車査定方法とは?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。

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自車の買取り価格を知っておくということは、次の車を選ぶ時にどれだけ購入資金の足しにできるかの目安にもなります。

仮に今すぐ車を買い替える予定が無くても、現時点の買取価格+今後の価格変動相場を知っておくことは、買い替えタイミングを考える上でも、十分に意味があることと言えます。

 

新着車・中古車価格変動をネットでこまめにチェック

次に中古車で買う場合ならではのポイントです。

実は中古車のオプション装備価格は、カーメーカーがマーケティング戦略で値段を決める新車と違って市場ニーズそのもので決まります。

早い話が、サンルーフなどの人気オプションは新車時とオプション価格が大きく変わらないのに対し、ハーマンカードンのような高音質なカーオーディオなどマニアックなオプションは需要が少なければ、新車時より価格が大きく下がるのです。

しかし、マニアックなオプション装備はマニアックである分、市場に出回る中古車の数がとても少ないです。

よって、新着の中古車や価格の変動をネット等で頻繁にチェックし、自分の希望スペックに対して70~100%当てはまると思ったら、すぐに中古車販売店に仮押さえを依頼するくらいのスピード・行動力が武器となります。

レアで条件のいい車ともなるとホントすぐに買い手がついてしまいます。

私自身が購入した際、3ヶ月粘りましたが実は100%希望の車は現れないと判断し、実は最終的にボディーカラーについては希望の白色をあきらめグレー色で妥協しました。(もちろんオーディオ装備は一切妥協無しです)

このように、ある程度の期間こまめに情報チェックしていると、希望スペックを80%満足するレベルの車すらかなりレアな掘り出し物なのか、希望スペックを100%満足するレベルの車が十分出てきそうなのかの肌感覚がつかめてきます。

 

音がいい車に特化した車の探し方を知っておきたい方は、こちら”オーディオ音質がいい車を安くかしこく買う方法“の記事に概要をまとめましたのでご参考にどうぞ。

今回紹介させていただいた“ハーマンカードン(harman kardon)”ブランド以外の高級カーオーディオブランドについても以下の記事にまとめましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。

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