音楽ストリーミングvsダウンロード比較!併用がおすすめな4つの理由

1ヶ月あたり¥1,000程度で音楽が聴き放題になる音楽ストリーミングサービス、その利用者はどんどん増加しており、特に人気のAmazon Music2020年時点で利用者が5500万人を突破しました。

そういう私も音楽ストリーミングサービスを5年以上愛用しており、その便利さに日々感動しております。

発売直後の最新曲だろうが、ふと聴きたくなった数十年前の思い出の曲だろうが、「あっ!あの曲聴きたい」と思った瞬間、検索すれば数秒後に聴ける体験は音楽ストリーミングサービスならではです。

音楽ストリーミングvsダウンロード比較で併用がおすすめな理由のイメージ

では、最近はもう「音楽ストリーミングサービスだけあれば大丈夫!?」かと言うと、そこは全く違います。

実はストリーミング以外の、ダウンロード購入した音源やCDから取り込んだ音源なども、わりと多く聴いています。

逆に言うと、いくら便利でコストパフォーマンスが良くても、ストリーミングサービスだけではやっていけない大きな理由があるのです。

そこでここでは、5年以上使い続けた私の経験を元に、音楽ストリーミングサービスと音楽ダウンロードサービスを徹底比較し、実は両方併用していくことが一番おすすめである理由を4つのポイントにまとめて書かせていただきます。

音楽ストリーミングサービスと音楽ダウンロードサービスを併用していく具体的な方法については、こちら”音楽聴き放題とダウンロードを正しく使い分ける3つのおすすめ方法“の記事にまとめてみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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目次

音楽ストリーミング+ダウンロード+CDの併用がおすすめな理由概要

結論から言いますと、「音楽ストリーミング」+「音楽ダウンロード」+「音楽CD」の3つの音楽メディアを併用しながら有効活用していくのがおすすめです。

その理由は以下4点です。

  • (1)音楽タイトルによっては特定のメディアでしか聴けない場合あり
  • (2)音楽タイトルによって最も高音質に聴けるメディアが異なる場合あり
  • (3)音楽タイトルによって最もコスパのよいメディアが異なる場合あり
  • (4)ストリーミング(サブスク)だけだと突然聴けなくなるリスクあり

次章より1つづつ詳しく説明させていただきます。

 

(1)音楽タイトルによってはストリーミング/ダウンロード/CDのどれかのメディアでしか聴けない場合あり

音楽ストリーミング+ダウンロード+CDの3つのメディアを併用すべき最大の理由は、メディアによっては聴けない音楽タイトルがあることです。

もしもストリーミング1つに絞ろうとしても、自分が聴きたい音楽タイトルがそこに無ければ全く意味が無いと言えます。

 

ストリーミング/ダウンロード/CDのどれかで聴けない音楽タイトル例一覧

一例を以下の表にまとめてみました。

安室奈美恵の曲が聴きたい場合、ベストアルバム「Finally」は発売以降1年半はCDでしか聴くことができなかったため、ストリーミングやダウンロードではどうすることもできませんでした。

また、「Finally」は2019年6月以降はストリーミングやダウンロードにも登場しましたが、いまだにCDでしか存在しない音源もあります。

少しマニアックですが、20年以上前のYOSHIKI(X Japan)と小室哲哉の2人のユニット「V2」の代表曲「背徳の瞳」は、中古CDでしか手に入りません。

逆にX Japanのわりと最近の曲である「Born to be free」は、ダウンロードでしか聴けません。

さらにダウンロードサイト中でも、「Born to be free」はmoraとiTunes両方からダウンロードできるのに対し、VIOLET UKの「ROSA」はiTunesからのみでしたダウンロードできない等の制約もあります。

アーティスト名
作品名
Amazon Music
(ストリーミング)
mora
(ダウンロード)
iTunes
Music
Store
(ダウンロード)
Amazon
(CD)
安室奈美恵
Finally
△(発売当時は×) △(発売当時は×) △(発売当時は×)
V2
背徳の瞳
× × ×
X Japan
Born to be free
× ×
VIOLET UK
ROSA
× × ×

以上より、ストリーミング/ダウンロード/CDの中でオールマイティーなメディアなど存在せず、3つを併用することで初めて、自分が求めているより多くの楽曲と出会えると言えます。

 

発売以降1年半はCDでしか聴けなかった安室奈美恵の「Finally」

2017年11月に発売された安室奈美恵の最終ベストアルバム”Finally”は、発売から数ヶ月以上経過してもデータ配信が開始されず、最終的に発売から1年半後の2019年6月にデータ配信が開始さるまでは唯一の入手手段がCDでした。 音楽業界がCDの存続により収益を最大化させようと画策している分かりやすい例です。

下図の通り、2019年5月までは”iTunes Music Sotore” では、”Podcast”が1点ヒットするのみで”ミュージック”としての”Finally”はデータ配信が開始されていません。

安室FinallyのiTune検索結果

同様に下図の通り、”mora” でも、カラオケバージョンはヒットするのみで、安室奈美恵の”Finally”データ配信が開始されていません。

安室Finallyのmora検索結果

つまり、安室奈美恵の”Finally”のようなタイプの作品を発売日早々にスマホやウォークマンに入れて聴こうとすると、一旦新品CDを購入してからデータを録音/転送する以外の方法は無かったのです。

 

(2)音楽タイトルによって最も高音質に聴けるメディアが異なる場合あり

ストリーミング/ダウンロード/CDを併用すべき2つ目の理由は、音質に関する違いです。

ストリーミング/ダウンロード/CD各メディアの音源は、音質の違いとして以下の種類があります。

  • ストリーミングサービスの音源:圧縮系音源、CD相当音質音源、ハイレゾ音源の3種類
  • ダウンロードサイトの配信音源:圧縮系音源かハイレゾ音源の2種類
  • CDリッピング音源:圧縮系音源かCD相当音質音源の2種類

高音質にこだわる方は例えば、ストリーミングサービスとしてAmazon Musicの場合、ハイレゾ対応の高音質ストリーミングサービスAmazon Music HDを利用されている方も多いかと思います(実は私もヘビーユーザーです)。

しかしそんな高音質でハイレゾ対応がウリのAmazon Music HDであっても、アーティストやタイトルによってはe-onkyoなどハイレゾ配信サイトからのダウンロード音源やCD音源よりも音質が劣る場合があります。

 

高音質ストリーミング音源音質=ダウンロード音源音質>CD音源音質の例

下図は高音質ストリーミングサービス Amazon Music HD でのOfficial 髭男dismの配信例です。 「Ultra HD」との表示があり、ハイレゾ音源が使用されていることが分かります。

高音質ストリーミング音源音質=ダウンロード音源音質>CD音源音質の例1

当然ですが、下図の通りハイレゾダウンロード配信サイト e-onkyo でもOfficial 髭男dismはハイレゾ音源にて配信されています。

高音質ストリーミング音源音質=ダウンロード音源音質>CD音源音質の例2

このように、ハイレゾ対応高音質ストリーミングサービスをうたっている中で、ちゃんとハイレゾ音源で配信されているタイトルは問題ありません。

 

高音質ストリーミング音源音質<ダウンロード音源音質=CD音源音質の例

次に下図は高音質ストリーミングサービス Amazon Music HD での中島美嘉の配信例です。 「HD」との表示があり、ハイレゾ音源では無いもののCD音質以上が担保されていることが分かります。

高音質ストリーミング音源音質<ダウンロード音源音質=CD音源音質の例1

下図の通りハイレゾダウンロード配信サイト e-onkyo では中島美嘉はハイレゾ音源にて配信されています。

高音質ストリーミング音源音質<ダウンロード音源音質=CD音源音質の例2

つまり、ストリーミングサービス1つに絞ろうとして、ハイレゾ対応のストリーミングサービスにそこそこの費用で加入したとしても、ダウンロード音源には全く音質でかなわない場合もあるのです。

 

高音質ストリーミング音源音質<CD音源音質<ダウンロード音源音質の例

さらに極端な例が下図です。

高音質ストリーミングサービス Amazon Music HD でのLiSAの配信例です。 表示が無く(スマホアプリの場合は「SD」と表示)ハイレゾ音源では無いどころかCD音質以下の圧縮音質です。高音質ストリーミング音源音質<CD音源音質<ダウンロード音源音質の例1もちろん、下図の通りハイレゾダウンロード配信サイト e-onkyo ではLiSAはハイレゾ音源にて配信されています。

高音質ストリーミング音源音質<CD音源音質<ダウンロード音源音質の例2

このように高音質ストリーミングサービスとは言っても音楽タイトルによって、極端な話、圧縮音源でしか聴けない場合もあります。

よって、自分が好きな曲だけでも確実に高音質で聴くためには、ストリーミングサービスだけでなくダウンロードサービスやCDを併用しつつ、不本意に低音質で聴くことになっていないか意識して確認されるのがおすすめです。

 

(3)音楽タイトルによって最もコスパのよいメディアが異なる場合あり

次に3つ目の併用すべき理由は、音楽タイトルによって最もコストパフォーマンスのよいメディアが異なる場合、うまくいいとこ取りで使い分けることができるからです。

音楽ストリーミングサービスの最大のメリットは手軽に大量の曲にアクセスできる便利さと聴けば聴くほど元が取れるコスパの高さです。

一方で、最大のデメリットは全ての曲は網羅しきれない中、サービスに含まれていない曲はどうがんばっても聴けないことです。

 

音楽ストリーミングサービス料金のコスパの高さとは?

例えば、現在Amazonのサービスを全く利用していない人が Amazon Music HD を利用する場合、最初のお試し無料期間が終われば、1ヶ月あたり¥1,980課金されます。

「¥1,980」という金額は、だいたい日本盤CD1枚と輸入盤CD1枚の中間くらいの金額です。

よって平均的なCD1枚の金額と考えると、

  • 1ヶ月あたり¥1,980(CD同等以上の高音質)のサービス料=1ヶ月あたり平均1枚のCDアルバムを購入

と考えられます。

つまり、平均的に1ヶ月あたりCDアルバムを1枚以上購入する場合、明らかにAmazon Music HD の方がお得となります。

CDやダウンロード購入した音楽データなど「何か残る物」ではなく、「物体としては見えないサービス」に対して月に¥1,980も支払うのは、確かに人間心理的に高いと感じるかもしれません。

しかし、過去に購入して今は全く聴かなくなったCDや、レンタルして録音したものの今は全く聴かなくなったCD-Rなど、物体として残っていても今の自分にとって無いも同然の物も、人によってはあるかと思います。

少なくとも私の家にはタンスの肥やしになっているCDが大量に存在しています。 それらのことを考えると、1ヶ月あたりCD1枚分の価格でCD何枚分も聴くことができるのは、新しい価値観としてある意味、とても効率的でコストパフォーマンスが高いと言えます。

 

ビットレート1kbpsあたりの音質基準のコストパフォーマンス比較一覧

例えば、2019年に発売された「エド・シーラン」のアルバム「No.6 コラボレーションズ・プロジェクト」の場合、Amazon Music HD も含めた各音楽メディアの1kbpsあたりの価格(表の一番右側)をコストパフォーマンスが良い順番に並べると、以下一覧表の通りとなります。

 

音源名
メディア名
音質
(=ビット
レート)
価格 1kbpsあたり
の価格
Amazon
Music HD

ハイレゾ~圧縮音源源
ストリーミング
2,116
kbps
¥1,980
/1ヶ月
¥0.9
輸入盤 CD 1411
kbps
¥1,370
/枚
¥1.0
日本盤 CD 1411
kbps
¥2,178
/枚
¥1.5
e-onkyo
ハイレゾ音源
ダウンロード販売
2,116
kbps
¥3,088
/セット
¥1.5
mora
ハイレゾ音源
ダウンロード販売
2,116
kbps
¥3,088
/セット
¥1.5
Google
Play Music
圧縮音源ストリーミング
320
kbps
¥980
/1ヶ月
¥3.1
Apple Music
圧縮音源ストリーミング
256
kbps
¥980
/1ヶ月
¥3.8
Amazon
Music Unlimited
圧縮音源ストリーミング
256
kbps
¥980
/1ヶ月
¥3.8
mora
圧縮音源
ダウンロード販売
320
kbps
¥2,057
/セット
¥6.4
Amazon
圧縮音源
ダウンロード販売
256
kbps
¥2,000
/セット
¥7.8

ここから言えることは、

  • Amazon Music HDのハイレゾ音源最も音質(=ビットレート)あたりのコストパフォーマンスが高い
  • CDは意外と音質(=ビットレート)あたりのコストパフォーマンスが高い
  • 圧縮音源聴き放題サービスは意外と音質(=ビットレート)あたりのコストパフォーマンスが低い
  • 圧縮音源のダウンロード販売は最も音質(=ビットレート)あたりのコストパフォーマンスが低い

です。 全体として考察すると、

  • 圧縮音源のダウンロード購入をするくらいなら、CDかハイレゾ音源を購入した方がコスパが良くておすすめ
  • 圧縮音源の聴き放題サービスよりも、Amazon Music HDの方が同じ聴き放題サービスでもコスパが良くておすすめ

と言えます。

もっとシンプルに考えると、

  • 音楽タイトルが存在する限り、上記一覧表(コスパよい順)のなるべく上のメディアを選択するのがおすすめ

と考えています。

例えば、上の例ですと「エド・シーラン」のアルバム「No.6 コラボレーションズ・プロジェクト」の場合は一覧表の一番上のAmazon Music HDで聴けるので、Amazon Music HDを使うのが最もコスパがよいです。

一方、前章の例で「LiSA」の「紅蓮華」場合は、Amazon Music HDで聴けるものの圧縮音源でコスパが悪いため、その次にコスパのよいCDかハイレゾ音源ダウンロード販売(e-onkyo, mora)を使うのが最もコスパがよいです。

 

(4)ストリーミング(サブスク)だけだと突然聴けなくなるリスクあり

最後4つ目の併用すべき理由は、音楽ストリーミング(サブスクリプション)サービスのいざというとき聴けなくなるリスクについてです。

聴けなくなるリスクは主に以下3つが考えられます。

  • アプリエラー発生リスク(オフライン再生用ダウンロードデータの再生エラー等)
  • アプリの旧バージョンサポート中止リスク(音楽アプリバージョンxアンドロイドOSバージョン)
  • 社会問題発生リスク(アーティストの逮捕等)

次章にて順に説明させていただきます。

 

アプリエラー発生リスク(オフライン再生用ダウンロードデータの再生エラー等)

例えば、私が使用しているAmazon Musicアプリでは、オフライン再生用に事前ダウンロードしておいた曲が再生できないエラーがたまに発生します。

下図はアンドロイドスマホ(Samsung Galaxy S8) で発生したAmazon Musicアプリの「SDカードが見つかりません」問題です。

アンドロイドスマホGalaxyS8「SDカードが見つかりません」画面表示(Amazon Music)

外出先でモバイル通信料が発生しないよう、自宅のWi-Fi環境で事前に音楽データをダウンロードしました。

外出先で1回目の再生では問題無く聴けたものの、しばらく時間をおいて2回目再生しようとすると、SDカード内のデータが見つからないとのエラーメッセージが表示され、再生することができませんでした。

「SDカードが見つかりません」問題は、このスマホだけでなくウォークマンのAmazon Musicアプリでの発生も何度か経験しているので、スマホやウォークマンのハードウェアの問題では無く、アンドロイド向けAmazon Musicアプリに潜んでいる問題(ソフト不具合)と考えることができます。

詳しい内容はこちら”ウォークマンのSDカードエラー3種類!Amazon Music使用時の対処方法“の記事に書かせていただきましたが、単純に音楽を再生するだけのダウンロードサービスに対し、アプリを通して暗号化されたデータの再生やストリーミング再生を行うなど複雑な処理を行うストリーミングサービスは、このようにアプリのソフトウェアエラーにより突然音楽再生が不可能となるリスクがあります。

 

アプリの旧バージョンサポート中止リスク(アプリバージョンxアンドロイドOSバージョン)

Amazon Musicアプリは、スマホだけでなくアンドロイドOSを搭載したウォークマン等の音楽プレイヤー、DAP(Digital Audio Player)でも使用可能です。

そういう私も音質の良さを理由にアンドロイド搭載のハイレゾウォークマンでも使用しています。

ただし注意点として、音楽プレイヤーはスマホと比べてOSのバージョンアップが早めに打ち切られることがあります。

実は、OSのバージョンアップが打ち切られると音楽アプリのバージョンアップについていけなくなり、音楽アプリそのものが使用不可能になるのです。

例えば、2020年現在ハイレゾウォークマンNW-ZX2内蔵のAndroid OSの最新バージョンは 4.2.2 ですが、Amazon Musicアプリの最新アップデート版ではAndroid OS 5.0 以上でない機器はサポート中止となりました。

つまり、下図の通りNW-ZX2では、数年前まではAmazon Musicアプリでストリーミングサービスも利用できたのに現在は利用できなくなってしまったのです。

Amazon Prime Music アプリ

もちろん、ダウンロードした音源やCDからリッピングした音源であれば、ウォークマンに入っているSONY純正の音楽再生アプリで問題なく再生可能です。

よって、突然のサポート中止によるアプリ使用不可に備えるためにも、スマホやウォークマンにはストリーミングアプリに依存せず再生可能なダウンロード音源やCDリッピング音源を併用して入れておくのがおすすめです。

ちなみに、ハイレゾウォークマンの最新モデルNW-A100シリーズ、NW-ZX500シリーズならAndroid OSのバージョンが9.0以上なので、問題なくAmazon Musicアプリが使用可能です。(NW-ZX2同様にいつかはサポート期間が切れてアプリ使用不可能になる日が来るかもしれませんが)

以下はNW-A100シリーズで最も内蔵メモリ容量がコンパクトで低価格な16GBモデルNW-A105です。

ちなみに本体メモリの16GBは、インストールするアプリやバージョンアップデータにも使用され、実際に音楽データの保存に使える容量は16GBよりも小さくなるので注意が必要です。

とは言えメモリ容量はmicroSDカードスロットを使えば拡張できるので、コストパフォーマンスを最優先するならNW-A105がおすすめです。

このように、ストリーミングサービスは対応する音楽アプリを日々のバージョンアップに合わせて使用するのが前提となるので、ウォークマンやスマホを長く使い続けてOSのバージョンアップが終了した場合、音楽アプリ側がOSの旧バージョンサポートを中止した時点で突然使用不可能となるリスクがあります。

 

社会問題発生リスク(アーティストの逮捕等)

最後は、実際ASKAや電気グルーヴで起こった、アーティストの逮捕などによる対象曲再生中止のリスクです。

2014年 ASKAがクスリで逮捕された時、音源を管理するユニバーサルミュージックがCHAGE and ASKA、及びASKAのソロ名義の作品について、関連契約の解約または停止、 CD/映像商品 全タイトルの出荷停止、 CD/映像商品の回収、全楽曲・映像のデジタル配信停止が行われました。

また、2019年 電気グルーヴ・ピエール瀧がクスリで逮捕された時は、同じく音源を管理するソニー・ミュージックレーベルズが、電気グルーヴの音源、映像の出荷停止、在庫回収、配信の停止を行いました。

音源を管理するレコード会社や音源を配信するサービス会社は、アーティストが容疑者・犯罪者と認められた場合は、自ブランドの社会的イメージダウン等を避けるために対象曲のサービス停止に踏み切るケースが多いです。

一方、ダウンロード音源やCDであれば、自分の端末の中など手元に存在するものを再生するだけなので、アーティストが容疑者・犯罪者になろうが全く影響なく音楽再生が可能です。

 

ストリーミングサービスには以上3点の突然聴けなくなるリスクがあります。

よって、試しに何回か聴いてみた後、消去するかもしれない曲であればストリーミングでも問題無ですが、好きになって何度もヘビーローテーションする曲はダウンロードまたはCDリッピング音源などでローカルファイルとして持っておくのがおすすめです。

 

音楽ストリーミングサービス/ダウンロードサービスの具体例

最後に、現在日本で使用可能な音楽ストリーミングサービス/ダウンロードサービスを具体的に紹介させていただきます。

サービス選びの参考にしていただけると幸いです。

 

音楽ストリーミングサービスの具体例

まずはストリーミングサービスについて、ハイレゾ音源対応のサービスと圧縮系音源のサービスに分けて紹介させていただきます。

 

ハイレゾ音源対応のストリーミングサービス比較一覧とおすすめ

代表的なハイレゾ音源対応のストリーミングサービスを比較できるよう一覧にすると以下のようになります。

高音質かつ楽曲数の多いサービスから順に並べてみました。

ハイレゾ音源
ストリーミング
サービス名
月額料金 楽曲数 オフライン
再生方法
音質
(ビット
レート)
対応機器
(オフライン再生可否)
おためし
無料期間
サービス
開始時期
★おすすめ★
Amazon
Music
HD
¥1,980
(プライム会員
:¥1,780)

6,500万
ダウンロード
(曲数無限)
~3,730
kbps
(最大
192kHz/
24bit
ロスレス)
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット/パソコンのアプリ(オフライン再生可)、パソコンのブラウザ(オフライン再生不可) 30日 2019年
9月
mora
qualitas
¥2,178
約500万曲
ダウンロード
(曲数無限)
未公表
(最大
96kHz/
24bit
ロスレス)
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレットのアプリ(オフライン再生可)、パソコンのアプリ(オフライン再生不可) 30日 2019年
11月
Deezer
HiFi
¥1,960
3,600万曲
ダウンロード ~1,411
kbps
or
~320
kbps
パソコン、ONKYO・Bang&Olufsen等の一部機器(1,411kbps CD音質で再生可
iPhone、iPad、Androidスマホ/タブレット(320kbps音質で再生可
30日 2017年
12月

ハイレゾ音源対応のストリーミングサービスは、そもそもサービス数自体が少ないですが、現時点では誰がどう見ても楽曲数が圧倒的に多いAmazon Music HDがおすすめ です。

Amazonに対抗する形でSONY系のmora qualitasが2019年に開始されましたが、現状は同等レベルにも並べていないのが実情です。

「Amazon Music HD が最強な理由」については、こちら”Amazon Music HDが高音質無制限ダウンロード可能で最強な3つの理由“の別記事にて、音楽ストリーミングアプリの選び方の詳細も含め書かせていただきました。 もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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圧縮系音源のストリーミングサービス比較一覧とおすすめ

代表的な圧縮系音源のストリーミングサービスを比較できるよう一覧にすると以下のようになります。

使い勝手のよいダウンロードが可能なサービスを優先させ、楽曲数の多い順に並べてみました。

圧縮系音源
ストリーミング
サービス名
月額料金 楽曲数 オフライン
再生方法
音質
(ビット
レート)
対応機器
(オフライン再生可否)
おためし
無料期間
サービス
開始時期
★おすすめ★
Amazon
Music
Unlimited
¥980
(プライム会員
:¥780)

6,500
万曲
ダウンロード
(曲数無限)
~256
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット/パソコンのアプリ(オフライン再生可)、パソコンのブラウザ(オフライン再生不可) 30日 2017年
11月
Apple
Music
¥980
6,000
万曲
ダウンロード
(曲数無限)
~256
kbps
iPhone、iPad、Androidスマホ/タブレット、パソコン、Apple TV(全てオフライン再生可) 3ヶ月 2015年
7月
Spotify
Premium
¥980
5,000
万曲
ダウンロード
(~3333曲)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 7日 2016年
11月
Google
Play
Music
¥980
4,000
万曲
ダウンロード
(曲数無限)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(一部オフライン再生可※2) 30日 2015年
9月
AWA ¥980
7,000
万曲
キャッシュ
機能
(曲数無限
/~7日)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 1ヶ月 2015年
5月
LINE
Music
¥980
6,000
万曲
キャッシュ
機能
(~500曲
/~7日)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 3ヶ月 2015年
6月
RecMusic
旧レコチョク
BEST
¥980
1,000万曲
キャッシュ
機能
(~約4000曲
(16GB))
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 3日 2013年
3月
dヒッツ
※1
¥500
500万曲
ダウンロード
(~10曲/月)

キャッシュ
機能(8GB)
~320
kbps
iPhone・iPad・Androidスマホ/タブレット(オフライン再生可)、パソコン(オフライン再生不可) 31日 2012年
7月

※1:dヒッツは基本的にはラジオ型の聴き放題アプリだが月10曲・最大120曲までダウンロード可能、キャッシュとしては最大8GBまでオフライン再生可能

※2:Safari、Internet Explorer、Firefox のいずれかを使用してダウンロードする場合:1曲につき2回パソコンへのダウンロード可。Chrome 版 Google Play Music や Music Manager を使用する場合:回数制限なしでパソコンにダウンロード可。

上表の各音楽聴き放題サービスの特徴を簡単にまとめると、

  • Wi-Fi接続の安定ダウンロード環境下では音質は各社ほぼ差無し
  • 曲数無制限のパソコンへのダウンロード+オフライン再生はAmazon Music系、Apple Musicのみ可能
  • Line、AWA、RecMusicのオフライン再生はキャッシュ再生なので、扱いづらい上に勝手に消えたりする

となります。 とは言え、選択肢が多すぎて選びにくいと感じる方は、

との観点で選ぶのが現時点ではベストではないかと考えます。

 

音楽ダウンロードサービスの具体例

次にダウンロード系のサービスについて、ハイレゾ音源対応のサービスと圧縮系音源のサービスに分けて紹介させていただきます。

 

ハイレゾ音源対応のダウンロードサービス比較一覧とおすすめ

代表的なハイレゾ音源対応のダウンロードサービスを比較できるよう一覧にすると以下のようになります。

楽曲数の多さと対応フォーマットの多さにおいて優位なサービスから順に並べてみました。

ハイレゾ音源
配信サイト名
URL
楽曲数 主ジャンル 配信サイトの主な特徴 ファイル
format
支払決済方法 提供
会社
★おすすめ★
e-onkyo
music
www.e-onkyo
.com

50万曲
(2019年
時点)
洋楽~邦楽
全ジャンル
ポップス~クラシックまで幅広いジャンルの音源を配信する日本最大のハイレゾ専門サイト。わりと邦楽より洋楽が充実の印象。日本以外に米・英・独でも配信実施中。ハイレゾの無料サンプル音源も配信中。一部音源は新フォーマットMQAにも対応。 FLAC
DSD
WAV
MQA
クレジットカード、VISAプリペイド、電子マネー、携帯キャリア決済、楽天ペイ(楽天スーパーポイント含)、e-onkyoポイント オンキヨーエンターテイメントテクノロジー(株)
★おすすめ★
mora
mora.jp

50万曲
(2019年
時点)
洋楽~邦楽
全ジャンル
ポップス~クラシックまで幅広いジャンルを配信。わりと洋楽より邦楽が充実の印象。ハイレゾ以外の圧縮音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。日本以外に台湾でも配信実施中。 FLAC
DSD
クレジットカード、VISAデビット、VISAプリペイド、電子マネー、携帯キャリア決済、楽天ペイ(楽天スーパーポイント含)、Yahoo!ウォレット、Amazon Pay (株)レーベルゲート
レコチョク
recochoku
.jp/hires/
未公表 邦楽~アニメ
メイン
ハイレゾ以外の圧縮音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。2016年サービス開始の新しめのサイトだが邦楽・アニメに強い。 FLAC クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済、楽天ペイ(楽天スーパーポイント含)、レコチョクプリペイドカード、うたコード (株)レコチョク
OTOTOY
ototoy.jp
/top

5万曲
(2016年
時点)
インディーズ系
メイン
邦楽を中心に特にインディーズ系のハイレゾ音源を多く配信。OTOTOY独占配信音源もある。 FLAC
ALAC
DSD
WAV
クレジットカード、銀行振込、電子マネー、OTOTOYポイント オトトイ(株)
music.jp
music-book
.jp/music
未公表 洋楽~邦楽
全ジャンル
ポップス~クラシックまで幅広いジャンルを配信。ハイレゾ以外の圧縮音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。昔は月額会費制だったが廃止となり使い勝手向上。 FLAC クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済 (株)エムティーアイ
オリコン
ミュージック
ストア
music
.oricon
.co.jp
未公表 邦楽~アニメ
メイン
ハイレゾ以外の圧縮音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。ハイレゾに限っては、邦楽・アニメに加えてクラシック等も多少あるが洋楽はほぼ無。残念ながら楽曲数もまだ少ない。 FLAC クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済 (株)oricon ME
mysound
mysound
未公表 邦楽メイン ハイレゾ以外の圧縮音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。元々WindowsやMAC PCは利用対象外。主にスマホを対象としたサービスかつ支払方法が携帯キャリア決済のみなので、スマホ経由でしか購入しないユーザー向け。 FLAC クレジットカード、携帯キャリア決済(spモード決済、auかんたん決済/auWALLET、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い) (株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
【参考1】
HDtracks
www
.hdtracks
.com
未公表 洋楽メイン
全ジャンル
海外サイトで日本国内向けにはサービス提供無なので日本からの通常接続環境では購入不可。実は日本未販売のハイレゾタイトルが販売されていたり、販売価格が日本のサイトよりリーズナブルだったりする点が魅力。初回購入でもクレジットカードが利用できる等、AcousticSoundsよりは購入手続きのハードルは低い。 FLAC
ALAC
AIFF
WAV
クレジットカード、Paypal HDtracks
【参考2】
Acoustic
Sounds
acoustic
sounds
.com
未公表 洋楽メイン
全ジャンル
海外サイトで日本国内向けにはサービス提供無なので日本からの通常接続環境では購入不可。実は日本未販売のハイレゾタイトルが販売されていたり、販売価格が日本のサイトよりリーズナブルだったりする点が魅力。HDtracksよりもタイトル数は多めの印象。初回購入はクレジットカード利用不可、Paypalアカウントが必須。 FLAC
ALAC
DSD
クレジットカード、Paypal Acoustic Sounds, Inc.

他にも”GIGA MUSIC“などの配信サイトもありますが、スマホでの利用が前提(パソコン・ウォークマンでは原則利用不可)、月単位のプリペイド方式(曲が欲しい時だけお金を払うのではなく毎月課金)であることより、使い勝手を考えて上記表からは除外しました。

私自身も”e-onkyo music“と”mora“とをメインで使用していますが、やはり取り扱い曲数の多さを考慮し、”e-onkyo music“と”mora“が圧倒的におすすめです。

 

圧縮系音源のダウンロードサービス比較一覧とおすすめ

代表的な圧縮系音源のダウンロードサービスを比較できるよう一覧にすると以下のようになります。

楽曲数の多いサービスから順に並べてみました。

圧縮系音源
配信サイト名
URL
楽曲数 主ジャンル 配信サイトの主な特徴 ファイル
format
支払決済方法 提供
会社
★おすすめ★
iTunes
Store
www.apple.com/
jp/itunes/music

5,000万曲
(2020年
時点)
洋楽~邦楽
全ジャンル
幅広いジャンルの音源を配信する世界最大級のコンテンツ配信サービス。他の配信サイトと違い、ブラウザ経由でWebサイトからダウンロードするのでは無く、iTunesアプリインストール後にアプリ経由でダウンロードを行うしくみとなっている。同じ運営会社のAppleMusicが聴き放題サービスでこちらのiTunes Storeが配信サービスである。 AAC
(256kbps)
クレジットカード、Apple Pay, App Store & iTunesギフトカード Apple.inc
★おすすめ★
mora
mora.jp

1,000万曲
(2018年
時点)
洋楽~邦楽
全ジャンル
国内最大級の音楽配信サービス。ポップス~クラシックまで幅広いジャンルを配信。わりと洋楽より邦楽が充実の印象。圧縮音源以外のハイレゾ音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。日本以外に台湾でも配信実施中。 AAC
(320kbps)
クレジットカード、VISAデビット、VISAプリペイド、電子マネー、携帯キャリア決済、楽天ペイ(楽天スーパーポイント含)、Yahoo!ウォレット、Amazon Pay (株)レーベルゲート
★おすすめ★
レコチョク
recochoku
.jp/hires/
未公表 邦楽~アニメ
メイン
国内最大級の音楽配信サービス。圧縮音源以外のハイレゾ音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。2016年サービス開始の新しめのサイトだが邦楽・アニメに強い。同じ運営会社のRecMusicが聴き放題サービスでこちらのレコチョクが配信サービスである。 AAC
(320kbps)
クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済、楽天ペイ(楽天スーパーポイント含)、レコチョクプリペイドカード、うたコード (株)レコチョク
music.jp
music-book
.jp/music
未公表 洋楽~邦楽
全ジャンル
ポップス~クラシックまで幅広いジャンルを配信。圧縮音源以外のハイレゾ音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。昔は月額会費制だったが廃止となり使い勝手向上。 未公表 クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済 (株)エムティーアイ
オリコン
ミュージック
ストア
music
.oricon
.co.jp
未公表 邦楽~アニメ
メイン
オリコンが運営する音楽等のコンテンツ配信サービス。圧縮音源以外のハイレゾ音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。ハイレゾに限っては、邦楽・アニメに加えてクラシック等も多少あるが洋楽はほぼ無。残念ながら楽曲数もまだ少ない。 AAC
(320kbps)
クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済 (株)oricon ME
mysound
mysound
未公表 邦楽メイン ヤマハが運営する音楽配信サイト。圧縮音源以外のハイレゾ音源も配信されているので誤ダウンロードに注意。元々WindowsやMAC PCは利用対象外。主にスマホを対象としたサービスかつ支払方法が携帯キャリア決済のみなので、スマホ経由でしか購入しないユーザー向け。 AAC
(320kbps)
クレジットカード、携帯キャリア決済(spモード決済、auかんたん決済/auWALLET、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い) (株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス

正直、圧縮系音源のダウンロードサービスはCDと比べて価格的にも音質的にもメリットが少ないので、おすすめできません。

しかし、前章でも説明させていただきましたが、圧縮系音源のダウンロードサービスでしか購入できない音源(X Japanの「Born to be free」等)もありますので、圧縮系ダウンロードサービスでしか購入できない音楽タイトルに限って利用いただくのがおすすめです。

 

 

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