「スマホがあればカーナビいらない」は本当か?7つの判断ポイント

知らない場所へドライブに出かけることになった場合、できる限り道に迷わずスムーズにたどり着きたいと考える方は多いと思います。

そんな時、カーナビがあればとても便利なのですが、スマホの普及率が75%を超えている今、

  • 「スマホがあれば、カーナビが無くても困らないのでは?
  • Googleマップとかスマホのナビ・地図アプリで十分では?

と思う方も多いと思います。

今の時代、スマホさえあれば、基本的に無料でカーナビ専用機同等のナビ・地図アプリが使えてしまうからです。

・・・とは言え、ホントにスマホだけで大丈夫なのでしょうか?

ここでは、20年以上前から1人のユーザーとしてカーナビを使い続け、最近はスマホの地図アプリも使いながら、また20年以上自動車会社の技術部門でカーナビの開発をしてきた私の経験から、スマホ等のナビアプリとカーナビ専用機いろいろな観点から比較していきます。

(カーナビ専用機とは、スマホ等のナビアプリとは違い、常に車に埋め込んで装着されてるタイプの昔から「カーナビ」と呼ばれているカーナビ専用の機器のことです)

スマホvsカーナビ比較イメージ

具体的には、スマホのナビアプリ vs カーナビ専用機、それぞれの得意な部分・苦手な部分を具体化することで、

  • スマホのナビアプリ vs カーナビ専用機は根本的に何が違うか?
  • 「スマホがあればカーナビいらない」と割り切ってよいのはどのような場合か?

を明らかにしていきます。

そして、好みやライフスタイルのタイプ別に本当に自分に合うのはスマホ・またはどのタイプのナビなのかを整理してみます。

ちなみに、最近ではスマホのナビ地図アプリをカーナビ/カーオーディオの画面に映すこともできますので、こちら”グーグルマップをカーナビ画面に映す4種類の方法と注意点“の記事も合わせてご参考にどうぞ。

関連記事

Google MAP(グーグルマップ)は元々は地図アプリですが、今や無料カーナビアプリとしてもよく使われています。 ここで、ホルダーで固定すれば車内でスマホがカーナビ代わりになりますが、スマホを直接見る使い方だと以下のデメリッ[…]

グーグルマップをカーナビに映す方法と注意点
目次
PR

スマホ+Googleマップなど8種類のナビ機能実現手段

スマホ+Googleマップなどのナビ機能実現手段

カーナビがいるかいらないか考える前に、そもそもカーナビ専用機やスマホのナビアプリなど、車でナビを使う手段・種類としてどのようなパターンがあるか考えてみます。 ここでは以下8種類の手段に分けて考えていきます。

  • スマホナビアプリ → 例)Google MAP + スマホ
  • タブレットナビアプリ → 例)Google MAP + iPad
  • ポータブルタイプカーナビ専用 → 例)Panasonic ゴリラ
  • 市販ビルトインタイプカーナビ専用機(汎用2DIN型) → 例)Pioneer 楽ナビ
  • 市販ビルトインタイプカーナビ専用機(車種専用形状型) → 例)ALPINE BIG-X 11インチモデル
  • ディーラー装着ビルトインタイプカーナビ専用機(汎用2DIN型) → 例)トヨタ T-Connectナビ7インチモデル
  • ディーラー装着ビルトインタイプカーナビ専用機(車種専用形状型) → 例)トヨタ T-Connectナビ10インチモデル
  • 車メーカー純正一体ビルトインタイプカーナビ専用機 → 例)マツダコネクトナビ

次章より、それぞれのタイプのナビのナビゲーション実現手段について簡単に説明させていただきます。

 

スマホ等のナビアプリ

ナビアプリを車の中で使用する場合、ソフトウェアであるナビアプリを動作させるハードウェアデバイス・端末としては、iPhoneやXperiaなどのスマホだけでなく、iPadやXperia Tabletなどのタブレット端末も考えられます。

よって、ナビアプリを使用する場合のカーナビ活用手段としては、以下の2通りとなります。

  • スマホ+ナビアプリ
  • タブレット+ナビアプリ

下図のようなイメージです。(車のダッシュボード上にスマホを設置してナビアプリを表示)

スマホ+ナビアプリの車内取付イメージ

写真だけ見ると、なんとなく「カーナビなんていらない」って雰囲気です。

ただし、「カーナビなんていらない」と思う方でも「カーオーディオもいらない」って方はあまりいないと思います。 ここでいう”カーオーディオ”とは単にCDなどを再生する”プレーヤー”でなく、仮にスマホの音楽アプリをプレーヤーとして使う場合でも”車のスピーカーから音を出すために必要なアンプ・入力端子(入力インターフェース)”を意味します。

つまり、スマホをカーナビ代わりに使ったとしても、何らかのカーオーディオユニットが無いと、車のスピーカーから音を出すことはできません。 例えば、以下のようなカーオーディオがあれば、スマホをかしこく活用できます。

このようにスマホとシンプルなカーオーディオを組み合わせるだけで、

  • スマホをカーナビ代わりに活用←基本的にスマホのみで可能
  • スマホの中の音楽データや音楽アプリを車のスピーカーから出力←スマホのみでは不可能

と、2万円以内でかなりいろいろなことができるようになります。

 

ポータブルタイプカーナビ専用機

次にカーナビ専用機には、ポータブルタイプのカーナビやPND(Portable Navigation Device)と呼ばれるタイプがあります。 電源以外の配線は不要で、ダッシュボードやフロントガラスに吸盤等で取り付けるだけのお手軽さと低価格さが特徴です。

下図のような取付イメージで、スマホと同じように手の届く見やすい位置にナビ本体を固定します。 下図のモデルもそうですが、日本製モデルとしてはPanasonic ゴリラなどが有名です。

ポータブルナビの車内取付イメージ

こちらも写真だけ見ると、先ほどのスマホ+ナビアプリと全く大差がありません。 ますます「カーナビなんていらない」って雰囲気です。

以下の写真は、先ほどのPanasonic ゴリラの最新モデルとなります。 スマホよりも大きい7インチ画面かつ機能が絞られているので、ビルトインタイプのカーナビ専用機と比べると価格的にリーズナブルです。

少し前までは、ビルトインタイプのカーナビ専用機に対する低価格さや自転車等でも活用できるナビとして流行した時期もありました。 しかし、スマホに対する優位性があまり無いためスマホが普及した現在、ポータブルタイプのカーナビ市場としては縮小方向です。

ちなみに参考までに、現在最も売れているポータブル型ナビは、こちら”ポータブル型ナビ売れ筋ランキング(情報提供:Amazon)”からご確認いただけます。 口コミ情報含め今現在どのようなナビが売れているかの参考になるかと思います。

 

ビルトインタイプカーナビ専用機

カーナビ専用機の主流は、車のダッシュボードに埋め込まれたビルトインタイプです。 さらに細かく分けると以下5種類に分類できます。

  • 市販ビルトインタイプカーナビ専用機(汎用2DIN型)
  • 市販ビルトインタイプカーナビ専用機(車種専用形状型)
  • ディーラー装着ビルトインタイプカーナビ専用機(汎用2DIN型)
  • ディーラー装着ビルトインタイプカーナビ専用機(車種専用形状型)
  • 車メーカー純正一体ビルトインタイプカーナビ専用機

ここでは、ビルトインタイプの「カーナビ」と書きましたが、最近主流のビルトインタイプの「ディスプレイオーディオ」もこちらの仲間とお考え下さい。

ディスプレイオーディオの場合、ナビ機能として従来の車専用のナビ(トヨタT-Connectナビやパイオニア楽ナビなど)と、スマホのナビアプリ(グーグルマップなど)の両方が選択でき、少し複雑ですが、分類するならこちらが一番近いと考えています。

ディスプレイオーディオでナビを使う詳しい方法につていは、こちら”ディスプレイオーディオでナビを使う4つの方法!純正vsスマホの違い“の記事に詳しくまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。

さらに、市販タイプとは一般的に販売されているものを指し、カー用品店やインターネット販売で購入することができます。 少し前までは汎用2DIN型と呼ばれる四角形状のもののみでしたが、最近はディスプレイサイズ大型化(8インチ以上)のニーズが強く、大型のディスプレイサイズ車種毎の専用形状のダッシュボード造形にジャストフィットするよう設計された車種専用形状型カーナビも一部車種向けに販売されています。

同様に、ディーラーで装着されるタイプにも汎用2DIN型と車種専用形状型とがあります。 市販タイプとの大きな違いは、ディーラーでしか販売されていない点です。

下図はディーラー装着ビルトインタイプカーナビ専用機(汎用2DIN型)の例です。 四角の汎用2DIN形状になっています(正確には以下の例はトヨタ・ダイハツディーラー純正のワイド2DIN形状となります)。

2DINナビ取付イメージ

ちなみに参考までに、現在最も売れている2DIN型(オーディオ一体型)カーナビは、こちら”2DIN型(オーディオ一体型)カーナビ売れ筋ランキング(情報提供:Amazon)”からご確認いただけます。 口コミ情報含め今現在どのようなナビが売れているかの参考になるかと思います。

下図は車メーカー純正一体ビルトインタイプカーナビ専用機の例です。 下の例の場合、ディスプレイ周辺のスイッチ類を含め四角形状ではなくエアコン送風口と一体となり、ダッシュボードに自然に溶け込むよう一体化されたデザイン形状のカーナビとなっています。

純正一体ナビ取付イメージ

PR

スマホがあればカーナビはいらないか主要判断ポイント7点

スマホがあれば本当にカーナビ専用機はいらないのか判断するにあたり、ポイントとなる性能比較の観点は以下の7つです。 他にも比較観点はありますが、まずは以下の7点において根本的な違いがでてきます。 他の比較観点についても後ほど説明させていただきます。

  • 1)価格
  • 2)地図データ鮮度
  • 3)位置測位精度
  • 4)カーオーディオ性能
  • 5)画面サイズ
  • 6)バックモニター・その他周辺カメラ画像表示
  • 7)内装デザイン

の7点です。

 

スマホvsカーナビ根本的な性能比較ポイント・メリデメ一覧

上記の7つの観点を考慮した、各カーナビ毎のメリット・デメリット比較一覧は以下の通りです。 縦軸の各比較観点の詳細は次章より説明させていただきます。

カーナビはいらないか?スマホvsカーナビ比較一覧表(7つの判断ポイント)

 

1)車内でナビを使うための価格

やはりカーナビを比較するにあたって、最も気になるものの1つが価格です。 現在日本では70%以上の人がスマホを所有しており、通常スマホには地図やナビアプリが最初からインストールされています。

つまり、既にスマホを持っている人にとっては、カーナビとして使える道具を既に持っていることになるのです。

「これからドライブに行きたいけど目的地まで案内して欲しいな・・・」と思ったとき、普段使っているスマホを活用すれば、カーナビを準備するための追加費用は基本的に¥0です。 しいて言えば、スマホを車のダッシュボードに固定するためのスマホホルダーを¥1,000~2,000程度で準備すればよいだけです。

運転中のスマホ操作は危険かつ法律でも禁止されているため、スマホをカーナビとして使用する際はスマホホルダーを使って固定しておくのがおすすめです。 スマホホルダーに固定して使うことで、以下のような様々なメリットがあります。

  • 運転中でも見やすい位置で安全に使える(片手でも操作可能)
  • ブレーキや走行中の振動によるスマホトレイ等からの落下防止(落ちたスマホを運転中に拾って事故る可能性あり)
  • スマホがシートのスキマに落ちて取れなくなる等の惨事を防止
  • 警察・パトカーに見つからないように操作する心理的不安感から解放

ちなみに、以下は私が使用しているAmazonの携帯・スマホ用車載ホルダー売れ筋ランキングで常に上位のスマホホルダーです。 価格は少し高めですが、固定力がハンパなく、全くグラグラしないのでおすすめです。 使ってるうちにグラグラしてくるのが嫌で様々なホルダーを3回買いなおしましたが、このホルダーは今のところ1年以上使い続けて全く問題ないのでおすすめです。

このように初期投資ほぼ¥0のスマホに対し、カーナビ専用機となると¥50,000~300,000もの高額な費用が必要となります。

以前と比べると技術の進歩などで、より安い価格のカーナビも増えてますが、少なくとも¥50,000程度は必要です。 また、機能・性能等にこだわり出すとまだまだ¥300,000以上するモデルも存在します。 価格という観点だけでみると、圧倒的にスマホが有利なのは間違いありません。

ちなみに、少しでもカーナビを安く手に入れるために、カーナビの取り付け工賃を安くする方法について、こちら”カーナビ/カーオーディオの取り付け工賃を安くする 7つの方法【裏技あり】“の記事にまとめてみました。

人気記事

実は日本では約7割の車にカーナビが装着されています。 いざという時に道に迷わないため、そして人生の貴重な時間を無駄にしないために、どちらかと言うとカーナビはあった方が安心です。 もちろん「スマホがあればカーナビいらない」という意見もあ[…]

自分でナビの取り付けができてしまう方には不要かもしれませんが、もしよろしければご参考にどうぞ。

 

2)地図データ鮮度・バージョンアップ頻度

地図データの正確さは、カーナビにとって最も大切な基本機能の1つです。 地図データが古かったり間違っていたりすると、せっかく分からない道などをナビゲーションしてもらいたいのに、カーナビからの案内が間違ってしまい道に迷いかねません。

とは言え、地図の正確さにおいては最近ではどのナビも大きな差はありません。 デジタル地図データを製作元は実は数社(インクリメントP、ゼンリン、トヨタマップマスター等)しかなく、どのナビメーカーもその数社のデータを使用しているからです。

ただし鮮度・バージョンアップ頻度という観点では、

  • カーナビ専用機:定期的に最新地図データを更新・バージョンアップ
  • ナビアプリ:その時点の最新の地図データを毎回読み込む

が一般的であるため、ナビアプリの方がより最新の鮮度の高い地図データを使用することができます。 その分、地図データを毎回読み込むためのデータ通信は必要となりますが。

 

3)自車の位置測位精度

自分の車の位置を測定する精度も、地図データの正確さと同様にカーナビにとって大切な基本機能の1つです。 今、自分の車が地図上でどこにいるかをどれだけ正確に測定し、表示・案内できるかです。

大まかに言いますと、自分の位置を測位する方法は、

  • スマホ+ナビアプリ:A-GPS(携帯電話基地局情報)+各種センサー(加速度ジャイロ等)
  • ポータブルタイプカーナビ専用機:GPS+各種センサー(加速度ジャイロ等)
  • ビルトインタイプカーナビ専用機:GPS+各種センサー(加速度ジャイロ傾斜速度等)

が一般的です。 よって、より多くのセンサーを駆使することで、ビルトインタイプのカーナビ専用機が最も位置測位精度は高いといえます。 性能の高い順に並べると、

  • ビルトインタイプカーナビ > ポータブルタイプカーナビ > スマホ+ナビアプリ

となります。

具体的に差が出るのが、長めのトンネルなどです。

実際、私も東京湾アクアラインでグーグルマップを使ってみたところ、海底トンネルのルートから外れ、海の中を進んでました。

その結果、トンネル出口の浮島JCTの分岐で少し不安を感じました。

自分が知らない場所によく行かれる方は、ビルトインタイプのカーナビにしておいた方が不安が少ないかもしれません。

 

4)カーオーディオ性能

カーナビそのものの機能ではありませんが、No Music, No (Car) Lifeのごとく重要な付加機能としてオーディオ機能の有無や性能については是非確認しておくべき項目です。

ビルトインタイプのカーナビ専用機の場合、一般的にカーオーディオの機能が一体化されています。 逆にポータブルタイプのカーナビやスマホにはカーオーディオの機能が内蔵されていません

ここで言うカーオーディオ機能とは主に、

  • カースピーカを鳴らすためのアンプ
  • オーディオ操作系(スイッチ・曲名表示等)
  • 外部入力(AUX接続端子・HDMI接続端子・Bluetooth対応等)

になります。 仮にスマホの中に音楽データが入っていたとしても、スマホ単体ではカーオーディオの役割を果たすことはできず、スマホをAUXケーブルやBluetoothで接続する先のカーオーディオユニットが必要なのです。

例えば、スマホの機能も生かしながら以下のようにシンプルで2万円弱とリーズナブルなオーディオユニットもあります。

ちなみに補足ですが、CD/DVD/Blu-rayなどのディスクメディアを再生したい場合、ビルトインタイプのカーナビ専用機なら可能ですが、ポータブルタイプカーナビやスマホだけでは対応不可です。

CD/DVDを使いたい場合は、以下のようなCD/DVDデッキが装備されたカーオーディオがおすすめです。

一般的にDVDデッキが装備されると映像を見るためのディスプレイもセットで装備されます。 しかし、ディスプレイは装備されていてもナビ機能はスマホで使う前提なので一切装備されていません。 ナビ機能が無い分リーズナブルで4万円程度で手に入ります。 DVD装備のカーナビは一般的には4万円以下の価格では手に入りません。

また、TVを見たい場合もビルトインタイプのカーナビ専用機なら可能ですが、ポータブルタイプの一部を除くとワンセグと呼ばれる画像の粗いタイプの放送にすら対応していない場合や、スマホでもiPhoneの場合は以下のような外付けチューナーを別で用意しないとTV対応させることはできません。

よって車の中でCD/DVD/Blu-rayなどの音楽やTVを楽しみたい場合、ポータブルタイプカーナビやスマホだと、それとは別にカーオーディオユニットを装着するか、そもそもビルトインタイプのカーナビを装着したほうが手っ取り早い場合もあります。

 

5)ナビ表示画面サイズ

カーナビの道案内情報・渋滞情報がより見やすく分かりやすく表示されているのがベストです。 運転中の視界の邪魔にならない前提で、表示の大きさに直結する画面サイズはやはり大きいに越したことはありません。

特に地図情報は、画面サイズが大きい方がより広い範囲を表示させることができます。

画面サイズは一般的に、

  • ポータブルタイプカーナビやスマホ:5インチ前後
  • ビルトインタイプカーナビ(汎用2DIN型):7インチ
  • ビルトインタイプカーナビ(車種専用形状型):7~12インチ以上

です。

普段手に持って近くで見ることの多いスマホの画面サイズが5インチ前後です。 車の中ではダッシュボード等に固定し少し遠くから見ることになるので、やはり7インチ以上の大きめ画面サイズの方が、運転中の瞬時の情報認識には有利です。

 

6)バックモニター・その他周辺カメラ画像表示

バックモニター等のカメラ画像表示機能もカーオーディオ等と同様にカーナビそのものの機能ではありませんが、安全性にもつながる重要な付加機能です。 ちなみに自動車大国アメリカでは、法律でバックモニターの装着が義務付けられています。

安全性以外の観点でも、

  • 既にナビ用に存在するディスプレイをリーズナブルに活用してカメラ画像も表示
  • バックモニターにより後退時の安心感とうっかり事故の未然防止による修理費用節約

等のメリットも考えられます。

残念ながらスマホでは実現できない最も大きなポイントが、バックモニター・周辺カメラ画像表示です。

 

7)内装デザイン性・車内インテリアとの調和

カーナビを比較する観点には、機能性だけではなくデザイン性もあります。 極端に言うと、

  • ポータブルタイプやスマホ:ダッシュボードの取って付けた感
  • ビルトインタイプ(汎用2DIN型):ダッシュボードの取って付けた感
  • ビルトインタイプ(車種専用形状型):ダッシュボードに綺麗に溶け込んだ感

と分類でき、車種専用形状型は価格的には高くなってしまいますが、その分、車の内装デザインとの一体感・調和が取れているという付加価値があり、満足度につながります。

PR

スマホがあればカーナビはいらないか詳細判断ポイント15点

前章で説明させていただいたスマホvsカーナビ比較の主要な7つの観点以外にも、まだ15点ほどカーナビ比較の観点があります。

主要判断ポイント7点を元に十分に比較できて「カーナビいる・いらない」を判断できる方は、本章は読み飛ばしていただいても構いません。 もっと細かくカーナビ性能比較の観点を知りたい方は、少しマニアックな部分もあるかもしれませんが、引き続きご参考にどうぞ。

 

スマホvsカーナビ詳細な性能比較ポイント・メリデメ一覧

主要7点に加え、詳細15点も合わせた全22点での、各ナビシステム毎のメリット・デメリット比較一覧は以下の通りです。

スマホvsカーナビ比較一覧表(22の判断ポイント)
前章で説明させていただいた7つの重要なカーナビ比較の観点以外にも以下15点の比較観点が考えられます。 重要な比較観点と比べると、カーナビを比較する際の優先順位は下がりますが、どの項目も実際に比較すれば差が出てきてしまう観点です。

  • 車を降りた後の案内
  • 別のナビへの交換・取替えのしやすさ
  • 目的地検索の自由度・Web情報との連携
  • 運転中含む操作性の良さ
  • 充電必要性・バッテリー駆動時間の心配有無
  • モバイルネットワーク圏外地域での使用
  • 耐熱(高温・低温)設計(=車内放置可否
  • 画面の見やすさ(ディスプレイ輝度・太陽光反射防止設計)
  • 電話着信時の割込表示
  • DVD再生・Blu-ray再生
  • TV(地デジ)視聴
  • 長期保証(通常3年)
  • 盗難リスクの低さ
  • メーター等・他の車内電子機器との表示連携
  • 取付作業の必要性(取付工賃の必要性)

車を降りた後の案内や目的地検索の自由度・Web情報との連携などは、スマホのナビアプリの方が有利です。 特にスマホでウェブサイトを調べている際に行きたい場所が見つかれば、その場所の名前を「どこどこに行きたい」と音声認識させたり、目的地情報のWeb検索結果をワンクリックしたりするだけでナビ案内を開始できたりします。

このようにWeb情報との連携という点では、スマホがダントツに便利です。

 

1]車を降りた後の案内

スマホナビによる歩行ルート案内イメージ

カーナビと言えば、文字通りカー(車)に乗ってる時のナビゲーションです。 車自体の目的地が駐車場だとしてその駐車場と最終的な目的地が少し離れている場合、駐車場に車を停めて車を降りた後に徒歩などで最終的な目的地を目指す必要があります。

実はその徒歩で移動する間に、どの方向に歩いていけばよいか迷ってしまう場合も考えられます。

そんな時、ビルトインタイプのカーナビであれば、車から取り外すことはできないので、使用することはできません。 しかし、スマホやポータブルタイプのカーナビでバッテリー内蔵のものであれば、徒歩でも持ち歩くことができて最終的な目的地までの案内を行うことができます。

主に都市部など目的地と駐車場が離れている場合に活躍する機能ですが、どれだけ頻繁にその機能の使うかは、人よって大きく変わってきます。

 

2]別のナビへの交換・取替えのしやすさ

そこそこ長い年月、同じ車に乗り続けている場合、車が古くなっていくのを感じるスピードとナビが古くなっていくのを感じるスピードには大きな開きがあります。

例えば、5年落ちの車と言っても、まぁそこまで古さを感じることはありません。 車のフルモデルチェンジの周期は4~10年ですので、5年落ちでもまだまだ現役モデルの場合すらあります。 しかし、例えば5年落ちのスマホと言えば、2016年に発売されたiPhone7との比較で言うと、2011年に発売されたiPhone4Sのイメージです。iPhone6でもなくiPhone5でもなくiPhone4Sです。 車と比較するとスマホ等の電子機器類は進化が早いので、その分、化石のように感じるスピードも早いです。

よって、同じ車に乗り続けながら、新しいナビへ交換・取替えたくなる場合もあります。

この場合、ビルトインタイプのカーナビであれば車から取り外して取り替えるのはそれなりに大変です。 ましてや純正一体タイプであれば、メーターなど様々な機器と接続・連携されているので、外したところで新しいナビに交換することはまず不可能です。

逆にスマホであれば、スマホ本体さえそれなりに新しいものが準備できている限りナビアプリをアップデートするだけなので、非常に簡単です。

 

3]目的地検索の自由度・Web情報との連携

普段スマホをお使いの方ならご存知かもしれませんが、スマホのナビアプリでの

  • 音声認識による目的地設定
  • 目的地検索の自由度・Web情報との連携

などは、非常に使いやすいと言えます。

急速に技術進化した音声認識技術Web情報含めたデータ検索技術により、従来のカーナビで目的地設定に必要だった住所や電話番号等の入力作業が一切不要となり、Google MAPアプリなどでは「どこどこに行きたい」とテキトーにしゃべるだけで目的地設定が可能になりました。

またスマホでウェブサイトを調べている際に行きたい場所が見つかれば、その場所の名前や住所からワンクリックでナビ案内を開始できたり、スマホの中でブラウザ等からナビアプリに目的地の情報をコピー&ペーストしてナビ案内を開始できたりします。

このようにWeb情報との連携という点では、スマホがダントツに便利です。

最近ではビルトインタイプのカーナビでも”つながるサービス”への対応が進んでいますが、残念ながら元々ネットワークに接続されているスマホと比較すると、同じレベルの使い勝手にまで追いつくのは難しいのが現状です。

 

4]運転中含む操作性の良さ

車内カーナビ使用シーンイメージ

運転中の操作性の良さに関しては、ビルトインタイプのカーナビが、”現時点では”最も優れていると考えられます。 それは、車の設計段階からナビをビルトインする場所が想定されており、画面の位置・ボタンの位置に対して手が届き操作しやすいよう最大限考慮されているからです。

しかし、”現時点では”と書かせていただたように、今後例えばSiriに代表される音声認識技術がさらに発達していき、手を使った操作よりも音声を使った操作が主流になるようなことがあれば、操作性における差は解消されていく方向と考えられます。

 

5]充電必要性・バッテリー駆動時間の心配有無

ビルトインタイプのカーナビであれば、常に車から電源供給されていますが、スマホやポータブルタイプのナビであれば、意図的にシガーソケット等で充電しながら使用しない限り、いつかバッテリーが無くなります。

意識して充電すればいいだけの話ですが、うっかり忘れてしまうことも考えられるので、ビルトインタイプのカーナビと相対比較すると少し心配点が残ります。

 

6]モバイルネットワーク圏外地域(山奥・トンネル等)での使用

ナビアプリの場合、常に最新の地図データが利用できるのと引き換えに、モバイルネットワークとの常時接続(携帯の電波が届くこと)が必要となる場合が多いです。 ただしアプリによっては、地図データをスマホのローカル側にオフライン利用目的のバックアップとして予めダウンロードして蓄積しておくことができる場合もあります。

特にサーバー側でメイン処理を行うナビアプリの場合、携帯電波の届く都市部の走行中は問題無さそうですが、特に人里離れた山奥など迷いやすい場所に限って携帯電波が届かずに使用不可という、ナビとして本末転倒な事態に陥る可能性があります。

また、長いトンネルなども同様に携帯の電波が届かない場合は、案内がうまくできないことがあります。

 

7]耐熱(高温・低温)設計(=車内放置可否)

夏の炎天下に駐車した場合、ダッシュボード上にスマホを放置するとほぼ確実に壊れますが、カーナビ専用機なら問題無です。

このように、車内に設置し続けても熱などで壊れない信頼性は、車ならではの環境下を想定して設計されているカーナビ専用機の強みでもあります。

ちなみに残念なことに、カーナビ専用機では、このような信頼性を確保するためにスマホ・タブレット等の通常の家庭用電子機器類よりも価格的に割高な部分があるもの事実です。

 

8]画面の見やすさ(ディスプレイ輝度・太陽光反射防止設計)

ディスプレイの明るさ含めた画面の見やすさは、操作性と同じく、ビルトインタイプのカーナビが、”現時点では”最も優れていると考えられます。

それは、同様に車の設計段階からナビ用のディスプレイが配置される場所が想定されており、画面の位置や構造に対して、太陽光の入ったり、画面表面に他のものが映り込み・反射して見にくくならないか徹底的に検証・調整されているからです

 

9]電話着信時の割込表示

今後改善されていくとは考えられますが、車内でドライブ中にBluetooth等でハンズフリーを利用している場合、例えば、電話の着信があると、強制的に画面が切り替わってしまう等、たいていナビ案内動作に影響が出ます。

スマホ・タブレット等でナビとして動作してるナビアプリと通話機能を持つ通話アプリを連携させる仕組みが追いついていないからだと考えられます。

これに対して、ナビ専用機(通常はビルトインタイプのみ)はナビのシステム自体がナビ機能とハンズフリー機能を連携させて制御しているので、ナビ案内動作に影響がでることはありません。

 

10]DVD再生・Blu-ray再生

Blu-rayだとまだまだ非対応機種もありますが、DVDだとほぼ全てのビルトインタイプのナビであれば対応済です。 逆にご想像の通り、スマホ・タブレット等ではそのままでは再生できません。

CDが淘汰され始めているように、今後はパッケージメディアとしては映像含めて淘汰されていくと考えられますが、現時点では音楽と違い映像の世界ではまだまだBlu-rayとDVDがメディア流通の中心であり、特に長時間の移動での退屈しのぎや子供を落ち着かせる強力なツールとして車内でも見たいというニーズは継続的にありそうです。

 

11]TV(地デジ)視聴

TVは1回装着してしまえば、ある意味、通信料無しで動画コンテンツが見放題とも言えるとてもお得な機能です。

地上波デジタルTV(地デジ)には、

  • モバイル向けで映像がやや粗い「ワンセグ」
  • 映像がきれいな「フルセグ」

の2種類の放送があります。

カーナビ専用機でビルイトインタイプだと一般的にフルセグが装備されていますが、ポータブルタイプだとよくてワンセグ、場合によってはTV無しの場合もあります。

またスマホも機種によって、iPhoneならTV無し、アンドロイドの上級機種ならフルセグありが一般的です。

車の中でのTVが見れることを重視される方でiPhoneをお使いの場合、以下の様なiPhone・iPad用の後付けTVチューナーを準備いただくか、ビルイトインタイプのカーナビ専用機を選択いただくのがおすすめです。

 

12]長期保証(通常3年)

通常、カーナビ含む一般的な電化製品の保証期間は1年です。

これに対し、車の部品は3~5年もの保証があり、メーカー純正のカーナビであれば、保証期間が1年ではなく3~5年まで延びます。

安心感が得られるという気持ちの問題かもしれませんが、保証期間中であれば故障しても基本的に修理代を請求されることは無いので、安心したカーライフが送れます。

 

13]盗難リスクの低さ

ビルトインタイプのカーナビの中でも最近人気の車種専用形状のモデルは、価格こそ高いものの、大画面ディスプレイや内装デザインの一体感・質感に加え、対象車種が絞られることで汎用性が下がりかつ取付が大変な分、逆に盗難リスクが下がります。

特に純正の車種専用形状モデルは、エアコンやメーターなど車内の様々な電子部品と複雑に組み合わせられているので、カーナビ単体の盗難にあまりメリットがなく、ほぼ盗まれる心配がありません。

 

14]メーター等・他の車内電子機器との表示連携

ほぼメーカー純正タイプのカーナビに限った機能となりますが、カーナビの画面に表示される例えば300メートル先の交差点を右に曲がる等の案内情報が、メーター内の別のディスプレイや、フロントガラスに投影される仮想ディスプレイに表示されたり、視線を前方に取って運転に集中しながらタイムリーに情報取得を行うことができます。

 

15]取付作業の必要性(取付工賃の必要性)

カーナビ取り付け専門店作業イメージ

最後にこちらも、ほぼメーカー純正タイプのカーナビに限った話題となりますが、ナビが最初からビルトインされている場合は後から取付作業等を行う必要が無いので、当然工賃も発生しません。

特に取付作業で多くの工賃が必要となるのが、純正タイプ以外のビルトインタイプのカーナビです。

スマホのナビアプリにしろポータブルナビにしろ電源程度の配線は必要となりますが、それ以外はダッシュボード等にホルダーで固定するのみです。

ちなみに、少しでもカーナビを安く手に入れるために、取付作業の工賃を安くする方法について、こちら”カーナビ/カーオーディオの取り付け工賃を安くする 7つの方法【裏技あり】“の記事にまとめてみました。 自分でナビの取り付けができる方には参考にならないかもしれませんが、ご参考にどうぞ。

関連おすすめ記事

実は日本では約7割の車にカーナビが装着されています。 いざという時に道に迷わないため、そして人生の貴重な時間を無駄にしないために、どちらかと言うとカーナビはあった方が安心です。 もちろん「スマホがあればカーナビいらない」という意見もあ[…]

ちなみに最近では、ビルトインタイプの機器にスマホと連携できる “Android Auto” や “Apple Car Play” といった機能が搭載され始めています。 これにより、スマホナビアプリに対するビルトインタイプの価格面以外の弱点(Web情報との連携・地図鮮度等)は全て解決されます。 下図は”Android Auto”の例ですが、車のビルトインディスプレイにスマホのナビアプリを表示させることができます。

Androidauto_connect

そして下図のようにそのままスマホのナビ案内機能をビルトインタイプのナビと同様に使用することができます。 交差点などで道案内のガイダンス音声が流れ始めたら、自動でカーオーディオの音量が下がる(ガイダンス音声を聞き取りやすくするため)といった連携も可能です。

ちなみにAndroid Autoのカーナビ機能については、こちら”Android Auto対応無料ナビアプリのおすすめ比較4選“の記事書かせていただきましたので、もしよろしければ合わせてご参考にどうぞ。

Androidauto_guide

運転中の操作性の良さ、車内に設置し続けても熱などで壊れない信頼性、ディスプレイの明るさ含めた画面の見やすさ等、車ならではの環境下での使いやすさは、カーナビ専用機に共通する有利な点です。 夏の炎天下に駐車した場合、ダッシュボード上にスマホを放置するとほぼ確実に壊れますが、カーナビ専用機なら問題無です。

さらにカーナビ専用機の中でも最近人気の車種専用形状のモデルは、価格こそ高いものの、大画面ディスプレイや内装デザインの一体感・質感に加え、対象車種が絞られることで汎用性が下がりかつ取付が大変な分、盗難リスクが下がります。

特に純正の車種専用形状モデルは、エアコンやメーターなど車内の様々な電子部品と複雑に組み合わせられているので、カーナビ単体の盗難にあまりメリットがなく、ほぼ盗まれる心配がありません。

PR

スマホがあればカーナビはいらないか判断まとめ

「スマホがあればカーナビいらないか?」を判断するためにスマホとカーナビを詳しく比較していくと、価格以外にも様々な観点が存在することがお分かりいただけたと思います。

 

スマホがあればカーナビはいらないか判断する手順

最終的には、それぞれの比較観点に対して自分の好みで優先順位を付けていただければ自分にはどのタイプのカーナビがぴったりかがある程度見えてきます。

まずは7つの重要な観点に対して優先順位付けを行っていきます。

具体的な絞込みのフローをイメージしていただくために、私の場合の例を以下に示します。

優先順位付きスマホvsカーナビ比較一覧表(7つの重要な観点)

例えば私の場合、バックでの車庫入れがあまり得意では無いので(笑)、バックモニターが第1優先です。 この時点でスマホやポータブルタイプは選択肢から外れます。

続いて内装デザイン性が第2優先です。 車には愛着が湧いてしまうタイプなので一度購入した車は長く乗りたいと考えており、長く使う分、デザインにはこだわりたいと考えています。 この時点で、純正一体タイプかディーラー装着の車種専用形状タイプかの2択にまで絞れました。

ただし、ここから先は非常に迷うところです。 価格の優先順位は「6」とはしていますが、安いには越したことがありません。 恐らく、価格的に同じ「×」でも10万円以上の差がある以上、ディーラー装着の車種専用形状タイプを選択する気がします。 ただしもし、もっと詳細に比較観点から検証していくと、以下のようになります。

優先順位付スマホvsカーナビ比較一覧表(22個の詳細な観点)

私の例の場合、長期保証という観点を入れると、価格さえ許せばディーラー装着の車種専用形状タイプよりも純正一体タイプのカーナビの方が本当は自分に合っていることが分かります。

このように、

  • まずは7つの重要な比較観点で優先順位付けして絞込み
  • 絞りきれない場合22個の詳細な比較観点でも優先順位付けして絞込み

2段階のステップを踏むことで、自分の好みに合ったカーナビはどのタイプかを見極めることができます。 カーナビ選びのご参考にご活用いただければ幸いです。

ちなみに参考までに、純正一体タイプ以外で現在最も売れてるカーナビは、こちら”カーナビ総合売れ筋ランキング(情報提供:Amazon)”からご確認いただけます。 口コミ情報含め今現在どのようなナビが売れているかの参考になるかと思います。

 

スマホがあればカーナビはいらないかは人によって違う

最後に、「スマホがあればカーナビいらない」かどうかの結論ですが、それは上記「スマホがあればカーナビはいらないか判断する手順」で導かれる人それぞれの価値観によって変わってきます。

シンプルめに人の価値観による傾向をまとめてみると、

  • バック時の安心感が最優先でバックモニターが必須 →ビルトインカーナビ(ディスプレイオーディオ)専用機
  • バックモニター無でもOK+カーナビ専用機は高すぎる+スマホは持って無い →ポータブルカーナビ専用機
  • バックモニター無でもOK+カーナビ専用機は高すぎる+スマホの画面サイズで十分 →スマホ+ナビアプリ
  • バックモニター無でもOK+カーナビ専用機は高すぎる+スマホの画面サイズじゃ小さい →タブレット+ナビアプリ

のようなイメージだと思います。つまり、

  • 現在スマホを所有
  • バックモニターは不要
  • カーナビ専用機の価格の高さには納得できない

のパターンの方にとっては、「スマホがあればカーナビいらない」がほぼ当てはまると思います。

 

ここでは、「スマホがあればカーナビいらないか?」について書かせていただきましたが、スマホのナビ地図アプリであるGoogleマップをカーナビ/カーオーディオの画面に映すこともできます。

こちら、”グーグルマップをカーナビ画面に映す4種類の方法と注意点“の記事に詳しくまとめましたので、もし良ければご参考にどうぞ。

関連おすすめ記事

Google MAP(グーグルマップ)は元々は地図アプリですが、今や無料カーナビアプリとしてもよく使われています。 ここで、ホルダーで固定すれば車内でスマホがカーナビ代わりになりますが、スマホを直接見る使い方だと以下のデメリッ[…]

グーグルマップをカーナビに映す方法と注意点
PR