高音質スピーカー搭載!音がいい車おすすめランキング[トヨタ編]

車の購入を検討される場合、車内で音楽をよく聴かれる方なら、例えばトヨタの信頼性が気に入っているからトヨタ車にしたいけど、その中でも音質がいいトヨタ車に乗ってみたい…と思ったことはないでしょうか?

音質がいいおすすめトヨタ車イメージ

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そこでここでは、私が普段カーオーディオの開発を行うことで得られた経験をもとに

  • トヨタ車のスピーカー・カーオーディオの性能
  • 音がいいトヨタ車のおすすめランキング
  • 音がいいトヨタ車をお得に手に入れる方法

についてできる限り分かりやすく解説していきます。

車の音質がいいと、音のこもりやノイズが無いクリアな音で音楽が聴け、単なる移動時間が快適で濃密な音楽鑑賞時間になります。

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自動車エンジニア KYO(きょー)

  • 自動車会社で車室内企画開発を20年担当
  • 年間30車種以上試乗最新技術を分析中
  • 開発現場で得た車ノウハウブログ発信中

すぐに、音がいいトヨタ車のランキングを見たい方はこちら:音がいいトヨタ車ランキング(ページ内リンク)からどうぞ。

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音質がいいトヨタの車とは

私自身は約20年前からずっと、マイカーとしてはマークレビンソンサウンド装着レクサスなど、仕事用の車としてはJBLサウンドシステムが装着されたプリウスやハリアーなど音質がいい純正オーディオが装着された車に乗り続けていますが(車種詳細はこちら)、「音質がいい車」と言うと、

  • 音質がいいトヨタ車なんて見分けられる?
  • 専門ショップでの改造とか手間もお金もかかるのでは?

と、不安に思われる方もいるかもしれません。

最近はイヤホン/ヘッドホンをハイグレード品に交換して高音質なリスニング環境を作られる方が多いですが、実は車でも全く同じで、高音質なスピーカー・アンプ・オーディオユニットが装着された車だと、間違いなく音質は良くなります。

つまり音質がいい車の見分け方はシンプルで、「音質がいい車」=「高音質なオーディオシステムが装着された車」なのです。

また、専門店で改造なんてしなくても、最初から高音質なオーディオシステムが装着された車が存在します。後から専門店で改造するのではなく、自動車メーカーの生産工場で車の組み立て作業と一緒に高音質なスピーカー・アンプや防音・防振材が装着されるのです。

ちなみに量産工程で流れ作業として素早く装着されることで、人件費も抑えられます。 その結果、専門ショップのワンオフ的な改造と違い、意外と低コストで高音質な車が制作できるのです。

さらに新車ではなく中古車となると装備の評価価格が決まっておらず、高音質オーディオの装着有無による価格差は大幅に小さくさらにお得に手に入る場合が多いです。

 

トヨタ車のスピーカー・カーオーディオの音響性能とは?

まず、トヨタ車ならではのカーオーディオ・音響性能について簡単に書かせていただきます。

トヨタは自動車メーカーとして今や、その品質の高さ・信頼性・経済性(燃費の良さ)において世界中から称賛され、まさに名実ともに世界No.1の人気ブランドです。

初めにトヨタ車のカーオーディオの特徴ですが、トヨタ車には、

  • カーオーディオレス
  • 純正カーオーディオ装着車
  • 純正プレミアムカーオーディオ装着車

の3タイプのオーディオ設定の車があります。

 

オーディオレスのトヨタ車

1つめのカーオーディオレス車は、ディーラーやカー用品店で後からカーオーディオユニットを装着する前提でスピーカーはあらかじめ装着されているもののダッシュボード中央にカーオーディオが取り付けられていない状態の車です。 通常、下図のハリアーの例のようにちょうどカーオーディオが入る大きさの穴(赤線枠部分)が開いていたり、黒いプラスチックのカバーが設定されていたりします。

トヨタハリアーオーディオレス仕様

トヨタ純正のプレミアムでは無いオーディオ装着車

2つめの純正カーオーディオ装着車は1つめのカーオーディオレスでも無く3つめの純正プレミアムカーオーディオ装着車でもない、そこまで音質にこだわり抜いたわけではないけど最初からカーオーディオが装着されていて、後からカーオーディオユニットを装着しなくてもよい車です。

これまで、ハイエースやプロボックス・サクシードなどの商用車を中心に装着されていましたが、2019年よりディスプレイオーディオの標準装備化が進み、新型のカローラシリーズ、カムリ、CH-R、アルファード・ヴェルファイア、ヤリスを皮切りに純正のプレミアムでは無いディスプレイオーディオが標準装着されるようになっています。

 

トヨタ純正のプレミアムオーディオ装着車

3つめの純正プレミアムカーオーディオ装着車はトヨタこだわりの車種専用カーオーディオシステムが装着された車です。

ハリアー、ヴェルファイア、アルファード、クラウン、カムリ、スープラ等の中~上級の車格の車が対象となります。 ちなみに、プリウス/プリウスPHVではJBLプレミアムサウンドシステムが選択できますが、CH-Rやクラウンでは選択できない等、全ての中~上級車に設定されているわけでもないので注意が必要です。

ちなみにクラウンではJBLプレミアムサウンドシステムは選択できませんが、トヨタプレミアムサウンドシステムが選択できます。

具体的には、ハーマンベッカー社とのコラボレーションによるJBLブランドのカーオーディオや、トヨタオリジナルのトヨタスーパーライブサウンドシステムトヨタプレアミムサウンドシステム等いくつかの種類に分かれて設定されています。

それぞれ、車種専用設計のカースピーカー車種専用設計のパワーアンプとから構成されており、車室内の音の吸収・反射特性を考慮した専用チューニングが行われています。

ちなみに一部の高級車ではこれらのカーオーディオが標準装備されている場合もあるものの多くの場合がオプション装備となっており、

  • 上級グレードでないと装着できない
  • 純正ナビ他のオプション装備との同時装着でないと装着できない

などの場合もあるので少し注意が必要です。

しかし考え方によっては、純正カーナビ・カーオーディオとの組み合わせのみを許すことで音の入口から出口まで一気通貫で高音質を作りこんでいるとも考えられます。

下図はヴェルファイアに搭載のフロントドア用JBLスピーカーです。

トヨタヴェルファイア用JBLスピーカー

まとめると、トヨタの純正プレミアムカーオーディオの特徴は、

  • トヨタの中~上級車の一部の車に純正プレミアムカーオーディオがオプションor標準装着できる
  • 車種によりトヨタ独自のプレミアムサウンド・スーパーライブサウンド等とJBLプレミアムサウンドとの大きく2種類
  • 専用設計のスピーカー・アンプ装着+純正カーナビユニットのみとの組み合わせで高音質を実現

となります。 ※トヨタ公式サイトはこちら

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音がいいトヨタ車おすすめランキング[全車種編]

ここでは、グレード違いを含む500車種以上ものモデル中から本サイトが独自に調査し、高音質なカーオーディオシステム装着の”トヨタ車”を厳選しました。

そしておすすめな順として、ここではコストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)に並べ替えてランキング化しました。

初めに高音質なスピーカー・カーオーディオが純正装着されているトヨタ車全てについて最安価格順にランキングにしてみます。

車両メーカー・ブランド名
車種名
オーディオ
ブランド
新車
最安価格
新車
購入
1位 トヨタ
ノア
NOAH
Panoramic
Live Sound
¥2,829,754
1位 トヨタ
ヴォクシー

VOXY
Panoramic
Live Sound
¥2,829,754
3位 トヨタ
エスクァイア
ESQUIRE
Panoramic
Live Sound
¥2,953,800
(販売当時)
×
4位 トヨタ
マークX
(旧型)
MARK X
Super
Live Sound
¥3,225,343
(販売当時)
×
5位 トヨタ
ハリアー
300x120JBL ¥3,263,640
(MC前)
¥3,681,720
(MC後)
6位 トヨタ
エスティマ
(旧型)
ESTIMA
Panoramic
Live Sound
¥3,431,212
(販売当時)
×
7位 トヨタ
アルファード
(旧型)
Panoramic
Super
Live Sound
¥3,524,194
(販売当時)
×
7位 トヨタ
ヴェル
ファイア
(旧型)
Panoramic
Super
Live Sound
¥3,524,194
(販売当時)
×
9位 トヨタ
プリウス
300x120JBL ¥3,603,960
10位 トヨタ
アルファード
(旧型)
TOYOTA
Premium
Sound
¥3,690,514
(販売当時)
×
10位 トヨタ
ヴェル
ファイア
(旧型)
TOYOTA
Premium
Sound
¥3,690,514
(販売当時)
×
12位 トヨタ
プリウス
PHV
300x120JBL ¥3,880,440
13位 トヨタ
カムリ
300x120JBL ¥3,945,240
(販売当時)
×
14位 トヨタ
アルファード
(新型)
300x120JBL ¥4,013,280
14位 トヨタ
ヴェル
ファイア
(新型)
300x120JBL ¥4,013,280

上のランキング表の通り、トヨタ ノア・ヴォクシーは、高音質なオーディオシステムが装着されたトヨタ車の中で最もリーズナブルな車となります。

上記1~3位までのミニバン3兄弟にはパノラミックライブサウンドシステムが、4位のマークX(旧型)にはスーパーライブサウンドシステムが、5位のハリアーにはJBLプレミアムサウンドシステムが、オプションとして装備されています。

現状上記車種は全てナビなどの装備との同時装着オプションという扱いですので、設定価格が約40万円とやや高額になっています。

しかし、トヨタがこだわり抜いた

  • 専用設計カースピーカー装着
  • 専用設計パワーアンプ搭載
  • 専用オリジナル音響チューニング施行

がなされた車が新車価格300万円前後で買えてしまうのは、それなりにお得と言えます。

ちなみに中古車だとさらにお得な価格となります(上表の右側の欄から中古車の最新価格がご確認いただけます)。

ただし、高音質なオーディオオプション装備は、ややマニアックなレア装備となるため、市場に出回る中古車の数はとても少ないのが実情です。

上表のランキングの中でも特に上位の価格のリーズナブルな車ほど、高音質なオーディオオプション装備付きの状態で市場に出回る数の少ないレア仕様車となります。(万が一、中古車最新価格リンク先ページで該当車種0台となっている場合、最新在庫が0台の状態です・・・少なくとも本ページ作成時点では在庫があったのでレア車の可能性が高いと思われます・・・すいません)

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ノア・ヴォクシー・エスクァイアのパノラミックライブサウンド

上位3位のノア・ヴォクシー・エスクァイアは2017年にマイナーチェンジされましたが、引き続きガソリンエンジン車でないとパノラミックライブサウンドシステムは選択できません。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアの場合、ハイブリッド車ではパノラミックライブサウンドシステムが選択できないので注意が必要です。

 

ハリアーのJBLプレミアムサウンド

ハリアーは2017年のマイナーチェンジ以降、ELEGANCEグレードではJBLプレミアムサウンドシステムが選択できなくなったため、JBLのサウンドシステムを装着するには1つ上級のPREMIUM以上のグレード購入が必須となりました。

マイナーチェンジでは走り・質感共に向上していますが、JBLプレミアムサウンドシステムをリーズナブルに手に入れたいのであれば、在庫が増えてきたマイナーチェンジ前の中古車から探されるのもおすすめです。

 

アルファード・ヴェルファイアのトヨタプレミアムサウンド・JBLプレミアムサウンド

アルファード・ヴェルファイアは、旧型なら“トヨタプレミアムサウンドシステム”が選択でき、新型なら”JBLプレミアムサウンドシステム“が選択できます。 こちらは17~18個ものスピーカーが装着された最上級のオプション装備でありながら装着される方が意外と多いようで、中古車で探す場合も案外簡単に見つかります。

また、新型アルファード・ヴェルファイアは、2017年末のマイナーチェンジ以降、安全装備である次世代型トヨタセーフティーセンスが標準装備となり、大幅に新車価格がUPしました。 新車の場合、JBLプレミアムサウンドのオプションを装備するとガソリン車でも400万円以上、ハイブリッド車なら500万円以上となります。

しかし逆に、発売から3年以上が経過してマイナーチェンジもされた後なので、中古車という観点ではタマ数も増えJBLプレミアムサウンド付きの車をある程度リーズナブルに手に入れることができるようになってきました。

 

プリウスのJBLプレミアムサウンド

2015年末に4代目にフルモデルチェンジした新型プリウスですが、一旦、モデルチェンジと共にJBLプレミアムサウンドシステムの設定が廃止されてしまいました。

しかし2017年11月の一部改良以降、11.6インチの大画面ナビがセットオプションではあるもののJBLプレミアムサウンドシステムの設定が復活しました。 これにより、当初はPHVのプリウスでしか選択できなかったJBLプレミアムサウンドシステムがPHVではないノーマルのプリウスでも選択できるようになり、よりJBLの選択肢の幅が広がりました。

つまり、純正のJBLプレミアムサウンドシステムが装備されているプリウスは、旧型プリウスまたは、2017年11月の一部改良以降の新型プリウスとなります。

もちろん2018年12月のマイナーチェンジ以降でもJBLプレミアムサウンドシステムの設定は継続されています。

ちなみに、プリウスPHVなら、2017年2月のモデルチェンジの最初から新型モデルでもJBLプレミアムサウンドシステムの設定が継続されています。 スピーカー数は、仙台モデルの8個から10個に増え、特にダッシュパネル上に設置された中高域用スピーカーの口径が拡大されたことにより、中高域の音の質感が向上されました。

 

マークX・エスティマのライブサウンド

同じく、2016年にマイナーチェンジしたマークX、エスティマですが、こちらも残念ながらモデルチェンジと共にライブサウンドシステムが廃止されてしまいました。

マークX、エスティマに純正の高音質オーディオシステムを装備したい方は、旧型の中古車から探すのが唯一の方法となります。

 

カムリのJBLプレミアムサウンド

2017年7月にフルモデルチェンジした新型カムリですが、以前の先代モデルやモデルチェンジ直後は設定が無かったものの、2018年8月の一部改良でメーカーオプションナビの追加オプションとしてJBLプレミアムサウンドシステムが選択できるようになりました。

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音がいいトヨタ車おすすめランキング[エコカー編]

次に高音質なスピーカー・カーオーディオが純正装着されているトヨタのエコカー(ハイブリッド/PHV車)について価格の最安値順にランキングにしてみます。

少し前までは「エコカー=ハイブリッド車」でしたが、最近は「クリーンディーゼル車」や「アイドリングストップ機構装着車」、「電気自動車」、「燃料電池車」など様々なエコカーが登場し、エコカーの定義が広がってきましたが、ここでは以下の2つの理由でハイブリッド車のみを取り上げたいと思います。

ハイブリッド車は、

  • 一般ユーザーでも購入可能な価格設定の車が多く、それなりに普及
  • 「クリーンディーゼル車」や「アイドリングストップ機構装着車」と比較してエンジンが止まっている時間が多く、静かに音楽を聴ける時間が長いという点で有利

と言えます。

例えば、信号待ちやちょっとした渋滞での低速走行中、エンジン停止+モーター走行時のリスニングにおいては、車の中としてはかなりの静けさの中で音楽を楽しむことができます。

結果は、

車両メーカー・ブランド名
車種名
オーディオ
ブランド
新車
最安価格
新車
購入
1位 トヨタ
プリウス
300x120JBL ¥3,603,960
2位 トヨタ
プリウス
PHV
300x120JBL ¥3,880,440
3位 トヨタ
カムリ
300x120JBL ¥3,945,240
(販売当時)
×
4位 トヨタ
SAI
(生産終了)
SAI
Super
Live
Sound
¥3,972,394
(販売当時)
×
5位 トヨタ
ハリアー
ハイブリッド
300x120JBL ¥4,188,497
(MC前)
6位 トヨタ
エスティマ
ハイブリッド
(旧型)
Panoramic
Live Sound
¥4,284,926
(販売当時)
×

と、なりました。 上のランキング表の通り、プリウスは高音質なオーディオシステムが装着されたトヨタのエコカーの中でも最もリーズナブルな車となります。

4位のSAIは2017年に販売終了したため、今後手に入れようとすると中古車のみが選択肢となります。

同様にエスティマハイブリッドについても、2016年6月のマイナーチェンジで純正プレミアムオーディオ設定が廃止されてしまったので、もし手に入れるなら中古車から選択することとなります。

価格面で言うと、ハイブリッド車はガソリン車よりも、最安価格が高くなるランキング結果となりました。

しかし、ハイブリッド車の特徴である、

  • エンジンが止まっている時間が多く、静かに音楽を聴ける時間が長い
  • 燃費の良さや優遇税制なので少し維持費を抑えられる
  • ガソリン車には無い少し未来的な走りの感覚

な どの付加価値を感じることができる方には、是非おすすめです。

燃費だけで計算するとハイブリッドグレードにかかる初期投資は相当多くの距離を走行しないと元が取れないことになりますが、ハイブリッドにはそれ以外にも上記の付加価値がありますので、是非一度ご検討されてみてはいかがで しょうか?

音がいいトヨタ車のお得な購入方法

高音質なカーオーディオシステムが純正装着されているトヨタ車ならではの大きなメリットとして、

  • 毎日、車に乗るたびに高音質を楽しめる(→音質の悩み解消
  • 特にJBL装着車はブランドエンブレム装着など「見た目」の満足感もある
  • 人とは違った車に乗っているという満足感・所有欲が満たされる

などがあります。

しかしながら、オプション装備費用分も含め、購入時にその分それなりに多めの資金準備が必要となります。(いくつかの他の装備と抱き合わせでセットオプションの場合、さらにオプション装備費用は大きくなります・・・)

とは言え、「睡眠時間返上で必死に働いて資金準備」なんて無茶をする必要はなく、車購入時の少しの工夫でオプション装備費用程度のねん出は可能です。

以下に、私も実際行っている高音質なカーオーディオ装着車をお得に購入する2つのおすすめ方法をまとめてみました。

  • 下取り車がある場合は下取り価格を高くする交渉・買取り店への売却を検討
  • オプション装備装着車は出回る中古車の数が少ないので、新着車・価格をネットでこまめにチェック

 

下取り価格を高くする交渉/買取り店への売却検討

お得に車を購入する方法の中でも、最も分かりやすく価格差が出てしまうのが、

  • 下取り価格を高くする交渉
  • 下取りではなく車買取り店の利用

の2つです。

実際、私もこれまで3回、車を買い替えた経験がありますが、

  • ディーラーへの「下取り車の価格、これ以上高くならですかね?」という交渉
  • 車買取り店への見積依頼(最終的にディーラー下取りにした場合だとしても)

だけは毎回行ってます。

 

下取りと買取りの価格差は数十万円以上(私の実体験)

偶然か私は個人的に3回も最初のディーラー下取り提示価格よりも車買取り店の価格の方が10~20万円程度高いという経験をしています。

逆に言えば、少しめんどくさいとは言え、買取り店で見積を取っておかないと10~20万円損してしまう場合もあるってことなんです。。。

とは言え、ネット経由で申請したり、店を回ったりの「めんどくささ」と「10~20万円程度の損」をてんびんにかけて考えてみて下さい。

多少めんどくさい手続きをがんばるともらえる10~20万円」を普段の仕事で稼ごうとすると何日必要でしょうか?

少なくとも、数時間~数日で稼ぐのはなかなか難しい場合が多いのではないでしょうか。

また実際、10~20万円あればフルエアロやタイヤホイールセット等、それなりのパーツに資金を回せるので、私は合理的に買取り店で見積を取る道を選びます。

ちなみに過去私が乗換等で売却した車のディーラー下取りと車買取り店の差額は以下の通りです。

  • 旧型トヨタソアラ(走行13万km)
    買取り店の方が10万円高い。が、めんどくさかったのでディーラーで下取り(後に後悔)。
  • 旧型トヨタヴィッツ(走行7万km)
    買取り店の方が15万円高い。が、ディーラーと再交渉したら値引き据え置きで下取り20万円UPしてくれたので下取り。
  • レクサスCT200h(走行5万km)
    買取り店の方が17万円高い。ディーラーと再交渉するも結果変わらずで、そのまま買取り店で売却

過去私が手放した旧型トヨタソアラの場合は年式古く不人気の2ドアクーペだったので10万円の価格差でしたが、もしもSUV・ミニバンなどの人気車リセールバリューの高いトヨタ・レクサス車であれば、場合によっては想像以上の買取り高値がつくこともあります。

 

下取りより買取りが特におすすめな場合

ちなみに特に、ディーラーでの下取りよりも買取り店を利用するのがおすすめの場合としては、

  • 軽自動車・SUV・ミニバン等の人気のカテゴリーの車を売却する場合
    (市場での流通性が良く高値が付く確率が高い)
  • ホイール・ナビ交換等の社外品カスタマイズありの場合
    (下取りの場合は純正品以外はマイナス評価)
  • 手続きが多少手間でも買取り価格は高い方が納得できる場合
    (販売店だけでなく買取り店でも手続きが必要)

です。 上記3つの項目に1つでもあてはまる場合は、自分の車の買取り価格の確認だけはしておかないと、数万円単位の損につながる可能性があります。

 

今の自分の車の価格を知っておくメリット

仮に最終的に買取り店で売却しないとしても買取り店での自車の買取り価格を知っておくということは、

  • トヨタディーラーや中古車販売店で下取り価格UPの交渉材料として使える
  • トヨタディーラーや中古車販売店で値引き+下取り合わせた価格UPの交渉ができる

と、ディーラー・販売店での価格交渉時の強い武器となります。

販売員との価格交渉の結果、

  • ディーラーで納得いく下取り価格が得られた場合
    買取り店での売却はキャンセルしてディーラーで下取り
  • ディーラーで納得いく下取り価格が得られない場合
    → 新しい車はディーラーから買う場合でも前の車は調べておいた買取り店へ売却

と、すればよいのです。 できる限り納得いく買い物をしたい私は、毎回この方法を利用し、ディーラーでの下取り(+値引き)価格アップも経験しています。

 

今時点の愛車価格を調べるおすすめ方法

ここで、ためしに今時点の愛車価格を調べるには、状況に応じて以下2つの方法を使い分けるのがおすすめです。

  • 時間をかけずまずは大手1社へ確認(35秒で入力完了)
    → 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:ガリバー愛車無料査定)
  • 多少時間をかけてでも数社の見積比較で最高額を確認(90秒で入力完了)
    → 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:カーセンサー簡単ネット車査定)

どちらの方法も無料です。

正直言ってちょっと面倒な手続きがあるのも事実なので、ひと手間かけるかはご自身で判断いただければと思います。 ただ、ここで「行動しない = 10~20万円程度の損 = その分の装備・条件はあきらめる」ということだけはご理解いただき、ここはぜひ行動いただくのがおすすめです。

ちなみに、高く買い取ってくれる割にあまり面倒でもないおすすめの方法について、こちら”車買取の流れ全7種類まとめ!安心/簡単/高額な中古車査定方法とは?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。

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自車の買取り価格を知っておくということは、次の車を選ぶ時にどれだけ購入資金の足しにできるかの目安にもなります。

仮に今すぐ車を買い替える予定が無くても、現時点の買取価格+今後の価格変動相場を知っておくことは、買い替えタイミングを考える上でも、十分に意味があることなのです。

 

新着車・中古車価格変動をネットでこまめにチェック

次に中古車で買う場合ならではのポイントです。

実は、中古車のオプション装備価格は、トヨタがマーケティング的に値段を決める新車と違って市場ニーズそのもので決まります。

早い話が、サンルーフなどの人気オプションは新車時のオプション価格とほぼ変わらないのに対し、高音質な高級カーオーディオなどマニアックな装備のオプション価格は需要が少なければ、新車時より価格が大きく下がるのです。

しかし、高音質オーディオシステムなどのオプション装備は上記のとおりマニアックである分、市場に出回る中古車の数がとても少ないです。

よって、新着の中古車や価格の変動をネット等で頻繁にチェックし、自分の希望スペックに対して70~100%当てはまると思ったら、すぐに中古車販売店に仮押さえを依頼するくらいのスピード・行動力が武器となります。 レアで条件のいい車ともなるとホントすぐに買い手がついてしまいます。

私自身が購入した際、3ヶ月粘りましたが100%希望の車は現れないと判断し、実は最終的にボディーカラーについては希望の白色をあきらめグレー色で妥協しました。(もちろんオーディオ装備は一切妥協無しです)

このように、ある程度の期間こまめに情報チェックしていると、希望スペックを80%満足するレベルの車すらかなりレアな掘り出し物なのか、希望スペックを100%満足するレベルの車が十分出てきそうなのかの肌感覚がつかめてきます。

 

音がいい車に特化した中古車の探し方を知っておきたい方は、こちら”オーディオ音質がいい車を安くかしこく買う方法“の記事に概要をまとめましたのでご参考にどうぞ。

トヨタ車などのカーメーカーからではなく、「ボーズ(BOSE)」や「ハーマンカードン(harman/kardon)」など高級オーディオブランドから高音質なカーオーディオ装着車を確認されたい方は、こちらの”高音質なカーオーディオ搭載!おすすめ車ランキング![高級オーディオブランド編]“の記事をご覧いただくのがおすすめです。

また、価格順のランキングではなく、販売台数情報をもとにした高音質なカーオーディオ装着車の人気ランキングをこちらの”高音質なカーオーディオ搭載!おすすめ車ランキング![人気車種編]“の記事にまとめましたので、よろしければ合わせてご参考にどうぞ。

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