クーペやコンバーチブルタイプの車が好きな方で、車内で音楽をよく聴かれる方なら、スポーティーなシルエットのクーペが欲しいけど、見た目や走りだけじゃなく、音質がいいクーペに乗ってみたい…と一度くらい考えたことはないでしょうか?
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そこでここでは、自分の生活スタイルに合った、デザインや走りが良いクーペ/コンバーチブルが欲しい・・・でも音楽も好きだから、せっかくなら「クーペ/コンバーチブルでしかも音質がいい車」が気になる・・・という人に向けて、
- クーペ/コンバーチブルの室内音響の特徴
- 音質がいいクーペ/コンバーチブルのおすすめランキング
- 音質がいいクーペ/コンバーチブルをお得に手に入れる方法
について、私が普段カーオーディオの開発を行うことで得られた経験をもとに、できる限り分かりやすく書かせていただきます。
高音質なカーオーディオ装着のクーペやコンバーチブル車のランキングをすぐに見たい方はこちら:音質がいいクーペ・コンバーチブルランキング(ページ内リンク)からどうぞ。
音質がいいクーペ/コンバーチブルタイプの車とは
私自身は約20年前からずっと、マークレビンソンサウンド装着レクサスIS→BOSEサウンド装着ポルシェボクスターなど、音質がいいオーディオシステムが装着された車に乗り続けていますが(車種詳細はこちら)、「音質がいい車」と言うと、
- 音質がいいクーペタイプの車なんて見分けれられる?
- 専門ショップでの改造とか手間もお金もかかるのでは?
と、不安に思われる方もいるかもしれません。
最近はイヤホン/ヘッドホンをハイグレード品に交換して高音質なリスニング環境を作られる方が多いですが、実は車でも全く同じで、高音質なスピーカー・アンプ・オーディオユニットが装着された車だと、間違いなく音質は良くなります。
つまり音質がいい車の見分け方はシンプルで、「音質がいい車」=「高音質なオーディオシステムが装着された車」なのです。
また、専門店で改造なんてしなくても、最初から高音質なオーディオシステムが装着された車が存在します。後から専門店で改造するのではなく、自動車メーカーの生産工場で車の組み立て作業と一緒に高音質なスピーカー・アンプや防音・防振材が装着されるのです。
ちなみに量産工程で流れ作業として素早く装着されることで、人件費も抑えられます。 その結果、専門ショップのワンオフ的な改造と違い、意外と低コストで高音質な車が制作できるのです。
さらに新車ではなく中古車となると装備の評価価格が決まっておらず、高音質オーディオの装着有無による価格差は大幅に小さくさらにお得に手に入る場合が多いです。
クーぺ・コンバーチブルタイプの車内音響空間とは?
一昔前のミニバンブームの際は、もしや絶滅!?と思われたクーペ・コンバーチブルタイプのクルマですが、ここ数年、徐々に人気を回復しつつあります。
例えば、トヨタ・レクサスブランドで見ると、レクサスSC(元ソアラ)やスープラ、セリカ、MR-Sなど一世を風靡したクーペ達が次々に新車市場から姿を消しました。 しかし最近、レクサスRCやトヨタ86が市場へ投入され、一部のスポーツカー愛好家などを皮切りにクーペブームに火が付き始め、少しずつ市民権を回復しつつあります。
一方、輸入車で見てみると、特にBMW、ベンツ、アウディといったプレミアムブランドを中心に、多くのクーペ・コンバーチブルのラインナップが継続的に設定されています。
まず初めに、クーペ・コンバーチブルの音響空間の特徴を簡単に書きたいと思います。 クーペ・コンバーチブルは、最もパーソナルでプライベートなボディータイプのクルマと言えます。多くのクルマが2人乗りか2+2の4人乗りです。キャビン及び乗員配置エリアがコンパクトなため、音響チューニングを行う際のスイートスポットを小さく設定でき、音の輪郭をはっきり聴かせることができます。
またドアの枚数は、ハッチタイプのバックドアを除けばたいていはフロント左右2枚のみであるため、騒音が侵入する外部からの経路を最小化できています。
またコンバーチブルタイプは、ルーフオープン時の安全性を確保するため、ボディーが非常に頑丈に作られている場合があります。 特にルーフがソフトトップ(布製のルーフ)ではなく、ハードトップ(金属製のルーフ)の場合、ルーフが可動しないクーペよりもボディ・キャビンが頑丈な場合が多いです。このような頑丈なボディーは音楽を聴く上で有利です。 壁の薄いマンションの一室で音楽を聴くのと、壁がしっかり作られたレコーディングスタジオで音楽を聴くのとでは、明らかに音質に差が出ることを想像いただければ、ご理解いただけると思います。 音を出す元となるスピーカーの振動を受け止めることや、外の騒音からの遮音性能を考えるとボディーは頑丈であればあるほど音響的によい場合が多いのです。
さらにコンバーチブルタイプ限定の話となりますが、クルマとしてオープン状態・クローズ状態の2つを楽しめるのと同様、音としてもオープン時の音響空間・クローズ時の音響空間の2つを楽しむことができます。 またクルマによっては、オープン時・クローズ時それぞれの音響チューニングを個別に実施・設定している場合もあります。
まとめると、クーペ・コンバーチブルタイプの特徴は、
- プレミアムブランドを中心に純正高音質カーオーディオ装着車ラインナップが増えてきている
- キャビン内の音響スイートスポットを小さく作れるため、輪郭のよい音を楽しめる
- 特にハードトップコンバーチブルは、頑丈なボディーによるしっかりした音が楽しめる
高音質なカーオーディオ装着のクーペ全車種からのおすすめ車ランキング
ここでは、グレード違いを含む500車種以上ものモデル中から本サイトが独自に調査し、高音質なカーオーディオシステム装着の”クーペ・コンバーチブル”を厳選しました。 そしておすすめな順として、いくつかの切り口でコストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)に並べ替えてランキング化しました。
まず初めに高音質なスピーカー・カーオーディオが純正装着されているクーペ全車種について最安価格順にランキングにしてみます。
と、なりました。
第11位以下を含めたおすすめ車ランキングの詳細は下の表をご覧ください。
1位のミニと6位のBMWには“harman/kardon”のカーオーディオシステムが、2位・7位の日産と8位のキャデラックには“BOSE”のカーオーディオシステムが装備されています。
“harman/kardon”も“BOSE”も、非常に知名度が高く人気あるカーオーディオブランドです。
そんな人気カーオーディオブランドの
- 専用設計カースピーカー装着
- 専用設計パワーアンプ搭載
- 専用オリジナル音響チューニング施行
がなされたクーペが400~500万円前後の車両価格で買えてしまうのは、そこそこリーズナブルと言えるのではないでしょうか?
クーペ自体が、一般的な他のタイプのクルマ(セダン・SUV・ミニバン)と比べ、まだニッチなところもあり、自動車メーカーとしても大量に販売する前提での開発となっていないため、どうしても高級志向=やや高めの価格設定となっているのだと思います。
高音質なカーオーディオ装着のコンバーチブル全車種からのおすすめ車ランキング
次に高音質なスピーカー・カーオーディオが純正装着されているコンバーチブル全車種について最安価格順にランキングにしてみます。
と、なりました。
第11位以下を含めたおすすめ車ランキングの詳細は下の表をご覧ください。
1位2位のマツダロードスター、8位のポルシェには“BOSE”のカーオーディオシステムが、3位4位のミニ・6位のBMWには“harman/kardon”のカーオーディオシステムが装備されています。
どちらも、非常に知名度が高く人気のあるカーオーディオブランドです。
そんな人気カーオーディオブランドの
- 専用設計カースピーカー装着
- 専用設計パワーアンプ搭載
- 専用オリジナル音響チューニング施行
がなされたコンバーチブルが300万円の車両価格で買えてしまうのは、そこそこリーズナブルと言えるのではないでしょうか?
コンバーチブルについてもクーペと同じく、一般的な他のタイプのクルマ(セダン・SUV・ミニバン)と比べ、まだニッチなところもあり、自動車メーカーとしても大量に販売する前提での開発となっていないため、どうしても高級志向=やや高めの価格設定となっているのだと思います。
高音質カーオーディオが装着されたクーペ・コンバーチブルのお得な購入方法
やはり、高音質なカーオーディオシステムが純正装着されているクーペ・コンバーチブルならではの大きなメリットとして、
- 毎日、車に乗るたびに高音質を楽しめる(→音質の悩み解消)
- 特に高級オーディオブランド装着車はブランドエンブレム装着など”見た目”の満足感もある
- 人とは違った装備の車に乗っているという満足感・所有欲が満たされる
などがあります。
しかしながら、購入時にその分の装備費用が必要となります。(特にいくつかの他の装備と抱き合わせでセットオプションの場合、追加費用は大きくなります・・・)
そこで以下の通り、私自身も車両購入の際に実際行っている“高音質なカーオーディオ装着車をお得に購入する2つのおすすめ方法”をまとめてみました。
- 下取り車がある場合は下取り価格を高くする交渉・買取り店への売却を検討
- オプション装備装着車は出回る中古車の数が少ないので、新着車・価格をネットでこまめにチェック
下取り価格を高くする交渉・買取り店への売却を検討
お得に車を購入する方法の中でも、最も分かりやすく価格差が出てしまうのが、
- 下取り価格を高くする交渉
- 下取りではなく車買取り店の利用
の2つです。
実際、私もこれまで3回クルマを買い替えた経験がありますが、
- ディーラーへの「下取り車の価格、これ以上高くならですかね?」という交渉
- 車買取り店への見積依頼(最終的にディーラー下取りにした場合だとしても)
だけは毎回行ってます。
下取りと買取りの価格差は数十万円以上(私の実体験)
偶然か私は個人的に3回も最初のディーラー下取り提示価格よりも車買取り店の価格の方が10~20万円程度高いという経験をしています。
逆に言えば、少し面倒とは言え、買取り店で見積を取っておかないと10~20万円損してしまう場合もあるってことなんです。。。
ちなみに過去私が乗換等で売却した車のディーラー下取りと買取り店の差額は以下の通りです。
- 旧型トヨタソアラ(走行13万km)
→買取り店の方が10万円高い。が、めんどくさかったのでディーラーで下取り(後に後悔)。 - 旧型トヨタヴィッツ(走行7万km)
→買取り店の方が15万円高い。が、ディーラーと再交渉したら値引き据え置きで下取り20万円UPしてくれたので下取り。 - レクサスCT200h(走行5万km)
→買取り店の方が17万円高い。ディーラーと再交渉するも結果変わらずで、そのまま買取り店で売却。
過去私が手放した旧型トヨタソアラの場合は年式古く不人気の2ドアクーペだったので10万円の価格差でしたが、もしもSUV・ミニバンなどの人気車やリセールバリューの高いトヨタ・レクサス車であれば、場合によっては想像以上の買取り高値がつくこともあります。
下取りより買取りが特におすすめな場合
ちなみに特に、ディーラーでの下取りよりも買取り店を利用するのがおすすめの場合としては、
- 軽自動車・SUV・ミニバン等の人気のカテゴリーの車を売却する場合
(市場での流通性が良く高値が付く確率が高い) - ホイール・ナビ交換等の社外品カスタマイズありの場合
(下取りの場合は純正品以外はマイナス評価) - 手続きが多少手間でも買取り価格は高い方が納得できる場合
(販売店だけでなく買取り店でも手続きが必要)
です。 上記3つの項目に1つでもあてはまる場合は、自分のクルマの買取り価格の確認だけはしておかないと、数万円単位の損につながる可能性があります。
今の自分の車の価格を知っておくメリット
仮に最終的に買取り店で売却しないとしても買取り店での自車の買取り価格を知っておくということは、
- ディーラーや中古車販売店で下取り価格UPの交渉材料として使える
- ディーラーや中古車販売店で値引き+下取り合わせた価格UPの交渉ができる
と、ディーラー・販売店での価格交渉時の強い武器となります。 販売員との価格交渉の結果、
- ディーラーで納得いく下取り価格が得られた場合
→ 買取り店での売却はキャンセルしてディーラーで下取り - ディーラーで納得いく下取り価格が得られない場合
→ 新しい車はディーラーから買う場合でも前の車は調べておいた買取り店へ売却
と、すればよいのです。 できる限り納得いく買い物をしたい私は、毎回この方法を利用し、ディーラーでの下取り(+値引き)価格アップも経験しています。
今の自分の車の価格を調べるおすすめ方法
ここで、ためしに今時点の自分のクルマの価格を調べるには、状況に応じて以下2つの方法を使い分けるのがおすすめです。
どちらの方法も無料ですが、特にGoo買取はインターネット上で車種名・年式・走行距離などを入力するだけで約半年後までの最高価格と最低価格の相場をグラフ表示してくれます。 複数社の実際の査定価格をじっくり比較する的な使い方はできませんが、簡単かつその場で買取相場が分かるので、手軽さゆえに私も毎回利用させてもらってます。
Goo買取では郵便番号・メールアドレスの入力は必要ですが、なんと名前・住所・電話番号の入力は不要です。 今はまだ売る予定は無い場合や愛車の価格だけ確認したい場合、まずは買取価格を見てから考えたい場合でも手軽に利用できます。
自車の買取り価格を知っておくということは、次の車を選ぶ時にどれだけ購入資金の足しにできるかの目安にもなります。 今すぐ車を買い替える予定が無くても、現時点の買取価格+今後の価格変動相場を知っておくことは、十分に意味があることなのです。
ちなみに、高く買い取ってくれる割にあまり面倒でもないおすすめの方法について、こちら”車買取の流れ全7種類まとめ!安心/簡単/高額な中古車査定方法とは?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。
車を買い替えたり手放したりする場合、どのような方法で売却するのがベストなのでしょうか? インターネットが発達した今、車査定/売却の流れは複雑化し、種類も新しいものがどんどん登場しています。 例えば、インターネットを活用し[…]
自車の買取り価格を知っておくということは、次の車を選ぶ時にどれだけ購入資金の足しにできるかの目安にもなります。
仮に今すぐ車を買い替える予定が無くても、現時点の買取価格+今後の価格変動相場を知っておくことは、買い替えタイミングを考える上でも、十分に意味があることなのです。
新着車・中古車価格変動をネットでこまめにチェック
次に中古車で買う場合ならではのポイントです。
実は、中古車のオプション装備価格は、トヨタなどのカーメーカーがマーケティング的に値段を決める新車と違って市場ニーズそのもので決まります。
早い話が、サンルーフなどの人気オプションは新車時のオプション価格とほぼ変わらないのに対し、高音質な高級カーオーディオなどマニアックな装備のオプション価格は需要が少なければ、新車時より価格が大きく下がるのです。
しかし、高音質オーディオシステムなどのオプション装備は上記のとおりマニアックである分、市場に出回る中古車の数がとても少ないです。
よって、新着の中古車や価格の変動をネット等で頻繁にチェックし、自分の希望スペックに対して70~100%当てはまると思ったら、すぐに中古車販売店に仮押さえを依頼するくらいのスピード・行動力が武器となります。 レアで条件のいい車ともなるとホントすぐに買い手がついてしまいます。 私自身が購入した際、3ヶ月粘りましたが100%希望の車は現れないと判断し、実は最終的にボディーカラーについては希望の白色をあきらめグレー色で妥協しました。(もちろんオーディオ装備は一切妥協無しです)
このように、ある程度の期間こまめに情報チェックしていると、希望スペックを80%満足するレベルの車すらかなりレアな掘り出し物なのか、希望スペックを100%満足するレベルの車が十分出てきそうなのかの肌感覚がつかめてきます。
音がいい車に特化した車の探し方を知っておきたい方は、こちら”オーディオ音質がいい車を安くかしこく買う方法“の記事に概要をまとめましたのでご参考にどうぞ。
クーペ・コンバーチブルなどのボディタイプ別でなく、”ボーズ(BOSE)”や”ハーマンカードン(harman/kardon)”など高級オーディオブランドの高音質なカーオーディオ装着車を確認されたい方は、こちらの”カーオーディオが高音質なおすすめ車ランキング![高級オーディオブランド編]“の記事をご覧ください。
また、価格順のランキングではなく、販売台数情報をもとにした高音質なカーオーディオ装着車の人気ランキングをこちらの”高音質なカーオーディオ搭載!おすすめ車ランキング![人気車種編]“の記事にまとめましたので、よろしければ合わせてご参考にどうぞ。