最近の車はCDプレーヤーがない(CDを入れるところがない)場合が多いです。私の車も10年前に買ったダイハツ コペンではCDが聴けますが、2年前に買ったフォルクスワーゲン ティグアンではCDが聴けないです。

CDメディアの販売減少を考えると、今後もCDプレーヤー廃止傾向が続くのは間違い無く、業界内の開発現場では部品供給メーカー数社から車載用CD/DVDプレーヤー生産からの事業撤退の声を聞いています。
そこでここでは、CDプレーヤーが無い車でもCDの音楽が聞ける方法を以下3種類、あえてパソコンを使わない簡単な方法を中心にご紹介します。
とは言え、人によって機器取扱の得意不得意や運転時間の長さなど状況は違うと思いますので、それぞれの状況別にどの方法がおすすめかを一覧にしてみたのが以下です。
- スマホの使いこなしは苦手 ⇒ 方法1:ポータブルCDプレイヤー
- スマホの使いこなしは得意 ⇒ 方法2:CDレコでスマホへデータコピー
- 長時間運転少ない&簡単/高音質に聴きたい ⇒ 方法1:ポータブルCDプレイヤー
- 長時間運転多い&高音質に聴きたい ⇒ 方法2:CDレコでスマホへデータコピー
- 長時間運転多い&簡単に聴きたい ⇒ 方法3:CDからデータコピーしたUSB
- CD現物からそのまま聴きたい ⇒ 方法1:ポータブルCDプレイヤー
また、ここで紹介させていただく方法は、以下の通りCDプレーヤーが無い車で私が実際にCDの音楽を聴いてみて実績がある方法ですので、安心してお読みいただければと思います。
- 5年以上CDプレーヤーが無い車で毎日音楽を聴いている私の経験を元に方法提案
- カーオーディオ開発歴20年の私の経験を元に各方法のポイント解説
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この記事を書いた人
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もし、多少手間をかけてもいいのでパソコンを使ってCDを取り込みたいという方は、こちら”CD取り込み・コピーで後悔しない高音質データ作成法“の記事で高音質にこだわった方法をまとめましたので、合わせてご参考にどうぞ。
CDプレーヤーがない車の事例

例えば、以下の車種ではすでにCD/DVDプレーヤーが廃止されています。
- トヨタ RAV4, ハリアー, プリウス, ヤリス/ヤリスクロス, カローラ/カローラクロス, クラウン
- トヨタ アルファード/ヴェルファイア, ノア/ヴォクシー, シエンタ, ルーミー
- トヨタ ライズ※1
- レクサス 概ね2021年以降の全モデル
- フォルクスワーゲン ゴルフ8(2021年~)以降の全モデル
- メルセデスベンツMBUX採用(2019年~)以降の全モデル
- メルセデスベンツ新世代COMMAND採用(2016年~)以降の全モデル
- ミニ,クラブマン,クロスオーバー(2014年~)以降の全モデル
※1:オーディオレス仕様を選択してCD/DVD内蔵カーナビ等を後付けした場合は除く
大きな転換点となったのは、2019年発売のトヨタ カローラでのCD/DVDプレーヤー廃止で、当時はニュースでも話題になりました。
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CDプレーヤーがない車でCDを聴く方法比較

車にCDプレーヤーがない場合に、パソコンを使わずCDの音楽を聞く方法は3種類あり、比較一覧表にすると以下の通りです。
| CDが無い車で 音楽を聴く方法 |
おす すめ |
簡単さ | 初期費用 | 音質の良さ | 選曲 操作性 |
CD入替 手間回避 |
DVD 再生 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 【超簡単/高音質】 方法1: 後付ポータブル CD/DVDプレイヤー HDMI/Bluetooth接続 |
◎ | ◎ 事前作業不要 (PC,スマホ不要) |
◎ ¥5,000~ |
◎:HDMI △:Bluetooth |
△ (リモコン or プレーヤー) |
× | ○ |
| 【高音質/楽】 方法2: CDレコでスマホへ データコピー後 USB/Bluetooth接続 |
〇 | △ CDレコ等で 作業必要 (PC不要, スマホ必要) |
○ ¥10,000~ |
◎:USB+FLAC ○:USB+mp3 △:Bluetooth |
○ (DA画面) |
○ | × |
| 【簡単/楽】 方法3: CDから データコピーした USBメモリ接続 |
〇 | ○ USB対応の CDラジカセ等で 作業必要 (PC,スマホ不要) |
○ ¥14,000~ |
○:mp3 | ○ (DA画面) |
○ | × |
正直、私自身はパソコンを使ってCDを取り込み、時間をかけて編集作業をする場合が多いですが、今でもCDを使い続けている自分の親や家族に対して誰でも簡単にできる方法としておすすめできるのは以下です。
- 超簡単&高音質に聴きたい ⇒ 方法1:後付ポータブルCD/DVDプレイヤー
- 高音質&車にCDを持ち込まず聴きたい ⇒ 方法2:CDレコでスマホへデータコピー
- 簡単&車にCDを持ち込まず聴きたい ⇒ 方法3:CDからデータコピーしたUSB
ただし、スマホの使いこなしレベルや音質へのこだわりなど、人によっておすすめのやり方は変わりますので、まずは次章よりそれぞれの方法について簡単に解説していきます。
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【超簡単&高音質】方法1:ポータブルCD/DVDプレイヤーHDMI/Bluetooth接続

簡単かつ高音質に聴けて最もおすすめなのが、ポータブルCD/DVDプレイヤーからカーナビ/ディスプレイオーディオへHDMIまたはBluetooth接続する方法です。
上図はトヨタ新型RAV4の純正ディスプレイオーディオのHDMI端子にYAMAZEN(山善)Qriom のポータブルCD/DVDプレイヤー(CDVP-MINI151HD)を後付け接続した例です。
ポータブルCD/DVDプレイヤーHDMI接続で聴く方法の準備物

こちらの方法で準備すべき部品は以下の通りです。
- 後付ポータブルCD/DVDプレイヤー
- HDMIケーブル(通常はプレイヤー付属品)
- USBケーブル(通常はプレイヤー付属品)
- USB-HDMI変換アダプター(車に通信用USB有でHDMI無の場合)
- シガーソケットUSB充電器(車に充電用USB無の場合)
- 音楽CD
ポータブルCD/DVDプレイヤーさえあれば、基本他に何も必要無しです。
PC用外付CD/DVDドライブのUSB接続はディスプレイオーディオ非対応
CD/DVDプレーヤー選びの重要な注意点として、PC(パソコン)用のUSB接続ポータブルCD/DVDドライブは、車のディスプレイオーディオにUSB接続しても基本的に認識しないため、選択肢から除外して下さい。
つまり、CD/DVDプレーヤーと車の接続方法としては、USBでは無くBluetooth・AUX・HDMIの3つの中から選択いただくのが現実的です。
理由としてはPC用のCDドライブはWindowsでの動作を前提に設計されている場合が多く、カーナビ・ディスプレイオーディオの多くで採用されているLinux系やAndroid系のシステムとは互換性が無いからです。
ポータブルCD/DVDプレイヤーの種類比較一覧
カーナビ・ディスプレイオーディオに外付け可能なポータブルCDプレイヤー・DVDプレーヤーを比較一覧表にまとめると以下の通りです。
| メーカー名 モデル |
おす すめ |
実売価格 | 入力対応メディア | 出力対応メディア | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CD | DVD | Blu-ray | Bluetooth | AUX | HDMI | |||
| NUTROMO ポータブル Blu-rayプレーヤー |
○ | ¥20,000 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
| YAMAZEN Qriom コンパクト DVDプレーヤー |
◎ | ¥5,500 | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ |
| TOSHIBA ポータブル CDプレーヤー |
△ | ¥8,000 | ○ | × | × | ○ | ○ | × |
| ロジテック ポータブル CDプレーヤー |
○ | ¥7,500 | ○ | × | × | ○ | ○ | × |
最もおすすめのモデルは、私も愛用しているYAMAZEN(山善)Qriom のCD/DVDプレイヤーですが、正直言うとこちらの製品より少し安い海外メーカー製品もあります。ただ、故障リスクの低さなどの信頼性と保証対応時の安心感を優先し、私はこちらを選択しました。今のところ不具合無く快適に利用できています。
ポータブルCD/DVDプレイヤーの最新価格

ポータブルCD/DVDプレイヤーの中で特におすすめのモデルについて最新価格等を簡単にご紹介します。
最もおすすめのYAMAZEN(山善)Qriom のCD/DVDプレイヤー(上図)の最新価格は以下の通りです。私も愛用中の製品ですが、5000円程度の価格でCDもDVDも両方見れてしまうのは非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
ちなみに上記だと再生可能なディスクはCD/DVDのみですが、以下のようなDVD/Blu-rayプレーヤーであれば、2万円程度必要となるものの、DVDに加えてBlu-rayまで見ることも可能です。
もちろん、Blu-rayが不要な場合はCD/DVDプレーヤーで十分ですし、より低価格です。
CD/DVDプレイヤーのおすすめ接続方法は高音質かつ超簡単なHDMI

CD/DVDプレーヤーの接続方法で最もおすすめなのが、高音質に聴けて接続・設定も非常に簡単なHDMI接続です。上図のような車側のHDMI端子とCD/DVDプレーヤー側のHDMI出力端子をケーブル接続するだけです。
このようにHDMI接続を行うにはカーナビ・ディスプレイオーディオ側にHDMI端子が装備されていることが前提条件ですが、例えばトヨタ車の場合、新型RAV4やアルファード/ヴェルファイア/ノア/ヴォクシーの一部グレードを除けば、HDMI端子は標準装備されて無いです。

出典:トヨタ自動車公式サイト
そこで上図ように販売店装着アクセサリー(オプション)としてHDMI端子を装着するか、以下のようなUSB-HDMI変換アダプタを通信用USB端子に装着することで、CD/DVDプレーヤーHDMI接続でのCD再生が可能となります。
- オプション設定のHDMI端子を追加(設定有車のみ)
- USB-HDMI変換アダプタを追加(CarPlay対応車のみ)

例えば、トヨタクラウンの純正USB端子にUSB-HDMI変換アダプタ(上図赤枠)を接続してCD/DVDプレーヤーをHDMI接続してみた状態ですが、詳しくはこちら”車のHDMI後付け方法3選“の記事で解説してますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
HDMI/USB/AUX端子全て無い車はCDプレイヤーのBluetooth接続が可能
車にHDMI端子もUSB端子もAUX端子も全て無い場合は場合は、多少の音質劣化はありますが、ポータブルCDプレーヤーを車にBluetooth接続することもできます。
ポータブルCDプレーヤーとして昔はソニー製のCDウォークマンも販売されていましたが、現在は生産中止となっており、今現在ポータブルCDプレーヤーを入手しようと安心の日本製ブランドから探すと、以下のロジテック製またはTOSHIBA(東芝)製くらいに選択肢が限られています。
ロジテック製の場合は以下です。もちろんBluetooth対応ですが対応コーデックが標準的なSBCのみで、高音質なAACやLDACには非対応なので、音質を重視される人はやはりHDMI接続がおすすめです。
TOSHIBA製の場合は以下です。もちろんBluetooth対応で対応コーデックは非公開ですが、恐らくSBCのみだと思われます。上記のロジテック製よりわずかにサイズが大きいです。
ポータブルCD/DVDプレイヤーHDMI接続で聴く方法の手順

ポータブルタイプのCD/DVDプレイヤーをHDMI接続で後付けしてCDの音楽を聴く手順の概要は以下の通りです。HDMI端子が無い車でもCarPlay対応のUSB端子があればUSB-HDMI変換アダプターを活用して対応可能です。
- 外付ポータブルCD/DVDプレイヤーを準備
- USB-HDMI変換アダプターを車に接続(車に通信用USB有でHDMI無の場合)
- CD/DVDプレイヤーの出力端子と車の入力端子をHDMIケーブルで接続
- シガーソケットUSB充電器を設置(車に充電用USB無の場合)
- CD/DVDプレイヤーにUSBで電源供給
- CD/DVDプレイヤーに聴きたいCDを入れてセット
- ディスプレイオーディオの音楽ソースとしてHDMIを選択
- CD/DVD本体またはリモコンのスイッチから選曲
こちらの方法は、パソコンやスマホは全く使わないことに加えてHDMIケーブルとUSBケーブルの合計2本で接続するだけなので、誰でも究極に簡単にできる方法と言えます。
とは言え注意点としては、上記手順4にある通り、CD1枚ごとに車内でディスク入れ替え作業の手間が必要となることです。
ここからはトヨタのコネクテッドナビ対応ディスプレイオーディオ搭載車種のクラウンスポーツを一例として、ポータブルCD/DVDプレイヤーをHDMI接続して聴く方法の手順について詳しく解説していきます。最近のトヨタ/レクサス車のディスプレオオーディオ装着車であれば、基本的に同じ手順で対応可能です。
外付ポータブルCD/DVDプレイヤーを準備

まずは、ポータブルCD/DVDプレーヤーを準備します。上図のようにコンパクトに設計されているプレーヤーが多く、ほとんど車のコンソールに収まるサイズになってます。
USB-HDMI変換アダプターを車に接続(車に通信用USB有でHDMI無の場合)

現在、トヨタ・レクサス車のディスプレイオーディオではHDMI端子が標準装備されていない場合が多いですが、CarPlay対応の通信用USB端子をHDMI端子に変換することができます。上図赤枠のようなKEIYO(慶洋)またはOttocast(オットキャスト)から販売されている、USB-HDMI変換アダプタを利用します。

USB-HDMI変換アダプタは、上図のように通信用USB端子に接続します。
CD/DVDプレイヤーの出力端子と車の入力端子をHDMIケーブルで接続

CD/DVDプレイヤーの出力端子(上図青枠部)とUSB-HDMI変換アダプターのHDMI入力端子(上図赤枠部)をHDMIケーブルで接続します。
シガーソケットUSB充電器を設置(車に充電用USB無の場合)

車の充電用USB端子の数が足りない場合などは、必要に応じて上図赤枠のようにシガーソケットUSB充電器を設置します
CD/DVDプレイヤーにUSBで電源供給

CD/DVDプレイヤーを動かすため、上図赤枠のようにUSBケーブルを接続し、車の充電用USB端子またはシガーソケットUSB充電器の端子から電源供給します。
CD/DVDプレイヤーに聴きたいCDを入れてセット

配線接続が完了したら、上図のようにCDのディスクをプレーヤーにセットします。
ディスプレイオーディオの音楽ソースとしてHDMIを選択

基本的には自動でソース切替される場合が多いですが、HDMIまたはUSB-HDMI変換アダプタ利用時はCarPlay(上図赤枠)を選択します。
CD/DVD本体またはリモコンのスイッチから選曲

CDの再生・停止・選曲操作は、本体のスイッチ(上図赤枠)またはリモコンから行います。ディスプレイオーディオの画面上部に再生中のトラック番号や再生時間(上図青枠)が表示されます。
こちらの方法はとてもシンプルではあるものの、選曲操作をディスプレイオーディオの画面やステアリングホイールのスイッチから行えないのがマイナス点です。運転中に曲送りを頻繁に行う方は別の方法がお選びいただいた方がよいかもしれません。
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【高音質&楽】方法2:CDレコでスマホへデータコピー後USB/Bluetooth接続

高音質かつ楽に聴けておすすめなのが、¥10,000前後で販売されている、CDレコなどの専用CDドライブを使ってスマホの中に音楽データを取り込み、USBまたはBluetooth接続方法です。
こちらの方法は、パソコンは不要ですが、スマホを活用することが前提となります。スマホをお持ちの方、スマホをさらに活用していきたい方におすすめの方法です。
CDレコからデータコピーしたスマホで聴く方法の準備物
こちらの方法で準備すべき部品は以下の通りです。
- CDレコ等のスマホ接続専用CDプレーヤー
- スマホ
- USBケーブル(車~スマホ有線接続の場合)
- 音楽CD
スマホがあればあとはCDレコさえあれば、基本他に何も必要無しです。
CDレコの種類比較一覧
スマホ対応の専用CDドライブは、「CDレコ」と呼ばれるシリーズがおすすめです。3種類から選べますが、比較一覧表にまとめると以下の通りです。
| モデル名 | おす すめ |
実売価格 | 入力対応メディア | スマホとの接続方式 | USBメモリ SDカード コピー |
対応フォーマット | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CD | DVD | USB (有線) |
Wi-Fi (無線) |
AAC (圧縮:96~ 320kbps) |
FLAC (ロスレス) |
||||
| CDレコ6 | ○ | ¥17,000 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| CDレコ5s | △ | ¥13,000 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
| CDレコSE | ◎ | ¥11,000 | ○ | × | ○ | × | × | ○ | ○ |
最もおすすめなのが、iPhone/Androidに両対応かつUSBケーブルを使った有線接続タイプのCDレコSEです。ケーブルを挿すだけなので、Wi-Fiの設定も不要で接続が簡単かつ安定したデータ取込が可能です。
CDレコの最新価格
CDレコの各モデルの最新価格等を簡単にご紹介します。
最もおすすめのCDレコSEの最新価格は以下の通りです。最新のUSB Type-Cにも対応かつ従来iPhone用にLightningにも対応していながら、Wi-Fi機能が無いことで価格的にもリーズナブルな設計となっており、コストパフォーマンス最強です。
次は、DVD再生とWi-Fi無線接続にも対応したCDレコ5sです。初回だけWi-Fi設定を済ませてしまえば、2回目以降はケーブル接続が必要無いのでスッキリ使えます。
最後は最上級仕様のプレミアムモデルCDレコ6です。Wi-Fi接続でスマホにデータコピーするだけでなく、SDカードやUSBメモリにもデーターコピーが可能です。スマホの容量を圧迫せずに車で音楽を聴きたい場合は、こちらのモデルもおすすめです。
CDレコからデータコピーしたスマホで聴く方法の手順

CDレコを使い、CDからのデータを取り込んだスマホを車にUSBまたはBluetooth接続して音楽を聴く手順の概要は以下の通りです。
- CDレコを準備しスマホにCDレコ専用アプリをインストール
- CDレコを使ってCDからスマホにデータコピー
- スマホを車とUSB(有線)またはBluetooth(無線)で接続
- ディスプレイオーディオの音楽ソースとしてCarPlay/Android AutoまたはBluetoothを選択
- ディスプレイオーディオの画面やスイッチから選曲
CDのデータを専用CDドライブとスマホアプリを使って、スマホに取り込み、通常スマホ内の音楽を車で聴くときと同じように車に合わせてUSB/Bluetooth入力を行います。
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【簡単&楽】方法3:CDからデータコピーしたUSBメモリ接続

簡単かつ楽に聴けておすすめなのが、USB/SD対応のCDラジカセ等でCDからデータコピーしたUSBメモリやSDカードを車に挿入する方法です。
最近は1台でCDが再生可能かつUSBメモリ/SDカードに録音可能なCDラジカセやコンポが存在します。昔、ラジカセやコンポを使ってCDからカセットテープに録音したことがある人は、同じ要領でCDからUSBメモリ/SDカードに録音するイメージです。
カセットテープとか相当懐かしい言葉を使ってしまいましたが、CDからUSBメモリへのデータコピーはパソコン経由でももちろんOKです。パソコンの利用に抵抗が無い場合は、パソコンを使ったCDからUSBメモリへのデータコピー方法について、こちら”CDからUSBメモリに音楽を入れて車で高音質に聴く方法“の記事に整理しましたので、もしよければご参考にどうぞ。

CDからデータコピーしたUSBメモリで聴く方法の準備物
こちらの方法で準備すべき部品は以下の通りです。
- USBまたはSDカード対応のCDラジカセ
- USBメモリまたはSDカード
- 音楽CD
1番のポイントは、自分の好みに合ったUSB/SD対応CDラジカセを入手することです。
正直に言ってUSB/SD対応CDラジカセは大量に流通する製品では無く、長期的には製造メーカーも生産撤退の方向なので、常に品薄状態とお考えいただいた方が良く、気に入った製品があれば早めに入手しておくのがおすすめです。
USBメモリ対応CDラジカセの種類比較一覧
USBメモリ/SDカードに録音ができるCDラジカセやコンポの主なモデルを比較一覧表にしてみました。概ね価格が安い順に並べてあります。
| メーカー名 モデル型番 |
おす すめ |
実売価格 | 入力対応 メディア |
出力対応 メディア |
対応フォーマット ◎=録音・再生可能、 〇=再生のみ可能、×=非対応 (ビットレート[kbps]) |
|||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MP3 (圧縮) |
WMA (圧縮) |
FLAC (ロスレス) |
WAV (ロスレス) |
|||||
| KENWOOD CR-D3 |
◎ | ¥14,000 | CD, AUX |
USB のみ |
◎ (128kbps) |
〇 | × | × |
| TOSHIBA TY-ANX2 |
◎ | ¥15,000 | CD, AUX |
USB, SD |
◎ (~192kbps) |
〇 | 〇 | 〇 |
| TOSHIBA TY-CDX92 |
〇 | ¥19,000 | CD, カセット, AUX |
USB, SD |
◎ (~192kbps) |
× | × | × |
| TOSHIBA TY-AK21 |
△ | ¥32,000 | CD, カセット, AUX |
USB, SD |
◎ (~192kbps) |
× | 〇 | 〇 |
| SONY ZS-RS81BT |
△ | ¥42,000 | CD, AUX |
USB, SD |
◎ (128kbps) |
〇 | × | × |
USB/SD対応CDラジカセの最新価格
USBメモリやSDカードへ録音可能なラジカセ・コンポの中で特におすすめのモデルについて最新価格等を簡単にご紹介します。
最もおすすめなのが、「KENWOOD CR-D3」です。
1万円程度の価格でCDからUSBメモリに録音できるという基本機能をおさえられています。ラジカセのサイズ感も薄型でスタイリッシュかつコンパクトです。
次におすすめなのが、「TOSHIBA TY-ANX2」です。
同じく1万円程度の価格で、CDからの録音先としてUSBメモリだけでなくSDカードにまで対応しています。また、高音質な192kbpsという高めのビットレートに対応しています。
CDラジカセの入力対応メディア
上記表のラジカセ・コンポの入力対応メディアはCDであり、CDからUSBメモリやSDカードに音楽データをコピーする前提です。
一方で、全てのモデルにおいてCD以外にもAUX入力からも録音可能です。 例えばAUX入力にレコードプレーヤーを接続すれば、レコードからUSBメモリやSDカードに音楽データを録音することも可能です。
また、一部モデルではカセットテープにも対応しています。 昔はカセットへ録音していましたが、カセットプレーヤー衰退状態の今、カセットテープでしか残っていない貴重な音源をUSBメモリ/SDカードに録音することも可能です。
CDラジカセの出力対応メディア
上記表のラジカセ・コンポの出力対応メディアとして、USBメモリやSDカードへの録音を考えていますが、モデルによってはUSBメモリのみ対応していてSDカードには対応していないモデルもあります。
もしも、お使いの車・カーオーディオがSDカードに対応しておらずUSBのみ対応の場合は、USBだけ気にしておけばOKです。
世の中の流れとしては、例えばメルセデスベンツ車の場合は以下の流れとなっており、今後はSDカードの対応車種も大幅に減り、USBポートのみ対応の車種だけが残っていくと考えられます。
- 旧世代COMMAND採用車:CD, SDカード, USBポート(type-A)対応
- 新世代COMMAND採用車:SDカード, USBポート(type-A)対応
- 最新MBUX採用車:USBポート(type-C)のみ対応
CDラジカセの対応USB/SDフォーマット
結論から言うと、ここでご紹介したCDラジカセ全モデルの録音時の対応USB/SDフォーマットは、圧縮音源フォーマットであるMP3のみに限られています。
中には再生対応フォーマットとしてFLAC等の非圧縮音源フォーマットに対応しているモデルもありますが、飽くまで再生時の対応のみでCDからの録音時の対応はMP3のみです。
ビットレートにもよりますがMP3の音質は、CDから直接聴く時と同じ音質ではなく、CDをHDDナビやSDナビに取り込んで再生する場合と同等の音質へ少し劣化します。
例えば私が所有してたレクサスISの場合、CDからカーナビのHDDに録音する場合の設定として、下図のように256kbpsまたは128kbpsの2つのビットレートが選択できしたが、こちらと同等の音質になります。

ビットレートの数字は大きい方が1秒間当たりの情報量が多いため高音質である言えますが、逆に以下の通り、ビットレートの数字は大きい方が同じメモリ容量あたりで録音できる時間・アルバム数が少なくなります。
| USBメモリ SDカード 容量 |
録音可能時間 | CDアルバム数 | ||
|---|---|---|---|---|
| MP3 (128kbps) の場合 |
MP3 (192kbps) の場合 |
MP3 (128kbps) の場合 |
MP3 (192kbps) の場合 |
|
| 4GB | 約66時間 | 約44時間 | 約66枚 | 約44枚 |
| 8GB | 約132時間 | 約88時間 | 約132枚 | 約88枚 |
| 16GB | 約264時間 | 約176時間 | 約264枚 | 約176枚 |
| 32GB | 約528時間 | 約352時間 | 約528枚 | 約352枚 |
ここではアルバム1枚60分として計算しましたが、車のカーナビ・カーオーディオの対応メモリ容量によるものの一般的には32GB以下の容量にしておけば十分かつ無難です。
圧縮音源であるMP3フォーマットの場合、32GBあれば192kbpsでもCDアルバム数換算で300枚以上入りますし、価格的にも以下の通り、¥3,000前後の価格で入手できます。
ちなみに、車のUSBポートに挿しておく場合、上記のようにUSBメモリは小型タイプにしておくのがおすすめです。抜き差しは少しやりにくいものの、邪魔になりにくく、引っかかってUSBポートを損傷させるリスクも低いです。
CDからデータコピーしたUSBメモリで聴く方法の手順
USB/SD対応のCDラジカセなどを使い、CDからのデータを取り込んだUSBメモリやSDカードを車に接続して音楽を聴く方法の手順の概要は以下の通りです。
- USB対応のCDラジカセを準備
- CDラジカセを使ってCDからUSBメモリにデータコピー
- USBメモリを車のスロットに装着
- ディスプレイオーディオの音楽ソースとしてUSBを選択
- ディスプレイオーディオの画面やスイッチから選曲
こちらの方法は、パソコンやスマホは全く使わないので、誰でも簡単にできる方法と言えます。注意点としては、1度限りではあるもののCD1枚ごとにUSBメモリへのデータコピー作業が必要となることです。
車がSDカードに対応している場合は、USBメモリも代わりにSDカードをお使いいただいてもOKです。
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車にCDプレーヤーがない問題への対処の注意点
改めて、車にCDプレーヤーがない場合に音楽を聴く方法を比較した際の注意点について解説します。以下4点です。
- 難易度の低さ(パソコンは不要かつ作業が難しくないか?)
- 初期費用(必要機器の価格はどれくらいか?)
- 音質の良さ(CD再生時と比べて音質は劣化しないか?)
- CD入替手間回避(別のアルバムを聞きたい場合にディスク入替作業が必要か?)
CDの音楽を聴く方法で大切なのは手軽さ
ここで私がCDからmp3やFLAC等にデータ変換してUSBメモリ/SDカードやスマホ/ウォークマンへ音楽データの移動を行う理由は、私の車にCDプレーヤーが無いからでは無いです。私の車は少し古いので3台ともCDプレーヤーが装着されてます。
CDをプレーヤーに入れる手軽さよりも、多少めんどくさくてもUSBメモリ/SDカードやスマホ/ウォークマンにデータを入れた方が音楽を聞くのが最終的に快適だからです。もしこの作業が多少どころか死ぬほどめんどくさかったら、おとなしくCDプレーヤーを使い続けてたかもしれません。
また、70代の私の父は車の運転中よくCDを聞いていおり、スマホやパソコンも持っていて普段から一般的なパソコン操作は行っていますが、CDの音楽データをパソコンで取り込んで車のUSBポート経由で聴けるようにデータ整備となると恐らく簡単にはできないと思います。
以上より、CDプレーヤーがない車でCDの音楽を聞く方法は手軽なものでなければ世間から受け入れられないと考えました。
CD音源は確実に残るので視聴手段は必要
正直、私自身も車でCDそのものから音楽を聴くことはほとんど無くなり、CDからmp3やFLAC等にデータ変換してUSBメモリ/SDカードやスマホ/ウォークマン経由で車で聴いています。
また少し昔の話かもしれませんが、例えば2017年に発売された安室奈美恵のベストアルバム「Finally」は当初、ネット配信は無く、CDだけが音源の入手可能手段でした。CDに加えてネット配信が開始されたのは、なんと1年半後の2019年です。つまり、CDプレーヤーを持っていない人は1年半の間、安室奈美恵のベストアルバム「Finally」は聴けないという、CD再生出来ない難民が大量発生していた可能性があります(笑)。
このように、いくらCDプレーヤーが消滅の方向に向かっても、既に存在している過去のCDやCDでしか聞けない音源は確実に一定数残り続けるの避けれないのです。アナログレコードが未だに世の中から消えていないのもほぼ同じです。
まとめ | 車にCDプレーヤーがない場合に音楽を聴く方法

CDプレーヤーが装着されて無い車でCDの音楽を聴く方法は改めて以下の3通りでした。
| CDが無い車で 音楽を聴く方法 |
おす すめ |
簡単さ | 初期費用 | 音質の良さ | 選曲 操作性 |
CD入替 手間回避 |
DVD 再生 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 【超簡単/高音質】 方法1: 後付ポータブル CD/DVDプレイヤー HDMI/Bluetooth接続 |
◎ | ◎ 事前作業不要 (PC,スマホ不要) |
◎ ¥5,000~ |
◎:HDMI △:Bluetooth |
△ (リモコン or プレーヤー) |
× | ○ |
| 【高音質/楽】 方法2: CDレコでスマホへ データコピー後 USB/Bluetooth接続 |
〇 | △ CDレコ等で 作業必要 (PC不要, スマホ必要) |
○ ¥10,000~ |
◎:USB+FLAC ○:USB+mp3 △:Bluetooth |
○ (DA画面) |
○ | × |
| 【簡単/楽】 方法3: CDから データコピーした USBメモリ接続 |
〇 | ○ USB対応の CDラジカセ等で 作業必要 (PC,スマホ不要) |
○ ¥14,000~ |
○:mp3 | ○ (DA画面) |
○ | × |
私が考える結論としては、3つの方法の中からスマホを使うのが得意か?や長時間車運転する機会の頻度によって、分けて考えるのがベストであると考えます。結論としては、以下の通りです。
- スマホの使いこなしは苦手 ⇒ 方法1:ポータブルCDプレイヤー
- スマホの使いこなしは得意 ⇒ 方法2:CDレコでスマホへデータコピー
- 長時間運転少ない&簡単/高音質に聴きたい ⇒ 方法1:ポータブルCDプレイヤー
- 長時間運転多い&高音質に聴きたい ⇒ 方法2:CDレコでスマホへデータコピー
- 長時間運転多い&簡単に聴きたい ⇒ 方法3:CDからデータコピーしたUSB
- CD現物からそのまま聴きたい ⇒ 方法1:ポータブルCDプレイヤー
CDは1枚だいたい1時間前後です。長時間運転していると、CDを交換したくなる機会が増えると思います。
しかし、「方法1:ポータブルCD/DVDプレイヤーをBluetooth/HDMI接続」の方法の場合、最も手軽で音質もよいのですが、CDの交換作業を運転中に実施することになります。
一般道の信号待ちで行えばよいのかもしれませんが、高速道路走行中や同乗者がいない場合などは、安全にCDの交換をすることができないため、「方法1:ポータブルCD/DVDプレイヤーをBluetooth/HDMI接続」の方法は、長時間運転には向かない方法とさせていただきました。
CDプレーヤー無のカーナビ・カーオーディオでCDの音楽を聴く方法として、特に「方法1:ラジカセ等でUSBメモリ/SDへデータコピー後接続」または「方法2:CDレコでスマホへデータコピー後Bluetooth/AUX/USB接続」の方法の場合、カーナビ・カーオーディオの画面にアルバムアートワーク画像がうまく表示されないケースがあります。 この問題については、こちら”アートワーク画像がカーナビ画面に表示されない4つの原因と対処法“の記事に対策方法を詳しくまとめてみました。 もしよければ、合わせてご参考にどうぞ。

