CDプレーヤーがない最近の車でCDの音楽を聞く3つの方法

ここ最近、CDプレーヤーがない(CDを入れるところがない車)CD非対応のオーディオ装着車が増えています。

さらにCDプレーヤーはDVDプレーヤーも兼ねている場合が多いので、CDだけでなくDVDも再生でき無い状態が拡大しています。

CDプレーヤーがない車でCDの音楽を聞く方法

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例えば、以下の車種ではすでにCD/DVDプレーヤーが廃止されており、大元にある音楽CD自体の販売衰退を考えると、今後もこのようなCD/DVDプレーヤー廃止の流れは続くと考えられます。

  • トヨタハリアー、プリウス、ヤリス/ヤリスクロス、カローラ/カローラクロス、クラウン
  • トヨタRAV4※1、ライズ※1、ルーミー※1
  • トヨタ新型アルファード・ヴェルファイア※2、ノア・ヴォクシー※2
  • メルセデスベンツA、Bクラス 2019年(MBUX採用)以降のモデル
  • メルセデスベンツC、CLS、E、G、Sクラス 2016~2018年(新世代COMMAND採用)以降のモデル
  • ミニ(ミニ、クラブマン、クロスオーバー全て)2014年以降のモデル(F系)

※1:オーディオレス仕様を選択してCD/DVDプレーヤー付きのカーナビ等を後付けした場合は除く

※2:オプション装備のCD/DVDプレーヤーを装着した場合は除く

 

特に2019年発売のカローラでCD/DVDプレーヤーが廃止されたのは、かなり割り切った戦略に舵を切ったとニュースでも話題になりました。

そこでここでは、今後広がっていくCDプレーヤー無し車の時代に対応できるよう、誰でも簡単にCDプレーヤー無しでもCDを再生する方法、具体的にはあえてパソコンを使わない方法に絞って書かせていただきます。

多少手間をかけてもいいのでパソコンを活用してこだわりながらCDを取り込みたいという方は、こちら”CDリッピング(取り込み)・コピーで後悔しない高音質データ作成法“の記事で高音質にこだわったリッピング方法についてまとめましたので、もしよければご確認下さい。

これまで20年間カーナビを使ってきた私の実体験20年間の自動車会社でのカーオーディオ開発経験で得られた経験を元に書かせていただきますので、それなりに濃い内容になっていると自負しています。

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自動車エンジニア KYO(きょー)

 自動車会社で内装開発を20年間担当

 年間20車種以上に乗り最新の自動車技術を分析

 開発現場で得た車のノウハウブログで発信中

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CDがない車でCDの音楽を聞くポイント

CDプレーヤーがない車でCDの音楽を聴く方法を比較するにあたり、以下4つの比較ポイントを考えます。

  • 手軽さ(パソコンは不要かつ作業が難しくないか?)
  • 価格(必要機器の価格はどれくらいか?)
  • 連続再生時間(バッテリー駆動により再生時間/充電への気遣いは必要か?)
  • 音質(CD再生時と比べて音質は劣化しないか?)

 

CDの音楽を聞く方法で大切なのは手軽さ

ここで私がCDからmp3やFLAC等にデータ変換してUSBメモリ/SDカードやスマホ/ウォークマン音楽データの移動を行う理由は、私の車にCDプレーヤーが無いからでは無いです。私の車は少し古いので3台ともCDプレーヤーが装着されてます。

CDをプレーヤーに入れる手軽さよりも、多少めんどくさくてもUSBメモリ/SDカードやスマホ/ウォークマンにデータを入れた方が音楽を聞くのが最終的に快適だからです。もしこの作業が多少どころか死ぬほどめんどくさかったら、おとなしくCDプレーヤーを使い続けてたかもしれません。

また、70代の私の父は車の運転中よくCDを聞いていおり、スマホやパソコンも持っていて普段から一般的なパソコン操作は行っていますが、CDの音楽データをパソコンで取り込んで車のUSBポート経由で聴けるようにデータ整備となると恐らく簡単にはできないと思います。

以上より、CDプレーヤーがない車でCDの音楽を聞く方法は手軽なものでなければ世間から受け入れられないと考えました。

 

CD音源は確実に残るので視聴手段は必要

正直、私自身も車でCDそのものから音楽を聴くことはほとんど無くなり、CDからmp3やFLAC等にデータ変換してUSBメモリ/SDカードやスマホ/ウォークマン経由車で聴いています。

また少し昔の話かもしれませんが、例えば2017年に発売された安室奈美恵のベストアルバム「Finally」は当初、ネット配信は無く、CDだけが音源の入手可能手段でした。CDに加えてネット配信が開始されたのは、なんと1年半後の2019年です。つまり、CDプレーヤーを持っていない人は1年半の間、安室奈美恵のベストアルバム「Finally」は聴けないという、CD再生出来ない難民が大量発生していた可能性があります(笑)。

このように、いくらCDプレーヤーが消滅の方向に向かっても、既に存在している過去のCDやCDでしか聞けない音源は確実に一定数残り続けるの避けれないのです。アナログレコードが未だに世の中から消えていないのもほぼ同じです。

 

CDがない車でCDの音楽を聞く3つの方法概要

CDプレーヤーがない車でCDを聞くイメージ

CDプレーヤーがない車でCDの音楽を聞く方法は、以下の3種類があります。

CD音楽データの
車への入力方法
作業の
手軽さ
価格
(スマホ・
ウォークマン
費用は除く)
連続
再生時間
音質 総合
判定
1.ラジカセ経由で
USBメモリ/SDカードへ
データコピー(録音)後に
USB/SD接続

専用
CDラジカセ
/コンポ必要
(パソコン不要)

¥8,000~

バッテリー
不要

圧縮音源
(mp3)のみ
対応
2.ポータブルCD
/DVD機器経由で
AUX or HDMI接続

事前作業不要

¥5,000~
○~△
バッテリー
駆動or不要
3.専用機器CDレコで
スマホへ
データコピー(録音)後に
USB/AUX/Bluetooth接続

専用機器必要
(パソコン不要)

¥10,000~

バッテリー
駆動
◎~△
非圧縮音源
(FLAC)も
対応

正直、私自身はパソコンを使ってCDを取り込み、バリバリに編集作業等をしておりますが、今でもCDを使い続けている自分の親・家族に対して「この方法なら誰でも簡単だから大丈夫」とおすすめできる方法は、

  • 1.ラジカセ経由でUSBメモリ/SDカードへデータコピー(録音)後USB/SD接続

となります。

ただし、スマホの使いこなしレベルなど、人によっておすすめの方法は変わってきますので、まずは次章より3通りの各方法について簡単に説明させていただきます。

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1.ラジカセ経由でUSB/SDへデータコピー後接続

超小型USBメモリの車USB端子への装着例

最近は、CDが再生可能かつ1台でUSBメモリ/SDカードに録音までできてしまうラジカセやコンポが存在します。

昔、CDラジカセ・CDコンポを使ってCDからカセットに録音したり、MDラジカセ・MDコンポを使ってCDからMDに録音したことがある人は同じノリでCDからUSBメモリ/SDカードに録音するとイメージいただければよいと思います。 なんかカセットとかMDとか懐かしいですね(笑)。

CDからUSBメモリへのデータコピーは、もちろんパソコン経由でもOKです。

パソコンを使ったCDからUSBメモリへのデータコピー方法と、車のUSB接続全般に関する注意点をこちら”CDからUSBメモリに音楽を入れて車で高音質に聴く方法と注意点“の記事に整理してみましたので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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USBメモリ/SDカードへ録音可能なラジカセ・コンポ比較一覧

USBメモリ/SDカードに録音ができる主なラジカセ・コンポ8機種を一覧にしてみました。価格が安い順に並べてあります。

メーカー名
モデル型番
入力対応
メディア
出力対応
メディア
対応フォーマット
◎=録音・再生可能、
〇=再生のみ可能、×=非対応
(ビットレート[kbps])
価格 総合
判定
MP3 WMA FLAC WAV
KENWOOD
CR-D3
CD,
AUX
USB
のみ

(128kbps)
× × ¥8,000
TOSHIBA
TY-CDX9
CD,
カセット,
AUX
USB,
SD

(非公開)
× × × ¥10,000
SONY
ZS-RS81BT
CD,
AUX
USB,
SD

(128kbps)
× × ¥10,000
KENWOOD
CLX-50
CD,
AUX
USB
のみ

(192kbps)
¥13,000
JVC
RD-W1
CD,
AUX
USB
のみ

(192kbps)
¥15,000
TOSHIBA
TY-AK1
CD,
カセット,
AUX
USB,
SD

(非公開)
× ¥21,000
KENWOOD
K-515
CD,
AUX
USB
のみ

(~192kbps)
¥32,000
SONY
CMT-SX7
CD,
AUX
USB
のみ

(~256kbps)
¥40,000

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USBメモリ/SDカードへ録音可能なラジカセ・コンポの入力対応メディア

上記表のラジカセ・コンポの入力対応メディアとして、ここではCDをUSBメモリやSDカードに録音することを考えています。

ただ、全てのモデルでCD以外にもAUX入力からも録音可能です。 例えばAUX入力にレコードプレーヤーを接続すれば、レコードからUSBメモリ/SDカードに録音することもできます。

また、一部モデルではカセットテープにも対応しています。 昔はカセットへ録音していましたが、カセットデッキが壊滅状態の今、カセットでしか残っていない貴重音源をUSBメモリ/SDカードに録音することもできます。

 

USBメモリ/SDカードへ録音可能なラジカセ・コンポの出力対応メディア

上記表のラジカセ・コンポの出力対応メディアとして、USBメモリやSDカードへの録音を考えていますが、モデルによってはUSBメモリのみ対応していてSDカードには対応していないモデルもあります。

もしも、お使いの車・カーオーディオがSDカードに対応しておらずUSBのみ対応の場合は、USBだけ気にしておけばよいかもしれません。

世の中の流れとしては、例えばメルセデスベンツ車の場合、

  • 旧世代COMMAND採用車:CD, SDカード, USBポート(type-A)対応
  • 新世代COMMAND採用車:SDカード, USBポート(type-A)対応
  • 最新MBUX採用車:USBポート(type-C)のみ対応

となっているので、今後は、SDカードも少なくなっていき、最後にUSBポートだけ残っていくと考えられます。

 

USBメモリ/SDカードへ録音可能なラジカセ・コンポの対応フォーマット

結論から言いますと、全てのモデルにおいて、USBメモリやSDカードへの録音可能なフォーマットは圧縮音源フォーマットであるMP3のみに限られています。

中にはUSBメモリやSDカードの中の再生対応フォーマットとして、FLAC等の非圧縮音源フォーマットに対応しているモデルもありますが、飽くまで再生対応のみで、CDからの録音はMP3のみのようです。

音質的には、CDそのものの音質ではなく、CDをHDDナビやSDナビに取り込んで再生する場合の音質と同等と考えていただければよいかと思います。例えば私が所有してた2006年型レクサスISの場合、CDからカーナビのHDDに録音する場合の設定として、256kbpsまたは128kbpsの2つのビットレートが選択できます。 確か初期設定は128kbpsだった気がします。

カーナビHDD録音時のビットレート設定

ビットレートの数字は大きい方が1秒間当たりの情報量が多いため、高音質である言えます。

逆に以下の通り、ビットレートの数字は大きい方が同じメモリ容量でも録音できる時間、アルバム数が少なくなります。

USBメモリ
SDカード
容量
録音可能時間 CDアルバム数
MP3
(128kbps)
の場合
MP3
(192kbps)
の場合
MP3
(128kbps)
の場合
MP3
(192kbps)
の場合
4GB 約66時間 約44時間 約66枚 約44枚
8GB 約132時間 約88時間 約132枚 約88枚
16GB 約264時間 約176時間 約264枚 約176枚
32GB 約528時間 約352時間 約528枚 約352枚

ここでは、アルバム1枚60分として計算してあります。

車のカーナビ・カーオーディオ側が何GBのメモリ、SDカード容量まで対応しているかによりますが、一般的には32GB以下の容量にしておくのが無難です。

圧縮音源であるMP3フォーマットの場合、32GBもあれば、192kbpsでもCDアルバム数換算で300枚以上入りますので。

価格的にも以下の通り、¥2,000前後の価格で入手できます。

ちなみに、車のUSBポートに挿しておく場合、上記のようにUSBメモリは小型タイプにしておくのがおすすめです。

抜き差しは少しやりにくいものの、邪魔になりにくく、引っかかってUSBポートを損傷させるリスクも低いので。

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USBメモリ/SDカードへ録音可能なおすすめラジカセ・コンポの最新価格

ここでは、先ほどのUSBメモリ/SDカードへ録音可能なラジカセ・コンポ比較一覧の中から、総合判定「◎」または「〇」とさせていただいたおすすめのラジカセ・コンポの最新価格等について書かせていただきます。

最もおすすめなのが、「KENWOOD CR-D3」です。

1万円を切る価格でCDからUSBメモリに録音できるという基本機能をおさえられています。

ラジカセのサイズ感も薄型でスタイリッシュかつコンパクトです。

次におすすめなのが、「TOSHIBA TY-CDX9」です。

1万円前後の価格で、CDだけでなくカセットからも録音可能で録音先もUSBメモリだけでなく、SDカードにまで対応しています。推定値とはなりますが、MP3のビットレートも高め(高音質)な192kbpsに対応しています。

その次におすすめなのが、「KENWOOD CLX-50」です。

1万円を少し超える価格ですが、MP3のビットレート192kbpsに対応おり、確実に高音質を得ることができます。また、今回のUSBメモリへの録音とは直接関係ありませんが、再生機能においてハイレゾ対応しています。この価格のラジカセでハイレゾ対応はかなりコストパフォーマンスが高いです。

 

2.ポータブルCD/DVD経由でAUX/HDMI接続

トヨタアルファード/ヴェルファイアの標準装着HDMI端子

CDプレーヤーが無い車でCDを聴く2番目の方法がポータブルCD/DVDプレーヤー経由でカーナビ・カーオーディオのAUXまたはHDMI端子へ入力する方法です。

カーナビ・カーオーディオ側にAUXまたはHDMI端子が装備されていることが前提条件となってしまいますが、実はこれが最も手軽で簡単な方法です。

AUX端子への入力には、イヤホン出力にイヤホンケーブルの代わりにAUX(ステレオミニプラグ)ケーブルを使用します。

ポータブルCDプレーヤーとして昔はソニー製のCDウォークマンも販売されていましたが、現在は生産中止となっており、今現在ポータブルCDプレーヤーを入手しようと安心の日本製ブランドから探すと、以下のTOSHIBA製またはオーム電機製くらいに選択肢が限られています。

まず最もおすすめなのは、「TOSHIBA TY-P2」です。 スピーカー内蔵なので、「ちゃんと音が出てるか?」「何のCDが入ってるか?」をイヤホンやケーブルを接続しなくてもすぐに確認できます。

次におすすめなのが、「TOSHIBA TY-P1」です。 本体内蔵スピーカーが不要な場合はこちらの方がリーズナブルです。

最後に最もコストパフォーマンスの良いのが「オーム電機 CDP-830Z」です。日本メーカー製にもかかわらず、非常にコストパフォーマンスが高いモデルです。

また、新型クラウンなど最近の新しいトヨタ車では下図ように販売店装着アクセサリーとして、HDMI端子を装着することができます。

出典:トヨタ自動車公式サイト

このようなHDMI端子へ車載用DVDプレーヤーを接続すればCD/DVDを再生可能にできます。下図のようなDVD/Blu-rayプレーヤーであれば、わりと低価格でDVDに加えてBlu-rayまで見ることが可能です。

もしもBlu-rayが不要な場合は下図のようなDVDプレーヤーであればさらに低価格で購入可能です。

 

3.CDレコでスマホへデータコピー後スマホ接続

I-O DATA iPhone スマホ CD取込 ケーブルモデル iOS/Android 「CDレコ」 土日サポート/CDRI-LU24IXA

CDプレーヤーが無い車でCDを聴く最後3番目の方法は、¥10,000前後で販売されているiPhone/Android対応の専用CDドライブを使う方法です。

こちらの方法は、パソコンは不要ですが、スマホを活用することが前提となります。スマホをお持ちの方、スマホをさらに活用していきたい方におすすめの方法です。

音楽データのCDから専用CDドライブで直接取り込み解説図

CDのデータを専用CDドライブとスマホアプリを使って、スマホに取り込みます。

スマホに取り込んだ後は、通常スマホ内の音楽を車で聴くときと同じように車に合わせてUSB/AUX/Bluetooth入力を行います。

ちなみにスマホ対応の専用CDドライブは、「CDレコ」と呼ばれるシリーズがおすすめです。

以下の4種類から選べます。

最もおすすめなのが、iPhone/Android両対応のケーブル接続タイプ(CDRI-LU24IXA)です。ケーブルを挿すだけなので、Wi-Fiの設定も不要で接続が簡単かつ安定したデータ取込が可能です。

最新のUSB Type-Cにも対応、従来のUSB Micro B / Lightningにも対応していながら、Wi-Fi機能が無い分、価格的にもリーズナブルです。

次におすすめなのが、DVDの読み込みにも対応したタイプ(DVRP-W8AI2)です。

こちらは、ケーブル接続タイプは無く、Wi-Fi接続タイプのみです。

もちろん、iPhone/Android両対応です。

初回だけWi-Fi設定を済ませてしまえば、2回目以降はケーブルも無いのでスッキリ使えます。

その次におすすめなのが、iPhone/Android両対応のWi-Fi接続タイプ旧モデル(CDRI-W24AIW)です。

旧モデルなので、在庫がある限り、価格的にリーズナブルに手に入れることができます。

最後はiPhone/Android両対応のWi-Fi接続タイプの新モデル(CDRI-W24AI2BL)です。

上の旧モデルより、見た目のデザインがカッコよくなってますが、価格は少し高くなっています。

 

CDプレーヤーがない車でCDの音楽を聴く方法まとめ

CDプレーヤー無の車でCDの音楽を聴くイメージ

CDプレーヤーが装着されて無い車でCDの音楽を聴く方法は改めて以下の3通りです。

CD音楽データの
車への入力方法
作業の
手軽さ
価格
(スマホ・
ウォークマン
費用は除く)
連続
再生時間
音質 総合
判定
1.ラジカセ経由で
USBメモリ/SDカードへ
データコピー(録音)後
USB/SD接続

専用
CDラジカセ
/コンポ必要
(パソコン不要)

¥8,000~

バッテリー
不要

圧縮音源
(mp3)のみ
対応
2.ポータブルCD
/DVD機器経由で
AUX or HDMI接続

事前作業不要

¥5,000~
○~△
バッテリー
駆動or不要
3.専用機器CDレコで
スマホへ
データコピー(録音)後
USB/AUX/Bluetooth接続

専用機器必要
(パソコン不要)

¥10,000~

バッテリー
駆動
◎~△
非圧縮音源
(FLAC)も
対応

私が考える結論としては、3つの方法の中から、スマホを持っているか持って”いるか”、”いないか”長時間車を運転する機会が”多いか”、”少ないか”によって、分けて考えるのがベストであると考えます。

結論としては、以下の通りです。

  • スマホを持っていなくて長時間運転する場合、とにかく簡単な方法がいい場合
    →「1.ラジカセ・コンポ経由でUSBメモリ/SDカードへ録音後、車へ入力」
  • スマホを持っていなくて長時間運転しない場合
    →「2.CDウォークマン経由で車へAUX入力」
  • スマホを持っている場合
    →「3.専用CDドライブでスマホへ録音後、車へ入力」

CDは1枚だいたい1時間前後です。

長時間運転していると、CDを交換したくなる機会が増えると思います。

しかし、「2.CDウォークマン経由で車へAUX入力」の方法の場合、最も手軽で音質もよいのですが、CDの交換作業を運転中に実施することになります。

一般道の信号待ちで行えばよいのかもしれませんが、高速道路走行中や同乗者がいない場合などは、安全にCDの交換をすることができないため、「2.CDウォークマン経由で車へAUX入力」の方法は、長時間運転には向かない方法とさせていただきました。

 

CDプレーヤー無のカーナビ・カーオーディオでCDの音楽を聴く方法として、特に「1.ラジカセ・コンポ経由でUSBメモリ/SDカードへ録音後、車へ入力」または「3.専用CDドライブでスマホへ録音後、車へ入力」の方法の場合、カーナビ・カーオーディオの画面にアルバムアートワーク画像がうまく表示されないケースがあります。 この問題については、こちら”アートワーク画像がカーナビ画面に表示されない4つの原因と対処法“の記事に対策方法を詳しくまとめてみました。 もしよければ、合わせてご参考にどうぞ。

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