ハイレゾ音源・・・それは、ハイレゾウォークマン等ハイレゾの良さを生かせる環境で聴くと、確かに臨場感など音質的にはCD以上のすばらしい体験を味わえます。
しかし、何といってもハイレゾ音源というだけで販売価格が高いので、時には価格を見て購入をためらってしまうこともあるかと思います。
ここでは、“音はいいけど価格は少し高い”ハイレゾ音源をいかに安くお得に手に入れるか・その方法について、私KYOがハイレゾ音源ダウンロード・購入歴5年・800曲以上の実経験をもとに書かせていただきます。
ちなみにハイレゾ配信サイトにはサンプルとして無料ダウンロード可能なハイレゾ音源が置いてありますが、無料のハイレゾ音源はジャンル毎に数曲だけしか無い場合がほとんどです。 よってここでは自分の欲しい音源を安くお得に手に入れるという観点で、無料のハイレゾ音源は対象外としました。
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ハイレゾ音源をできるだけ安くお得に購入する5つの方法
ハイレゾ音源入手方法の主流は、ハイレゾ音源配信サイトからのインターネット経由・ダウンロード購入です。
CDであればHMV・タワーレコードのような実店舗でもAmazon・楽天のようなインターネット販売でも購入できますが、例えばAmazonでCDで買う場合、マライア・キャリーのアルバム”ミュージック・ボックス”は以下のように¥1,743程度で購入できます。
ちなみにこちらは日本版なので、輸入版であればさらに安くなる場合が多いです。
また、ハイレゾ音源では無い従来のネット配信音源(下のmoraの例はAAC圧縮音源)を買う場合でも、以下のように¥1,600程度で購入できます。
(よく見ると「販売データ」の欄にハイレゾではなく「AAC-LC」と記載されています。 これはAAC圧縮音源を意味します。)
これに対し、同じアルバム”ミュージック・ボックス”をハイレゾ音源で買おうとすると、ハイレゾ配信サイトmoraの場合、以下のように¥2,600となり、”音質の良さ”という付加価値はあるものの、約¥1,000の価格差があるのが現状です。
ちなみに、日本で公式に販売を行っているハイレゾ配信サイトであれば、キャンペーン等の期間限定価格を除けば、どの配信サイトからダウンロード購入しても同じ音源なら原則販売価格も同じです。
というわけで、ハイレゾ音源は”音はいいけど価格は少し高い”のを再確認してみたところで、いきなり結論ですが、ハイレゾ音源をできるだけ安くお得にダウンロードするには以下5つの方法が考えられます。
ただし、5つ目の”海外配信サイト利用”は販売サイトが全て英語だったり、購入にあたって日本円が使えなかったりと微妙にハードルが高いので、あくまで参考情報としていただきたいです。
- 1曲単位でなくアルバム単位で購入
- ハイレゾ配信サイトのキャンペーンを利用
- CD音源とハイレゾ音源の2重買いを防止
- 各種ポイントを購入時にためる・つかう
- 海外のハイレゾ配信サイトからダウンロード購入
次章より、上記ハイレゾ音源をできるだけ安くお得に手に入れる方法について、1つづつ詳しくみていきます。
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1曲単位でなくアルバム単位で購入
ハイレゾ音源を購入する際は、どうしてもこの曲1曲だけが欲しいと言う場合を除き、1曲単位でなくアルバム単位でダウンロード購入されるのがおすすめです。
先ほどと同じマライア・キャリーのミュージック・ボックスのハイレゾ音源の例ですが、
- アルバム単位購入(10曲):¥2,600
- 1曲単位購入(1曲):¥540
- 1曲単位購入(10曲):¥5,400
となります。
さすがに1曲単位購入で10曲購入される方はいないと思いますが、例えば5曲購入した時点で、¥540 x 5 = ¥2,700となり、アルバム単位購入価格:¥2,600を超えてしまうので、それなりに気に入っているアーティストであれば、1曲だけどうしても欲しいと言う場合以外、つまり4~5曲聴いてみたい曲があれば、迷わずアルバムとしてダウンロード購入されるのがおすすめです。
ハイレゾ配信サイトのキャンペーンを利用
ハイレゾ配信サイトでは、不定期に期間限定で割引セールが行われています。
普段はCDや非ハイレゾ音源などよりも価格が高い場合の多いハイレゾ音源ですが、期間限定で逆にハイレゾ音源の方が安い場合もあるので、ハイレゾ音源のまとめ買いチャンスとも言えます。
以下画像は、過去に実施されていたキャンペーン(既に終了しています)ですが、以下のような最大66%オフといった割引キャンペーンが不定期開催されています。 こちらのキャンペーンの場合、欲しいアルバムが場合によってはCDよりも安く買えてしまうことすらあるかもしれません。
ただし、キャンペーンは期間限定の場合がほとんどですので、あるハイレゾ音源を欲しいと思った時にいつでも割引価格となるわけではないため注意が必要です。 また、割引対象となるハイレゾ音源も全てではなく一部です。
よって作戦としては、”今すぐ絶対欲しいわけではないけど買っておきたいハイレゾ音源”をキャンペーン期間外に見つけてしまった場合は、キャンペーン期間になったら買いたいリストを作成しておき、キャンペーンが開始されるのを待って、キャンペーン期間中にダウンロード購入されるのがおすすめです。 いつでも使える方法ではありませんが、割引率はかなり大きいので、私KYOもこの方法を活用しています。
CDとハイレゾ音源の2重買いを防止
ハイレゾ音源のタイトル数がCDと比べて少ない現在、”CDとハイレゾ音源の2重買い“という問題が発生する可能性があります。
“お気に入りの楽曲なので、できればハイレゾ音源が欲しいけど、ハイレゾ音源はタイトル数が少ないので、もしハイレゾ音源が存在しないなら、CDを買うしかない“という場合です。
まず、今後発売されるハイレゾ音源の新作タイトルはCDの発売予告同様、配信予告という形で発表されます。 以下のようにハイレゾ配信サイト”mora”の場合、トップページの上段に”配信予告”というリンクがあります。
しかし、配信予告の注意点として、
- 配信情報が解禁され次第、随時掲載
- 配信当日に掲載される楽曲もあり
と記載されています。
ここで、何が問題となるかですが、
- 予約等をせずにCD販売店舗の店頭で当日にCDを購入する場合
- 予約等をせずにアマゾン・楽天等で当日にCDを購入する場合
であれば、発売日当日以降購入前に同タイトルのハイレゾ版が無いか念入りに調査することで、”CDとハイレゾ音源の2重買い”を防止することができます。 しかし、
- 予約をしてCD販売店舗の店頭で当日にCDを購入する場合
- 予約購入をしてアマゾン・楽天等からCDが配送されて来る場合
ハイレゾ音源の配信予告掲載が発売当日であれば、”CDとハイレゾ音源の2重買い“という問題が発生してしまいます。
当日にハイレゾ音源配信の事実を知った後、最悪キャンセルしようにも、特にアマゾン・楽天等の予約購入の場合は、既に発送済みであり、早い場合は発売日前日の夜に配達されてくる場合すらあります。
つまり、CDの発売予告が1ヶ月程度前から発表されるのに対し、ハイレゾ配信サイトのハイレゾ音源配信予告は発売日当日にしか発表されない場合あるのが原因です。
私自身もそうですが、
- 発売日が平日だと仕事が忙しくて店にCDが買いに行けないからインターネットで購入
- 好きなアーティストの楽曲ほど早く聴きたいから予約購入してしまう
- 好きなアーティストの楽曲ほど良い音で聴きたいからできればハイレゾ音源が欲しい
という条件が重なると”CDとハイレゾ音源の2重買い“になりかねないので、ここはなんとか発売日まで我慢して、落ち着いて(笑)、発売日当日以降購入前に同タイトルのハイレゾ版が無いか念入りに調査してから、購入に踏み切るのが費用的には一番お得といえます。
各種ポイントをハイレゾ購入時にためる・つかう
ここでは、ハイレゾ音源のダウンロード購入によって様々なポイントをためたり使ったりすることで、実質的にお得になる方法について書かせていただきます。
購入時にポイント使うことで現金支出の低減にもつながります。
ハイレゾ音源購入にためたり使ったりすることのできるポイントにはいくつかの種類があります。
主要なものとして、以下の4種類が考えられます。 基本的に以下4つのポイントは、種類が違うので1回の購入で重複して獲得(最大3重取り)することもできます。 詳しい方法を確認されたい場合はこちら”ハイレゾ音源購入時に還元ポイント三重取りで得する方法“からどうぞ。
- 楽天ペイ(旧:楽天ID決済)でためれる使える楽天スーパーポイント
- ポイントサイト経由でたまるポイント(ハピタスポイント等)
- クレジットカード決済でたまる各クレジットカードのポイント
- ハイレゾ配信サイトの独自ポイント
では、各ポイントの内容について簡単に見ていきます。
楽天ペイ(旧:楽天ID決済)で使える・ためれる楽天スーパーポイント
私はショッピングサイトとして楽天をたまに利用することもあるので、ハイレゾ音源を購入時にはたいてい楽天ペイ(旧:楽天ID決済)で支払い、楽天スーパーポイントを貯めています。
下表のとおり、現状、”e-onkyo”, “mora” 等の最大手ハイレゾ配信サイトでは楽天ペイに対応しています。
配信サイト名 URL |
支払・決済方法 | 提供会社 |
---|---|---|
e-onkyo music www.e-onkyo.com |
クレジットカード、VISAプリペイド、電子マネー、携帯キャリア決済、楽天ペイ(楽天スーパーポイント含)、e-onkyoポイント | オンキヨーエンターテイメントテクノロジー(株) |
mora mora.jp |
クレジットカード、VISAデビット、VISAプリペイド、電子マネー、携帯キャリア決済、楽天ペイ(楽天スーパーポイント含) | (株)レーベルゲート |
music.jp music-book.jp/ music |
クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済 | (株)エムティーアイ |
OTOTOY ototoy.jp/top |
クレジットカード、銀行振込、電子マネー、OTOTOYポイント | オトトイ(株) |
オリコンミュージックストア music.oricon.co.jp |
クレジットカード、電子マネー、携帯キャリア決済 | (株)oricon ME |
mysound mysound |
クレジットカード、携帯キャリア決済 | (株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス |
groovers |
【2019年6月30日サービス終了】 |
|
【2017年5月31日サービス終了】 |
||
【2017年7月31日サービス終了】 |
||
【2015年6月30日サービス終了】 |
楽天ペイ(旧:楽天ID決済)のメリットは、
- 楽天スーパーポイント使ってハイレゾ音源を購入できる、特に期間限定ポイントの消化に使える
- ポイント不足分はクレジットカードで決済可能で、その分でもまた楽天スーパーポイントがたまる
というところです。 全額ポイントで払う必要もないので、少し残っている期間限定ポイントを消化してしまうなどの使い方が非常に便利です。
念のため、楽天ID決済として公式にアナウンスされているメリットも紹介させていただくと、上記の通りとなります。
ポイントサイト経由でたまるポイント(ハピタスポイント等)
利用できるサイトは少し限られてきますが、ポイントサイトを経由してハイレゾ配信サイトに入りハイレゾ音源をダウンロード購入することで、ポイントサイトのポイントをためることができます。
例えば以下の通り、”e-onkyo music“では、”ハピタス“というポイントサイトを経由して購入することで、ハピタスポイントがたまります。※現在はe-onkyoでのハピタスポイント付与は中止されています。
ハピタスポイントは、最終的には楽天Edy、Amazonギフト券、nanacoギフト、iTunesギフト、航空会社のマイル等の様々な金券相当に交換することができます。 ちなみに私KYOも2年ほどハピタス利用してますが、ハピタスではe-onkyo以外でも楽天・Yahoo!ショッピング・ヤフオク!での購入時などハピタスのサイトを経由するだけでさらに追加でポイントがたまるのでとてもお得です。
ポイント獲得についての詳しい手順は、こちら”ハイレゾ音源購入時に還元ポイント三重取りで得する方法“の記事にまとめましたので、ご参考にどうぞ。
また、各サービスのポイント還元率など詳細はハピタス公式サイトにも記載があります。
クレジットカード決済でたまる各クレジットカードのポイント
上表に、各ハイレゾ配信サイトの決済方法の一覧を記載しましたが、クレジットカード決済なら7つの国内主要ハイレゾ配信サイト”全て”で使用できます。
また、場合によっては、他のポイントとの2重取りができるのもクレジットカード決済の大きなメリットです。 例えば、上記楽天決済を行った場合、ポイント不足分をクレジットカードで支払った場合、カード決済額に対して楽天スーパーポイントとクレジットカードポイントを2重に獲得できます。 具体的には、楽天ポイントで1%以上(キャンペーン等でポイント倍率は変動)たまり、私も愛用している以下のREXカードの場合だとクレジットカードのポイントだけでも1.25%たまります。
ただしREXカードは2020年11月より還元率が1.25→1.0%に低下しさらに新規受付終了されたので、今では還元率1.2%のリクルートカードが一番お得と考えています。
クレジット カード名 – イメージ |
国際 ブラ ンド |
通常 還元率 |
最低 使用額 |
最低 還元額 |
還元 方法 |
カードサービスに対する私の勝手なレビュー – 公式サイト情報 |
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REX カード – |
◎ 1.25 →1.0 % |
△ ¥12万 /2年 |
△ ¥1,500 |
交換申請後、およそ翌月カード使用額から天引き | 特定の提携店や入会後数か月など限定的に還元率の高いカードは他にもあるが、いつでもどこでも1.25%の高還元率はメインカードとしてダントツでおすすめ。 (REXカードは新規受付終了) |
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リクルート カード – |
◯ 1.2% |
◎ ¥84 |
◯ ¥1~ |
じゃらん・ポンパレ等のリクルート系の特定サービス中心 | 還元率は1.2%と上記REXカードより少しだけ下がるが、最低還元額が1円からなので最低使用額は実質無(無理やり計算すると¥84)。よって年間利用額が約6万円以下の場合にメインカードとしておすすめ。還元されるポイントはPONTAポイントへの移行が可。以前リクルートポイントは使途がやや限定的で使いにくい面もあったが、PONTAポイントとの統合・PONTAポイントの提携先拡大により劇的に使い勝手が向上。コンビニ(ローソン)やガススタ(昭和シェル)などで普通に現金として使用可能。 リクルートカード(VISA)公式サイト |
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楽天 カード – |
◯ 1.0% |
◎ ¥100 |
◯ ¥1 |
楽天スーパーポイント・ANAマイル等の特定ポイント | 還元率は1%だが、1円単位で還元され楽天の一部サービスだと追加で+1%合計2%還元となるため、楽天ユーザーかつ年間使用額が約25万円以下の場合におすすめ。ただし、楽天のサービスで他のカードを使用しても1%の楽天ポイントはカード還元ポイントと別に付与されるので、楽天ユーザーでもキャンペーン目的等でのカード保持には大きな意味があるが、他に上記1%以上還元のカードがあるならメインで使用する特別な優位性は無い。ちなみに私は楽天市場など高還元率な場所での支払い専用サブカードとして現在使用中。 楽天カード公式サイト |
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P-one カード – |
◯ 1.0% |
◎ ¥100 |
◯ ¥1 |
自動的に当月カード使用額から天引き | 還元率は1%だが、1円単位でなんと当月使用額から還元される確実さが最大のメリット。年間使用額が約25万円以下で確実に還元額を取り切りたい場合にメインカードとして最もおすすめ。ただし、ETCカード追加の手数料が1,000円でETC通行料は還元対象外となるので注意が必要。ちなみにREXカードが誕生するまで私は生活費用メインカードとして愛用。 P-oneカード公式サイト |
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オリコ カード ザ・ ポイント – |
◯ 1.0% |
◯ ¥5万 /1年 |
◯ ¥500 |
Amazonギフト券・Tポイント・楽天スーパーポイント等の特定ポイント | 入会後半年は還元率が2%(上限5000ポイント)なので、半年間の25万円までの買い物はダントツの高還元率なので短期的使用にはおすすめ。ただしそれ以降は1%に戻る。また還元ポイントの使途もアマゾン・楽天・Tポイント等十分広いものの現金還元と比べると限定的。 オリコ・ザ・ポイント公式サイト |
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クレジットカード含め、支払い方法ごとのポイント還元率等どのくらいお得かについてのさらに詳しい情報は、こちら”ハイレゾ音源をかしこくダウンロード・購入する方法!クレジットカードが一番お得!?“の記事に書かせていただきましたので、もしよければご参考にどうぞ。
ハイレゾ配信サイトの独自ポイント
こちらも、利用できるサイトは少し限られてきますが、ハイレゾ配信サイトによっては、独自のポイント付与を行っており、ポイントをためることで、次回のハイレゾ音源ダウンロード購入に利用することができます。
例えば、e-onkyoでは、e-onkyoポイントと呼ばれるポイントサービスがあり、過去6ヶ月間の購入金額によって決定されるプレミアム会員ランクと支払方法によって、0〜3%と変動します。
楽天ペイ以外の例えばクレジットカード決済だと、e-onkyoポイントとクレジットカードのポイントの2重取りが確実に可能です。 さらに上記ハピタスのポイントと合わせると、なんとポイントの3重取りも可能です。
楽天ペイの場合、過去6か月購入金額が10,000円以上のゴールドランク以上でないと、e-onkyoポイントが付与されないので注意が必要です。
また、”VICTOR STUDIO HD-Music”では、ハイレゾ音源購入額100円(税込額)につき1ポイントのHDMポイントが付与されます。 このように各サイト独自のポイントの場合、以下の図の通り有効期限があることや楽天スーパーポイント等と異なり、他の決済方法との併用ができないので、それなりに多くためないと利用できないことに注意が必要です。
ちなみに、”VICTOR STUDIO HD-Music”は残念ながら2017年5月31日にサービス終了となってしまいました。 私自身も利用させていただいてサイトの一つなので、少し寂しいです。
ここで紹介させていただいたポイントについて、獲得方法を工夫することで、最大三~四重にポイントを獲得することができます。 こちら”ハイレゾ音源購入時に還元ポイント三重取りで得する方法“の記事でポイント還元率の向上に特化してお得度を上昇させる方法について紹介させていただいておりますので、もしよければ合わせてご参考にどうぞ。
海外のハイレゾ配信サイトからダウンロード購入
最初にも書きましたが、こちらの方法は、”海外配信サイトからダウンロード”は販売サイトが全て英語だったり、購入にあたって日本円が使えなかったりとなかなかハードルが高いので、あくまで参考情報としていただきたいです。
とは言え、実例がないと実感もわかないと思うので、ここでは海外のハイレゾ配信サイトとして”HD tracks“を例としてみます。
こちらの方法のメリットは以下2点です。
- 日本で通常利用できる配信サイトより安く買える音源あり
- 日本で通常利用できる配信サイトでは買えないタイトルが買える
2つ目の”日本のサイトでは買えないタイトルが買える“というメリットは、”安くお得に買う”という観点からは少しズレますが、やはり海外の配信サイトは元々の販売価格が割安なので、広い意味でお得であると考えています。
順に内容をみていきます。
日本で通常利用できる配信サイトより安く買える音源あり
例えば、上図の通り”mora”など日本のハイレゾ配信サイトでは、¥2,600で販売されているマライア・キャリーのミュージック・ボックスですが、海外のハイレゾ配信サイト”HD tracks“では、下図の通りなんと$17.99、約¥1,800で販売されています。 CDで言うところの主に洋楽で、”日本国内盤よりも輸入盤の方が割安でお得“ってのと同じイメージです。
ただし、以下の通り、ダウンロード購入しようとすると、日本からのインターネット接続の場合、”This product is not currently available due to region restrictions.”と、”販売地域制約により購入不可”とのエラーメッセージが表示されます。
配信会社どうしの契約の問題など様々な事情はあるのでしょうが、私たちユーザーにとっては残念な限りです。
日本で通常利用できる配信サイトでは買えないタイトルが買える
次に、以下のようにアリアナ・グランデの”My Everything”ですが、こちらのアルバムは日本ではハイレゾ音源としては、まだ販売されておりません。
しかし、海外のハイレゾ配信サイト”HD tracks”では、44.1kHzではあるものの24bitのハイレゾ音源としてなんと販売されています。
ただし、先ほど同様にダウンロード購入しようとすると、日本からのインターネット接続の場合、”This product is not currently available due to region restrictions.”と、”販売地域制約により購入不可”とのエラーメッセージが表示されます。
ハイレゾ音源をできるだけ安くお得にダウンロードする方法まとめ
ハイレゾ音源をできるだけ安くお得にダウンロードする方法を5つ紹介させていただきましたが、5つの中で特に重要なのは、
- 1曲単位でなくアルバム単位で購入
- CD音源とハイレゾ音源の2重買いを防止
- 購入時にポイントをためる・つかう
の3つとなります。 期間限定キャンペーン等、ハイレゾ配信サイト側の状況にかかわらず自分で意識さえすれば、いつでも利用可能だからです。
私自身もそうですが、ハイレゾ対応機器を手に入れると、ついつい、いろいろなハイレゾ音源が欲しくなってしまいます。 そんな時、限りある資金・お小遣いに対して、少しでも安くハイレゾ音源を手に入れる工夫をすることで、できる限り多く自分の欲しいハイレゾ音源を手に入れたいものです。