音質がいい車おすすめランキング【ミニバン/ワゴン編】

音楽が好きな方なら、

  • どうせ車を買うなら、使い勝手の良いミニバンが欲しいけど、見た目や快適さだけじゃなくて音質がいい車を買ってみたい・・・
  • 今の車、なんか音がこもったり、ノイズがあるけど、ストレスの無いクリアー音にならないかなぁ・・・

と、一度くらいは考えたことがあるのではないでしょうか?車の音質がいいと、単なる移動時間が、快適で濃密な音楽鑑賞時間になります。

私自身は20年ほど前から音質がいい車に乗ろうと決めて乗り続けていますが(車種詳細はこちら)、「音質がいい車」と言うと、

  • 音質がいい車なんて見分けれるの?
  • 専門ショップで改造したり、手間もお金もかかるんじゃないの?

と、不安に思われる方もいるかもしれません。

最近はイヤホン/ヘッドホンをハイグレード品に交換して高音質なリスニング環境を作られる方が多いですが、実は車でも全く同じで、高音質なスピーカー・アンプ・オーディオユニットが装着された車だと、間違いなく音質は良くなります。つまり音質がいい車の見分け方はシンプルで、「音質がいい車」=「高音質なオーディオシステムが装着された車」なのです。

また、専門店で改造なんてしなくても、最初から高音質なオーディオシステムが装着された車が存在します。後から専門店で改造するのではなく、自動車メーカーの生産工場で車の組み立て作業と一緒に高音質なスピーカー・アンプや防音・防振材が装着されるのです。

ちなみに量産工程で流れ作業として素早く装着されることで、人件費も抑えられます。 その結果、専門ショップのワンオフ的な改造と違い、意外と低コストで高音質な車が制作できるのです。

さらに新車ではなく中古車となると装備の評価価格が決まっておらず、高音質オーディオの装着有無による価格差は大幅に小さくさらにお得に手に入る場合が多いです。

カーオーディオが高音質なおすすめミニバン・ワゴンのイメージ図

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そこでここでは、自分の生活スタイルに合った、使い勝手の良いミニバン・ワゴンが欲しい・・・でも音楽も好きだから、せっかくなら「ミニバン・ワゴンでしかも音質がいい車」が気になる・・・という人に向けて、

  • ミニバン・ワゴン室内音響の特徴
  • 音質がいいミニバン・ワゴンのおすすめランキング
  • 車の音質が悪くなる理由と音質の改善方法
  • 音質がいいミニバン・ワゴンをお得に手に入れる方法

について、私が普段カーオーディオの開発を行うことで得られた経験をもとに、できる限り分かりやすく書かせていただきます。

この記事を書いた人 管理人KYOのプロファイル画像

自動車エンジニア KYO(きょー)

 自動車会社で内装開発を20年間担当

 年間20車種以上に乗り最新の自動車技術を分析

 開発現場で得た車のノウハウブログで発信中

高音質なカーオーディオ装着の”ミニバン・ワゴン”ランキングをすぐに見たい方はこちら:音がいいミニバン・ワゴンランキング(ページ内リンク)からどうぞ。また、音質がいい車についてさらに詳しく知りたい方は以下記事も合わせてご参考にどうぞ。

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ミニバン/ワゴンタイプの車内音響空間とは?

まず、ミニバンやワゴンならではのボディータイプが作り出す室内空間と音響性能の関係について簡単にまとめてみました。

 

ミニバン/ワゴンへの高音質カーオーディオ設定

かつてのミニバンブームの時ほどではありませんが、個人ユースでは特に家族での移動に、法人ユースではVIPの移動に、使い勝手の良さを考えるとまだまだ人気が高いのがミニバンやワゴンです。

ミニバンタイプの車は、トヨタアルファード・ヴェルファイアの正常進化やエスクァイアの登場により、ここ数年で少しずつ高級サルーン化している傾向にあります。 よってラインナップとしてはリーズナブルなものから高級なものまで多くのタイプがあり、特に中~高級モデルに純正高音質カーオーディオ装着車のラインナップが拡大しつつあります。

 

ミニバン/ワゴン室内の音響空間の特徴

ミニバンタイプの音響空間の特徴を簡単にまとめてみます。

ミニバンタイプは、他のボディータイプのクルマと比べ、圧倒的にキャビンが広いのが特徴です。 広いキャビンは圧迫感を感じさせない自然な残響音をもたらし、音楽を聴く際、開放的な音の包まれ感を味わうことができます

またクルマによっては主に2列目シートをが前後にスライドでき、スペースの許す限り他のボディータイプのクルマでは通常不可能なリスニングポジションの変更が可能です。 例えば、スピーカー取付位置からは適度に距離を取った方が、リスニングポジションから見て左右のスピーカーの距離の差を縮めることができ、より自然な音のバランスとなります。

まとめると、ミニバン/ワゴンタイプの特徴は、

  • それなりに多くの純正高音質カーオーディオ装着車ラインナップがある
  • 圧倒的に広いキャビンからくる開放的な音の包まれ感を楽しめる
  • 移動可能なシートではリスニングポジション調整が可能となり自然な音が楽しめる

となります。

高音質なカーオーディオ装着ミニバン/ワゴンおすすめ車ランキング[全車種編]

 

車両メーカー・ブランド名
車種名
オーディオ
ブランド
★新車★
最安価格
★中古車★
最安価格+詳細情報
1位 トヨタ
ノア
NOAH
Panoramic
Live Sound
¥2,829,754
1位 トヨタ
ボクシー
VOXY
Panoramic
Live Sound
¥2,829,754
3位 トヨタ
エスクァイア
ESQUIRE
Panoramic
Live Sound
¥2,953,800
4位 マツダ
MPV
(生産終了)
300x120BOSE ¥3,034,800
(販売当時)
MPV_BOSE装着車の詳細・価格(カーセンサー)
5位 トヨタ
エスティマ
(旧型)
ESTIMA
Panoramic
Live Sound
¥3,431,212
(販売当時)
エスティマライブサウンド装着車の詳細・価格(グーネット)
エスティマライブサウンド装着車の詳細・価格(カーセンサー)
6位 トヨタ
アルファード
(旧型)
Panoramic
Super
Live Sound
¥3,524,194
(販売当時)
7位 トヨタ
ヴェル
ファイア
(旧型)
Panoramic
Super
Live Sound
¥3,524,194
(販売当時)
8位 三菱
デリカ
D:5
¥3,645,772 デリカD:5_ロックフォード装着車の詳細・価格(カーセンサー)
9位 トヨタ
アルファード
(旧型)
TOYOTA
Premium
Sound
¥3,690,514
(販売当時)
アルファード(旧型)_プレミアムサウンド装着車の詳細・価格(グーネット)
アルファード(旧型)_プレミアムサウンド装着車の詳細・価格(カーセンサー)
10位 トヨタ
ヴェル
ファイア
(旧型)
TOYOTA
Premium
Sound
¥3,690,514
(販売当時)
ヴェルファイア(旧型)_プレミアムサウンド装着車の詳細・価格(グーネット)
ヴェルファイア(旧型)_プレミアムサウンド装着車の詳細・価格(カーセンサー)
11位 トヨタ
アルファード
(新型)
300x120JBL ¥4,013,280 アルファード(新型)_JBL装着車の詳細・価格(グーネット)
アルファード(新型)_JBL装着車の詳細・価格(カーセンサー)
12位 トヨタ
ヴェル
ファイア
(新型)
300x120JBL ¥4,013,280 ヴェルファイア(新型)JBL装着車の詳細・価格(グーネット)
ヴェルファイア(新型)JBL装着車の詳細・価格(カーセンサー)

と、なりました。

第13位以下を含むおすすめ車ランキングの詳細は下の表をご覧ください。

高音質なカーオーディオ装着のミニバン・ワゴン全車種おすすめ車ランキング表

同率1位のトヨタノア・ボクシーと2位のエスクァイアにはトヨタオリジナルの“パノラミックライブサウンドシステム”が、4位のマツダには“BOSE”のカーオーディオシステムが装備されています。

どちらも人気あるカーオーディオです。

そんな人気カーオーディオの

  • 専用設計カースピーカー装着
  • 専用設計パワーアンプ搭載
  • 専用オリジナル音響チューニング施行

がなされたミニバン・ワゴンが300万円前後の車両価格で買えてしまうのは、それなりにお得と言えるのではないでしょうか? ちなみに中古車だとさらにお得な価格となります(上表の右端欄から中古車の最新価格一覧がご確認いただけます)。

ちなみに上位3位のノア・ヴォクシー・エスクァイアは2017年にマイナーチェンジされましたが、マイナーチェンジ前に引き続きガソリンエンジン車でないとパノラミックライブサウンドシステムは選択できません。 ノア・ヴォクシー・エスクァイアの場合、ハイブリッド車ではパノラミックライブサウンドシステムが選択できないので注意が必要です。

 

高音質なカーオーディオ装着ミニバン/ワゴンおすすめ車ランキング[エコカー編]

次ににエコカー(ハイブリッド車)の最安値ミニバン・ワゴンをランキング化したいと思います。

少し前までは「エコカー=ハイブリッド車」でしたが、最近は「クリーンディーゼル車」や「アイドリングストップ機構装着車」、「電気自動車」、「燃料電池車」など様々なエコカーが登場し、エコカーの定義が広がってきましたが、ここでは以下の2つの理由でハイブリッド車のみを取り上げたいと思います。

ハイブリッド車は、

  • 一般ユーザーでも購入可能な価格設定の車が多く、それなりに普及
  • 「クリーンディーゼル車」や「アイドリングストップ機構装着車」と比較してエンジンが止まっている時間が多く、静かに音楽を聴ける時間が長いという点で有利

と言えます。

結果は、

車両メーカー・ブランド名
車種名
オーディオ
ブランド
★新車★
最安価格
★中古車★
最安価格+詳細情報
1位 トヨタ
エスティマ
ハイブリッド
(旧型)
Panoramic
Live Sound
¥4,284,926
(販売当時)
エスティマハイブリッドライブサウンド装着車の詳細・価格(グーネット)
エスティマハイブリッド ライブサウンド装着車の詳細・価格(カーセンサー)
2位 トヨタ
エスティマ
ハイブリッド
(旧型)
Panoramic
Super
Live Sound
¥4,444,766
(販売当時)
エスティマハイブリッド_スーパーライブサウンド装着車の詳細・価格(カーセンサー)
3位 トヨタ
アルファード
ハイブリッド
(旧型)
Panoramic
Super
Live Sound
¥4,509,977
(販売当時)
アルファードハイブリッド_スーパーライブサウンド装着車の詳細・価格(カーセンサー)
3位 トヨタ
ヴェルファイア
ハイブリッド
(旧型)
Panoramic
Super
Live Sound
¥4,509,977
(販売当時)
5位 トヨタ
アルファード
ハイブリッド
(新型)
300x120JBL ¥5,000,400 アルファードハイブリッド(新型)_JBL装着車の詳細・価格(カーセンサー)
5位 トヨタ
ヴェルファイア
ハイブリッド
(新型)
300x120JBL ¥5,000,400 ヴェルファイアハイブリッド(新型)_JBL装着車の詳細・価格(カーセンサー)

と、なりました。

ハイブリッドでしかもミニバンなので、まさにトヨタのお家芸(笑)であり独断場でした。

1位と2位は同じエスティマ(旧型)ですが、2位の方がより上級設定のパノラミック“スーパー”ライブサウンドシステム装着車となり、エキサイターと呼ばれる天井に装着されたスピーカーがさらに2個追加されます。 ちなみにエスティマは、2016年6月のマイナーチェンジで純正プレミアムオーディオの設定が廃止されてしまったので、現在は中古車のみが入手できる方法となります。

価格面で言うと、やはりハイブリッドでないミニバンと比較すると、当然ですが最安値が上がる結果となりました。 しかもエスティマの下のクラスであるノア・ボクシーにはハイブリッドのグレードにのみプレミアムオーディオの設定がありません。 こちらも最安価格を上げている要因と言えそうです。

アルファード、ヴェルファイアは、2015年のフルモデルチェンジで、プレミアムサウンドとパノラミックスーパーライブサンドの2つのオプション設定が廃止され、JBLプレミアムサウンドに一本化されています。 よって、今後新車で購入する場合はJBLプレミアムサウンドのみのオプション選択となります。

ちなみに、新型アルファードハイブリッドのJBLプレミアムサウンドシステムについて、私KYOが実際に車を借りてきて聴いてみた結果をこちら”新型アルファード、ヴェルファイアのスピーカーの実力とは?“の記事に整理しましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。

ハイブリッド車の特徴である、

  • エンジンが止まっている時間が多く、静かに音楽を聴ける時間が長い
  • 燃費の良さや優遇税制なので少し維持費を抑えられる
  • ガソリン車には無い少し未来的な走りの感覚

などの付加価値を感じることができる方には、是非オススメです。

第7位以下を含むおすすめ車ランキングの詳細は下の表をご覧ください。

さすがにハイブリッド限定でミニバン、しかも高音質なカーオーディオ装着車と絞ると、世の中に多くのラインナップがありそうなミニバンと言えども選択できるラインナップは少ないようです。

エコカーで高音質なカーオーディオ装着のミニバン・ワゴンおすすめ車ランキング表

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なぜカーオーディオの音質に不満を感じるのか?

最近、”カーオーディオの音質に不満を感じる人”が増えつつあります。 これには大きく分けて2つの背景が考えられます。

  • 普段、クルマ以外の場所で聴いている音が意外と高音質
  • カーオーディオにはクルマならでは音質劣化要因が多い

 

車以外で聴いている音が意外と高音質

まず1つ目の背景についてです。

近ごろ高音質イヤホンや高音質ヘッドホン・ハイレゾオーディオがブームになっていたり、Bluetooth機器徐々に高音質なコーデックに対応していったり、日常的に高音質を体感できる機会が増えてきています。 つまり人々の耳は少しずついい音に慣れてきているのです。 ”高音質かどうか“のような数字で表現することのできない”感性性能“は”絶対的”な基準を決めるのが難しいので、人間は”相対的“な比較により性能の判断を行います。 よってカーオーディオに対しても、”相対的“に高音質を求めるようになってきているのです。

 

車の中ならではの6つの音質劣化要因

次に2つ目の背景についてです。

まず以下の図の上半分をご覧ください(がんばって作ってみました(^^♪)。 いろいろ書いていますが、クルマならでは“の音質劣化要因は主に6つあります。 これはミニバン・ワゴン等のボディータイプによらず、どのクルマでも発生します。

  • スピーカー・アンプなど部品の性能が低い要因:④,⑥
  • スピーカーなど部品の取付品質・車の剛性が低く異音・雑音が発生要因:⑤
  • スピーカー~耳の間での音の反射・吸収・位相ズレによる劣化要因:①,②,③

カーオーディオの音質劣化と高音質化の説明図

カーオーディオが高音質なおすすめの車とは?

車の中ならではの音質劣化の改善

人々の耳がいい音に慣れてきた(車内音質不満理由の1つ目)”ことについては、残念ながら対策できません。 もしできたとしても”普段から悪い音に耳を慣れさせる”等の意味不明な対策なのでおすすめできません(笑)。 しかし、”クルマの中ならではの音質劣化要因(車内音質不満理由の2つ目)”は対策が可能です。

上図の下半分に6つの”音質劣化要因“の対策となる”音質改善“方法を書きました。

  • ①反射を想定した周波数・位相特性チューニング
  • ②位相ズレを想定した位相特性チューニング
  • ③吸収を想定した周波数特性チューニング
  • ④より低歪等の音響特性のよいスピーカー使用
  • ⑤防音材追加・剛性強化など振動・異音が発生しにくい車内設計
  • ⑥より高出力・低歪等の音響特性のよいアンプ・DSP使用

上記6つの音質改善方法を以下の”車の音質を決定づける3つの項目“に分類し、高音質化への影響度をパーセント表示(%)で書くと、

  • カースピーカー・アンプなど部品の性能(→音質改善:④,⑥):約20%
  • カースピーカーなど部品の取付状態・車内の剛性や静かさなどの環境(→音質改善:⑤):約40%
  • 音のバランス調整・チューニング(→音質改善:①,②,③):約40%

となります。

こちらの”こんな方法があったのか!車の音質を劇的にUPさせる2つの対策[システム編] “の記事にも書きましたが、これら3項目の改善は”3つまとめて同時に行う“のが、より効率的な高音質化につながるためおすすめです。

カースピーカー・アンプなど部品交換(音質改善:④,⑥)だけとかでもアリなんですが、実は高音質化への効果としては約20%しかないため、あまりおすすめできません。 3つまとめて実施しないと部品の性能すら100%引き出すのは無理なんです。

 

最初から高音質を目標に設計された車

ここで、これらの”音質劣化要因“がクルマの開発段階で解決されている”最初から高音質を目指して設計された車なるものを紹介させていただきます。 具体的に言いますとこの車は、ディーラーで納車されるタイミングで既に高音質のカーオーディオシステムが装備されているのです。

このクルマのスピーカー・アンプなどのカーオーディオ部品は、カーメーカーとカーオーディオメーカーにより共同で設計・開発され、場合によっては高音質化のために専用のカースピーカー取付構造防音・静音設計車のボディーに施行される場合もあります。

そして、クルマを組み立てる工場で他の部品といっしょにクルマへ取付けられ、カーメーカーの厳しい基準で検査され、その検査に合格したものだけが出荷されます。

また、開発段階からエンジンなど他の部品と遜色ない厳しい基準で耐久性能などが保証されるように設計されているので、壊れにくいという大きな安心感があり非常におすすめです。 ここではこのようなクルマを”純正高音質カーオーディオ装着車“と呼ぶことにします。 少し言いにくいですが(笑)。

つまり、純正高音質カーオーディオ装着車へクルマごと買い替えてしまえば、手っ取り早く高音質が手に入るのです。

確かに車ごと買い替えなんて簡単ではありませんが、買い替える場合の費用をなるべく節約するため、車を買い替える場合によくある「下取り車が思った以上に安かった問題」の対策方法について、こちら”下取り車が安い場合の対処法!“の記事にまとめてみました。 もしよければ合わせてご参考にどうぞ。

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あらためて”純正高音質カーオーディオ装着車“のメリットを整理すると、

  • 専門ショップでの改造等と比べ、手軽に高音質の車が手に入る
  • 厳しい品質基準で車の一部分として設計・製造されるので壊れにくく保証もあるので安心
  • 専門ショップでの分解・装着と比べ、製造ライン装着なのでコストパフォーマンスがよい

となります。

そこでここでは、グレード違いを含む500車種以上ものモデル中から本サイトが独自に調査し、高音質なカーオーディオシステム装着の”ミニバン・ワゴン”を厳選しました。 そしておすすめな順として、ここではコストパフォーマンスがいい順(=安く買える順)に並べ替えてランキング化しました。

こちらに掲載している価格は現在日本で新車として販売されているミニバン・ワゴンのオプション込の価格となりますが、中古車の在庫がありそうなモデルについては今時点での中古車価格が分かるリンクも付けました。

ちなみに、高級カーオーディオなどのマニアックなオプション装備誰もが欲しがる装備ではないため特に中古車の値下がり幅が大きく、価格的には新車よりも大変お得でおすすめです。 実際、私KYOも2006年式レクサスIS250のマークレビンソンオーディオ装着車を2年落ちの中古で、新車価格と比べて約90万円もお得に買えた実績があります。 確かにミニバン・ワゴンはまだまだ人気なので中古車での価格は下がりにくいですが、同じく価格が下がりにくいレクサス車でもこれだけ差が出ています。

“ミニバン・ワゴン限定”のようなクルマのボディータイプにこだわらず高音質なカーオーディオ装着車を確認されたい方は、こちらの”カーオーディオが高音質なおすすめ車ランキング![全車種編]“の記事をご覧ください。

 

高音質カーオーディオが装着されたミニバン・ワゴンのお得な購入方法

高音質なカーオーディオシステムが純正装着されているミニバン・ワゴンならではの大きなメリットとして、

  • 毎日、車に乗るたびに高音質を楽しめる(→音質の悩み解消
  • 特に高級オーディオブランド装着車はブランドエンブレム装着など”見た目”の満足感もある
  • 人とは違った装備の車に乗っているという満足感・所有欲が満たされる

などがあります。

しかしながら、購入時にその分の装備費用が必要となります。(特にいくつかの他の装備と抱き合わせでセットオプションの場合、追加費用は大きくなります・・・)

そこで、私自身も車両購入の際に実際行っている“高音質なカーオーディオ装着車をお得に購入する2つのおすすめ方法”をまとめてみました。

  • 下取り車がある場合は下取り価格を高くする交渉・買取り店への売却を検討
  • オプション装備装着車は出回る中古車の数が少ないので、新着車・価格をネットでこまめにチェック

 

下取り価格を高くする交渉/買取り店への売却検討

お得に車を購入する方法の中でも、最も分かりやすく価格差が出てしまうのが、

  • 下取り価格を高くする交渉
  • 下取りではなく車買取り店の利用

の2つです。

実際、私もこれまで3回クルマを買い替えた経験がありますが、

  • ディーラーへの「下取り車の価格、これ以上高くならですかね?」という交渉
  • 車買取り店への見積依頼(最終的にディーラー下取りにした場合だとしても)

だけは毎回行ってます。

 

下取りと買取りの価格差は数十万円以上(私の実体験)

偶然か私は個人的に3回も最初のディーラー下取り提示価格よりも車買取り店の価格の方が10~20万円程度高いという経験をしています。

逆に言えば、少し面倒とは言え、買取り店で見積を取っておかないと10~20万円損してしまう場合もあるってことなんです。。。

とは言え、ネット経由で申請したり、店を回ったりの「めんどくささ」と「10~20万円程度の損」をてんびんにかけて考えてみて下さい。

多少めんどくさい手続きをがんばるともらえる10~20万円」を普段の仕事で稼ごうとするとどのくらい大変でしょうか? 少なくとも私は、数時間~数日で10~20万円稼げる富裕層ではないので、合理的に買取り店で見積を取る道を選びます。

ちなみに過去私が乗換等で売却した車のディーラー下取りと車買取り店の差額は以下の通りです。

  • 旧型トヨタソアラ(走行13万km)
    買取り店の方が10万円高い。が、めんどくさかったのでディーラーで下取り(後に後悔)。
  • 旧型トヨタヴィッツ(走行7万km)
    買取り店の方が15万円高い。が、ディーラーと再交渉したら20万円追加値引きしてくれたので下取り。
  • レクサスCT200h(走行5万km)
    買取り店の方が17万円高い。ディーラーと再交渉するも結果変わらずで、そのまま買取り店で売却

過去私が手放した旧型トヨタソアラの場合は年式古く不人気の2ドアクーペだったので10万円の価格差でしたが、もしもSUV・ミニバンなどの人気車リセールバリューの高いトヨタ・レクサス車であれば、場合によっては想像以上の買取り高値がつくこともあります。

 

下取りより買取りが特におすすめな場合

ちなみに特に、ディーラーでの下取りよりも買取り店を利用するのがおすすめの場合としては、

  • 軽自動車・SUV・ミニバン等の人気のカテゴリーの車を売却する場合
    (市場での流通性が良く高値が付く確率が高い)
  • ホイール・ナビ交換等の社外品カスタマイズありの場合
    (下取りの場合は純正品以外はマイナス評価)
  • 手続きが多少手間でも買取り価格は高い方が納得できる場合
    (販売店だけでなく買取り店でも手続きが必要)

です。 上記3つの項目に1つでもあてはまる場合は、自分のクルマの買取り価格の確認だけはしておかないと、数万円単位の損につながる可能性があります。

 

今の自分の車の価格を知っておくメリット

仮に最終的に買取り店で売却しないとしても買取り店での自車の買取り価格を知っておくということは、

  • ディーラーで下取り金額UPの交渉材料として使える
  • ディーラーで値引き+下取り合わせてUPの価格交渉ができる

と、ディーラー交渉時の強い武器となります。 ディーラー交渉の結果、

  • ディーラーで納得いく下取り価格が得られた場合
    買取り店での売却はキャンセルしてディーラーで下取り
  • ディーラーで納得いく下取り価格が得られない場合
    → 新しい車はディーラーから買う場合でも前の車は調べておいた買取り店へ売却

と、すればよいのです。 できる限り納得いく買い物をしたい私は、毎回この方法を利用し、ディーラーでの下取り(+値引き)価格アップも経験しています。

 

今の自分の車の価格を調べるおすすめ方法

ここで、ためしに今時点の自分のクルマの価格を調べるには、状況に応じて以下2つの方法を使い分けるのがおすすめです。

  • 時間をかけずまずは大手1社へ確認(35秒で入力完了)
    → 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:ガリバー愛車無料査定)
  • 多少時間をかけてでも数社の見積比較で最高額を確認(90秒で入力完了)
    → 愛車の今の最新価格を確認(情報提供:カーセンサー簡単ネット車査定)

どちらの方法も無料です。

確かに少し面倒なのは事実ですし、手間をかけるかどうかはご自身で最終判断いただければと思いますが、ここで「行動しない = 10~20万円程度の損 = その分の装備・条件はあきらめる」ということだけはご理解いただき、ここはぜひ行動いただくのがおすすめです。

ちなみに、高く買い取ってくれる割にあまり面倒でもないおすすめの方法について、こちら”車買取の流れ全7種類まとめ!安心/簡単/高額な中古車査定方法とは?“の記事に詳しくまとめましたので、もしよければご参考にどうぞ。

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自車の買取り価格を知っておくということは、次の車を選ぶ時にどれだけ購入資金の足しにできるかの目安にもなります。

仮に今すぐ車を買い替える予定が無くても、現時点の買取価格+今後の価格変動相場を知っておくことは、買い替えタイミングを考える上でも、十分に意味があることと言えます。

 

新着車・中古車価格変動をネットでこまめにチェック

次に中古車で買う場合ならではのポイントです。

実は、中古車のオプション装備価格は、カーメーカーがマーケティング戦略で値段を決める新車と違って市場ニーズそのもので決まります。早い話が、サンルーフなどの人気オプションは新車時とオプション価格が大きく変わらないのに対し、高音質なカーオーディオなどマニアックなオプションは需要が少なければ、新車時より価格が大きく下がるのです。

しかし、高音質なカーオーディオシステムなどのオプション装備は上記のとおりマニアックである分、市場に出回る中古車の数がとても少ないです。よって、新着の中古車や価格の変動をネット等で頻繁にチェックし、自分の希望スペックに対して70~100%当てはまると思ったら、すぐに中古車販売店に仮押さえを依頼するくらいのスピード・行動力が武器となります。

レアで条件のいい車ともなるとホントすぐに買い手がついてしまいます。 私自身が購入した際、3ヶ月粘りましたが実は100%希望の車は現れないと判断し、実は最終的にボディーカラーについては希望の白色をあきらめグレー色で妥協しました。(もちろんオーディオ装備は一切妥協無しです)

このように、ある程度の期間こまめに情報チェックしていると、希望スペックを80%満足するレベルの車すらかなりレアな掘り出し物なのか、希望スペックを100%満足するレベルの車が十分出てきそうなのかの肌感覚がつかめてきます。

 

音質がいいオーディオ装着車を車のタイプ別に確認されたい方は、以下の記事もご参考にどうぞ。

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