ここでは、純正高音質カーオーディオシステム装着車とは何か?について書かせていただきます。
あくまで私KYOの意見ですが、クルマの装備品に関しては簡単に取外しできるものを除き、純正品が一番「安心」だと考えています。
クルマは一般的な家電製品と違い、その価格の高さからも買い替えサイクルは5~10年が一般的です。
新車であれば3~5年のメーカー保証、中古車でもプラン次第で1~5年程度のディーラー保証があります。 いわゆる長期保証です。 ほとんどがメーカー保証1年保証の一般家電と比べると明らかに保証期間が長いです。
しかも移動手段でもあるので、慣れない旅行先などでいざ故障してしまうなどのリスクを考えると、クルマとその装備については品質が非常に重要です。確かに砂漠の真ん中でエンジンが故障するのと比べれば、オーディオの故障なんてたいしたことない気がしますが、もしも楽しい旅行中に壊れたらそれこそ気分的に台無しです。
やはり品質に対する安心感・突然の故障修理の出費を考えると、純正オーディオという選択は最終的に精神衛生上も費用上も、とてもメリットが大きいのです。
純正高音質カーオーディオシステムの装備方法は3つ
実は、高音質カーオーディオシステムの装備に限った話ではありませんが、純正メーカーオプション装備の設定方法には主に3種類あります。
高音質カーオーディオが標準設定
1つ目は、お目当ての装備が既に標準装備として設定の場合です。
特に何も難しいことを考える必要はありません。非常にシンプルです。
事例として、
- 選択した車種のグレードが上級グレードである(他にも多くの装備が満載されているグレード)
- 選択した車種そのものがカーメーカーの車種モデルレンジの中で比較的高級モデルである
以上の場合にこのパターンが多いです。
高音質カーオーディオのみがオプション設定として選択可能
2つ目は、お目当ての装備が単独でオプション装備として設定の場合です。
この場合も何も難しいことを考える必要はありません。
単純にそのオプションを選択するだけです。非常にシンプルです。
高音質カーオーディオが他装備と抱き合わせでオプション設定として選択可能
3つ目は、お目当ての装備が他装備と抱き合わせでオプション設定されている場合です。こちらの場合は、少しだけ複雑なので注意が必要です。
本来、欲しい装備だけを選択したいところですが、技術的な組み合わせ・販売上の組み合わせなどメーカー側の都合により、欲しい装備が欲しくないかもしれない他の装備とセットでないと選択できない場合があるのです。
- 選択したい装備が、他の装備といっしょでないと装備できない
- 選択したい装備が、あるグレードを選択しないと装備できない
の2通りが主に考えられます。
実際、私もこのパターンにハマって、悩みまくったことがあります。 この組み合わせ地獄(笑)のせいで、クルマの車種そのものを変更してしまったのです。
個人的な話になりますが、数年前、私KYOはマイナーチェンジ後の3代目プリウスの購入を検討してました。 ちょうど、マイナーチェンジを期にプリウスに新しくJBLオーディオのオプションが設定されたのです!
当時JBLオーディオのオプション自体は約5万円でした。 非常にリーズナブルと思いました。 しかし、このJBLを装着するには別の約40万円分のオプションを同時に装着しなければならなかったのです。
40万円分の装備中には純正ナビ・フロントガラスに投影するディスプレイ・自動駐車支援システムなどが入ってました。 ナビはオーディオと一体なので、まあ分かります。ディスプレイもナビの表示とかを行うので、無理やりですが自分を納得させられました。
しかし、自動駐車支援システム・・・これだけは理解できず、しかも欲しい装備ではなかったので、悩みまくった挙句、最終的には別の車種を買うことにしたのです。
いくらで買えるの?純正高音質カーオーディオシステム装着車
新車の高音質カーオーディオシステム装着車価格
結論から言うと、ピンキリです。
めちゃくちゃ高そうなイメージがありますが、そうでもないんです。
実は、車両本体価格200万円以下から買えてしまうんです。
下の図を見てください。縦軸を車両本体価格として、主要カーメーカーの純正高音質カーオーディオシステム装着車のうち、オーディオブランドを設定しているクルマの価格をグラフにまとめてみました。球の大きさはスピーカーの数の多さを表してます。
例えば、BOSEを装着しているクルマの場合、
- 一番安いクルマは200万円以下
- 一番高いクルマは1600万円以上
となります。まさにピンキリです。
ただ、意外と買える値段で売っていることに気づかれた人もいるのではないのでしょうか?
クルマそのものが超高級車だと話は別ですが、純正高音質カーオーディオシステム装着車は、びっくりするような高い価格ではないのです。
参考までに、純正高音質オーディオシステム装着車を安く買う方法について、こちら”オーディオ音質がいい車を安くかしこく買う方法“の記事で整理しましたので、もしよろしければご覧ください。
中古車の高音質カーオーディオシステム装着車価格
中古車の場合、一般的な中古車選びと比べ、高音質カーオーディオシステムを装備したクルマ限定で探す必要がでてきます。
中古車のタマの選択肢が減るので、少しめんどくさい気もしますが、まぁ外装の色を黒限定や白限定で探すようなもので、時間に余裕を持って探すと意外と見つかるものです。
中古で買う大きなメリットは、新車と比べて保証期間が短くなる反面、オプション装備の形態をとることが多いオーディオ装備はリーズナブルに手に入れることができることです。
実際、私も数年前、中古でマークレビンソンという高級オーディオシステムを非常にリーズナブルな価格で手に入れることができました。
少し個人的な話も混ざりますが、マークレビンソンというブランドオーディオは、特に北米を中心にオーディオファンの間では人気があるのですが、
ホームオーディオ用だとメインアンプ1チャンネル分で300万円くらいします。例えばステレオ分で2個だと300万x2、これに専用のプリアンプ、CDプレーヤー、それに見合うスピーカーを揃えだすと軽く1500万円は超えていきます。私にはとても買えません。
しかし、中古のレクサスに装備されているマークレビンソンであれば、総額約300万円で、マークレビンソン付きの走行2万キロ2年落ちのクルマとして手に入れることができたのです。
参考までに、純正高音質オーディオシステム装着車を安く買う方法について、こちら”オーディオ音質がいい車を安くかしこく買う方法“の記事で整理しましたので、もしよろしければご覧ください。