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ハイレゾウォークマン内蔵のDSEE-HXの効果と音質評価

公開日: : 最終更新日:2016/11/13 ハイレゾ, 車の音質向上

最近のハイレゾブームの大きな立役者であるソニーのハイレゾウォークマン。 このハイレゾウォークマンは、単にハイレゾ音源を再生できるだけでなく、従来のMP3やAACなどの圧縮音源やCDをリッピングしたWAVやFLACなどのCD相当音質音源など非ハイレゾ音源すらデジタル処理でハイレゾ相当にまで音質を向上させる夢のような機能が内蔵されています。 その夢のような機能がソニーが誇るDSEE-HXです。

ハイレゾウォークマンのDSEE-HX

しかし、そんな夢のようなDSEE-HX機能で本当に音質がよくなるのでしょうか? MP3やAACなどの圧縮方式は不可逆圧縮といい、ファイルサイズを劇的に小さくできる反面、圧縮時にデータを捨ててしまうので、普通に考えると元に戻せないはずです。

ここでは、DSEE-HXに代表されるアップスケーリング機能・その技術の効果について私が体験した感想も交えながら書いていきたいと思います。

圧縮音源~CD音源をハイレゾ相当音質にアップスケーリングする技術はDSEE-HX以外にもいくつかあります。 代表的なものを以下にあげました。

  • DSEE-HX by SONY
  • K2 Technology by Victor
  • Advanced AL32 Processing by DENON
  • HF-Player内の処理(iOS用のみ)

この中では、ハイレゾブームの立役者であるハイレゾウォークマンに搭載されている”DSEE-HX”が一番有名ではないかと考えています。

“DSEE-HX”は”DSEE”というMP3やAACなどの圧縮音源をCD相当音質にアップスケーリングする技術を起源としています。 この圧縮音源をCD相当音質に アップスケーリング技術は、iTune Store等にみられるようなネット配信で圧縮音源が爆発的に広まった時期に様々な技術・アルゴリズムが開発されました。 その中にはネーミングがあるものから特にネーミングが無いものまでいろいろありますが、”DSEE”が”DSEE-HX”になったようにアップスケーリング技術もハイレゾ対応がすすんでいます。

この”DSEE-HX”に代表されるアップスケーリング技術は、ハイレゾ音源の少なさとネット流通等で爆発的に数が多くなっていく非ハイレゾ音源のギャップを埋めるというニーズにうまくハマった技術であるといえます。

ちなみに、DSEE以外にも圧縮音源をCD相当音質にアップスケーリングする技術で名前があるものとして、”Clari-Fi by Harman”というものがあります。 あまり知られてないかもしれませんが、シャープのAQUOSスマホやレクサス車のNXやRC(マークレビンソンプレミアムサウンドシステム装着車のみ)に搭載されています。

 

DSEE-HXについて

DSEE-HXとは簡単に言うと、CDや圧縮音源の音質を録音時の生演奏の音質に極力近づけれるように何とか音質をよくしようという技術です。

ソニーのハイレゾウォークマンやハイレゾ対応スマホでは、以下のようなDSEE-HX機能の切替スイッチが用意されており、ユーザーがオン・オフを選ぶことができます。

DSEE-HXのスイッチ

少し専門的な用語も出てきますが、ソニー公式サイトにはDSEE-HXについて以下のように解説されています。

ソニー独自の高音質技術により、圧縮音源で失われがちな高音域や消え際の微小な音を効果的に補完。 非圧縮のリニアPCMや可逆圧縮音源についても量子化によって失われる音を補完する「DSEE HX」。 手持ちのCD音源やMP3、AACなどの圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングします。

この技術を支えているのは、次の2つのアプローチ。

ひとつは、サンプリング周波数を拡張。 サンプリング周波数をCD音源の44.1kHzに対し、最大192kHzまでアップスケーリングすることにより、これまで再現できなかった高音域をクリアに表現できるようになりました。

もうひとつは、ビット数を拡張。 ビット数とは、1秒間に処理するデータ量。CD音源の16bitに対し、24bitまでアップスケーリングさせたことで、消えかかる繊細な音から、迫力ある大音量まで、音の強弱を豊かに表現します。

この2つのアプローチにより繊細な表現が可能となり、楽器やボーカルの生々しさ、演奏の場にいるような空気感、臨場感に包まれ、本来アーティストが伝えたかった世界観や想いまで再現し、心震える感動を体感できます。

上記解説文ではDSEE-HXの真髄を”ソニー独自の高音質技術”とうまくまとめてありますが、実際のところは、ソニーのエンジニアが様々なジャンルの楽曲に対してハイレゾ音源~CD音源~圧縮音源をそれぞれ比較分析し、各音源の波形パターンを解析するという地道な作業とそれらを集積したノウハウの上に成立している、いわば努力とノウハウの結晶のようなものであると考えられます。

次章からは、本当に上記の通り感じることができるのかを含め、実際に私がDSEE-HXの効果を体感した印象を書いていきたいと思います。

 

私が実際に感じたDSEE-HXの効果

私がDSEE-HXをオンにして一番感じるのは、高音域の情報量・音の密度の増加です。 リバーブやエコーのような残響音が自然な印象で少し付加されているように感じ、音のステージ(音場)が少し「華やか」かつ「濃密に」なるように感じました。

確かにDSEE-HXによって作り出されるアップスケーリングにより補間された音は、本来あったはずの失われた音と全く同一ではありません。 本当のハイレゾ音源ではなく、あくまで人工的に作り出された疑似ハイレゾとでもいうべき音源です。

しかし、曲や元音源の録音状態にもよるものの、私にとっては心地よく聴こえることが多いです。

補間処理が多すぎると効果は分かりやすくなりますが不自然に聞こえてしまうリスクがあります。

逆に補間処理が少なすぎると自然さは維持できますが、そもそもの効果が分からなくなってしまいます。

この二律背反をうまくバランスさせているのがソニーのDSEE-HXのすばらしいとこであると思います。

高音の情報量が増えても決して不自然に音が濁ったりは感じません。 ”ホール”、”スタジアム”のような従来のDSP処理による明らかなエフェクト的効果音の追加ではなく、あくまで自然な付加音なので音の濁りまでは感じられないところがいいバランスなのです。

唯一のデメリットとしては、私を含めCDの音質に耳が慣れてしまった人にとって”CDのシンプルでスッキリした迫力のある音”ではなくなってしまうとこでしょうか。

しかし、この”CDのシンプルでスッキリした迫力のある音”というものもオリジナルのレコーディングの音をCDという容量の限られたメディアに閉じ込めるために手が加えられた音であり、既にオリジナルの音では無くなっていることを認識しなければならないのです。

最後に、このDSEE-HXの最も大きなメリットは、”既に手持ちのCDやmp3(圧縮音源)ライブラリが全てハイレゾ相当で聴ける”ということに尽きます。

DSEE-HXに限らずアップスケーリング機能とは、配信ハイレゾメディアがまだまだタイトル数的に少ない中で、CDやmp3等圧縮音源ソースなどの既存音楽ライブラリの”高音質再生”を非常にリーズナブルに実現できる非常に強力な方法なの1つなのです。 ちなみに、DSEE-HXに関して言うと、リアルタイムで再生と同時に高度な信号処理を行うためバッテリー消費量が通常の約1.5~2倍速になってしまいます。 しかし、個人的にこの感動的な音質の虜になってしまったため、私はほぼ常にDSEE-HX機能ON状態で使用しています。

ちなみに、こちら”新型アルファード、ヴェルファイアのJBLスピーカーの実力とは?“の記事で、実際に車のカーオーディオでDSEE-HXの効果の確認・音質比較を行ってみましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。

 

DSEE-HX搭載ハイレゾウォークマンの価格 x メリットデメリット一覧

DSEE-HX搭載のハイレゾウォークマンのラインナップは以下のとおりです。

中古品での検討も考慮し、ソニー公式サイトの新製品情報にはないFシリーズ等の販売終了モデルも合わせてメリットデメリットを実売価格と共にリスト化してみました。

※ソニーウォークマン公式サイト:ウォークマンラインナップ
icon

製   品   名 ハイ
レゾ
対応
良 い 点
(メリット)
悪 い 点
(デメリット)
実売
価格
備    考
NW-
A16

[32GB]

(販売終了
モデル)
Zシリーズほどでは無いが音質を追求した専用機ならではの高音質さと低価格を両立。 ZX1/Fシリーズの弱点であったSD外部メモリ対応・高速起動(電源オン)を実現。 内蔵メモリは32GBと割り切りハイレゾウォークマンとしては最安値なのでかなりおすすめ。 Z/Fシリーズと比べると画面が小さくて表示が少し粗い。タッチパネル操作にも非対応。ただしボタンを押した感がある等の操作感に関わる部分なので好み次第。 ¥24,000

28,000
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NW-
A17

[64GB]

(販売終了
モデル)
Zシリーズほどでは無いが音質を追求した専用機ならではの高音質さと低価格を両立。 ZX1/Fシリーズの弱点であったSD外部メモリ対応・高速起動(電源オン)を実現。 A16と比べ約¥6,000の追加価格で内蔵メモリが64GBに。 Z/Fシリーズと比べると画面が小さくて表示が少し粗い。タッチパネル操作にも非対応。ただしボタンを押した感がある等の操作感に関わる部分なので好み次第。 A16と比べてカラーバリエーションが半減、ピンクとブルーは存在しない。しかし色なので好み次第。 ¥34,000

37,000
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NW-
A26
HN

[32GB]

(販売終了
モデル)
Zシリーズほどでは無いが音質を追求した専用機ならではの高音質さと低価格を両立。  A10シリーズと比べハイレゾ再生時のノイズキャンセリング性能が向上。Bluetooth接続時のコーデックとしてより高音質なLDACに対応。 下位モデルのA25と比べ約¥5,000の追加価格で内蔵メモリが32GBに。Aシリーズの中では性能・価格のベストバランスモデルでおすすめ。 Z/Fシリーズと比べると画面が小さくて表示が少し粗い。タッチパネル操作にも非対応。ただしボタンを押した感がある等の操作感に関わる部分なので好み次第。 下位モデルのA25と比べてカラーバリエーションが4色に、黄色とオレンジは存在しない。 しかし色なので好み次第。 ¥35,000

38,000
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NW-
A27
HN

[64GB]

(販売終了
モデル)
Zシリーズほどでは無いが音質を追求した専用機ならではの高音質さと低価格を両立。  A10シリーズと比べハイレゾ再生時のノイズキャンセリング性能が向上。Bluetooth接続時のコーデックとしてより高音質なLDACに対応。 A26と比べ約¥10,000の追加価格で内蔵メモリが64GBに。多少値は張るがアルバム1枚で1~2GB必要なハイレゾ音源を考慮すると個人的にはAシリーズの中で最もおすすめ。 Z/Fシリーズと比べると画面が小さくて表示が少し粗い。タッチパネル操作にも非対応。ただしボタンを押した感がある等の操作感に関わる部分なので好み次第。 A26と比べてカラーバリエーションが半減、ピンクとブルーは存在しない。 しかし色なので好み次第。 ¥46,000

48,000
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NW-
A36
HN

[32GB]

(2016年
10/29
発売)
WM1シリーズと同時発売のハイレゾウォークマン入門機。入門機とは言え高音質を追求した専用機ならではの高音質さと低価格を両立。 A20シリーズと比べ、デジタルアンプS-MASTER HXの改良によるさらなる高音質化ヘッドホン出力UPDSD再生対応、ディスプレイサイズUP(2.2→3.1インチ)・画面タッチ操作対応など大幅に性能向上し、しかも価格はほぼ据置。 またA30シリーズより上位機種でもカラーバリエーションが5色と豊富に。 ノイズキャンセル対応の専用イヤホンも付属。 WM1/Z/Fシリーズと比べるとやや画面が小さいが解像度は同等。正直あまりデメリットは見つからないがA20シリーズと比べると、横幅が約10mm大きく、約30g重くなり携帯性がほんの少し悪化 ¥34,000

37,000
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NW-
A37
HN

[64GB]

(2016年
10/29
発売)
WM1シリーズと同時発売のハイレゾウォークマン入門機。入門機とは言え高音質を追求した専用機ならではの高音質さと低価格を両立。 下位モデルのA36と比べ約\1万で内蔵メモリが32GB増強され64GBに。 A20シリーズと比べ、デジタルアンプS-MASTER HXの改良によるさらなる高音質化ヘッドホン出力UPDSD再生対応、ディスプレイサイズUP(2.2→3.1インチ)・画面タッチ操作対応など大幅に性能向上し、しかも価格はほぼ据置。 またA30シリーズより上位機種でもカラーバリエーションが5色と豊富に。 ノイズキャンセル対応の専用イヤホンも付属。 WM1/Z/Fシリーズと比べるとやや画面が小さいが解像度は同等。正直あまりデメリットは見つからないがA20シリーズと比べると、横幅が約10mm大きく、約30g重くなり携帯性がほんの少し悪化 ¥44,000

48,000
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NW-
F886

[32GB]

(販売終了
モデル)
Zシリーズほどでは無いが音質を追求した専用機ならではの高音質さとスマホライクなタッチパネル操作ならではの使いやすさを両立。 アンドロイドをベースに設計されており、高精細なディスプレイによるカバーアート表示WiFi機能も装備し、パソコンが無くてもハイレゾ音源等のインターネット購入・バージョンアップがやりやすい。 発売から2年以上経ち実売価格が低下し少しお買い得になったのでそれなりにおすすめ。 スマホほどでは無いが使い方によっては電池の消費が早い。 SD等の外部メモリ非対応。 NW-A16等Aシリーズの登場によって”手頃にハイレゾ対応”という本機ならではの存在意義が危ぶまれる。 販売終了モデルでもあるため販売当初より価格的に割高な場合あり ¥40,000

50,000
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NW-
ZX
100

[128GB]

(2015年
10/10
発売)
音楽再生に機能を絞った音質特化コンパクト設計により、可能な限りの低価格で超高音質を実現。 また、ZX1の弱点であった電池容量の改善とSD外部メモリ対応を実現。電池の持ちに関しては最上位機ZX2を越える性能。 Zシリーズとしては初ノイズキャンセリング機も装備。Zシリーズの中では音質・電池持ち・価格のベストバランスモデルでおすすめ。 コストダウンのためかZX1・ZX2と比べタッチパネル・アンドロイドOSWi-Fi機能が削除タッチパネルならではの直感操作・本体を直接ネット環境に接続した音源ダウンロード・ネットサーフィン・機器バージョンUPができなくなった。 しかし、パソコン接続により解決できるためそれほど不自由は無い ¥71,000

74,000
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NW-
ZX1

[128GB]

(販売終了
モデル)
音質を追求した専用機ならではの超高音質さとスマホライクなタッチパネル操作ならではの使いやすさを両立。 アンドロイドをベースに設計されており、高精細なディスプレイによるカバーアート表示WiFi機能も装備し、パソコンが無くてもハイレゾ音源等のインターネット購入・バージョンアップがやりやすい。 発売から2年以上経ち実売価格が低下し非常にお買い得になったのでコストパフォーマンス的にもおすすめ。 スマホほどでは無いが使い方によっては電池の消費が早い。 SD等の外部メモリ非対応。 NW-ZX2の登場によってフラッグシップ機ではなくなったので所有満足度は若干低下。 A/Fシリーズに装備されているノイズキャンセリング機能は無 ¥77,000

87,000
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NW-
ZX2

[128GB]

(販売終了
モデル)
ZX1の弱点であった電池容量の改善(約2倍)とSD外部メモリ対応を実現。ZX1よりさらに超高音質さを追求したフラッグシップ機。 アンドロイドをベースに設計されており、高精細なディスプレイによるカバーアート表示WiFi機能も装備し、パソコンが無くてもハイレゾ音源等のインターネット購入・バージョンアップがやりやすい。 高音質と電池持ちを求める人にはおすすめ。 発売から1年以上が経ち価格も少しずつ低下してきた。 価格相応の価値はありそうだが10万円を超える買い物なので購入の時には勇気が必要。 A/Fシリーズに装備されているノイズキャンセリング機能は無 ¥
110,000

130,000
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NW-
WM1A

[128GB]

(2016年
10/29
発売)
ZX2の弱点であったDSDネイティブ再生・バランス接続対応を実現。 さらにデジタルアンプS-MASTER HXの改良・基板レイアウト含む音響設計の見直しにより、さらに音質そのものの向上・ヘッドホン出力向上が実現されフラッグシップ機として進化。 DSEE-HXも進化し非ハイレゾ音源のさらなる音質向上を実現。 また、ZX2等従来のアンドロイドOSからSONYオリジナルのOSに変更となり、起動時間の短縮・操作性向上等より音楽再生に特化した機器となった。 価格相応の価値はありそうだが10万円を超える買い物なので購入の時には勇気が必要。 A/Fシリーズに装備されているノイズキャンセリング機能は無。 アンドロイドOS不採用の結果、WiFi非対応・アンドロイドアプリ非対応となった。 ¥
120,000

130,000
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ちなみに私KYOは、2013年に試しに”Fシリーズ”NW-F886を買い、DSEE-HXの威力を思い知りました。 そしてさらなる高音質化の欲が出たので2014年にZX1、2015年にZX2を立て続けに衝動買いしました(笑)。 しかし、いま検討されるのであれば”Fシリーズ”より安くてSDカードでメモリ増強可能な”Aシリーズ”が発売されてますので、

  • まずはハイレゾを体験してみたい → Aシリーズ(A36HN/A37HN)
  • より高音質にこだわる → NW-ZX100、NW-ZX2、NW-WM1A

と用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

ハイレゾウォークマンであれば、全モデルにDSEE-HXが搭載されており、DSEE-HXオン・オフの音質差を楽しむことができます。 ただ、各モデルごとにある程度ベースとなる音質に差があるため、DSEE-HXオン・オフの音質差の感じ方も微妙に変わります。 それもまたハイレゾウォークマン選びの醍醐味かもしれません(笑)。

ところでA36HN[32GB]A37HN[64GB]や、A26HN[32GB]A27HN[64GB]その差約¥10,000はどちらがいいのか非常に悩むところです。 一見、32(=64-32)GBのmicroSDが¥2,000以下で手に入る今、microSDで容量UPが可能と考えるとA36HN/A26HNで十分とも思えます。 現在一般流通しているmicroSDは128~256GBが最大容量ですが、ウォークマンとしては+128GBまでのmicroSDにしか対応していません。 よって、microSDで容量UPしたところでA36HN/A26HNは160GBが限界A37HN/A27HNは192GBが限界なのです。 32GBハイレゾだとアルバム約16枚分非圧縮のCDリッピングデータだとアルバム約50枚分に相当します。

また、SDカードによってメモリ容量UPを行った場合、内蔵メモリ・SDカードの両方を読み込むため、起動時に楽曲リストの読み込みにかかる時間が微妙に長くなります。

なので、できる限り多くの音楽を持ち出したい楽曲リストの読み込み時間が長くなるのはなるべく避けたいとの思いから私は、A37HN/A27HNの選択がおすすめと考えます。

 

DSEE-HXオン・オフの音質差ハイレゾ音源・非ハイレゾ音源の音質差に近いものがあります。 こちらハイレゾで失敗しないための5つの注意点と音質の違いが分かる方法の記事にハイレゾ音源・非ハイレゾ音源の音質差や聴き分ける方法についてまとめてみましたので、もしよろしければご参考にどうぞ。

 

ちなみに最新のハイレゾウォークマンNW-WM1シリーズでは機能の名前としては”DSEE-HX”のまま変更されていないものの、DSEE-HX機能の中身が以下の点で変更され、さらに進化しています(本内容はハイレゾウォークマン開発者の方に直接教えていただいた内容です)。

2016年最新ハイレゾウォークマンDSEE-HX進化の内容

  • アップスケーリング後の音質傾向を自分の好みで選択可能(スタンダード・女性ボーカル・男性ボーカル・パーカッション・ストリングの5タイプ)
  • 元ソースのサンプルレート(44.1kHz系/48kHz系)に応じた整数倍処理による音質向上
  • DSEE-HX機能を常時オンのままでもハイレゾソース再生時は自動で効果オフ
  • スペアナ画面追加により周波数軸上でのDSEE-HX効果(20kHz以上)が目で分かる

これら2016年10月発売の最新モデルも含めたハイレゾウォークマンラインナップ全ての徹底比較をこちら”知っておきたいハイレゾウォークマン最新おすすめ機種の選び方“の記事に、またフラッグシップモデルとしてシグネチャーシリーズと呼ばれる最新モデルNW-WM1A・NW-WM1Zは、はたして買うべきなのかをこちら”超高音質ハイレゾウォークマンWM1Aは買い?状況別おすすめ判断方法“の記事にまとめましたので、もしよろしければ合わせてご参考にどうぞ。icon

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    職業:カーオーディオの設計開発
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